説明

分離感応区を持つ生地

【解決手段】
本発明は分離感応区を持つ生地について,少なくとも一つ第一層および少なくとも一つ延伸部を含み,第一層は電気を伝導できる第一感応区および第一感応区の周囲に位置する電気を伝導しない非感応区を持ち,延伸部は一つ部品およびこの部品を接続する接続部を持ち,延伸部に形成する一つ第二感応区があり,第一層の第一感応区の位置と対応し,この第一感応区は第二感応区と接続し,感応接続の状態は外力によって変化する。本発明は分離感応区を持つ生地で,使用者が着る生地あるいは皮革と一体となるように結合できるから,使用者の携帯に便利で,しかも使用者の身体動作を妨げることができない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,生地あるいは皮革,特に部品を有し,さらに外力に従って感応状態を変える分離感応区を有する生地に関する。
【背景技術】
【0002】
公知のように,電気伝導材料を生地あるいは皮革に統合し,電気回路或いは電子ユニットを形成する技術は多用され,その中に一部の技術は統合後の電気伝導材料および生地を電子スイッチとして使用する。例えば米国特許第7145432号に示された曲げることができる切替装置は,三つの順番によって重ねる織物層を通じ,電子スイッチを形成する。それ以外に,米国特許第6642467号(中国に向けの特許公開号はCN1252762Cである)も上下両層の電気伝導材料を利用し,一つ弾力性材料を挟むことによって,製造した電子スイッチで,そのスナップユニットは金属輪と金属輪を通ることができる1本の縄で取って代わり,縄を引っ張ることによって,スイッチを操作し,共に4つの対象があり,しかも縄の自身は感応ユニットではなく,圧力あるいは引力の感応器になるならば,まだ感圧ユニット(pressure sensitive component)を増加する需要があり,これは圧電気の材料(Piezoelectric Material)で,出力アナログ信号は損傷し易いである。上記の電子スイッチの織物層は一般的に多すぎるから,製造過程は比較的に煩雑となる。
【0003】
そのほか,米国特許第6596955号は電気伝導材料をファスナーに固定し,ただファスナーを持つ服飾だけに応用できるから,使用制限があり,しかも使用者も自分で修理することができなく,それに,中国の第CN1666308番の特許も一つのスイッチを掲示し,それは上,下の二つ部品からなるスイッチで,しかし生地と一体となる統合しにくいため,製造過程も比較的に煩雑である。
【0004】
それに,信号あるいは電流伝送器として使用するものもある。例えば米国特許第7154071号は,同様に製造過程は煩雑がある欠点を持つ。米国特許第4237886号および第6970731番に示されたものはすべてスナップボタンの方式を利用している。米国特許第6210771号に示された構造は二組のユニットで,しかもスイッチマトリックス(switch matrix)として使用し,誤りの信号を生みやすいだけではなく,しかも汗あるいは雨で生地が濡れたたら,効果に影響しやすい。それ以外に,この米国特許第6210771号に掲示した構造はただ圧力を測ることができるだけあり,張力(strain)を測ることができない。例えば米国特許第7210939号(中国に向けの特許公開号はCN1791337Aである)に示された電気伝導とするボタン穴は接続し合い,切り口とボタン接続器を含み,しかし両者は手動で電源あるいは電子設備に接続し,接続すると切ることができなく,環境保護の省エネルギーに不理想で,外力に従って自動的にオープン或いは不オープンの状態を変えることができないため,しかもオープンしてから,オープンの程度を区分できない。
【発明の概要】
【0005】
上記の欠点にかんがみて,本発明の一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供する,本発明は,使用者が着る生地あるいは皮革と一体となる結合でき,使用者の携帯に便利で,しかも使用者のいかなる身体動作を妨害しない。
【0006】
本発明のもう一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供し,生地層が濡れたら,自動的に電源を切ることができるようにすることである。
【0007】
本発明のもう一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供し,張力センサー(strain gauge)あるいは圧力センサーとして使用できるようにすることである。
【0008】
本発明のもう一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供し,変位センサー,スピードセンサーあるいは加速度センサーとして使用できるようにすることである。
上記以外に,本発明のまたもう一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供し,同時に電極として使用できるようにすることである。
本発明のまたもう一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供し,システムは故障がある時,使用者は自分で部品を交換しやすいようにすることである。
【0009】
本発明のまたもう一つ目的は分離感応区を持つ生地を提供し,産生した信号はデジタル信号(digital signal)で,抵抗値はとても低いでなければ無限大で,生地のノイズはスミストリガー(smith trigger)の方式で処理できるようにすることである。
このように,上記の目的を達成するため,本発明は分離感応区を持つ生地を提供した。少なくとも一つの第一層および延伸部がある。この第一層は電気伝導できる一つの第一感応区,および電気伝導しない一つの非感応区は第一感応区の周囲に位置し,延伸部は一つ部品,およびこの部品を接続する一つ接続部があり,延伸部に形成する一つ第二感応区と第一層の第一感応区の位置と対応し,第一感応区は第二感応区と感応し接続し,感応接続の状態は外力に従って変化する。これによって,第一感応区は外力作用で第二感応区と接触し,電気回路にオープンさせることができ,外力が消えてなくなる時,電気回路はまたもとの状態に戻す。本発明は分離感応区を持つ生地は使用者が着る生地あるいは皮革と一体となる結合できるから,使用者の携帯に便利で,しかも使用者のいかなる身体動作を妨害しない。
【0010】
上記の技術方案によって,本発明は分離感応区を持つ生地は少なくとも下記の利点と役に立つ効果を持つ。
【0011】
1)本発明は分離感応区を持つ生地は服飾の部品とすることができ,壊れたら直接に取り外すことができ,使わない時,全体の部品を脱いでしまうことができ,範囲はただ局部だけで,使用は簡単,便利である。
2)デジタル信号は0又は1である,省電力である。
3)本発明は分離感応区を持つ生地は伝統の服飾構造で,普通服のように,あまり目立たず,自身は水で洗うことができ,壊すことがおそれもない。
4)基本的に一つ部品は多種の機能があることができ,スイッチ,電極あるいは圧力センサーの伝導信号になることができる。
【0012】
上記の説明は単に本発明の技術方案の概述だけで,更に本発明の技術手段を理解することができるようにし,明細書の内容に基づいて実施することができ,さらに,本発明の上記とほかの目的,特徴と利点を分かり易くするため,特に好ましい実施形態を挙げ,そして添付図と併せて,下記通りに詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第一の好ましい実施形態の正面図である。
【図2】本発明の第一の好ましい実施形態の細部構造の側面図である。
【図3】本発明の第二の好ましい実施形態の側面図である。
【図4】本発明の第三の好ましい実施形態の側面図である。
【図5】本発明の第四の好ましい実施形態の側面図である。
【図6】本発明の第五の好ましい実施形態の側面図である。
【図7】本発明の第六の好ましい実施形態の側面図である。
【図8】本発明の第七の好ましい実施形態の立体図である。
【図9】本発明の第八の好ましい実施形態の立体図である。
【図10】本発明の第九の好ましい実施形態の立体図である。
【図11】本発明の第十の好ましい実施形態の立体図である。
【図12】本発明の第十一の好ましい実施形態の側面図である。
【図13】本発明の第十二の好ましい実施形態の側面図である。
【図14】本発明の第十三の好ましい実施形態の正面図である。
【図15】本発明の第十四の好ましい実施形態の正面図である。
【図16】本発明の第十五の好ましい実施形態の断面図である。
【図17】本発明の第十六の好ましい実施形態の正面図である。
【図18】本発明の第十七の好ましい実施形態の正面図である。
【図19】本発明の第十八の好ましい実施形態の立体図である。
【図20】本発明の第十九の好ましい実施形態の正面図である。
【図21】本発明の第二十の好ましい実施形態の側面図である。
【図22】分離感応区を持つ生地の実際的な波形図である。
【図23】本発明の生地信号のジャンプ現象の処理方法フローチャートである。
【図24】生地信号ジャンプの処理分析図である。
【図25】信号処理(smith trigger)後の本発明図22の実際的な波形図である。
【符号の説明】
【0014】
10分離感応区を持つ生地
12第一層 126図案 13第一感応区
14非感応区 15参照区 16延伸部
17部品 172第二感応区 174図案
18接続部 192制御回路 194出力器

10a分離感応区を持つ生地
12a第一層 13a第一感応区 14a非感応区
16a延伸部 17a部品 172a第二感応区
18a接続部 19a 補強線

10b分離感応区を持つ生地
12b第一層 121b嵌合凹部 13b第一感応区
14b非感応区 16b延伸部 17b部品
172b第二感応区 18b接続部 192b制御回路
194b出力器

10c分離感応区を持つ生地
12c第一層 121c嵌合凹部 13c第一感応区
14c非感応区 16c延伸部 17c部品
172c第二感応区 18c接続部

10d分離感応区を持つ生地
12d第一層 123d嵌合凸部 13d第一感応区
14d非感応区 16d延伸部 17d部品
172d第二感応区 174d嵌合凸部 18d接続部

10e分離感応区を持つ生地
12e第一層 121e嵌合凹部 13e第一感応区
14e非感応区 16e延伸部 17e部品
172e第二感応区 18e接続部 192e制御回路
194e出力器

10f分離感応区を持つ生地
12f第一層 125f穴 13f第一感応区
14f非感応区 16f延伸部 17f部品
172f第二感応区 18f接続部

10g分離感応区を持つ生地
12g第一層 13g第一感応区 14g非感応区
16g延伸部 17g部品 172g第二感応区
18g接続部 192g制御回路 194g出力器

10h分離感応区を持つ生地
12h第一層 125h穴 13h第一感応区
14h非感応区 16h延伸部 17h部品
172h第二感応区 18h接続部

10k分離感応区を持つ生地
12k第一層 125穴 13k第一感応区
14k非感応区 16k延伸部 17k部品(第二感応区)
18k接続部

20分離感応区を持つ生地
22第一層 23第一感応区 24非感応区
25延伸部 26部品 262第二感応区
27接続部 28補強線 29第二層

30分離感応区を持つ生地
32第一層 33第一感応区 34非感応区
35延伸部 36部品 362第二感応区
37接続部 39第二層

40分離感応区を持つ生地
42第一層 421穴 43第一感応区(電気伝導の細い線)
44非感応区 45延伸部
46部品(ボタン) 47第二感応区(接続部) 49第二層

50分離感応区を持つ生地
52第一層 521穴 53第一感応区
54非感応区 55延伸部 56部品(第二感応区)
561電子部品 57接続部 59第二層

60分離感応区を持つ生地
62第一層 621穴 63第一感応区
64非感応区 65延伸部 66部品(第二感応区)
667電子部品 67接続部 68トップカバー
69第二層

70分離感応区を持つ生地
72第一層 721穴 73第一感応区
74非感応区 75延伸部 76部品
77接続部 79第二層

80分離感応区を持つ生地
81 第一感応区 82第二層 83バックル
84非感応区 85延伸部 87第一層
88部品(第二感応区)

90分離感応区を持つ生地
92第一層 921嵌合凹部 93第一感応区(電気伝導の細い線)
94非感応区 95延伸部 96部品(嵌合凹部)
97接続部(第二感応区) 99第二層

90a分離感応区を持つ生地
92a第一層 93a第一感応区(鍵部) 94a非感応区
95a延伸部 96a部品(第二感応区) 97a接続部
99a第二層

11分離感応区を持つ生地
112第一層 113第一感応区 114非感応区
115延伸部 116部品 1162第二感応区
117接続部 118 通路 119第二層

【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は予定の発明目的に達するために取った技術手段と効果を更にはっきり述べるために,添付図および好ましい実施形態を合わせ,本発明に提出した分離感応区を持つ生地の具体的な実施方式,構造,特徴と効果について,下記の通りに詳しく説明する。
【0016】
図1および図2をすると,本発明の第一好ましい実施形態に提供した分離感応区を持つ生地は,一つ第一層12,多個の延伸部16,一つ制御回路192および一つ出力器を含む。
【0017】
この第一層12のトップに多個の第一感応区13,一つ非感応区14,および二つ参照区15を含み,第一感応区13および参照区15は全て電気伝導でき,第一感応区13はマトリックスの行列を呈し,しかも第一層12を貫く。非感応区14は第一感応区13の間および周囲に位置し,非電気伝導しかも非磁気伝導の非伝導性繊維で紡織でき,あるいは皮革で制作する。参照区15は第一感応区13から遠く離れる。第一感応区13および参照区15は下記の方式を採用できるが,この方式に限らない。
【0018】
非電気伝導繊維と電気伝導繊維を一つ紡織の製造プロセス(Textile process)で共同に紡織し,この紡織の製造プロセスはニット(knitting),ウェービング(weaving),タッチング(tatting),刺繍(embroidering)あるいはその他の適切な製造プロセスである。
電気伝導の金属片を第一層12に埋め込みたり,粘着したり或いは縫いこむことによって形成する。
【0019】
電気伝導の細い線を第一層12に縫い込むことによって形成する。
第一層12に電気伝導の物質を縫ったり,貼ったりすることによって形成する。電気伝導の生地を第一層12に粘着したり,貼ったりすることによって形成する。上記の非電気伝導繊維は綿,麻あるいはナイロンを採用できるが,これに限らない。電気伝導繊維は高分子の電気伝導繊維あるいは電気伝導の金属繊維を採用でき,ステンレス繊維と非電気伝導繊維を混紡でき,或いは非電気伝導繊維に電気伝導物質を塗ったり(ペイント),混ざったり(ペースト)することによって形成し,電気伝導繊維は第一感応区13を占める比例は1%から100%である。
【0020】
延伸部16はそれぞれ一つ部品17,および一つ接続部18があり,部品17は球型を呈し,しかも弾力性を持つ。あるいは柱型,角錐型,皿型を呈し,しかも圧力で変形でき,そして外力が消えてなくなる時,もとの状態に戻すことができる。その材料はゴム,発泡材料,スポンジ,スプリング,綿,弾性繊維(spandex),人造の弾力繊維(lycra),合成ゴム( SBR,Styrene Butadiene Rubber)と泡基材料など,しかもいずれ部品17の表面にすべて三つ環状の第二感応区172を形成し,環状毎に一つ抵抗値を代表する。第二感応区172は電気伝導材料で製造し,電気を伝導でき,成形の方式は上記の第一感応区13と同じで,しかも同様に1.非電気伝導繊維と電気伝導繊維を一つ紡織の製造プロセス(Textile process)で共同に部品17となるように紡織し,例えばニット(knitting),ウェービング(weaving),タッチング(tatting),刺繍(embroidering)あるいはその他の適切な製造プロセスである;2.電気伝導の金属片を部品17に埋め込みたり,粘着したり或いは縫いこむことによって形成する;3.電気伝導の細い線を部品17に縫い込むことによって形成する;4.部品17に電気伝導の物質を縫ったり,貼ったりすることによって形成する;5.本来は電気伝導の生地で,部品17に粘着したり,貼ったりすることによって固定する。第二感応区172は第一層12の第一感応区13の位置と対応し,接続部18は3つ互いにオープンする電気伝導の細い線と伝送線とする太い線で編み,一端は部品17と接続し,もう一端は第一層12の非感応電気伝導区14と接続し,部品の自身は高い密度の材質を含んでもいいである。例えば金属あるいはガラス,部品を地心方向へ垂れさせる。延伸部16の接続部18はすべて対応の第二感応区172の電気と接続し,しかも延伸部16は第一層12の参照区15から遠く離れる。それ以外に,部品17はボタン,スパンコール,真珠など服飾用のアクセサリーである。部品17も高い密度の材質を含むことができ,例えば金属あるいはガラス,この部品17を地心方向へ垂れさせる。
【0021】
制御回路192は解体でき,第一層12に固定し,一つプリント配線板あるいは一つIC内に電源を含有してもいいである。制御回路192は第一層12の第一感応区13および二つ参照区15の電気と接続し,そして接続部18を経由し,部品17の第二感応区172の電気と接続し,これによって,使用者は部品17を第一層12へ押し付ける時,圧力を受ける部品17の第二感応区172は対応する第一感応区13と接触し,第一感応区13,第二感応区172および制御回路192からなる回路である。
【0022】
出力器194は制御回路の電気と接続し,しかも一つ無線信号の発信器である。使用者は異なっている位置の部品17を押し付ける時,この制御回路192は力を受ける位置によって,出力器194に各種の違う信号を出すと命令し,出力器194,制御回路192も部品の上に制作してもいいである。
【0023】
その他に,制御回路192も一つ抵抗計を含んでもよく,この回路の抵抗値を測ることができる。使用者は印加する圧力が益々大きくなる時,部品17は力を受けることによって変形でき,同一部品17に第二感応区172の数量は多ければ,緊密ほどの方式で第一感応区13としっかり貼る。この回路の抵抗値も益々小さくなるから,圧力センサー(pressure gauge)として使用できる。制御回路192内にも一つ抵抗閾値があり,抵抗計で測る抵抗値はこの抵抗閾値より低いとき,制御回路192は出力器194に信号を出力すると命令し,逆に,この回路の抵抗値は抵抗閾値より高い時,この制御回路192はいかなる反応を行わなく,これによって,誤って触れることを避ける。
【0024】
その他に,第二感応区172も三つの互いに絶縁する電気伝導の細い線でそれぞれ制御回路192の電気と接続できるから,同一部品17に三つの第二感応区172はすべて第一感応区13と接触する時,第一感応区13および第二感応区172は同時に3組の信号を出力でき,そしてこの制御回路192に伝える。それ以外に,使用者の印加圧力の大きさに従って,生地10にオープンする回路の数もある程度の相違があり,分離感応区を持つ生地10も3段のスイッチとして使用でき,しかも一段毎に外力の大きさを表示できる。同時に3段のデジタル信号を表現し,アナログ信号ではなく,だから複雑な信号処理を省く。しかもデジタルコンバーター(AD converter)がいらない。同時に方向性があり,部品17から生地10へ力を印加しさえすれば,反応があり,生地10は部品17方向へ力を印加しても反応がなければ,生地10の後に体だから,判断ミスの状況を下げることができる。
【0025】
第一層12の二つ参照区15は互いに分離し,しかもそれぞれ第一層12の第一感応区13および延伸部16から遠く離れるから,分離感応区を持つ生地10は正常に使用する時,二つ参照区15は共同に一つ回路を形成できなく,あるいはいずれ参照区15はいずれ第一感応区13或いは第二感応区172と回路を形成するとき,制御回路192は直ちに電源を切り,漏電で使用者に感電させることを避け,同時に出力器194に警告情報を出すと命令し,使用者に注意させる。同様に,第一層12の各第一感応区13の間に回路を形成すれば,或いは延伸部16の各第二感応区172の間に回路を形成すれば,例えば分離感応区を持つ生地10は雨あるいは汗で使用に影響する時,制御回路192も直ちに電源を切る。また,併せて湿度センサーとされる。
【0026】
上記の構造によって,分離感応区を持つ生地10は衣服となる製造でき,使用者に身に付けられ,そして一つ家電リモコンとして使用でき,使用者は異なっている位置の部品17を押し付け,或いは同一の部品は上下左右の異なっている位置の感応区13と接触することによって,出力器194に各種の違う無線信号を出させ,テレビのチャンネル変更,スピーカーの音量或いはエアコンの温度など制御する。それ以外に,第一層12および部品17はすべてその機能を表示する図案の126,174の(図1,2のように)がある。分離感応区を持つ生地10は使用者が着る生地あるいは皮革と一体となる結合するから,使用者の携帯に便利で,しかも使用者のいかなる身体動作を妨害しない。
それ以外に,第一層12は下着に製造でき,使用者に身に着られ,そして延伸部16を第一層12の外側に設けられ,異なっている位置の部品17を押しつけることによって,異なっている位置の第一感応区13あるいは参照区15は使用者の皮膚の測られるところと接触させ,これによって,第一感応区13は同時に電極として使用でき,人体の心電図,呼吸,筋電図,脳波,体脂,嚥下,人体表面の抵抗を測り,或いは神経電刺激治療法(Transcutaneous Electrical Nerver Stimulation;TENS)あるいは電極(defibrillator)を提供し,同時に私達も皮膚に近づかなくても,心電図,動悸などの生理信号を測ることができると知る。その他に,分離感応区を持つ生地10は保温衣服が需要の電流を提供でき,つまり,分離感応区を持つ生地10は生理信号を伝送できるだけではなく,外部の電流あるいは信号も伝送でき,信号あるいは電流伝送器として使用できる。この信号あるいは電流伝送器はただ第一感応区と第二感応区172は外力を受けさえすれば,起動する。例えば服を着て,外力がない場合で自動的にオフし,服を脱ぐとき,使用者は切り或いはオフする需要がなく,しかも主に多電流あるいは多信号を伝送できる伝送器である。
【0027】
その他に,分離感応区を持つ生地10をわきの下に置いてもよく,使用者は両腕でしっかり胸側に密着することによって,回路をオープンできる。しかも出力器194はLEDパイロットランプ,スピーカーあるいは薄い型パネルでもよく,電気回路をオープンするとき,光線と音を出すあるいは圧力を受ける位置を表示するところに使用できる。
【0028】
その他に,分離感応区を持つ生地10は上着に製造され,使用者の身に着られる時,着用者身体の各部位の第一,第二感応区13,172はオープンするかどうか分析することによって,着用者の動作を判断できる。例えば着用者の胸に第一,第二感応区13,172は互いに分離し,背中に第一,第二感応区13,172は互いに接触する状況を知ることによって,着用者は腰をかがめていると判断できる。或いは第二感応区は非対応の第一感応区とオープンすれば,着用者は向きを変えていると判断できる。右へ曲がるとき,左の感応区と接触でき,これによって,分離感応区を持つ生地10は姿勢の変化を探測器として使用でき,例えばつまずいて転びを探測する。
この回路の抵抗値は部品17の圧力の大きさによって変化するから,分離感応区を持つ生地10は可変抵抗あるいは圧力センサー(pressure gauge)として使用できる。例えば中敷にいくつの圧力センサーを放置し,使用者の足取りの変化および足の変動圧力の各部変化状況を判ることができる。
【0029】
その他に,分離感応区を持つ生地10もスイッチマトリックス(switch matrix)あるいはキーボード(keyboard)として使用でき,この回路の抵抗値の高低によって,電子スイッチのショート(ON)およびオフ (OFF)を形成でき,それに,使用者は部品17を押し付ける時,部品17は力を受けたため変形され,使用者は確実に部品17を押したことが感じことができ,使用者の指は部品17を離れる時,使用者も部品17は弾力性の作用によってもとの状態に戻すことが感じることができる。その他に,分離感応区を持つ生地10も単一の第一感応区13および単一の延伸部16を設けるとき,単一の電子スイッチとして使用できる。しかし主に単一の延伸部16を上下左右の四つ第一感応区の多段電子スイッチとして使用でき,しかもオンとオフは印加する力の大きさはある設定値より大きいかどうかと関係がある。同じの道理,私達は単純にスイッチをオン・オフ(ON/OFF switch)できる。とても敏感,着ることができない伝統加速計あるいはジャイロスコープのようではなく,しかも洗濯機で洗濯できる。私達は足取りの分析と姿勢変化の長期追跡器として使用し,無線あるいは有線で身体の各位置の信号をオン・オフ(ON/OFF)すれば,即ち0あるいは1になるとき,看護者はこれによって,使用者の状態を知ることができる。例えばつまずいて転んだかどうか,てんかん,脳卒中など不正常の挙止変化を発生するかどうか。同時に0,1信号を3Dアニメーションに変え,脳卒中の患者ならば,足取りの分析と姿勢の変化信号でリハビリを行うことができ,同時に医療関係者は使用者の進歩状況を追跡できる。正常人ならば,運動指導として使用してもいいである。例えば太極拳は呼吸と手足姿勢の協調性が重視し,普通人は理解しにくく,しかし本センサーを利用し,呼吸と姿勢を探測でき,3Dアニメーションで同時に呼吸変化を表示でき,初心者は分かり易い。上記の例は全てデジタル信号で,アナログ信号ではない。
分離感応区を持つ生地10は実に多種変化も持ち,図3を参照すると,本発明の第二好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地10aを提供し,上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,第一層12aの第一感応区13aは第一層12a表面に形成し,第一層12aを貫かなく,しかもいずれ延伸部16aは全て二つ接続部18a,接続部品17aおよび第一層12aを含み,それによって部品17aを特定位置に固定し,しかも部品17aは弾力性材料で制作し,生地は伸縮性がある。例えば縮め帯,ニット生地。延伸部16aは非電気伝導の補強線19aがあり,部品17aに接続し,この部品17aを更に安定のように特定位置に固定させる。補強線は弾力性材料を含有し,しかも伸縮性がある。
【0030】
第一,第二感応区13a,172aはただ第一層12aと部品17aの間だけに形成するから,生地10aは第一層12aの折りよりショートを産生することが避けることができる。それ以外に,部品17aも鋼性材料で製造でき,自身は力によって変形されることができなくため,回路の抵抗値は固定し変化しなく,分離感応区を持つ生地10aは受動抵抗ユニットとして使用できる。
【0031】
その他に,部品17aは弾力性材質で製造し,これによって,使用者は力で第一層12aを上下の両側へ引っ張るとき,部品17aは接続部18aの張力作用によって,第一電気伝導区13aを密着し,更にこの回路の抵抗値に変化させ,抵抗値は使用者の力の大きさによって変化するので,分離感応区を持つ生地10aも張力センサー(strain gauge)として使用できる。
その他に,分離感応区を持つ生地10aも上着となる製造でき,使用者の呼吸,嚥下あるいは各種の身体動作はすべて分離感応区を持つ生地10aに張力の大きさによって,変化を産生させることができるから,分離感応区を持つ生地10aも姿勢変化の探測器,呼吸探測器あるいは嚥下探測器(swallow sensor detector)として使用できる。
【0032】
その他に,二つ接続線はそれぞれ部品17aと固定し,接続部18aと接続し,自由的に部品17aを貫くことではない時,即ち部品17aは一つ通路があり,接続部18aに貫かせ,外力あるいは重力の作用に従って,部品17aは自由に移動し,しかも第一電気伝導区13aと接触するかどうかによって,部品17aと第一電気伝導区13aの間の相対位置の変化,相対速度の変化および加速度の変化を測ることができる。
【0033】
その他に,図4を参照すると,第一層12bの片側に一つ嵌合凹部121bを形成し,部品17bの設置に使う。第一感応区13bは第一層12bに形成し,部品17bと相対する側に位置し,その位置は嵌合凹部121bと対応する。第一,第二感応区13b,172bはすべて電気を伝導できるから,共同に一つ蓄電器を形成できる。制御回路192bは一つ蓄電器を含むことができ,第一,第二感応区13bに形成する蓄電器の容量値の測りに使い,これによって,制御回路192bは第一,第二感応区13b,172bの相対に近づく或いは遠く離れるより,招いた蓄電器の容量値の変化によって,出力器194bの信号を制御できる。
【0034】
それ以外に,部品17bは嵌合凹部121に置くから,効果的に使用者は誤って部品17bの第二感応区172bに触れることを避けることができる。
【0035】
第一,第二感応区13b,172bの相対位置を固定する時,分離感応する区を持つ生地10bは蓄電器の容量値を固定する受動蓄電器ユニットとして使用でき,しかも設計者も第一,第二感応区13b,172bの面積あるいは間隔を変えることによって,異なっている蓄電器の容量値の受動蓄電器ユニットを設計できる。例えば部品17bに一つ絶縁トップカバーを設け,両者間の間隔を増加し,そしてトップカバー内に下敷きがあり,蓄電器の需要容量の産生に使う。第一,第二感応区13b,172bは相対に移動するか変形する時,分離感応区を持つ生地10bは可変蓄電器として使用できる。その他に,蓄電器の容量値の変化は第一,第二感応区13b,172bの間の間隔と関係があるから,蓄電器の時間変化の状況を分析でき,これによって,部品17bの移動速度あるいは加速度を知ることができる。そのために,分離感応区を持つ生地10bも変位センサー,スピードセンサーあるいは加速度探測器として使用できる。例えば分離感応区を持つ生地を靴内に置き,使用者の足取りとつまずいて転ぶ状況を測ることができる。
【0036】
図5を参照すると,延伸部16c,部品17cの形の大きさは第一層12cの嵌合凹部121cと対応するように設計でき,これによって,部品17cは完全に嵌合凹部121cに設置する時,分離感応区を持つ生地10cの表面は平坦を維持し,美観を増加できる。それ以外に,第一層12cの第一感応区13cは第一層12c内部に位置する。生地10cの表面は平坦の必要がなく,綿毛布(pile),フリース(fleece)など圧縮および変形できる生地でもいいである。第一感応区13cは生地の底層に位置し,嵌合凹部を形成する。部品17cは生地10cの表面に位置し,外力を受ける場合,生地10cを圧縮され,第一感応区13cと第二感応区172cに接触させる。外力が消えてなくなってから,またもとの状態に戻す。部品17cの後は身体である時,同じ外力で生地10cから部品17cへ反応することは大きいであるが,部品17cから生地10cへ反応することは小さいから,力の方向を区別できる。
図6を参照すると,本発明の第5好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地10dを提供し,上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,第一層12d上に一つ嵌合凸部123dを形成し,しかも第一層12dに多数の環状の第一感応区13dを持ち,それは嵌合凸部123dに形成する。部品17dは2つ電気伝導材料で製造する第二感応区172dを持ち,部品17dに一つ嵌合凹部174dを持ち,嵌合凸部123dと密着でき,異なる位置第一,第二感応区13d,172dの相互接触によって,第一,第二感応区13d,172dは異なっている信号を産生し,制御回路に伝送できる。生地10dは圧縮し変形でき,生地は弾力性材質で構成でき,その材料はゴム,発泡材料,スポンジ,スプリング,綿,弾性繊維(spandex),人造弾力繊維(lycra),合成ゴム(SBR,Styrene Butadiene Rubber)および泡綿基など材料で制作できる。第一層12dの第一感応区は嵌合凸部に設けられなくてもよく,平面に,外力で,生地10dを圧縮し,第一感応区13dと第二感応区172dに接触させ,外力が消えてなくなる時,またもとの状態に戻す。
【0037】
図7を参照すると,本発明の第6好ましい実施形態は上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,第一層12eの第一感応区13eは嵌合凹部121e内側の壁に位置し,しかも多数の独立感応区があり,ここで3つそれぞれ感応区があり,しかも部品17eの第二感応区172eは半球形を呈し,制御回路192eおよび出力器194eは部品17eに置き,そして接続部18eを経由し,第一感応区13eの電気と接続する。部品17eにただ1つ第二感応区172eだけあり,逆に,生地13eに三つ独立感応区がある。
【0038】
また図8を参照すると,本発明の第7好ましい実施形態は上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,第一層12fに一つ穴125fを持ち,第一層12fの第一感応区13fは電気を伝導する細い線でこの穴12fを貫くによって形成する。第一層12fは弾力性材料が含有する。例えば弾性繊維あるいはゴム。そのために,穴125fは適度に開けられることができ,外力は大きければ,開口は大きいほどである。部品17fの第二感応区172fは細長い形を呈し,しかも電気を伝導する細い線で部品17fに縫うことによって形成する。接触面積は大きければ,外力は大きいほどである。開口125fの面積は大きければ,部品17fの第二感応区172fと接触する面積は多いほど,だから圧力あるいは張力感応器として使用できる。接続部は弾力性材料で,伸縮性で敏感度を増加できる。
【0039】
また図9を参照すると,本発明の第8好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地10gを提供し,第一層12g,延伸部16g,制御回路192gおよび出力器194gを含む。第一層12gの第一感応区13gは環状を呈し,延伸部16gは部品17g,および接続部18gがあり,部品17gと第一層12gの非感応区14gと接続する。部品17gの第二感応区172gは磁性材料で製造し,接続部18gは電気を伝導なく,これによって,部品17gは第一層12gに近づくか遠く離れる時,部品17gの第二感応区172gは環状の第一感応区13gに感応起電力を産生させることができ,制御回路192gは感応起電力を測ることができ,そして感応起電力の量によって出力器194gに信号を出すと命令し,つまり,分離感応区を持つ生地10gは受動インダクターユニットとして使用できる。
【0040】
図10を参照すると,本発明の第9好ましい実施形態は上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,第一層12hの穴125hは三角形を呈し,分離感応区を持つ生地10gの三つ第一感応区13hはそれぞれ穴125hの三つ側に形成し,部品17hは三角形の錐形を呈し,そして三つ第二感応区172hはそれぞれ部品17hの三つ側面に形成し,しかも接続部18hの数量は三つ(その中に二つは接続部18hの作用と同じの補強線である)で,錐形の部品17hの栓は穴125hに挿し易いことができるから,設計者は穴125hの寸法を縮小することによって,生地10hの市場の受容度を高めることができる。こうすれば多数の電流あるいは信号伝送器であることができ,接続部も弾力性の材質から構成し,だから部品17hを穴125hに挿してから,外力は両者に産生する影響が低くなる。
【0041】
さらに,穴125hおよびと部品の17hの形はすべて非円形を呈するため,使用者が先に部品17hを適切な角度まで転換してから,またこの穴125hに挿し,第二感応区172hに更に正確的に第一感応区13hと密接させる。単一部品は多数の不同の感応区があり,生地10hの第一感応区の多数の不同感応区と互動する。
【0042】
図11を参照すると,本発明の第10好ましい実施形態は上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,第一層12kの第一感応区13kは電気伝導の細い線を螺旋形のように巻く方式で,穴125kに縫うことによって形成し,延伸部16kの部品17kは磁気材料で製造し,しかも第二感応区17kを形成し,しかも部品17kは円柱の形を呈し,延伸部16kの接続部18kは金属で製造し,螺旋形のように部品17kに巻き付くから,スプリングのようである。これによって,接続部18kは電流を通し,しかも部品17kは穴125kから遠く離れるか近づくとき,部品17kは第一感応区13kに感応起電力を産生させることができる。部品17kは円柱の形を呈するため,設計および製造に容易である利点がある。しかも部品はスプリングの特性があるため,外力が消えてなくなってから依然として何度も振動することができるから,外力を人体運動の運動エネルギーのように,電気エネルギーに転化し貯蓄することができる。
【0043】
また図12を参照すると,本発明の第11好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地20を提供し,第一層22,延伸部25,第二層29,制御回路(図に表示しないである)を含む。延伸部25の接続部27は金属で製造し,しかも部品26および第二層29と接続し,制御回路は同様に接続部27を経由し,部品26の第二感応区262の電気と接続する。それ以外に,延伸部25は電気を伝導しない補強線28を含み,それぞれ部品26および第二層29と接続し,部品26にしっかり第二層29に固定させることができる。補強線は弾力性の材料を含有でき,伸縮がある。
【0044】
また図13を参照すると,本発明の第12好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地30を提供し,上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,部品36は接続部37を経由し,第二層39に縫う。同様に,身体に近づく第一層生地30は部品36の第二層へ力で産生する変化は,同じ力で部品36の第二層から身体方向の第一層生地30へ産生する感応変化より低いから,力の方向を区分できる。第一層生地30の後に体の存在があるから。
【0045】
上記の構造によって,製造者はそれぞれ第一層32および第二層39をパンツおよびズボンに製造でき,使用者は身に着て,そして第一,第二感応区33,362を使用者の腹部に近づき,これによって,使用者は大きな呼吸および腹部の力で,第一感応区33と第二感応区362に密着させ,この回路の抵抗値を下がらせ,出力器に信号を出させる。同様に,その制御回路も第一感応区33および第二感応区362の蓄電器の容量値の変化を探測することによって,出力器に信号を出させる。その他に,第一感応区33も環状のように設計でき,制御回路も第一感応区33に形成する感応起電力によって,出力器に信号を出すと命令できる。第一層32で下着を製造する時,同時に電極として使用でき,第二層39は上着で,制御回路および出力器は全て上着にあり,使用者の心電図あるいは呼吸の変化を読むことができる。
【0046】
その他に,第一層32も座席に敷くことができ,第二層39は上着とズボンに製造でき,使用者は身に着ることができ,使用者は圧力を受ける部位の正しいかどうかによって,座る姿を矯正できる。第一層32もシーツの表面に敷くことができ,第二層39は上着とズボンに製造でき,慢性病の患者は身に着て,これによって,看護者は圧力を受ける部位の位置と圧力を受ける時間の長さによって,患者のために寝返り,或いは患者がベッドから墜落するかどうか知る。第一感応区と第二感応区はもとのショート状態で,圧力を受ける状態だけで,ベッドに寝転ぶさえすれば,オープンと接触でき,そうしなければショート状態で,だからとても省電力で,しかもデジタル信号で,複雑な信号処理を行う需要がないである。
【0047】
本発明の精神に基づき,分離感応区を持つ生地の構造も多種の変化があり,図14を参照すると,本発明の第13好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地40を提供し,第一層42,延伸部45,第二層49,制御回路(図に表示しないである)を含む。第一層42と第二層49は同じ生地の左右開口に属し,ワイシャツの中間あるいは長い袖の洋服の袖口のように両端は別れ,つまり1端はボタンがあり,もう1端はボタン穴がある。第一層42は穴421,多数の電気伝導の細い線43および非感応区44があり,電気伝導の細い線43は穴421に縫い,しかも第一層42の第一感応区43を形成し,第一感応区43(同時に電気伝導の細い線43である)は互いに分離し,非感応区44は第一感応区43の周囲に形成する。延伸部45は部品46および二つ接続部47があり,部品46はボタンで,しかも絶縁の材質で製造し,しかも二つ接続部47を経由し,第二層49に縫い,第二層49は弾力性の材料で製造し,例えばゴムバンド,弾性繊維(spandex),合成ゴム(SBR,Styrene Butadiene Rubber),および泡綿基の材料であり。二つ接続部47は電気伝導材料で製造し,しかも延伸部45の第二感応区47(同時に接続部47である)を形成する。二つ接続部47は第一層42の穴421を貫き,第一層42は部品46と第二層49の間に位置する。これによって,使用者は相対に第一層42および第二層49を引っ張り,例えば呼吸あるいは腕を曲がるとき,ただ穴421の方向変化のみに限られる。第二層49はボタンが46を動かし,穴421によって移動し,接続部47と違い位置の第一感応区43の接触によって,制御回路は出力器の各種信号を制御できる。もし接続部は非電気伝導の材質で製造すれば,ボタン46は電気伝導の材質で,ボタンで接続部に取って代わり,第二電気伝導区なり,同じ効果に達することができる。つまり,分離感応区を持つ生地40を信号発生器あるいは張力のセンサー(strain gauge)として使用し,例えばガーターのズボンの第一層42はズボンで,第二層49はガーターで,ボタン46はズボンにあり,使用者挙止の変化によって第二層ガーター49に変化させ,第一感応区43は第二感応区47と発生した違うデジタル信号を探測できる。
【0048】
その他に,接続部47の周囲に絶縁材を覆ってもよく,これによって,この制御回路も接続部47および第一感応区43に形成する蓄電器の容量値の変化を測ることによって,出力器の信号を制御できる。
【0049】
図15を参照すると,本発明の第14好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地50を提供し,上記の実施形態と大体に同じで,同様に第一層52,非感応区54,延伸部55,第二層59,制御回路(図に表示しないである)があり,その相違点は,第一層52は多個の独立第一感応区53があり,すべて円形を呈し,しかも穴521と一定の距離を隔て,延伸部55の部品56は電気伝導材料で製造し,しかも同様にボタン56で,そして延伸部55の第二感応区56に形成し,しかも延伸部55はまた電子部品561があり,ボタン56に設けられ,そして接続部57の電気と接続し,この電子部品561はIC(Integrated Circuit; IC),発光ダイオード(Light Emiting Doide;LED),感応器,アンテナ,スピーカー,マイク,レジスタ,蓄電器,インダクターあるいは電池を含む。
【0050】
使用者は力を印加でき,例えば呼吸或いは嚥下が変化するとき,このボタン56に傾かせ,そして第一層52の第一感応区53に接触し,圧力センサーを形成する。この圧力センサーは上,下,左,右の力の方向を知ることができる。その他に,このボタン56の底に一層の絶縁材を覆ってもよく,例えばプラスチック。使用者もボタンに圧力を加えることによって,第一,第二感応区53,56に形成する蓄電器の容量値に変化を産生させることができる。
【0051】
図16を参照すると,本発明の第15好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地60を提供し,上記の実施形態と大体に同じで,その相違点は,延伸部65はまたトップカバー68があり,部品66および電子部品661をこのトップカバーに設けられ,電子部品661は接続部67の電気と接続し,この部品66は電気伝導材料で製造し,しかもボタン66で,延伸部65の第二感応区66に形成し,このトップカバー68は絶縁材質で製造し,使用者は直接に部品66に接触するため,感電することが避ける。
【0052】
また図17を参照すると,分離感応区を持つ生地70は上記の実施形態と大体に同じで,同様に第一層72,非感応区74,延伸部75,第二層79,制御回路(図に表示しないである)および出力器(図に表示しないである)があり,第一層72は穴721および第一感応区73があり,第一感応区73は電気伝導の細い線で穴721の周囲に縫うことによって形成し,しかも部品76の別側と相対するから,互いに接触しない。しかも穴721と一定の距離を隔て,延伸部75の接続部77は非金属で製造し,部品76は金属で,しかも第二感応区76で,第二感応区の移動によって,この第一,第二感応区73,76に形成する蓄電器の容量値を変え,この制御回路は蓄電器の容量値の変化によって,出力器の信号を制御できる。その他に,分離感応区を持つ生地70も第一感応区73を第一層72の穴721に形成するように設計でき,そして接続部77の外側を合わせ,絶縁材を覆い,第二感応区である。
【0053】
また図18を参照すると,本発明の第17好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地80を提供し,上記の第13好ましい実施形態と同じの非感応区84,第一層87,第二層82と第一層87は同じ生地80にあり,第一層87に第一感応区81がある。制御回路(図に表示しない)および出力器(図に表示しない)の相違点は,その第二層82はスナップボタンの接続部83があり,このスナップボタン83は弾性を持ち,部品88の自身は第二層82に縫い,第二感応区を形成し,この部品88も三つ第二感応区に分け,第一層87にボタン86を設けられ,これによって,このスナップボタン83はボタン86によって,異なる外力で異なる引っ張りの強さを産生し,第一感応区に三つ違う第二感応区と接触させ,異なる信号を産生する。例えば使用者は嚥下或いは動作をする時,部品88と第一感応区に変化を産生させることができる。
【0054】
また図19を参照すると,本発明の第18好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地90を提供し,同様に第一層92,非感応区94,二つ延伸部95,第二層99,制御回路(図に表示しない)および出力器(図に表示しない)があり,この第一層92は二つ雌ブタン921を含み,それぞれ三つ電気伝導の細い線93で非感応区94に縫い,この嵌合凹部921は絶縁材で製造し,この電気伝導の細い線93はそれぞれ第一層92の三つ第一感応区93(同時に電気伝導の細い線93)を形成し,この3本の電気伝導の細い線も他の電気伝導材料で取って代わることができ,しかも制御回路の電気に接続し,この二つ延伸部95はそれぞれ部品96および三つ接続部線97を含み,この部品96は接続部97を経由し,第二層99に縫い,この部品96は雄ボタン96で,しかも絶縁材で製造し,この部品96は分離にこの嵌合凹部921に固定でき,接続部97もそれぞれ延伸部95の第二感応区97(同時に接続部97)に形成し,これによって,使用者は雄ボタン96および嵌合凹部921によって,第一感応区93は第二感応区97と接触させ,オープンし回路に形成する。しかもいずれ揃う雄ボタン96および嵌合凹部921はすべて三つ違う電流或いは信号を持つ。その以外に,雄ボタン96および嵌合凹部921の数目は一つ或いは三つ以上でもよく,しかも雄ボタン96の数目も嵌合凹部921より多いかは少なくてもいい。
【0055】
また図20を参照すると,本発明の第19好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地90aを提供し,第一層92a,非感応区94a,延伸部95a,第二層99a,制御回路(図に表示しない)および出力器(図に表示しない)があり,第一層92aは鍵部93aがあり,鍵部93aは電気伝導材料で製造し,しかも第一層92aの第一感応区93aに形成し,延伸部95aは部品96があり,接続線で第二層99aに縫い,部品96は電気伝導材料で製造し,しかも延伸部95aの第二感応区96a(同時に部品96a)に形成する。接続部97aは金属で製造し,これによって,鍵部93aは部品96aによって回路を形成できる。
【0056】
また図21を参照すると,本発明の第20好ましい実施形態は分離感応区を持つ生地11を提供し,上記の第12好ましい実施形態と大体に同じで,その延伸部115は部品116および接続部117があり,そして接続部117を経由し,第二層119に縫う。生地の第一層112は非感応区114および第一感応区113があり,相違点は第一感応区113が線からなり,しかも部品116内に通路118があり,第一感応区113に自由に通過させ,そして第一感応区の線内は多数の感応区があり,部品に第二感応区1162がある。
【0057】
上記の構造によって,製造者はそれぞれ第一層112および第二層119を上着と袖に製造でき,使用者は身に着て,そして第一,第二感応区113,1162を使用者のわきに近づく所に置き,これによって,使用者は腕の移動によって,第一感応区113および第二感応区1162に密着させ,この回路の抵抗値を下がらせ,更に出力器に信号を出させる。同様に,その制御回路も第一感応区113および第二感応区1162に形成する蓄電器の容量値の変化探測することによって,出力器に信号を出させ,制御器で腕の揺れ動き位置,角度およびスピードを探測する。
【0058】
また図22を参照すると,本発明の分離感応区を持つ生地の探測感応の接続状態は外力によって変化する方法は下記の通りである。
【0059】
第一感応区と第二感応区は外力を受ける場合,感応変化は図22のように,信号はノイズがあり,しかも特殊なジャンプ現象を産生しやすいから,私達のセンサー方法は図23示のように,まずスタート値の確定値を設定し,外力がない場合で部品と生地を分離し,だから「高い」状態で,「スタート値の確定値」は最高確定値或いは高い確定値に設定し,同時に「探索頻度」(sampling rate)を設定し,例えば秒毎に一回,部品と生地の感応変化を測り,最後に探測信号の「閾値A」を設定し,例えば最高探測信号値の半分を「閾値」に設定し,サンプリング部品と生地の探測信号値Bの時間を決まり,もし「探測値B」は「閾値A」より大きい或いは等しいならば,スタートの確定値は1をプラスし,しかも同時に確定を行う。
【0060】
この確定は確定値が予測の確定値であるかどうか判断し,予測の確定値であれば或いは超過すれば,最高確定値を確定値とする。部品と生地は接触していないと認定し,即ちhigh or open state状態にある。最高確定値でなければあるいは最高確定値の以下であれば,この確定値はあらかじめ設定する最高確定値より高いかどうか判断できる。そうであれば,部品と生地は接触していないと認定し,即ちhigh or open state状態にある。そうでなければ,もう一度プロセスを行い,そして1をプラスしてからの確定値を確定値とする。
【0061】
もし「探測値」は「閾値」より小さければ,確定値は1をマイナスし,しかも同時に確定を行い,この確定は確定値があらかじめ設定する最低確定値であるかどう判断し,であれば或いは低ければ,最低極限値を値とし,部品は生地とすでに接触すると認定し,即ちlow or short状態にある。しかし最低確定値より大きければ,この確定値はあらかじめ設定する低確定値より低いかどうか判断でき,そうであれば,この部品は生地とすでに接触すると認定し,即ちlow or short状態にある。そうでなければ,もう一度プロセスを行い,そして1をマイナスしてからの確定値を確定値とする。
【0062】
もっとはっきり説明すれば,図24のように,部品と生地の波形の決定は先にサンプリング後の確定値を計測値に置く。計測値に最低確定値,低確定値,高確定値と最高確定値があり,その波形の決定は最低と最高の間に,最低確定値より低くなく,最高確定値より高くなく,高確定値に達するとき,部品と生地はすでに起動されると認定し,即ちhigh or open state状態にある。逆に,低確定値に達するとき,部品と生地はすでに接触すると認定し,即ちlow or short状態にある。図22の信号のように,この方法で獲得する感応接続状態は図25のように,ノイズ及びジャンプの妨害を除くことができ,獲得する基準は実施しやすく,また多い運算がなく場合で完成でき,省電力,微小化と身なり式(wearable)に一つ革新方法である。
【0063】
図示で本発明の良いものを選び出す実施形態を述べた,当領域の技術者は本発明の技術方案の範囲から離れない場合,いかなる変化あるいは変形でき,そして等価物でユニットを取替えることができると理解できる。例えば説明するために円形の部品を出したが,本発明はその形を支えることができると理解できる。こうすれば,添付図の感応区の生地形状は本発明の範囲に制限しない。目的は本発明を本発明の好ましいモデルの特定実施形態に制限しなく,本発明は付属特許請求の範囲に全て実施形態を含む。
【0064】
本発明の精神に基づき,分離感応区を持つ生地は実に多種の変化も持ち,例えば制御回路内も時間閾値を(例えば3秒間)を設けることができ,第一,第二感応区のオープン時間はこの時間閾値より高くなるさえすれば,制御回路は出力器に信号を出すと命令し,これによって,誤って触れることが避け,このような様々な変化はすべて本発明の特許請求に含まれるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0065】
本発明の分離した感応区を持つ生地は,使用者が着る生地あるいは皮革と,プラスチック,金属なども含み,身に着ることができる材質と一体となる結合できるから,使用者の携帯に便利で,しかも使用者の身体動作を妨害しなく,産業方面の可利用性を持つ。






【特許請求の範囲】
【請求項1】
分離感応区を持つ生地において,
前記生地は,少なくとも一つの第一層と,少なくとも一つの第一感応区,少なくとも一つの第二感応区と,少なくとも一つ部品と少なくとも一つ接続部を有する少なくとも一つの延伸部を有し,
前記接続部は,前記部品と第一層を接続し,
前記第二感応区は,前記第一感応区の位置に対応する位置で,前記延伸部に形成され,
前記第一感応区及び前記第二感応区は,外力が作用したときに,感応し,デジタル信号を出力すること
を特徴とする生地。
【請求項2】
前記第一感応区の周囲に非感応区を有し,
前記非感応区は,前記接続部と接続していること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項3】
前記第二感応区は,前記部品上に位置すること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項4】
前記接続部は,電気伝導材料で形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項5】
前記接続部は,前記延伸部の前記第二感応区に接続されていること
を特徴とする請求項4に記載の生地。
【請求項6】
前記接続部の周囲は絶縁材料で覆われていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項7】
少なくとも一つ制御回路を有し,
前記制御回路は,前記第一感応区或いは前記第二感応区と接続されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項8】
少なくとも一つの出力器を有し,
前記出力器は,前記制御回路と接続されていること
を特徴とする請求項7に記載の生地。
【請求項9】
少なくとも一つ電気伝導可能な参照区を有し,
前記参照区は,前記第一層或いは前記生地の他の層に位置し,
前記第一感応区或いは前記第二感応区は前記参照区として機能しても良いこと
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項10】
2つの前記参照区を,湿度センサーとして用いること
を特徴とする請求項9に記載の生地。
【請求項11】
前記参照区は,二つ以上であり,かつ,前記制御回路と接続され,
前記制御回路は,前記二つの参照区の間に回路を形成するかどうかによって漏電しているかどうかを判断すること
を特徴とする請求項9に記載の生地。
【請求項12】
前記制御回路は,一つ抵抗計或いは蓄電器の容量計を含むこと
を特徴とする請求項7に記載の生地。
【請求項13】
前記制御回路は,第一感応区或いは第二感応区によって発生される起電力を検知すること
を特徴とする請求項7に記載の生地。
【請求項14】
前記第一層或いは前記部品は,その機能を表示する図案を有すること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項15】
前記接続部は,弾性材料で形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項16】
前記延伸部の前記部品は,球型,柱型あるいは錐型に形成され,凸部と凹部を有し,
前記部品の材質は,金属或いはガラスであること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項17】
前記第一層の前記第一感応区は,信号或いは電流の伝送器としても用いられ,前記第一層を貫通して形成されること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項18】
前記第一層の前記第一感応区は,信号或いは電流伝送器としても用いられ,前記第一層の内部に形成されること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項19】
前記第一層の前記第一感応区は,前記部品とは別側に形成され,前記第一感応区と前記部品は直接に接触しないことを特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項20】
前記第一層の前記第一感応区は,ニッティング,ウェービング又は編み込み過程により形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項21】
前記第一層の前記第一感応区は,電気伝導素材を前記第一層に挿入,接着又は縫合することにより形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項22】
前記第一層の前記第一感応区は,前記第一層に電気伝導線を縫合することにより形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項23】
前記第一層の前記第一感応区は,前記第一層上に電気伝導素材をペイント又はペーストすることにより形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項24】
前記第一層の前記第一感応区は,前記第一層上に電気伝導生地を接着又は縫合することにより形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項25】
前記延伸部の前記第二感応区は,電気伝導材料,磁性材料或いは磁気伝導材料で形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項26】
前記延伸部の前記接続部は,複数の細い電気伝導線で編むことで形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項27】
前記第一層は,弾性材料で形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項28】
前記延伸部の前記第二感応区は,環状あるいは細長い形で形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項29】
前記第一層は,凹部を有し,
前記部品の大きさは,前記第一層の凹部に対応していること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項30】
前記第一層は,凸部を有し,
前記第一層の前記第一感応区は,前記凸部に位置すること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項31】
前記部品は,前記第一層の前記第一感応区が位置する前記凸部に対応する凹部を有することを特徴とする
請求項30に記載の生地。
【請求項32】
前記第一層は,一の穴を有し,
前記第一感応区は,前記穴の周囲に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項33】
前記第一感応区は,穴の縁に沿って形成され,前記穴の縁から一定の距離を隔てられていること
を特徴とする請求項32に記載の生地。
【請求項34】
前記接続部は,前記穴を通っていること
を特徴とする請求項32に記載の生地。
【請求項35】
前記部品はボタン,スパンコール或いは真珠であること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項36】
前記第二層は,前記接続部を介して前記延伸部に接続されていること
を特徴とする請求項1に記載の生地。
【請求項37】
前記第一層は,前記第二層と前記部品の間に位置し,
前記第一層及び前記第二層は,同じ服(cloth)或いは同じアクセサリー(garment)の一部であること
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項38】
前記延伸部は,さらに,前記部品に接続する少なくとも一つの補強線を有し,
前記補強線は弾性材料で形成されていること
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項39】
前記延伸部は,さらに,前記部品内に設けられた電子部品を有し,
前記電子部品は,前記接続部と接続し,
前記電子部品はIC,発光ダイオード,感応器,アンテナ,スピーカー,マイク,レジスタ,蓄電器,インダクターあるいは電池を含むこと
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項40】
前記延伸部は,さらに,前記部品に設けられたトップカバーを有し,
前記トップカバーは,絶縁材料で形成されること
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項41】
前記トップカバーは,さらに,電子部品を有し,
前記電子部品は,前記接続部の電気と接続し,
前記電子部品はIC,発光ダイオード,感応器,アンテナ,スピーカー,マイク,抵抗,蓄電器,インダクターあるいは電池を含むこと
を特徴とする請求項40に記載の生地。
【請求項42】
前記第一層は,前記非感応区に固定された嵌合凹部を含み,
前記電気伝導材料は,前記第一層の前記第一感応区に形成されること
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項43】
前記延伸部の前記部品は,嵌合凸部であり,
前記嵌合凸部は,前記嵌合凹部に固定できること
を特徴とする請求項42に記載の生地。
【請求項44】
前記第二層は,前記接続部として機能する弾性のバックルを有すること
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項45】
前記延伸部の前記接続部或いは前記部品は,前記延伸部の前記第二感応区を形成する
ことを特徴とする請求項1又は36に記載の生地
【請求項46】
前記部品は,通路を有し,前記第一感応区或いは前記第二感応区を自由に通過させること
を特徴とする請求項1又は36に記載の生地。
【請求項47】
前記延伸部は,前記接続部を通じて第二層に接続し,
前記第一層の前記第一感応区は,一つ条線からなり,
前記部品は,通路を有し,前記第一感応区に自由を通過させること
を特徴とする請求項36に記載の生地。
【請求項48】
前記第一感応区と前記第二感応区の状態の変化によって,加えられた外力の方向を決定することを
特徴とする請求項1又は36に記載の生地。
【請求項49】
加えられた外力による前記第一感応区と前記第二感応区の状態の変化によって,前記デジタル信号を変化させること
を特徴とする請求項1又は36に記載の生地。
【請求項50】
前記第一感応区,前記第二感応区或いは前記参照区を電極として使用すること
を特徴とする請求項1又は36に記載の生地。
【請求項51】
スイッチマトリックス(switch matrix),キーボード(keyboard),圧力センサー(pressure gauge),張力センサー(strain gauge),スイッチ,信号あるいは電流発生器,姿あるいは足取りの変化探測器,呼吸モニター,心拍モニター,嚥下モニター(swallowing sensor),抵抗素子,インダクター素子,変位,スピードあるいは加速度の探測器,蓄電器の容量素子あるいはスイッチとして使用すること
を特徴とする請求項1又は36に記載の生地。
【請求項52】
皮革,プラスチック,ゴムあるいは金属材質により形成されること
を特徴とする請求項1或いは36に記載の生地。
【請求項53】
請求項1或いは32に記載の分離感応区を持つ生地の信号のジャンプを処理する方法であって,以下の工程を含むことを特徴とする方法。
1 スタート値の確定値を設定し,外力がない場合には,前記部品と前記生地は分離している「高い」状態とし,前記「スタート値の確定値」を最高確定値或いは高確定値に設定し,同時に「探索頻度」(sampling rate)を設定する。
2 探測信号の「閾値」を設定し,「探測値」が「閾値」以上であれば,スタートの確定値に1をプラスし,同時に一の確定を行う。
3 この確定値は予測の最高確定値かどうかを判断し,一定の最高確定値である或いは上回るならば,部品と生地は接触しないと認定し,最高確定値に達さなければ,この確定値は設定の確定値より高いかどうか判断でき,したがって部品と生地はやはり接触しないと認定し,そうでなければ,もう一度プログラムを行い,しかも1をプラスした確定値を確定値とする。
4 探測器は「閾値」より小さいならば,確定値は1をマイナスでき,しかも同時に一つ確定を行い,この確定は確定値が予定の確定値であるかどうかを判断し,であれば或いは低いならば,最低極限値を値として,部品と生地は既に接触したと認定し,最低確定値より大きいならば,この確定値は一定の確定値より低いかどうか判断でき,そうであれば,部品と生地は既に接触したと認定し,そうでなければ,もう一度プログラムを行い,1をマイナスした確定値を確定値とする。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公表番号】特表2010−538410(P2010−538410A)
【公表日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−522168(P2010−522168)
【出願日】平成20年9月3日(2008.9.3)
【国際出願番号】PCT/CN2008/001570
【国際公開番号】WO2009/033361
【国際公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(510058597)
【出願人】(510180496)
【出願人】(510180500)
【出願人】(510180511)
【Fターム(参考)】