加圧容器およびその加圧容器を用いた空気溶存装置
【課題】加圧容器を用いて水に適切な量の空気を溶存させる。
【解決手段】水または空気を含む水が加圧導入されるタンク31を設け、タンク31を上下に仕切る仕切り板34の外周側に切り欠きKを形成して仕切り板34の上から下へ水が流れるようにし、水と、水に未溶存の空気とを分離して貯留する。切り欠きKをタンク31に導入される水の流量に対応させて形成し、水または空気を含む水を射流状態の水流として貯留する水の水面に落とし込んで水面下に押し込む射流水流流下手段を形成する。該射流水流流下手段によって押し込まれた水流が水中で流速を落として攪拌されながら加圧状態で貯留されるようにして、その流速を落として攪拌されるときに射流から常流への不連続変化による跳水現象を発生させ、この発生時に放出される運動エネルギでできる渦運動によって貯留する水にタンク31内の未溶存の空気またはタンク31内に水と共に導入される空気を溶存させる。
【解決手段】水または空気を含む水が加圧導入されるタンク31を設け、タンク31を上下に仕切る仕切り板34の外周側に切り欠きKを形成して仕切り板34の上から下へ水が流れるようにし、水と、水に未溶存の空気とを分離して貯留する。切り欠きKをタンク31に導入される水の流量に対応させて形成し、水または空気を含む水を射流状態の水流として貯留する水の水面に落とし込んで水面下に押し込む射流水流流下手段を形成する。該射流水流流下手段によって押し込まれた水流が水中で流速を落として攪拌されながら加圧状態で貯留されるようにして、その流速を落として攪拌されるときに射流から常流への不連続変化による跳水現象を発生させ、この発生時に放出される運動エネルギでできる渦運動によって貯留する水にタンク31内の未溶存の空気またはタンク31内に水と共に導入される空気を溶存させる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
水または空気を含む水が加圧導入されるタンクを有し、該タンクは水と該水に未溶存の空気とを分離して貯留する構成と成しており、前記水または空気を含む水を射流状態の水流として前記貯留する水の水面に落とし込んで水面下に押し込む射流水流流下手段を有し、該射流水流流下手段によって押し込まれた水流が水中で流速を落として攪拌されながら加圧状態で貯留されるようにして前記貯留する水に前記タンク内の未溶存の空気または該タンク内に水と共に導入される空気を溶存することを特徴とする加圧容器。
【請求項2】
射流水流流下手段によって押し込まれた水流が水中で流速を落として攪拌されるときに、射流から常流への不連続変化による跳水現象を発生させる跳水現象発生手段を有し、該跳水現象発生手段によって跳水現象が発生する時に放出される運動エネルギーでできる渦運動によって貯留する水に前記タンク内の未溶存の空気または該タンク内に水と共に導入される空気を溶存することを特徴とする請求項1記載の加圧容器。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載の加圧容器を備え、該加圧容器のタンク内に導入する水をバブルフロー(Bubble
Flow)様式で導入する水導入手段を有することを特徴とする空気溶存装置。
【請求項4】
加圧容器のタンクの上部には、該タンク内に空気を含む水を注ぎ込む注入口が形成され、該注入口の下側に間隔を介した下側には前記タンク内を上下に仕切る仕切り板が設けられて前記間隔を上部空間とし、前記仕切り板には前記注入口から注ぎ込まれる水が通る水通過部が設けられており、水導入手段によって前記注入口から注ぎ込む空気を含む水を前記上部空間内で前記仕切り板または前記上部空間内に設けられたターゲット部材に当てて前記水に含まれる気泡を破砕して微細化することにより気体Slug を液体Slugに遷移させてから、前記水通過部を通してBubble Flow流動様式の射流状態の水流とすることを特徴とする請求項3記載の空気溶存装置。
【請求項5】
仕切り板に設けられた水通過部の総面積を、空気を含む水がタンク内に注ぎ込まれる注入口の断面積よりも大きく形成することで、上部空間を減圧空間とすることを特徴とする前記請求項4記載の空気溶存装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2記載の加圧容器を備え、該加圧容器に貯留した水を導出した後にその水を加温する加温手段を有し、前記加圧容器によってタンクに貯留する水に空気を溶存させてからその空気溶存水を前記加温手段によって加温することにより加温した水に空気を溶存させるよりも空気の水に対する溶解度を高めることを特徴とする空気溶存装置。
【請求項7】
加圧容器に貯留した水を導出した後にその水を加温する加温手段を有し、前記加圧容器によってタンクに貯留する水に空気を溶存させてからその空気溶存水を前記加温手段によって加温することにより加温した水に空気を溶存させるよりも空気の水に対する溶解度を高めることを特徴とする請求項3または請求項4または請求項5記載の空気溶存装置。
【請求項1】
水または空気を含む水が加圧導入されるタンクを有し、該タンクは水と該水に未溶存の空気とを分離して貯留する構成と成しており、前記水または空気を含む水を射流状態の水流として前記貯留する水の水面に落とし込んで水面下に押し込む射流水流流下手段を有し、該射流水流流下手段によって押し込まれた水流が水中で流速を落として攪拌されながら加圧状態で貯留されるようにして前記貯留する水に前記タンク内の未溶存の空気または該タンク内に水と共に導入される空気を溶存することを特徴とする加圧容器。
【請求項2】
射流水流流下手段によって押し込まれた水流が水中で流速を落として攪拌されるときに、射流から常流への不連続変化による跳水現象を発生させる跳水現象発生手段を有し、該跳水現象発生手段によって跳水現象が発生する時に放出される運動エネルギーでできる渦運動によって貯留する水に前記タンク内の未溶存の空気または該タンク内に水と共に導入される空気を溶存することを特徴とする請求項1記載の加圧容器。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載の加圧容器を備え、該加圧容器のタンク内に導入する水をバブルフロー(Bubble
Flow)様式で導入する水導入手段を有することを特徴とする空気溶存装置。
【請求項4】
加圧容器のタンクの上部には、該タンク内に空気を含む水を注ぎ込む注入口が形成され、該注入口の下側に間隔を介した下側には前記タンク内を上下に仕切る仕切り板が設けられて前記間隔を上部空間とし、前記仕切り板には前記注入口から注ぎ込まれる水が通る水通過部が設けられており、水導入手段によって前記注入口から注ぎ込む空気を含む水を前記上部空間内で前記仕切り板または前記上部空間内に設けられたターゲット部材に当てて前記水に含まれる気泡を破砕して微細化することにより気体Slug を液体Slugに遷移させてから、前記水通過部を通してBubble Flow流動様式の射流状態の水流とすることを特徴とする請求項3記載の空気溶存装置。
【請求項5】
仕切り板に設けられた水通過部の総面積を、空気を含む水がタンク内に注ぎ込まれる注入口の断面積よりも大きく形成することで、上部空間を減圧空間とすることを特徴とする前記請求項4記載の空気溶存装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2記載の加圧容器を備え、該加圧容器に貯留した水を導出した後にその水を加温する加温手段を有し、前記加圧容器によってタンクに貯留する水に空気を溶存させてからその空気溶存水を前記加温手段によって加温することにより加温した水に空気を溶存させるよりも空気の水に対する溶解度を高めることを特徴とする空気溶存装置。
【請求項7】
加圧容器に貯留した水を導出した後にその水を加温する加温手段を有し、前記加圧容器によってタンクに貯留する水に空気を溶存させてからその空気溶存水を前記加温手段によって加温することにより加温した水に空気を溶存させるよりも空気の水に対する溶解度を高めることを特徴とする請求項3または請求項4または請求項5記載の空気溶存装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図2】
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【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
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【図28】
【図29】
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【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【公開番号】特開2013−111505(P2013−111505A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−258205(P2011−258205)
【出願日】平成23年11月25日(2011.11.25)
【出願人】(000129231)株式会社ガスター (277)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月25日(2011.11.25)
【出願人】(000129231)株式会社ガスター (277)
【Fターム(参考)】
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