説明

化粧料用容器のパッキン

【課題】本発明は、液状乃至ゲル状の流動性を有する化粧料、特に油分を含んでなる化粧料を収容する容器に適した化粧料用容器のパッキンを提供せんとするものである。
【解決手段】
化粧料を収容する容器に使用されるパッキンであって、該パッキンが、過酸化物架橋NBR系の成形材料を成形することによって構成されたものであることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料を収容する容器のパッキンに係り、特に化粧料が油分を含んでなり、該パッキンが過酸化物架橋を施してなるPO−NBR系のゴム材質の成形材料から構成される化粧料用容器のパッキンに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、流動性を有する液状乃至ゲル状の化粧料を収容する容器としては、例えば、開口部外周面に螺旋溝が形成されたガラス製の容器本体に、内周面に螺旋溝が形成された蓋体を螺合して、収容した化粧料を密閉するボトル型容器、或いは、ポンプアクションによって収容した化粧料を分配するポンプ式のディスペンサー型容器、或いは、圧縮ガスを封入し、収容した化粧料を噴霧する所謂エアゾール式のディスペンサー型容器等が広く使用されている。特に、乳液やクレンジングオイルをはじめとする成分中に油分を含んだ化粧料用の容器には、ボトル型容器の他、使用上の簡便性からポンプ式のディスペンサー型の容器が採用されるケースが多い。
【0003】
この種の従来公知のポンプ式ディスペンサー型容器の構造は、コイルスプリングによって付勢されたボール弁によって開閉する吸口部を有するシリンダ部材と、吐出口を有するスパウトに連通したパイプ状のピストン部材とを備え、前記ピストン部材が、前記シリンダ部材の内部に上下動可能に配設されて構成されている。ピストン部材には、シリンダ内を一体的に上下動しつつ、シリンダ内周面に対して摺動するピストンパッキンが装着され、シリンダとピストンとの密閉状態を保持するように構成されている。
【0004】
このようなポンプ式ディスペンサー型容器のピストンパッキンには、シール性が要求されるために、本来、弾性を有するアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(以下、NBRと称す)等のゴム材質の素材を使用するべきである。しかしながら、容器内に収容する化粧料の成分に油分を含んでいる場合には、ピストンパッキンを構成する合成ゴムの成分、例えば硫黄分などが化粧料に溶出してしまい、意図しない着臭や着色などの問題を呈することがあり、化粧料の品質を低下させる原因となる。このことからピストンパッキンの素材には、ポリエチレンが採用されていることが多い。
【0005】
ところが、容器内に収容する化粧料が油分を含んでいる場合には、ポリエチレン製のピストンパッキンを採用した場合、ピストンパッキン自体が化粧料の成分である油分を吸収して膨潤し、ポンプの作動性を低下させる要因となる。ピストンパッキンの膨張量が、体積膨張率で数%を超えるとシリンダに対してピストンを動かすことすらできなくなる。このような問題は、ポリエチレン製のピストンパッキンに限らず、ピストンパッキンをシリコンゴム、イソブチル−イソプレンゴム、NBRで構成しても同様に起こっていた。
【0006】
また、油分を含んでなる化粧料を封入したエアゾール式ディスペンサー型容器については、本出願人によって、密閉部に水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴム(以下、HNBRと称す)素材のパッキンを採用することによって、容器の収容物の品質の変化や低下を抑制するように構成した技術が特許文献1に開示されている。
【特許文献1】特開2007−44155号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
以上説明したように、従来、油分を含んでなる流動性の化粧料を収容する容器、特に分配機能を有するディスペンサー型容器においては、化粧料に含まれる油分が容器のパッキンを構成する素材と相互作用して、化粧料の品質を低下させるという問題や容器自体の作動性を低下させるという問題があった。
【0008】
また、本出願人は、容器内に収容する特定の収容物に関して一定の耐油性を示す素材を見出し、それをパッキンとして採用することを特許文献1において開示しているものの、その効果は、化粧料に含まれる広範な油分に適するものではなかった。
【0009】
他方、耐油性を示すゴム系素材としては、加硫NBR、又はパーオキサイドNBRなどとも呼ばれる過酸化物架橋NBR(以下、PO−NBRと称す)、若しくは過酸化物架橋水素添加NBR(以下、PO−H−NBRと称す)が公知であるが、化粧料用容器のパッキンには使用されたものは皆無であり、油分を含んでなる化粧料用の容器のパッキンとして採用した場合における有効性は全く不明であった。尚、加硫NBRは硫黄乃至は硫黄を含有する化合物で架橋させたNBRである。また、過酸化物架橋NBRは過酸化物で架橋させたNBRで、過酸化物としては主に有機系の化合物が使用される。代表的な化合物としては、ジクミルパーオキサイド、α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−ジイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどであり、これらより適宜選択して配合される。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、流動性の化粧料、特に油分を含んでなる流動性の化粧料を収容する容器に適した化粧料用容器のパッキンを提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために本発明が採った手段は、化粧料を収容する容器に使用されるパッキンであって、該パッキンが、過酸化物架橋NBR系の成形材料を成形することによって構成されたものであることを特徴とする。
【0012】
前記成形材料は、更に水素添加されてなる過酸化物架橋水素添加NBR系の成形材料であることを特徴とする。
【0013】
前記化粧料は、成分中に少なくとも油分、アルコール、活性剤のいずれか一つを含んでなるものであることを特徴とする。
【0014】
前記油分は、シリコン系油、炭化水素系油、エステル系油又はエーテル系油のいずれかであることを特徴とする。
【0015】
前記活性剤は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤又は両性界面活性剤のいずれかであることを特徴とする。
【0016】
前記化粧料は、流動性を有する液状乃至ゲル状の性状を呈することを特徴とする。
【0017】
前記容器は、中味を外部に分配する機能を有するディスペンサー型のものであることを特徴とする。
【0018】
前記ディスペンサーは、中味の外部への分配機構がポンプ機構によるものであることを特徴とする。
【0019】
前記ディスペンサーは、中味の外部への分配機構が噴霧機構によるものであることを特徴とする。
【0020】
前記ディスペンサーは、中味の外部への分配機構が、圧縮ガス又は液化ガスの圧力によって該中味を噴霧する噴霧機構によるものであることを特徴とする。
【0021】
パッキンは、ポンプ式ディスペンサー型の容器におけるシリンダ内に配置されたピストンの送出口を開閉する弁機能を有していることを特徴とする。
【0022】
パッキンは、容器開口部とこの開口部を閉塞する閉塞部材との間のシーリング用のパッキンであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0023】
本発明は、流動性の化粧料、特にシリコン系油、炭化水素系油、エステル系油又はエーテル系油等の油分を含んでなる流動性の化粧料を収容する容器の密閉部に、PO−NBR或いは、これに水素添加してなるPO−HNBR系のゴム素材を主成分として構成されたパッキンを採用したことにより、油分を含んでなる流動性の化粧料によって抽出され易く、着臭や着色等による該化粧料の変質や品質低下を防止すると共に、パッキンの油分に対する耐膨潤性を向上させ、容器の開口部やシリンダ/ピストン間等の可動部の密閉性や作動性を良好な状態に保持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下に、本発明のパッキンについて、ポンプ式ディスペンサー型容器のパッキンとして適用してなる実施態様を例に挙げ、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、特にシリコン系油、炭化水素系油、エステル系油又はエーテル系油等の油分を成分として含んでなる液状乃至ゲル状の流動性を有する化粧料を収容する化粧料用容器の気密部における気密性を保持するために、ゴム材質を用いて構成されるパッキンであって、前記ゴム材質が、PO−NBRを主成分としてなるゴム材質の成形材料で構成される。尚、本発明のパッキンを構成するゴム材質であるPO−NBRには、所要の添加率で水素を添加して、その一部乃至全部を、PO−HNBRに転換したゴム材質の成形材料を用いても良い。
【0025】
ポンプ式ディスペンサー型容器は、内部に化粧料(図示省略)を収容するための容器本体(図示省略)と、この容器本体内に収容された化粧料を容器外部に取り出して分配するポンプ機構部(1)とから構成される。容器本体は、図示を省略するが、ブロー成型によって形成されたガラス製であり、開口部を一つ有し、該開口部の外周面には螺旋溝が形成され、ポンプ機構部(1)を螺合して取り付けることができるように構成される。
【0026】
ポンプ機構部(1)は、従来公知の構造をなし、図1に示すように、容器本体の開口部の外周面に形成された螺旋溝に螺合して該開口部を閉塞する内周面に螺旋溝(2)が形成されてなるネジキャップ(3)と、このネジキャップ(3)に支持されてネジキャップ(3)天井面から容器本体内部に向って垂下するシリンダ部材(4)と、このシリンダ部材(4)内を上下動可能に配設される管状をなしてその下部外周面に括れ部(5)を有するピストン部材(6)と、該括れ部(5)に係合されて該ピストン部材(6)と一端的に上下動するピストン弁パッキン(7)と、該ピストン部材(6)をその下端から上向きに付勢するコイルスプリング(8)と、該コイルスプリング(8)の下端に配設され、該コイルスプリング(8)によって下向きに付勢され、前記シリンダ部材(4)の下端に開口した吸口部(図示省略)を開閉するボール弁(図示省略)と、容器本体とポンプ機構部(1)との気密を保つためのネジキャップ(3)内に配設されるパッキン(9)と、吐出口(10)を有し前記ピストン部材(6)の上部に装着されるスパウト部材(11)とからなる。
【0027】
ピストン弁パッキン(7)は、略円筒状をなし、その筒方向の中央部における内周面が、周回上に亘って半径方向内向きに突出して内径が小さくなった小径部(12)を有し、この小径部(12)がピストン部材(6)の下部の外周面の周回上に亘って溝状に形成された括れ部(5)に係合され、該ピストン部材(6)と一体的にシリンダ部材(4)の内部を上下動するように構成される。ピストン弁パッキン(7)の下部は、内径及び外径が共に下方に向って広がった形状に設けられる。また、小径部(12)は、ピストン部材(6)の括れ部(5)に、該ピストン部材(6)の内外に亘って貫通した送出口(13)を開閉自在に閉止し、ピストン弁パッキン(7)がシーリング機能の他に弁機能を果たすように構成される。このピストン弁パッキン(7)は、NBRに対して過酸化物を配合し、過酸化物架橋を施してなるPO−NBR系の成形材料、好ましくは、架橋剤として添加する前記過酸化物が有機過酸化物であるPO−NBR系の成形材料を上記形状に成形することによって構成されたものである。
【0028】
パッキン(9)は、シリンダ部材(4)の上端部における該シリンダ部材(4)とネジキャップ(3)とを結合するために形成された鍔状部(14)の下端面に配設され、ポンプ機構部(1)を容器本体に螺合した際のこれらポンプ機構部(1)と容器本体との間の気密性を保持するための部材である。このパッキン(9)は、NBRに対して過酸化物を配合し、過酸化物架橋を施してなるPO−NBR系の成形材料、好ましくは、架橋剤として添加する前記過酸化物が有機過酸化物であるPO−NBR系の成形材料を上記形状に成形することによって構成されたものである。
【0029】
以上のように構成された本実施態様の化粧料容器のパッキンにおいては、シリンダ部材(4)とピストン部材(6)との間や容器本体を密閉するネジキャップ(3)と該容器本体との間において、それらの気密に、過酸化物架橋NBRからなるピストン弁パッキン(7)やパッキン(9)を採用することによって、元来、耐油性として知られて加硫NBR製であっても、油分を含んでなる流動性の化粧料に接すると該化粧料に着臭したり、着色していたパッキンが、殆ど着臭も着色も起こさず、またパッキン自体が膨潤して可動部の作動性を低下させることもなく、良好な使用性の維持や化粧料の品質維持効果が得られる。これについては、後述の実施例1において実証試験の結果を用いて詳細に説明する。
【0030】
尚、本発明は、液状乃至ゲル状の流動性を有する化粧料を収容する容器において、該化粧料と接触する気密保持用の部材を、過酸化物架橋NBR系のゴム素材を成形して構成することを特徴とするものであって、具体例としては、化粧料を容器外に霧状に分配するポンプ式の噴霧機構における気密用部材や圧縮ガスの圧力によって化粧料を容器外に噴霧する噴霧機構における気密用部材等が挙げられ、その主旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。
【実施例1】
【0031】
本実施例では、以下の表中に示す各種パッキンについて、以下の要領で耐化粧料試験を行ない、各パッキンの各種化粧料に対する着臭具合(表1)、及び、各パッキンの膨潤乃至溶解具合を検査した結果(表2)を参照しながら本発明の有効性を示す。
【0032】
各パッキンは、ゴムメーカーA社、B社、C社における各社の各種ゴム素材から構成されたものであり、それぞれ互いにほぼ同等のサイズに成形したものである。そして、本実施例における耐化粧料試験においては、それらの各パッキンを、それぞれガラス容器に収容した化粧水、乳液、クレンジングオイル、洗顔リキッドの四種類の化粧料中に浸漬した。化粧料中にパッキンを浸漬してなる各々のサンプルは、ガラス容器ごと高温槽に入れて4週間に亘って50℃に保持した。その後、各サンプルは、高温槽から各ガラス容器ごと取り出し、それぞれの化粧料中からパッキンを取り出した。
【0033】
各パッキンの各化粧料に対する着臭具合については、パッキンを取り出した各化粧料の臭気や色を検査し、その結果を×、△、○、◎の四段階で評価し、表1にまとめた。また、各化粧料中から取り出した各パッキンは、付着した液分を拭い取って質量を計測し、その値から予め計測しておいたパッキンの質量を差し引き、質量の増減値を算出してその結果を表2にまとめた。尚、質量の増減値の算出結果が、正値のものを正の値で、負値のものには負号を付した。
【0034】
【表1】

【0035】
【表2】

【0036】
本実施例の各パッキンの耐化粧料試験の着臭性の結果は、表1に示すように、硫黄分によって架橋してなる加硫系NBR/HNBRのゴム素材から構成したパッキンは、A社製品であってもB社製品であっても化粧水、乳液、クレンジングオイル、洗顔リキッドの全ての化粧料に対して着臭したのに対し、過酸化物を添加したことによって架橋を施してなるPO系NBR/HNBRのゴム素材から構成したパッキンは、一部に若干の臭気が検出されたものの、A社、B社、C社のいずれの製品も殆ど着臭も着色も検出されなかった。
【0037】
また、表2に示すように、膨潤率は全体的に、加硫系と過酸化物架橋系とを比較するとそれ程の差は認められず、一部のHNBR系のゴム素材から構成されたパッキンは、クレンジングオイルや洗顔リキッドに対し、負値、即ちパッキンの溶出が認められたものの、C社製品の過酸化物を添加して架橋を施してなるPO−HNBRのゴム素材から構成したパッキンにおいては、他のものに比べて質量増加量、即ち膨潤量が少ないことが判明した。
【0038】
以上、表1及び表2に示す本実施例の各パッキンの耐化粧料試験の結果から加硫系NBR/HNBRに比べて、過酸化物系NBR/HNBRは、流動性を有する液状乃至ゲル状の化粧料に対して、着臭性が低く、該化粧料に対する膨潤性はほぼ同等乃至耐膨潤性が優位であることが明らかとなった。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】ポンプ式ディスペンサー型容器のポンプ機構の構造を示す主要部の断面図
【図2】同ポンプ機構の作動状態を示す主要部の断面図
【符号の説明】
【0040】
1 ポンプ機構部
2 螺旋溝
3 ネジキャップ
4 シリンダ部材
5 括れ部
6 ピストン部材
7 ピストン弁パッキン
8 コイルスプリング
9 パッキン
10 吐出口
11 スパウト部材
12 小径部
13 送出口
14 鍔状部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧料を収容する容器に使用されるパッキンであって、該パッキンが、過酸化物架橋NBR系の成形材料を成形することによって構成されたものであることを特徴とする化粧料用容器のパッキン。
【請求項2】
前記成形材料は、更に水素添加されてなる過酸化物架橋水素添加NBR系の成形材料であることを特徴とする請求項1記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項3】
前記化粧料は、成分中に少なくとも油分、アルコール、活性剤のいずれか一つを含んでなるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項4】
前記油分は、シリコン系油、炭化水素系油、エステル系油又はエーテル系油のいずれかであることを特徴とする請求項3記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項5】
前記活性剤は、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤又は両性界面活性剤のいずれかであることを特徴とする請求項3記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項6】
前記化粧料は、流動性を有する液状乃至ゲル状の性状を呈することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項7】
前記容器は、中味を外部に分配する機能を有するディスペンサー型のものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項8】
前記ディスペンサーは、中味の外部への分配機構がポンプ機構によるものであることを特徴とする請求項7記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項9】
前記ディスペンサーは、中味の外部への分配機構が噴霧機構によるものであることを特徴とする請求項7記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項10】
前記ディスペンサーは、中味の外部への分配機構が、圧縮ガス又は液化ガスの圧力によって該中味を噴霧する噴霧機構によるものであることを特徴とする請求項7に記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項11】
パッキンは、ポンプ式ディスペンサー型の容器におけるシリンダ内に配置されたピストンの送出口を開閉する弁機能を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の化粧料用容器のパッキン。
【請求項12】
パッキンは、容器開口部とこの開口部を閉塞する閉塞部材との間のシーリング用のパッキンであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の化粧料用容器のパッキン。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2009−131410(P2009−131410A)
【公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−309316(P2007−309316)
【出願日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【出願人】(000001959)株式会社資生堂 (1,748)