説明

包装装置

【課題】包装装置のコストを抑制しつつ、汎用性を向上させるとともに、メンテナンス作業を軽減する。
【解決手段】物品を包装する包装装置において、投入された物品を包装袋へと案内するシュートを、比較的小型で物品が投入される上部シュート13と、比較的大型で物品を包装袋に投入する下部シュート14とに分割し、互いに別部材で構成する。そして、取付部15によって、上部シュート13を下部シュート14に対して着脱自在に取り付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装装置の汎用性の向上させるとともに、メンテナンス作業を軽減させる技術に関する。
【背景技術】
【0002】
物品(商品)を袋詰めする場合に、包装袋を成形しつつ物品を投入する包装装置が提案されている。このような包装装置では、外部の計量装置によって所定の重量となるように組み合わされた物品を、シュートによって案内しつつ、成形した包装袋に投入して封止する。
【0003】
そのため、包装装置では、物品を投入する外部装置(例えば計量装置)と、物品が投入されるシュートとの間でインタフェースを確保しなければならないという問題があった。したがって、従来より、汎用性を向上させるために、取り外し可能なシュートを備えた包装装置が提案されており、外部装置に応じて様々なシュートが準備されている。
【0004】
一方、包装装置では、包装作業中に、物品がシュート内で詰まるという問題がある。物品の滞留が発生すると、オペレータは包装装置による包装作業を中断して、復旧メンテナンス作業を行わなければならなかった。すなわち、シュートが取り外し可能な装置の場合には、当該シュートを取り外して、内部に詰まった物品を取り除く作業を行うことになる。このように比較的大型のシュートを取り外して、内部に詰まった物品を取り除く作業は、多大な労力を要するものであった。
【0005】
そこで、従来より、詰まった物品を自動的に解消する除去装置を備えた包装装置が提案されている。このような包装装置が、例えば特許文献1に記載されている。
【0006】
【特許文献1】特開平10−236408号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、汎用性を向上させるために交換可能なシュートを備えた装置では、大型で、比較的高価なシュートを外部装置ごとに準備しなければならず、コストが増大するという問題があった。また、外部装置が変更される度(ラインレイアウトを変更する度)に、大型のシュートを交換しなければならず、そのためのメンテナンス作業も増大する。
【0008】
また、特許文献1に記載された装置では、アーム部材(除去装置)をシュート内に突入させることによって詰まった物品を除去するため、物品が損傷するおそれがあった。その場合は、損傷した物品を下方から取り除く必要があり、新たなメンテナンス作業が発生する。また、物品を包装する機構とは別途の機構を設けることによって装置のコストが増大するという問題があった。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、包装装置のコストを抑制しつつ、汎用性を向上させるとともに、メンテナンス作業を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、物品を包装する包装装置であって、帯状のシートを袋状に案内する案内部と、前記案内部によって袋状に案内されたシートを封止して包装袋を成形するシール部と、前記シール部によって成形された包装袋に向けて物品を案内するシュートとを備え、前記シュートは、物品が投入される上部部材と、物品を包装袋内に投入する下部部材と、前記上部部材を前記下部部材に対して着脱自在に取り付ける取付部材とを有することを特徴とする。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る包装装置であって、前記上部部材における物品通路の最小断面積は、下部部材における物品通路の最小断面積以下となるように形成されていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明に係る包装装置であって、前記取付部材は、オペレータが容易に操作可能な蝶ボルトによって前記上部部材を取り付けることを特徴とする。
【0013】
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明に係る包装装置であって、前記上部部材は、光透過性の透明部材で形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1ないし4に記載の発明では、シュートは、物品が投入される上部部材と、物品を包装袋内に投入する下部部材と、上部部材を下部部材に対して着脱自在に取り付ける取付部材とを有することにより、上部部材を取り換えることによって、ラインを構成する計量装置のサイズに応じた対応が可能となる。すなわち、包装装置の汎用性が容易に向上する。
【0015】
請求項2に記載の発明では、上部部材における物品通路の最小断面積は、下部部材における物品通路の最小断面積以下となるように形成されていることにより、物品の詰まる場所を上部部材にほぼ限定できる。上部部材は比較的着脱容易な部材なので、メンテナンス効率を向上させることができる。また、詰まった物品を除去するための機構が不要である。
【0016】
請求項3に記載の発明では、取付部材は、オペレータが容易に操作可能な蝶ボルトによって上部部材を取り付けることにより、工具が不要なので、上部部材の交換がさらに容易になる。
【0017】
請求項4に記載の発明では、上部部材は、光透過性の透明部材で形成されていることにより、物品が詰まったことを容易に視認できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0019】
<1. 実施の形態>
図1は、本発明に係る包装装置1を示す正面図である。図2は、包装装置1の側面図である。
【0020】
なお、図1および図2において、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義するが、それらは位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。以下の図についても同様である。
【0021】
包装装置1は、ベース10、案内部11、シール部12、上部シュート13、下部シュート14、取付部15およびパイプ16を備えている。詳細は後述するが、包装装置1は、物品(商品)を包装袋に包装する装置として機能する。
【0022】
ベース10は、包装装置1の各構成が取り付けられる基台として機能し、各構成の位置を決定する基準となる。すなわち、包装装置1の各構成は、ベース10に取付られることによって、所定の位置に配置されることとなる。また、ベース10は、図示しないローラ(シートが巻き取られた状態のローラ)と所定の相対位置に配置されている。
【0023】
案内部11は、スカート状に広がった外面を有し、図示しないローラから引き出される帯状のシートを、当該外面に沿って袋状に案内する部材である。本実施の形態における案内部11は、帯状のシートの両側端部を重ね合わせて、筒状形状に案内する。
【0024】
シール部12は、図示しない加熱装置を備えている。シール部12は、案内部11によって筒状形状に案内されたシートを加熱して、重ね合わさった両側端部を封止する。これにより、帯状のシートは筒状となる。筒状の包装袋は、図示しない封止部によって、上下方向の封止が行われて密閉された後、切り離される。このようにして、包装装置1は、物品を包装する包装袋を成形する。
【0025】
図3は、上部シュート13、下部シュート14および取付部15を示す斜視図である。
【0026】
上部シュート13は、内部が物品通路130を形成する中空の透明部材である。上部シュート13が光透過性の透明部材で形成されていることによって、オペレータは内部の様子を視認することができる。物品通路130は上部と下部とにおいて開口部を形成している。
【0027】
物品通路130の上部の開口部は、略水平面方向における開口形状が略小判型となっており、包装装置1に対する物品の投入口として機能する。すなわち、装置外の計量装置(あるいは搬送装置)によって搬送された物品は、上部シュート13の上部の開口部から包装装置1に投入される。
【0028】
物品通路130の上部の開口部から投入された物品は、落下しつつ、物品通路130を下方に向けて移動し、下部の開口部を通過して、物品通路130から排出される。すなわち、包装装置1に投入された物品は、上部シュート13によって、下部の開口部まで案内される。
【0029】
物品通路130の下部の開口部は、略水平面方向において開口形状が直径rの円形であり、物品通路130の最小断面(最小径)を形成している。すなわち、上部シュート13の物品通路130は、下部の開口部において、最も狭くなっている。
【0030】
下部シュート14は、上下方向に長い円筒の部材であって、Z軸方向に沿って配置される比較的大型の部材である。下部シュート14の内部は、物品通路140を形成している。物品通路140は、重力によって物品を所定の位置まで案内する部材であって、ほぼ鉛直方向に沿って設けられている。
【0031】
物品通路140には、上部に直径Rの円形の開口部が形成されている。詳細は後述するが、上部シュート13の物品通路130と、下部シュート14の物品通路140は、連通接続される。これによって、物品通路140は、上部シュート13によって導かれた物品を通過させる通路となる。
【0032】
一般に物品が筒状の通路を通過する場合、物品は、当該通路(物品通路130および物品通路140)の断面積が最も狭い場所で詰まる確率が高い。
【0033】
ここで、本実施の形態における包装装置1では、直径Rは、直径rよりも若干大きくなるように物品通路140の形状が設計されている。すなわち、上部シュート13の物品通路130の最小断面積は、下部シュート14の物品通路140の最小断面積以下となるように、上部シュート13および下部シュート14のそれぞれの内面形状が設計されている。
【0034】
これにより、包装装置1において投入された物品が詰まる場合、その位置は、上部シュート13の物品通路130内である確率が高くなる。逆に言えば、下部シュート14の内部(物品通路140)における物品の滞留は抑制される。
【0035】
先述のように、下部シュート14の内部は、物品を通過させ、当該物品を案内する機能を有している。一方、包装装置1において、帯状のシートは、下部シュート14と案内部11との隙間を通過する。すなわち、下部シュート14の外側面は、帯状のシートを筒状に成形する際に、包装袋の内側面を整える機能を有している。
【0036】
なお、下部シュート14の形状(例えば水平方向の断面形状)は、所望する包装袋の形状およびサイズ等に応じて決定されるものであって、本実施の形態に示すように、円形に限られるものではない。下部シュート14の断面形状としては、例えば矩形や、楕円等であってもよい。
【0037】
また、図1および図2に示すように、下部シュート14の下方には、物品通路140の開口部が形成されており、下部シュート14の内部を下方に向けて通過した物品は、当該開口部から排出され、下方が封止された包装袋に投入される。なお、物品が投入されると、投入された包装袋の上部が封止され、物品の包装が完了する。
【0038】
図3に戻って、取付部15は、板部材150,152および一対の蝶ボルト155を備えている。
【0039】
板部材150は、上部シュート13の下端の外形寸法に応じて形成される挿入部が形成されており、当該挿入部は上部シュート13と迎合する。すなわち、当該挿入部の(+Z)方向から、上部シュート13がはめ込まれることによって、板部材150は上部シュート13と一体化する。なお、予め上部シュート13と板部材150とを、溶接等により一体的に形成しておいてもよい。
【0040】
また、板部材150には、蝶ボルト155がそれぞれ挿入される一対の挿入溝151が形成されている。挿入溝151は、板部材150の上面および下面に対して開口を有するだけでなく、板部材150の(+X)方向の側面にも開口を有している。さらに、板部材150の下面は、板部材152の上面と密着する平坦面を形成している。
【0041】
板部材152は、下部シュート14の下端の外形寸法に応じて形成される挿入部が設けられており、当該挿入部は下部シュート14と迎合する。すなわち、当該挿入部の(−Z)方向から、下部シュート14がはめ込まれることによって、板部材152は下部シュート14と一体化する。なお、下部シュート14および板部材152は別部材でなくてもよく、溶接等により予め一体的に形成しておいてもよい。
【0042】
板部材152には、板部材152をベース10に取り付けるための一対の突部153が設けられている。板部材152は、突部153の先端部に設けられたネジ穴(図示せず)にボルトが挿入されることによって、ベース10に固定される。すなわち、板部材152がベース10に固定されることによって、下部シュート14がベース10に間接的に固定される。
【0043】
ネジ穴154は、板部材152の所定の位置に形成されており、蝶ボルト155が挿入される。すなわち、各ネジ穴154は、それぞれの蝶ボルト155のXY方向の位置を規定する機能を備えている。
【0044】
蝶ボルト155は、板部材150を貫通するようにして、それぞれのネジ穴154に挿入される。すなわち、ネジ穴154および蝶ボルト155は、板部材150を板部材152に取り付ける機能を有する。
【0045】
先述のように、板部材150と上部シュート13とは一体化されているので、蝶ボルト155によって、板部材150が板部材152に取り付けられることによって、上部シュート13がベース10に取り付けられることとなる。
【0046】
このような構造により、取付部15は、上部シュート13を下部シュート14に対して着脱自在に取り付け、両者の位置関係が規定される。そして、このような位置関係によって、上部シュート13の物品通路130と、下部シュート14の物品通路140とが連通接続され、上部シュート13によって案内された物品が、下部シュート14の内部に導かれる。
【0047】
さらに、蝶ボルト155は、オペレータによって容易に操作することができる構造のボルトである。すなわち、オペレータは、特別な工具を使用することなく、素手で蝶ボルト155を回転させる(緩めたり締め付けたりする)ことができる。
【0048】
このように、包装装置1は、蝶ボルト155によって、上部シュート13と下部シュート14とをZ軸方向に締め付けて、上部シュート13をベース10に対して取り付ける構造である。したがって、オペレータは上部シュート13の着脱をさらに容易に行える。なお、図3には図示を省略しているが、蝶ボルト155によって上部シュート13を取り付ける際には、ワッシャーやナット等を適宜利用する。
【0049】
また、蝶ボルト155が挿入される挿入溝151は、板部材150の側面方向にも開口を有している。したがって、オペレータは、それぞれの蝶ボルト155を緩め、上部シュート13を(−X)方向に移動させるだけで、蝶ボルト155を抜き取らなくても、上部シュート13を容易に取り外すことができる。
【0050】
一方、上部シュート13を取り付ける際には、板部材150を板部材152に載置し、上部シュート13を(+X)方向に押し込みつつ、緩んだ状態の蝶ボルト155を挿入溝151に挿入する。挿入溝151の(−X)側の内側面に、蝶ボルト155が当接するまで上部シュート13を押し込んだ状態で、オペレータが蝶ボルト155を締め付ければ、上部シュート13は所定の位置に固定される。
【0051】
言い換えれば、包装装置1では、一対の挿入溝151と、ネジ穴154に挿入された状態の一対の蝶ボルト155とによって、上部シュート13を取り付ける際のXY平面における位置決めが行われる。また、板部材150と板部材152とが密着することによって、上部シュート13のZ軸方向の位置決めが行われる。
【0052】
すなわち、本実施の形態における包装装置1では、蝶ボルト155を抜き取ることなく、緩めるだけで上部シュート13を容易に脱着することができる。したがって、上部シュート13の交換作業が容易に行えるとともに、蝶ボルト155が紛失するといった事故を有効に防止することができる。
【0053】
図1および図2に戻って、パイプ16は、包装袋に商品とともにガス(例えば窒素ガス)を封入する場合に使用される。パイプ16には図示しないガス供給機構が連通接続され、当該ガス供給機構からパイプ16を介して包装袋に向けてガスが供給される。
【0054】
以上のように、本実施の形態における包装装置1は、物品を案内するシュートが、上部シュート13と下部シュート14とに分割されており、上部シュート13は取付部15によって容易に着脱可能とされている。したがって、包装装置1は、上部開口部の形状が異なる複数の上部シュート13を取りそろえておくことにより、これらを適宜交換しつつ使用すれば、様々なサイズの装置(計量装置や搬送装置など)に適応できる。
【0055】
すなわち、包装装置1は、装置の適応性を向上させた場合に、従来の装置のようにシュート全体を取り換える必要がない。したがって、ラインを構成する他の装置に柔軟に対応するためのコストを抑制することができる。なお、例えば、包装袋の形状に応じて、シュートを交換する場合も、下部シュート14のみを交換すればよく、外部装置が同じであれば上部シュート13を交換する必要はない。
【0056】
また、上部シュート13を交換する手間は、従来の一体型シュート全体を交換する場合に比べて、大幅に軽減される。したがって、ラインを組み変える際のメンテナンス作業を軽減することができる。
【0057】
また、上部シュート13の物品通路130の最小断面積を、下部シュート14の物品通路140の最小断面積以下とすることにより、包装装置1は、下部シュート14における物品の滞留を抑制する。したがって、物品の滞留が生じた場合には、上部シュート13を取り外して対応することで、装置の復帰メンテナンス作業が容易である。
【0058】
一般に包装装置では、物品の詰まり現象を完全に防止することは困難である。しかし、包装装置1では、取り外し容易な部分において、物品の詰まり現象を発生させることによって、物品の詰まり現象を自動的に解消させる除去機構を設けない構造であっても、オペレータの作業負担はそれほど増加しない。
【0059】
また、上部シュート13は、光透過性の透明部材で形成されているため、物品通路130において物品が詰まった場合に、オペレータは、容易に知得することができる。
【0060】
<2. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0061】
例えば、板部材150の挿入溝151における側面方向の開口部は、(+X)方向への開口に限られるものではなく、板部材150のいずれの側面(方向)に向けて開口部が設けられていてもよい。すなわち、当該開口部は、上部シュート13を容易に移動させることができる方向に応じて設計されるものであって、装置レイアウトの要請に応じて形成することができる。
【0062】
また、例えば、板部材150と板部材152との間に滑り止めとして機能するシム板を挿入してもよい。また、板部材150と板部材152との間にワンタッチで操作可能なクリップ機構を設けてもよい。このような構造によって、交換時の操作性を低下させることなく、使用中の振動等により上部シュート13が(−X)方向にずれることを抑制することができる。
【0063】
また、上記実施の形態では、上部シュート13の物品通路130は、下部の開口部において、最も狭くなっているが、物品通路130の最も狭くなる部分は開口部に限られるものではない。すなわち、下部シュート14に物品を詰まらせないためには、物品通路130および物品通路140のうち、最も狭くなる部分が物品通路130に形成されていればよい。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明に係る包装装置を示す正面図である。
【図2】包装装置の側面図である。
【図3】上部シュート、下部シュートおよび取付部を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0065】
1 包装装置
10 ベース
11 案内部
12 シール部
13 上部シュート
130 物品通路
14 下部シュート
140 物品通路
15 取付部
150,152 板部材
151 挿入溝
152 板部材
153 突部
154 ネジ穴
155 蝶ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を包装する包装装置であって、
帯状のシートを袋状に案内する案内部と、
前記案内部によって袋状に案内されたシートを封止して包装袋を成形するシール部と、
前記シール部によって成形された包装袋に向けて物品を案内するシュートと、
を備え、
前記シュートは、
物品が投入される上部部材と、
物品を包装袋内に投入する下部部材と、
前記上部部材を前記下部部材に対して着脱自在に取り付ける取付部材と、
を有することを特徴とする包装装置。
【請求項2】
請求項1に記載の包装装置であって、
前記上部部材における物品通路の最小断面積は、下部部材における物品通路の最小断面積以下となるように形成されていることを特徴とする包装装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の包装装置であって、
前記取付部材は、オペレータが容易に操作可能な蝶ボルトによって前記上部部材を取り付けることを特徴とする包装装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の包装装置であって、
前記上部部材は、光透過性の透明部材で形成されていることを特徴とする包装装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−30888(P2007−30888A)
【公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−212700(P2005−212700)
【出願日】平成17年7月22日(2005.7.22)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】