説明

動物力発電プラント

【課題】環境汚染に重点をおいた発電エネルギー創生技術は広く各分野に及ぶが高コスト、量的非計画性、非効率性等の障壁が前進を阻んでいる。この障害を解決して新分野の蓄力人力等の動物力発電プラントに進出する。
【解決手段】発電プラントは、中央固定台1上の中心軸2を中心として、一方向に水平状態で車輪3に支持されて、発電機4と蓄電池5を装着したプラント台6を動物力(人間を含む、主に畜力)7で、牽引旋回させる。中央固定台1と増速機構8を連結するVベルト9を介して、発電機4を増速作動し、発電して蓄電池5に充電する動物(畜)力発電プラントで、又は、単独プラント2輪車軸の回転力で、伝動発電して、蓄電する自由経路発電システムでも、移動式プラントとして同一視出来る。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【発明の属する技術的分野】
【0001】
本発明は発電エネルギー分野で、牛馬を主体とするその他の動物力を利用した蓄力発電を目的とする発電プラントの創設を具体化しようとするものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、風力、水力、波浪、地熱、有機物のエネルギー化等が一般的エネルギー源として利用されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そこで更に新分野として動物力のエネルギー化を地球環境好転化の一助として新エネルギー発電の技術分野の具体化を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の技術は新エネルギー創成の手段として動物の物理的動力、特に牛馬等の畜力を利用して、Vベルト、ギャー等の伝動、増速機構を介して、発電機を駆動して電力エネルギーを蓄電池に送電するプラントで、新創エネルギー分野の開拓の可能性を示唆するものである。
【実施例】
【0005】
図面(図1、図2)により説明する。本発電プラントは中央固定台(1)上の中心軸(2)を中心として、一方向に水平状態で車輪(3)に支持されて、発電機(4)と蓄電池(5)を装着したプラント台(6)を動物力(人力を含む、主に蓄力)(7)で牽引旋回させる。中央固定台(1)増速機構(8)を連結するVベルト(9)を介して発電機(4)を増速作動し、発電して蓄電池(5)に充電することを特徴とする畜力発電プラントで、又は、単独プラント2輪車軸の回転力で、伝動発電して、蓄電する自由経路発電システムでも移動式プラントとして同一視出来る。又、人力に関するペタル式健康様式、登坂式可動階段様式等の健康機具類の人力発電化装置も同一思考の範囲とする。
【0006】
自然エネルギーの風力、太陽光、波浪、水力、地熱、バイオマス等は電力取得手段の具体化開発が困難を極め、多大のコストを要するが、本発明の発電プラントはエネルギーの取得変換技術が不要で、実施具体化は全くシンプルな直接多量発電で比較的計画性を維持できる等の特徴がある。
【発明の効果】
【0007】
本発明の発電プラントは主として肉牛、馬(木曽駒等)を主体とした畜力発電で、プラント構造が非常にシンプルでエネルギーの変換機構が不要で、きわめてコスト安で、発電の新分野の開拓として、計画的に多量発電の可能性があり、肉牛の肉質の向上、木曽駒などの利用目的にもなり増殖保存の意義にも弾みがつく。又、強風、雷等自然リスクも小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の上面図
【図2】は本発明の正面図
【符号の説明】
(1)は中央固定台
(2)は中心軸
(3)は車輪
(4)は発電機
(5)は蓄電池
(6)はプラント台
(7)は畜力
(8)は増速機構
(9)はVベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発電プラントは、中央固定台(1)上の中心軸(2)を中心として、一方向に水平状態で車輪(3)に支持されて、発電機(4)と蓄電池(5)を装着したプラント台(6)動物力(人間を含む、主に畜力)(7)で、けん引旋回させる。
中央固定台(1)と、増速機構(8)を連結するVベルト(9)を介して、発電機(4)を増速作動し、発電して蓄電池(5)に充電する事を特徴とする動物力発電プラントで、又は、単独プラント2輪車軸の回転力で、伝動発電して、蓄電する自由経路発電システムでも移動式プラントとして同一視出来る。
又、人力に関するペダル式健康様式、登坂式可動階段様式等の健康機具類の人力発電化装置も同一思考範囲とする。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−85323(P2007−85323A)
【公開日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−306365(P2005−306365)
【出願日】平成17年9月21日(2005.9.21)
【出願人】(000218133)