説明

分割キャニスタ

【課題】大気連通側の室から連通管へと流れる空気の流れを一層円滑にすることができる分割キャニスタを提供する。
【解決手段】分割キャニスタ10は、燃料タンク12及びエンジン18と連通する第1開口部22を有する第1室24と、大気と連通する第2開口部26を有する第2室28と、これら第1室24と第2室28とを連通する連通管30とを備えて構成されており、前記第2室28は第2開口部26から流入した空気を前記連通管30との接続口48に向けて送るガイド部50を有し、該ガイド部50は、前記第2室28の室内を、接続口48に向かって狭くなるように規定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料タンク及び内燃機関と連通する第1開口部を有する第1室と、大気と連通する第2開口部を有する第2室と、前記第1室と前記第2室とを連通する連通管とを備える分割キャニスタに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車等では、燃料タンク内で発生した蒸発燃料(ベーパー)を吸着するキャニスタ(チャコールキャニスタ)が設けられている。キャニスタは、燃料タンクから放出される蒸発燃料を吸着すると共に、大気を吸入することで該吸着した蒸発燃料をパージして、内燃機関側へと供給することができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、蒸発燃料を吸着する活性炭層を有して大気に連通した主キャニスタ(吸着チャンバ)と、内燃機関に連通した副キャニスタ(吸着チャンバ)とを備え、これら主キャニスタと副キャニスタとを互いに連通管で直列に接続した構成、いわゆる分割キャニスタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−218922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、この種の分割キャニスタは、内燃機関が所定の運転状態にある場合に、当該内燃機関の吸気によって大気連通側の吸着チャンバから空気を吸入すると共に、該空気で吸着した蒸発燃料をパージしつつ、連通管及び他方の前記吸着チャンバを介して内燃機関へと供給する。このような大気吸入時の空気流れは、内燃機関の停止状態等に蒸発燃料を吸着する場合に比べて、内燃機関による強制的な吸引動作となることから、その流量や流速が大きい傾向にある。このため、大気連通側の吸着チャンバから、内燃機関連通側の吸着チャンバへと連通する経路では、空気の流れをより円滑にすることが望まれる。特に、大気連通側の吸着チャンバから前記連通管の接続口へと空気を流通させる部位では、空気の流通経路が急激に狭くなるため、その流れを一層円滑にすることが必要となる。
【0006】
このような点に関連し、上記特許文献1に記載の構成では、大気連通側である主キャニスタに空気流出室を設け、該空気流出室に前記連通管との接続口を設けている。ところが、この空気流出室は、吸着チャンバの一端側をそのまま利用した略円筒形状の空間であるにすぎず、その室内の隅部等では、前記接続口に吸引されず当該室内に空気等が残留する可能性があり、円滑な空気の流れを阻害している。
【0007】
本発明は上記従来の課題を考慮してなされたものであり、大気連通側の室から連通管へと流れる空気の流れを一層円滑にすることができる分割キャニスタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る分割キャニスタは、燃料タンク及び内燃機関と連通する第1開口部を有する第1室と、大気と連通する第2開口部を有する第2室と、前記第1室と前記第2室とを連通する連通管とを備える分割キャニスタであって、前記第2室は、前記第2開口部から流入した空気を前記連通管との接続口に向けて送るガイド部を有し、前記ガイド部は、前記第2室の室内を、前記接続口に向かって狭くなるように規定していることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る分割キャニスタは、燃料タンク及び内燃機関と連通する第1開口部を有する第1室と、大気と連通する第2開口部を有する第2室と、前記第1室と前記第2室とを連通する連通管とを備える分割キャニスタであって、前記第2室は、前記第2開口部から流入した空気を前記連通管との接続口に向けて送るガイド部を有し、前記ガイド部は、前記第2開口部から前記第2室へと流入した空気が、前記第2開口部側から前記接続口側へと旋回しながら送られるように前記第2室の室内を規定していることを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、前記第2開口部から第2室内へと流入した空気を該第2室内に設けたガイド部によってガイドしつつ、前記連通管との接続口へと送り出す。これにより、装置全体としての空気の流れを滞らせる一因となる部位である第2室から接続口への空気導入に関し、当該第2室内に空気が滞留することを有効に回避して、連通管へと円滑に流通させることができる。従って、第2室だけでなく、分割キャニスタ全体としての空気の流れを可及的に向上させることができる。
【0011】
なお、前記ガイド部は、前記第2開口部側から前記接続口側に向かって狭幅になる扇形状の壁面として形成してもよい。また、前記ガイド部は、渦巻形状の壁面、又は、螺旋形状の壁面として形成してもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、第2室にガイド部を設けたことにより、該第2室内へと流入した空気をガイド部によってガイドしつつ、連通管との接続口に送り出すことができる。これにより、第2室内だけでなく、分割キャニスタ全体としての空気の流れを可及的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る分割キャニスタの構成を示す斜視説明図である。
【図2】図1に示す分割キャニスタの一部断面背面説明図である。
【図3】図2に示す分割キャニスタを構成する第2室を示す断面説明図である。
【図4】図3に示す第2室からガイド部を省略した構成を示す断面説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る分割キャニスタを構成する第2室を示す断面説明図である。
【図6】図5に示す第2室の一部断面斜視説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る分割キャニスタを構成する第2室を示す断面説明図である。
【図8】図7中のVIII−VIII線に沿う一部省略断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に係る分割キャニスタについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る分割キャニスタ10の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す分割キャニスタ10の一部断面背面図である。分割キャニスタ10は、四輪自動車等の車両の後部等に搭載され、燃料タンク12内で発生した蒸発燃料(ベーパー)を第1吸着チャンバ14及び第2吸着チャンバ16で吸着すると共に、該吸着した蒸発燃料を大気吸引によってパージして、エンジン(内燃機関)18へと供給する装置である。
【0016】
図1及び図2に示すように、分割キャニスタ10は、燃料タンク12から導入される蒸発燃料を吸着する第1吸着チャンバ14と、該第1吸着チャンバ14から導入される蒸発燃料を吸着する第2吸着チャンバ16と、該第2吸着チャンバ16と大気とに連通し、大気中に含まれるダスト等の異物が第2吸着チャンバ16に侵入することを防止するフィルタボックス20とを備える。さらに、分割キャニスタ10は、第1吸着チャンバ14の一端側に第1開口部22(図2参照)で連通する第1室(主室)24と、第2吸着チャンバ16の一端側に第2開口部26(図2参照)で連通する第2室(副室)28と、第1室24及び第2室28を連通させ、これにより第1吸着チャンバ14及び第2吸着チャンバ16を連通させる連通管30とを備える。
【0017】
第1吸着チャンバ14は、略直方体形状からなるハウジング32内に、燃料タンク12で発生する蒸発燃料の吸着剤である活性炭を収容して構成されている。第1吸着チャンバ14の上流側(第1室24と反対側)には、燃料タンク12に接続されるチャージポート34と、エンジン18の吸気通路に接続されるパージポート36とが設けられている。チャージポート34には、圧力センサ38が設置されている。圧力センサ38は、大気と連通する通気管(図示せず)を有し、大気と燃料タンク12内圧力との差圧を検出することができる。
【0018】
第1吸着チャンバ14の下流側の側壁には、前記第1室24が連結されている。第1室24は、ハウジング32を長尺方向(軸方向)に延出した扁平な略直方体形状であり、図2に示すように、第1吸着チャンバ14側の側壁に前記第1開口部22が形成され、第2吸着チャンバ16側の側壁に連通管30と連通する接続口39が形成されている。
【0019】
第2吸着チャンバ16は、略円柱形状からなるハウジング40内に、第1吸着チャンバ14と同様に、蒸発燃料の吸着剤である活性炭を収容して構成されている。ハウジング40は、第1吸着チャンバ14のハウジング32よりも小容量であり、第1吸着チャンバ14側の側部には、フィルタボックス20が一体形成されている。ハウジング40とフィルタボックス20とは、内部の仕切壁42によって仕切られると共に、連通ポート44、46によって互いに連通されている。
【0020】
第2吸着チャンバ16の上流側(連通管30側)の側壁には、前記第2室28が連結されている。第2室28は、ハウジング40を長尺方向(軸方向)に延出した扁平な略円柱形状であり、図2に示すように、第2吸着チャンバ16側の側壁に前記第2開口部26が形成され、第1吸着チャンバ14側の側壁に連通管30と連通する接続口48が形成されている。
【0021】
さらに、図2及び図3に示すように、第2室28には、フィルタボックス20及び第2吸着チャンバ16を通って第2開口部26から流入した空気を、前記接続口48に向けてガイドしながら送るガイド部50が設けられている。本実施形態の場合、ガイド部50は、第2室28内をハウジング40の長尺方向(軸方向)に沿って仕切るように立設された一対のガイド板52a、52bを有する。図3に示すように、ガイド板52a、52bは、背面視(正面視)で第2室28の略中央部に設けられた第2開口部26側から接続口48側に向かって室内が狭くなるように当該第2室28内を規定しており、すなわち、第2開口部26側から接続口48側に向かって狭幅になる扇形状の壁面である。
【0022】
図1に示すように、フィルタボックス20は、フランジ部49を介して第2吸着チャンバ16のハウジング40と固着されており、その内部には、周知のエアフィルタ用濾材(図示せず)を収容している。フィルタボックス20の下流側(大気連通側)の側壁には、大気と連通する通気管51が設けられており、該通気管51から吸引された空気は、フィルタボックス20内の図示しない経路(例えば、所定の蛇行経路)を流れて清浄化された後、連通ポート46、44を介して第2吸着チャンバ16へと導入される。
【0023】
基本的には以上のように構成される本実施形態に係る分割キャニスタ10について、次に、その動作及び作用効果について説明する。
【0024】
先ず、エンジン18が停止状態等にある場合、分割キャニスタ10では、図1及び図2中の実線矢印で示すように、燃料タンク12内で発生する蒸発燃料は、チャージポート34を介して第1吸着チャンバ14に導入され、当該第1吸着チャンバ14内の活性炭に吸着される。第1吸着チャンバ14で吸着しきれない蒸発燃料は、第1室24から連通管30及び第2室28を介して第2吸着チャンバ16に導入され、当該第2吸着チャンバ16内の活性炭に吸着される。これにより、蒸発燃料の大気への放散が有効に防止される。
【0025】
一方、エンジン18が所定の運転状態にある場合、分割キャニスタ10では、図1及び図2中の破線矢印で示すように、エンジン18の吸気通路側からの吸気により、フィルタボックス20の通気管51から大気(空気)が吸入される。フィルタボックス20内に吸入された空気は、第2吸着チャンバ16内に吸着されている蒸発燃料をパージした後、第2開口部26から第2室28内へと流入し、この第2室28内でガイド部50(ガイド板52a、52b)によってガイドされつつ接続口48へと送られて(図3参照)、連通管30を介して第1室24へと導入される。第1室24内に導入された空気(蒸発燃料をパージした空気)は、第1開口部22から第1吸着チャンバ14内へと導入され、第1吸着チャンバ14内に吸着されている蒸発燃料をパージした後、パージポート36を介してエンジン18の吸気通路へと送られる。
【0026】
この場合、本実施形態に係る分割キャニスタ10によれば、通気管51から大気を吸入し、第1吸着チャンバ14及び第2吸着チャンバ16内に吸着した蒸発燃料をパージする際に、大気連通側となる第2開口部26から第2室28へと流入された空気が、ガイド部50によって円滑にガイドされつつ接続口48へと送られて、連通管30から第1室24側へと流通される。すなわち、第2室28内が、ガイド部50を構成するガイド板52a、52bによって接続口48側へと先細りに狭幅となる略扇形状に形成されている。
【0027】
従って、図3に示すように、第2開口部26から流入した空気(パージされた蒸発燃料)が第2室28内に滞留せず、円滑に連通管30へと導入されて、エンジン18側へと流通させることができる。このため、前記第2室28だけでなく、分割キャニスタ10全体としての空気の流れが可及的に向上して円滑となり、エンジン18での吸気がスムーズになる。
【0028】
特に、少なくとも2つのチャンバである第1吸着チャンバ14及び第2吸着チャンバ16と、これらに一体的に設けられる第1室24及び第2室28を有し、第1室24及び第2室28間を連通管30によって接続してなる分割キャニスタ10では、大気吸入時、大気連通側にある第2室28から連通管30(接続口48)にかけての経路は、その流通経路が急激に狭くなっており、第2室28内に空気が滞留し易く、装置全体としての空気の流れを滞らせる一因となる部位である。そこで、本実施形態では、第2室28内での空気の流れをガイドして円滑に接続口48へと送り出すガイド部50を設けることにより、円滑な空気の流れを得ることを可能としている。
【0029】
なお、このように接続口48に向けて狭幅となるガイド部50による空気流れの改善効果を一層高めるために、例えば、第2室28内に空気を導入する第2開口部26の位置を図3中の二点鎖線に示すような接続口48から離間した壁面側に設けてもよい。そうすると、当該第2室28内での空気の滞留を一層低減することができる。
【0030】
一方、図4には、仮に、第2室28内からガイド部50を省略した場合の構成を示す。図4から諒解されるように、第2室28内にガイド部50を設けず、当該第2室28内を単に略円柱形状(又は略直方体形状等であっても同様である)に構成した場合には、第2開口部26から接続口48へと向かう直線的な流れが生じる一方で、その周囲には、実質的に接続口48へと導入されない滞留した空気が生じるため(図4中の破線矢印A参照)、エンジン18側へと円滑に空気を送り出すことが難しい。
【0031】
図5及び図6は、本発明の第2の実施形態に係る分割キャニスタ10aを構成する第2室28aの説明図である。なお、図5及び図6において、図1〜図3に示される参照符号と同一の参照符号は、同一又は同様な構成を示し、このため同一又は同様な機能及び効果を奏するものとして詳細な説明を省略し、以下同様とする。
【0032】
図5及び図6に示すように、本実施形態に係る分割キャニスタ10aは、上記第1の実施形態に係る分割キャニスタ10に対して、第2室28(図3参照)に代えて第2室28aを備えた点が相違している。この第2室28aには、上記した略扇形状のガイド部50に代えて、他の形状のガイド部54が設けられている。
【0033】
ガイド部54は、第2室28a内をハウジング40の長尺方向(軸方向)に沿って渦巻状に仕切るように立設された渦巻形状(略インボリュート形状)のガイド板56を有する。ガイド板56は、背面視(正面視)で第2室28aの略中央やや上方に設けられた第2開口部26を中心として、そこから旋回するようにして接続口48へと向かうように空気を送る渦巻形状の壁面である。
【0034】
従って、上記のように蒸発燃料をパージする際には、大気連通側となる第2開口部26から第2室28aへと流入された空気が、ガイド部54によって円滑にガイドされつつ当該第2室28a内を旋回しながら接続口48へと送られて、連通管30から第1室24側へと流通される。このため、第2室28a内で空気(パージされた蒸発燃料)が滞留せず、円滑に連通管30へと導入されて、エンジン18側へと流通させることができ、分割キャニスタ10a全体としての空気の流れが可及的に向上して円滑となり、エンジン18での吸気がスムーズになる。
【0035】
図7及び図8は、本発明の第3の実施形態に係る分割キャニスタ10bを構成する第2室28bの説明図である。
【0036】
図7及び図8に示すように、本実施形態に係る分割キャニスタ10bは、上記第1の実施形態に係る分割キャニスタ10に対して、第2室28(図3参照)に代えて第2室28bを備えた点が相違している。この第2室28bには、上記した略扇形状のガイド部50に代えて、他の形状のガイド部58が設けられている。
【0037】
ガイド部58は、第2室28b内をハウジング40の長尺方向(軸方向)に沿って螺旋状に仕切るように立設された螺旋形状のガイド板60aと、該ガイド板60aで仕切られた流路を前記軸方向に交差する方向で規制するガイド板60bとを有する。ガイド板60a、60bは、背面視(正面視)で第2室28の略中央やや上方に設けられた第2開口部26を中心として、そこから旋回するように、且つ、次第に前記軸方向に移動するようにして接続口48に向かう螺旋形状(サイクロン形状)の壁面である。
【0038】
従って、上記のように蒸発燃料をパージする際には、大気連通側となる第2開口部26から第2室28bへと流入された空気が、ガイド部58によって円滑にガイドされつつ当該第2室28b内を旋回し且つ次第に第2室28bの奥側へと送られながら接続口48へと送られて、連通管30から第1室24側へと流通される。このため、第2室28b内で空気(パージされた蒸発燃料)が滞留せず、円滑に連通管30へと導入されて、エンジン18側へと流通させることができ、分割キャニスタ10b全体としての空気の流れが可及的に向上して円滑となり、エンジン18での吸気がスムーズになる。
【0039】
本発明は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成乃至工程を採り得ることは勿論である。
【0040】
例えば、第2吸着チャンバ16側の第2室に備えられるガイド部としては、上記したガイド部50、54、58以外の形状であってもよく、要は、大気連通側となる第2開口部26から流入された空気(パージされた蒸発燃料)をスムーズにガイドしながら接続口48に向かって送ることができ、当該第2室内での空気の滞留を有効に低減できる構造であればよい。
【符号の説明】
【0041】
10、10a、10b…分割キャニスタ 12…燃料タンク
14…第1吸着チャンバ 16…第2吸着チャンバ
18…エンジン 20…フィルタボックス
22…第1開口部 24…第1室
26…第2開口部 28、28a、28b…第2室
30…連通管 39、48…接続口
50、54、58…ガイド部 51…通気管
52a、52b、56、60a、60b…ガイド板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料タンク及び内燃機関と連通する第1開口部を有する第1室と、大気と連通する第2開口部を有する第2室と、前記第1室と前記第2室とを連通する連通管とを備える分割キャニスタであって、
前記第2室は、前記第2開口部から流入した空気を前記連通管との接続口に向けて送るガイド部を有し、
前記ガイド部は、前記第2室の室内を、前記接続口に向かって狭くなるように規定していることを特徴とする分割キャニスタ。
【請求項2】
請求項1記載の分割キャニスタにおいて、
前記ガイド部は、前記第2開口部側から前記接続口側に向かって狭幅になる扇形状の壁面であることを特徴とする分割キャニスタ。
【請求項3】
燃料タンク及び内燃機関と連通する第1開口部を有する第1室と、大気と連通する第2開口部を有する第2室と、前記第1室と前記第2室とを連通する連通管とを備える分割キャニスタであって、
前記第2室は、前記第2開口部から流入した空気を前記連通管との接続口に向けて送るガイド部を有し、
前記ガイド部は、前記第2開口部から前記第2室へと流入した空気が、前記第2開口部側から前記接続口側へと旋回しながら送られるように前記第2室の室内を規定していることを特徴とする分割キャニスタ。
【請求項4】
請求項3記載の分割キャニスタにおいて、
前記ガイド部は、渦巻形状の壁面、又は、螺旋形状の壁面であることを特徴とする分割キャニスタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−229838(P2010−229838A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−76008(P2009−76008)
【出願日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【出願人】(000151209)株式会社マーレ フィルターシステムズ (159)
【Fターム(参考)】