説明

前テーブルシステム

容器処理装置用の前テーブルシステムであって、少なくとも供給回転台と排出回転台(A,Z)が付いており、その回転台は保持ケーシング(1)に駆動可能状態で配置されそして前テーブルシステム(V)内で回転台配列(K)を定義し、その内部で保持ケーシング(1)が床面上にある支持構造(S)に固定されており、支持構造(S)はパイプフレームおよび/または型フレーム(6)であり、そのフレームは接続部(N)でお互いに直接または支持ケーシングを介してのいずれかでそれぞれ外せるように接続された連結部材(7)と床面支持脚(8)で出来ており、その内側で保持ケーシングをフリー状態で配置して、保持ケーシングの周りにフリー領域(15)を形成し、そして少なくとも幾つかの連結部材(7)が、入り交じってそして回転台配列(K)を選択的に変更可能であるように保持ケーシングにより組み合わせ可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の従来技術説明部分に記載の前テーブルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ボトル充填装置のような容器処理装置用の前テーブルシステムにおいて、一般的な標準となっているのは本体がプレート状であり、それに少なくとも供給回転台と排出回転台、場合により中間回転台および場合により別の容器処理ユニットが、規定の固定位置に組み付けられている。従来のそのような形態の前テーブルプレート本体では、洗浄することが難しくそして微生物的観点から問題がある。さらに、そのときの回転台配列は固定されており可変ではない。
【0003】
欧州特許出願公開 1 316 520 Aで前テーブルシステムが公開されており、それは、円弧状部分に従って変形され支持脚で床面に立っている溝保持部材に構成され、その溝保持部材が回転台用の支持構造を形成するだけでなく、別の容器処理ユニット用の固定した一体支持箇所を有している。溝保持部材の規定位置には回転台用に、座形状の保持ケーシングが熔接されている。溝保持部材の端部には、固定するための別の可能性が設けられている。溝保持部材は下方に向かって少なくとも部分的に開いており、それにより洗浄および微生物対応に関して、プレート状本体付きの公知の前テーブルシステムと較べて有利である。溝保持部材は種々の容器処理装置に適合する。回転台と容器処理ユニットの数とタイプは、その時に応じて異なっていることがある。
【0004】
【特許文献1】欧州特許出願公開 1 316 520 A
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、洗浄および微生物対策に関して更に有利であり回転台配列の変更に対して高い自由度を可能にする前テーブルシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
設定された課題は、請求項1に記載の特徴により解決される。
【0007】
大きい表面のプレート状本体や円弧形状の溝保持部材支持構造の公知である原理から転換して、連結部材を組み合わせたパイプフレームまたは型フレームを支持脚付きで支持構造として使用する。連結部材はフレームを形成する役割をするだけでなく、位置決めを行い、そして結合部で例えば供給回転台と排出回転台または同類品のような回転台用の保持ケーシングを支える。例えば、連結部材では僅かに下方に傾けた面を設けており、それに沿って液体が迅速に流れ去ることにより、そして保持ケーシングの周りに大きな自由空間が得られることにより、この前テーブルシステムは洗浄に関して有利である。保持ケーシングと連結部材を選択的に組み合わせることができ、それにより前テーブルシステムおよびその時の回転台配列を、モジュール式構成により使用するケースに適合させ、例えば回転台および/または容器処理ユニットを追加または削除することにより変更することが可能になる。パイプフレームまたは型フレームの連結部材が、種々の回転台配列をつくれる所謂積み木を形成する。固定面から床面までの空間がフリーであるので、少なくとも回転台用にオープンの駆動システムを問題なくこの範囲に一体化することができる。全体の連結を取り外す必要もなく、個々の部品、例えば回転台をいつでも交換可能である。
【0008】
支持脚のついたパイプフレームまたは型フレームが、非常に安定しておりスマートなフレーム構造となっているので、封栓装置、検査装置、あるいは同類品に対する少なくとも別の容器処理グループを、支持構造の積み木方式により回転台配列に組み込むことが可能になる。
【0009】
パイプフレームまたは型フレームの連結部材および/または結合部で、コンベア、横溢装置、または類似装置のような少なくとも一つの別の容器処理ユニットを追加して固定できることにより、変形体としての別の可能性が得られる。洗浄そして微生物対策に関して重要なオープン構造原理を放棄する必要性なく、パイプフレームまたは型フレームがこのために固定面で十分な可能性を提供する。
【0010】
実施形態において、回転台および場合により一体化した容器処理ユニットが、フレームの内側に位置しており、そして外側では間隔を有して支持および遮断をする一種の柵を形成する連結部材により囲まれていると目的に適っている。
【0011】
そのとき、上方外観でおよび床面に向いて見た方向で、連結部材を保持ケーシングと支持脚の直径より小さく構成すると目的に適うことがあり、それにより支持構造が十分な安定性を有しながら大きな自由空間領域が得られ、そして液体が迅速に流れ去る面を出来るだけ小さく設けることができる。
【0012】
最適の洗浄結果と文句のない衛生的ないし微生物的対策の観点で、少なくともステンレス製のパイプフレーム、または場合によりステンレス表面の中実型材として連結部材を構成すると目的に適っている。
【0013】
代替の実施形態では型フレームの連結部材が、床面から遠い面が湾曲している又は平坦であるが床面に対して傾斜して下方に開いた形状となっており、それにより液体が迅速に流れ去る又は留まったままとなることがない。型連結部材が下方に開いた構造になっていることの利点は、電源系統または制御系統、ホース類、ケーブル、同類品を保護して装着できることであり、そして簡単にそこに手を伸ばせることである。更に下方に開いた構造は、より簡単に接続要素と組み立てられるという利点を有しており、それにより問題なく手が届くが液体や汚染の影響は取り除かれる。
【0014】
それぞれの連結部材が少なくとも、保持ケーシングまたは支持脚の接続交点に嵌る接続端部を有している。それにより組立が簡素化され、そして平滑な接続部を形成できる。
【0015】
少なくとも保持ケーシングまたは別の容器処理ユニットに接続されない個々の連結部材は、少なくとも一つの突き合わせ端部または斜め継ぎ端部を有しているべきであろう。この連結部材を使うことにより直線的な流れから外れるフレーム範囲をつくることができ、例えば前テーブルシステムの傍らで周囲構造グループを有用に配置できる。
【0016】
パイプフレームまたは型フレームの接続部が、外側は平滑に構成されており内側に接続要素を有している。これは衛生的ないし微生物的対策に関して利点をもたらす。
【0017】
好ましい実施形態において少なくとも幾つかの回転台は、その保持ケーシングに内蔵した個別駆動、例えばギア付き電動サーボモーターまたは電動直接駆動モーターを有している。この個別駆動に繋がる制御系統または電源系統は、パイプフレームまたは型フレームの連結部材の中に装着することができる。
【0018】
代替の実施形態では、固定面の下方で支持ケーシング下側にチェーンホイル、歯車、またはタイミングベルトホイルのような駆動ホイルを露出して配置しており、それが露出している駆動接続部材(噛み合う歯車、チェーン、タイミングベルト、またはジョイント軸)を介してセンター駆動と繋がっている。このオープン状態の駆動システムにより、衛生的な心配なく構成が可能であり、そして問題なく洗浄できる。
【0019】
代替の実施形態では、保持ケーシングに内蔵して配置した駆動部を、連結部材内に設けた駆動系統、例えばジョイント軸またはベルトを介して駆動することができる。
【0020】
目的に適った実施形態において、各支持ケーシングは、細くて好ましくは上方に向かって先細になっている上部部分、およびより幅を広くした足部分を有している。足部分は、パイプフレームまたは型フレームの接続部を形成し目的に合わせて丸いケーシングに連続しており、そのケーシングにはケーシング軸の周りでずれた少なくとも二つの接続交点を設けている。この交点は例えば接続フランジまたはワンタッチカップリングである。
【0021】
目的に適っているべきであろう場合には、パイプフレームまたは型フレームの中または上に、あるいは場合により固定面の下方に、少なくとも部分的にカバーを設けていることがある。これは格子状の構造、薄板部材、またはプラスチックまたはガラス製の板のこともある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
図面を使って、本発明対象の実施形態を説明する。図面において図1は、複数の細部変形体を隣合わせて示している前テーブル構造の概略的な遠視外観である。
【0023】
図1において概略的に示している前テーブルシステムVは運転時に、搬送面Tを走る前テーブルシステムVの搬送路が容器処理装置にある搬送路に接続するように、ボトル充填装置のような図示していない容器処理装置に関連配置される。前テーブルシステムVを介して行うのは、専ら容器処理装置への容器の搬入と排出であるが、そのとき前テーブルシステムでは場合により供給側または排出側で、別の容器処理グループを接続することがある。図1で示した実施形態では供給・排出前テーブルシステムVが、例えば封栓装置E1,E2,E3、別のコンベアLおよび少なくとも一つの中間回転台Dにより、構成されている。
【0024】
前テーブルシステムVの支持構造Sは、パイプフレームまたは型フレーム6により形成され、そのフレームは個々の連結部材7で構成され床面(床平面B)に立っている支持脚8上に作られており、そして個々の容器処理ユニットを相対的にお互いに位置決めして支持している。連結部材7はパイプフレームまたは型フレームにおいて、間隔を置いて搬送面Tの下方で床平面Bの上方にありそして基本的に水平である固定面Fを形成している。より明確に前テーブルシステムの構造を示すために、容器を処理するユニットについては簡素化して基本要素のみを示している。図においては、容器搬送要素、ガイド軌道、監視要素等々が省略されている。
【0025】
例えば容器を容器処理装置に搬送する供給回転台Zは、搬送方向で中間回転台Dの下流側そして排出回転台Aに隣接して、パイプフレームまたは型フレーム6内で位置している。パイプフレームまたは型フレーム6内で、排出回転台Aの搬送方向に第一封栓装置E1が繋がっており、その隣には第二封栓装置E2および別の封栓装置E3、そして別の中間回転台Dが位置しており、それに直線コンベアLが繋がっている。
【0026】
いずれの回転台も、例えば排出回転台Aは上部が露出している駆動シャフト2と共に、垂直に立っている保持ケーシング1に配置されており、そのケーシングは、細くて場合により円錐状で上方に向かって先細になっている上部部分1a、より幅の広い足部分1b、下方ケーシング1cで構成されていてもよい。下方ケーシング1cの下側には場合により、駆動ホイル4(歯車、チェーンホイル、タイミングベルトホイル、または同類品)を備えることのできる駆動シャフト3が、床面に向かう方向に突出していてもよい。駆動ホイル4は、駆動接続部材を介してお互いに、そして運動を伝達するようにセンター駆動(図示していない)と結合されている。駆動接続部材は、歯車、チェーン、タイミングベルト、ジョイントシャフト、または同類品とすることができる。
【0027】
代替として(図1において最右側の中間回転台Dで示す)、回転台A,Z,Dがその保持ケーシング内に個別駆動17(ギア付き電動サーボモーター又は直接駆動電動モーター)を有してもよく、それを連結部材7内に設けた制御・電源系統16を介して駆動することもできる。
【0028】
別の代替として、保持ケーシングに内蔵した駆動部材を、個々の連結部材7内に装備した駆動系統5’を介して、例えばジョイントシャフトと方向転換ギア(傘歯車ないしウォームギア)または同等品を介して駆動することも考えられるであろう。
【0029】
パイプフレームまたは型フレームの連結部材7が、同じ直径のステンレスパイプであるか、そして/または部分的に所謂ステンレス表面の中実形状であることが好ましい。支持脚8はステンレス柱であり、その上方端部は液体に対して密封されており、そして下方には高さ調整が可能な足部分を有している。代替として連結部材7は又、ステンレス製で下方に開いた形状(U形状または同等品)とすることも可能であろうが、平坦な水平面ではなく、湾曲した又は平坦であるが床面に対して傾斜した面とし、それに沿って液体が素早く流れ去るように配置する。
【0030】
パイプフレームまたは型フレーム6に配置された連結部材7は、少なくとも保持ケーシング1の位置で結合部Nを形成し、保持ケーシング1の接続交点11で接続端部9と取り外し可能状態で固定されている。接続位置が平滑であることが好ましく、そして例えば内在する接続要素12を有している。接続交点11は例えば、内側にあるネジ引っ張り錨のついたネジフランジである。
【0031】
これに対して、パイプフレームまたは型フレーム6の外郭に沿って延伸する連結部材7は、突き合わせ端部または斜め継ぎ端部9’を有している。少なくとも幾つかの連結部材7に、例えばコンベアLを組み立てるためのように、支持部13用の露出可能な固定箇所を設けていることがある。
【0032】
前テーブルシステムVに一体化された封栓装置E1,E2,E3のいずれも、保持ケーシング1と較べて直径の大きな保持ケーシング14を有しており、そのケーシングは、接続された連結部材7によりパイプ型フレーム6にある結合部Nに固定されている。
【0033】
パイプフレームまたは型フレームにおいて連結部材7は、保持ケーシング1,14の周りで大きな自由空間領域15を形成しその空間領域が床面まで達するように設けられている。電源系統および/または制御系統16、あるいは洗浄用液体を横溢させる配管も、封栓装置E1,E2,E3およびコンベアLに至る連結部材7に備え付けていてもよい。必要な場合には、パイプフレームまたは型フレームの内部、あるいはその上方または下方に少なくとも部分的に、格子、薄板部材、またはプラスチック部材またはガラス部材のようなカバー18を組み付けてもよい。
【0034】
連結部材、支持脚8、保持ケーシング1,14が積み木のようにお互いに嵌るので、図示した回転台配列Kとは異なった回転台配列を形成することができ、あるいは個々の容器処理グループを追加または削除することにより、図1で示した回転台配列を任意に変換できる。修理または補充するために、連結を分解する必要もなく個々のユニットを取り外す又は補充することができる。このモジュール式の積み木構造により、非常に変化の多い配列に対しても高い変更対応が可能になり、現存する設備を追加して変更することが、その対応性により少ない工数で問題なく可能にする利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】複数の細部変形体を隣合わせて示している前テーブル構造の概略的な斜視図である。
【符号の説明】
【0036】
1 保持ケーシング 2 駆動シャフト
4 駆動ホイル 5 駆動接続
5’ 駆動系統 6 パイプフレームまたは型フレーム
7 連結部材 8 支持脚
9 接続端部 9’ 突き合わせ端部または斜め継ぎ端部
11 接続交点 12 接続要素
13 支持部 14 保持ケーシング
15 自由空間領域 16 制御・電源系統
17 個別駆動 18 カバー
A 排出回転台 B 床平面
D 中間回転台 E1,E2,E3 封栓装置
F 固定面 L コンベア
N 結合部 S 支持構造
T 搬送面 V 前テーブルシステム
Z 供給回転台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器処理装置用の前テーブルシステム(V)であって、とくにボトル充填装置に使用され、少なくとも供給回転台と排出回転台(A,Z,D)が付いており、そのいずれもが保持ケーシング(1)に配置され保持ケーシングの内側から駆動可能であり、回転台の相対的位置により回転台配列(K)が定義されており、内部で保持ケーシング(1)が床平面(B)の上方そして搬送平面(T)の下方で、床面上にある支持構造(S)に固定されている前テーブルシステムにおいて、
支持構造(S)が、固定面(F)を形成し、基本的に水平なパイプフレームおよび/または型フレーム(6)であり、そのフレームが、接続部(N)でお互いに直接または支持ケーシング(1)を介してそれぞれ外せるように接続されている連結部材(7)と床支持脚(8)からなり、床支持脚の内側で保持ケーシング(1)をフリー状態で配置して、保持ケーシングの周りにフリー領域(15)を形成し、少なくとも幾つかの連結部材(7)が入り交じり、そして回転台配列(K)を選択的に変更可能であるように保持ケーシング(1)により組み合わせ可能であることを特徴とする、前テーブルシステム。
【請求項2】
回転台(A,Z,D)に加えて、封栓装置、検査装置、ラベリング装置、または同類品のような、少なくとも一つの別の容器処理グループ(E1,E2,E3)が、パイプフレームまたは型フレーム(6)の接続部(N)に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項3】
回転台(A,Z,D)に加えて、コンベア、横溢装置、または同類品のような、少なくとも一つの別の容器処理グループ(L)が、パイプフレームまたは型フレーム(6)の連結部材(7)および/または接続部(N)に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項4】
回転台(A,Z,D)および場合により別の各容器処理グループ(E1,E2,E3,L)が、外側にあるパイプフレームまたは型フレーム(6)の連結部材(7)により定義される外郭の内部に配置されていることを特徴とする前記請求項の少なくとも一つに記載の前テーブルシステム。
【請求項5】
−床面を見る方向での上方外観において−連結部材(7)が、保持ケーシング(1)と支持脚(8)の直径より小さいことを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項6】
パイプフレームまたは型フレーム(6)の連結部材(7)が、真直ぐなステンレスパイプまたは丸い中実型材であり、お互いの間で同じ外径を有していることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項7】
型フレーム(6)の連結部材(7)が下側に開いた形状であり、その床面から遠い方の表面が湾曲している、または平坦であるが床面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項8】
それそれの連結部材(7)が、保持ケーシング(1)または支持脚(8)いずれかの接続交点(11)に嵌る少なくとも一つの接続端部(9)を有していることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項9】
パイプフレームまたは型フレーム(6)にある個々の連結部材(7)が、突き合わせ端部または斜め継ぎ端部(9’)を有していることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項10】
パイプフレームまたは型フレーム(6)にある接続部が、外側は平滑に構成されており、そして接続要素(12)を内側に有していることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項11】
少なくとも幾つかの回転台(A,Z,D)が、その保持ケーシング(1)に内蔵されたギア付き電動サーボモーターまたは電動直接駆動モーターのような個別駆動(17)を有していること、および個別駆動への制御系統および電源系統(16)が、パイプフレームまたは型フレーム(6)の連結部材(7)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項12】
パイプフレームまたは型フレーム(6)の固定面(F)の下方で保持ケーシング(1)の下側に、チェーンホイル、歯車、またはタイミングベルトホイルのような駆動ホイル(4)を露出して配置し、露出した駆動接続(5)を介してセンター駆動と接続していることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項13】
保持ケーシング(1)に内蔵配置した駆動部(17)が、連結部材(7)に設けた駆動系統(5’)を介して駆動可能であることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項14】
それぞれの保持ケーシング(1)が、細くて上方に向かって先細になっている上部部分(1a)と幅を広げた足部分(1b)を有しており、足部分(1b)を使ってパイプフレームまたは型フレーム(6)の接続部(N)を形成する下方ケーシング(1c)に組み付けられており、その下方ケーシングに軸の回りでずれた少なくとも二つの接続交点(11)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。
【請求項15】
パイプフレームまたは型フレーム(6)の中または上に、少なくとも部分的にカバー(18)、格子、薄板部材、またはプラスチック又はガラス部材を設けていることを特徴とする請求項1に記載の前テーブルシステム。

【図1】
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【公表番号】特表2008−529924(P2008−529924A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−554485(P2007−554485)
【出願日】平成18年2月4日(2006.2.4)
【国際出願番号】PCT/EP2006/000974
【国際公開番号】WO2006/087109
【国際公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【出願人】(591034383)クロネス・アクチェンゲゼルシャフト (35)
【氏名又は名称原語表記】KRONES AG