説明

分注器具

共軸のジャケット(10)で外側を覆い、前記ジャケット(10)に対して複数の角度位置を維持するカニューレを含む分注器具で、前記カニューレ(5)が第一開口手段(7;28)を備え、前記ジャケット(10)が第二開口手段(15)を備え、前記第二開口手段(15)が前記第一開口手段(7;28)と共働して前記ジャケット(10)と前記カニューレ(5)により通気通路手段(18,31)を規定するように配置され、前記第一開口手段(7;28)と前記第二開口手段(15)が前記通気通路(18;31)に対して縦方向位(P1;P2;P3;P1’、P2’;P3’)を規定するような形状であり、前記縦方向位(P1;P2;P3;P1’、P2’;P3’)が前記ジャケット(10)と前記カニューレ(5)間の相対的角度位置に依存する分注器具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は所定量の液体製品を容器に分注する分注器具に関する。
【0002】
この発明は特に容器を液体製品で充填するのに用いる充填機の先端部に関連する分注器具に関する。
【背景技術】
【0003】
垂直軸に沿って縦方向に延び、充填すべき容器に少なくとも一部を挿入するように配置したカニューレを備えた分注器具が知られている。
【0004】
このカニューレは容器に含まれる空気を排出でき、最初上にあるタンクに含まれたる液体製品を容器に充填できる機能を有する。
【0005】
このカニューレはその外側面上に容器に含まれる空気用の通気孔として働くように配置した開口部を備える。
【0006】
瓶に注いだ液体製品が、液体製品によりその開口部を妨げるレベルに達すると、空気は最早排出せずこの液体製品の移動操作は自動的に停止する。
【0007】
この開口部を容器底に対して上下して、より多量又はより少量なレベルの液体製品で容器を充填するか、又は異なる容積を有する容器を充填できる。
【0008】
上述の分注器具の欠点は、瓶に注ぐべき液体製品の量を変える必要があり、次いで所望位置に通気開口を有する新規のカニューレを取り付ける必要がある場合には、常にカニューレを交換する必要があることである。
これは好ましくない時間の損失を伴う。
【発明の開示】
【0009】
この発明の目的は液体製品の分注器具を改良することである。
更なる目的は、その時々にカニューレ交換の必要が全く無しに所望量の液体製品を容器に充填可能な分注器具を得ることである。
【0010】
なお更なる目的は容易に実現でき費用抑制が得られる分注器具を提供することである。
この発明に従うと、カニューレがジャケットに対して複数の角度位置を維持できるように共軸の前記ジャケットで外を覆った前記カニューレを含む分注器具が提供され、前記カニューレは第一開口手段を備え、前記ジャケットは第二開口手段を備え、前記第二開口手段は前記第一開口手段と共働するように配置して前記ジャケットと前記カニューレにより通気通路手段を規定し、前記第一開口手段と前記第二開口手段が前記通気通路手段に対して縦方向位を規定するような形状にし、前記縦方向位は前記ジャケットと前記カニューレ間の相対的角度位置に依存する。
【0011】
この発明のおかげで、カニューレ交換の必要が全く無しに分注する液体製品の量及び/又はレベルを変化できる分注器具が実現できる。
【0012】
実際にジャケットに対してかニューれを回転することにより、容器に含まれる空気を排出する通気通路手段に対して複数の縦方向位を規定できる。これにより容器中の液体製品の量及び/又はレベルを変化できる。
【0013】
これによりカニューレ交換用の設定時間が避けられ、充填先端部の構造的な複雑さを大きく削減でき、その結果経済的利益が得られる。
【0014】
この発明は同封の図面を参照してより良く理解実行でき、その幾つかを例示の制限なしの実施形態で以下に示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1を参照して、図示しない充填機の充填先端部にと関連するぶんちゅう器具1を示し、この器具1は複数の充填先端部2を含み、各先端は充填液50で各容器を充填するように配置する。
【0016】
充填先端部2は容器3に充填しようとする所定量の液体製品50を含むように配置した貯蔵タンク4を含む。
【0017】
貯蔵タンク4は所定の一定量の液体製品50を含有することにより、実質的に一定の充填速度で重力による充填が行われる。
【0018】
分注器具1は、周りを回転可能で、軸Xに沿って延びるカニューレ5を含み、カニューレは使用時には容器3に少なくとも一部が挿入されるように配置する(図1及び2)。
図2乃至5に詳細に示したカニューレ5は実質的に管状であり、実質的に第一円筒状外側壁6を備える。
【0019】
カニューレ5は更に端部12を含み、少なくとも部分的に容器3に挿入するように配置され、端部12は第一外側壁6内で実現され、実質的に軸Xに沿って延びる第一スリット7を含む。
【0020】
第一スリット7は実施的に軸xに平行に伸びる第一円部8と、軸xに対して傾斜し第一円部8と反対側の第一活性縁部9を含む。
【0021】
カニューレ5は更に実質的に共軸の固定ジャケット10により外側を覆う。
このような方法で軸X周りに回転可能なカニューレ5は、ジャケット10に対して複数の相対的角度位置を実現できる。
【0022】
ジャケット10は実質的に管状で、実質的に円筒状の第二外側壁13を備える。
ジャケット10は更に末端ゾーン14を含み、少なくとも部分的に容器3に挿入するように配置され、第二外側壁13内で実現し実質的に軸Xに沿って延びる第二スリット15を含む。
【0023】
第二スリット15は軸Xに実質的に平行に延びる第二縁部16と、軸Xに対して傾斜し第二縁部16と反対側の第二活性縁部17を含む。
【0024】
第二活性縁部17は更に第一活性縁部9に対して傾斜し、第二活性縁部17は使用時に第一活性縁部9と交差するように配置する。
【0025】
使用時には第二スリット15の一部と第一スリット7の遠位部が、ジャケット10に対してカニューレ5の角度位置に従い共働して、所望量の液体50で容器3を充填できるように容器から空気19の排出を促進するように配置した通気通路18を規定する(図3)。
換言すると、使用時には第二活性縁部17と第一活性縁部9が交差して通気通路18を規定し、通気通路18はカニューレ5とジャケット10間の相対的角度位置に従い複数の縦方向の末端位を維持できる。
【0026】
この発明の実施形態では、カニューレ5はジャケット10に対して任意の角度位置が維持できる。
【0027】
この発明の更なる実施形態では、カニューレ5は所定角度位置のみで維持できる。
使用時には通気通路18に対し所望の縦方向の末端位を規定するように、カニューレ5はその自由端20(図1)を作動して手動回転するか、又は図示しない駆動装置をジャケット10に対して自動回転する。
【0028】
使用時には充填液50が通過するように配置した円形通路21を規定するように充填先端部2を上げ、その結果貯蔵タンク4から下にある容器3に向かって通気通路18の縦方向の末端位の機能である所望レベルまで流すことができる。
図3を参照して分注器具1の第一操作配置A1が示され、容器3は第一充填レベルまで充填液50で充填できる。
【0029】
第一操作配置A1では、カニューレ5はジャケット10に対して図示しない第一角度だけ回転する。
第一操作配置A1では、第一活性縁部9が第一スリット7の最小部分22を露出するように第二活性縁部17と交差する。これにより縦方向の第一末端位P1を規定する第一通気通路24を得ることができる。
【0030】
第一操作配置A1では、充填先端部2を上げると充填液50が容器3に流入し始め、同時にそこに含まれた空気19自身を空にする。
【0031】
換言すると充填操作中に、充填液50は容器3内でそのレベルを増加するが、空気19は第一通気通路24を通して充填液50が縦方向の第一末端位P1に達したレベルまで排出する。
【0032】
丁度この時空気19は最早通気通路を持たず、容器3内と充填液50が貯蔵タンク4から移動するのを妨げるように容器3を配置した密閉室内に余儀なく残る。
これにより実質的に縦方向の第一末端位P1に縦方向に位置する第一充填レベルまで容器3を充填液50で充填できる。
【0033】
図4を参照して分注器具1の第二操作配置A2が示され、容器3は第二充填レベルまで充填液50で充填できる。
【0034】
第二操作配置A2では、カニューレ5はジャケット10に対して図示しない第二角度だけ回転する。
【0035】
第二操作配置A2では、第一活性縁部9が第一スリット7の中間部23を露出するように第二活性縁部17と交差する。これにより縦方向の第二末端位P2を規定する第二通気通路25を得ることができる。
【0036】
充填液50が縦方向の第二末端位P2に達するレベルまで空気19を排出する以外は、その充填操作は第一操作配置A1で記載の方法と実質的に同様に実施する。
これにより実質的に縦方向の第二末端位P2に縦方向に位置する第二充填レベルまで容器3を充填液50で充填できる。
【0037】
図5を参照して分注器具1の第三操作配置A3が示され、容器3は第三充填レベルまで充填液50で充填できる。
【0038】
第三操作配置A3では、カニューレ5はジャケット10に対して図示しない第三角度だけ回転する。
【0039】
第三操作配置A3では、第一活性縁部9が第一スリット7の一般部分26を露出するように第二活性縁部17と交差する。これにより縦方向の第三末端位P3を規定する第三通気通路27を得ることができる。
【0040】
充填液50が縦方向の第三末端位P3に達するレベルまで空気19を排出する以外は、その充填操作は第一操作配置A1と第二操作配置A2で記載の方法と実質的に同様に実施する。
【0041】
これにより実質的に縦方向の第三末端位P3に縦方向に位置する第三充填レベルまで容器3を充填液50で充填できる。
【0042】
この発明の更なる実施形態では図示しないが、回転可能なカニューレは、所定通路、例えばらせん状通路を規定するような方法で次々と第一外側壁に位置する複数のスリットを備える。
【0043】
本実施形態では、ジャケットは固定し、第二外側壁に適切に位置した複数の第二スリットを備え、各スリットでジャケットに対しカニューレにより規定した相対的角度位置に従い縦方向に位置する各通気通路を異なる高さに規定するように、第二スリットは対応する第一スリットと共働するように配置する。
このようにしてジャケットに対してカニューレにより規定した角度位置に従い所望の第一スリット−第二スリット対が選択でき、各通気通路の所定の縦方向位置に対応する。
図6乃至8を参照して分注器具1の実施形態が示され、固定したジャケット10を含み、回転可能なカニューレ5はその末端部12に、例えばらせん形状に第一外側壁6に沿って延びる細長い穴28を含む。
【0044】
細長い穴28は軸Xに対して傾斜した第一遠位縁部29と、軸Xに対して又傾斜し第一遠位縁部29に面した第一活性遠位縁部30を含む。
【0045】
換言すると第一遠位縁部29と第一活性遠位縁部30は実質的に互いに平行である。
第一活性遠位縁部30は又ジャケット10の第二活性縁部17に対して傾斜し、使用時には第二活性縁部17と交差するように配置する。
【0046】
使用時には第二活性縁部17と第一活性遠位縁部30の遠位部が、機能的には通気通路18と実質的に同様の遠位通気通路31を規定するようにジャケットに対してカニューレ5の角度位置に従い共働する。
【0047】
使用時にはカニューレ5は遠位通気通路31に対して所望の縦方向の末端位を規定するようにジャケット10に対して回転する。
【0048】
図6を参照して分注器具1の本実施形態を第一操作配置A1に示す。
第一操作配置A1では、第一活性遠位縁部30が細長い穴28の遠位最小部34を露出するように第二活性縁部17と交差する。これにより縦方向の第一遠位末端位P1’を規定する第一遠位通気通路35を得ることができる。
【0049】
第一スリット7を備えたカニューレ5を含む分注器具1について上述の方法と実質的に同様の方法で充填操作は実施する、即ち空気19は充填液50が縦方向の第一遠位末端位P1’に達するレベルまで排出される。
【0050】
これにより実質的に縦方向の第一遠位末端位P1’に縦方向に位置する第一遠位充填レベルまで容器3を充填液50で充填できる。
【0051】
図7を参照してぶんちゅう器具1の本実施形態を第二操作配置a煮に示す。
第二操作配置A2では、第一活性遠位縁部30は細長い穴28の遠位中間部36を露出するように第二活性縁部17と交差する。これにより縦方向の第二遠位末端位P2’を規定する第二遠位通気通路37を得ることができる。
【0052】
充填操作は上述と実質的に同様の方法で実施し、即ち空気19は充填液50が縦方向の第二遠位末端位P2’に達するレベルまで排出される。
【0053】
これにより実質的に縦方向の第二遠位末端位P2’に縦方向に位置する第二遠位充填レベルまで容器3を充填液で充填できる。
【0054】
図8を参照して分注器具1の本実施形態を第三操作配置A3に示す。
第三二操作配置A3では、第一活性遠位縁部30が細長い穴28の遠位一般部38を露出するように第二活性縁部17と交差し、縦方向の第三遠位末端位P3’を規定する第三遠位通気通路38を得ることができる。
【0055】
充填操作は上述と実質的に同様の方法で実施し、即ち空気19は充填液50が縦方向の第三遠位末端位P3’に達するレベルまで排出される。
【0056】
これにより実質的に縦方向の第三遠位末端位P3’に縦方向に位置する第三遠位充填レベルまで容器3を充填液で充填できる。
【0057】
この発明の更なる実施形態では図示しないが、回転可能なカニューレは複数の細長い穴、例えば円形の細長い穴を備え、所定通路、例えばらせん状通路を規定するように次々と第一遠位外側壁に沿って配置する。
【0058】
本実施形態ではジャケットは固定され、外側壁に沿って配置された複数のスリットを備え、各スリットはジャケットに対しカニューレにより規定した相対的角度位置に従い縦方向に位置する各通気通路を異なる高さに規定するように、対応する細長い穴と共働するように配置する。
【0059】
このようにしてジャケットに対してカニューレにより規定した角度位置に従い、各通気通路の所定縦位置に対応する所望の細長い穴−スリット対が選択できる。
選択した通気孔用通路に従い、所望量の充填液で容器を充填できる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】図1は充填先端部つきの分注器具の部分断面概略正面図である。
【図2】図2は図1の分注器具の部分拡大透視図である。
【図3】図3は第一操作配置での図1の分注器具の部分正面図である。
【図4】図4は第二操作配置での図1の分注器具の部分正面図である。
【図5】図5は第三操作配置での図1の分注器具の部分正面図である。
【図6】図6は第一操作配置での図1の分注器具の更なる実施形態の部分正面図である。
【図7】図7は第二操作配置での図1の分注器具の更なる実施形態の部分正面図である。
【図8】図8は第三操作配置での図1の分注器具の更なる実施形態の部分正面図である。
【符号の説明】
【0061】
1:分注器具
2:充填先端部
3:容器
4:貯蔵タンク
5:カニューレ
6:第1外側壁
7、28:第1開口手段(スリット)
8:第1縁部
9、30:第1活性縁部
10:ジャケット
12:端部
13:第2外側壁
14:末端ゾーン
15:第2開口手段(スリット)
16:第2縁部
17:第2活性縁部
18、31:通気通路手段
19:空気
20:自由端
21:円形通路
22、31:最小部分
23、32:中間部
24:第1通気通路
25:第2通気通路
26、33:一般部分
29:第1遠位縁部
34:遠位最小部
35:第1遠位通気通路
36:遠位中間部
37:第2遠位通気通路
38:第3遠位通気通路
50:充填液

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カニューレ(5)を含む分注器具で、前記カニューレ(5)がジャケット(10)に対して複数の角度位置を維持できるように、共軸のジャケット(10)で外側を覆い、前記カニューレ(5)が第一開口手段(7,28)を備え、前記ジャケット(10)が第二開口手段(15)を備え、前記第二開口手段(15)が前記第一開口手段(7;28)と共働して前記ジャケット(10)と前記カニューレ(5)により通気通路手段(18,31)を規定するように配置され、前記第一開口手段(7;28)と前記第二開口手段(15)が前記通気通路手段(18;31)に対して縦方向位(P1;P2;P3;P1’、P2’;P3’)を規定するような形状であり、前記縦方向位(P1;P2;P3;P1’、P2’;P3’)が前記ジャケット(10)と前記カニューレ(5)間の相対的角度位置に依存する分注器具。
【請求項2】
前記縦方向位が前記通気通路手段(18;31)の前記末端位(P1;(P1;P2;P3;P1’、P2’;P3’)である請求項1に記載の器具。
【請求項3】
前記第一開口手段(7;28)が前記カニューレ(5)の縦軸(X)に沿って延びる第一活性縁部(9;30)を有する請求項1又は2に記載の器具。
【請求項4】
前記第一活性縁部(9;30)が前記軸(X)に対して傾斜した請求項3に記載の器具。
【請求項5】
前記第二開口手段(15)が第二活性縁部(17)を有し、前記第一活性縁部(9;30)と操作上交差する請求項3又は4に記載の器具。
【請求項6】
前記第二活性縁部(17)が前記第一活性縁部(9;30)に対して傾斜した請求項5に記載の器具。
【請求項7】
前記通気通路手段(18;31)が前記第一活性縁部(9;30)の一部と前記第二活性縁部(17)の残部間に規定される請求項5又は6に記載の器具。
【請求項8】
前記第二活性縁部(17)が前記第一活性縁部(9;30)に対して少なくとも第一角度位置を有し、前記第二活性縁部(17)が前記第一開口手段(7;28)の最小部分(31)を暴露する請求項5乃至7のいずれか1項に記載の器具。
【請求項9】
前記第二活性縁部(17)が前記第一活性縁部(9;30)に対して少なくとも第二角度位置を有し、前記第二活性縁部(17)が前記第一開口手段(7;28)の中間部(32)を暴露する請求項5乃至7のいずれか1項に記載の器具。
【請求項10】
前記第二活性縁部(17)が前記第一活性縁部(9;30)に対して少なくとも第三角度位置を有し、前記第二活性縁部(17)が前記第一開口手段(7;28)の一般部分(33)を暴露する請求項5乃至7のいずれか1項に記載の器具。
【請求項11】
前記第一開口手段が前記カニューレ(5)に沿って縦方向に位置する複数の第一開口部を含む先行請求項のいずれかに記載の器具。
【請求項12】
前記第二開口手段が前記ジャケット(10)に沿って縦方向に位置する複数の第二開口部を含む先行請求項のいずれかに記載の器具。
【請求項13】
複数の前記第一開口部と複数の前記第二開口部の開口部が、前記ジャケット(10)に対して前記カニューレ(5)の種々の角度位置に次々と配置される形で位置する請求項11の付随した請求項12に記載の器具。
【請求項14】
前記第一開口手段(7;28)が前記カニューレ(5)の第一外側壁(6)の第一スリット(7)で規定された先行請求項のいずれかに記載の器具。
【請求項15】
前記第一開口手段(7;28)が細長い穴(28)で規定される請求項1乃至13のいずれか1項に記載の器具。
【請求項16】
前記細長い穴(28)が前記カニューレ(5)に沿ってらせん状に延びる請求項15に記載の器具。
【請求項17】
前記第二開口手段が前記ジャケット(10)の第二外側壁(13)の第二スリット(15)により規定される先行請求項のいずれかに記載の器具。
【請求項18】
先行請求項のいずれか1項に記載の分注器具(1)を含む充填先端部(2)を備えた充填機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2009−535613(P2009−535613A)
【公表日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−507099(P2009−507099)
【出願日】平成19年4月27日(2007.4.27)
【国際出願番号】PCT/EP2007/054199
【国際公開番号】WO2007/125117
【国際公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(507397098)
【Fターム(参考)】