説明

剥離可能なゼリーで被覆された冷菓

【課題】
切り込みを入れる、手で剥がす等の簡便な方法によって、ゼリー部を剥離して喫食できる、新規な喫食方法が楽しめる、剥離性に優れたゼリー被覆冷菓を提供する。更には、ゼリー部と冷菓部の異なった食感のコントラストを楽しめる、ゼリー被覆冷菓を提供する。
【解決手段】
冷菓を、下記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を含有し、かつ糖度を20度以上60度未満に調整したゼリー溶液で被覆する;
(1)カラギナンと、ローカストビーンガム及び/又はマンナン、
(2)キサンタンガム及びローカストビーンガム、
(3)ネイティブ型ジェランガム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は剥離可能なゼリーで被覆された冷菓に関する。具体的には、フルーツの皮を剥離するのと同様の感覚で、簡便に冷菓からゼリーを剥離して楽しめる、ゼリーで被覆された冷菓に関する。
【背景技術】
【0002】
複数の食感のコントラストや外観を楽しむことを目的として、ゼリー、チョコレート、ムース等の各種素材でコーティングされた被覆冷菓が開発されている。
例えば、ゼリーで被覆された冷菓に関する従来技術として、クラッシュゲルで被覆された冷菓(特許文献1)、各種ゲル化剤を用いたゼリーで被覆する冷菓(特許文献2)等が知られている。
【0003】
特許文献1に開示された技術は、ゲル化剤を含む溶液を撹拌しながら冷却することで調製した「クラッシュゲル」を用いて冷菓を被覆し、冷菓表面に凹凸を形成する技術である。かかる技術を用いることで、果肉やピーナツ等があたかも付着しているような、新規な外観を有する被覆冷菓を提供できる。しかし、本技術を用いて調製された被覆冷菓は、ゲル部が冷菓に対して良好な付着性を有するため、被覆冷菓全体として喫食されることはあっても、冷菓からゲル部を剥離することが困難であり、「冷菓からゲル部を剥離して喫食する」といった新たな喫食方法を提供することができなかった。更には、特許文献1に開示されたクラッシュゲルは、被覆冷菓凍結時に被覆部(クラッシュゲル部)も凍結するため、冷凍庫から出した直後は、被覆冷菓全体が凍結しており、ゼリー部特有の弾力ある食感を楽しむこともできなかった。
【0004】
特許文献2に開示された技術は、冷菓表面をゼリーの薄い膜を用いて、均一に被覆させる技術に関し(特許文献2の「発明の構成」)、本願発明のように、ゼリー被覆冷菓からゼリー部を剥離して楽しむことができない。具体的には、特許文献2に開示されたペクチン(実施例1)並びに寒天、ジェランガム(脱アシル型ジェランガム)及びゼラチン(実施例2)を用いてゼリー被覆冷菓を調製したが、ゼリー部を剥離しようとすると、ゼリー部がちぎれて剥離することができない。また、部分的に剥離できた場合も、例えばみかんやバナナといった果物の皮を剥いた様な外観を再現できず、剥離した部分が垂れ下がり、持ち手部分に付着し、喫食しにくい等の問題を抱えていた。
更には、ゼリー部に弾力がなく、ゼリー部としての食感が不明確であり、冷菓部とゼリー部の異なった食感を楽しむことができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第4132688号
【特許文献2】特開昭64−16556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、従来にない新規な喫食方法、具体的には、ゼリー被覆冷菓からゼリー部のみ容易に剥離して喫食できる、剥離容易なゼリー被覆冷菓を提供することを目的とする。
特には、本発明は冷凍庫から出した直後から、被覆冷菓のゼリー部に切り込みを入れることで、切り込み部から手で容易にゼリー部を剥離して喫食できる、ゼリー被覆冷菓を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記のごとき課題を解決すべく鋭意研究した結果、下記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を含有し、かつ糖度を20度以上60度未満に調製したゼリー溶液を用いて冷菓を被覆することで、上記課題を解決したゼリー被覆冷菓を提供できることを見出し、本発明に至った。
【0008】
本発明は以下の態様を有するゼリー被覆冷菓に関する;
項1.
冷菓を、下記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を含有し、かつ糖度を20度以上60度未満に調整したゼリー溶液で被覆したことを特徴とする、剥離可能なゼリー被覆冷菓;
(1)カラギナンと、ローカストビーンガム及び/又はマンナン、
(2)キサンタンガム及びローカストビーンガム、
(3)ネイティブ型ジェランガム。
【発明の効果】
【0009】
切り込みを入れる、手で剥がす等の簡便な方法によって、ゼリー部を剥離して喫食できる、新規な喫食方法が楽しめる、剥離性に優れたゼリー被覆冷菓を提供できる。本発明のゼリー被覆冷菓は、ゼリー部の食感と冷菓部の食感のコントラストを楽しむことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施例1で得られたゼリー被覆冷菓のゼリー部を剥離した際の様子を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は、ゼリー部として、下記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を含有し、かつ糖度を20度以上60度未満に調製することを特徴とする。
(1)カラギナンと、ローカストビーンガム及び/又はマンナン、
(2)キサンタンガム及びローカストビーンガム、
(3)ネイティブ型ジェランガム。
【0012】
以下、被覆するゼリー部に用いるゲル化剤について説明する。
(1)カラギナンと、ローカストビーンガム及び/又はマンナン。
カラギナンは紅藻類海藻から抽出、精製される天然高分子であり、分子量は100,000〜500,000でありガラクトースと、3,6アンヒドロガラクトースから構成される多糖類である。一般的にカラギナンとして市販されているものは、イオタ(ι)型、カッパ(κ)型、ラムダ(λ)型のものがある。
【0013】
本発明では、カラギナンとして、好ましくはカッパ型カラギナンを使用する。商業上入手可能なカッパ型カラギナン製剤として、例えば三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製の「カラギニンCSK−1(F)」を例示できる。
【0014】
ゼリー部におけるカラギナンの添加量は、具体的には、0.05〜1.0質量%、好ましくは0.1〜0.8質量%、更に好ましくは0.2〜0.6質量%である。
【0015】
本発明は、上記カラギナンと、ローカストビーンガム及び/又はマンナンを併用することを特徴とする。
ローカストビーンガム及び/又はマンナンの配合割合は、用いるカラギナンの種類によっても適宜調整可能であるが、具体的には、カラギナンに対して40〜140質量%、好ましくは45〜130質量%、更に好ましくは50〜120質量%のローカストビーンガム及び/又はマンナンを使用できる。
カラギナンに対する、ローカストビーンガム及び/又はマンナンの添加量が40質量%を下回るとゼリーの弾力が低下し、ゼリー被覆冷菓からゼリー部を剥離しにくくなる場合がある。一方でローカストビーンガム及び/又はマンナンの添加量が140質量%を上回るとゲル化温度が高くなりハンドリングが低下する、ゼリー部の弾力性が低下し、ゼリー被覆冷菓からゼリー部を剥離しにくくなる場合がある。
【0016】
本発明のゼリー部に使用可能な第二のゲル化剤の組合せは、(2)キサンタンガム及びローカストビーンガムである。
ゼリー部におけるキサンタンガムの添加量は、0.02〜0.2質量%、好ましくは0.05〜0.18質量%、更に好ましくは0.07〜0.16質量%であり、キサンタンガムに対するローカストビーンガムの添加量は40〜140質量%、好ましくは50〜130質量%、更に好ましくは60〜120質量%である。
キサンタンガムに対するローカストビーンガムの添加量が40質量%を下回る若しくは140質量部を上回ると、ゼリー部の弾力性が低下し、ゼリー被覆冷菓からのゼリー部を容易に剥離できない、無理に剥離させようとするとゼリー部が千切れる場合がある。
【0017】
(3)ネイティブ型ジェランガム。
本発明では、ゼリー部にネイティブ型ジェランガムを用いることによっても、剥離可能なゼリー被覆冷菓を提供できる。
ネイティブ型ジェランガムは、Sphingomonas elodeaが産出する発酵多糖類であり、1−3結合したグルコース、1−4結合したグルクロン酸、1−4結合したグルコース及び1−4結合したラムノースの4糖の繰返しで構成された直鎖状の高分子多糖類であり、当該1−3結合したグルコースにグリセリル基とアセチル基が結合したものである。1構成単位当たりのカルボキシル基およびグリセリル基の残基数はそれぞれ1残基であり、アセチル基の残基数は平均で1/2残基程度である。ネイティブ型ジェランガムは商業的に入手することができ、かかる製品としては、「ケルコゲル(商標:CPケルコ社)LT−100」、「ケルコゲル(商標:CPケルコ社)HM」などを挙げることができる。これらはいずれも三栄源エフ・エフ・アイ株式会社から入手することができる。
ネイティブ型ジェランガムの代わりに脱アシル型ジェランガムを用いた場合は、凍結時に硬いゼリーとなり、手で容易にゼリー部を剥離することが困難となる。
【0018】
ゼリー部におけるネイティブ型ジェランガムの添加量は、0.1〜2.5質量%、好ましくは0.2〜2.2質量%、更に好ましくは0.3〜2質量%である。ネイティブ型ジェランガムの添加量が0.1質量%を下回ると非常に弱いゲルとなり剥離性が低下する場合があり、一方で、ネイティブ型ジェランガムの添加量が2.5質量%を上回ると粘度が高く、溶解し難い場合がある。
【0019】
本発明では、上記(1)〜(3)のいずれかのゲル化剤、又はこれら各ゲル化剤を組み合わせることを特徴とする。
【0020】
本発明の剥離可能なゼリー被覆冷菓は、ゼリー部の糖度が20度以上60度未満、好ましくは25度以上60度未満、更に好ましくは糖度が25度以上50度以下に調整されていることを特徴とする。
ゼリー部の糖度が20度を下回ると、例え上記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を用いた場合であっても凍結時に硬いゼリーとなり、手で容易にゼリー部を剥離することが困難となる。一方、糖度が60度以上では多糖類の溶解性が低下し、ゼリー自体の調製が困難となり(ゲル化しにくくなる)、また、剥離可能な、弾力あるゼリーを調整することができない。
【0021】
本発明で糖度とは、屈折糖度計で測定した値をいう。具体的には、ゲル化する前のゼリー部(溶解液)の糖度を屈折糖度計で測定した値をいう。
屈折糖度計は、測定対象となる液体に含まれる物質(可溶性固形分)の濃度によって光の屈折率が異なる性質を利用したものである。具体的には、試料液と、その試料液を置くプリズムとの屈折率の差を測定し、それを糖度として読み取れるようにしたものになっている。従って、本発明では10%のショ糖溶液と同等の屈折率を有するものを糖度10度という。屈折糖度計として、例えばATAGO社製デジタル糖度(濃度)計PR−101αを例示できる。
【0022】
本発明のゼリー被覆冷菓は、上記ゼリー部を用いて冷菓を被覆することで調製できる。具体的には、上記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を含有し、かつ糖度を20度以上60度未満に調整したゼリー部を用いて冷菓を被覆することで、切り込みを入れた箇所から手で容易にゼリー部を剥がして喫食できる、ゼリー被覆冷菓を提供できる。
また、本発明のゼリー被覆冷菓は、冷凍庫で凍結した場合であっても、ゼリー部が凍結することなく、弾力ある食感を有し、冷菓部とゼリー部の食感のコントラストを楽しむことも可能である。
【0023】
本発明のゼリー被覆冷菓は、上記ゼリー部を用いて冷菓を被覆する以外、芯となる冷菓部は通常の冷菓と同様の構成をとることができる。具体的には、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の別を問わず、各種冷菓を使用できる。
【0024】
被覆工程は、例えば以下の方法に従って可能である。
(A)ゼリーコーティング法
水に、上記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤、糖類(例えば、砂糖、果糖、液糖、ぶどう糖、水あめ、粉末水あめ等)を添加し、加熱溶解し、ゼリー部溶解液を調製する。
次いで、当該ゼリー部溶解液に冷菓を浸漬した後、直ちに引き上げ、冷菓の表面にゼリー層を形成させる。本工程を複数回行うことにより、ゼリー部の厚みを調整することができる。本方法を用いる場合は、冷菓を浸漬する際のゼリー部溶解液を好ましくは20〜60℃、更に好ましくは40〜60℃に設定することが望ましい。
【0025】
(B)スプリット法
予め冷結管内にコーティング溶液の外殻を作っておき、その中に冷菓原液を充填し、冷却することで被覆冷菓を製造する方法である。
具体的には、(A)と同様にして予め調製したゼリー部溶解液を冷結管に充填し、この冷結管を冷結槽において冷却することで、冷結管の内面近傍のみのゼリー部溶解液をゲル化させる。続いて中心部の冷結していないゼリー部溶解液を吸引して除去し、ゼリー部の外殻を調製する。かくして調製された外殻の内部に冷菓ミックスを充填し、凍結することで被覆冷菓を調製できる。
【0026】
(C)その他、被覆冷菓を調製する各種方法を用いて本発明のゼリー被覆冷菓を調製できる。例えば、その他の方法として以下の方法を例示できる。
冷結管にゼリー部溶解液を充填後、当該冷結管より一回り小さい冷結管を挿入し、冷却、ゲル化することで外殻を調製する。外殻が形成された後に内部の小さい冷結管を引き抜き、当該空間に冷菓ミックスを充填し、凍結する方法。
【0027】
かくして調製される本発明の被覆冷菓は、具体的には、ゼリー部が1〜10mm、好ましくは2mm以上、更に好ましくは3〜7mmの厚みを有していることが望ましい。ゼリー部を当該厚みに調整することで、ゼリー部特有の食感と冷菓部の食感のコントラストを楽しむことができる。更に、当該厚みに調整することで、喫食時にゼリー部を手で剥離しやすい、剥離したゼリー部が千切れにくくなるという利点も有する。なお、従来技術として、例えば、冷凍庫から取り出した際の保形性を高めるために、冷菓表面を多糖類を含有する溶液でコーティングする技術が挙げられるが、この場合のコーティング層の厚さは通常1mm未満である。
【0028】
ゼリー被覆冷菓におけるゼリー部及び冷菓部の割合は、求められる被覆冷菓の形態によって適宜調製可能であるが、具体的には、ゼリー部が50〜80質量部、冷菓部が20〜50質量部となるよう調製することが望ましい。
なお、本発明において、被覆とは、ゼリー部を用いて冷菓表面を好ましくは50%以上覆った状態をいう。
【0029】
本発明のゼリー被覆冷菓の一形態として、フルーツの形態を模した冷菓が挙げられる。例えば、みかん、バナナ等のフルーツを模したゼリー被覆冷菓であって、これらフルーツの皮をむくのと同様の感覚で、被覆冷菓のゼリー部を容易に剥離できる冷菓など、従来にない新規な冷菓を提供することが可能である。
【実施例】
【0030】
以下に、実施例を用いて本発明を更に詳しく説明する。ただし、これらの例は本発明を制限するものではない。なお、実施例中の「部」「%」は、それぞれ「質量部」「質量%」、文中「*」印は、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製、文中「※」印は三栄源エフ・エフ・アイ株式会社の登録商標であることを意味する。
【0031】
実施例1 剥離可能なゼリー被覆冷菓
表1及び表2の処方に基づき、剥離可能なゼリー被覆冷菓を調製した。
(ゼリー部)
表1の処方に従って、ゼリー部を調製した。具体的には、容器に水、果糖ぶどう糖液糖、水あめを計量し、攪拌しながら予め混合した砂糖、ローカストビーンガム、カッパ型カラギナン、グルコマンナン及びクエン酸三ナトリウムを投入した。攪拌しながら加熱し、80℃を10分間保持して多糖類を溶解した。全量が100質量%となるよう、水にて蒸発分を補正した後、色素及び香料を添加し、実施例1及び2のゼリー部(溶解液)を調製した。


【0032】
【表1】

【0033】
糖度は、ATAGO社製デジタル糖度(濃度)計PR−101αを用いて測定した。
【0034】
(冷菓部:実施例1及び2に共通)
表2の処方で、常法に従って冷菓部を調製した。具体的には、容器に果糖ぶどう糖液糖、水あめ及び水を計量し、撹拌しながら予め粉体混合した砂糖、脱脂粉乳、安定剤及び乳化剤を添加して加熱撹拌混合した。80℃に達温後、ヤシ油を添加し、温度を保持したまま10分間撹拌混合した。全量が100質量%となるよう、水にて蒸発分を補正した後、ホモジナイザーにて均質化(14700kPa=150kgf/cm)を行った。5℃まで冷却後、一晩エージングを行い、香料および色素を添加した後にフリージングを行い、冷菓部を調製した。
【0035】
【表2】

【0036】
(ゼリー被覆冷菓)
上記で調製した実施例1及び実施例2のゼリー部溶解液(40℃)70質量部を各々冷結管に充填後、当該冷結管より一回り小さい冷結管を挿入し、5℃で2時間冷却して、ゲル化させた。
小さい冷結管を引き抜き、形成した外殻(ゼリー部;実施例1及び2)の内側に、各々5℃に調整した冷菓ミックス30質量部を充填し、−40℃で3時間凍結後、冷結管から引き抜いて、実施例1及び2のゼリー被覆冷菓を得た(ゼリー部の厚み4mm)。
【0037】
得られた実施例1及び2のゼリー被覆冷菓に小型ナイフで切れ目を入れ、手で剥がしたところ、図1のように、容易にゼリー部が冷菓部より剥離し、あたかもフルーツの皮をむいているような感覚が得られる冷菓であった。また、実施例1及び2のゼリー被覆冷菓を喫食したところ、ゼリー部特有の弾力ある食感と冷菓部の食感、味のコントラストが楽しめるゼリー被覆冷菓であった。



【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷菓を、下記(1)〜(3)のいずれか一種以上のゲル化剤を含有し、かつ糖度を20度以上60度未満に調整したゼリー溶液で被覆したことを特徴とする、剥離可能なゼリー被覆冷菓;
(1)カラギナンと、ローカストビーンガム及び/又はマンナン、
(2)キサンタンガム及びローカストビーンガム、
(3)ネイティブ型ジェランガム。



【図1】
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