説明

包装飯塊及びその包装を解く方法

【課題】より簡単な方法で飯塊の包装を解くことのできる包装飯塊及びその包装を解く方法を明らかにする。
【解決手段】飯塊60を包装シート12で包んでなる包装飯塊であって、飯塊60は、対向する側面が略平行の扁平形状に形成され、包装シート12は展開状態にて、長方形の外フィルム20と該外フィルム20の裏面側に配備された内フィルム40との間にシート状食品50を挟んで構成され、外フィルム20は、幅方向の略中央に長手方向の全長に亘って、所定間隔の切込み21を形成してなる裂け部24を有し、内フィルム40は、一対の内フィルム片41,41を外フィルム20の幅方向の略中央部で重ね合わせ、シート状食品50の周縁にて外フィルム20と溶着18して構成され、前記包装シート12の内フィルム40上に飯塊60を載せ、外フィルム20の裂け部24が飯塊60の前記側面の略中央を通るように包装シート12にて飯塊60を包み、包装シート12の端部を止着手段16によって封止してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内フィルムと外フィルムとの間にシート状食品を挟んで形成した包装シートによって飯塊を包装した包装飯塊及びその包装を解く方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
三角おにぎり飯等の飯塊を包装シートで包装した所謂包装飯塊がコンビニエンスストア等で販売されている。
包装シートとして、外フィルムと内フィルムとの間にシート状海苔を挟んで形成した、三重構造のものがある。
例えば、特許文献1では、幅方向の中央部に長手方向の全長に亘って分断するカットテープを有する外フィルムに、2枚の縦長の内フィルム片からなる内フィルムを、内フィルム片の内端どうしを外フィルムのカットテープ上で重ね、シート状海苔の周縁近傍に沿って熱溶着することで包装シートを形成している。
【0003】
上記構成の包装シートで三角形おにぎり飯を包むには、包装シートの長手方向の中央に飯塊を載せ、包装シートの一端側を飯塊に被せて、角部を三角おにぎり飯に沿うように折り曲げ、次いで、逆側も同様に被せて、その外フィルムの端部を接着や溶着等により止めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−185号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記包装飯塊の包装を解くには、
(1)飯塊の頂部に位置する外フィルムのカットテープを摘まんで引き出し、外フィルムを2分するステップ、
(2)左右に分断された包装シートの一方を飯塊とシート状海苔を残して引き出すステップ。これにより、外フィルムの半体と内フィルムの内フィルム片が一緒に引っ張り出される。
(3)次に、残りの外フィルムの半体と内フィルム片を飯塊とシート状海苔から引き出すステップ、
を必要とし、これら3つのステップを経ることで、飯塊にシート状海苔が直に被さった状態とすることができる。
【0006】
特に、子供や年配の方には、上記3つのステップを順序よくスムーズに行うことが困難であり、より簡単に包装を解くことのできる包装飯塊への要請がある。
【0007】
本発明は、より簡単な方法で飯塊の包装を解くことのできる包装飯塊及びその包装を解く方法を明らかにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
飯塊(60)を包装シート(12)で包んでなる包装飯塊であって、
飯塊(60)は、対向する側面が略平行の扁平形状に形成され、
包装シート(12)は展開状態にて、長方形の外フィルム(20)と該外フィルム(20)の裏面側に配備された内フィルム(40)との間にシート状食品(50)を挟んで構成され、外フィルム(20)は、幅方向の略中央に長手方向の全長に亘って、所定間隔の切込み(21)を形成してなる裂け部(24)を有し、内フィルム(40)は、一対の内フィルム片(41)(41)を外フィルム(20)の幅方向の略中央部で重ね合わせ、シート状食品(50)の周縁にて外フィルム(20)と溶着(18)して構成され、
前記包装シート(12)の内フィルム(40)上に飯塊(60)を載せ、外フィルム(20)の裂け部(24)が飯塊(60)の前記側面の略中央を通るように包装シート(12)にて飯塊(60)を包み、包装シート(12)の端部を止着手段(16)によって封止してなる。
【0009】
前記外フィルム(20)の裏面側に、切込み(21)を内側から塞ぐように裂け部(24)に沿って一辺が外フィルム(20)に溶着(17)された幅細のカバーフィルム片(22)を具える。
【0010】
また、本発明の包装飯塊(10)の包装を解く方法は、上記包装飯塊(10)について、裂け部(24)を挟んで左右に位置する外フィルム(20)の端縁を夫々左右に引っ張ることにより、外フィルム(20)を裂け部(24)で引き裂くと共に、分断された一方の外フィルム(20)と内フィルム片(41)をシート状食品(50)を飯塊(60)に残した状態で引き出すステップと、
他方の外フィルム(20)の半体と内フィルム片(41)を飯塊(60)とシート状食品(50)から引き出し、シート状食品(50)が直に被さった飯塊(60)を得るステップと、
の2つのステップからなる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の包装飯塊(10)は、上記の如く、裂け部(24)を挟んで左右に位置する外フィルム(20)の端縁を夫々左右に引っ張ることにより、外フィルム(20)を裂け部(24)で引き裂くと共に、分断された一方の外フィルム(20)と内フィルム片(41)をシート状食品(50)を飯塊(60)に残した状態で引き出すステップと、他方の外フィルム(20)の半体と内フィルム片(41)を飯塊(60)とシート状食品(50)から引き出し、シート状食品(50)が直に被さった飯塊(60)を得るステップと、の2つの単純なステップだけで包装を解くことができる。
従って、従来よりも、包装を解くステップを簡略化でき、極めて容易に包装飯塊(10)の包装を解くことができる。
上記のように、包装を解く方法がわかり易いため、子供や年配の方も容易に包装飯塊(10)の包装を解いて食すことができる。
【0012】
又、本発明の包装飯塊(10)は、切込み(21)からなる裂け部(24)を裏面側からカバーフィルム片(22)で覆っているので、切込み(21)から湿気等が侵入せず、シート状食品(50)の乾燥状態を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の包装シートの分解斜視図である。
【図2】図2は、展開した状態の包装シートに飯塊を載せた状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、図2の線A−Aに沿う包装シートの矢視断面図である。
【図4】図4は、カバーフィルム片の長手方向の1辺が外フィルムの裏面側に溶着された状態を示す斜視図である。
【図5】図5は、包装シートで飯塊を包装する手順を示す斜視図である。
【図6】図6は、包装シートで飯塊を包装する手順を示す斜視図である。
【図7】図7は、包装シートで飯塊を包装した包装飯塊の斜視図である。
【図8】図8は、図7の線B−Bに沿う包装飯塊の矢視断面図である。
【図9】図9は、包装シートが分断された状態の包装飯塊を示す斜視図である。
【図10】図10は、包装が解かれ、シート状食品が直に飯塊に被さった状態を示す斜視図である。
【図11】図11は、本発明の包装シートを用いて、飯塊を袋状に包装した包装飯塊の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明について、図面を参照しながら説明を行う。
図1乃至図3は、本発明の包装飯塊(10)の包装シート(12)を示す。
図1乃至図3に示すように、包装シート(12)は、長方形で透明な外フィルム(20)と、外フィルム(20)の幅方向となる短辺の略半分の幅の内フィルム片(41)(41)からなる内フィルム(40)との間に、シート状食品(50)を挟んで形成される。
【0015】
図1及び図2に示すように、外フィルム(20)は、本実施例では縦長の長方形のフィルムであって、長手方向の長さが約23cm、幅方向の長さが約14cmである。該外フィルム(20)は、幅方向の中央に長手方向の全長に亘って、所定間隔の切込み(21)を形成してなる裂け部(24)を有している。外フィルム(20)は、裂け部(24)を幅方向に引っ張ることにより、容易に引き裂くことができる。
外フィルム(20)の裏面には、切込み(21)からなる裂け部(24)を塞ぐカバーフィルム片(22)が配備されている。カバーフィルム片(22)は、幅細(例えば1.5cm)であり、裂け部(24)をその全長に亘って塞ぐように設けられる。カバーフィルム片(22)は、裂け部(24)を覆うように配備して、長手方向の一辺を外フィルム(20)に熱溶着(17)等により接合することで、外フィルム(20)に取り付けることができる。
カバーフィルム片(22)は、切込み(21)からの湿気等の侵入を防ぎ、包装シート(12)内のシート状食品(50)の乾燥状態を維持する役割をなす。
【0016】
シート状食品(50)は、シート状海苔を例示できる。シート状食品(50)は、外フィルム(20)の裏面側の略中央に載せられている。
シート状食品(50)は、略長方形のものを用いることができるが、図1及び図2に示すように、長方形の角部が面取りされた形状のものを用いたり、長手方向の端部が丸く面取りされた形状のものを用いることで、後述するとおり、外フィルム(20)と内フィルム(40)を構成する内フィルム片(41)を飯塊(60)とシート状食品(50)から引っ張り出し易くすることができる。
本実施例では、シート状食品(50)は、長手方向の長さが約16cm、幅方向の長さが約8cmの形状とすることができる。
【0017】
なお、実施例では、シート状食品(50)はシート状海苔を用いているが、薄手の食品であれば特に限定されるものではない。
その例としては、鯣を薄く伸ばしたものや、おぼろ昆布をシート状に形成したものなどがあげられる。
【0018】
内フィルム(40)は、図1及び図2に示すように、同形の2枚のフィルム片(41)(41)で構成され、互いの内側縁を前記外フィルム(20)の幅方向の中央の裂け部(24)上で、約1cmの重なり幅で重ねている。
即ち、本実施例では、各フィルム片(41)(41)は、長手方向の長さを外フィルム(20)と同じ約23cm、幅方向の長さを約7.5cmとしている。
【0019】
内フィルム(40)は、飯粒が付着し難い材料のフィルムを用いることが望ましい。例えば、内フィルム(40)、即ち、内フィルム片(41)(41)は、凹部と凸部が均一に分布したエンボスフィルムを用いることができる。エンボスフィルムを用いることで、飯塊(60)からの飯粒が付着し難くなり、内フィルム(40)などに飯粒が付着することを防止できる。
【0020】
図2乃至図3に示すように、外フィルム(20)の裏面側の略中央にシート状食品(50)が載せられ、その上から、内フィルム(40)を構成する内フィルム片(41)(41)が互いの内側縁を裂け部(24)上で重なるように載せられ、シート状食品(50)を囲むように外フィルム(20)の周縁近傍に沿って外フィルム(20)と内フィルム(40)を線状に溶着(18)することにより、包装シート(12)が形成されている。なお、内フィルム片(41)(41)の重なり部には溶着は施さない。
【0021】
また、図2及び3に示すように、シート状食品(50)がずれないようにするために、シート状食品(50)の長手方向の一端又は両端の近傍にて、各内フィルム片(41)(41)は、外フィルム(20)に溶着(19)されていることが望ましい。
【0022】
上記のように形成された包装シート(12)では、裂け部(24)を内側から塞ぐカバーフィルム片(22)を設けているから、切込み(21)から包装シート(12)の内部に入り込む湿気等の侵入を防ぎ、包装シート(12)内のシート状食品(50)を乾燥状態で維持できる。
【0023】
上記構成の包装シート(12)を用いて、飯塊(60)が包装される。
飯塊(60)は、白米やかやくご飯などを固めて、扁平形状とした固まりを例示できる。望ましくは、両側面が略平行となり、該両側面どうしを平面状又は曲面状の周面にて繋いだ形状とする。
飯塊(60)には、部分的あるいは全体的に胡麻等の振り掛け食品を振り掛けたり、具材を載せたり、具材を内部に挟むようにしてもよい。
【0024】
実施例では、飯塊(60)は三角形のおにぎりであるが、丸形のおにぎりや、四角形のおにぎりとすることもできる。
【0025】
上記構成の包装シート(12)によって飯塊(60)を包装する手順を以下に記す。
図2に示すように、内フィルム(40)側を上向きとした包装シート(12)に飯塊(60)を載せる。飯塊(60)が、三角おにぎりの場合、包装シート(12)の中央よりも少し上側の位置に、飯塊(60)を、1つの頂点が裂け部(24)と重なり、飯塊(60)の側面の略中央が裂け部(24)と対向するように載置する。
【0026】
次に、図2の矢印Cで示す如く、飯塊(60)を包み込むように、包装シート(12)の長手方向の一端を飯塊(60)に被せる。続いて、図5の矢印Dで示す如く、包装シート(12)の一端の両角を飯塊(60)の周面に沿わせる。
【0027】
次に、図5の状態から、図6の矢印Eで示す如く、包装シート(12)の他端の一方の角を飯塊(60)を包みこむように被せ、さらに、図7の矢印Fで示す如く、他方の角を飯塊(60)に被せる。
【0028】
最後に、図7に示すように、交差した包装シート(12)の端部をテープなどを例とする止着手段(16)により止めることで、包装飯塊(10)を得ることができる。なお、実施例の止着手段(16)はテープであるが、製造年月日や内容物等を記載したラベルを用いたり、溶着により止めることもできる。
【0029】
図8は、図7の線B−Bに沿う包装飯塊(10)の矢視断面図である。
飯塊(60)には、内側から、内フィルム(40)を構成する内フィルム片(41)(41)、シート状食品(50)、外フィルム(20)が被さっており、両内フィルム片(41)(41)は飯塊(60)の中央を通るように重なっている。
【0030】
上記により得られた包装飯塊(10)は、以下の2ステップで包装を解くことができる。
【0031】
1つ目のステップとして、裂け部(24)を挟んで左右に位置する外フィルム(20)の端縁を、図7の矢印G,Gに示すように、夫々左右に引っ張る。これにより、図9に示すように、外フィルム(20)が裂け部(24)で引き裂かれると共に、分断された一方の外フィルム(20)と内フィルム片(41)をシート状食品(50)を飯塊(60)に残した状態で引き出すことができる。
【0032】
次に、2つ目のステップとして、残った他方の外フィルム(20)の半体と内フィルム片(41)を、図9の矢印H方向に引っ張ることにより、飯塊(60)とシート状食品(50)から引き出し、図10に示すように、シート状食品(50)が直に被さった飯塊(60)を得る。
【0033】
上記2つのステップにより包装が解かれ、シート状食品(50)が直に被さった飯塊(60)は、シート状食品(50)の端部を飯塊(60)に巻きつけることによって、食することができる。
【0034】
本発明は、従来のように複雑なステップを必要とせず、2つの単純なステップだけで包装を解くことができる。
【0035】
上記説明において、説明をわかりやすくするために、適切な寸法や望ましい形状を例示しているが、本発明は上記寸法や形状に限定されるものではないことは明らかである。例えば、包装シート(12)の大きさは、飯塊(60)の大きさに合わせて作製すればよい。
【0036】
なお、シート状食品(50)の角部に面取り又は端部に丸く面取りを施しておくことで、図8に示す外フィルム(20)と内フィルム(40)の折り曲り部(14)に、シート状食品(50)が挟まれることがないため、シート状食品(50)を破ることなく、外フィルム(20)と内フィルム(40)をシート状食品(50)と飯塊(60)から引き出すことができる。
【0037】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するように解すべきものではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0038】
例えば、切込み(21)による裂け部(24)の位置がわかりやすくなるように、外フィルム(20)に切込み(21)に沿ってラインを印刷等することができる。また、切込み(21)と平行にカットテープ(図示せず)を配備し、本発明の方法のみならず、従来と同様の方法でも包装を解くことができるようにしてもよい。
【0039】
図11は、図1乃至図3に示した包装シート(12)を袋状に形成した実施例である。この場合も、裂け部(24)を挟んで左右に位置する外フィルム(20)の端縁を、夫々左右に引っ張ることにより、外フィルム(20)を裂け部(24)で引き裂くと共に、分断された一方の外フィルム(20)と内フィルム片(41)をシート状食品(50)を飯塊(60)に残した状態で引き出し、他方の外フィルム(20)の半体と内フィルム片(41)を飯塊(60)とシート状食品(50)から引き出すことで、上記と同様に、シート状食品(50)で直に包まれた飯塊(60)を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、極めて容易に包装を解くことのできる包装飯塊及びその包装を解く方法として有用である。
【符号の説明】
【0041】
(10) 包装飯塊
(12) 包装シート
(16) 止着手段
(20) 外フィルム
(21) 切込み(裂け部)
(22) カバーフィルム片
(24) 裂け部
(40) 内フィルム
(41) 内フィルム片
(50) シート状食品
(60) 飯塊

【特許請求の範囲】
【請求項1】
飯塊(60)を包装シート(12)で包んでなる包装飯塊であって、
飯塊(60)は、対向する側面が略平行の扁平形状に形成され、
包装シート(12)は展開状態にて、長方形の外フィルム(20)と該外フィルム(20)の裏面側に配備された内フィルム(40)との間にシート状食品(50)を挟んで構成され、外フィルム(20)は、幅方向の略中央に長手方向の全長に亘って、所定間隔の切込み(21)を形成してなる裂け部(24)を有し、内フィルム(40)は、一対の内フィルム片(41)(41)を外フィルム(20)の幅方向の略中央部で重ね合わせ、シート状食品(50)の周縁にて外フィルム(20)と溶着(18)して構成され、
前記包装シート(12)の内フィルム(40)上に飯塊(60)を載せ、外フィルム(20)の裂け部(24)が飯塊(60)の前記側面の略中央を通るように包装シート(12)にて飯塊(60)を包み、包装シート(12)の端部を止着手段(16)によって封止してなることを特徴とする包装飯塊。
【請求項2】
前記外フィルム(20)の裏面側に、切込み(21)を内側から塞ぐように裂け部(24)に沿って一辺が外フィルム(20)に溶着(17)された幅細のカバーフィルム片(22)を具える請求項1に記載の包装飯塊。
【請求項3】
シート状食品(50)の長手方向の角部に、面取りが施されている請求項1又は請求項2に記載の包装飯塊。
【請求項4】
シート状食品(50)の長手方向の端部に、丸く面取りが施されている請求項1又は請求項2に記載の包装飯塊。
【請求項5】
内フィルム(40)の内フィルム片(41)(41)は、凹凸が均一に分布するよう施されたエンボスフィルムである請求項1乃至請求項4の何れかに記載の包装飯塊。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5の何れかに記載の包装飯塊の包装を解く方法であって、
裂け部(24)を挟んで左右に位置する外フィルム(20)の端縁を夫々左右に引っ張ることにより、外フィルム(20)を裂け部(24)で引き裂くと共に、分断された一方の外フィルム(20)と内フィルム片(41)をシート状食品(50)を飯塊(60)に残した状態で引き出すステップと、
他方の外フィルム(20)の半体と内フィルム片(41)を飯塊(60)とシート状食品(50)から引き出し、シート状食品(50)が直に被さった飯塊(60)を得るステップと、
を有することを特徴とする包装飯塊の包装を解く方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−217371(P2012−217371A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−85197(P2011−85197)
【出願日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【出願人】(591154751)
【出願人】(598157096)
【Fターム(参考)】