出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法
【課題】 複数の商品についてポップ広告を作成することができる出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法を提供する。
【解決手段】 出力内容編集システム1は、ポップ広告用紙に出力する内容を編集するための出力内容編集システムであって、商品情報群記憶部19と第1入力部11とを備える。商品情報群記憶部19は、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第1入力部11には、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【解決手段】 出力内容編集システム1は、ポップ広告用紙に出力する内容を編集するための出力内容編集システムであって、商品情報群記憶部19と第1入力部11とを備える。商品情報群記憶部19は、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第1入力部11には、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、スーパーマーケットや商店などの店頭において商品紹介やセール内容などの広告を行うために、マーカを用いてその内容を用紙に手書きで記入しこれを店頭に表示するいわゆるポップ(POP;Point of Purchase)広告が広く用いられている。また、このようなポップ広告として用いられるポップ広告用紙に出力する内容を、コンピュータによって編集するようなシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−73770(第1−7図、第1−6頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来のシステムでは、1つの商品についてしかポップ広告を作成することができない。このため、複数の商品についてポップ広告を作成したい場合には、ポップ広告を作成することができない。例えば、商品の名称が同じで商品の規格が異なる複数の商品についてポップ広告を作成したい場合や、同じカテゴリーに入れられるが商品の名称が異なる複数の商品についてポップ広告を作成したい場合に、ポップ広告を作成することができない。
【0004】
したがって、本発明の目的は、複数の商品についてポップ広告を作成することができる出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1発明に係る出力内容編集システムは、ポップ広告用紙に出力する内容を編集するための出力内容編集システムであって、商品情報群記憶部と第1入力部とを備える。商品情報群記憶部は、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第1入力部には、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【0006】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
したがって、第1対応付け情報が入力されるので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【0007】
第2発明に係る出力内容編集システムは、第1発明の出力内容編集システムであって、表示部と第1対応付け記憶部とをさらに備える。表示部は、候補商品情報群を表示する。第1対応付け記憶部は、第1対応付け情報を記憶する。
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。表示部が、候補商品情報群を受け取ることができる。表示部が、候補商品情報群を表示する。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け記憶部が、第1対応付け情報を受け取ることができる。第1対応付け記憶部が、第1対応付け情報を記憶する。
【0008】
したがって、候補商品情報群を表示するので、第1入力部に第1対応付け情報が入力される際に、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。また、第1対応付け情報を記憶するので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができることができる。
第3発明に係る出力内容編集システムは、第1発明又は第2発明の出力内容編集システムであって、出力部をさらに備える。出力部は、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0009】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。出力部が、第1対応付け情報に基づいた情報を受け取ることができる。出力部が、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0010】
したがって、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第4発明に係る出力内容編集システムは、第1発明から第3発明のいずれかの出力内容編集システムであって、候補商品情報群における各商品の情報は、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含む。
【0011】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。候補商品情報群における各商品の情報が、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含む。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
【0012】
したがって、詳細な情報を考慮して、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。
第5発明に係る出力内容編集システムは、第3発明の出力内容編集システムであって、第2入力部と第2対応付け記憶部とをさらに備える。第2入力部には、第2対応付け情報が入力される。第2対応付け情報は、出力場所情報と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力場所情報は、ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である。第2対応付け記憶部は、第2対応付け情報を記憶する。出力部は、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0013】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。第2入力部に、第2対応付け情報が入力される。第2対応付け記憶部が、第2対応付け情報を受け取ることができる。第2対応付け記憶部が、第2対応付け情報を記憶する。出力部が、第1対応付け情報と第2対応付け情報とを受け取ることができる。出力部が、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0014】
したがって、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、レイアウトを考慮しながら複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第6発明に係る出力内容編集システムは、第3発明の出力内容編集システムであって、第3入力部と第3対応付け記憶部とをさらに備える。第3入力部には、第3対応付け情報が入力される。第3対応付け情報は、出力商品情報群における各商品の情報と共通出力情報とが対応づけられた情報である。共通出力情報は、出力商品情報群において共通に出力される情報であることを示す情報である。第3対応付け記憶部は、第3対応付け情報を記憶する。出力部は、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0015】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。第3入力部に、第3対応付け情報が入力される。第3対応付け記憶部が、第3対応付け情報を受け取ることができる。第3対応付け記憶部が、第3対応付け情報を記憶する。出力部が、第1対応付け情報と第3対応付け情報とを受け取ることができる。出力部が、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0016】
したがって、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、出力商品情報群をポップ広告用紙に出力するので、共通の情報が重複して出力されることを低減しながら、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第7発明に係る出力内容編集システムは、第5発明の出力内容編集システムであって、報知部をさらに備える。報知部は、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。出力商品数は、出力される商品の数である。
【0017】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。第2入力部に、第2対応付け情報が入力される。第1対応付け情報に基づいて、出力商品数が特定され得る。第2対応付け情報に基づいて、各商品の情報の出力される場所の数が特定され得る。各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断され得る。報知部が、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かの情報を受け取ることができる。報知部が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。
【0018】
したがって、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知するので、出力したい複数の商品の一部の情報が出力されない不具合を低減することができる。
第8発明に係る出力内容編集プログラムは、ポップ広告用紙に出力する内容をコンピュータに編集させるための出力内容編集プログラムであって、第1ステップと第2ステップとを備える。第1ステップでは、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第2ステップでは、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【0019】
この出力内容編集プログラムでは、第1ステップにおいて、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第2ステップにおいて、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
したがって、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【0020】
第9発明に係る出力内容編集方法は、ポップ広告用紙に出力する内容が編集される出力内容編集方法であって、第1ステップと第2ステップとを備える。第1ステップでは、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第2ステップでは、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【0021】
この出力内容編集方法では、第1ステップにおいて、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第2ステップにおいて、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
したがって、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【発明の効果】
【0022】
第1発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報が入力されるので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
第2発明に係る出力内容編集システムでは、候補商品情報群を表示するので、第1入力部に第1対応付け情報が入力される際に、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。また、第1対応付け情報を記憶するので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができることができる。
【0023】
第3発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第4発明に係る出力内容編集システムでは、詳細な情報を考慮して、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。
【0024】
第5発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、レイアウトを考慮しながら複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第6発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、出力商品情報群をポップ広告用紙に出力するので、共通の情報が重複して出力されることを低減しながら、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
【0025】
第7発明に係る出力内容編集システムでは、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知するので、出力したい複数の商品の一部の情報が出力されない不具合を低減することができる。
第8発明に係る出力内容編集プログラムでは、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【0026】
第9発明に係る出力内容編集方法では、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態にかかる出力内容編集システム1の構成図を示す。出力内容編集システム1は、ポップ広告用紙(図13の用紙311参照)に出力する内容を編集するためのシステムである。
<出力内容編集システム1の全体構成>
図1に示す出力内容編集システム1は、主として、出力内容編集装置10及びプリンタ30を備える。
【0028】
プリンタ30が、出力内容編集装置10から情報を受け取る。プリンタ30が、出力内容編集装置10から受け取った情報に基づいて、ポップ広告用紙に複数の商品の情報を出力する。
<出力内容編集装置10の構成>
図1に示す出力内容編集装置10は、主として、第1入力部11,第2入力部12,第3入力部13,第1対応付け記憶部15,第2対応付け記憶部16,第3対応付け記憶部17,商品情報群記憶部19,制御部21,特定部22,報知部23及び表示部24を備える。
【0029】
商品情報群記憶部19が、候補商品情報群(図5参照)を記憶している。ここで、候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。表示部24が、候補商品情報群(図5参照)を制御部21経由で商品情報群記憶部19から受け取る。表示部24が、候補商品情報群を表示する。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。ここで、出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。第1入力部11に、第1対応付け情報が入力される。ここで、第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図6参照)。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1入力部11から受け取る。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報を記憶する。
【0030】
第3入力部13に、第3対応付け情報が入力される。ここで、第3対応付け情報は、出力商品情報群における各商品の情報と共通出力情報とが対応づけられた情報である。共通出力情報は、候補商品情報群において共通に出力される情報であることを示す情報である(図8の共通出力情報欄173参照)。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報を制御部21経由で第3入力部13から受け取る。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報を記憶する。
【0031】
特定部22が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取る。特定部22が、第1対応付け情報に基づいて、出力商品数を特定する。ここで、出力商品数は、出力される商品の数である。
第2入力部12に、第2対応付け情報が入力される。ここで、第2対応付け情報は、出力場所情報と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図7参照)。出力場所情報は、ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である(図7のレイアウト欄162参照)。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2入力部12から受け取る。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報を記憶する。特定部22が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2対応付け記憶部16から受け取る。特定部22が、第2対応付け情報に基づいて、各商品の情報の出力される場所の数を特定する。
【0032】
制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とを特定部22から受け取る。制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かを判断する。報知部23が、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かの情報を制御部21から受け取る。報知部23が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと制御部21が判断する場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。具体的には、報知部23が、「このレイアウトは選択しているデータ件数がすべて表示できません。選択しますか?」という警告の情報を、表示部24へ渡し、表示部24に表示させる。第2対応付け情報の変更が必要な場合に、第2入力部12に、変更後の第2対応付け情報が入力される。第2対応付け記憶部16が、変更後の第2対応付け情報を制御部21経由で第2入力部12から受け取る。第2対応付け記憶部16が、変更後の第2対応付け情報を変更前の第2対応付け情報に対して上書きで記憶する。
【0033】
制御部21が、第1対応付け記憶部15から第1対応付け情報を受け取り、第2対応付け記憶部16から第2対応付け情報を受け取り、第3対応付け記憶部17から第3対応付け情報を受け取る。制御部21が、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とをプリンタ30へ渡す。
<プリンタ30の構成>
図1に示すプリンタ30は、主として、出力部31を備える。
【0034】
出力部31が、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とを、出力内容編集装置10から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するための印刷データを作成する。出力部31が、印刷データに基づき、複数の商品の情報をポップ広告用紙に印刷する。これにより、図13に示すような、ポップ広告が得られる。
【0035】
<候補商品情報群の構成>
図1に示す商品情報群記憶部19が記憶している候補商品情報群は、図5に示すように、主として、商品名欄191,メーカー名又は産地欄192,規格欄193及び売価欄194を備える。
商品名欄191には、商品の名前が記憶されている。メーカー名又は産地欄192には、商品の製造元であるメーカーの名前や商品の産地が記憶されている。規格欄193には、商品の規格が記憶されている。売価欄194には、商品の税込みの売価が記憶されている。これらの情報は、出力商品情報群の候補となる複数の商品の情報である。例えば、後述のように、商品A・商品B・商品C・商品Dの情報が1つの出力商品情報群として選択される。
【0036】
<第1対応付け情報の構成>
図1に示す第1対応付け記憶部15が記憶している第1対応付け情報は、図6に示すように、主として、商品名欄151,規格欄152,用紙識別情報欄153及び表示順欄154を備える。
商品名欄151には、商品の名前が記憶されている。規格欄152には、商品の規格が記憶されている。用紙識別情報欄153には、用紙識別情報が記憶されている。表示順欄154には、ポップ広告用紙における各商品の表示順が記憶されている。なお、1枚のポップ広告用紙に1つの商品しか対応づけられていない場合、表示順欄154に、1が記憶されることになる。
【0037】
図6に示す第1対応付け情報を参照することにより、どの商品が1枚のポップ広告用紙に対応づけられているかが把握される。例えば、図6に示す場合、商品A・商品B・商品C・商品Dが用紙Rに対応づけられており、商品Fの「235/40R 18」が用紙Sに対応づけられていることが分かる。また、ポップ広告用紙において表示される順番が把握される。例えば、図6に示す場合、用紙Rにおいて、商品A,商品B,商品C,商品Dの順番に表示され、用紙Sにおいて、商品Fの「235/40R 18」のみが表示されることが分かる。
【0038】
<第3対応付け情報の構成>
図1に示す第3対応付け記憶部17が記憶している第3対応付け情報は、図8に示すように、主として、用紙識別情報欄171,対象欄172及び共通出力情報欄173を備える。
用紙識別情報欄171には、用紙識別情報が記憶されている。対象欄172には、対象となる商品の情報(図5参照)が記憶されている。共通出力情報欄173には、共通出力情報が記憶されている。
【0039】
図8に示す第3対応付け情報を参照することにより、出力される各商品の情報のうち、どの情報を共通の情報としてポップ公告用紙に出力するのかが把握される。例えば、図8に示す場合、用紙Rにおいて、どの情報も共通の情報として出力されないことがわかる。
<第2対応付け情報の構成>
図1に示す第2対応付け記憶部16が記憶している第2対応付け情報は、図7に示すように、主として、用紙識別情報欄161及びレイアウト欄162を備える。
【0040】
用紙識別情報欄161には、用紙識別情報が記憶されている。レイアウト欄162には、レイアウト識別情報が記憶されている。ここで、レイアウト識別情報は、レイアウトを識別するための情報である。
図7に示す第2対応付け情報を参照することにより、各用紙のレイアウトが特定される。例えば、図7に示す場合、用紙RのレイアウトがレイアウトL1であり、用紙SのレイアウトがレイアウトL2であることが分かる。なお、レイアウト識別情報に対応するレイアウトは、図11に示すレイアウト一覧画面71で参照される。例えば、レイアウトL1は、レイアウト識別情報欄80に「レイアウトL1」と表示されている部分の上の表示ウインドウ79に表示されているレイアウトと対応している。レイアウトL2は、レイアウト識別情報欄80に「レイアウトL2」と表示されている部分の上の表示ウインドウ79に表示されているレイアウトと対応している。
【0041】
<出力内容編集装置10のハードウェア構成>
図1に示す出力内容編集装置10のハードウェア構成を図2に示す。
図2において、CPU140には、メモリ150と表示画面130とキーボード160とマウス190とハードディスク120とCD−ROMドライブ170とがBUSライン180を経由して接続されている。
【0042】
図2に示すCPU140は、図1に示す制御部21,特定部22,報知部23に対応する。
図2に示す表示画面130は、図1に示す表示部24に対応する。
図2に示すキーボード160とマウス190とは、図1に示す第1入力部11,第2入力部12及び第3入力部13に対応する。
【0043】
図2に示すハードディスク120は、図1に示す第1対応付け記憶部15,第2対応付け記憶部16,第3対応付け記憶部17及び商品情報群記憶部19に対応する。
図2に示すハードディスク120には、主として、第1対応付け情報121,第2対応付け情報122,第3対応付け情報123,候補商品情報群125,出力内容編集プログラム126及びOS127が記憶されている。出力内容編集プログラム126と候補商品情報群125とは、CD−ROMドライブ170を介してCD−ROM175からインストールされたものである。
【0044】
<出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れ>
図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを、図3,4に示すフローチャートを用いて説明する。図3,4では、1枚のポップ広告用紙に出力する内容を編集する場合について示されているが、複数のポップ広告用紙に出力する内容を編集する場合は図3,4に示す処理が繰り返されるものとする。
【0045】
図3に示すステップS1では、候補商品情報群が記憶される。すなわち、図2に示す出力内容編集プログラム126と候補商品情報群125とが、CD−ROMドライブ170(図2参照)を介してCD−ROM175(図2参照)からインストールされる。そして、図1に示す商品情報群記憶部19により、候補商品情報群(図5参照)が記憶される。ここで、候補商品情報群は、出力商品情報群の候補となる複数の商品の情報である。
【0046】
図3に示すステップS2では、第1対応付け情報が入力される。すなわち、図2に示す出力内容編集プログラム126が起動されて、図1に示す表示部24により、候補商品情報群(図5参照)が制御部21経由で商品情報群記憶部19から受け取られる。表示部24により、候補商品情報群が表示される(図9参照)。表示された候補商品情報群に基づいて、出力商品情報群に含められるべき商品の情報の行が選択される。ここで、出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。例えば、図9では、上から1行目〜4行目の商品が選択される。
【0047】
図1に示す第1入力部11に、第1対応付け情報が入力される。ここで、第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図6参照)。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である(図6の用紙識別情報欄153参照)。すなわち、図9に示す「データ編集画面」241でセットアイコン245が押されることにより、図10に示す「バンドル設定」画面251が表示される。「バンドル設定」画面251でセット行252のいずれか1以上の列のボックスがクリックされる。また、商品グループにおいて表示される順番が表示順列257に入力される。
【0048】
図3に示すステップS3では、共通に出力される情報があるか否かが判断される。すなわち、共通に出力される情報があると判断された場合、ステップS4へ進められ、共通に出力される情報がないと判断された場合、ステップS6へ進められる。
図3に示すステップS4では、第3対応付け情報が入力される。ここで、第3対応付け情報は、出力商品情報群における各商品の情報と共通出力情報とが対応づけられた情報である。共通出力情報は、候補商品情報群において共通に出力される情報であることを示す情報である(図8の共通出力情報欄173参照)。すなわち、図10に示す「バンドル設定」画面251で、セット行252のボックスのうち共通に出力されない情報の列のボックスのみがクリックされる。つまり、セット行252においてボックスがクリックされていない列の情報が、共通に出力される情報として指定される。
【0049】
図3に示すステップS5では、第1対応付け情報と第3対応付け情報とが記憶される。すなわち、図10に示す「バンドル設定」画面251で、登録ボタン256が押される。そして、第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1入力部11から受け取られる。第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が記憶される。第3対応付け記憶部17により、第3対応付け情報が制御部21経由で第3入力部13から受け取られる。第3対応付け記憶部17により、第3対応付け情報が記憶される(図3,図4に示す(1))。
【0050】
図3に示すステップS6では、第1対応付け情報が記憶される。すなわち、図10に示す「バンドル設定」画面251で、セット行252の全てのボックスがクリックされ、共通に出力される情報がないものとして指定される。「バンドル設定」画面251で、登録ボタン256が押される。そして、図1に示す第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1入力部11から受け取られる。第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が記憶される。なお、第3対応付け記憶部17には、空(NULL)の情報が第3対応付け情報として記憶されている(図3,図4に示す(1))。
【0051】
図4に示すステップS7では、出力商品数が特定される。すなわち、図1に示す特定部22により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取られる。特定部22により、第1対応付け情報に基づいて、出力商品数が特定される。ここで、出力商品数は、出力される商品の数である。例えば、図6に示すように、用紙Rに対して、出力商品数は4つであると特定される。
【0052】
図4に示すステップS8では、レイアウトが選択される。すなわち、図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを編集したい出力商品情報群又は商品が選択され、レイアウト一覧ボタン248が押されることにより、図11に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。
【0053】
図4に示すステップS9では、第2対応付け情報が入力される。ここで、第2対応付け情報は、出力場所情報と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図7参照)。出力場所情報は、ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である(図7のレイアウト欄162参照)。すなわち、図11に示すレイアウト一覧画面71においてレイアウトが選択された状態で実行ボタン77が押される。
【0054】
図4に示すステップS10では、第2対応付け情報が記憶される。すなわち、第2対応付け記憶部16により、第2対応付け情報が制御部21経由で第2入力部12から受け取られる。第2対応付け記憶部16により、第2対応付け情報が記憶される。
図4に示すステップS11では、各商品の情報の出力される場所の数が特定される。すなわち、制御部21により、第2対応付け記憶部16が参照され、ポップ広告用紙に出力される商品に対応したレイアウト識別情報(例えば、「レイアウトL1」)が取得される。制御部21により、レイアウト識別情報とレイアウトデータベース(図示せず)とに基づいて、レイアウトが特定される。制御部21により、レイアウトに基づいて、各商品の情報ごとに出力される場所の数が特定される。例えば、図7,図11に示すように、用紙Rに対して、出力される場所の数は4つである。
【0055】
図4に示すステップS12では、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。すなわち、制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とが特定部22から受け取られる。制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断された場合、ステップS13へ進められ、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多くないと判断された場合、ステップS16へ進められる。
【0056】
図4に示すステップS13では、報知処理が行われる。すなわち、図1に示す報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報が制御部21から受け取られる。報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報に基づいて、出力場所情報の変更に関する情報が報知される。具体的には、報知部23により、「このレイアウトは選択しているデータ件数がすべて表示できません。選択しますか?」という警告の情報が、表示部24へ渡され、表示部24に表示される。
【0057】
図4に示すステップS14では、第2対応付け情報の変更が必要であるか否かが判断される。第2対応付け情報の変更が必要であると判断された場合、ステップS15へ進められ、第2対応付け情報の変更が必要でないと判断された場合、ステップS16へ進められる。
図4に示すステップS15では、変更処理が行われる。すなわち、図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを変更したい商品が選択され、レイアウト一覧ボタン248が押されることにより、図11に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。レイアウト一覧画面71で実行ボタン77が押されることにより、第2入力部12に、変更後の第2対応付け情報が入力される。第2対応付け記憶部16により、変更後の第2対応付け情報が制御部21経由で第2入力部12から受け取られる。第2対応付け記憶部16により、変更後の第2対応付け情報が変更前の第2対応付け情報に対して上書きで記憶される。
【0058】
図4に示すステップS16では、出力が行われる。図1に示す制御部21により、第1対応付け記憶部15から第1対応付け情報が受け取られ、第2対応付け記憶部16から第2対応付け情報が受け取られ、第3対応付け記憶部17から第3対応付け情報が受け取られる。プリンタ30の出力部31により、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とが、出力内容編集装置10から受け取られる。出力部31により、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するための印刷データが作成される。出力部31により、印刷データに基づき、複数の商品の情報がポップ広告用紙に印刷される。これにより、図13に示すような、ポップ広告が得られる。
【0059】
<出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面130の動作>
図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面130の動作を、図9〜図12に示す概念図を用いて説明する。
図2に示すキーボード160とマウス190とに出力内容編集プログラム126の起動命令が入力されると、出力内容編集プログラム126が起動され、初期画面(図示せず)が図2に示す表示画面130に表示される。初期画面(図示せず)でデータ編集の命令が選択されると、図9に示す「データ編集画面」241が表示される。
【0060】
「データ編集画面」241では、商品情報欄242に候補商品情報群が表示されている。商品情報欄242では、選択されたセルが四角の枠で示されている。選択されたセルの情報は、入力欄244にも表示されている。入力欄244では、選択されたセルの情報が編集可能である。一方、レイアウトが設定されていないので、レイアウト表示欄243には何も表示されない。
【0061】
「データ編集画面」241で、候補商品情報群において出力商品情報群として選択したい商品の情報の行のいずれかのセルが選択され、個別選択ボタン249が押される。これにより、候補商品情報群において出力商品情報群として選択したい商品の情報の行が選択されハイライト表示された状態になる。例えば、図9では、上から1行目〜4行目の商品が選択される。
【0062】
図9に示す「データ編集画面」241でセットアイコン245が押されることにより、図10に示す「バンドル設定」画面251が表示される。「バンドル設定」画面251でセット行252のいずれか1以上のボックスがクリックされる。ここで、セット行252においてボックスがクリックされていない列の情報が、共通に出力される情報として指定されることになる。共通に出力される情報がない場合、セット行252の全てのボックスがクリックされる。例えば、図10に示す場合、商品Aにおいて、「規格」・「商品名」・「メーカー名又は産地」・「売価」のいずれも共通に出力される情報として指定されない。また、出力商品情報群において表示される順番が表示順列257に入力される。例えば、図10に示す場合、商品A・商品B・商品C・商品Dの出力商品情報群において、商品A、商品B、商品C、商品Dの順番に表示されるように入力されている。
【0063】
図10に示す「バンドル設定」画面251で、登録ボタン256が押される。そして、第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1入力部11から受け取られる。第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が記憶される。
図10に示す「バンドル設定」画面251で、終了ボタン254が押されることにより、図12に示す「データ編集画面」241に戻される。図12では、商品情報欄242において、出力商品情報群における複数の商品が1行で表示されている。ここで、1番左のセルに出力商品情報群であることを示す「セ」が表示されている。レイアウトの設定が行われていないので、図12に示されていないが、レイアウト列のセルは空欄となっており、レイアウト表示欄243には何も表示されない。図12では、商品A・商品B・商品C・商品Dの出力商品情報群の規格列のセルが選択されており、「商品A@商品B@商品C@商品D」が入力欄244に表示されている。このように、商品情報欄242において、出力商品情報群における商品の情報は、共通に出力される情報として指定されていないものが並列的に表示され、共通に出力される情報として指定されたものが1つだけ表示される。
【0064】
図12に示す「データ編集画面」241で、1枚のポップ公告用紙に出力したい商品の情報の行のいずれかのセルが選択され、個別選択ボタン249が押される。これにより、用紙を設定したい商品が選択されハイライト表示された状態になる。例えば、図12では、上から1行目の出力商品情報群が選択される。
図12に示す「データ編集画面」241で用紙アイコン261が押されることにより、用紙の設定の画面(図示せず)が表示される。そして、用紙の設定が行われ、図12に示す「データ編集画面」241へ戻される。
【0065】
図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを編集したい商品の情報の行のいずれかのセルが選択され、個別選択ボタン249が押される。これにより、レイアウトを設定したい出力商品情報群又は商品が選択されハイライト表示された状態になる。例えば、図12では、上から1行目の出力商品情報群が選択される。
図12に示す「データ編集画面」241でレイアウト一覧ボタン248が押されることにより、図11に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71では、表示ウインドウ79に候補となるレイアウトが表示され、レイアウト識別情報欄80にレイアウトと対応したレイアウト識別情報が表示される。レイアウト一覧画面71で、レイアウトの設定が中止される場合、取消ボタン72が押され、図12に示す「データ編集画面」241に戻される。
【0066】
図11に示すレイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。例えば、商品A・商品B・商品C・商品Dの出力商品情報群については、「レイアウトL1」と表示されている部分の上の表示ウインドウ79がクリックされる。レイアウト一覧画面71においてレイアウトが選択された状態で実行ボタン77が押される。そして、実行ボタン77が押されたことにより、図12に示す「データ編集画面」241に戻される。
【0067】
「データ編集画面」241では、レイアウトが設定されたので、レイアウト識別情報「レイアウトL1」がレイアウト列のセルに表示されている。また、レイアウト表示欄243には、出力商品情報群における各商品の情報が組み込まれた形でレイアウトが表示される。
「データ編集画面」241では、印刷ボタン246が押されることにより、複数の商品の情報がポップ広告用紙に出力される(図13参照)。
【0068】
<出力内容編集システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。
【0069】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)が入力されるので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることが可能である。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することが可能である。
(2)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。表示部24が、候補商品情報群を制御部21経由で商品情報群記憶部19から受け取る。表示部24が、候補商品情報群を表示する。表示部24が表示した候補商品情報群に基づいて、候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1入力部11から受け取る。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報(図6参照)を記憶する。
【0070】
したがって、候補商品情報群を表示するので、第1入力部11に第1対応付け情報が入力される際に、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することが可能である。また、第1対応付け情報を記憶するので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることが可能である。
(3)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。出力部31が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0071】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。
(4)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。候補商品情報群における各商品の情報が、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格及び各商品の売価を含む(図5参照)。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。
【0072】
したがって、詳細な情報を考慮して、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することが可能である。
(5)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。第2入力部12に、第2対応付け情報(図7参照)が入力される。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2入力部12から受け取る。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報(図7参照)を記憶する。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取り、第2対応付け情報(図7参照)を制御部21経由で第2対応付け記憶部16から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)と第2対応付け情報(図7参照)とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0073】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)と第2対応付け情報(図7参照)とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、レイアウトを考慮しながら複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。
(6)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。第3入力部13に、第3対応付け情報(図8参照)が入力される。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報を制御部21経由で第3対応付け記憶部17から受け取る。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報(図8参照)を記憶する。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取り、第3対応付け情報(図8参照)を制御部21経由で第3対応付け記憶部17から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)と第3対応付け情報(図8参照)とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0074】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)と第3対応付け情報(図8参照)とに基づいて、出力商品情報群をポップ広告用紙に出力するので、共通の情報が重複して出力されることを低減しながら、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。
(7)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。第2入力部12に、第2対応付け情報(図7参照)が入力される。特定部22が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取る。特定部22が、第1対応付け情報に基づいて、出力商品数を特定する。特定部22が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2対応付け記憶部16から受け取る。特定部22が、第2対応付け情報に基づいて、各商品の情報の出力される場所の数を特定する。制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とを特定部22から受け取る。制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かを判断する。報知部23が、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かの情報を制御部21から受け取る。報知部23が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと制御部21が判断する場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。
【0075】
したがって、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと制御部21が判断する場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知部23が報知するので、出力したい複数の商品の一部の情報が出力されない不具合を低減することができる。
<第1実施形態の変形例>
(A)図3に示すステップS2〜ステップS6において、複数の出力商品情報群が設定されてもよい。この場合、ステップS5及びステップS6の後に、別の出力商品情報群を設定する必要があるか否かが判断されるステップが入る。このステップにおいて、別の出力商品情報群を設定する必要があると判断された場合、ステップS2へ進められ、別の出力商品情報群を設定する必要がないと判断された場合、ステップS7(図3,図4に示す(1))へ進められる。
【0076】
複数の出力商品情報群が同じ用紙に対応づけられるように、第1対応付け情報が第1入力部11(図1参照)に入力されてもよい。あるいは、出力商品情報群に属さない1以上の商品と1以上の出力商品情報群とが同じ用紙に対応づけられるように、第1対応付け情報が第1入力部11(図1参照)に入力されてもよい。例えば、図6に示す第1対応付け情報において、商品A・商品B・商品C・商品D(出力商品情報群)と商品F(出力商品情報群に属さない商品)との用紙識別情報欄153に、ともに、「用紙R」と記憶されていてもよい。
【0077】
なお、出力商品情報群を構成する商品の数は、2以上の数のいくつであってもよい。
(B)各商品の情報の出力される場所の数は、図1に示す特定部22が特定する代わりに、制御部21が特定してもよい。また、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かは、制御部21が判断する代わりに、判断部(図示せず)が判断してもよい。
【0078】
(C)図5に示す候補商品情報群における各商品の情報は、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含んでいてもよい。すなわち、図5において、各商品の表示順の欄がさらに設けられていてもよい。この場合、図6に示す第1対応付け情報において、表示順欄154はなくてもよい。また、図3に示すステップS2において、図10に示す「バンドル設定」画面251で、商品グループにおいて表示される順番が表示順列257に入力されなくてもよい。
【0079】
図5に示す候補商品情報群における各商品の情報は、CD−ROM175からインストールされたものである代わりに、図9に示す「データ編集画面」241の入力欄244を介して入力されたものであってもよい。
(D)図4に示すステップS14では、第2対応付け情報の変更が必要でないと判断された場合、出力される場所の数が出力商品数に対して足りなくても、出力される場所の数に対応する出力商品情報群又は商品の情報のみが出力されるようになっている。その代わりに、出力される場所の数が出力商品数に対して足りない場合は、必ず別のレイアウトを選択させるようになっていてもよい。
【0080】
この場合、図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れが、図14,15に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図14,15において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図15に示すステップS101では、各商品の情報の出力される場所の数が特定される。すなわち、図11に示すレイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされたことにより、制御部21により、ポップ広告用紙に出力される商品に対応したレイアウト識別情報が取得される。制御部21により、レイアウト識別情報に基づいて、レイアウトが特定される。制御部21により、レイアウトに基づいて、各商品の情報ごとに出力される場所の数が特定される。
【0081】
図15に示すステップS102では、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。すなわち、制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とが特定部22から受け取られる。制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断された場合、ステップS103へ進められ、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多くないと判断された場合、ステップS9へ進められる。
【0082】
図15に示すステップS103では、報知処理が行われる。すなわち、図1に示す報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報が制御部21から受け取られる。報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報に基づいて、出力場所情報の変更に関する情報が報知される。具体的には、報知部23により、「このレイアウトは選択しているデータ件数がすべて表示できないため選択できません。」という警告の情報が、表示部24へ渡され、表示部24に表示される。
【0083】
(E)図4に示すステップS12では、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断されている。その代わりに、レイアウトが選択される際に、出力される場所の数が出力商品数以上であるレイアウトのみが表示されるようになっていてもよい。
この場合、図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れが、図16,17に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図16,17において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
【0084】
図17に示すステップS201では、レイアウトが選択される。すなわち、図1に示す制御部21により、出力商品数の情報が特定部22から受け取られる。図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを編集したい商品が選択され、レイアウト一覧ボタン248が押されることにより、レイアウトデータベース(図示せず)が参照される。図1に示す制御部21により、レイアウトデータベース(図示せず)のレイアウトのうち、出力される場所の数が出力商品数以上であるレイアウトのみが取得され表示部24に渡される。表示部24により、図18に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。
【0085】
なお、図18に示すレイアウト一覧画面71では、出力商品数が2つである場合の例が示されており、出力される場所の数が2つのレイアウトのみが表示されているが、出力される場所の数が3つ以上のレイアウトが表示されてもよい。すなわち、出力される場所の数が出力商品数よりも多いレイアウトがさらに表示されてもよい。
(F)図1に示す出力内容編集装置10の制御部21からプリンタ30の出力部31へ渡されるのは、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とである代わりに、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて生成された印刷データであってもよい。この場合、プリンタ30の出力部31は、制御部21から受け取った印刷データに基づいて、複数の商品の情報をポップ広告用紙に印刷することになる。したがって、プリンタ30の出力部31の構造を簡略化することができる。
【産業上の利用可能性】
【0086】
本発明にかかる出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法は、複数の商品についてポップ広告を作成することができるという効果を有し、出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】本発明の第1実施形態による出力内容編集システムの構成図。
【図2】本発明の第1実施形態による出力内容編集システムのハードウェア構成図。
【図3】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート。
【図4】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート。
【図5】候補商品情報群の構成を示す概念図。
【図6】第1対応付け情報の構成を示す概念図。
【図7】第2対応付け情報の構成を示す概念図。
【図8】第3対応付け情報の構成を示す概念図。
【図9】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図10】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図11】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図12】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図13】ポップ広告用紙を示す概念図。
【図14】出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図15】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図16】出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図17】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図18】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図(変形例)。
【符号の説明】
【0088】
1 出力内容編集システム
10 出力内容編集装置
30 プリンタ
【技術分野】
【0001】
本発明は、出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、スーパーマーケットや商店などの店頭において商品紹介やセール内容などの広告を行うために、マーカを用いてその内容を用紙に手書きで記入しこれを店頭に表示するいわゆるポップ(POP;Point of Purchase)広告が広く用いられている。また、このようなポップ広告として用いられるポップ広告用紙に出力する内容を、コンピュータによって編集するようなシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−73770(第1−7図、第1−6頁)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来のシステムでは、1つの商品についてしかポップ広告を作成することができない。このため、複数の商品についてポップ広告を作成したい場合には、ポップ広告を作成することができない。例えば、商品の名称が同じで商品の規格が異なる複数の商品についてポップ広告を作成したい場合や、同じカテゴリーに入れられるが商品の名称が異なる複数の商品についてポップ広告を作成したい場合に、ポップ広告を作成することができない。
【0004】
したがって、本発明の目的は、複数の商品についてポップ広告を作成することができる出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1発明に係る出力内容編集システムは、ポップ広告用紙に出力する内容を編集するための出力内容編集システムであって、商品情報群記憶部と第1入力部とを備える。商品情報群記憶部は、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第1入力部には、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【0006】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
したがって、第1対応付け情報が入力されるので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【0007】
第2発明に係る出力内容編集システムは、第1発明の出力内容編集システムであって、表示部と第1対応付け記憶部とをさらに備える。表示部は、候補商品情報群を表示する。第1対応付け記憶部は、第1対応付け情報を記憶する。
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。表示部が、候補商品情報群を受け取ることができる。表示部が、候補商品情報群を表示する。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け記憶部が、第1対応付け情報を受け取ることができる。第1対応付け記憶部が、第1対応付け情報を記憶する。
【0008】
したがって、候補商品情報群を表示するので、第1入力部に第1対応付け情報が入力される際に、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。また、第1対応付け情報を記憶するので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができることができる。
第3発明に係る出力内容編集システムは、第1発明又は第2発明の出力内容編集システムであって、出力部をさらに備える。出力部は、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0009】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。出力部が、第1対応付け情報に基づいた情報を受け取ることができる。出力部が、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0010】
したがって、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第4発明に係る出力内容編集システムは、第1発明から第3発明のいずれかの出力内容編集システムであって、候補商品情報群における各商品の情報は、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含む。
【0011】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。候補商品情報群における各商品の情報が、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含む。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
【0012】
したがって、詳細な情報を考慮して、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。
第5発明に係る出力内容編集システムは、第3発明の出力内容編集システムであって、第2入力部と第2対応付け記憶部とをさらに備える。第2入力部には、第2対応付け情報が入力される。第2対応付け情報は、出力場所情報と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力場所情報は、ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である。第2対応付け記憶部は、第2対応付け情報を記憶する。出力部は、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0013】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。第2入力部に、第2対応付け情報が入力される。第2対応付け記憶部が、第2対応付け情報を受け取ることができる。第2対応付け記憶部が、第2対応付け情報を記憶する。出力部が、第1対応付け情報と第2対応付け情報とを受け取ることができる。出力部が、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0014】
したがって、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、レイアウトを考慮しながら複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第6発明に係る出力内容編集システムは、第3発明の出力内容編集システムであって、第3入力部と第3対応付け記憶部とをさらに備える。第3入力部には、第3対応付け情報が入力される。第3対応付け情報は、出力商品情報群における各商品の情報と共通出力情報とが対応づけられた情報である。共通出力情報は、出力商品情報群において共通に出力される情報であることを示す情報である。第3対応付け記憶部は、第3対応付け情報を記憶する。出力部は、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0015】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。第3入力部に、第3対応付け情報が入力される。第3対応付け記憶部が、第3対応付け情報を受け取ることができる。第3対応付け記憶部が、第3対応付け情報を記憶する。出力部が、第1対応付け情報と第3対応付け情報とを受け取ることができる。出力部が、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0016】
したがって、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、出力商品情報群をポップ広告用紙に出力するので、共通の情報が重複して出力されることを低減しながら、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第7発明に係る出力内容編集システムは、第5発明の出力内容編集システムであって、報知部をさらに備える。報知部は、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。出力商品数は、出力される商品の数である。
【0017】
この出力内容編集システムでは、商品情報群記憶部が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第1入力部に、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。第2入力部に、第2対応付け情報が入力される。第1対応付け情報に基づいて、出力商品数が特定され得る。第2対応付け情報に基づいて、各商品の情報の出力される場所の数が特定され得る。各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断され得る。報知部が、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かの情報を受け取ることができる。報知部が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。
【0018】
したがって、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知するので、出力したい複数の商品の一部の情報が出力されない不具合を低減することができる。
第8発明に係る出力内容編集プログラムは、ポップ広告用紙に出力する内容をコンピュータに編集させるための出力内容編集プログラムであって、第1ステップと第2ステップとを備える。第1ステップでは、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第2ステップでは、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【0019】
この出力内容編集プログラムでは、第1ステップにおいて、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第2ステップにおいて、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
したがって、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【0020】
第9発明に係る出力内容編集方法は、ポップ広告用紙に出力する内容が編集される出力内容編集方法であって、第1ステップと第2ステップとを備える。第1ステップでは、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。第2ステップでは、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である。出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。
【0021】
この出力内容編集方法では、第1ステップにおいて、候補商品情報群が記憶される。候補商品情報群が表示され得る。候補商品情報群から出力商品情報群が選択され得る。第2ステップにおいて、第1対応付け情報が入力される。第1対応付け情報が記憶され得る。
したがって、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【発明の効果】
【0022】
第1発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報が入力されるので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
第2発明に係る出力内容編集システムでは、候補商品情報群を表示するので、第1入力部に第1対応付け情報が入力される際に、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。また、第1対応付け情報を記憶するので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができることができる。
【0023】
第3発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第4発明に係る出力内容編集システムでは、詳細な情報を考慮して、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することができる。
【0024】
第5発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報と第2対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、レイアウトを考慮しながら複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
第6発明に係る出力内容編集システムでは、第1対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、出力商品情報群をポップ広告用紙に出力するので、共通の情報が重複して出力されることを低減しながら、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。
【0025】
第7発明に係る出力内容編集システムでは、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断される場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知するので、出力したい複数の商品の一部の情報が出力されない不具合を低減することができる。
第8発明に係る出力内容編集プログラムでは、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【0026】
第9発明に係る出力内容編集方法では、第1対応付け情報を記憶しているので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることができる。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することができる。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態にかかる出力内容編集システム1の構成図を示す。出力内容編集システム1は、ポップ広告用紙(図13の用紙311参照)に出力する内容を編集するためのシステムである。
<出力内容編集システム1の全体構成>
図1に示す出力内容編集システム1は、主として、出力内容編集装置10及びプリンタ30を備える。
【0028】
プリンタ30が、出力内容編集装置10から情報を受け取る。プリンタ30が、出力内容編集装置10から受け取った情報に基づいて、ポップ広告用紙に複数の商品の情報を出力する。
<出力内容編集装置10の構成>
図1に示す出力内容編集装置10は、主として、第1入力部11,第2入力部12,第3入力部13,第1対応付け記憶部15,第2対応付け記憶部16,第3対応付け記憶部17,商品情報群記憶部19,制御部21,特定部22,報知部23及び表示部24を備える。
【0029】
商品情報群記憶部19が、候補商品情報群(図5参照)を記憶している。ここで、候補商品情報群は、ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である。表示部24が、候補商品情報群(図5参照)を制御部21経由で商品情報群記憶部19から受け取る。表示部24が、候補商品情報群を表示する。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。ここで、出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。第1入力部11に、第1対応付け情報が入力される。ここで、第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図6参照)。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1入力部11から受け取る。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報を記憶する。
【0030】
第3入力部13に、第3対応付け情報が入力される。ここで、第3対応付け情報は、出力商品情報群における各商品の情報と共通出力情報とが対応づけられた情報である。共通出力情報は、候補商品情報群において共通に出力される情報であることを示す情報である(図8の共通出力情報欄173参照)。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報を制御部21経由で第3入力部13から受け取る。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報を記憶する。
【0031】
特定部22が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取る。特定部22が、第1対応付け情報に基づいて、出力商品数を特定する。ここで、出力商品数は、出力される商品の数である。
第2入力部12に、第2対応付け情報が入力される。ここで、第2対応付け情報は、出力場所情報と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図7参照)。出力場所情報は、ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である(図7のレイアウト欄162参照)。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2入力部12から受け取る。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報を記憶する。特定部22が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2対応付け記憶部16から受け取る。特定部22が、第2対応付け情報に基づいて、各商品の情報の出力される場所の数を特定する。
【0032】
制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とを特定部22から受け取る。制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かを判断する。報知部23が、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かの情報を制御部21から受け取る。報知部23が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと制御部21が判断する場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。具体的には、報知部23が、「このレイアウトは選択しているデータ件数がすべて表示できません。選択しますか?」という警告の情報を、表示部24へ渡し、表示部24に表示させる。第2対応付け情報の変更が必要な場合に、第2入力部12に、変更後の第2対応付け情報が入力される。第2対応付け記憶部16が、変更後の第2対応付け情報を制御部21経由で第2入力部12から受け取る。第2対応付け記憶部16が、変更後の第2対応付け情報を変更前の第2対応付け情報に対して上書きで記憶する。
【0033】
制御部21が、第1対応付け記憶部15から第1対応付け情報を受け取り、第2対応付け記憶部16から第2対応付け情報を受け取り、第3対応付け記憶部17から第3対応付け情報を受け取る。制御部21が、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とをプリンタ30へ渡す。
<プリンタ30の構成>
図1に示すプリンタ30は、主として、出力部31を備える。
【0034】
出力部31が、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とを、出力内容編集装置10から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するための印刷データを作成する。出力部31が、印刷データに基づき、複数の商品の情報をポップ広告用紙に印刷する。これにより、図13に示すような、ポップ広告が得られる。
【0035】
<候補商品情報群の構成>
図1に示す商品情報群記憶部19が記憶している候補商品情報群は、図5に示すように、主として、商品名欄191,メーカー名又は産地欄192,規格欄193及び売価欄194を備える。
商品名欄191には、商品の名前が記憶されている。メーカー名又は産地欄192には、商品の製造元であるメーカーの名前や商品の産地が記憶されている。規格欄193には、商品の規格が記憶されている。売価欄194には、商品の税込みの売価が記憶されている。これらの情報は、出力商品情報群の候補となる複数の商品の情報である。例えば、後述のように、商品A・商品B・商品C・商品Dの情報が1つの出力商品情報群として選択される。
【0036】
<第1対応付け情報の構成>
図1に示す第1対応付け記憶部15が記憶している第1対応付け情報は、図6に示すように、主として、商品名欄151,規格欄152,用紙識別情報欄153及び表示順欄154を備える。
商品名欄151には、商品の名前が記憶されている。規格欄152には、商品の規格が記憶されている。用紙識別情報欄153には、用紙識別情報が記憶されている。表示順欄154には、ポップ広告用紙における各商品の表示順が記憶されている。なお、1枚のポップ広告用紙に1つの商品しか対応づけられていない場合、表示順欄154に、1が記憶されることになる。
【0037】
図6に示す第1対応付け情報を参照することにより、どの商品が1枚のポップ広告用紙に対応づけられているかが把握される。例えば、図6に示す場合、商品A・商品B・商品C・商品Dが用紙Rに対応づけられており、商品Fの「235/40R 18」が用紙Sに対応づけられていることが分かる。また、ポップ広告用紙において表示される順番が把握される。例えば、図6に示す場合、用紙Rにおいて、商品A,商品B,商品C,商品Dの順番に表示され、用紙Sにおいて、商品Fの「235/40R 18」のみが表示されることが分かる。
【0038】
<第3対応付け情報の構成>
図1に示す第3対応付け記憶部17が記憶している第3対応付け情報は、図8に示すように、主として、用紙識別情報欄171,対象欄172及び共通出力情報欄173を備える。
用紙識別情報欄171には、用紙識別情報が記憶されている。対象欄172には、対象となる商品の情報(図5参照)が記憶されている。共通出力情報欄173には、共通出力情報が記憶されている。
【0039】
図8に示す第3対応付け情報を参照することにより、出力される各商品の情報のうち、どの情報を共通の情報としてポップ公告用紙に出力するのかが把握される。例えば、図8に示す場合、用紙Rにおいて、どの情報も共通の情報として出力されないことがわかる。
<第2対応付け情報の構成>
図1に示す第2対応付け記憶部16が記憶している第2対応付け情報は、図7に示すように、主として、用紙識別情報欄161及びレイアウト欄162を備える。
【0040】
用紙識別情報欄161には、用紙識別情報が記憶されている。レイアウト欄162には、レイアウト識別情報が記憶されている。ここで、レイアウト識別情報は、レイアウトを識別するための情報である。
図7に示す第2対応付け情報を参照することにより、各用紙のレイアウトが特定される。例えば、図7に示す場合、用紙RのレイアウトがレイアウトL1であり、用紙SのレイアウトがレイアウトL2であることが分かる。なお、レイアウト識別情報に対応するレイアウトは、図11に示すレイアウト一覧画面71で参照される。例えば、レイアウトL1は、レイアウト識別情報欄80に「レイアウトL1」と表示されている部分の上の表示ウインドウ79に表示されているレイアウトと対応している。レイアウトL2は、レイアウト識別情報欄80に「レイアウトL2」と表示されている部分の上の表示ウインドウ79に表示されているレイアウトと対応している。
【0041】
<出力内容編集装置10のハードウェア構成>
図1に示す出力内容編集装置10のハードウェア構成を図2に示す。
図2において、CPU140には、メモリ150と表示画面130とキーボード160とマウス190とハードディスク120とCD−ROMドライブ170とがBUSライン180を経由して接続されている。
【0042】
図2に示すCPU140は、図1に示す制御部21,特定部22,報知部23に対応する。
図2に示す表示画面130は、図1に示す表示部24に対応する。
図2に示すキーボード160とマウス190とは、図1に示す第1入力部11,第2入力部12及び第3入力部13に対応する。
【0043】
図2に示すハードディスク120は、図1に示す第1対応付け記憶部15,第2対応付け記憶部16,第3対応付け記憶部17及び商品情報群記憶部19に対応する。
図2に示すハードディスク120には、主として、第1対応付け情報121,第2対応付け情報122,第3対応付け情報123,候補商品情報群125,出力内容編集プログラム126及びOS127が記憶されている。出力内容編集プログラム126と候補商品情報群125とは、CD−ROMドライブ170を介してCD−ROM175からインストールされたものである。
【0044】
<出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れ>
図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを、図3,4に示すフローチャートを用いて説明する。図3,4では、1枚のポップ広告用紙に出力する内容を編集する場合について示されているが、複数のポップ広告用紙に出力する内容を編集する場合は図3,4に示す処理が繰り返されるものとする。
【0045】
図3に示すステップS1では、候補商品情報群が記憶される。すなわち、図2に示す出力内容編集プログラム126と候補商品情報群125とが、CD−ROMドライブ170(図2参照)を介してCD−ROM175(図2参照)からインストールされる。そして、図1に示す商品情報群記憶部19により、候補商品情報群(図5参照)が記憶される。ここで、候補商品情報群は、出力商品情報群の候補となる複数の商品の情報である。
【0046】
図3に示すステップS2では、第1対応付け情報が入力される。すなわち、図2に示す出力内容編集プログラム126が起動されて、図1に示す表示部24により、候補商品情報群(図5参照)が制御部21経由で商品情報群記憶部19から受け取られる。表示部24により、候補商品情報群が表示される(図9参照)。表示された候補商品情報群に基づいて、出力商品情報群に含められるべき商品の情報の行が選択される。ここで、出力商品情報群は、候補商品情報群における2以上の商品の情報である。例えば、図9では、上から1行目〜4行目の商品が選択される。
【0047】
図1に示す第1入力部11に、第1対応付け情報が入力される。ここで、第1対応付け情報は、出力商品情報群と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図6参照)。用紙識別情報は、ポップ広告用紙を識別するための情報である(図6の用紙識別情報欄153参照)。すなわち、図9に示す「データ編集画面」241でセットアイコン245が押されることにより、図10に示す「バンドル設定」画面251が表示される。「バンドル設定」画面251でセット行252のいずれか1以上の列のボックスがクリックされる。また、商品グループにおいて表示される順番が表示順列257に入力される。
【0048】
図3に示すステップS3では、共通に出力される情報があるか否かが判断される。すなわち、共通に出力される情報があると判断された場合、ステップS4へ進められ、共通に出力される情報がないと判断された場合、ステップS6へ進められる。
図3に示すステップS4では、第3対応付け情報が入力される。ここで、第3対応付け情報は、出力商品情報群における各商品の情報と共通出力情報とが対応づけられた情報である。共通出力情報は、候補商品情報群において共通に出力される情報であることを示す情報である(図8の共通出力情報欄173参照)。すなわち、図10に示す「バンドル設定」画面251で、セット行252のボックスのうち共通に出力されない情報の列のボックスのみがクリックされる。つまり、セット行252においてボックスがクリックされていない列の情報が、共通に出力される情報として指定される。
【0049】
図3に示すステップS5では、第1対応付け情報と第3対応付け情報とが記憶される。すなわち、図10に示す「バンドル設定」画面251で、登録ボタン256が押される。そして、第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1入力部11から受け取られる。第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が記憶される。第3対応付け記憶部17により、第3対応付け情報が制御部21経由で第3入力部13から受け取られる。第3対応付け記憶部17により、第3対応付け情報が記憶される(図3,図4に示す(1))。
【0050】
図3に示すステップS6では、第1対応付け情報が記憶される。すなわち、図10に示す「バンドル設定」画面251で、セット行252の全てのボックスがクリックされ、共通に出力される情報がないものとして指定される。「バンドル設定」画面251で、登録ボタン256が押される。そして、図1に示す第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1入力部11から受け取られる。第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が記憶される。なお、第3対応付け記憶部17には、空(NULL)の情報が第3対応付け情報として記憶されている(図3,図4に示す(1))。
【0051】
図4に示すステップS7では、出力商品数が特定される。すなわち、図1に示す特定部22により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取られる。特定部22により、第1対応付け情報に基づいて、出力商品数が特定される。ここで、出力商品数は、出力される商品の数である。例えば、図6に示すように、用紙Rに対して、出力商品数は4つであると特定される。
【0052】
図4に示すステップS8では、レイアウトが選択される。すなわち、図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを編集したい出力商品情報群又は商品が選択され、レイアウト一覧ボタン248が押されることにより、図11に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。
【0053】
図4に示すステップS9では、第2対応付け情報が入力される。ここで、第2対応付け情報は、出力場所情報と用紙識別情報とが対応付けられた情報である(図7参照)。出力場所情報は、ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である(図7のレイアウト欄162参照)。すなわち、図11に示すレイアウト一覧画面71においてレイアウトが選択された状態で実行ボタン77が押される。
【0054】
図4に示すステップS10では、第2対応付け情報が記憶される。すなわち、第2対応付け記憶部16により、第2対応付け情報が制御部21経由で第2入力部12から受け取られる。第2対応付け記憶部16により、第2対応付け情報が記憶される。
図4に示すステップS11では、各商品の情報の出力される場所の数が特定される。すなわち、制御部21により、第2対応付け記憶部16が参照され、ポップ広告用紙に出力される商品に対応したレイアウト識別情報(例えば、「レイアウトL1」)が取得される。制御部21により、レイアウト識別情報とレイアウトデータベース(図示せず)とに基づいて、レイアウトが特定される。制御部21により、レイアウトに基づいて、各商品の情報ごとに出力される場所の数が特定される。例えば、図7,図11に示すように、用紙Rに対して、出力される場所の数は4つである。
【0055】
図4に示すステップS12では、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。すなわち、制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とが特定部22から受け取られる。制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断された場合、ステップS13へ進められ、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多くないと判断された場合、ステップS16へ進められる。
【0056】
図4に示すステップS13では、報知処理が行われる。すなわち、図1に示す報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報が制御部21から受け取られる。報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報に基づいて、出力場所情報の変更に関する情報が報知される。具体的には、報知部23により、「このレイアウトは選択しているデータ件数がすべて表示できません。選択しますか?」という警告の情報が、表示部24へ渡され、表示部24に表示される。
【0057】
図4に示すステップS14では、第2対応付け情報の変更が必要であるか否かが判断される。第2対応付け情報の変更が必要であると判断された場合、ステップS15へ進められ、第2対応付け情報の変更が必要でないと判断された場合、ステップS16へ進められる。
図4に示すステップS15では、変更処理が行われる。すなわち、図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを変更したい商品が選択され、レイアウト一覧ボタン248が押されることにより、図11に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。レイアウト一覧画面71で実行ボタン77が押されることにより、第2入力部12に、変更後の第2対応付け情報が入力される。第2対応付け記憶部16により、変更後の第2対応付け情報が制御部21経由で第2入力部12から受け取られる。第2対応付け記憶部16により、変更後の第2対応付け情報が変更前の第2対応付け情報に対して上書きで記憶される。
【0058】
図4に示すステップS16では、出力が行われる。図1に示す制御部21により、第1対応付け記憶部15から第1対応付け情報が受け取られ、第2対応付け記憶部16から第2対応付け情報が受け取られ、第3対応付け記憶部17から第3対応付け情報が受け取られる。プリンタ30の出力部31により、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とが、出力内容編集装置10から受け取られる。出力部31により、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するための印刷データが作成される。出力部31により、印刷データに基づき、複数の商品の情報がポップ広告用紙に印刷される。これにより、図13に示すような、ポップ広告が得られる。
【0059】
<出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面130の動作>
図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面130の動作を、図9〜図12に示す概念図を用いて説明する。
図2に示すキーボード160とマウス190とに出力内容編集プログラム126の起動命令が入力されると、出力内容編集プログラム126が起動され、初期画面(図示せず)が図2に示す表示画面130に表示される。初期画面(図示せず)でデータ編集の命令が選択されると、図9に示す「データ編集画面」241が表示される。
【0060】
「データ編集画面」241では、商品情報欄242に候補商品情報群が表示されている。商品情報欄242では、選択されたセルが四角の枠で示されている。選択されたセルの情報は、入力欄244にも表示されている。入力欄244では、選択されたセルの情報が編集可能である。一方、レイアウトが設定されていないので、レイアウト表示欄243には何も表示されない。
【0061】
「データ編集画面」241で、候補商品情報群において出力商品情報群として選択したい商品の情報の行のいずれかのセルが選択され、個別選択ボタン249が押される。これにより、候補商品情報群において出力商品情報群として選択したい商品の情報の行が選択されハイライト表示された状態になる。例えば、図9では、上から1行目〜4行目の商品が選択される。
【0062】
図9に示す「データ編集画面」241でセットアイコン245が押されることにより、図10に示す「バンドル設定」画面251が表示される。「バンドル設定」画面251でセット行252のいずれか1以上のボックスがクリックされる。ここで、セット行252においてボックスがクリックされていない列の情報が、共通に出力される情報として指定されることになる。共通に出力される情報がない場合、セット行252の全てのボックスがクリックされる。例えば、図10に示す場合、商品Aにおいて、「規格」・「商品名」・「メーカー名又は産地」・「売価」のいずれも共通に出力される情報として指定されない。また、出力商品情報群において表示される順番が表示順列257に入力される。例えば、図10に示す場合、商品A・商品B・商品C・商品Dの出力商品情報群において、商品A、商品B、商品C、商品Dの順番に表示されるように入力されている。
【0063】
図10に示す「バンドル設定」画面251で、登録ボタン256が押される。そして、第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が制御部21経由で第1入力部11から受け取られる。第1対応付け記憶部15により、第1対応付け情報が記憶される。
図10に示す「バンドル設定」画面251で、終了ボタン254が押されることにより、図12に示す「データ編集画面」241に戻される。図12では、商品情報欄242において、出力商品情報群における複数の商品が1行で表示されている。ここで、1番左のセルに出力商品情報群であることを示す「セ」が表示されている。レイアウトの設定が行われていないので、図12に示されていないが、レイアウト列のセルは空欄となっており、レイアウト表示欄243には何も表示されない。図12では、商品A・商品B・商品C・商品Dの出力商品情報群の規格列のセルが選択されており、「商品A@商品B@商品C@商品D」が入力欄244に表示されている。このように、商品情報欄242において、出力商品情報群における商品の情報は、共通に出力される情報として指定されていないものが並列的に表示され、共通に出力される情報として指定されたものが1つだけ表示される。
【0064】
図12に示す「データ編集画面」241で、1枚のポップ公告用紙に出力したい商品の情報の行のいずれかのセルが選択され、個別選択ボタン249が押される。これにより、用紙を設定したい商品が選択されハイライト表示された状態になる。例えば、図12では、上から1行目の出力商品情報群が選択される。
図12に示す「データ編集画面」241で用紙アイコン261が押されることにより、用紙の設定の画面(図示せず)が表示される。そして、用紙の設定が行われ、図12に示す「データ編集画面」241へ戻される。
【0065】
図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを編集したい商品の情報の行のいずれかのセルが選択され、個別選択ボタン249が押される。これにより、レイアウトを設定したい出力商品情報群又は商品が選択されハイライト表示された状態になる。例えば、図12では、上から1行目の出力商品情報群が選択される。
図12に示す「データ編集画面」241でレイアウト一覧ボタン248が押されることにより、図11に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71では、表示ウインドウ79に候補となるレイアウトが表示され、レイアウト識別情報欄80にレイアウトと対応したレイアウト識別情報が表示される。レイアウト一覧画面71で、レイアウトの設定が中止される場合、取消ボタン72が押され、図12に示す「データ編集画面」241に戻される。
【0066】
図11に示すレイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。例えば、商品A・商品B・商品C・商品Dの出力商品情報群については、「レイアウトL1」と表示されている部分の上の表示ウインドウ79がクリックされる。レイアウト一覧画面71においてレイアウトが選択された状態で実行ボタン77が押される。そして、実行ボタン77が押されたことにより、図12に示す「データ編集画面」241に戻される。
【0067】
「データ編集画面」241では、レイアウトが設定されたので、レイアウト識別情報「レイアウトL1」がレイアウト列のセルに表示されている。また、レイアウト表示欄243には、出力商品情報群における各商品の情報が組み込まれた形でレイアウトが表示される。
「データ編集画面」241では、印刷ボタン246が押されることにより、複数の商品の情報がポップ広告用紙に出力される(図13参照)。
【0068】
<出力内容編集システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。
【0069】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)が入力されるので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることが可能である。このため、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。この結果、複数の商品についてポップ広告を作成することが可能である。
(2)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。表示部24が、候補商品情報群を制御部21経由で商品情報群記憶部19から受け取る。表示部24が、候補商品情報群を表示する。表示部24が表示した候補商品情報群に基づいて、候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1入力部11から受け取る。第1対応付け記憶部15が、第1対応付け情報(図6参照)を記憶する。
【0070】
したがって、候補商品情報群を表示するので、第1入力部11に第1対応付け情報が入力される際に、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することが可能である。また、第1対応付け情報を記憶するので、複数の商品の情報とポップ広告用紙とを関連づけることが可能である。
(3)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。出力部31が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0071】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)に基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。
(4)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。候補商品情報群における各商品の情報が、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格及び各商品の売価を含む(図5参照)。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。
【0072】
したがって、詳細な情報を考慮して、候補商品情報群から出力商品情報群を選択することが可能である。
(5)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。第2入力部12に、第2対応付け情報(図7参照)が入力される。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2入力部12から受け取る。第2対応付け記憶部16が、第2対応付け情報(図7参照)を記憶する。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取り、第2対応付け情報(図7参照)を制御部21経由で第2対応付け記憶部16から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)と第2対応付け情報(図7参照)とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0073】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)と第2対応付け情報(図7参照)とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力するので、レイアウトを考慮しながら複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。
(6)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。第3入力部13に、第3対応付け情報(図8参照)が入力される。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報を制御部21経由で第3対応付け記憶部17から受け取る。第3対応付け記憶部17が、第3対応付け情報(図8参照)を記憶する。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取り、第3対応付け情報(図8参照)を制御部21経由で第3対応付け記憶部17から受け取る。出力部31が、第1対応付け情報(図6参照)と第3対応付け情報(図8参照)とに基づいて、候補商品情報群における複数の商品の情報をポップ広告用紙に出力する。
【0074】
したがって、第1対応付け情報(図6参照)と第3対応付け情報(図8参照)とに基づいて、出力商品情報群をポップ広告用紙に出力するので、共通の情報が重複して出力されることを低減しながら、複数の商品の情報を1枚のポップ広告用紙に出力することが可能である。
(7)
ここでは、図1に示す商品情報群記憶部19が、候補商品情報群を記憶している。候補商品情報群が表示画面130(図2参照)に表示される。候補商品情報群から出力商品情報群が選択される。第1入力部11に、第1対応付け情報(図6参照)が入力される。第1対応付け情報(図6参照)が記憶される。第2入力部12に、第2対応付け情報(図7参照)が入力される。特定部22が、第1対応付け情報を制御部21経由で第1対応付け記憶部15から受け取る。特定部22が、第1対応付け情報に基づいて、出力商品数を特定する。特定部22が、第2対応付け情報を制御部21経由で第2対応付け記憶部16から受け取る。特定部22が、第2対応付け情報に基づいて、各商品の情報の出力される場所の数を特定する。制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とを特定部22から受け取る。制御部21が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かを判断する。報知部23が、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かの情報を制御部21から受け取る。報知部23が、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと制御部21が判断する場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知する。
【0075】
したがって、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと制御部21が判断する場合に、出力場所情報の変更に関する情報を報知部23が報知するので、出力したい複数の商品の一部の情報が出力されない不具合を低減することができる。
<第1実施形態の変形例>
(A)図3に示すステップS2〜ステップS6において、複数の出力商品情報群が設定されてもよい。この場合、ステップS5及びステップS6の後に、別の出力商品情報群を設定する必要があるか否かが判断されるステップが入る。このステップにおいて、別の出力商品情報群を設定する必要があると判断された場合、ステップS2へ進められ、別の出力商品情報群を設定する必要がないと判断された場合、ステップS7(図3,図4に示す(1))へ進められる。
【0076】
複数の出力商品情報群が同じ用紙に対応づけられるように、第1対応付け情報が第1入力部11(図1参照)に入力されてもよい。あるいは、出力商品情報群に属さない1以上の商品と1以上の出力商品情報群とが同じ用紙に対応づけられるように、第1対応付け情報が第1入力部11(図1参照)に入力されてもよい。例えば、図6に示す第1対応付け情報において、商品A・商品B・商品C・商品D(出力商品情報群)と商品F(出力商品情報群に属さない商品)との用紙識別情報欄153に、ともに、「用紙R」と記憶されていてもよい。
【0077】
なお、出力商品情報群を構成する商品の数は、2以上の数のいくつであってもよい。
(B)各商品の情報の出力される場所の数は、図1に示す特定部22が特定する代わりに、制御部21が特定してもよい。また、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かは、制御部21が判断する代わりに、判断部(図示せず)が判断してもよい。
【0078】
(C)図5に示す候補商品情報群における各商品の情報は、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含んでいてもよい。すなわち、図5において、各商品の表示順の欄がさらに設けられていてもよい。この場合、図6に示す第1対応付け情報において、表示順欄154はなくてもよい。また、図3に示すステップS2において、図10に示す「バンドル設定」画面251で、商品グループにおいて表示される順番が表示順列257に入力されなくてもよい。
【0079】
図5に示す候補商品情報群における各商品の情報は、CD−ROM175からインストールされたものである代わりに、図9に示す「データ編集画面」241の入力欄244を介して入力されたものであってもよい。
(D)図4に示すステップS14では、第2対応付け情報の変更が必要でないと判断された場合、出力される場所の数が出力商品数に対して足りなくても、出力される場所の数に対応する出力商品情報群又は商品の情報のみが出力されるようになっている。その代わりに、出力される場所の数が出力商品数に対して足りない場合は、必ず別のレイアウトを選択させるようになっていてもよい。
【0080】
この場合、図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れが、図14,15に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図14,15において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
図15に示すステップS101では、各商品の情報の出力される場所の数が特定される。すなわち、図11に示すレイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされたことにより、制御部21により、ポップ広告用紙に出力される商品に対応したレイアウト識別情報が取得される。制御部21により、レイアウト識別情報に基づいて、レイアウトが特定される。制御部21により、レイアウトに基づいて、各商品の情報ごとに出力される場所の数が特定される。
【0081】
図15に示すステップS102では、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。すなわち、制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数の情報と出力商品数の情報とが特定部22から受け取られる。制御部21により、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断される。各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多いと判断された場合、ステップS103へ進められ、各商品の情報の出力される場所の数よりも出力商品数が多くないと判断された場合、ステップS9へ進められる。
【0082】
図15に示すステップS103では、報知処理が行われる。すなわち、図1に示す報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報が制御部21から受け取られる。報知部23により、出力される場所の数よりも出力商品数が多い旨の情報に基づいて、出力場所情報の変更に関する情報が報知される。具体的には、報知部23により、「このレイアウトは選択しているデータ件数がすべて表示できないため選択できません。」という警告の情報が、表示部24へ渡され、表示部24に表示される。
【0083】
(E)図4に示すステップS12では、出力される場所の数よりも出力商品数が多いか否かが判断されている。その代わりに、レイアウトが選択される際に、出力される場所の数が出力商品数以上であるレイアウトのみが表示されるようになっていてもよい。
この場合、図1に示す出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れが、図16,17に示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図16,17において、第1実施形態と同様の処理は、同じ記号で示し説明を省略する。
【0084】
図17に示すステップS201では、レイアウトが選択される。すなわち、図1に示す制御部21により、出力商品数の情報が特定部22から受け取られる。図12に示す「データ編集画面」241でレイアウトを編集したい商品が選択され、レイアウト一覧ボタン248が押されることにより、レイアウトデータベース(図示せず)が参照される。図1に示す制御部21により、レイアウトデータベース(図示せず)のレイアウトのうち、出力される場所の数が出力商品数以上であるレイアウトのみが取得され表示部24に渡される。表示部24により、図18に示すレイアウト一覧画面71が表示される。レイアウト一覧画面71で、選択したいレイアウトの表示ウインドウ79がクリックされる。
【0085】
なお、図18に示すレイアウト一覧画面71では、出力商品数が2つである場合の例が示されており、出力される場所の数が2つのレイアウトのみが表示されているが、出力される場所の数が3つ以上のレイアウトが表示されてもよい。すなわち、出力される場所の数が出力商品数よりも多いレイアウトがさらに表示されてもよい。
(F)図1に示す出力内容編集装置10の制御部21からプリンタ30の出力部31へ渡されるのは、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とである代わりに、第1対応付け情報と第2対応付け情報と第3対応付け情報とに基づいて生成された印刷データであってもよい。この場合、プリンタ30の出力部31は、制御部21から受け取った印刷データに基づいて、複数の商品の情報をポップ広告用紙に印刷することになる。したがって、プリンタ30の出力部31の構造を簡略化することができる。
【産業上の利用可能性】
【0086】
本発明にかかる出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法は、複数の商品についてポップ広告を作成することができるという効果を有し、出力内容編集システム、出力内容編集プログラム及び出力内容編集方法等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0087】
【図1】本発明の第1実施形態による出力内容編集システムの構成図。
【図2】本発明の第1実施形態による出力内容編集システムのハードウェア構成図。
【図3】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート。
【図4】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート。
【図5】候補商品情報群の構成を示す概念図。
【図6】第1対応付け情報の構成を示す概念図。
【図7】第2対応付け情報の構成を示す概念図。
【図8】第3対応付け情報の構成を示す概念図。
【図9】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図10】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図11】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図12】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図。
【図13】ポップ広告用紙を示す概念図。
【図14】出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図15】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図16】出力内容編集システム1がポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図17】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する処理の流れを示すフローチャート(変形例)。
【図18】出力内容編集システムがポップ広告用紙に出力する内容を編集する際の表示画面の動作を示す図(変形例)。
【符号の説明】
【0088】
1 出力内容編集システム
10 出力内容編集装置
30 プリンタ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポップ広告用紙に出力する内容を編集するための出力内容編集システムであって、
前記ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である候補商品情報群を記憶している商品情報群記憶部と、
前記候補商品情報群における2以上の商品の情報である出力商品情報群と、前記ポップ広告用紙を識別するための情報である用紙識別情報とが対応付けられた情報である第1対応付け情報が入力される第1入力部と、
を備えた、
出力内容編集システム。
【請求項2】
前記候補商品情報群を表示する表示部と、
前記第1対応付け情報を記憶する第1対応付け記憶部と、
をさらに備えた、
請求項1に記載の出力内容編集システム。
【請求項3】
前記第1対応付け情報に基づいて、前記候補商品情報群における複数の商品の情報を前記ポップ広告用紙に出力する出力部をさらに備えた、
請求項1又は2に記載の出力内容編集システム。
【請求項4】
前記候補商品情報群における各商品の情報は、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含む、
請求項1から3のいずれかに記載の出力内容編集システム。
【請求項5】
前記ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である出力場所情報と前記用紙識別情報とが対応付けられた情報である第2対応付け情報が入力される第2入力部と、
前記第2対応付け情報を記憶する第2対応付け記憶部と、
をさらに備え、
前記出力部は、前記第1対応付け情報と前記第2対応付け情報とに基づいて、前記候補商品情報群における複数の商品の情報を前記ポップ広告用紙に出力する、
請求項3に記載の出力内容編集システム。
【請求項6】
前記出力商品情報群における各商品の情報と、前記出力商品情報群において共通に出力される情報であることを示す共通出力情報とが対応づけられた情報である第3対応付け情報が入力される第3入力部と、
前記第3対応付け情報を記憶する第3対応付け記憶部と、
をさらに備え、
前記出力部は、前記第1対応付け情報と前記第3対応付け情報とに基づいて、前記候補商品情報群における複数の商品の情報を前記ポップ広告用紙に出力する、
請求項3に記載の出力内容編集システム。
【請求項7】
前記各商品の情報の出力される場所の数よりも、出力される商品の数である出力商品数が多いと判断される場合に、前記出力場所情報の変更に関する情報を報知する報知部をさらに備えた、
請求項5に記載の出力内容編集システム。
【請求項8】
ポップ広告用紙に出力する内容をコンピュータに編集させるための出力内容編集プログラムであって、
前記ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である候補商品情報群が記憶される第1ステップと、
前記候補商品情報群における2以上の商品の情報である出力商品情報群と、前記ポップ広告用紙を識別するための情報である用紙識別情報とが対応付けられた情報である第1対応付け情報が入力される第2ステップと、
を備えた、
出力内容編集プログラム。
【請求項9】
ポップ広告用紙に出力する内容が編集される出力内容編集方法であって、
前記ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である候補商品情報群が記憶される第1ステップと、
前記候補商品情報群における2以上の商品の情報である出力商品情報群と、前記ポップ広告用紙を識別するための情報である用紙識別情報とが対応付けられた情報である第1対応付け情報が入力される第2ステップと、
を備えた、
出力内容編集方法。
【請求項1】
ポップ広告用紙に出力する内容を編集するための出力内容編集システムであって、
前記ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である候補商品情報群を記憶している商品情報群記憶部と、
前記候補商品情報群における2以上の商品の情報である出力商品情報群と、前記ポップ広告用紙を識別するための情報である用紙識別情報とが対応付けられた情報である第1対応付け情報が入力される第1入力部と、
を備えた、
出力内容編集システム。
【請求項2】
前記候補商品情報群を表示する表示部と、
前記第1対応付け情報を記憶する第1対応付け記憶部と、
をさらに備えた、
請求項1に記載の出力内容編集システム。
【請求項3】
前記第1対応付け情報に基づいて、前記候補商品情報群における複数の商品の情報を前記ポップ広告用紙に出力する出力部をさらに備えた、
請求項1又は2に記載の出力内容編集システム。
【請求項4】
前記候補商品情報群における各商品の情報は、各商品の商品名、各商品のメーカー名、各商品の産地、各商品の規格、各商品の売価及び各商品の表示順の少なくとも1つを含む、
請求項1から3のいずれかに記載の出力内容編集システム。
【請求項5】
前記ポップ広告用紙において出力される場所に関する情報である出力場所情報と前記用紙識別情報とが対応付けられた情報である第2対応付け情報が入力される第2入力部と、
前記第2対応付け情報を記憶する第2対応付け記憶部と、
をさらに備え、
前記出力部は、前記第1対応付け情報と前記第2対応付け情報とに基づいて、前記候補商品情報群における複数の商品の情報を前記ポップ広告用紙に出力する、
請求項3に記載の出力内容編集システム。
【請求項6】
前記出力商品情報群における各商品の情報と、前記出力商品情報群において共通に出力される情報であることを示す共通出力情報とが対応づけられた情報である第3対応付け情報が入力される第3入力部と、
前記第3対応付け情報を記憶する第3対応付け記憶部と、
をさらに備え、
前記出力部は、前記第1対応付け情報と前記第3対応付け情報とに基づいて、前記候補商品情報群における複数の商品の情報を前記ポップ広告用紙に出力する、
請求項3に記載の出力内容編集システム。
【請求項7】
前記各商品の情報の出力される場所の数よりも、出力される商品の数である出力商品数が多いと判断される場合に、前記出力場所情報の変更に関する情報を報知する報知部をさらに備えた、
請求項5に記載の出力内容編集システム。
【請求項8】
ポップ広告用紙に出力する内容をコンピュータに編集させるための出力内容編集プログラムであって、
前記ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である候補商品情報群が記憶される第1ステップと、
前記候補商品情報群における2以上の商品の情報である出力商品情報群と、前記ポップ広告用紙を識別するための情報である用紙識別情報とが対応付けられた情報である第1対応付け情報が入力される第2ステップと、
を備えた、
出力内容編集プログラム。
【請求項9】
ポップ広告用紙に出力する内容が編集される出力内容編集方法であって、
前記ポップ広告用紙に出力される候補となる複数の商品の情報である候補商品情報群が記憶される第1ステップと、
前記候補商品情報群における2以上の商品の情報である出力商品情報群と、前記ポップ広告用紙を識別するための情報である用紙識別情報とが対応付けられた情報である第1対応付け情報が入力される第2ステップと、
を備えた、
出力内容編集方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公開番号】特開2006−120077(P2006−120077A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−309675(P2004−309675)
【出願日】平成16年10月25日(2004.10.25)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年10月25日(2004.10.25)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】
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