説明

動力作業機のスロットル調整装置

【課題】作業者の操作の負担を軽減すると共に、構造の簡素化を図ることができる動力作業機のスロットル調整装置を提供する。
【解決手段】回動可能な本体部12及び当該本体部12から延在するレバー部13を有し、レバー部13を操作して本体部12を回動させることによりエンジンの出力を調整するスロットルレバー11と、本体部12が回動自在に取り付けられるレバーマウント部10と、オン/オフの切り替わりによりエンジンを停止させるスイッチ17と、を備え、スロットルレバー11の本体部12の押圧外周面12cに押圧されてスイッチ17のオン/オフが切り替わるようにスロットル調整装置7を構成することで、スイッチ17を押圧によってオン/オフが切り替わる汎用スイッチとし、スロットル調整装置7の構造の簡素化を図ることを可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動力作業機のエンジンの出力を調整するスロットル調整装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、このようなスロットル調整装置として、回動操作によりエンジンの出力を調整するスロットルレバーと、スロットルレバーが回動自在に取り付けられる端部材(レバーマウント)と、オン/オフの切り替わりによりエンジンを停止させるスイッチと、を備え、スロットルレバーの回動操作に伴ってスイッチのオン/オフが切り替わるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたスロットル調整装置によれば、スロットルレバーの回動操作のみによって、エンジンの出力を調整すると共に、エンジンを停止させることができ、作業者の操作の負担が軽減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−159320号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記スロットル調整装置では、スイッチは、端部材側のスイッチ要素とスロットルレバー側のスイッチ要素とで構成されている。それぞれのスイッチ要素は、導電部材を有し、端部材側のスイッチ要素の導電部材と、スロットルレバー側のスイッチ要素の導電部材との接触状態により、スイッチのオン/オフが切り替えられる。このように、上記スロットル調整装置の構造は、部品点数が多く複雑であった。
【0005】
本発明は、作業者の操作の負担を軽減すると共に、構造の簡素化を図ることができる動力作業機のスロットル調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る動力作業機(100)のスロットル調整装置(7)は、回動可能な本体部(12)及び当該本体部(12)の外周面から延在するレバー部(13)を有し、レバー部(13)を操作して本体部(12)を回動させることによりエンジン(6)の出力を調整するスロットルレバー(11)と、本体部(12)が回動自在に取り付けられるレバーマウント(10)と、レバーマウント(10)に取り付けられ、オン/オフの切り替わりによりエンジン(6)を停止させるスイッチ(17)と、を備え、本体部(12)には、当該本体部(12)の回動に伴ってスイッチ(17)と対向し、当該スイッチ(17)を押圧する押圧外周面(12c)が形成され、スイッチ(17)は、押圧外周面(12c)により押圧されるときとされないときとでオン/オフが切り替わるように構成されていることを特徴とする。
【0007】
このようなスロットル調整装置(7)によれば、スロットルレバー(11)のレバー部(13)を操作して本体部(12)をレバーマウント(10)に対して回動させることで、エンジン(6)の出力が調整される。レバーマウント(10)には、スイッチ(17)が取り付けられ、スロットルレバー(11)の本体部(12)には、スイッチ(17)と対向するときに当該スイッチ(17)を押圧する押圧外周面(12c)が形成されている。スイッチ(17)は、押圧外周面(12c)に押圧されるときとされないときとでオン/オフが切り替わるように構成されている。このため、スロットルレバー(11)の操作によって、エンジン(6)の出力を調整することができると共に、スイッチ(17)のオン/オフを切り替えてエンジン(6)を停止させることができる。従って、作業者の操作の負担を軽減することができる。また、スロットルレバー(11)の本体部(12)の押圧外周面(12c)に押圧されてスイッチ(17)のオン/オフが切り替わる構成であることから、レバーマウント(10)に取り付けるスイッチ(17)を、押圧によってオン/オフが切り替わる汎用スイッチとすることができ、導電部を有するスイッチ要素をスロットルレバー(11)側に設ける必要が無い。従って、スロットル調整装置(7)の構造の簡素化を図ることができる。
【0008】
ここで、押圧外周面(12c)が、本体部(12)の回動中心線(P)を軸とする円弧面である構成であると、スイッチ(17)が押圧外周面(12c)によって押圧されているときに、本体部(12)の回動に抗する負荷の変動を抑制して円滑な回動を可能とし、作業者の操作の負担をより軽減することができる。
【0009】
また、スイッチ(17)及びスロットルレバー(11)は、レバーマウント(10)を挟むように配置され、レバーマウント(10)には開口(10h)が形成され、押圧外周面(12c)は、開口(10h)を通してスイッチ(17)を押圧する構成であると、レバーマウント(10)の開口(10h)以外の部分によりスイッチ(17)を覆うことができ、スイッチ(17)の誤操作を防止することができる。
【0010】
また、スイッチ(17)は、押圧外周面(12c)により押圧されないときに、エンジン(6)を停止させる構成であると、エンジン(6)の駆動期間に比べ一般的に長いエンジン(6)の停止期間において、スイッチ(17)にかかる負荷を軽減し、スイッチ(17)の劣化を抑制することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る動力作業機のスロットル調整装置によれば、作業者の操作の負担を軽減すると共に、構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係るスロットル調整装置を搭載した背負式動力散布機の側面図である。
【図2】スロットル調整装置を外側から見た斜視図である。
【図3】スロットルレバー及びケーシングを内側から見た斜視図である。
【図4】スロットルレバー及びケーシングを外側から見た斜視図である。
【図5】スロットル調整装置を内側から見た斜視図である。
【図6】スイッチがオフ状態であるときのスロットル調整装置の状態説明図である。
【図7】スイッチがオン状態であるときのスロットル調整装置の状態説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係るスロットル調整装置の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1は、本発明に係るスロットル調整装置を搭載した背負式動力散布機の側面図、図2は、スロットル調整装置を外側から見た斜視図、図3は、スロットルレバー及びケーシングを内側から見た斜視図、図4は、スロットルレバー及びケーシングを外側から見た斜視図、図5は、スロットル調整装置を内側から見た斜視図、図6は、スイッチがオフ状態であるときのスロットル調整装置の状態説明図、図7は、スイッチがオン状態であるときのスロットル調整装置の状態説明図である。以下の説明において、上下、前後、左右の語は、背負式動力散布機を背負った作業者を基準とした方向を示すものとする。
【0015】
図1に示すように、背負式動力散布機100は、一対の背負バンド2に両腕を通して作業者が背負う背負枠1と、背負枠1の下端部から後方に延在する架台3とを備えている。架台3には、送風機4及びエンジン6が載置され、送風機4の上にタンク5が載置されている。タンク5には、薬剤等の粉体が収容される。
【0016】
送風機4は、エンジン6により駆動され、タンク5内の薬剤を空気と共に送り出す。送風機4から送り出された薬剤は、散布ホースを通り、散布ホースの端部に連設された散布噴頭から散布される。なお、図1では、散布ホース及び散布噴頭は取り外された状態を示している。
【0017】
送風機4の左下側には、エンジン6の出力を調整するスロットル調整装置7が設けられている。図1及び図2に示すように、スロットル調整装置7は、例えば樹脂材料により形成されたケーシング8を備え、このケーシング8は、送風機4の左下側に連結される継手部9と、継手部9から左前方向に延在するレバーマウント部10とを有している。
【0018】
レバーマウント部10は、左側板10aと前板10bとを有している。図2に示すように、左側板10aは、円弧部を左前方向に向けた扇形状をなし、前板10bは、左側板10aの円弧部から右前方向に延在する円弧面をなしている。
【0019】
左側板10aには、例えば樹脂材料により形成されたスロットルレバー11が左方向から取り付けられている。スロットルレバー11は、レバー部13と、レバー部13の操作によって回動される本体部12とを有している。
【0020】
本体部12は、左側板10aに対して垂直な回動中心線Pの回りに回動自在となるように左側板10aに取り付けられており、レバー部13は、本体部12から左前方向に延在している。レバー部13の先端部13aは、前板10bの一部を覆うようにして前板10bよりも左前方向に突出している。作業者は、この先端部13aを把持して上下動させることにより、レバーマウント部10に対して本体部12を回動させることができる。
【0021】
前板10bには、上下方向に延びる長孔10cが形成されている。この長孔10cを通して、送風機4のシャッターレバー14が左前方に突出する(図1参照)。シャッターレバー14は、タンク5から送風機4へ導入される薬剤の通路の開度を調整するためのレバーである。作業者は、シャッターレバー14を上下動させることにより、薬剤の散布量を調整することができる。
【0022】
図3に示すように、扇形状をなす左側板10aの上側及び下側からは、それぞれ右前方向(図示手前方向)に突出する上板10d及び下板10eが延在し、左側板10aと、前板10bと、上板10dと、下板10eとによって、後述のスイッチ17等を収容する収容空間Sが形成されている。
【0023】
スロットルレバー11の本体部12は、上記回動中心線Pを軸心とした円形状をなし、本体部12の外周には円周面12hが形成されている。レバー部13は、円周面12hに連設され、円周面12hから本体部12の半径方向に延在している。
【0024】
本体部12のレバーマウント部10側の端面12aの上側且つ前側からは、レバーマウント部10に向って突出する上側突出部12bが形成されている。この上側突出部12bは、回動中心線Pを軸心とする円弧面をなす板状部分である。上側突出部12bの外周側の円弧面12cにより、後述のスイッチ17のスイッチレバー17aを押圧する押圧外周面12cが構成されている。また、上側突出部12bの後端部の外周側には、後端に向うに従って徐々に回動中心線Pに近づく誘導面12dが形成されている。誘導面12dにより、後述のスイッチ17のスイッチレバー17aが押圧外周面12c上にスムーズに誘導される。
【0025】
上記端面12aの下側からは、レバーマウント部10に向って突出する下側突出部12eが形成されている。下側突出部12eには、後述のスロットルワイヤ15の先端部15aが取り付けられるワイヤ取付部12fが形成されている。
【0026】
図4に示すように、左側板10aには、上記回動中心線Pを軸心とした円形の凹部10fが形成されている。凹部10fの内径は、本体部12の円周面12hの外径と略同等であり、凹部10fには、本体部12が回動自在に収容される。
【0027】
凹部10fの上側及び下側の周面及び底面には、それぞれ上記収容空間Sへつながる開口10h及び開口10iが形成されている。開口10hを通し、本体部12の押圧外周面12c(図3参照)と後述のスイッチ17のスイッチレバー17aとが対向する。また、開口10iを通し、本体部12のワイヤ取付部12f(図3参照)に後述のスロットルワイヤ15の先端部15aが取り付けられる。
【0028】
図5に示すように、上記収容空間Sには、エンジン6のスロットルバルブから、スロットルワイヤ15と、スロットルワイヤ15をガイドするアウターケーブル16とが延在している。このアウターケーブル16の先端部16aからスロットルワイヤ15を引き出すと、エンジン6の出力が上がり、アウターケーブル16内にスロットルワイヤ15を戻すと、エンジン6の出力が下がるようになっている。アウターケーブル16の先端部16aは、上記凹部10fの下側に取り付けられ、スロットルワイヤ15の先端部15aは、上記開口10iを通して、上記ワイヤ取付部12fに取り付けられている。これにより、レバー部13を引き上げ、本体部12を回動させると、スロットルワイヤ15がアウターケーブル16の先端部16aから引き出されるようになっている。
【0029】
収容空間Sにおける凹部10fの上方には、スイッチ17が配置され、左側板10aの右側に取り付けられている。このスイッチ17は、スイッチレバー17aを押圧することによりオン/オフが切り替えられる汎用のマイクロスイッチである。スイッチレバー17aが押圧されると、エンジン6の点火プラグ(不図示)がオン状態となり、スイッチレバー17aが開放されると、エンジン6の点火プラグがオフ状態となるようになっている。
【0030】
左側板10aの右側には、一対の位置決ピン10k,10kと、一対の固定爪10m,10mが立設されている。スイッチ17は、位置決ピン10k,10kによってスイッチレバー17aを下方に向けた状態で位置決めされ、固定爪10m,10mによって離脱しないように固定されている。これにより、スイッチ17は、固定ビス等の取付け部品を用いることなく左側板10aに取り付けられている。また、スイッチ17は、レバー部13を引き上げたときに、上記開口10h通し、上記押圧外周面12cによって押圧されるように配置されている。
【0031】
図6に示すように、レバー部13が最下位置にある状態では、押圧外周面12cとスイッチレバー17aとは対向せず、スイッチレバー17aは押圧外周面12cに押圧されない。このため、エンジン6の点火プラグはオフ状態となり、エンジン6は停止する。
【0032】
図6の状態からレバー部13を引き上げると、本体部12が回動し、上記誘導面12dがスイッチレバー17aに当接する。更にレバー部13を引き上げると、誘導面12dにより誘導された後、上記押圧外周面12cとスイッチレバー17aとが対向し、スイッチレバー17aが押圧外周面12cに押圧された状態となる。このように、誘導面12dにより、スイッチレバー17aがスムーズに押圧外周面12c上に誘導されるため、レバー部13の操作抵抗が小さく、作業者の操作の負担を軽減することができる。スイッチレバー17aが押圧外周面12cに押圧された状態となると、エンジン6の点火プラグがオン状態となり、エンジン6の始動が可能となる。
【0033】
更にレバー部13を引き上げると、図7に示すように、スイッチレバー17aが押圧外周面12cに押圧された状態に保たれると共に、スロットルワイヤ15がアウターケーブル16の先端部16aから引き出される。これにより、始動されたエンジン6の出力が上がる。一方、レバー部13を下げると、引き出されていたスロットルワイヤ15がアウターケーブル16内に戻り、エンジン6の出力が下がる。そして、図6の状態までレバー部13を下げると、エンジン6の点火プラグがオフ状態となり、エンジン6が停止される。
【0034】
以上のスロットル調整装置7によれば、スロットルレバー11のレバー部13を操作して本体部12をレバーマウント部10に対して回動させることで、エンジン6の出力が調整される。レバーマウント部10には、スイッチ17が取り付けられ、スロットルレバー11の本体部12には、スイッチ17と対向するときに当該スイッチ17を押圧する押圧外周面12cが形成されている。スイッチ17は、押圧外周面12cにより押圧されるときとされないときとでオン/オフが切り替わるように構成されている。このため、スロットルレバー11の操作によって、エンジン6の出力を調整することができると共に、スイッチ17のオン/オフを切り替えてエンジン6を停止させることができる。従って、作業者の操作の負担を軽減することができる。また、スロットルレバー11の本体部12の押圧外周面12cに押圧されてスイッチ17のオン/オフが切り替わる構成であることから、レバーマウント部10に取り付けるスイッチ17を、押圧によってオン/オフが切り替わる汎用スイッチとすることができ、導電部を有するスイッチ要素をスロットルレバー11側に設ける必要が無い。従って、スロットル調整装置7の構造の簡素化を図ることができる。
【0035】
また、押圧外周面12cが、本体部12の回動中心線Pを軸とする円弧面である構成であるため、スイッチ17が押圧外周面12cによって押圧されているときに、本体部12の回動に抗する負荷の変動を抑制して円滑な回動を可能とし、作業者の操作の負担をより軽減することができる。
【0036】
また、スイッチ17及びスロットルレバー11は、レバーマウント部10を挟むように配置され、レバーマウント部10には開口10hが形成され、押圧外周面12cは、開口10hを通してスイッチ17を押圧する構成であるため、開口10h以外の部分によりスイッチ17を覆うことができ、スイッチ17の誤操作を防止することができる。スロットル調整装置7では、前板10b、上板10d、及び下板10e等がスイッチ17の覆いとなっている。
【0037】
また、スイッチ17は、押圧外周面12cにより押圧されないときに、エンジン6を停止させる構成であるため、エンジン6の駆動期間に比べ一般的に長いエンジン6の停止期間において、スイッチ17にかかる負荷を軽減し、スイッチ17の劣化を抑制することができる。
【0038】
以上、本発明に係るスロットル調整装置の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、本実施形態では、スロットル調整装置を背負式動力散布機に適用した例を説明したが、背負式動力噴霧機、背負式ブロワ、自走式動力噴霧機等、他の様々な動力作業機に適用することが可能である。
【符号の説明】
【0039】
6…エンジン、7…スロットル調整装置、10…レバーマウント部、10h…開口、11…スロットルレバー、12…本体部、12c…押圧外周面、13…レバー部、17…スイッチ、P…回動中心線。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回動可能な本体部(12)及び当該本体部(12)の外周面から延在するレバー部(13)を有し、前記レバー部(13)を操作して前記本体部(12)を回動させることによりエンジン(6)の出力を調整するスロットルレバー(11)と、
前記本体部(12)が回動自在に取り付けられるレバーマウント(10)と、
前記レバーマウント(10)に取り付けられ、オン/オフの切り替わりにより前記エンジン(6)を停止させるスイッチ(17)と、を備え、
前記本体部(12)には、当該本体部(12)の回動に伴って前記スイッチ(17)と対向し、当該スイッチ(17)を押圧する押圧外周面(12c)が形成され、
前記スイッチ(17)は、前記押圧外周面(12c)により押圧されるときとされないときとでオン/オフが切り替わるように構成されていることを特徴とする動力作業機(100)のスロットル調整装置(7)。
【請求項2】
前記押圧外周面(12c)は、前記本体部(12)の回動中心線(P)を軸とする円弧面であることを特徴とする請求項1記載の動力作業機(100)のスロットル調整装置(7)。
【請求項3】
前記スイッチ(17)及び前記スロットルレバー(11)は、前記レバーマウント(10)を挟むように配置され、
前記レバーマウント(10)には開口(10h)が形成され、
前記押圧外周面(12c)は、前記開口(10h)を通して前記スイッチ(17)を押圧することを特徴とする請求項1又は2記載の動力作業機(100)のスロットル調整装置(7)。
【請求項4】
前記スイッチ(17)は、前記押圧外周面(12c)により押圧されないときに、前記エンジン(6)を停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の動力作業機(100)のスロットル調整装置(7)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−237239(P2012−237239A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−106474(P2011−106474)
【出願日】平成23年5月11日(2011.5.11)
【出願人】(000141174)株式会社丸山製作所 (134)
【Fターム(参考)】