説明

動作検出手段を具える電子式駐車時間表示板

電子式駐車時間表示板(2)は、電子時計(6)と通信する表示部(4)を含んでおり、信号処理部(12)に検出部を接続するために信号配線(8、32)が加速度検出部(10)とジャイロ検出部(30)と通じている。電子接続(20)は、処理部(12)から記憶部(14)に進み、これは電子時計(6)からデータバス(16)を通じて時間信号を受信し、記憶部(14)がデータバス(18)を通じてセグメント(22、24、26、28)を含む表示部(4)に信号を送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に取り付けるための駐車時間表示板であって、駐車時間表示板が外から目に見えて設けられ、駐車時間表示板が駐車の開始時間を少なくとも外部に表示するための手段を含み、時間を表示するための手段が平常運転中に電子時計に接続される電子表示部で構成され、表示部が平常運転中に実時間を表示し、車両の停止が表示部の切り替えを発生し、表示部が駐車中に常に駐車の開始時間を表示し、表示部が運転の再開によって実時間に切り替えられ、運転を再開することによる表示部の切り替えが、車両の実際の相対的な動作を測定する少なくとも1つの検出部からの電気信号に基づいて発生する駐車時間表示板に関する。
【0002】
本発明はさらに、車両に取り付けられる駐車時間表示板を動作させるための方法であって、駐車時間表示板が外から目に見えて設けられ、駐車時間表示板が駐車の開始時間を少なくとも外部に表示するための表示手段を含み、時間を表示するための手段が平常運転中に電子時計に接続される電子表示部で構成され、表示部が平常運転中に実時間を表示し、車両の停止が表示部の切り替えを発生し、表示部が駐車中に常に駐車の開始時間を表示し、表示部が運転の再開によって実時間を表示するよう切り替えられ、運転を再開することによる表示部の切り替えが、車両の実際の相対的な動作を測定する検出部からの電気信号に基づいて発生し、表示部の切り替えが車両の動作用の検出部から最小値を測定した後に発生する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
国際公開第00/75878号は、車両の動作中に実時間を表示する一方で、車両の点火スイッチが切られる駐車の開始時に、点火スイッチが入れられる次回まで固定時間を表示するよう維持する電子式駐車時間表示板を開示している。この先行技術は、時間を表示する一つのポインタを有する標準的なデンマークの駐車時間表示板として形成される前部の対面ディスプレイと、駐車時間表示板の内側に設けられるデジタルディスプレイとの双方を有し、内部の対面時計が平常動作中に標準的な自動車時計として機能する。実時間の最適表示を保証するために、電子式駐車時間表示板は、時間情報を送信する送信部から長波信号を受け取るための無線受信機を含むか、または時間に関する情報を含むGPS衛星信号を受け取るための受信部がある。
【0004】
この駐車時間表示板はデンマークの当局によって承認されたが、それにも拘わらず様々な欠点を有している。実質的な欠点は、車両の点火スイッチを入れて車両を再出発することで簡単に駐車時間をリセットすることができるということであり、すなわち、駐車時間は車両を移動せずに更新されてしまう。この動作は、一般的な駐車規則によれば許されないが、検査することは殆ど不可能である。すなわち、交通監視員は、不正の可能性に気づいた場合でもこの電子式駐車時間表示板を信用しないであろう。したがって、駐車時間が変更されているにも拘わらず、自動車の車輪が移動されていないこと実証することによって交通監視員は悪用を主張することができるので、交通監視員と電子式駐車時間表示板を提供された車両所有者との間に多くの論争的な問題が発生するかもしれない。
【0005】
また独国実用新案第2907726U1号は、駐車時間表示板の時計が衛星制御される電子式駐車時間表示板に関している。しかしながら、電子式駐車時間表示板内の時計の衛星制御は、広々とした空への自由なアクセスのない閉ざされた駐車施設での駐車には全く適さないであろう。すなわち、地下室または高い駐車用ビルのより低い階に駐車することは、衛星信号が受信されないことを意味するであろう。
【0006】
また独国特許第3829031号は、点火信号なく起動される電子式駐車時間表示板を含んでおり、これは例えばエンジン、ギアボックスまたは車輪の回転を登録する検出部によって停止される。
【0007】
欧州特許第1639556号は、車両に取り付けるための駐車時間表示板であって、当該駐車時間表示板が外から目に見えて設けられ、この駐車時間表示板が駐車の開始時間を少なくとも外部に表示するための手段を含み、時間を表示するための手段が平常運転中に電子時計に接続される電子表示部で構成され、表示部が平常運転中に実時間を表示し、車両の停止が表示部の切り替えを発生し、表示部が駐車中に絶えず駐車の開始時間を表示し、表示部が運転の再開によって実時間に切り替えられ、運転を再開することによる表示部の切り替えが、車両の実際の相対的な動作を測定する少なくとも1つの検出部からの電気信号に基づいて発生し、表示部の切り替えが車両の動作の最小値を測定した後に発生し、表示部の切り替えが、車両の動作中に最小加速度を検出する検出部に基づいて達成される駐車時間表示板に関する。
【0008】
本発明の目的は、車両の点火が投入されても駐車の開始時間を表示し続ける電子式駐車時間表示板を提供することであり、検出された信号の組み合わせから動作状態を実行した後にのみ実時間の表示への切り替えが発生する。
【0009】
駐車時間表示板がさらに、車両の回転を検出するためのジャイロメータを少なくとも具える場合、これは序文で記載されたものと同じ駐車時間表示板で達成することができる。
【0010】
表示部の切り替えは、車両の動作を示す測定されたパラメータの組み合わせに基づいて達成することができる。パラメータの1つは、車両の動作中の最小加速度とすることができる。第2パラメータはジャイロメータから取り出すことができ、これは1以上の軸周りの回転を示す。これによって、車両が加速して回転したときに初めて駐車時間表示板が解除されるという目的を達成することができる。この信頼性は非常に高いので、ユーザと駐車管理の双方にとって非常に有効な駐車時間表示板をもたらす。動作または車両の停止の検出用のパラメータの組み合わせを用いることによって、この駐車時間表示板は多くの様々な車両で用いることができる。
【0011】
表示部の切り替えは、少なくとも60度の回転と組み合わせて所定時間にわたり同一方向で測定された最小加速度に基づいて達成することができる。これによって、加速度検出部が加速度の変動方向を測定する場合、車両が例えば風の作用によって引き起こされた振動に晒されているのか、または車両のサスペンションの振動動作を達成するために誰かが車両を押しているのかをこれが示すことができるので、車両の実際の動作の大きな保証を得ることができる。車両の回転と組み合わせて加速度がしばらく一定である場合、車両が最小速度に達したこと、車両が回転したことを意味する。一方、加速度信号のない状態は、駐車開始の兆候として用いることができる。したがって、回転と組み合わせた加速度の方向をモニタリングする加速度計からの信号は、電子制御システムによる駐車時間表示板の表示部の切り替えを実行するのに適しているであろう。
【0012】
これによって、電子式駐車時間表示板が、上記検出部が車両の動作を測定するまで、駐車開始を示す固定時間を表示し続けるという目的を達成することができる。これは、例えば駐車を開始した地点に関して数メートル車両が回転され移動されたということである。このように、電子式駐車時間表示板により不正をするのは非常に困難であり、駐車時間表示板の表示部により不正をしたくない善意のユーザは欠点のない電子式駐車時間表示板を用いることができるので、本発明によって駐車時間表示板の共用中にユーザに全く問題が発生しないであろう。同時に、この種類の駐車時間表示板は、信頼できる駐車時間表示板として交通監視員によって早く受け入れられ、これにより不正が発生することはなく、実際の駐車時間が議論されることもない。
【0013】
駐車時間表示板の第1の実施形態によって、表示部の切り替えは検出部によって測定された車両の動作の最小距離に基づいて達成することができる。駐車時間表示板の切り替えが達成される前に、車両の動作を測定することによって、例えば車輪またはシャフトが恐らく同じ方向に一定回数回転したと検出部が判定する。これによって電子式駐車時間表示板で不正をすることはほぼ不可能である。
【0014】
所定時間にわたり同一方向で測定された最小回転量に基づいて表示部の切り替えを達成することができる。これによって、車両が一方向から別方向に回転された後に切り替えが行われるという目的を達成することができる。集積回路はジャイロを具えることができ、この統合された信号が3方向の全ての角運動を測定する。
【0015】
表示部の切り替えは、加速度検出部からの信号とジャイロメータからの信号との組み合わせによって達成することができる。これは非常に信頼できる駐車時間表示板をもたらすことができる。
【0016】
別の実施形態では、表示部の切り替えは検出部によって測定された車両の動作の最小速度に基づいて達成することができる。これによって、表示部の切り替えが達成される前に、車両が動作速度に達するという目的を達成することができる。車両が駐車区画で静置している間または駐車区画で移動されている間に例えば20−30km/hの最小速度に達するのは不可能であり、これによって駐車時間表示板の表示による実時間の表示のリセットが発生する前に車両が実際に移動されているということが保証される。本発明のこの実施形態は、さらに長い目で見ればユーザからも交通監視員からも信頼を獲得するであろう。
【0017】
表示部の切り替えは、最小速度、最小加速度または最小移動距離を測定する車両の検出部によって達成することができ、ここで自動ドアが最小速度の超過時にロックするための車両の自動ドアロックへの既存の信号を同時に用いて駐車時間表示板の表示部を切り替える。これによって車両の既存の検出部を追加のアプリケーションに利用するという目的を達成することができ、これは車両の他の機能に妨害せずに生じる。電子式駐車時間表示板の切り替えは単に、電子式駐車時間表示板が最適に機能した後に、電子的な接続をすべき場所を知るという問題である。
【0018】
他の第2の実施形態によって、車両の速度を表す既存の電気信号に基づいて表示部の切り替えを達成することができ、電子式駐車時間表示板が既存の信号に基づいて最小速度を測定するための手段を含み、測定された最小速度の超過に基づいて駐車時間表示板の表示部が切り替えられる。これによって例えば使用される信号が電子式速度計であるという目的を達成することができる。信号は、デジタル式速度計を用いる車両で提供されるだけでなく、速度計が車両の回転シャフトの1つの電子検出部と通信する車両でも提供される。したがって、一般的にこのシャフトの回転につき1以上の電子パルスが現れ、これによって電気パルス間の経過時間に基づいて実際の速度が測定される。電子式駐車時間表示板に直接的に入るこの種類の信号は、最小速度を測定するのに用いることができる。パルスが一定期間に無い場合、これを用いて車両を駐車する兆候として用いることができる。
【0019】
車両の動作を表示するのに航法信号を搬送する電波を利用して駐車時間表示板の表示部を切り替えてもよい。これによって恐らく車両の実際の停止が駐車時間表示板を起動する一方、車両の動作が駐車の終了を引き起こす。GPS信号を用いてもよいが、受信した信号間の位相差を測定することによってローカル放送の送信部からの信号を利用することもできる。したがって、車両の動作と停止を表示するためにセルラー式送信部のマストからの信号を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は、本発明の実現性のある実施形態を示すブロック図である。
【図2】図2は、駐車時間表示板の動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
電子式駐車時間表示板2は電子時計6と通信する表示部4を含み、ここで信号線8は加速度検出部10とジャイロ検出部30と伝達し、信号処理部12に検出部10、30を接続する。電気接続20は、信号処理部12から記憶部14に進み、これは電子時計6からデータバス16を通じて時間信号を受信し、ここで記憶部14がデータバス18を通じてセグメント22、24、26および28を含む表示部4に信号を送信する。
【0022】
図面上の駐車時間表示板の動作は以下のとおりである。平常動作中に、電子時計6はデータバス16を通じて時間信号を配信し、この信号は表示部4にデータバス18を通じて記憶部14により転送され、その結果表示部が実時間を表示する。実時間の表示の条件は、電子制御部12を記憶部14に接続する信号線20が論理1を含むということにすることができる。車両が駆動していると検出部10、30が検出する限り、この条件は変わらない。車両が停止し、検出部10、30が停止を示す場合、記憶部14が時間の一定表示にロックされた後、電子制御部12が信号線20上の論理信号を中断するであろう。表示部4は、これによって駐車の開始の時間を表示するであろう。車両が動いていることを示す信号が信号線8と32を通じて検出部10、30から来るまで、制御部12は信号線20を論理0に維持する。次いで信号線20は論理1に変更し、ここで記憶部14が開かれて、その結果実時間信号が表示部4に転送される。
【0023】
本発明の第2の実施形態は、その代りに加速度計を用いることができ、これは予め車両に提供され、エアバッグまたは他の安全装置に関連づけられる。
【0024】
電子式駐車時間表示板は、外部の対面ディスプレイと内部の対面ディスプレイの双方で設計することができ、外部の対面ディスプレイはポインタで構成することができ、これは例えば15分の間隔で時間の固定点を示すよう設計することができる。電子式駐車時間表示板は、駐車の開始時間を手動設定するための手段を含むことができる。さらに、電子時計の調節が必要とされるであろう。電波時計のアプリケーションは自明な可能性があるが、有利に電子時計は局所発振回路を含むことができ、無線信号が無くても、電子時計が正確な時間を表示し続けるのを可能にする。電子式駐車時間表示板は現状の表示を含むことができ、例えば表示灯または発光ダイオードで駐車状態を示す。別の実現性は、駐車しないときに表示部のスイッチが切られるということである。
【0025】
図2はフローチャート102を示しており、フローチャート102は開始ボックス104を有し、開始ボックス104は動作ボックス106に接続され、これは駐車ビットをオンに切り替える。現在の動作状態は、自動車が駐車され、モータが停止中であるということを理解されたい。ボックス106は、駐車ビットがライン108を通じてオンであることを判定ブロック116へ送信し、これはモータが動作しているどうかを検出する。これは判定ブロック116を振動検出部の一部とすることができることを意味する。モータの音が検出されない場合、ライン110を介してライン108に接続されるライン112があり、その結果ループが実行される。判定ブロック116がモータの動作を検出し、ジャイロのスイッチを入れるブロック120にライン118を通じてビットが送信されるまでフローチャートはループを続ける。さらに、ライン122を通じて機能プリセット測定タイマを有するブロック124への接続があり、ここでタイマ機能が0位置にリセットされ、その結果タイマ機能が作動し、待機サイクルを生成することができる。さらに通信ライン126を通じて時間遅延128へ進み、これは有効なジャイロ信号のため5秒間待機している。さらに、信号はライン130を通じてブロック132に送信され、ここでジャイロ信号の100ミリ秒毎のサンプリングが実行される。ジャイロ信号が測定される度にライン134を通じてブロック136へ信号が送信され、このブロックはジャイロ値を合計する。右側のジャイロ信号と左側のジャイロ信号について累算された値が実行される。判定が下される判定ブロック138に値の合計がライン137を通じて送信され、ジャイロ値の累算が受け入れられる場合、yes送信がライン140を通じてブロック142へ実行され、これはジャイロをオフし、さらにライン143を通じてブロック144に進み、駐車ビットをオフに設定する。この情報はさらに、動作中のモータ音を検出するための判定ブロック148へライン146によって送信される。動作中のモータ音についてyesである場合、ライン150はライン146へ、さらに動作中のモータ音の判定ブロック148の入力へ進む。これによってループが実行される。動作中のモータ音についてnoである場合、これは駐車ビットをオンにするブロック154内へ続くライン152によって示される。駐車ビットのオンは、ライン156を通じてライン114へおよびライン108へ、およびブロック116内へ通じており、この処理が続く。判定ブロック138に飛び、このブロックはジャイロ値を合計し、値がプリセット値を超えているかどうかを検出し、noである場合、ライン160が判定ブロック162に導き、ここで測定タイマのタイムアウトが実行される。noの場合、ライン166がライン130に導き、サンプリングの測定を開始するブロック132の処理が続く。このように、更なるループが実行される。判定ブロック162の測定タイマのタイムアウトがyesとなる場合、ライン164がブロック168に進み、これはジャイロをオフにする。ライン156と結合したライン170は、ライン144を通じてブロック116へ導き、動作中のモータ音を検出する。
【0026】
このフローチャートを用いることによって、自動車が駆動しているときジャイロは動作しているに過ぎない。これは省エネルギを導き、駐車時間表示板のバッテリの寿命を伸ばす。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に取り付けるための駐車時間表示板(2)であって、当該駐車時間表示板(2)が外から目に見えて設けられ、前記駐車時間表示板(2)が前記駐車の開始時間を少なくとも外部に表示するための手段(4)を含み、前記時間を表示するための手段(4)が平常運転中に電子時計(6)に接続される電子表示部で構成され、前記表示部(4)が平常運転中に実時間を表示し、前記車両の停止が前記表示部(4)の切り替えをもたらし、前記表示部が駐車中に絶えず前記駐車の開始時間を表示し、前記表示部(4)が前記運転の再開によって前記実時間に切り替えられ、前記運転を再開することによる前記表示部(4)の切り替えが、前記車両の実際の相対的な動作を測定する少なくとも1つの検出部(10)からの電気信号(8)に基づいて発生し、前記表示部(4)の切り替えが前記車両の動作の最小値を測定した後に発生し、前記駐車時間表示板が前記車両の回転を検出するためのジャイロメータ(30)を少なくとも具えることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項2】
請求項1に記載の駐車時間表示板(2)において、所定時間にわたり同一方向で測定された最小加速度に基づいて前記表示部(4)の切り替えが達成されることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項3】
請求項1に記載の駐車時間表示板(2)において、所定時間にわたり同一回転方向で測定された最小回転量に基づいて前記表示部(4)の切り替えが達成されることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項4】
請求項2または3に記載の駐車時間表示板(2)において、加速度検出部(10)からの信号と前記ジャイロメータ(30)からの信号との組み合わせによって前記表示部(4)の切り替えが達成されることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項5】
請求項1または2に記載の駐車時間表示板(2)において、検出部(10)によって測定された前記車両の動作の最小距離に基づいて前記表示部(4)の切り替えが達成されることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項6】
請求項4に記載の駐車時間表示板において、検出部(10)によって測定された前記車両の動作の最小速度に基づいて前記表示部(4)の切り替えが達成されることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項7】
請求項4または5に記載の駐車時間表示板(2)において、前記車両の速度を表す既存の電気信号(108)に基づいて前記表示部(4)の切り替えが達成され、電子式駐車時間表示板(2)が、既存の信号(108)に基づいて最小速度を測定するための手段(12)を含み、前記測定された最小速度の超過に基づいて前記駐車時間表示板の表示部(4)が切り替えられることを特徴とする駐車時間表示板。
【請求項8】
車両に取り付けられた駐車時間表示板(2)を動作させるための方法であって、前記駐車時間表示板(2)が外から目に見えて設けられ、前記駐車時間表示板(2)が駐車の開始時間を少なくとも外部に表示するための表示手段(4)を含み、前記時間を表示するための手段(4)が平常運転中に電子時計(6)に接続される電子表示部で構成され、前記表示部(4)が平常運転中に実時間を表示し、前記車両の停止が前記表示部(4)の切り替えをもたらし、前記表示部が駐車中に絶えず前記駐車の開始時間を表示し、前記表示部(4)が前記運転の再開によって前記実時間を表示するよう切り替えられ、前記運転を再開することによる前記表示部(4)の切り替えが、前記車両の実際の相対的な動作を測定する少なくとも2つの検出部(10)からの電気信号(8)に基づいて発生し、前記表示部(4)の切り替えが前記車両の動作の検出部の双方からの最小値を測定した後に発生し、前記表示部(4)の切り替えが前記車両の動作中に最小加速度と最小回転量の2つの検出部(10、30)による測定に基づいて達成されることを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−525666(P2011−525666A)
【公表日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−515110(P2011−515110)
【出願日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際出願番号】PCT/DK2009/050144
【国際公開番号】WO2009/155933
【国際公開日】平成21年12月30日(2009.12.30)
【出願人】(510336130)ベント ニューバウアー ホールディング エピエス (1)
【氏名又は名称原語表記】BENT NEUBAUER HOLDING APS
【Fターム(参考)】