説明

包装ラインおよび別個の製品を連続的に包装するための方法

【課題】雑誌、CD、DVDあるいはこれらの組み合わせ等の別個の製品を連続的に包装するための包装ラインおよび包装方法を提供する。
【解決手段】第1のコンベヤ3とコンベヤに沿って設けられた多数のフィーダ4とを有する製品集合パス2と、包装チューブを連続包装ウェブから形成するための折り曲げ手段と包装品を横切る方向に切離するためのクロス切離装置10とを有する包装モジュール5と、とりわけ、包装される製品毎に少なくとも3つの横切るシールが形成され、これにより、製品の端部縁からわずかに離間して配置された第1および第2の横切るシールと、第2の横切るシールからいくらか離間して配置され包装品にフラップを形成する第3の横切るシールと、によって特徴付けられる包装された製品が得られるよう、制御部がシール手段とクロス切離装置とを駆動する包装ライン。

【発明の詳細な説明】
【発明の概要】
【0001】
本発明は、例えば雑誌、CD、DVDあるいはこれらの組み合わせ等の別個の製品を連続的に包装するための包装ラインに関し、該包装ラインは、
第1のコンベヤと、前記コンベヤに沿って設けられた多数のフィーダと、を有する製品集合パスと、
包装チューブを連続包装ウェブから形成するための折り曲げ手段と、包装モジュールにおいて形成されている包装チューブを進めるための第2のコンベヤと、製品が詰められた包装品を包装チューブから横切る方向に切離するためのクロス切離装置と、を有する包装モジュールと、
個々に包装された製品を形成するために包装チューブに横切るシールをもたらすためのシール手段と、
前記フィーダからの製品の排出を制御し、前記コンベヤの輸送速度を制御するとともに、クロス切離装置の速度を制御するための制御部であって、クロス切離装置は、例えばシールビーム(シール部材)あるいは切断ナイフ等の2つの切離要素を有し、これらの切離要素のうち、第1の切離要素は包装チューブの上方に配置され、第2の切離要素は包装チューブの下方に配置されるとともに、これらの切離要素は垂直ストローク長を有する往復垂直移動と水平ストローク長を有する往復水平移動との両方を行い、少なくとも水平ストローク長は短い製品および長い製品の両方を処理するように設定可能である制御部と、
を備えている。
【0002】
さらに本発明は、例えば雑誌、CD、DVDおよびこれらの組み合わせ等の別個の製品を連続的に包装するための方法に関し、本発明による包装ラインを利用して、第1のコンベヤと前記コンベヤに沿って設けられた多数のフィーダとを有する製品集合ラインパスにおいて製品を集合し、包装モジュールにおいて、折り曲げ手段により連続包装ウェブから包装チューブが形成され、この包装チューブは第2のコンベヤにより包装モジュール内を進められ、シール手段により横切るシールが包装チューブにもたらされ個々に包装された製品を形成し、クロス切離装置により製品が詰められた別個の包装品が包装チューブから切離され、制御部がフィーダからの製品の排出を制御するとともに、コンベヤの輸送速度を制御し、且つクロス切離装置のペース(速度)を制御し、クロス切離装置はシールビームあるいは切断ナイフ等の2つの切離要素を有し、これらの切離要素のうち第1の切離要素は包装チューブの上方に配置され、第2の切離要素は包装チューブの下方に配置され、これらの切離要素は垂直ストローク長を有する往復垂直移動と水平ストローク長を有する往復水平移動との両方を行う。
【0003】
このような包装ラインおよび包装方法は、EP−A−1321367から公知である。
【0004】
本発明の対象は、内部に収容された製品を有する包装品を製造し得る包装ラインおよび包装方法であって、製品の端部縁からわずかに離間して(製品の端部縁の近傍に)設けられた第1および第2の横切る(横断する)シールと、第2の横切るシールからいくらか離間して設けられ包装品にフラップを形成する第3の横切る(横断する)シールと、によって特徴付けられる。
【0005】
これを受けて、導入部で述べられたタイプの包装ラインは、シール手段とクロス切離装置とを駆動して、包装される製品毎に少なくとも3つの横切るシールが形成され、これにより、製品の端部縁からわずかに離間して(製品の端部縁の近傍に)配置された第1および第2の横切るシールと、第2の横切るシールからいくらか離間して配置され包装品にフラップを形成する第3の横切るシールと、によって特徴付けられる包装される製品が得られるよう、制御部が構成されていることによって、特徴付けられる。
【0006】
これを受けて、導入部で述べられたタイプの方法は、包装される製品毎に少なくとも3つの横切るシールが形成され、これにより、製品の端部縁からわずかに離間して(製品の端部縁の近傍に)配置された第1および第2の横切るシールと、第2の横切るシールからいくらか離間して配置され包装品にフラップを形成する第3の横切るシールと、によって特徴付けられる包装された製品が得られるように、制御部がシール手段とクロス切離装置とを駆動することによって、特徴付けられる。
【0007】
シール手段とクロス切離方法とを駆動して、包装される製品毎に3つの横切るシールを形成するように構成された制御部により、フラップをともなった包装品が現実のものとして上述のように得られ、製品は第1および第2の横切るシールの間で正確に固定される。したがって、包装品内における製品の位置は正確に特定されるとともに、例えば広告に用いられ得る追加の印刷可能な面が形成される。さらに、フラップは、フックまたはこれと同様な物から雑誌を吊すことができるようにすることを、包装品にもたらす。この場合、当然、フラップに開口が設けられなければならない。この開口は、例えば横切るシールの形成過程中または包装品を積み重ねた後に、型抜き操作によってフラップに形成することができる。
【0008】
本発明のさらなる詳細によれば、プラスチックからなる包装材料ウェブを処理することを目的として、シール手段がシールビームとして設計されたクロス切離装置の切離要素を含むようにし、異なる寸法のフラップを形成するために水平ストローク長が設定可能であるようにしてもよい。
【0009】
上述した欧州公報に記載された包装ラインと比較すると、構造において変更する必要はほとんどない。なぜなら、好適な制御部を除き、本発明による装置をもたらすためのすべての機械的構成部品は既に存在するからである。この結果、制御部の変更、他方において、包装ラインの操作の変更が、包装品毎に3つの横切るシールが形成されるという点において、行われる。したがって、制御部の適応により、それ自体公知な装置が、2種類の包装品、すなわち、包装ラインによって今まで製造されてきた2つの横切るシールを有しフラップを有さない既知の包装品と、導入部に記載されたタイプの包装ラインによっては今まで製造されてこなかった、3つの横切るシールを有しフラップを設けられた上述の包装品と、を製造することに適したものとして簡易にもたらされる。
【0010】
本発明による他のさらなる詳細によれば、紙からなる包装材料ウェブを処理することを目的として、シール手段は、折り曲げ手段の上流側に設けられ、包装ウェブの長手方向に直交して延びるグルー・パターン(glue pattern)を付着させる(塗布する)ように構成されたクロスグルー塗布具を有し、シール手段はクロス切離装置に設けられた押圧ビーム(押圧部材)をさらに有し、第1の押圧ビームは包装チューブの上方に配置され、第2の押圧ビームは包装チューブの下方に配置され、切離要素は切断ナイフアッセンブリを有し、押圧ビームおよび切断ナイフアッセンブリは垂直ストローク長を有する往復垂直移動および水平ストローク長を有する往復水平移動の両方を行い、少なくとも水平ストローク長が、短い製品および長い製品の両方を処理することができるとともに異なる寸法のフラップを形成するために設定可能であるようにしてもよい。
【0011】
制御部を除き、その構造的な要素がそれ自体既に存在していることは、この例においても当てはまる。折り曲げ手段の上流側のクロスグルー塗布具は、EP−A−0526944に既に記載されている。このようなクロスグルー塗布具と、切断ナイフと組み合わせられ移動パターンに沿って移動する押圧ビームと、を有する記載された包装ラインは、何年も前から出願人によって販売されてきた。本発明により与えられた制御部は、内部に製品を収納する紙からなる包装品であって、第1および第2のシールによって製品を固定するとともに第2および第3のシールによってフラップの境界を形成する3つの横切る(横断する)シールが設けられた包装品を製造することを可能にする。したがって、形成される包装品毎に、3つの横切るグルー・パターン(three cross gluing pattern)が紙からなるウェブに形成される。さらに、包装品毎に押圧ビームが押圧作業を3回行い、2回切断作業を行う。
【0012】
本発明のさらなる詳細によれば、包装される各製品の長さに関する情報および/またはフラップの長さに関する情報を処理するとともに、シールビームの水平ストローク長を製造過程中に製品毎に設定して、異なる長さを有する製品のための異なる長さを有する包装品および異なる長さを有したフラップを有する包装品がランダムな順序で製造されるよう、前記制御部が設計されていることによって、包装ラインが特徴付けられてもよい。
【0013】
包装される各製品の長さに関する情報および/またはフラップの長さに関する情報を処理するとともに、シールビームの水平ストローク長を製造過程中に製品毎に設定するように構成された制御部によれば、異なる長さを有する製品のための異なる長さを有する包装品および異なる長さを有したフラップを有する包装品をランダムな順序で製造することができる。このリアルタイムでの切り替わり(変化)により、包装ラインおよび包装方法の最適な融通性(柔軟性)が得られる。紙を処理する包装ラインにおいては、制御部が、押圧ビームおよび切断ナイフのストローク長を製造過程中に各製品毎に設定することができるのみならず、クロスグルー塗布具を製造過程中に各製品毎に操作することができるようにして、横切るグルー・パターンが所望の位置に付着させられるとともに、押圧ビームおよび切断ナイフが包装ウェブの正確な位置において作業を行い、これにより、異なる長さを有する製品のための、異なる長さを有したフラップを有する、異なる長さを有する包装品がランダムな順序で製造されるようにしてもよい。
【0014】
このような包装ラインにより、包装材料を節約することができるようになる。さらに、各製品はその長さに関して適合して(フィットまたはマッチして)包装品に収容される。このことは、ぴったりと適合した包装品は製品をよりよく保護し、さらに包装された製品の外観に有利であることから、望ましい。
【0015】
上方のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフが、制御可能な第1の駆動部により駆動されて垂直方向移動し、制御可能な第2の駆動部により駆動されて水平方向移動することが好ましい。下方のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフを垂直方向に移動させるため、制御可能な第3の駆動部を用いるようにしてもよい。これら下方のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフの水平方向移動は、制御可能な第2の駆動部によって実行されることが好ましい。下流側に解放された包装チューブの製品を運び出すため、運び出し装置として機能するコンベアを変速駆動することに、第4の制御可能な駆動部を用いるようにしてもよい。
【0016】
駆動部が制御可能であるため、移動が行われる経路およびこれらの移動が行われる速度を簡単に変えることができる。したがって、第1のシールビームまたは切断ナイフをともなった押圧ビームの輸送面に直交する方向における移動を正確に制御することができる。このことは、第2のシールビームまたは切断ナイフをともなった押圧ビームの輸送面に直交する方向における移動についても当てはまる。さらに、輸送面の方向におけるシールビームまたは切断ナイフをともなった押圧ビームの移動を正確に制御することができる。第2の制御可能な駆動部により、切離要素の上流側に位置するコンベヤの輸送速度に対する、シールビームまたは切断ナイフをともなった押圧ビームの完全な同期を得ることができる。これにより、包装チューブの切離中、すなわち、紙の場合における切離中、およびプラスチックフィルムウェブの場合における包装チューブのシール中、輸送方向において力が包装チューブへ加えられることはない。所望の場合、切離中に、包装チューブをいくらか引っ張ることができ、逆に、包装チューブをいくらか緩めることもできる。独立して制御可能な駆動部によって、包装品毎に2つより多くの横切るシールをもたらすことができるようになり、これにより、1つまたは2つのフラップを有する包装品を製造することができるようになる。したがって、製品毎に2または3の異なる水平方向ストローク長を設定することができ、この設定を製造過程中に製品毎に変更することもできる。シール時間または押圧時間が包装ラインの速度に依存していないので、包装ラインの他の部分が停止した後でも、完全なシールを形成することができる。さらに、大きいストロークとすることができ、また、シール時間または押圧時間は包装ラインの速度に依存していない。とりわけシール時に、シール時間を正確に設定できるので、このことは非常に重要である。このため、例えば、厚いフィルムをより長い時間でシールすることができ、また、相互の包装品を切離するシールよりも、フラップから製品を切離するシールをより短時間でシールするようにすることができる。さらに、切離要素を独立して制御することができることにより、非常に長い製品を包装することもできる。このため、サーフボードでさえもフィルムで包装することができる。さらに、制御部が、例えば特定の週刊誌を包装する等の特定のジョブに関連する設定が記憶されたメモリを有するようにすることもできる。このようなジョブを再度実行する場合、包装装置は直ちにそのジョブに関連する値を検索して、包装ラインが直ちにセットされるため、これにより、包装を直ちに開始することができる。例えば制御可能なサーボモータ等の現代の制御可能な駆動部により、制御はデジタル式に行われるので、設定がずれてしまうことはない。また、このような切離モジュールを、包装ラインの一部として形成せずに、独立してテストできることも重要である。このようにして、例えば特定のフィルムに対するシール時間を包装ラインの外部でテストすることができる。
【0017】
第4の制御可能な駆動部により、例えば包装チューブから解放された下流側の切離された製品を運び出すため、切離要素の上流側に位置する包装チューブに対し、シールビームまたは切断ナイフをともなう押圧ビーム(press-on beams)の下流側にある包装された製品の速度を変化させることができる。このことは、シール時に要求され、少なくとも切離処理を促進することができる。
【0018】
前述の記載により、切離要素が、プラスチックフィルムからなる包装チューブを切離するために加熱されるシールビームを備えるようにしてもよいことは明らかである。しかしながら、切離要素は紙からなる包装チューブを切離するためのナイフを備えるようにしてもよい。
【0019】
第1、第2、および第3の駆動部が、そのストロークが設定可能であるとともにその始点および終点が設定可能である往復移動を実現し、これにより、ストロークと、切離要素の往復運動が行われる経路とが設定可能となっている。例えば、切離要素が接触する接触点の輸送面に対する位置を変えることができる。例えば、接触点を、輸送面上の包装される製品の厚さの中間に位置させることができる。このようにすれば、製品間において、切離要素により包装を閉じるために最小限の材料しか必要とされなくなる。これにより、特に厚い製品の場合に包装材料の量を非常に節約することができる。さらに、薄い製品には短いストロークが設定されるため、装置の速度に良好な影響をもたらす。
【0020】
本発明のさらに他の詳細は、従属請求項に記載され、例示的な実施の形態に基づき図面を参照して明らかになるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1および図2は、雑誌、書類、CD、DVDあるいはそれらの組み合わせを包装するための包装ライン1を示す。包装ライン1は、第1のコンベヤ3と、このコンベヤに沿って設けられた多数のフィーダ4と、を有する製品集合パス2を備えている。この製品集合パス2において、例えば多数の書類が重ねられた製品が集合させられる。これらの集合された製品は、次いで包装されなければならない。この包装は包装モジュール5において行われる。包装モジュール5において、折り曲げ手段7、9により、包装チューブが連続包装ウェブから形成される。包装チューブは、第2のコンベヤ8により、包装モジュール5内を、連続的にあるいは選択的に変化する速度で進められる。クロス切離装置10により、製品が詰められた別個の包装品は包装チューブから切離される。制御部6はフィーダ4からの製品の排出を制御するとともに、コンベヤ3,8の輸送速度、およびクロス切離装置10のペース(速度)を制御する。図5に明瞭に示されるように、クロス切離装置10は、例えばシールビーム、または切断ナイフをともなった押圧ビーム(press-on beams)等の2つの切離要素101、102を有している。切断ナイフをともなった押圧ビームにより、紙からなるウェブが処理され得る。押圧ビームは前もってグルー・パターンが付着された(接着剤模様が形成された)位置において紙の層を互いに向けて押圧し、略同時に、切断ナイフが包装チューブを横切る方向に切離して、内部に収納された製品を有する解放された包装品が形成される。横断する(横切る)グルー・パターンが、折り曲げ手段7,9の上流側において、クロスグルー塗布具(図示せず)によりそれ自体公知な方法によって紙に塗布(形成)される。第1の切離要素101は包装チューブの上方に配置されており、第2の切離要素102は包装チューブの下方に配置されている。切離要素101、102は所定の垂直ストローク長の往復垂直移動および所定の水平ストローク長の往復水平移動の両方を行う。図面には、アンワインダー(繰り出し機)15がさらに示されており、このアンワインダー15には包装材料のロールが配置され得り、ここからロールが繰り出され得る。包装材料ウェブは、紙であっても、シール可能なプラスチックフィルムであってもよい。紙の場合、切離要素101、102は切断ナイフを有する押圧ビームであり、プラスチックフィルムの場合、切離要素101、102はシールビームである。図3および図4は、製品配置ステーション13、操作コンソール14、および既に形成されている包装チューブの重なり合う長手方向縁部を相互に連結するための長手方向シール要素24をさらに示している。製品配置ステーション13により、製品集合パス2に集合させられた製品は、包装ウェブ上に配置される。さらに、図4には運び出しベルト(プルベルト)25が明瞭に示されている。運び出しベルト25により、製品を内部に有する包装チューブが前方に運び出される。
【0022】
本発明によれば、シール手段101,102とクロス切離装置とを駆動して、包装される製品毎に3つの横切る(横断する)シールが形成され、これにより、製品の端部縁からわずかに離間して(製品の端部縁の近傍に)配置された第1および第2の横切るシールと、第2の横切るシールからいくらか離間して配置され包装品にフラップを形成する第3の横切るシールと、によって特徴付けられる包装された製品が得られるよう、制御部(6)が構成されていることによって特徴付けられる。
【0023】
形成される製品の一つの模範的な実施の形態が、図6に示されている。製品Pは包装品30に収納されている。製品の端部縁からわずかに離間して(製品の端部縁の近傍に)設けられた2つの横断するシール31,32が明瞭に視認される。さらに、第3の横断するシール33が視認される。第3の横断するシール33は、第2の横断するシール32からいくらか離間して設けられ、包装品30にフラップ32を形成する。
【0024】
したがって、制御部6は、切離要素101,102が包装される製品1つに対し2つの異なる水平方向ストロークを有するように設計されている。一方の長いストロークは、製品Pによって特定される長さにわたり、短いストロークは、形成されるフラップ34によって特定される長さにわたる。本発明は、製品の両側に設けられる2つのフラップ34を有する包装品30を形成し得る制御部6を含む。このためには、包装される製品1つに対し、4つの横切るシールが形成されなければならなくなる。
【0025】
好ましくは、制御部6が、包装される製品の各製品の長さと、形成されるフラップの所望の長さと、に関する情報を処理し、水平ストローク長が製造過程中に各製品毎に設定され、これにより、異なる長さを有する製品のための、異なる長さを有したフラップを有する、異なる長さを有する包装品が、ランダムな順序で製造される。
【0026】
本発明の例示的な実施の形態において、制御部6が包装される各製品の厚さに関する情報を処理し、垂直ストローク長が製造過程中に各製品毎に設定され、これにより、異なる厚さを有する製品がランダムな順序で処理される。
【0027】
さらに、本発明の例示的な実施の態様において、制御部6は包装される各製品の幅および/または厚さに関する情報を処理する。折り曲げ手段7、9は、アクチュエータ17,16をそれぞれ有している。制御部6がこれらのアクチュエータ16,17を操作することにより、折り曲げ手段7、9の配置がこれらのアクチュエータ17,16によって自動的に製造過程中に設定される。アクチュエータ16,17の操作は各製品の幅および/または厚さに関する情報に応じており、これにより、連続包装ウェブから好適な寸法の包装チューブが形成される。
【0028】
本発明の例示的な実施の態様において、折り曲げ手段7,9は折り曲げバー9を有する。折り曲げバー9の配置は、製造過程中にアクチュエータ16により設定される。折り曲げ手段7,9は、包装ウェブ案内要素7をさらに有する。この包装ウェブ案内要素7上で、下側から供給された包装ウェブは第2のコンベヤ8の水平平面において案内されるとともに、この包装ウェブ案内要素7上において包装ウェブからの包装チューブの形成が開始される。包装ウェブ案内要素7の幅および/または形態は、2つのアクチュエータ17により設定される。これらのアクチュエータ17は、包装される製品の幅および/または厚さに関する制御部6において入手可能なデータに応じて、制御部6により製造過程中に操作される。
【0029】
制御部6は、包装される各製品の寸法に関するデータをデータベースから獲得することができる。このデータベースには、製品集合パスに集合させられた各製品の寸法データが記憶されている。
【0030】
本発明の例示的な実施の形態において、包装ライン1はセンサ18,19を有する。これらのセンサ18,19は、製品集合パス2に集合させられた製品の寸法に関する情報を取得する。制御部6は、包装される各製品の寸法に関するデータを前記センサ18,19によって発信される信号から得る。
【0031】
本発明の例示的な実施の態様において、各フィーダ4は、その内部にある製品に関する寸法情報を制御部6に発信する少なくとも1つのセンサ18を備えている。さらに、第1のコンベヤ3には、それにより輸送される製品から寸法情報を獲得するセンサ19が設けられている。
【0032】
クロス切離装置10の下流側に、放出ステーション20が設けられている。各製品の寸法データに基づいて、制御部6は放出ステーション20の放出機能を設定する。本発明の例示的な実施の形態において、放出ステーション20は、供給位置と放出位置とを得ることができるスイッチを有している。制御部6は、制御部6により認識される製品の長さに応じて、スイッチが放出位置に保持される継続時間を制御するように設計されている。この継続時間は、放出すべき製品の長さに応じて、製造過程中に変えることができる。
【0033】
クロス切離装置10のさらに下流側には、さらに、スタッカー21が配置されている。スタッカー21は、積み重ねられるべき製品の寸法に応じてスタッカー21を自動的に設定するアクチュエータを有している。各製品の寸法データに基づいて、制御部6は製造段階中にスタッカー21を設定するようにアクチュエータを制御する。
【0034】
図5に示すクロス切離要素10の例示的な実施の形態において、各モジュールが上方の(上側の)シールビーム101と下方の(下側の)シールビーム102とを有していることに留意しなければならない。上方のシールビーム101は、上方および下方移動を行うように第1の案内部103に配置されている。同様に、下方のシールビーム102は、上方および下方移動を行うように第2の案内部104に配置されている。これらの案内部103および104は、フレーム板105に連結されており、このフレーム板105は矢印Tで示される輸送方向において往復移動をするように配置されている。さらに、このフレーム板105は、シールビームの上流側に配置されたコンベヤ108の2つのリターンホイール106、107と、シールビーム101、102の下流側に配置されたコンベヤ111の2つのリターンホイール109、110と、を支持している。上流側コンベヤ108は、さらに固定軸を中心として回転するように設けられたリターンホイール112を有している。同じく下流側コンベヤ111も、固定軸を中心として回転するように設けられたリターンホイール113を有している。リターンホイールのこのような構成により、フレーム板105は、コンベヤベルト108あるいはコンベヤベルト111に張力を与えずに前後移動することができる。フレーム板105は、3つのリターンホイール115、116、117上を案内される歯付ベルト114に連結されている。リターンホイール117は、歯付ベルト119が案内される駆動ホイール118に連結されている。歯付ベルト119は、制御可能なサーボモータ121の駆動軸120に連結されている。連結ロッド122を介して、上方のシールビーム101はクランクロッド123あるいは同種の偏心軸(excenter)に連結されている。クランクロッド123は往復移動(往復運動)を行う。この往復移動は、歯付ベルトあるいは駆動チェーン124を介して、制御可能なサーボモータ125の形式をとった駆動モータ125により、クランクロッドにもたらされる。同様に下方のシールビーム102についても、クランクロッドあるいは同種の偏心軸(excenter)および歯付ベルト128を介して制御可能なサーボモータ129により駆動される連結ロッド126が存在している。下流側コンベヤ111は、制御可能なサーボモータ130と、それに連結された歯付ベルト131と、を介して駆動される。全ての駆動部は互いに独立して制御され得るため、シールビームの水平経路を正確に設定することができるとともに、シールビームが互いに押圧されている継続時間およびシールビームが互いに接触する位置を正確に設定することができる。従って、本明細書の冒頭に記述した有利な特徴を達成することができ、異なる長さを有する製品のための異なる長さを有したフラップを有する包装品が、ランダムな順序で製造される。現代のサーボモータはデジタル制御技術により駆動され、特定のジョブに対して設定された値を制御部のメモリに記憶することができる。これにより、各ジョブを再度実行する際、これらの値を直ちに検索することができ、所望の設定が直ちに可能となる。
【0035】
しかしながら、単独のモータにより水平および垂直ストロークを決定することも可能であるし、水平移動を垂直移動に連結するカップリング機構を調整することによってストロークの大きさに影響を与えることも可能である。当然、カップリング機構を製造過程中に自動的に調整するために、制御部6により駆動されるアクチュエータが設けられることが必要である。
【0036】
本発明は記載された例示的な実施の形態に限定されるものではなく、請求項により規定される本発明の範囲を逸脱せずに種々の変更が可能であることは明らかである。
【0037】
例として、2つの異なる水平方向ストロークを実現するための制御部が、例えばリンクシステム、カムシステム、または同様の機械的機構を用い、機械的な方法によって実現されてもよい。
【0038】
本方法および本装置を用いて、1以上のフラップ内に、例えば小物や図形商品等の追加製品を収容することが可能であることに注意すべきである。各々の内部に製品が収容されるとともに相互に連結されたフラップを用い、一組(一連)の製品を包装することも可能であり、一組の製品は包装品により相互に連結される。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】包装ラインの例示的な実施の形態を示す上面図である。
【図2】図1に示す包装ラインの側面図である。
【図3】図1および図2の包装ラインに使用される包装モジュールの上面図である。
【図4】図3に示す包装モジュールの側面図である。
【図5】示された例示的な実施の形態に用いられるクロス切離ステーションの組立図である。
【図6】本発明による包装ラインおよび包装方法により得られる製品の例示的な実施の形態を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
例えば雑誌、CD、DVDあるいはこれらの組み合わせ等の別個の製品を連続的に包装するための包装ライン(1)であって、
第1のコンベヤ(3)と、コンベヤ(3)に沿って設けられた多数のフィーダ(4)と、を有する製品集合パス(2)と、
包装チューブを連続包装ウェブから形成するための折り曲げ手段(7,9)と、包装モジュール(5)において形成されている包装チューブを進めるための第2のコンベヤ(8)と、製品が詰められた包装品を包装チューブから横切る方向に切離するためのクロス切離装置(10)と、を有する包装モジュール(5)と、
個々に包装された製品を形成するために包装チューブに横切るシールをもたらすためのシール手段と、
フィーダ(4)からの製品の排出、コンベヤ(3,8)の輸送速度、およびクロス切離装置(10)の速度を制御する制御部(6)と、を備え、
クロス切離装置(10)は、例えばシールビームあるいは切断ナイフ等の2つの切離要素(101,102)を有し、これらの切離要素(101,102)のうち、第1の切離要素は包装チューブの上方に設けられ、第2の切離要素は包装チューブの下方に設けられ、切離要素(101,102)は垂直ストローク長を有する往復垂直移動および水平ストローク長を有する往復水平移動の両方を行い、少なくとも水平ストローク長が短い製品および長い製品の両方を処理するために設定可能であり、
シール手段とクロス切離装置とを駆動して、包装される製品毎に少なくとも3つの横切るシールが形成され、これにより、製品の端部縁からわずかに離間して配置された第1および第2の横切るシールと、第2の横切るシールからいくらか離間して配置され包装品にフラップを形成する第3の横切るシールと、によって特徴付けられる包装される製品が得られるよう、制御部(6)が構成されていることを特徴とする包装ライン。
【請求項2】
プラスチックからなる包装材料ウェブを処理する目的で、シール手段がシールビームとして構成されたクロス切離装置の切離要素を有し、水平ストローク長が異なる寸法のフラップを形成するために設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の包装ライン。
【請求項3】
紙からなる包装材料ウェブを処理する目的で、シール手段は、折り曲げ手段の上流側に設けられ包装ウェブの長手方向に直交して延びるグルー・パターンを付着させるように構成されたクロスグルー塗布具を有し、シール手段はクロス切離装置に設けられた押圧ビームをさらに有し、第1の押圧ビームは包装チューブの上方に設けられ、第2の押圧ビームは包装チューブの下方に設けられ、切離要素は切断ナイフアッセンブリを有し、押圧ビームおよび切断ナイフアッセンブリは垂直ストローク長を有する往復垂直移動と水平ストローク長を有する往復水平移動との両方を行い、少なくとも水平ストローク長が、短い製品および長い製品の両方を処理することができるとともに異なる寸法のフラップ形成するために設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の包装ライン。
【請求項4】
包装される各製品の長さに関する情報および/またはフラップの長さに関する情報を処理し、並びに、シールビームの水平ストローク長を製造過程中に各製品毎に設定して、異なる長さの製品のための異なる長さの包装品および異なる長さのフラップを有する包装品がランダムな順序で製造されるよう、制御部が構成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装ライン。
【請求項5】
包装される各製品の長さに関する情報および/またはフラップの長さに関する情報を処理し、押圧ビームおよび切断ナイフの水平ストローク長を製造過程中に各製品毎に設定し、並びに、クロスグルー塗布具を製造過程中に操作して、横切るグルー・パターンが所望の位置に付着させられるとともに、押圧ビームおよび切断ナイフが包装ウェブの正確な位置において作業を行い、これにより、異なる長さの製品のための異なる長さのフラップを有した異なる長さの包装品がランダムな順序で製造されるよう、制御部が構成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装ライン。
【請求項6】
包装チューブの上方に設けられた第1のシールビームあるいは第1の押圧ビームおよび切断ナイフは、それぞれ、輸送面に直交する方向に移動するように構成され、第1の制御可能な駆動部が第1のシールビームあるいは第1の押圧ビームおよび切断ナイフの移動をそれぞれもたらすことを特徴とする請求項4または5に記載の包装ライン。
【請求項7】
第2の制御可能な駆動部が、第1のシールビームあるいは第1の押圧ビームおよび切断ナイフの輸送方向に沿った移動をもたらすことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の包装ライン。
【請求項8】
包装ウェブの下方に設けられた第2のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフは、それぞれ、輸送面に直交する方向に移動するように構成され、第3の制御可能な駆動部が第2のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフの輸送面に直交する方向における移動をそれぞれもたらすことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の包装ライン。
【請求項9】
シールビームの下流側に少なくとも一つのコンベアの形式をとった運び出し装置が設けられ、運び出し装置として機能するコンベアに、各コンベアを可変速度で駆動する第4の制御可能な駆動部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の包装ライン。
【請求項10】
第1の駆動部はストロークと始点および終点とが設定可能である往復移動を実現し、これにより、ストロークと、第1のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフの往復移動が行われる経路と、が設定可能であることを特徴とする少なくとも請求項6に記載の包装ライン。
【請求項11】
第3の駆動部はストロークと始点および終点とが設定可能である往復移動を実現し、これにより、ストロークと、第2のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフの往復移動が行われる経路と、が設定可能であることを特徴とする請求項8に記載の包装ライン。
【請求項12】
第2の駆動部は交互に2つの異なるストローク長を有する往復移動を実現し、ストローク長と往復移動の始点および終点との両方が設定可能であり、これにより、ストロークと、切離要素の輸送方向に沿った往復移動が行われる経路と、が設定可能であり、製品毎に少なくとも3つの横切るシールが形成されるよう、製品毎に少なくとも2つのストローク長が設定されることを特徴とする請求項7に記載の包装ライン。
【請求項13】
第1および第2のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフは、フレーム板に連結された第1および第2の案内部にそれぞれ支持され、フレーム板は、輸送面と平行に延びる第3の案内部を介し、同期往復移動をするよう輸送方向に沿って移動可能に構成され、第2の駆動部は、チェーンあるいは歯付ベルト、並びに選択的に変速機を介し、前記フレーム板に連結されていることを特徴とする請求項6または8に記載の包装ライン。
【請求項14】
第1の駆動部は、チェーンあるいは歯付ベルトを介し、第1のクランクロッドに連結され、前記第1のクランクロッドは、第1の駆動シャフトを介し、第1のシールビームあるいは押圧ビームおよび切断ナイフに連結されていることを特徴とする請求項13に記載の包装ライン。
【請求項15】
第3の駆動部は、チェーンあるいは歯付ベルトを介し、第2のクランクロッドに連結され、前記第2のクランクロッドは、第2の駆動シャフトを介し、第2のシールビームまたは押圧ビームに連結されていることを特徴とする請求項13または14に記載の包装ライン。
【請求項16】
第4の駆動部は、歯付ベルトあるいはチェーンを介し、シールビームまたは押圧ビームの下流側に設けられたコンベアに連結されていることを特徴とする少なくとも請求項9に記載の包装ライン。
【請求項17】
シールビームまたは押圧ビームの上流側であってシールビームまたは押圧ビームの近傍に3つのリターンホイールを有したコンベヤが設けられ、3つのリターンホイールうちの1つは固定軸を中心として回転するように設けられ、他の2つは、それぞれリターンホイールに関連する2つの軸であって前記フレーム板に連結された軸を中心として回転するように設けられていることを特徴とする請求項13に記載の包装ライン。
【請求項18】
シールビームまたは押圧ビームの下流側であってシールビームまたは押圧ビームの近傍に3つのリターンホイールを有したコンベヤが設けられ、3つのリターンホイールうちの1つは固定軸を中心として回転するように設けられ、他の2つは、それぞれ各リターンホイールに関連する2つの軸であって前記フレーム板に連結された軸を中心として回転するように設けられていることを特徴とする請求項13に記載の包装ライン。
【請求項19】
第1、第2、第3、および第4の駆動部はサーボモータであり、各サーボモータはそれぞれに関連する制御部に連結されていることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の包装ライン。
【請求項20】
フィーダ(4)を制御して少なくとも一つのフラップ内に追加の製品が収納されるよう、制御部(6)が構成されていることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載の包装ライン。
【請求項21】
相互に連結された一組のフラップであって、各フラップ内または少なくとも多くのフラップ内に製品が収納された一組のフラップを備えた包装された製品が得られるよう、制御部が包装ラインを駆動することを特徴とする請求項20に記載の包装ライン。
【請求項22】
例えば雑誌、CD、DVDあるいはこれらの組み合わせ等の別個の製品を連続的に包装するための方法であって、
請求項1乃至21のいずれか一項に記載された包装ライン(1)を用い、
第1のコンベヤ(3)と、コンベヤに沿って設けられた多数のフィーダ(4)と、を有する製品集合パス(2)において、製品を集合させ、
包装モジュール(5)において、折り曲げ手段(7,9)により連続包装ウェブから包装チューブが形成され、この包装チューブが第2のコンベア(8)により包装モジュール(5)において進められ、
個々に包装された製品を形成するため、シール手段により包装チューブに横切るシールが設けられ、クロス切離装置(10)により製品が詰められた包装品が包装チューブから切離され、
制御部(6)がフィーダ(4)からの製品の排出を制御するとともに前記コンベヤ(3,8)の輸送速度およびクロス切離装置(10)のペースを制御し、
クロス切離装置(10)は、例えばシールビームあるいは切断ナイフ等の2つの切離要素(101,102)を有し、これらの切離要素(101,102)のうち、第1の切離要素は包装チューブの上方に設けられ、第2の切離要素は包装チューブの下方に設けられ、切離要素(101,102)は垂直ストローク長を有する往復垂直移動および水平ストローク長を有する往復水平移動の両方を行い、
包装される製品毎に少なくとも3つの横切るシールを形成し、これにより、製品の端部縁からわずかに離間して配置された第1および第2の横切るシールと、第2の横切るシールからいくらか離間して配置され包装品にフラップを形成する第3の横切るシールと、によって特徴付けられる包装された製品が得られるよう、制御部(6)がシール手段とクロス切離装置とを駆動することを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−16080(P2006−16080A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2005−195228(P2005−195228)
【出願日】平成17年7月4日(2005.7.4)
【出願人】(502450413)ビュールス‐ザーンダム、ベスローテン、フェンノートシャップ (4)
【氏名又は名称原語表記】BUHRS−ZAANDAM B.V.
【Fターム(参考)】