説明

化粧料組成物

【課題】新規で安全なメラニン生成抑制剤又は線維芽細胞増殖促進剤とそれを含有した化粧料組成物を提供する。
【解決手段】必須成分として、(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる何れか1種以上に、更に、(B)他の植物抽出物、乳清、N−アセチルチロシン誘導体、海藻抽出物などから選ばれる一種以上を併用したメラニン生成抑制剤又は線維芽細胞増殖促進剤とそれを含有した化粧料組成物を提供する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必須成分として、(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる何れか1種以上に、更に、(B)ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用(但し、必須成分として単独での使用は除く)することによりメラニン色素の生成を有意に抑え、又、線維芽細胞増殖促進作用を有する新規で且つ安全なメラニン生成抑制剤又は線維芽細胞増殖促進剤とそれを含有した化粧料組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人の皮膚色を決定する因子として、表皮中のメラニン量,毛細血管の血流量,食物由来の色素(カロチン),角質層の厚さなどがあるが、これらの内、最も重要な因子としての一つにメラニン色素がある。いわゆる、肝斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)、日焼け後の皮膚の色素沈着は、皮膚内に存在する色素細胞の活性化によりメラニン色素の生成が著しく亢進したものであり、中高年齢層や女性にとっては肌の大きな悩みの一つとなっている。
【0003】このメラニン色素は表皮基底層及び毛根部,外毛根鞘に存在する色素細胞(メラノサイト)内の小器官であるメラノソームで生成される。メラニン色素の生成過程は、色素細胞(メラノサイト)内でチロシンにチロシナーゼが活性作用して、チロシンが酸化され、ドーパ、ドーパキノンに変換、更に自動酸化し、ド−パクロム、5,6一ジヒドロキシインドールを経て重合し、最終的にはメラニン色素になる。生成されたメラニンは、色素細胞(メラノサイト)の樹枝状突起から基底細胞に分泌され、基底細胞が分裂、有棘細胞となると共に上昇し、角質層に達した後、角質層の剥離と共に脱落して行くとされている。
【0004】従って、肌の肝斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)や色黒を防止又は改善するためには、メラニンの生成過程を阻害すること。或いは既に生成されたメラニンを淡色化させることが考えられる。そこで、これらの考えに基づき、従来から種々の美白成分が提案されている。例えば、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、トコフェロール及びその誘導体、グルタチオン、過酸化水素、過酸化亜鉛、ハイドロキノンモノベンジルエ−テル、プラセンターエキス、シルク抽出物や植物エキス(アルニカ、アルテア、アロエ、オウゴン、エンメイソウ、カミツレ、甘草、クチナシ、ゲンノショウコ、シコン、ショウマ、シラカバ、センキュウ、ゲンノショウコ、サイコ、山茶花、当帰、トウキンセンカ、ニワトコ、紅花、ニンニク、ハトムギ、レイシ、ログウッド)等が知られている。
【0005】又、個体老化或いはこれに伴って起こる各種の疾患等は、分裂し得るすべての細胞の老化(分裂速度や細胞機能の低下)と相関関係があり、細胞レベルでの老化防止を目的として、細胞賦活剤の探索が数多く行われるようになっている。中でも細胞賦活剤の一つに細胞成長因子があり、既に種々の因子が確認され、本出願人による結合組織加水分解物(特開昭62-84024)、胸線・脾臓等の臓器由来水溶性蛋白(特開昭63-188697,63-188698)、或いは牛胎盤エキス(特開平03-141299)や更には牛脳や牛脳下垂体・鶏冠の抽出物(特開平01-175998)等が知られており、これらは医薬部外品や化粧品に利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記した美白成分については、処方系中での安定性や溶解性が悪く、澱や分解による異臭、着色が生じ、又、生体レベルにおける効果も充分ではなく、更に皮膚にかぶれを起こす等、安全性の面でも問題があり、満足すべきものではなかった。更に、細胞増殖能についても、動物系由来のものが多く、植物系由来としては、本出願人による、クコが細胞生着率及びコロニー形成促進作用等の細胞賦活物質(特開平02-117686)として開示されているが、未だ、植物系・海藻系・発酵物系等のものでは細胞増殖能を有するものは少ないのが現状であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】こうした事情に鑑み、本発明者らはメラニン生成抑制作用、線維芽細胞増殖促進作用がある有用な植物又は海藻、発酵物等を開発のテーマとし、その結果、(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる何れか1種以上に、更に、(B)ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用(但し、必須成分として単独での使用は除く)することによりメラニン色素の生成を有意に抑え、又、線維芽細胞増殖促進作用を有し、更に肌のシミ、ソバカス又は肌を白く軽減(美白効果)し、又、乾燥肌の改善、肌にツヤ・張りも与えることができる新規で安全性の高いメラニン生成抑制剤又は線維芽細胞増殖促進剤とそれを含有した化粧料組成物を提供することをもって、本発明を完成するに至った。
【0008】
【発明の実施の形態】尚、本発明で使用する「アロエベラ」とは、ユリ科(Liliaceae)アロエ属(Aloe)の植物:アロエベラ「A.barbadensis Mill.(=A.Vera L.)及びその変種(A.VeraL.var.chinensis (Haw.)Berger)、(A.saponaria Haw.)の葉又は茎から得られるものを用いるが、その他、同属種のキダチアロエ(A.arborescens Mill.)、ソコトラアロエ(A.perryi Baker)、ナタールアロエ(A.bainesii Th.Dyer)、アロエディコトマ(A.dichotohoma L.)、アロエマルロティイ(A.marlothii Berger)、アロエルペストリス(A.rupestris Baker)、アロエスピノシシマ(A.spinosissima Hort.)、アロエプリカティリス(A.plicatilis Mill.)、アロエアスペリフォリア(A.asperifolia A.Berger)、アロエカピタータキポリニコーラ(A.captata Bak.var.cipolinicola H.Perr.)、アロエスプレンデンス(A.splendens Lavranos)、アロエフミリス(A.humilis Mill.)、アロエミトリファルミス(A.mitriformis Mill.)、アロエウェリエガータ(A.variegata L.)、ケープアロエ(A.ferox Mill.)、アロエアフリカーナ(A.africana Mill.)、アロエスピカータ(A.spicata Baker)、(A.haworthiodes Baker)、(A.succotrina Lam.,)等、アロエ属の葉又は茎を用いることもできる。
【0009】又、本発明で使用する「アーモンド(別名:へん桃)」とは、バラ科(Rosaceae)、サクラ属(Prunus)の植物:アーモンド(P.amygdalus Batsch)の種子を用いる。
【0010】又、本発明で使用する「エノキタケ(別名:榎茸)」とは、キシメジ科(Tricbolomataceae)、エノキタケ属(Flammulina)の植物:エノキタケ(F.velutipes)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0011】又、本発明で使用する「エリンギィ」とは、ヒラタケ科(Pleurotaceae)、ヒラタケ属(Pleurotus)の植物:プレロータスエリンジ(P.eryngii)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0012】又、本発明で使用する「ゴマ(別名:胡麻)」とは、ゴマ科(Pedaliaceae)、ゴマ属(Seamum)の植物:ゴマ(S.indicum L.)又は(S.orientale L.)の種子を用いる。
【0013】又、本発明で使用する「サンヤク(別名:山薬)」とは、ヤマノイモ科(Dioscoreaceae)、ヤマノイモ属(Dioscorea)の植物:ヤマノイモ(D.japonica Thunb.)又はナガイモ「D.batatas Decne.(=D.opposite Thunb.)」の根又は根茎(根担体)、根皮、塊茎を用いる。
【0014】又、本発明で使用する「シイタケ(別名:椎茸)」とは、キシメジ科(Tricbolomataceae)、オウジ属(Lentinus)の植物:シイタケ「L.ebobes Singer(=Cortinellus shiitake P.Henn.)」の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0015】又、本発明で使用する「シメジ(別名:占地)」とは、キシメジ科(Tricbolomataceae)、シメジ属(Lyophyllum)の植物:ホンシメジ(L.shimeji)、シャカシメジ(=センボンシメジ)(L.fumosum)、ハタケシメジ(L.descastes)、オシロイシメジ(L.connatum)、又は、シロタモギタケ属(Hypsizigus)の植物:ブナシメジ(H.marmoreus)、シロタモギタケ(H.ulmarius)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0016】又、本発明で使用する「セイヨウタンポポ(別名:蒲公英)」とは、キク科(Compositae)タンポポ属(Taraxacum)の植物:セイヨウタンポポ(T.officnale Weber)の根又は全草から得られるものを用いるが、その他、同属種のシロバナタンポポ(T.albidum Dahlst.)、カンサイタンポポ(T.japonicum Koidz.)、モウコタンポポ(T.monogolicum Hand.-Mazz)、ケイリンタンポポ(T.monogolicum Hand.-Mazz.var.corniculatum Nakai、T.asiaticum Dahls.)、カントウタンポポ(T.platycarpum Dahlst.)、ミヤマタンポポ(T.alpicola Kitam.)、アカミタンポポ(T.laevigatum DC.)、エゾタンポポ(T.venustum Koidz.)、シナタンポポ「T.sinicum Kitag.(=T.sinicum Dahlst.)、 T.helerolepis Nakai et H.Koidz.」、オダサムタンポポ(ネッカタンポポ)「T.platycarpum Diels、 T.erythrodium Kitag.、他、T.ceratophorum DC.」、マンシュウシロタンポポ「T.pseudo-albidum Kitag.、T.pseudo-albidum Kitag.var.lutescens Kitag.、T.ohwianum Kitam.、T.disrectumLedeb.」、ホクシタンポポ(T.cuspidatum Dahlst.)等、タンポポ属の帯根全草を用いることもできる。
【0017】又、本発明で使用する「セイヨウニワトコ(別名:接骨木)」とは、スイカズラ科(Caprifoliaceae)ニワトコ属(Sambucus)の植物:セイヨウニワトコ(S.nigra L.)の果実、花又は茎葉から得られるものを用いるが、その他、同属種の、ニワトコ「S.racemosa L.subsp.sieboldiana(Miq.)Hara(=S.sieboldiana (Miq.)Blumeex Graebn.)」、エゾワトコ(S.sieboldiana (Miq.)Blume ex Graebn.var.miquelii (Nakai)Hara)、アメリカニワトコ(S.candensis L.)、クサニワトコ(S.javanica Reinw.ex Bl.subsp.chinensis)、トウニワトコ(S.williamsii Hanse)の果実、花又は茎葉を用いることもできる。
【0018】又、本発明で使用する「センキュウ(別名:川キュウ)」とは、セリ科(Umbelliferae)ハマゼリ属(Cnidium)の植物:センキュウ(C.officinale Makino)の根又は根茎、根皮を用いる。
【0019】又、本発明で使用する「センブリ(別名:当薬)」とは、リンドウ科(Gentianaceae)センブリ属(Ophelia)の植物:センブリ「O.japonica(Schult.)Griseb.(=Swertia japonica(Schult.)Makino)」の全草を用いる。
【0020】又、本発明で使用する「ソウハクヒ(別名:桑白皮)」とは、クワ科(Moraceae)クワ属(Morus)の植物:クワ(M.bombycis Koidzumi)、マグワ(M.alba L.)又はその他同属植物の根又は根茎、根皮を用いる。例えば、シマグワ(M.australis Poir.)、ログワ(M.latifolia(Bur.)Poir.)、モウコグワ(M.mongolica(Bur.)Schneid.)、クロミグワ(M.nigra L.) アカミグワ(M.rubra L.)等を用いることもできる。
【0021】又、本発明で使用する「ツクリタケ(別名:マッシュルーム)」とは、ハラタケ科(Agaricaceae)、ハラタケ属(Agaricus)の植物:ツクリタケ(A.bisporus)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0022】又、本発明で使用する「トウガラシ(別名:唐辛子)」とは、ナス科(Solanaceae)、トウガラシ属(Capsicum)の植物:トウガラシ「C.annuum L.=(C.frutescensL.)」又はその変種、品種の果実から得られるものを用いるが、その他、同属種の(C.annuum L.var.cerasiforme Mill.)、(C.annuum L.var.conoides Irish)、(C.annuum L.var.fasciculatum Irish)、ピーマン「C.annuum L.var.angulosum Mill.=(C.annuum L.var.grossum Sendt.)」、(C.annuum L.var.longum Sendt.)等の果実を用いることもできる。
【0023】又、本発明で使用する「トウキ(別名:当帰)」とは、セリ科(Umbelliferae)、シシドウ属(Angelica)の植物:トウキ(A.acutiloba Kitagawa又はその他近縁植物)の根又は根茎、根皮を用いる。
【0024】又、本発明で使用する「トウニン(別名:桃仁)」とは、バラ科(Rosaceae)サクラ属(Prunus)の植物:モモ(P.persica Batsch)又はノモモ(P.persica Batsch var.davidiana Maximowicz)、更にサントウ「P.davidiana(Carr.)Franch.」の種子を用いる。
【0025】又、本発明で使用する「ドクダミ(別名:十薬)」:ドクダミ科(Saururaceae)、ドクダミ属(Houttuynia)の植物:ドクダミ(H.cordata Thunberg)の全草を用いる。
【0026】又、本発明で使用する「ナメコ(別名:滑子)」とは、モエギタカ科(Strophariaceae)、スギタケ属(Pholiota)の植物:ナメコ(P.nameko)、ヌメリスギタケ(A.adiposa)、ヌメリスギタケモドキ(A.aurivella)、チャナメツムタケ(P.lubrica)、シロナメツムタケ(P.lenta)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0027】又、本発明で使用する「ニンジン(別名:人参、朝鮮人参)」とは、ウコギ科(Araliaceae)オタネニンジン(トチバニンジン)属(Panax)の植物:オタネニンジン「P.ginseng C.A.Meyer(=P.schinseng Nees)」の根又は根茎、根皮を蒸して乾燥したものを用いる。
【0028】又、本発明で使用する「バクモンドウ(別名:麦門冬)」:ユリ科(Liliaceae)、ジャノヒゲ属(Ophiopogon)の植物:ジャノヒゲ(O.japonicus Ker-Gawler 又はその他同属植物)の根又は根茎、根皮を用いる。
【0029】又、本発明で使用する「ハラタケ」とは、ハラタケ科(Agaricaceae)、ハラタケ属(Agaricus)の植物:ハラタケ(A.campestris)、シロオオハラタケ(A.arvensis)、ウスキモリノカサ(A.abruptibulbus)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0030】又、本発明で使用する「ヒメマツタケ(別名:姫松茸)」とは、ハラタケ科(Agaricaceae)、ハラタケ属(Agaricus)の植物:ヒメマツタケ(A.blazei Merrill)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0031】又、本発明で使用する「マイタケ(別名:舞茸)」とは、サルノコシカケ科(Grifola frondosa)、マイタケ属(Grifola)の植物:マイタケ(G.frondosa)の傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核を用いる。
【0032】又、本発明で使用する「ムクゲ(別名:木槿)」とは、アオイ科(Malvaceae)、フヨウ属(Hibiscus)の植物:ムクゲ:木槿(H.syriacus L.)の花又は果実、樹皮、葉、根から得られるものを用いるが、その他、同属種のブッソウゲ(H.rosa-sinensis L.)、フウリンブッソウゲ(H.schizopetalus Hook.f.)、ロゼル(H.sabdariffa L.)、(H.arnottianus A.Gray)、(H.kokio Hillebr.)等、一般にハイビスカスと呼ばれている植物の花又は果実、樹皮、葉、根を用いることもできる。
【0033】又、本発明で使用する「ヨクイニン」とは、イネ科(Gramineae)、ジュズダマ属(Coix)の植物:ハトムギ「C.lachryma-jobi L.var.ma-yuen(Roman)Stapf(=C.ma-yuen Roman)」の種子を用いる。
【0034】又、本発明で使用する「ウヤク(別名:烏薬、天台烏薬)」とは、クスノキ科(Lauraceae)、クロモジ属(Lindera)の植物:テンダイウヤク「L.strychnifolia(Sieb.et Zucc.)F.Vill.(=Benzoin strychnifolium(Sieb.et Zucc.)O.Kuntze)」の根又は根茎、根皮を用いる。
【0035】又、本発明で使用する「ウーロン茶(別名:烏龍茶)」とは、ツバキ科(Theaceae)、チャ属(Thea)の植物:チャ又はチャノキ「T.sinensis L.(=Camellia sinensis L.)」の葉又は枝葉を用い、一般的には、生葉を半発酵したもので良く、例えば、生葉を萎凋し、攪拌と静置を繰り返し、発酵させた後、釜炒りし揉捻を行って乾燥させたものを用いる。
【0036】又、本発明で使用する「オリーブ」とは、モクセイ科(Oleaceae)、オリーブ属(Olea)の植物オリーブ(O.europaeaL.)の葉及び枝、枝葉、果実、種子、全草を用いる。
【0037】又、本発明で使用する「カッコン(別名:葛根)」とは、マメ科(Leguminosae)、クズ属(Pueraria)の植物:クズ(P.lobata(Willd.)Ohwi)の周皮を除いた根又は根茎、根皮を用いる。
【0038】又、本発明で使用する「カワラヨモギ(別名:茵陳蒿)」とは、キク科(Compositae)、ヨモギ属(Artemisia)の植物:カワラヨモギ(A.capillaris Thunb.)又はその他近縁植物の頭花又は花穂を用いる。
【0039】又、本発明で使用する「キナノキ(別名:金鶏勒)」とは、アカネ科(Rubiaceae)、キナ属(Cinchona L.)の植物:アカキナノキ(C.succirubra Pavon et Klotzch)の枝又は幹、根、樹皮を用いるが、その他、同属植物のボリビアキナノキ「C.ledgeriana(Howard)Moens ex Trimen」、(C.officinalis L.)、(C.calysaya Wedd.)等を用いることもできる。
【0040】又、本発明で使用する「クララ(別名:苦参)」とは、マメ科(Leguminosae)、エンジュ属(Sophora)の植物:クララ「S.flavescens Aitin(=S.angustifolia Sieb.)」の根又は根茎、根皮を用いる。
【0041】又、本発明で使用する「セイヨウスノキ」とは、ツツジ科(Ericaceae)、スノキ属(Vaccinium)の植物:セイヨウスノキ(V.myrtillus L.)の花又は花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いるが、その他、同属植物のスノキ(V.smallii A.Gray var glabrum Koidz.)を用いることもできる。
【0042】又、本発明で使用する「ダイオウ(別名:大黄)」とは、タデ科(Polygonaceae)、ダイオウ属(Rheum sp.)の植物:ダイオウ(R.officinale Baillon)の根又は根茎、根皮、塊根を用いるが、又、その他、同属植物のチョウセンダイオウ(R.coreanum Nakai)、マルバダイオウ(R.rhaponticum L.)、掌葉ダイオウ(R.palmatumL.)、モミジバダイオウ(R.tangaticum Maximowicz)、カラダイオウ(R.undulatumL.)、シンシュウダイオウ(R.coreanum Nakai×R.palmatum L.)、(R.emodi Wall.)、(R.macrocarpum A.Los.)、(R.moorcroftiana Royle)、(R.nobile Hook. f.et Thoms.)、(R.webbiannum Royle)、波葉ダイオウ(R.frazenbachii Munt.)、(R.tataricum)、(R.maximoviczii)等、種間雑種を用いることもできる。
【0043】又、本発明で使用する「ダイズ(別名:大豆)」とは、マメ科(Leguminosae)、ダイズ属(Glycine)の植物ダイズ「G.max L.Merrill(=G.hirsta Maxim.)」の種子を用いる。
【0044】又、本発明で使用する「チョウジ(別名:クローブ、丁子、丁香)」とは、フトモモ科(Myrtaceae)、フトモモ属(Syzygium Gaertn.)の植物:チョウジ「S.aromaticum(L.) Merrill et Perry(=Eugenia caryophyllata Thunberg)」の花又は蕾を用いる。
【0045】又、本発明で使用する「ツルドクダミ(別名:何首烏)」とは、ダテ科(Polygonaceae)、ダテ属(Polygonum)の植物:ツルドクダミ(P.multiflorum Thunb.)の根茎又は根皮、根、塊根を用いる。
【0046】又、本発明で使用する「トルメンチラ」とは、バラ科(Rosaceae)、キジムシロ属(Potentilla L.)の植物:ポテンティラ・トルメンティラ「P.tormentilla Schrank(=P.Silvestris Necker)の根又は根茎、根皮、塊根を用いるが、その他、同属植物のカワラサイコ(P.chinensis Ser.)、イワキンバイ(P.dicknsii Fr.etSav.)、ツチグリ(P.discolor Bunge)、ツルキジムシロ(P.fragarioides L.)、ミツバツチグリ(P.freyniana Bornm.)、キンロバイ(P.fruticosa L.)、ハクロバイ(P.davurica(Nestl.))、ミヤマキンバイ(P.matsumurae Th.Wolf)、チシマキンバイ(P.megalantha Takeda)、キジムシロ(P.sprengeliana Lehm.)、オヘビイチゴ(P.sundaica(Bl.)O.K.)等を用いることもできる。
【0047】又、本発明で使用する「ブドウ(別名:葡萄)」とは、ブドウ科(Vitaceae)、ブドウ属(Vitis)の植物:アメリカブドウ(V.labrusca L.)、ヨーロッパブドウ(V.vinifera L.)、ヤマブドウ(V.coiguetiae Pulliat)、エビヅル(V.ficifolia Bunge var. lobata (Regel) Nakai)、サンカクヅル(V.flexuosa Thunb.)、アマヅル(V.saccharifera Makino)、(V.labruscana Bailey)の花又は花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0048】又、本発明で使用する「ボタン(別名:牡丹皮)」とは、ボタン科(Paeoniaceae)、ボタン属(Paeonia)の植物:ボタン「P.moutan Sims(=P.suffruticosa Andrews)」の根又は根皮・根茎を用いる。
【0049】又、本発明で使用する「ホップ(別名:セイヨウカラハナソウ)」とは、クワ科(Moraceae)カラハナソウ属(Humulus)の植物:ホップ(H.lupulus L.)の果穂又は雌花穂、腺体を用いる。
【0050】又、本発明で使用する「ミチヤナギ(別名:ニワヤナギ、へん蓄)」とは、タデ科(Polygonaceae)、ミチヤナギ属(Polygonum)、ミチヤナギ(P.aviculare)の花又は花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いることができる。
【0051】又、本発明で使用する「ヤシャ(別名:矢車)」とは、カバノキ科(Betulaceae)、ハンノキ属(Alnus Mull.)の植物:ヤシャブシ(A.firma Sieb.et Zucc.)の果実又は果皮、果穂を用いるが、その他、同属種のヒメヤシャブシ(A.pendula Matsumura)、オオバヤシャブシ(A.sieboldana Matsumura)、ミヤマハンノキ(A.crispa(Aiton) Pursh. maximowiczii Hara)、ケヤマハンノキ(A.hirsuta (Spach) Pupr.)、ハンノキ(A. japonica(Thunb.)Steud.)を用いることもできる。
【0052】又、本発明で使用する「ユキノシタ(別名:虎耳草)」とは、ユキノシタ科(Saxifragaceae)、ユキノシタ属(Saxifraga)の植物ユキノシタ(S.stolonifera Meerb.)の全草を用いる。
【0053】本発明で使用するアロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニン、ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物とは、各々の植物体の各種部位(全草、花、頭花、花穂、雌花穂、果穂、果実、蕾、果皮、腺体、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、塊茎、根皮、根、塊根、種子、傘又は柄、子実体、菌糸体、菌核等)をそのまま或い粉砕後搾取したもの。又は、そのまま或いは粉砕後、溶媒で抽出したものである。
【0054】又、本発明で使用する「クロレラ」とは緑色植物門(Chlorophyta),緑藻網(Chlorophyceae),クロロコッカス目(Chlorococcales),オオシスティス科(Oocystaceae),クロレラ属(Chlorella)に分類される、直径3ー10ミクロンの単細胞緑藻類を指し、例えば、クロレラ・ブルガリス(C・Vulgaris)、クロレラ・ピレノイドサ(C・Pyrenoidosa)、クロレラ・エリプソイデイア(C・Ellipsoidea)等を用いることができる。
【0055】又、本発明で使用する「アオノリ」とは緑藻植物門(Chlorophyta)、緑藻綱(Chlorophyceae)、アオサ目(Ulvales)、アオサ科(Ulvaceae)、アオノリ属(Enteromorpha)に分類される、中空管状体でその壁は1層の細胞からなり、例えば、ウズバアオノリ(E.linza J.Agardh)、スジアオノリ(E.prolifera J.Ag.)、ヒラアオノリ(E.compressa Greville)、ボウアオノリ(E.intestinalis Link)、ホソエダアオノリ(E.crinita J.Ag.)等が代表的なものとして上げられる。
【0056】又、本発明で使用する「アナアオサ」とは、緑藻植物門(Chlorophyta)、緑藻綱(Chlorophyceae)、アオサ目(Ulvales)、アオサ科(Ulvaceae)、アオサ属(Ulva)に分類されるアナアオサ(アオサ)(U.pertusa Kjellman )で体は膜状の柔組織様で2層の細胞からなり、広く拡がり多く穴をもち、潮間帯下部の主として岩間上に大きな群落を作っているものが代表的なものとして上げられる。
【0057】又、本発明で使用する「ウミウチワ」とは、褐藻植物門(Phaeophyta)、同型世代綱(Isogeneratae)、アミジグサ目(Dictyotales)、アミジグサ科(Dictyotaceae)、ウミウチワ属(Padina)に分類される、体は扁平で扇状に拡がり、中肋がなく、体ははじめ単一であるが成長すると共に裂けていくつかの裂片となることもある。体の成長は縁辺に1列に並んだ多数の成長点細胞により、成長縁は体の一方の面に巻き込まれている。体は1から数層の細胞からなり、同心円状に毛の列がある。体の基部は褐色の仮羽糸がフェルト状に覆っており、例えば、ウミウチワ(P.arborescens Holmes)、ウスバウミウチワ(P.australis Hauck)、キレバノウミウチワ(P.australis var. cuneata)、アカバウミウチワ(P.boryana Thivy inTaylor)、コナウミウチワ(P.crassa Yamada)、オキナウチワ(P.japonica Yamada)、ウスユキウチワ(P.minor Yamada)、エツキウミウチワ(P.stipitata Tanaka et Nozawa in Tanaka)、P.ryukyuana Y.P. Lee et Kamura等が代表的なものとして上げられる。
【0058】又、本発明で使用する「キリンサイ」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、ミリン科(Solieriaceae)、キリンサイ属(Eucheuma)に分類される、体は円柱状又は扁円。枝の基部の縊れは軽く、短い円錐状又は刺状の突起を密生する藻体を指し、例えば、トゲキリンサイ(E.serra J.Ag.)、アマクサキリンサイ(E.amakusaensis Okamura)、キリンサイ(リュウキュウツノマタ)(E.denticulata (Burman) Collins et Hervey)、ビャクシンキリンサイ(E.cupressoideum W.v.Bosse)等が代表的なものとして上げられる。
【0059】又、本発明で使用する「コトジツノマタ」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、スギノリ科(Gigartinaceae)、スギノリ属(Gigartina)に分類される、コトジツノマタ(ツノマタ、ナガ(ツノ)マタ、クロカイソウ)(G.elata (Holmes) Kim)で、嚢果に被覆組織をもち、体は叢生し、扁圧、体の上部で数回叉状分岐し、腋は円い藻体を指すもの等が代表的なものとして上げられる。
【0060】又、本発明で使用する「コンブ」とは、褐藻植物門(Phaeophyta)、異型世代綱(Heterogeneratae)、コンブ目(Laminariales)、コンブ科(Laminariaceae)、コンブ属(Laminaria)に分類される、葉に毛叢がなく粘液腔をもち中肋がなく単葉、根は繊維状、茎は分岐しない藻体を指し、例えば、マコンブ(L.japonika Areschoug)、リシリコンブ(L.japonica Areschoug var.ochotensis Okamura)、ホソメコンブ(L.religiosa Miyabe)、ミツイシコンブ(L.angustata Kjellman)等が代表的なものとして上げられる。
【0061】又、本発明で使用する「スギノリ」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、スギノリ目(Gigartinales)、スギノリ科(Gigartinaceae)、スギノリ属(Gigartina)で分類される、嚢果は体の表面から超出し、体は普通羽状に分岐する藻体を指し、例えば、スギノリ(G.tenella Harvey)、シキンノリ(G.teedii (Roth) Lmx.)、カイノリ(G.intermedia Sur.)、イボツノマタ(G.mikamii Yoshida 〔=G.verrucosa (Mikami) Kim、non (K tzing) Setchell et Gardner〕)等が代表的なものとして上げられる。
【0062】又、本発明で使用する「テングサ」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、テングサ目(Gelidiales)、テングサ科(Gelidiaceae)に分類される、雌雄の配偶体、とそれに寄生する果胞子体、外形が配偶体と全く同じ四分胞子体の3つの世代があり、岩の面に座と言われるほふく枝をつくり、無性的に繁殖する藻体を指し、テングサ属(Geridium)では例えば、マクサ(テングサ)(G.amansii Lamouroux)、ヒラクサ(G.subcostatum Okamura)、オニクサ(G.japonicum Okamura)等、オバクサ属(Pterocladia)では例えば、オバクサ(P.tenuis Okamera)、カタオバクサ(P.densa Okamera)等、ヤタベグサ属(Yatabella)では例えば、ヤタベグサ(Y.hirsuta Okamura)等、ユイキリ属(Acanthopeltis)では例えば、ユイキリ(A.japonica Okamura)等、シマテングサ属(Gelidiella)では例えば、シマテングサ(G.acerosa (Forsskl) Feldmann et Hamel)等が代表的なものとして上げられる。
【0063】又、本発明で使用する「ヒジキ」とは、褐藻植物門(Phaeophyta)、円子綱(Cyclosporeae)、ヒバマタ目(Fucales)、ホンダワラ科(Sargassaceae)、ヒジキ属(Hizikia)に分類される、ヒジキ(H.fusiforme Okamura)で体長50cmから長いものでは背丈を超えるものまでなる海中林をつり、根、茎、葉、気泡(浮き袋)をもち、気泡は円柱状の小枝が膨れて紡錘状又は棍棒状を成すもの等が代表的なものとして上げられる。
【0064】又、本発明で使用する「ヒジリメン」とは、紅藻植物門(Rhodophyta)、真正紅藻綱(Florideae)、カクレイト目(Cryptonemiales)、ムカデノリ科(Grateloupiaceae)(又はカクレイト科(Cryptonemiaceae)と言われることもあり、ヒジリメン属(Cyrtymenia))に分類される、ヒジリメン(C.sparsa Okamura)で四分胞子嚢が全体の皮層中に散在し、体の表面に縮緬状の皺があるものを指す。
【0065】又、本発明で使用する「ヒバマタ」とは、褐藻植物門(Phaeophyta)、円子綱(Cyclosporeae)、ヒバマタ目(Fucales)、ヒバマタ科(Fucaceae)、ヒバマタ属(Fucus)に分類される、ヒバマタ(F.Vesiculosus)(又は、F.distichus Linnaeus subsp.evanescens (C.Agardh) Powll)で体は膜状で、中肋があり、体長20〜50cmで寒海性の海藻で潮間帯の上、中部に生育するもの等が代表的なものとして上げられる。
【0066】又、本発明で使用する「ワカメ」とは、褐藻植物門(Phaeophyta)、異型世代綱(Heterogeneratae)、コンブ目(Laminariales)、ワカメ科(Undaria)に分類される、葉に毛叢や粘液腺を持ち、体の下部にひだをつくる藻体を指し、例えば、ワカメ(U.pinnatifida Suringar)、ヒロメ(U.undarioides Okamura)、アオワカメ(U.peterseniana Okamura)等が代表的なものとして上げられる。
【0067】尚、本発明で使用する海藻抽出物(クロレラ、アオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメ)とは、各々の海藻体をそのまま或い粉砕後搾取したもの。又は、そのまま或いは粉砕後、溶媒で抽出したものである。
【0068】尚、上記の各種植物抽出物又は海藻抽出物の抽出溶媒としては、供する製品の使用目的、種類、或いは後に行う加工処理等を考慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブタノール等の低級アルコール或いは含水低級アルコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール或いは含水多価アルコール、アセトン、酢酸エチル等の各種有機溶媒の中から選ばれる1種若しくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、使用目的により有機溶媒の含有が好ましくない場合においては、水のみを使用したり、或いは抽出後に除去しやすいエタノールを採用し、単独又は水との任意の混液で用いたりすれば良く、又、搾取抽出したものでも良い。更に、各々の溶媒抽出物が組み合わされた状態でも使用できる。
【0069】又、上記の各種植物又は海藻を酵素分解による加水分解抽出の他、酸・アルカリによる加水分解を行ったものも使用できる。
【0070】尚、製造方法は特に制限されるものはないが、通常、常温、常圧下での溶媒の沸点の範囲であれば良く、抽出後は濾過又はイオン交換樹脂を用い、吸着・脱色・精製して溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状とすれば良い。更に多くの場合は、そのままの状態で利用できるが、必要ならば、その効果に影響のない範囲で更に脱臭、脱色等の精製処理を加えても良く、脱臭・脱色等の精製処理手段としては、活性炭カラム等を用いれば良く、抽出物質により一般的に適用される通常の手段を任意に選択して行えば良い。又、抽出後の抽出液に対して、エタノール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、フェノキシエタノール等の有機溶媒、又はこれらの任意の混液を添加することもできる。得られた抽出液はそのままでも利用可能であるが、濃縮、乾燥してペースト状、粉末状として利用することもできる。
【0071】又、本発明で使用する「酵母抽出物」とは、サッカロマイセス(Sacharomyces)属酵母(例えば、ビール酵母,清酒酵母,ワイン酵母,パン酵母等)より単に水性溶媒を用いて得られた抽出物をはじめ、酵母を自己消化させることによって得られる消化物より水性溶媒を用いて得られる抽出物、酵母を蛋白分解酵素にて消化させることによって得られる消化物より水性溶媒を用いて得られる抽出物、酵母を酸で加水分解することによって得られる分解物より水性溶媒を用いて得られる抽出物を使用することができる。尚、抽出に使用する水性溶媒とは、水、エタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、又はこれらの任意な混液である。酵母抽出物は、溶媒を含んだ抽出液であっても、溶媒を除去したペースト又は粉末の何れの形態でも使用可能である。成分としては、各種酵素、タンパク質、RNA、ヌクレオシド、ヌクレオチド等の核酸関連物質、補酵素類、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ニコチン酸、イノシトール等のビタミン類、各種アミノ酸、グルタチオン、脂質、ミネラル等の成分が含まれる。
【0072】又、本発明で使用する「水溶性β−1,3−グルカン誘導体」とは、β−1,3−グルカンを加水分解して水溶性となした低分子オリゴマー、β−1,3−グルカン又はその低分子オリゴマーの分子上に遊離するヒドロキシ基(−OH)に対し、ヒドロキシエチル化、ヒドロキシプロピル化、カルボキシメチル化、硫酸エステル化、リン酸エステル化の内、少なくとも1種以上の化学的修飾手段を採用して水溶性官能基を導入した化合物である。尚、β−1,3−グルカンは、主鎖としてβ−1,3結合したグルコピラノースを含んだもので、側鎖としてβ−1,6又はβ−1,4結合したグルコピラノースを含んでいても差し支えない。例えば、酵母(Sacharomyces属)の細胞壁、Alcaligenes faecalis var.myxogenesやAgrobacterium属等の微生物が産生するカードラン、ユーグレナ属原生動物(Euglena gracilis、Euglena gracilis var.bacillaris、Euglena viridis)が産生するパラミロン等のβ−1,3−グルカンを利用することができ、又、β−1,3−グルカンの低分子オリゴマーは、グルコース単位が30以下、好ましくは20以下のものが良い。そして、水溶性官能基を誘導した化合物における官能基の平均置換度は、0.1〜5.0(グルコース単位糖当たり)程度のものがよく、経時溶解安定性、他成分との相溶性等を考慮すると約0.2〜3が化粧料等の外用剤用途として特に適している。
【0073】又、本発明で使用する「乳清:ホエイ」とは、(a)生乳又は脱脂粉乳水溶液に、乳酸菌(Lactobacillus bulgaricus)を接種培養して得た発酵乳から固形分を除いて得た乳漿又は粉末にしたもの。(b)牛乳蛋白質の水溶液又は脱脂粉乳及びブドウ糖の水溶液を、乳酸連鎖球菌(Streptococcus thermophilus)又は乳酸桿菌(Lactobacillus bulgaricus)で発酵させた液をろ過したもの。(c)牛乳に蛋白分解酵素(Chymosinn)及び乳酸菌(Lactobacillus bulgaricus,Lactococcus lactis,Laceptococcus thermophilus,Leuconostoc mesenteroides)の何れか一つ又は組み合わせて加え、発酵して得られた乳清から乳清蛋白を除去して乾燥したもの。
【0074】又、本発明で使用する「N−アセチルチロシン(N-acetyltyrosine)又はその誘導体」:とは下記構造式化1で示されるもので、乾燥末のほか、水、アルコール、グリコール等の溶媒中に溶解された形、エマルジョン(乳化状)等の形で提供できる。
【0075】
【化1】


【0076】本発明の(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、ホップ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンの各植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体は、そのままメラニン生成抑制剤、又は線維芽細胞増殖促進剤として利用できる他、更に化粧料組成物へ含有できるが、その含有量としては特に規定するものではなく、メラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤又は化粧料組成物の剤型の種類、品質、期待される作用の程度によって若干異なり、通常、0.001質量%以上(以下、%で表わす)好ましくは0.2〜20%が良い。又、浴用剤の場合では、200〜300Lの浴湯に投じて同程度の濃度になるように処方を考慮すれば良い。
【0077】又、同様に本発明の(B)ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ポップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタの各植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメの各海藻抽出物についても、そのままメラニン生成抑制剤、又は線維芽細胞増殖促進剤として利用できるほか、更に化粧料組成物へ含有できるが、その含有量としては特に規定するものではなく、メラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤又は化粧料組成物の剤型の種類、品質、期待される作用の程度によって若干異なり、通常、0.001質量%以上(以下、%で表わす)好ましくは0.2〜20%が良い。又、浴用剤の場合では、200〜300Lの浴湯に投じて同程度の濃度になるように処方を考慮すれば良い。
【0078】又、本発明のメラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤又は化粧料組成物の剤型・形態は任意であり、カプセル、粉末、顆粒、固形、液体、ゲル、気泡、乳液、クリーム、軟膏、シート等の形態で配合して用いることができる。
【0079】その利用分野は、例えば、各種の外用製剤類(動物用に使用する製剤も含む)全般において利用でき、具体的には、アンプル、カプセル、丸剤、錠剤、粉末、顆粒、固形、液体、ゲル、気泡、エマルジョン、シート、ミスト、スプレー剤等利用上の適当な形態の1)医薬品類、2)医薬部外品類、3)局所用又は全身用の皮膚用化粧品類(例えば、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パック等の基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗浄料、マッサージ用剤、クレンジング用剤、除毛剤、脱毛剤、髭剃り処理料、アフターシェーブローション、プレショーブローション、シェービングクリーム、ファンデーション、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ等のメークアップ化粧料、香水類、美爪剤、美爪エナメル、美爪エナメル除去剤、パップ剤、プラスター剤、テープ剤、シート剤、貼付剤、エアゾール剤等)、4)頭皮・頭髪に適用する薬用又は/及び化粧用の製剤類(例えば、シャンプー剤、リンス剤、ヘアートリートメント剤、プレヘアートリートメント剤、パーマネント液、染毛料、整髪料、ヘアートニック剤、育毛・養毛料、パップ剤、プラスター剤、テープ剤、シート剤、貼付剤、エアゾール剤等)、5)浴湯に投じて使用する浴用剤、6)その他、腋臭防止剤や消臭剤、防臭剤、制汗剤、衛生用品、衛生綿類、ウエットティシュ、歯磨き類、口中清涼剤、含嗽剤等が挙げられる。
【0080】尚、本発明のメラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤又は化粧料組成物は、前記の必須成分に加え必要に応じ、本発明の効果を損なわない範囲内で、下記に例示する成分や添加剤を任意に選択・併用して製造することができ、製剤中への含有量は、特に規定しないが、通常、0.0001〜50%が好ましい。
【0081】(1)各種油脂類アボガド油、アーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂、スクワレン、スクワラン、プリスタン又はこれら油脂類の水素添加物(硬化油等)等。
【0082】(2)ロウ類ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワックス等。
【0083】(3)鉱物油流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタンワックス等。
【0084】(4)脂肪酸類ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸等の天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸、2-エチルブタン酸、イソペンタン酸、2-メチルペンタン酸、2-エチルヘキサン酸、イソペンタン酸等の合成脂肪酸。
【0085】(5)アルコール類エタノール、イソピロパノール、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、フェノキシエタノール等の天然アルコール、2-ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール等の合成アルコール。
【0086】(6)多価アルコール類酸化エチレン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコール、酸化プロピレン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ペンチルグリコール、グリセリン、ペンタエリトリトール、トレイトール、アラビトール、キシリトール、リビトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、マルチトール等。
【0087】(7)エステル類ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等。
【0088】(8)金属セッケン類ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等。
【0089】(9)ガム質、糖類又は水溶性高分子化合物アラビアゴム、ベンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガントゴム、キャロブゴム、クインシード、寒天、カゼイン、乳糖、果糖、ショ糖又はそのエステル、トレハロース又はその誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、カラギーナン、カルボキシメチルキチン又はキトサン、エチレンオキサイド等のアルキレン(C2〜C4)オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2〜C4)キチン又はキトサン、低分子キチン又はキトサン、キトサン塩、硫酸化キチン又はキトサン、リン酸化キチン又はキトサン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩、ヘパリン、エチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキシエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチレンオキサイドやポリプロピレンオキサイド等のポリアルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンイミン等。
【0090】(10)界面活性剤アニオン界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩)、カチオン界面活性剤(アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩)、両性界面活性剤:カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型、ベタイン型)、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、非イオン界面活性剤(エーテル型非イオン界面活性剤、エーテルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性剤、含窒素型非イオン界面活性剤)、その他の界面活性剤(天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、フッ化炭素系界面活性剤)等。
【0091】(11)各種ビタミン類ビタミンA群:レチノール、レチナール(ビタミンA1)、デヒドロレチナール(ビタミンA2)、カロチン、リコピン(プロビタミンA)、ビタミンB群:チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩(ビタミンB1)、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン(ビタミンB6)、シアノコバラミン(ビタミンB12)、葉酸類、ニコチン酸類、パントテン酸類、ビオチン類、コリン、イノシトール類、ビタミンC群:ビタミンC酸又はその誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフェロール(ビタミンD2)、コレカルシフェロール(ビタミンD3)、ジヒドロタキステロール、ビタミンE群:ビタミンE又はその誘導体、ユビキノン類、ビタミンK群:フィトナジオン(ビタミンK1)、メナキノン(ビタミンK2)、メナジオン(ビタミンK3)、メナジオール(ビタミンK4)、その他、必須脂肪酸(ビタミンF)、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、オロット酸、ビタミンP類(ルチン、エリオシトリン、ヘスペリジン)、ビタミンU等。
【0092】(12)各種アミノ酸類バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン等や、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、或いはピロリドンカルボン酸のごときアミノ酸誘導体等。
【0093】(13)植物又は動物系原料由来の種々の添加物これらは、添加しようとする製品種別、形態に応じて常法的に行われる加工(例えば、粉砕、製粉、洗浄、加水分解、醗酵、精製、圧搾、抽出、分画、ろ過、乾燥、粉末化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色等を任意に選択、組合わせた処理)を行い、各種の素材から任意に選択して供すれば良い。
【0094】尚、抽出に用いる溶媒については、供する製品の使用目的、種類、或いは後に行う加工処理等を考慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブタノール等の低級アルコール或いは含水低級アルコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン等の多価アルコール或いは含水多価アルコール、アセトン、酢酸エチル等の各種有機溶媒の中から選ばれる1種若しくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、用途により有機溶媒の含有が好ましくない場合においては、水のみを使用したり、あるいは抽出後に除去しやすいエタノールを採用し、単独又は水との任意の混液で用いたりすれば良く、又、搾取抽出したものでも良い。
【0095】尚、植物又は動物系原料由来の添加物を、全身用又は局所用の外用剤、化粧品類に供する場合、皮膚や頭髪の保護をはじめ、保湿、感触・風合いの改善、柔軟性の付与、刺激の緩和、芳香によるストレスの緩和、細胞賦活(細胞老化防止)、炎症の抑制、肌質・髪質の改善、肌荒れ防止及びその改善、発毛、育毛、脱毛防止、光沢の付与、清浄効果、疲労の緩和、血流促進、温浴効果等の美容的効果のほか、香付け、消臭、増粘、防腐、緩衝等の効果も期待できる。
【0096】原料とする具体的な植物(生薬)としては、例えば、アイ(藍葉)、アオカズラ(清風藤)、アオキ(青木)、アオギリ又はケナシアオギリ(梧桐)、アオツヅラフジ(木防巳)、アオテンマ、アカシア、アカショウマ(赤升麻)、アカスグリ「果実」、アカツメクサ、アカミノキ(ログウッド)、アカメガシワ(赤芽柏)、アカミノアカネ又はセイヨウアカネ又はアカネ(茜草根)、アカヤジオウ又はジオウ(地黄)、アギ(阿魏)、アキカラマツ、アキニレ(榔楡皮)、アグアイー・グァスー、アグアヘ(オオミテングヤシ)、アケビ(木通)、アサ(麻子仁)、マルバアサガオ又はアサガオ(牽牛子)、アジサイ(紫陽花)、アシタバ(明日葉)、アズキ(赤小豆)、アスナロ、アセロラ、アセンヤク(阿仙薬)、アチラ(ショクヨウカンナ)、アニス、アビウ、アビウラーナ、アブラナ、アベマキ「果実」、アボカド、アマ、アマチャ(甘茶)、アマチャヅル、アマドコロ(玉竹)、アマナ(光慈姑)、アマランサス(ヒユ、ハゲイトウ、ヒモゲイトウ、センニンコク、スギモリゲイトウ、ホソアオゲイトウ、アオゲイトウ、ハリビユ、アオスズラン、アマラントウス・ヒポコンドリアクス)、アミガサユリ又はバイモ(貝母)、アリストロメリア(ユリズイセン)、アルカナ(アルカンナ)、アルガローボ(キャベ)、アルテア、アルニカ、アルピニア又はカツマダイ(ソウズク)、アンジェリカ、アンズ又はホンアンズ(杏仁)、アンソッコウ(安息香)、イエローサポテ、イガコウゾリナ(地胆頭)、イカリソウ又はヤチマタイカリソウ(インヨウカク)、イグサ(灯心草)、イタドリ(虎杖根)、イチイ(一位)、イチゴ、イチジク(無花果「果実、葉」)、イチハツ(一初)、イチビ(冬葵子)、イチヤクソウ(一薬草)、イチョウ(銀杏「種子、葉」)、イトヒメハギ(遠志)、イナゴマメ、イヌナズナ(テイレキシ)、イヌビユ(ホナガイヌビユ)、イネ「種子、種皮」、イノンド「種子」、イブキジャコウソウ、イラクサ、イランイラン、イワタバコ(岩萵苣)、イワヒバ又はイワマツ(巻柏)、インゲンマメ、ウイキョウ(茴香)、ウィート(チブサノキ)、ウキヤガラ(三稜)、ウグイスカグラ「果実」、ヒメウイキョウ、ウコン(鬱金)、ウキクサ(浮萍)、ウスバサイシン又はケイリンサイシン又はオウシュウサイシン(細辛)、ウスベニアオイ、ウスベニタチアオイ、ウチョウラン、ウツボグサ(夏枯草)、ウド又はシシウド(羌活、独活、唐独活)、ウニャデガト(ウンカリア、キャッツクロー)、ウバ茶、ウメ(烏梅「種子、果肉」)、ウラジロガシ、ウワウルシ(クサコケモモ)、ウンシュウミカン(陳皮)、ウンボク、エストラゴン、エゾウコギ(蝦夷五加)、エゾスズラン、エチナシ(ホソバムラサキバレンギク)、エニシダ、エビスグサ又はカッシア・トーラ(決明子)、エルカンプレ、エルダーベリー「果実」、エレミ、エンジュ(槐花、槐花米)、エンドウ、オウギ又はキバナオウギ(黄耆)、ナルコユリ又はカギクルマバナルコユリ(黄精)、オウヒササノユキ又はササノユキ、オウレン(黄連)、オオガタホウケン、オオカラスウリ(カロコン)、オオグルマ(土木香)、オオツヅラフジ(防己)、オオバコ(車前子、車前草)、オオバナアザミ(祁州漏芦、白頭翁)、オオハシバミ(榛子)、オオハシラサボテン、オオバナオケラ又はオケラ(白朮)、オオバナサルスベリ(バナバ)、オオホシグサ(穀精草)、オオミアカテツ、オオミサンザシ又はサンザシ(山査子)、オオミヤシ、オオムギ(大麦)、オカ、オカゼリ(蛇床子)、オクラ「果実」、オグルマ(旋覆)、オクルリヒゴタイ(禹州漏芦、藍刺頭)、オトギリソウ又はコゴメバオトギリソウ又はセイヨウオトギリソウ(弟切草)、オドリコソウ(続断)、オナモミ(蒼耳子)、オニグルミ、オニドコロ又はトコロ又はナガドコロ(ヒカイ)、オニノヤガラ(天麻)、オニユリ又はササユリ又はハカタユリ(百合)、オノエラン、オノニス、オヒョウ(裂葉楡)、オミナエシ(敗醤)、オユーコ、オランダカラシ(クレソン)、オランダゼリ、オランダビユ、オランダミツバ、オレガノ、オレンジ「果実、果皮」、カイケイジオウ(熟地黄)、カカオ「果実、果皮、種子」、カキ(柿蒂「葉」)、カギカズラ(釣藤鈎)、カキドオシ又はカントリソウ(蓮銭草)、カキラン、ガクアジサイ、カシア、カジノキ(楮実「果実」)、ガジュツ(莪朮)、カシワ(槲樹、槲葉)、カスカリラ、カスカラサグラダ、カスミソウ、カセンソウ、カニクサ(金沙藤)、カニーワ、カーネーション、カノコソウ(吉草根)、カバ、カバノキ又はシダレカンバ(白樺)、ガーベラ、カボチャ、カポックノキ「種子」、カホクサンショウ(蜀椒)、ガマ(蒲黄)、カミツレ又はローマカミツレ、カミヤツデ(通草)、カムカム(カモカモ)、カラー、カラクサケマン、カラスウリ又はシナカラスウリ(王瓜)、カラスビシャク(半夏)、カラスムギ、ガラナ「種子」、カラホオ(厚朴)、カラヤ、ガリュウ、カリン(木瓜)、ガルシニア、カワミドリ、カワヂシャ、カワラタケ、カワラナデシコ(石竹)又はエゾカワラナデシコ(瞿麦、瞿麦子)、カワラニンジン(青蒿)、カンスイ(甘遂)、カンゾウ(甘草)、カンタラアサ、カンデリラ、カントウ、カンナ、カンラン、キイチゴ(エゾイチゴ、オランダイチゴ、エビガライチゴ、ナワシロイチゴ、モミジイチゴ、ヨーロッパキイチゴ)、キウイ「果実、葉」、キカラスウリ(瓜呂根)、キキョウ(桔梗、桔梗根)、キク(菊花、シマカンギク、チョウセンノギク)、キクタニギク、キササゲ(梓実)、ギシギシ(羊蹄根)、キジツ(枳実)、キズタ、キダチハッカ、キヌア(キノア)、キハダ(黄柏)、キマメ、ギムネマ・シルベスタ、キメンカク、キャベツ、キャベブ「未熟果」、キャラウェー、キュウリ、ギョリュウ(西河柳、てい柳)、キラジャ・サポナリア、キラヤ、キランソウ(金瘡小草)、キンカン「果実」、キンキジュ、ギンセカイ、キンブセン、キンマ、キンミズヒキ(仙鶴草)、キンラン、ギンラン、キンリョウヘン、グァペーバ・ヴェルメーリャ、グアバ「果実」、グアユーレ、クェルクス・インフェクトリア(没食子)、ククイナッツ、クゲヌマラン、クコ(枸杞、枸杞子、枸杞葉、地骨皮)、クサスギカズラ(天門冬)、クスノキ、グースベリー「果実」、クソニンジン(黄花蒿)、クティティリバー、クチナシ(山梔子)、クヌギ(樸ソウ)、クプアス、クベバ、クマザサ、クマツヅラ(馬鞭草)、クランベリー「果実」、クリ「種子、果実、渋皮」、クルクリゴ・ラチフォリア「果実」、グレープフルーツ「果実・葉」、クロウメモドキ、クロガネモチ(救必応)、カメバヒキオコシ又はクロバナヒキオコシ又はヒキオコシ(延命草)、グンバイナズナ(セキメイ、セキメイシ)、ケイガイ(荊芥、荊芥穂)、ケイトウ(鶏冠花、鶏冠子)、ゲッカビジン、ゲッケイジュ(月桂樹)、ケナシサルトリイバラ(土茯苓、山帰来)、ゲンチアナ、ゲンノショウコ(老鸛草)、ケンポナシ(キグシ)、コウキセッコク、キシュウミカン(コウジ、タチバナ、オオベニミカン、フクレミカン、サガミコウジ、ポンカン、サンタラ(橘皮))、コウシンバラ(月季花)、コウスイハッカ、コウゾ「果実」、コウチャ(紅茶)、コウホネ(川骨)、コウホン(藁本、唐藁本)、コウリャン、コウリョウキョウ(高良姜)、コエンドロ「果実」、コオウレン(胡黄連)、コガネバナ(黄ゴン)、コケモモ(越橘)、ココヤシ「果実」、ゴシュユ(呉茱萸)、ゴショイチゴ(覆盆子)、コショウ(胡椒)、コスモス、コパイババルサム、コーヒー「種子、葉」、コブシ又はモクレン(辛夷)、ゴボウ(牛蒡、牛蒡子)、コボタンヅル、ゴマノハグサ(玄参)、ゴミシ(五味子)、サネカズラ又はビナンカズラ又はマツブサ、コムギ(小麦)、米又は米糠「赤糠、白糠」、コメ油、コーラ・アクミナタ「種子」、コーラ・ベラ「種子」、コロニーリャ、コロハ「果実」、コロンボ、コンズランゴ、コンブ、コンニャク、コンフリー(鰭張草)、サイザル(サイザルアサ)、サイハイラン、サカネラン(エゾサカネラン)、サキシマボタンヅル又はシナボタンヅル又はシナセンニンソウ(威霊仙)、サクラ(オオシマザクラ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、エドヒガシ、マメザクラ、ミヤマザクラ、ソメイヨシノ、タカネザクラ、カスミザクラ、コヒガン、サトザクラ、カンザクラ「葉、花、果実、樹皮(桜皮)」)、サクランボ、ザクロ、ササ、ササバギンラン、サザンカ、サジオモダカ(沢瀉)、サツマイモ、サトウキビ、サトウダイコン、サネブトナツメ(酸棗仁)、サフラン(番紅花、西紅花)、サポジラ、サポテアマリヨ、ザボン「果実」、サボンソウ、サーモンベリー「果実」、サラシナショウマ(升麻)、サランシトウ(砂藍刺頭)、サルビア(セージ)、サワギキョウ(山梗菜)、サワグルミ(山胡桃)、サンカクサボテン、サングレデグラード(クロトン)、サンシクヨウソウ、サンシチニンジン(三七人参)、サンシュユ(山茱萸)、サンショウ(山椒)、サンズコン(山豆根)、シア(カリテ)、シアノキ「果実」、シオン(紫苑)、シカクマメ、ジキタリス、シクンシ(使君子)、シソ又はアオジソ又はチリメンジソ又はカタメンジソ(紫蘇葉、紫蘇子)、シタン、シナノキ、シナホオノキ、シナレンギョウ(連翹)、シモクレン(辛夷)、シモツケソウ、ジャガイモ、シャクヤク(芍薬)、シャジン(沙参)、ジャスミン(マツリカ)、ジュウロクササゲ、シュクコンカスミソウ、シュクシャミツ(砂仁、縮砂)、ジュズダマ、シュロ「果実」、シュンラン、ジョウオウヤシ、ショウガ(生姜)、ジョウザンアジサイ(常山)、ショウブ(菖蒲、菖蒲根)、ショズク「果実」、シラカシ「種子」、シラン(ビャッキュウ)、シロゴチョウ「種子」、シロツメクサ(クローバー)、シロトウアズキ(鶏骨草)、シロバナイリス(ニオイイリス)、シロバナツタ「花」、シロバナルーピン、シロミナンテン(南天実)、シンコナサクシルブラ、ジンチョウゲ(瑞香、瑞香花、沈丁花)、シンナモン、シンナモムム・カッシア(桂皮)、スイカ(西瓜)、スイカズラ(金銀花、忍冬)、スイバ(酸模)、スイムベリー「果実」、スターアップル、ステビア、ストロベリー「果実」、スズサイコ(徐長卿)、スギナ(問荊)、スベリヒユ(馬歯けん、馬歯けん子)、スモモ「果実」、スルガラン(オラン)、セイヨウアカマツ「球果」、セイヨウカラマツ、セイヨウキズタ、セイヨウグルミ、セイヨウサンザシ、セイヨウトチノキ(マロニエ)、セイヨウナシ「果実」、セイヨウナツユキソウ、セイヨウネズ(ジュニパー、杜松)、セイヨウノコギリソウ(ミルフォイル)、セイヨウバラ、セイヨウフウチョウボク、セイヨウヤドリギ、セイヨウハッカ又はセイヨウヤマハッカ、セイヨウワサビ、セキショウ(石菖根)、セッコク(サクラセッコク、コウキセッコク、オオバナセッコク、オキナワセッコク、ホンセッコク、コチョウセッコク、シカクセッコク、キバナノセッコク)(デンドロビウム、石斛)、セドロン(ボウシュウボク)、ゼニアオイ、ヒロハセネガ、セネガ、セリ、セロリ、センシンレン(穿心連)、センダン、センニンサボテン、センナ「果実、葉」、センニンソウ(大蓼)、センボク、ソウカ(草果)、ゾウゲチュウ、ソシンロウバイ、ソバ「種実」、ソメモノイモ、ソラマメ、大根、ダイダイ(橙皮、枳実)、タカサゴルリヒゴタイ(東南藍刺頭)、タカサブロウ(旱蓮草)、タカトウダイ(大戟)、タカワラビ(狗脊)、ダークスィートチェリー「果実」、タチアオイ、タチジャコウソウ(タイム、百里香)、タチドコロ(ヒカイ)、タチヤナギ、タマリンド「種子」、タマネギ、タムシバ(辛夷)、タラノキ「果実、葉、根皮」、タラヨウ(大葉冬青、一葉茶、苦丁茶、苦灯茶)、ダリア(テンジクボタン)、タルウィ、タンキリマメ、タンシウチワ、タンジン(丹参)、ダンマル、チェリー「果実」、チガヤ「果実、根、芽」、チクセツニンジン(竹節人参)、チコリ、チャンカピエドラ(キダチコミカンソウ)、チューリップ、チョコノステイ、チョウセンアザミ(アーティチョーク)、チョウセンニレ(蕪夷)、チョウセンヨモギ(艾葉)、チョレイマイタケ(猪苓)、チョロギ、ツキミソウ、ツクシサカネラン、ツチアケビ、ツバキ、ツボクサ、ツメクサ(漆姑草)、ツユクサ(鴨跖草)、ツルアズキ(赤小豆)、ツルツチアケビ、ツルナ(蕃杏)、ツルニンジン(四葉参)、ツルマメ、ツワブキ、デイコ、テウチグルミ、デュベリー「果実」、テングサ、テンチャ(甜茶)、トウガ(冬瓜子)、トウカギカズラ、トウキンセンカ(マリーゴールド)、トウサイカチ、トウナベナ(川断)、トウモロコシ又はトウモロコシ毛(南蛮毛)、トウネズミモチ(女貞子)、トウリンドウ又はチョウセンリンドウ(竜胆)、トクサ(木賊)、トコン(吐根)、トシシ又はマメダオシ又はネナシカズラ、トチュウ(杜仲「樹皮、葉、根」)、トネリコ(秦皮)、トマト、トラガント、トリアカンソス「種子」、トルコキキョウ、ドロノキ、トロロアオイ、トンカマメ、ナイゼリアベリー「果実」、ナギイカダ(ブッチャーブルーム)、ナギナタコウジュ、ナズナ、ナタネ、ナタマメ又はタテハキ(刀豆)、ナツミカン、ナツメ(大棗)、ナニワイバラ(金桜子)、ナベナ(続断)、ナンキンマメ(落花生)、ナンテン(南天実)、ナンバンカラムシ(苧麻)、ニオイスミレ、ニガキ(苦木)、ニガヨモギ(苦艾)、ニクズク、ケイ又はニッケイ又はセイロンニッケイ又はヤブニッケイ(桂皮)又はケイシ(桂枝)、ニョホウチドリ、ニラ(韮子)、ニンニク(大蒜)、ヌルデ(五倍子)、ネギ、ネムノキ又はネブ又はネビ又はネムリノキ又はジゴクバナ(合歓)、ノアザミ(大薊)、ノイバラ(営実)、ノウゼンカズラ(凌霄花)、ノゲイトウ、ノコギリソウ、ノダケ(前胡)、ノバラ、パイナップル「果実」、ハイビスカス(ブッソウゲ、フウリンブッソウゲ、ローゼル)、ハイリンドウ、ハウチワ、パウ・ドーセ、ハカマウラボシ(骨砕補)、ハクカユマトウ、ハクサンチドリ、ハクセン(白癬皮)、ハクルベリー「果実」、ハコベ(繁縷)、ハシバミ(榛子)、ハシリドコロ(ロート根)、バジル、ハス(蓮、蓮肉、蓮子)、パセリ(オランダゼリ)、ハダカムギ、バタタ、ハチク又はマダケ(竹茹)、パチョリー、ハッカ(薄荷、薄荷葉)、ハッショウマメ、ハナスゲ(知母)、バナナ、ハナハッカ、ハナビシ(シツリシ、シシツリ)、バニラビンズ、パパイヤ、ハハコグサ(鼠麹草)、パハロボボ、ハブ「全草、茎、葉」、パプリカ、ハマカキラン、ハマゴウ又はミツバハマゴウ(蔓荊子)、ハマスゲ(香附子)、ハマビシ(シツ莉子)、ハマナス(マイカイ花)、ハマボウフウ(浜防風)、ハマメリス、パーム、バラ(薔薇)、バラータ、バラタゴムノキ、ハラン、パリウルス(セイヨウハマナツメ)、パリエタリア、ハルカンラン、バルサミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)、ハルニレ(楡皮、楡白皮、楡葉)、バルバスコ、ハルリンドウ、ハンダイカイ(胖大海)、パンノキ、ヒオウギ(射干)、ヒカゲツルニンジン(党参)、ピーカンナッツ、ヒガンバナ(石蒜、蔓珠沙華)、ヒグルマダリア、ヒゴタイ、ヒシ(菱実)、ピスタチオ、ビート、ヒトツバ(石葦)、ヒトツバエニシダ、ヒナギク(デージー)、ヒナタイノコズチ(牛膝)、ヒナチヨドリ、ヒノキ、ヒバ、ヒマシ、ヒマワリ、ヒメウズ(天葵)、ヒメガマ(香蒲)、ヒメムヨウラン、ピメンタ「果実」、ビャクシ、ビャッキュウ、ヒユ「果実」、ヒヨコマメ、ヒラマメ、ビロウドアオイ、ヒロハオキナグサ(白頭翁)、ビワ「果実、葉、茎」、ビンロウ(大服皮、檳榔子)、プーアル茶(普?茶)、フウトウカズラ(南籐)、フキ、フキタンポポ(款冬花、款冬葉)、フジバカマ(蘭草)、フジマメ(扁豆)、フジモドキ(チョウジザクラ、芫花)、ブナ、フユムシナツクサタケ(冬虫夏草)、ブラジルカンゾウ、ブラジルニンジン、ブラジルヤシ、ブラジルゾウゲヤシ、ブラックカーラント「果実」、ブラックベリー、ブラーニェン、プラム「果実」、フルセラリア、ブルーベリー、プルーン、フローラルブランカ、ブロンドサイリウム、ブンドウ(緑豆)、ヘーゼルナッツ、ヘチマ、ヘツカラン、ベニバナ(紅花)、ヘネケン、ベラドンナ、ベリー「果実」、ペルセア、ペルビアンバーグ、ペレスキア・グランディフォリア、ベンケイソウ又はイキクサ(景天)、ボイセンベリー「果実」、ホウキギ又はニワクサ又はネンドウ又はハハキギ・コキア(地膚子)、ホウサイラン、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨草)、ポウテリア・サポタ、ポウテリア・ルクマ、ホウノキ、ボウフウ(防風)、ホウレンソウ、ホオズキ(登呂根)、ホオノキ(和厚朴、朴)、ボケ(木瓜)、ホソバアブラギク(苦ヨク)、ホソバオグルマ、ホソバナオケラ(蒼朮)、ホソバノキリンソウ(景天三七)、ホソババレンギク、ボダイジュ(菩醍樹)、ボタン(牡丹「花、葉、樹皮」)、ホホバ、ボリジ(ルリチシャ)、ボルドー、ホワートルベリー「果実」、ホンオニク(肉じゅ蓉、大芸)、ホンセッコク(鉄皮石斛、雀山石斛)、マイズルテンナンショウ(天南星)、マオウ(麻黄)、マカ、マカデミアナッツ、マーガレット(モクシュンギク)、マクリ(海人草)、マグノリア・スプレンゲリ、マサランヅーバ、マサランズーバ・ド・セアラー、マシェイラ・デ・ボイ、マシュア(タマノウゼンハレン、キュウコンキンレンカ)、マタタビ(木天蓼)、マツカサ、松「葉、樹皮、根」、マッタ・オーリョ、マツホド(茯苓)、マティコ(コルドンシージョ)、マヨラム(ハナハッカ)、マルバノジャジン、マルベリー「果実」、マルメロ、マレイン(ビロウドモウズイカ)、マンゴー、マンゴスチン、マンサーニャ(アンデスカミツレ)、マンシュウグルミ、マンダリン「果実」、マンネンタケ(霊芝)、キジツ(枳実「果実」)、ミシマサイコ(柴胡)、ミズオオバコ又はミズアサガオ(竜舌草)、ミゾカクシ(半辺蓮)、ミソハギ(千屈菜)、ミツガシワ、ミツバ、ミドリサポテ、ミドリハッカ、ミモザ、ミョウガ、ミラクルフルーツ「果実」、ミルラ、ミロバラン、ムギワラギク、ムクノキ、ムクロジ(延命皮)、ムニャ、ムラサキ(紫根)、ムラサキシキブ又はオオムラサキシキブ(紫珠)、ムラサキトウモロコシ、ムラサキナツフジ(昆明鶏血藤)、メガカンサ・オプンティカ、メハジキ(益母草)、メボウギ、メマツヨイグサ(月見草)、メラロイカ、メリッサ、メリロート、メロン「果実」、モウコヨモギ、モウソウチク、モクキリン、モジェ(コショウボク)、モチノキ、モッコウ(木香)、モモ(桃「葉、花、果実」)、モヤシ、モレロチェリー「果実」、モロヘイヤ(黄麻)、ヤカワムラサキイモ、ヤクチ(益智)、ヤグルマソウ(ヤグルマギク)、ヤグルマハッカ、ヤーコン、ヤチヤナギ、ヤツデ(八角金盤)、ヤドリギ(柳寄生)、ヤナギ(カワヤナギ、タチヤナギ、シダレヤナギ、アカメヤナギ、ネコヤナギ、イヌコリヤナギ、キヌヤナギ、コリヤナギ、ウンリュウヤナギ、ミヤマヤナギ、ヤシ、ヤマヤナギ、オオバヤナギ、タイリクキヌヤナギ、キツネヤナギ、ドロノキ)、ヤナギタデ「葉、茎」、ヤブガラシ、ヤブコウジ(紫金牛)、ヤブタバコ(鶴虱、天名精)、ヤマゴボウ(商陸)、ヤマモモ(楊梅皮)、ヤマヨモギ、 ユーカリ、ユッカ又はフレビフォリア、ユズ「果実」、ユリ、ヨロイグサ、ヨモギ(艾葉)、ライガン(雷丸)、ライム「果実」、ライムギ、ラカンカ「果実」、ラズベリー「葉、果実」、ラタニア(クラメリア)、ラッキョウ又はエシャロット(薤白)、ラベンダー、リュウガン(竜眼肉)、リュウゼツラン(アオノリュウゼツラン、フクリンリュウゼツラン)、リョクチャ(緑茶)、リンゴ「果実、種子、葉、根」、リンドウ、ルバス又はスアビシムス(甜涼)、ルリタマアザミ(ウラジロヒゴタイ、新彊藍刺頭)、レイシ(茘枝、茘枝核)、レタス(チシャ)、レッドカーラント「果実」、レッドピタヤ、レモン「果実」、レモングラス、レンギョウ又はシナレンギョウ(連翹)、レンゲソウ、ロウバイ(蝋梅)、ロウヤシ、ロコン(ヨシ、蘆根)、ローガンベリー「果実」、ローズマリー(マンネンロウ)、ローズヒップ(ノバラ)、ワサビ、ワタフジウツギ(密蒙花)、ワレモコウ(地楡)等が挙げられる。
【0097】海藻類としては、海藻[緑藻類]、海藻[褐藻類:ジャイアントケルプ(マクロシスティス・ピリフェラ、マクロシスティス・インテグリフォリア、ネオシティス・ルエトケアーナ)]、海藻[紅藻類:トサカノリ、オオバツノマタ、トチャカ(ヤハズツノマタ)、エゾツノマタ、トゲツノマタ、ヒラコトジ、マルバツノマタ、ヒラコトジ、ヤレウスバノリ、カギウスバノリ、スジウスバノリ、ハイウスバノリ、アカモミジノリ]等が代表的なものとして挙げられる。
【0098】又、その他の藻類、例えば、緑藻類(クラミドモナス属:クラミドモナス、アカユキモ、ドゥナリエラ属:ドゥナリエラ、クロロコッカス属:クロロコッカス、クワノミモ属:クワノミモ、ボルボックス属:オオヒゲマワリ、ボルボックス、パルメラ属、ヨツメモ属、アオミドロ属:ヒザオリ、アオミドロ、ツルギミドロ属、ヒビミドロ属:ヒビミドロ、アオサ属:アミアオサ、ナガアオサ、カワノリ属:カワノリ、フリッチエラ属、シオグサ属:オオシオグサ、アサミドリシオグサ、カワシオグサ、マリモ、バロニア属:タマゴバロニア、タマバロニア、マガタマモ属:マガタマモ、イワヅタ属:フサイワヅタ、スリコギヅタ、ヘライワヅタ、クロキヅタ、ハネモ属、ミル属:ミル、クロミル、サキブチミル、ナガミル、ヒラミル、カサノリ属:カサノリ、ジュズモ属:フトジュズモ、タマジュズモ、ミゾジュズモ、ミカヅキモ属、コレカエテ属、ツヅミモ属、キッコウグサ属:キッコウグサ、ヒトエグサ属:ヒトエグサ、ヒロハノヒトエグサ、ウスヒトエグサ、モツキヒトエ、サヤミドロ属、クンショウモ属、スミレモ属:スミレモ、ホシミドロ属、フシナシミドロ属等)。
【0099】藍藻類(スイゼンジノリ属:スイゼンジノリ、アオコ属、ネンジュモ属:カワタケ、イシクラゲ、ハッサイ、ユレモ属、ラセンモ(スピルリナ)属:スピルリナ、トリコデスミウム(アイアカシオ)属等)。
【0100】褐藻類(ピラエラ属:ピラエラ、シオミドロ属:ナガミシオミドロ、イソブドウ属:イソブドウ、イソガワラ属:イソガワラ、クロガシラ属:グンセンクロガシラ、カシラザキ属:カシラザキ、ムチモ属:ムチモ、ヒラムチモ、ケベリグサ、アミジグサ属:アミジグサ、サキビロアミジ、サナダグサ属:サナダグサ、フクリンアミジ、コモングサ属:コモングサ、ヤハズグサ属:エゾヤハズ、ヤハズグサ、ウラボシヤハズ、ジガミグサ属:ジガミグサ、ウミウチワ属、ナミマクラ属:ヒルナミマクラ、ソメワケグサ属:ソメワケグサ、ナバリモ属:ナバリモ、チャソウメン属:モツキチャソウメン、マツモ属:マツモ、ナガマツモ属:ナガマツモ、オキナワモズク属:オキナワモズク、ニセフトモズク属:ニセフトモズク、フトモズク属:フトモズク、イシモズク属:イシモズク、クロモ属:クロモ、ニセモズク属:ニセモズク、モズク属:モズク、イシゲ属:イシゲ、イロロ、イチメガサ属:イチメガサ、ケヤリ属:ケヤリ、ウミボッス属:ウミボッス、ウルシグサ属:ウルシグサ、ケウルシグサ、タバコグサ、コンブモドキ属:コンブモドキ、ハバモドキ属:ハバモドキ、ハバノリ属:ハバノリ、セイヨウハバノリ属:セイヨウハバノリ、コモンブクロ属:コモンブクロ、エゾブクロ属:エゾブクロ、フクロノリ属:フクロノリ、ワタモ、チシマフクロノリ属:チシマフクロノリ、カゴメノリ属:カゴメノリ、ムラリドリ属:ムラチドリ、サメズグサ属:サメズグサ、イワヒゲ属:イワヒゲ、ヨコジマノリ属:ヨコジマノリ、カヤモノリ属:カヤモノリ、ウイキョウモ属:ウイキョウモ、ツルモ属:ツルモ、アナメ属:アナメ、スジメ属:スジメ、ミスジコンブ属:ミスジコンブ、アツバミスジコンブ、コンブ属:ガツガラコンブ、カキジマコンブ、オニコンブ、ゴヘイコンブ、ナガコンブ、エンドウコンブ、オオチヂミコンブ、トロロコンブ属:トロロコンブ、アントクメ属:アントクメ、カジメ属:カジメ、ツルアラメ、クロメ、キクイシコンブ属:キクイシコンブ、ネジレコンブ属:ネジレコンブ、クロシオメ属:クロシオメ、ネコアシコンブ属:ネコアシコンブ、アラメ属:アラメ、アイヌワカメ属:アイヌワカメ、チガイソ、オニワカメエゾイシゲ属:エゾイシゲ、ヤバネモク属:ヤバネモク、ラッパモク属:ラッパモク、ジョロモク属:ウガノモク、ジョロモク、ヒエモク、ホンダワラ属:タマナシモク、イソモク、ナガシマモク、アカモク、シダモク、ホンダワラ、ネジモク、ナラサモ、マメタワラ、タツクリ、ヤツマタモク、ウミトラノオ、オオバモク、フシズシモク、ハハキモク、トゲモク、ヨレモク、ノコギリモク、オオバノコギリモク、スギモク属:スギモク、ウキモ属:オオウキモ、ブルウキモ属:ブルウキモ、カヤモノリ属:カヤモノリ等)。
【0101】紅藻類(ウシケノリ属:ウシケノリ、フノリノウシケ、アマノリ属:アサクサノリ、スサビノリ、ウップルイノリ、オニアマノリ、タサ、フイリタサ、ベニタサ、ロドコルトン属:ミルノベニ、アケボノモズク属:アケボノモズク、コナハダ属:ハイコナハダ、ヨゴレコナハダ、アオコナハダ、ウミゾウメン属:ウミゾウメン、ツクモノリ、カモガシラノリ、ベニモズク属:ベニモズク、ホソベニモズク、カサマツ属:カサマツ、フサノリ属:フサノリ、ニセフサノリ属:ニセフサノリ、ソデガラミ属:ソデガラミ、ガラガラ属:ガラガラ、ヒラガラガラ、ヒロハタマイタダキ属:ヒロハタマイタダキ、タマイタダキ属:タマイタダキ、カギケノリ属:カギノリ、カギケノリ、テングサ属:ヒメテングサ、ハイテングサ、オオブサ、ナンブグサ、コヒラ、ヨヒラ、キヌクサ、ヒビロウド属:ヒビロウド、ヒメヒビロウド、イソムメモドキ属:イソムメモドキ、 ミチガエソウ属:ミチガエソウ、リュウモンソウ属:リュウモンソウ、ヘラリュウモン、ニセカレキグサ属:ニセカレキグサ、オキツバラ属:オオバオキツバラ、アカバ属:アカバ、マルバアカバ、ナミノハナ属:ホソバナミノハナ、ナミノハナ、サンゴモドキ属:ガラガラモドキ、シオグサゴロモ属:シオグサゴロモ、イワノカワ属:エツキイワノカワ、カイノカワ属:カイノカワ、カニノテ属:カニノテ、サンゴモ属:サンゴモ、ムカデノリ属:ムカデノリ、スジムカデ、カタノリ、ヒラムカデ、キョウノヒモ、サクラノリ、ニクムカデ、タンバノリ、ツルツル、フダラク、マルバフダラク、イソノハナ属:ヌラクサ、クロヌラクサ、オオムカデノリ、ヒラキントキ属:ヒラキントキ、マタボウ属:マタボウ、キントキ属:チャボキントキ、キントキ、マツノリ、コメノリ、トサカマツ、ヒトツマツ、フシキントキ、ツノムカデ、ナガキントキ、スジムカデ、カクレイト属:オオバキントキ、イトフノリ属:イトフノリ、ナガオバネ属:ナガオバネ、フノリ属:ハナフノリ、フクロフノリ、マフノリ、カレキグサ属:カレキグサ、トサカモドキ属:ホソバノトサカモドキ、ヒロハノトサカモドキ、ヤツデガタトサカモドキ、クロトサカモドキ、ネザシノトサカモドキ、ユウソラ、エツキノトサカモドキ、ナンカイトサカモドキ、ヒメトサカモドキ、キヌハダ属:キヌハダ、エゾトサカ属:エゾトサカ、ツカサノリ属:エナシカリメニア、オオツカサノリ、ハナガタカリメニア、ホウノオ属:ホウノオ、ヒカゲノイト属:ヒカゲノイト、ウスギヌ、ニクホウノオ属:ニクホウノオ、ベニスナゴ属:ベニスナゴ、ススカケベニ属:ススカケベニ、オカムラグサ属:ヤマダグサ、ミリン属:ミリン、ホソバミリン、トサカノリ属:キクトサカ、エゾナメシ属:エゾナメシ、イソモッカ属:イソモッカ、ユカリ属:ユカリ、ホソユカリ、イバラノリ属:イバラノリ、サイダイバラ、タチイバラ、カギイバラノリ、キジノオ属:キジノオ、イソダンツウ属:イソダンツウ、アツバノリ属:アツバノリ、オゴノリ属:オゴノリ、ツルシラモ、シラモ、オオオゴノリ、ミゾオコノリ、カバノリ、ベニオゴノリ、フクレシノリ、ムラサキカバノリ、シンカイカバノリ、トゲカバノリ、カタオゴノリ、リュウキュウオゴノリ、セイヨウオゴノリ、イツツギヌ、ユミガタオゴノリ、クビレオゴノリ、モサオゴノリ、キヌカバノリ、テングサモドキ属:ハチジョウテングサモドキ、フシクレノリ属:フシクレノリ、ナミイワタケ属:ナミイワタケ、カイメンソウ属:カイメンソウ、オキツノリ属:オキツノリ、サイミ属:イタニグサ、サイミ、ハリガネ、ハスジグサ属:ハスジグサ、スギノリ属:イカノアシ、ホソイボノリ、ノボノリ、クロハギンナンソウ属:クロハギンナンソウ、アカバギンナンソウ属:アカバギンナンソウ、ヒシブクロ属:ヒシブクロ、マダラグサ属:トゲマダラ、エツキマダラ、タオヤギソウ属:タオヤギソウ、ハナサクラ、フクロツナギ属:フクロツナギ、スジコノリ、ハナノエダ属:ハナノエダ、ヒラタオヤギ属:ヒラタオヤギ、ダルス属:ダルス、マサゴシバリ、アナダルス、ウエバグサ属:ウエバグサ、ベニフクロノリ属:ベニフクロノリ、フシツナギ属:フシツナギ、ヒメフシツナギ、ヒロハフシツナギ、ワツナギソウ属:ヒラワツナギソウ、ウスバワツナギソウ、イギス属:イギス、ケイギス、ハリイギス、ハネイギス、アミクサ、エゴノリ属:エゴノリ、フトイギス、サエダ属:サエダ、チリモミジ属:チリモミジ、コノハノリ科:ハブタエノリ、コノハノリ、スズシロノリ、ウスベニ属:ウスベニ、ハスジギヌ属:ハスジギヌ、ナガコノハノリ属:ナガコノハノリ、スジギヌ属:スジギヌ、アツバスジギヌ、ハイウスバノリ属:カギウスバノリ、ヤレウスバノリ、スジウスバノリ、ハイウスバノリ、ウスバノリモドキ属:ウスバノリモドキ、アヤニシキ属:アヤニシキ、アヤギヌ属:アヤギヌ、ダジア属:エナシダジア、シマダジア属:イソハギ、シマダジア、ダジモドキ属:ダジモモドキ、イトグサ属:モロイトグサ、フトイグサ、マクリ属:マクリ、ヤナギノリ属:ハナヤナギ、ユナ、ヤナギノリ、モツレユナ、ベニヤナギコリ、モサヤナギ、ササバヤナギノリ、ソゾ属:クロソゾ、コブソゾ、ハネソゾ、ソゾノハナ、ハネグサ属:ハネグサ、ケハネグサ、コザネモ属:コザネモ、イソムラサキ、ホソコザネモ、ヒメゴケ属:ヒメゴケ、クロヒメゴケ、ヒオドシグ属:キクヒオドシ、ヒオドシグサ、ウスバヒオドシ、アイソメグサ属:アイソメグサ、スジナシグサ属:スジナシグサ、イソバショウ属:イソバショウ、フジマツモ属:フジマツモ、ノコギリヒバ属:ハケサキノコギリヒバ、カワモズク属:カワモズク、アオカワモズク、ヒメカワモズク、イデユコゴメ属:イデユコゴメ、オキチモズク属:オキチモズク、イトグサ属、チノリモ属:チノリモ、チスジノリ属:チスジノリ等)。
【0102】車軸藻類(シャジクモ属、シラタマモ属、ホシツリモ属:ホシツリモ、リクノタムヌス属、フラスコモ属:ヒメフラスコモ、チャボフラスコモ、トリペラ属等)、黄色藻類(ヒカリモ属:ヒカリモ等)等。
【0103】又、動物系原料由来の素材としては、鶏冠抽出物、牛又は豚、人の胎盤抽出物、牛又は豚の胃、十二指腸、腸、脾臓の抽出物若しくはその分解物、牛又は豚の脳組織の抽出物、牛・豚又は魚類のコラーゲン加水(酸、アルカリ、酵素等)分解物や水溶性コラーゲン又はアシル化コラーゲン等のコラーゲン誘導体、牛又は豚のエラスチン又はエラスチン加水分解物(酸、アルカリ、酵素等)又は水溶性エラスチン誘導体、ケラチン及びその分解物又はそれらの誘導体、シルク蛋白及びその分解物又はそれらの誘導体、豚又は牛血球蛋白分解物(グロビンペプチド)、牛又は豚へモグロビン分解物(ヘミン、ヘマチン、ヘム、プロトヘム、ヘム鉄等)、牛乳、カゼイン及びその分解物又はそれらの誘導体、脱脂粉乳及びその分解物又はそれらの誘導体、ラクトフェリン又はその分解物、鶏卵成分、魚肉分解物、核酸関連物質(リボ核酸、デオキシリボ核酸)等。
【0104】又、植物又は動物系原料由来の素材としては、遺伝子組み替え体や細胞融合体由来の任意の部位、細胞、組織、器官、代謝物等も使用することができる。更に、任意の部位、細胞、組織、器官等を細胞培養することで得られる、例えば未分化細胞群や分化途中の細胞群等も使用することができる。
【0105】(14)海洋成分深層水等の海水類、例えば、海水塩、海水乾燥物、死海又は大西洋又は太平洋の海より得た無機塩(塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウム等)、海泥又は泥(ファンゴ)類、例えば、イタリアファンゴ、ドイツファンゴ、アイフェルファンゴ、フライブルグファンゴ等の各地の海泥又は泥(含有成分:二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化マンガン、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、クロム、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、鉛、マンガン、ヒ素、水)、聖徳石等。
【0106】(15)微生物培養代謝物細菌代謝物、細菌抽出エキス、カビ又は放線菌代謝物、カビ又は放線菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、米発酵エキス、米糠(赤糠、白糠)発酵エキス、トレハロース又はその誘導体、生乳又は脱脂粉乳の乳酸発酵物、マメ科植物の乳酸菌発酵物、ココヤシ属植物の乳酸菌発酵物等。
【0107】(16)α-ヒドロキシ酸類グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等。
【0108】(17)無機顔料無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、マイカ、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、カーボンブラック、カラミン等。
【0109】(18)紫外線吸収/遮断剤ベンゾフェノン誘導体(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン−スルホン酸ナトリウム、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン等)、パラアミノ安息香酸誘導体(パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等)、メトキシ桂皮酸誘導体(パラメトキシ桂皮酸エチル、パラメトキシ桂皮酸イソプロピル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、パラメトキシ桂皮酸2-エトキシエチル、パラメトキシ桂皮酸ナトリウム、パラメトキシ桂皮酸カリウム、ジパラメトキシ桂皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等)、サリチル酸誘導体(サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸ミリスチル、サリチル酸メチル等)、アントラニル酸誘導体(アントラニル酸メチル等)、ウロカニン酸誘導体(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等)、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンB6誘導体、ウンベリフェロン、エスクリン、桂皮酸ベンジル、シノキサート、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、オクタベンゾン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、アルブチン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、ネオヘリオパン、エスカロール、酸化亜鉛、タルク、カオリン等。
【0110】(19)美白剤パラアミノ安息香酸誘導体、サルチル酸誘導体、アントラニル酸誘導体、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩、ビタミンCグルコシド等)、ビタミンE又はその誘導体、コウジ酸又はその誘導体、オキシベンゾン、ベンゾフェノン、アルブチン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、胎盤エキス、エラグ酸、ルシノール等。
【0111】(20)チロシナーゼ活性阻害剤ビタミンC又はその誘導体(ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩、ビタミンCグルコシド等)、ハイドロキノン又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル等)、コウジ酸又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、グルタチオン、過酸化水素、過酸化亜鉛、胎盤エキス、エラグ酸、アルブチン、ルシノール、シルク抽出物、植物エキス(カミツレ、クワ、クチナシ、ワレモコウ、ヨモギ、スイカズラ、キハダ、マツホド、ハトムギ、オドリコソウ、サンザシ、ユーカリ、セイヨウノコギリソウ、アルテア、ケイヒ、マンケイシ、ハマメリス、ヤマグワ、延命草、桔梗、トシシ、続随子、射干、麻黄、ドッカツ、サイコ、ボウフウ、ハマボウフウ、オウゴン、シャクヤク、ゲンノショウコ、甘草、五倍子、ショウマ、紅花、緑茶、紅茶、阿仙薬)等。
【0112】(21)メラニン色素還元/分解物質フェニル水銀ヘキサクロロフェン、酸化第二水銀、塩化第一水銀、過酸化水素水、過酸化亜鉛、ハイドロキノン又はその誘導体(ハイドロキノンベンジルエーテル)等。
【0113】(22)ターンオーバーの促進作用/細胞賦活物質ハイドロキノン、乳酸菌エキス、胎盤エキス、霊芝エキス、ビタミンA、ビタミンE、アラントイン、脾臓エキス、胸腺エキス、発酵乳エキス、植物エキス(オウゴン、スギナ、ゲンチアナ、ゴボウ、シコン、ハマメリス、ヨクイニン、オドリコソウ、トウキンセンカ、アマチャ、オトギリソウ、キュウリ、タチジャコウソウ、ローズマリー、パセリ)等。
【0114】(23)収斂剤コハク酸、アラントイン、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、カラミン、パラフェノールスルホン酸亜鉛、硫酸アルミニウムカリウム、レゾルシン、塩化第二鉄、タンニン酸(カテキン化合物を含む)等。
【0115】(24)活性酸素消去剤 SOD、カタラーゼ、グルタチオンパーオキシダーゼ等。
【0116】(25)抗酸化剤ビタミンC又はその塩、ステアリン酸エステル、ビタミンE又はその誘導体、ノルジヒドログアセレテン酸、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ヒドロキシチロソール、パラヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、セサモール、セサモリン、ゴシポール、プロポリス等。
【0117】(26)過酸化脂質生成抑制剤β-カロチン、植物エキス(ゴマ培養細胞、アマチャ、オトギリソウ、ハマメリス、チョウジ、メリッサ、エンメイソウ、シラカバ、サルビア、ローズマリー、南天実、エイジツ、イチョウ、緑茶)等。
【0118】(27)抗炎症剤イクタモール、インドメタシン、カオリン、サリチル酸、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、アセチルサリチル酸、塩酸ジフェンヒドラミン、d-カンフル、dl-カンフル、ヒドロコルチゾン、グアイアズレン、カマズレン、マレイン酸クロルフェニラミン、グリチルリチン酸又はその塩、グリチルレチン酸又はその塩、甘草エキス、シコンエキス、エイジツエキス、プロポリス等。
【0119】(28)抗菌・殺菌・消毒薬アクリノール、イオウ、グルコン酸カルシウム、グルコン酸クロルヘキシジン、スルファミン、マーキュロクロム、ラクトフェリン又はその加水分解物、塩化アルキルジアミノエチルグリシン液、トリクロサン、次亜塩素酸ナトリウム、クロラミンT、サラシ粉、ヨウ素化合物、ヨードホルム、ソルビン酸又はその塩、プロピオン酸又はその塩、サルチル酸、デヒドロ酢酸、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、ウンデシレン酸、チアミンラウリル硫酸塩、チアミンラウリル硝酸塩、フェノール、クレゾール、p-クロロフェノール、p-クロロ-m-キシレノール、p-クロロ-m-クレゾール、チモール、フェネチルアルコール、O-フェニルフェノール、イルガサンCH3565、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、クロロヘキシジン、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、2-フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、ジンクピリジオン、クロロブタノール、イソプロピルメチルフェノール、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等)、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンカリウム等)、カチオン界面活性剤(臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン)、ホルムアルデヒド、ヘキサミン、ブリリアントグリーン、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレット、ジャーマル、感光素101号、感光素201号、感光素401号、N-長鎖アシル塩基性アミノ酸誘導体及びその酸附加塩、酸化亜鉛、ヒノキチオール、クジン、プロポリス等。
【0120】(29)保湿剤グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ヒアルロン酸又はその塩、ポリエチレングリコール、コンドロイチン硫酸又はその塩、水溶性キチン又はその誘導体或いはキトサン誘導体、ピロリドンカルボン酸又はその塩、乳酸ナトリウム、ミニササニシキエキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、ヘチマ水、シラカバ(白樺)又は赤松の樹液
【0121】(30)エラスターゼ活性阻害剤フロオロリン酸ジイソプロピル、植物エキス(オウゴン、オトギリソウ、クララ、桑の葉、ケイヒ、ゲンノショウコ、コンフリー、サルビア、セイヨウニワトコ、ボダイジュ、ボタン)、海藻エキス等。
【0122】(31)頭髪用剤二硫化セレン、臭化アルキルイソキノリニウム液、ジンクピリチオン、ビフェナミン、チアントール、カスタリチンキ、ショウキョウチンキ、トウガラシチンキ、塩酸キニーネ、強アンモニア水、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、チオグリコール酸等。
【0123】(32)抗アンドロゲン剤卵胞ホルモン(エストロン、エストラジオール、エチニルエストラジオール等)、イソフラボン、オキセンドロン等。
【0124】(33)末梢血管血流促進剤ビタミンE又はその誘導体、センブリエキス、ニンニクエキス、人参エキス、アロエエキス、ゲンチアナエキス、トウキエキス、セファランチン、塩化カルプロニウム、ミノキシジル等。
【0125】(34)刺激剤トウガラシチンキ、ノニル酸バニルアミド、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、ハッカ油、l-メントール、カンフル、ニコチン酸ベンジル等。
【0126】(35)代謝活性剤感光素301号、ヒノキチオール、パントテン酸又はその誘導体、アラントイン、胎盤エキス、ビオチン、ペンタデカン酸グリセリド等。
【0127】(36)抗脂漏剤ピリドキシン又はその誘導体、イオウ、ビタミンB6等。
【0128】(37)角質溶解剤レゾルシン、サリチル酸、乳酸,尿素等。
【0129】(38)酸化剤過酸化水素水、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素、過炭酸ナトリウム、過酸化トリポリリン酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化ピロリン酸ナトリウム、過酸化オルソリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム過酸化水素付加体、硫酸ナトリウム過酸化水素付加体、塩化ナトリウム過酸化水素付加体、β-チロシナーゼ酵素液、マッシュルーム抽出液等。
【0130】(39)除毛剤硫酸ストロンチウム、硫化ナトリウム、硫化バリウム、硫化カルシウム等の無機系還元剤、チオグリコール酸又はその塩類(チオグリコール酸カルシウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリコール酸リチウム、チオグリコール酸マグネシウム、チオグリコール酸ストロンチウム)等。
【0131】(40)毛髪膨潤剤エタノールアミン、尿素、グアニジン等。
【0132】(41)染料剤5-アミノオルトクレゾール、2-アミノ-4-ニトロフェノール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、1-アミノ-4-メチルアミノアントラキノン、3,3′-イミノジフェノール、塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4-ジアミノフェノール、塩酸トルエン-2,5-ジアミン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミン、塩酸パラフェニレンジアミン、塩酸N-フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、酢酸N−フェニルパラフェニレンジアミン、1,4-ジアミノアントラキノン、2,6-ジアミノピリジン、1,5-ジヒドロキシナフタレン、トルエン-2,5-ジアミン、トルエン-3,4-ジアミン、ニトロパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン、パラメチルアミノフェノール、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、N,N′-ビス(4-アミノフェニル)-2,5-ジアミノ-1,4-キノンジイミン、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、N-フェニルパラフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、硫酸5-アミノオルトクレゾール、硫酸2-アミノ-5-ニトロフェノール、硫酸オルトアミノフェノール、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン、硫酸4,4′-ジアミノジフェニルアミン、硫酸2,4-ジアミノフェノール、硫酸トルエン-2,5-ジアミン、硫酸ニトロパラフェニレンジアミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、硫酸パラフェニレンジアミン、硫酸パラメチルアミノフェノール、硫酸メタアミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、カテコール、ジフェニルアミン、α−ナフトール、ヒドロキノン、ピロガロール、フロログルシン、没食子酸、レゾルシン、タンニン酸、2-ヒドロキシ-5-ニトロ-2′,4′-ジアミノアゾベンゼン-5′-スルホン酸ナトリウム、ヘマテイン等。
【0133】(42)香料ジャコウ、シベット、カストリウム、アンバーグリス等の天然動物性香料、アニス精油、アンゲリカ精油、イランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オレンジ精油、カナンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精油、グアヤクウッド精油、クミン精油、黒文字精油、ケイ皮精油、シンナモン精油、ゲラニウム精油、コパイババルサム精油、コリアンデル精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャーグラス精油、杉精油、スペアミント精油、西洋ハッカ精油、大茴香精油、チュベローズ精油、丁字精油、橙花精油、冬緑精油、トルーバルサム精油、バチュリー精油、バラ精油、パルマローザ精油、桧精油、ヒバ精油、白檀精油、プチグレン精油、ベイ精油、ベチバ精油、ベルガモット精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精油、芳樟精油、マンダリン精油、ユーカリ精油、ライム精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモングラス精油、レモン精油、ローズマリー精油、和種ハッカ精油等の植物性香料、その他合成香料等。
【0134】(43)色素・着色剤赤キャベツ色素、赤米色素、アカネ色素、アナトー色素、イカスミ色素、ウコン色素、エンジュ色素、オキアミ色素、柿色素、カラメル、金、銀、クチナシ色素、コーン色素、タマネギ色素、タマリンド色素、スピルリナ色素、ソバ全草色素、チェリー色素、海苔色素、ハイビスカス色素、ブドウ果汁色素、マリーゴールド色素、紫イモ色素、紫ヤマイモ色素、ラック色素、ルチン等。
【0135】(44)その他ホルモン類、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分解物、動・植物性多糖類及びその分解物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、血流促進剤、抗炎症剤・消炎剤・抗アレルギー剤、創傷治療剤、増泡剤、増粘剤、酵素、精製水(電子水、小クラスター化等)、口腔用剤、消臭・脱臭剤等が上げられ、これらと併用することによって、本発明効果又は他の美容的効果の相加的又は相乗的向上が期待できる。
【0136】尚、本発明のメラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤又は化粧料組成物への添加の方法については、予め加えておいても、製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。
【0137】
【実施例】以下に、製造例、試験例、処方例を上げて説明するが、本発明がこれらに制約されるものではない。
【0138】(製造例1)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニン、ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタの各乾燥植物100gを精製水(約80℃)にて約5時間加温抽出し、濾過して抽出液(乾燥固形分:約0.1〜2.5%)を約1.0kg得る。
【0139】(製造例2)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニン、ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタの各乾燥植物100gを50%エタノール溶液に浸漬し、室温にて5昼夜抽出した後、濾過して抽出液(乾燥固形分:約0.1〜2.5%)を約1.0kg得る。
【0140】(製造例3)クロレラ、アオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメの各海藻乾燥物100gを精製水(約80℃)にて約5時間加温抽出し、濾過して抽出液(乾燥固形分:約0.5〜3.0%)を約1.0〜3.0kg得る。
【0141】(製造例4)クロレラ、アオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメの各海藻乾燥物100gを50%エタノール溶液に浸漬し、室温にて5昼夜抽出した後、濾過して抽出液(乾燥固形分:約0.6〜2.0%)を約1.0〜3.0kg得る。
【0142】(製造例5)水溶性(カルボキシメチル化)β−1,3−グルカンパラミロン15gに40%水酸化ナトリウム水溶液200mLとイソプロピルアルコール40mLを加え、攪拌しながらこれに粉砕した氷500gを徐々に加え溶液を得た。これを氷浴中で0〜5℃に保持しながら、さらにモノクロロ酢酸ナトリウム(120〜150g相当)溶液を徐々に加え、3〜5時間反応させた。さらに室温〜50℃にて約5〜15時間程度攪拌した後、濾過し、その濾液を透析膜に移して2日間透析した。次いでこれを凍結乾燥し、水溶性ヒドロキシアルキル化β−1,3−グルカン約15g(置換度約0.44/単位糖当たり)を得た。
【0143】(製造例6)酵母抽出物パン酵母(Sacharomyces cerevisiae)500gに十倍量の精製水に分散し、約37℃で48時間自己消化させ、この液をろ過し、得られたろ液に無水エタノールを少量加え、酵母抽出液を約4kg得た。
【0144】(製造例7)乳清原料(牛乳蛋白質の水溶液又は脱脂粉乳及びブドウ糖)30Lに乳酸菌を1%接種し、40℃にて3日間培養し、発酵乳を調製し、殺菌後、ろ過して約24Lの乳清を得る。
【0145】市販品のN−アセチルチロシン(日本理化学薬品(株)製),その誘導体(N−アセチルチロシンナトリウム、N−アセチルチロシンカリウム)等を用いることができ、一般的に合成されたものでも良い。
【0146】(試験1)メラニン生成抑制作用試験本発明者は、B16メラノーマ細胞をもとにメラニン生成抑制作用を評価することとした。
【0147】「試験方法及び評価方法」24時間前培養したB16メラノーマ細胞を新鮮な培地に移し、これに試料を0.5%添加し、3日間培養する。次に培養処理した細胞をトリプシンで処理し、1N-NaOH,10%DMSO溶液で加熱溶解後、420nmにおける吸光度を測定する。尚、試料の代わりに、ブランクとして蒸留水を用い、又、同時に試料を添加した細胞をMTT還元法(Tim Mosmann;Journal of Immunological Methods p55−63(1983)参考)にて活性を測定し、ブランク細胞のMTT還元活性を1単位として、試料負荷細胞のMTT還元活性を算出した。試料のメラニン量を、吸光度/MTT還元活性(1単位)として算出し、ブランク細胞のメラニン生成量に対する抑制率(%)を次式(数1)により求め、結果は表1〜表4に示した。
「試料」尚、メラニン生成抑制作用試験の試料は本発明の製造例2及び4で得られた抽出液(固形分濃度:0.5%に調整)、製造例5〜7の水溶性β−1,3−グルカン、酵母抽出物、乳清又は市販のN−アセチルチロシンを精製水(固形分濃度0.5%)に溶解したもの(但し、本発明の必須成分を2種以上併用する場合は、各成分の同濃度を加算し、固形分濃度が0.5%になるように調製)を用い、試験に供した。又、比較用試料として、コウジ酸(シグマ社製)を同様の条件で調製し、試験に用いた。
【0148】〈数1〉メラニン生成抑制率(%)={1−(試料メラニン量/フ゛ランクメラニン量)}×100
【0149】
【表1】


【0150】
【表2】


【0151】
【表3】


【0152】
【表4】


【0153】(試験結果)表1〜4の通り、本発明の(A)成分:アロエベラ抽出物、クロレラ抽出物、酵母抽出物に、更に(B)成分:ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用して含有したものは、メラニン色素の生成が有意に抑えられ、高いメラニン生成抑制作用を有することが確認された。又、コウジ酸又は本発明の各種成分の単独と比べても、ほぼ同等又はそれ以上のメラニン生成抑制作用を有することが確認にされ、メラニン生成抑制剤として使用できる。尚、その他(A)成分:アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる1種以上に(B)成分:ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用して含有したものも、コウジ酸又は本発明の各種成分の単独と比べて、ほぼ同等又はそれ以上のメラニン生成抑制作用を有する結果が得られた。
【0154】(試験2)線維芽細胞増殖促進試験本発明者は、皮膚の正常線維芽細胞をもとにし、MTT還元法を用いて、細胞増殖促進作用を試験評価することとした。
【0155】「試験方法」尚、MTT還元法とは、細胞毒性及び細胞賦活評価法(成長及び生存細胞の迅速な色彩定量:Tim Mosmann;Journal of Immunological Methods p55-63(1983)参考)の一つであり、MTT(3-(4,5-dimethyl-2-thiazolyl)-2,5-diphenyltetrazolium bromide)が細胞に取り込まれ、細胞内のミトコンドリアに存在するNADHによって還元され開裂し、水不溶性のブルーホルマザンを生成する性質を利用したもので、このブルーホルマザンを酸性イソプロパノールに溶解させ、その吸光度を測定するものである。
【0156】「試験の準備」又、本発明者は、あらかじめ細胞が増殖も減少もしないFBS(牛胎児血清)濃度を検討し、0.5%FBS(牛胎児血清)含有MEM培地で培養したときこの条件を満たすことを確認し、試験培地の血清濃度0.5%に調製、試験試料のみの線維芽細胞増殖促進作用を定量的に評価できることにした。
【0157】「線維芽細胞増殖促進作用の測定」5%FBS(牛胎児血清)含有MEM培地を用い、ヒト皮膚線維芽細胞(NB1RGB 理研ジーンバンク・細胞開発銀行より購入)を5×10Cell/Wellの密度で96Wells plateに分注し、24時間5%CO37℃の条件で培養した。その後、各濃度の試料(製造例1:各種植物抽出液)を添加した0.5%FBS含有MEM培地に交換した。このときブランクは試料を含まない0.5%FBS含有MEM培地とし、3日毎に同様の培地に交換しながら、9日間COインキュベーター内で培養を続け、MTT還元法により、ブランクに対する試料添加群の細胞を測定した。
「線維芽細胞増殖促進作用の評価方法」得られた結果より下記の基準にて評価を行い、結果を表5〜8に示した。線維芽細胞増殖促進作用として、強く細胞増殖したものを+++、細胞増殖したものを++、わずかに細胞増殖したものを+、細胞増殖しないものを±、細胞が減少したものを−とした。
「試料」尚、線維芽細胞増殖促進作用試験の試料は本発明の製造例1及び3で得られた抽出液(固形分濃度:0.5%に調整)、製造例5〜7の水溶性β−1,3−グルカン、酵母抽出物、乳清又は市販のN−アセチルチロシンを精製水(固形分濃度0.5%)に溶解したもの(但し、本発明の必須成分を2種以上併用する場合は、各成分の同濃度を加算し、固形分濃度が0.5%になるように調製)を用い、試験に供した。
【0158】
【表5】


【0159】
【表6】


【0160】
【表7】


【0161】
【表8】


【0162】(試験結果)表5〜8の通り、本発明の(A):アロエベラ抽出物、クロレラ抽出物、酵母抽出物に、更に(B):ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用して含有したものは、強い線維芽細胞増殖促進作用を有することが確認された。本発明の各種成分の単独と比べても、ほぼ同等又はそれ以上の線維芽細胞増殖促進作用を有することが確認にされ、線維芽細胞増殖促進剤として使用できる。尚、その他(A)成分:アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる1種以上に(B)成分:ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用して含有したものも、本発明の各種成分の単独と比べて、ほぼ同等又はそれ以上の線維芽細胞増殖促進作用を有する結果が得られた。
【0163】(試験3)安全性試験(1)皮膚一次刺激性試験製造例1〜7で得られた各植物・各海藻抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体、酵母抽出物、乳清、又は市販品のN−アセチルチロシンを乾燥固形分濃度が約0.5%となるように精製水にて調製し、背部を剃毛した日本白色家兎(雌性、1群3匹、体重2.3kg前後)の皮膚に適用した。適用の24、48、72時間後にドレイズの判定基準に基づき紅斑及び浮腫を指標として評価を行った。その結果は、全ての動物において、何等、紅斑及び浮腫を認めず、皮膚一次刺激性に関して問題がないものと判断した。
【0164】(試験4)安全性試験(2)皮膚累積刺激性試験同様に製造例1〜7で得られた各植物・各海藻抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体、酵母抽出物、乳清、又は市販品のN−アセチルチロシンを乾燥固形分濃度が約0.5%となるように精製水にて調製し、背部を剃毛したハートレー系モルモット(雌性、1群3匹、体重320g前後)の皮膚に1日1回、週5回、0.5mL/匹を塗布した。塗布は2週に渡って行い、剃毛は各週の最終塗布日に行った。各塗布日及び最終塗布日の翌日にドレイズの判定基準に基づき紅斑及び浮腫を指標として評価を行った。その結果は、全ての動物において、2週間に渡って何等、紅斑及び浮腫を認めず、皮膚累積刺激性に関しては問題がないものと判断した。
【0165】(試験5)安全性試験(3)単回投与毒性試験製造例1〜7で得られた各植物・各海藻抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体、酵母抽出物、乳清、又は市販品のN−アセチルチロシンを12.5%濃度になるよう精製水にて調整し、一匹につき16mL/kg量を、試験前、4時間絶食させたddy系マウス(雄性及び雌性、1群5匹、5週齢)に経口投与し、毒性症状の発現、程度等を経時的に観察した。その結果、全てのマウスにおいて14日間、何等異常を認めず、解剖の結果も異常がなかった。よって、LD50は2,000mg/kg以上であり、安全な物質と判断した。
【0166】(処方例)メラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤、化粧料組成物の製造上記の評価結果に従い、以下にその処方例を示すが、各処方例は各製品の製造における常法により製造したもので良く、配合量のみを示した。又、本発明はこれらに限定されるわけではない。
【0167】
(処方例1)乳液 質量% 1.スクワラン 5.0 2.ホホバ油 5.0 3.セチルアルコール 1.5 4.グリセリンモノステアレート 2.0 5.ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 3.0 6.ポリオキシエチレン(20)ソオルビタンモノオレート 2.0 7.1,3-ブチレングリコール 1.0 8.グリセリン 2.0 9.A−1:製造例2のアロエベラ抽出物 A−2:製造例2のアーモンド抽出物 A−3:製造例2のエノキタケ抽出物 A−4:製造例2のエリンギィ抽出物 A−5:製造例2のゴマ抽出物 A−6:製造例2のサンヤク抽出物 A−7:製造例2のシイタケ抽出物 A−8:製造例2のシメジ抽出物 A−9:製造例2のセイヨウタンポポ抽出物 A−10:製造例2のセイヨウニワトコ抽出物 A−11:製造例2のセンキュウ抽出物 A−12:製造例2のセンブリ抽出物 A−13:製造例2のソウハクヒ抽出物 A−14:製造例2のツクリタケ抽出物 A−15:製造例2のトウガラシ抽出物 A−16:製造例2のトウキ抽出物 A−17:製造例2のトウニン抽出物 A−18:製造例2のドクダミ抽出物 A−19:製造例2のナメコ抽出物 A−20:製造例2のニンジン抽出物 A−21:製造例2のバクモンドウ抽出物 A−22:製造例2のハラタケ抽出物 A−23:製造例2のヒメマツタケ抽出物 A−24:製造例2のマイタケ抽出物 A−25:製造例2のムクゲ抽出物 A−26:製造例2のヨクイニン抽出物 A−27:製造例4のクロレラ抽出物 A−28:製造例6の酵母抽出物 A−29:製造例5の水溶性β−1,3−グルカン ※A−1〜A−29の何れか1種の抽出物 5.0 10.B−1:製造例2のウヤク抽出物 B−2:製造例2のウーロン茶抽出物 B−3:製造例2のオリーブ抽出物 B−4:製造例2のカッコン抽出物 B−5:製造例2のカワラヨモギ抽出物 B−6:製造例2のキナノキ抽出物 B−7:製造例2のクララ抽出物 B−8:製造例2のセイヨウスノキ抽出物 B−9:製造例2のダイオウ抽出物 B−10:製造例2のダイズ抽出物 B−11:製造例2のチョウジ抽出物 B−12:製造例2のツルドクダミ抽出物 B−13:製造例2のトルメンチラ抽出物 B−14:製造例2のブドウ抽出物 B−15:製造例2のボタン抽出物 B−16:製造例2のホップ抽出物 B−17:製造例2のミチヤナギ抽出物 B−18:製造例2のヤシャ抽出物 B−19:製造例2のユキノシタ抽出物 B−20:製造例7の乳清 B−21:市販品のN−アセチルチロシン溶解液 B−22:製造例4のアオノリ抽出物 B−23:製造例4のアナアオサ抽出物 B−24:製造例4のウミウチワ抽出物 B−25:製造例4のキリンサイ抽出物 B−26:製造例4のコトジツノマタ抽出物 B−27:製造例4のコンブ抽出物 B−28:製造例4のスギノリ抽出物 B−29:製造例4のテングサ抽出物 B−30:製造例4のヒジキ抽出物 B−31:製造例4のヒジリメン抽出物 B−32:製造例4のヒバマタ抽出物 B−33:製造例4のワカメ抽出物 ※B−1〜B−33の何れか1種の抽出物 5.0 11.防腐剤(パラオキシ安息香酸エステル) 適量 12.香料 適量 13.精製水 100とする残余
【0168】
(処方例2)乳液 質量% 1.スクワラン 8.0 2.ホホバ油 7.0 3.パラアミノ安息香酸グリセリル 1.0 4.ウロカニン酸エチル 1.0 5.ビタミンCリン酸エステルマグネシウム塩 1.0 6.セチルアルコール 1.5 7.グリセリンモノステアレート 2.0 8.ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 3.0 9.ポリオキシエチレン(20)ソオルビタンモノオレート 2.0 10.1,2-ペンタンジオール 1.0 11.グリセリン 2.0 12.製造例2のアーモンド抽出物 3.0 13.製造例2のダイズ抽出物 3.0 14.豚プラセンタ水抽出液 1.0 15.防腐剤(パラオキシ安息香酸エステル) 適量 16.精製水 100とする残余
【0169】
(処方例3)化粧用オイル 質量% 1.流動パラフィン 30.0 2.スクワラン 20.0 3.オリーブ油 10.0 4.パルミチン酸イソプロピル 10.0 5.オリーブ油 1.0 6.シア脂 1.0 7.ブチルヒドロキシアニソール 0.1 8.ビタミンE誘導体 0.1 9.製造例2のアロエベラ抽出物 3.0 10.製造例2のサンヤク抽出物 3.0 11.製造例2のトルメンチラ抽出物 3.0 12.製造例2のボタン抽出物 3.0 13.グレープフルーツ果実又は葉熱水抽出液 1.0 14.防腐剤(塩化ベンザルコニウム) 適量 15.香料(ジャコウ水) 適量 16.精製水 100とする残余
【0170】 (処方例4)柔軟性化粧水 質量% 1.グリセリン 5.0 2.1,3-ブチレングリコール 5.0 3.モノラウリンホ゜リオキシエチレンソルヒ゛タン(20E.O) 1.0 4.エタノール 15.0 5.エリンギィ子実体30%エタノール抽出液 1.0 6.シメジ子実体30%エタノール抽出液 1.0 7.ウミウチワ30%エタノール抽出液 1.0 8.Polygonum heterophyllum全草30%エタノール抽出液 1.0 9.グレープフルーツ果実又は葉50%エタノール抽出液 1.0 10.キウイ果実50%エタノール抽出液 1.0 11.白樺樹液 1.0 12.抗菌・防腐剤(ラクトフェリン溶液) 適量 13.香料(西洋薄荷水) 適量 14.精製水 100とする残余
【0171】
(処方例5)収れん化粧水 質量% 1.ソルビット 2.0 2.POE(20)オレイルアルコール 1.0 3.エタノール 15.0 4.アロエベラ茎又は葉50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 5.センブリ全草50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 6.酵母50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 7.ウヤク根茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 8.ヤシャ果実又は果皮50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 9.ヒバマタ50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 10.ミチヤナギ全草50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 11.ゲンチアナ全草50%エタノール抽出液 1.0 12.セージ全草50%エタノール抽出液 1.0 13.緑茶葉又は茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 14.ハマメリス葉又は樹皮50%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 15.アラントイン 0.2 16.収れん剤(スルホ石炭酸亜鉛) 0.2 17.抗菌・防腐剤(チアミンラウリル硫酸塩) 適量 18.香料(ラベンダー水) 適量 19.精製水 100とする残余
【0172】
(処方例6)2層式化粧水(液〜液型) 質量% 1.スクワラン 8.0 2.POEソルヒ゛タンテトラオレインエステル 0.3 3.ソルビット 1.0 4.エタノール 15.0 5.エノキタケ子実体又は菌糸体30%エタノール抽出液 2.0 6.シイタケ子実体又は菌糸体30%エタノール抽出液 2.0 7.ツクリタケ子実体又は菌糸体30%エタノール抽出液 2.0 8.クララ根又は根茎30%グリセリン抽出液 2.0 9.ダイオウ根又は根茎30%グリセリン抽出液 1.0 10.セイヨウサンザシ全草30%グリセリン抽出液 1.0 11.アスコルビン酸 0.2 12.収れん剤(カラミン) 0.1 13.防腐剤(フェノキシエタノール) 適量 14.香料(林檎水) 適量 15.精製水 100とする残余
【0173】
(処方例7)カーマインローション(液〜固型) 質量% 1.グリセリン 3.0 2.1,3-ブチレングリコール 5.0 3.1,2-ペンタンジオール 1.0 4.エタノール 15.0 5.酸化鉄(ベンガラ) 0.2 6.酸化亜鉛 0.5 7.カオリン 2.0 8.ゴマ種子50%プロピレングリコール抽出液 2.0 9.セイヨウタンポポ全草50%プロピレングリコール抽出液 2.0 10.ニンジン根茎50%プロピレングリコール抽出液 2.0 11.クロレラ50%プロピレングリコール抽出液 2.0 12.ウーロン茶葉又は枝葉50%プロピレングリコール抽出液 2.0 13.ツルドクダミ根茎又は根皮50%プロピレングリコール抽出液 2.0 14.ボタン根又は根茎50%プロピレングリコール抽出液 2.0 15.オタネニンジン根50%プロピレングリコール抽出液 1.0 16.豚プラセンタ酵素分解液 1.0 17.カンファー 0.2 18.フェノール 0.03 19.防腐剤(感光素201&401号) 適量 20.香料(菩提樹水) 適量 21.精製水 100とする残余
【0174】
(処方例8)パック 質量% 1.ポリビニルアルコール 15.0 2.カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.0 3.プロピレングリコール 3.0 4.エタノール 15.0 5.アロエベラ茎又は葉50%グリセリン抽出液 1.0 6.クロレラ50%グリセリン抽出液 1.0 7.カッコン根50%グリセリン抽出液 1.0 8.ダイズ種子50%グリセリン抽出液 1.0 9.防腐剤(パラオキシ安息香酸エステル) 適量 10.香料(イランイラン精油) 適量 11.精製水 100とする残余
【0175】
(処方例9)ピールオフパック 質量% 1.グリセリン 6.0 2.プロピレングリコール 4.0 3.ポリビニルアルコール 15.0 4.エタノール 10.0 5.ポリオキシエチレングリコール 1.0 6.パントテニルエチルエーテル 1.0 7.コラーゲン蛋白質酵素分解液 3.0 8.セイヨウニワトコ果実又は花50%エタノール抽出液 2.0 9.センキュウ根茎50%エタノール抽出液 2.0 10.ホップ果穂又は雌花穂50%エタノール抽出液 2.0 11.ユーカリ葉又は茎30%エタノール抽出液 2.0 12.トレハロース溶解液 1.0 13.防腐剤(パラオキシ安息香酸エステル) 適量 14.香料(カミツレ水) 適量 15.精製水 100とする残余
【0176】
(処方例10)コールドクリーム 質量% 1.サラシミツロウ 11.0 2.流動パラフィン 22.0 3.ラノリン 10.0 4.オリーブ油 5.0 5.カミツレ油 5.0 6.パーム油 5.0 7.ホウ砂 0.5 8.トウニン抽出液 2.0 (エタノール:1,3-ブチレングリコール=1:1抽出溶媒) 9.バクモンドウ抽出液 2.0 (エタノール:1,3-ブチレングリコール=1:1抽出溶媒) 10.ユキノシタ抽出液 2.0 (エタノール:1,3-ブチレングリコール=1:1抽出溶媒) 11.白樺樹皮抽出液 2.0 (エタノール:1,3-ブチレングリコール=1:1抽出溶媒) 12.柚子果実抽出液 2.0 (エタノール:1,3-ブチレングリコール=1:1抽出溶媒) 13.液状シア脂 1.0 14.グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 15.防腐剤(アクリノール) 0.1 16.香料(ラベンダー水) 適量 17.精製水 100とする残余
【0177】
(処方例11)エモリエントクリーム 質量% 1.ステアリン酸 2.0 2.ステアリルアルコール 7.0 3.還元ラノリン 2.0 4.スクワラン 5.0 5.オクチルドデカノール 6.0 6.ポリオキシエチレンセチルエーテル(25E.O.) 3.0 7.親油性モノステアリン酸グリセリン 2.0 8.プロピレングリコール 5.0 9.1,2-ペンタンジオール 2.0 10.セイヨウタンポポ全草熱水抽出液 3.0 11.ドクダミ全草熱水抽出液 3.0 12.トルメンチラ根又は根茎熱水抽出液 3.0 13.ローズマリー葉又は花熱水抽出液 2.0 14.紫蘇葉50%プロピレングリコール抽出液 2.0 15.ムラサキ(紫根)根50%プロピレングリコール抽出液 2.0 16.大豆種子納豆菌発酵液 1.0 17.グリチルレチン酸 0.1 18.豚プラセンター酵素分解液 0.5 19.防腐剤(パラベン) 適量 20.香料(リンゴ水) 適量 21.精製水 100とする残余
【0178】
(処方例12)洗顔クリーム 質量% 1.ミリスチン酸 25.0 2.ステアリン酸 15.0 3.牛脂脂肪酸 5.0 4.プロピレングリコール 10.0 5.水酸化カリウム 6.0 6.ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 6.0 7.A−1:製造例2のアロエベラ抽出物 A−2:製造例2のアーモンド抽出物 A−3:製造例2のエノキタケ抽出物 A−4:製造例2のエリンギィ抽出物 A−5:製造例2のゴマ抽出物 A−6:製造例2のサンヤク抽出物 A−7:製造例2のシイタケ抽出物 A−8:製造例2のシメジ抽出物 A−9:製造例2のセイヨウタンポポ抽出物 A−10:製造例2のセイヨウニワトコ抽出物 A−11:製造例2のセンキュウ抽出物 A−12:製造例2のセンブリ抽出物 A−13:製造例2のソウハクヒ抽出物 A−14:製造例2のツクリタケ抽出物 A−15:製造例2のトウガラシ抽出物 A−16:製造例2のトウキ抽出物 A−17:製造例2のトウニン抽出物 A−18:製造例2のドクダミ抽出物 A−19:製造例2のナメコ抽出物 A−20:製造例2のニンジン抽出物 A−21:製造例2のバクモンドウ抽出物 A−22:製造例2のハラタケ抽出物 A−23:製造例2のヒメマツタケ抽出物 A−24:製造例2のマイタケ抽出物 A−25:製造例2のムクゲ抽出物 A−26:製造例2のヨクイニン抽出物 A−27:製造例4のクロレラ抽出物 A−28:製造例6の酵母抽出物 A−29:製造例5の水溶性β−1,3−グルカン ※A−1〜A−29の何れか1種の抽出物 3.0 8.B−1:製造例2のウヤク抽出物 B−2:製造例2のウーロン茶抽出物 B−3:製造例2のオリーブ抽出物 B−4:製造例2のカッコン抽出物 B−5:製造例2のカワラヨモギ抽出物 B−6:製造例2のキナノキ抽出物 B−7:製造例2のクララ抽出物 B−8:製造例2のセイヨウスノキ抽出物 B−9:製造例2のダイオウ抽出物 B−10:製造例2のダイズ抽出物 B−11:製造例2のチョウジ抽出物 B−12:製造例2のツルドクダミ抽出物 B−13:製造例2のトルメンチラ抽出物 B−14:製造例2のブドウ抽出物 B−15:製造例2のボタン抽出物 B−16:製造例2のホップ抽出物 B−17:製造例2のミチヤナギ抽出物 B−18:製造例2のヤシャ抽出物 B−19:製造例2のユキノシタ抽出物 B−20:製造例7の乳清 B−21:市販品のN−アセチルチロシン溶解液 B−22:製造例4のアオノリ抽出物 B−23:製造例4のアナアオサ抽出物 B−24:製造例4のウミウチワ抽出物 B−25:製造例4のキリンサイ抽出物 B−26:製造例4のコトジツノマタ抽出物 B−27:製造例4のコンブ抽出物 B−28:製造例4のスギノリ抽出物 B−29:製造例4のテングサ抽出物 B−30:製造例4のヒジキ抽出物 B−31:製造例4のヒジリメン抽出物 B−32:製造例4のヒバマタ抽出物 B−33:製造例4のワカメ抽出物 ※B−1〜B−33の何れか1種の抽出物 3.0 9.ヘチマ果実又は茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 10.グリチルレチン酸ジカリウム 1.0 11.杏子核粒 0.1 12.防腐剤(サルチル酸) 0.1 13.香料(オレンジ水) 適量 14.精製水 100とする残余
【0179】
(処方例13)洗顔クリーム 質量% 1.ステアリン酸 15.0 2.パルミチン酸 15.0 3.ミリスチン酸 15.0 4.ラウリン酸 4.0 5.オレイルアルコール 1.5 6.ラノリン誘導体(E.O.付加物) 1.0 7.グリセリン 18.0 8.水酸化カリウム 6.0 9.A:アロエベラ葉又は茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 B:アーモンド種子50%1,3-ブチレングリコール抽出液 C:センブリ全草50%1,3-ブチレングリコール抽出液 ※A〜Cの何れか1種の抽出液 5.0 10.D:ウーロン茶葉又は枝葉50%1,3-ブチレングリコール抽出液 E:ダイオウ根又は根茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 F:ダイズ種子50%1,3-ブチレングリコール抽出液 G:ブドウ葉又は果実50%1,3-ブチレングリコール抽出液 ※D〜Gの何れか1種の抽出液 5.0 11.ヤグルマギク頭花50%ジグリセリン抽出液 2.0 12.桃葉熱水抽出液 2.0 13.紅花全草50%エタノール抽出液 2.0 14.グリチルリレチン酸 1.0 15.防腐剤(サルチル酸) 0.1 16.香料(ヨモギ水) 適量 17.精製水 100とする残余
【0180】
(処方例14)ボディーソープ 質量% 1.ラウリン酸カリウム 15.0 2.ミリスチン酸カリウム 5.0 3.プロピレングリコール 5.0 4.ヒメマツタケ70%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 5.製造例6の酵母抽出物 1.0 6.ワカメ70%1,3-ブチレングリコール抽出液 0.5 7.製造例7の乳清 1.5 8.アマチャヅル葉又は茎70%1,3-ブチレングリコール抽出液 0.5 9.枇杷葉70%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.5 10.ポリエチレン末 0.5 11.ヒドロキシプロピルキトサン溶液 0.5 12.アミノ酸(グリシン、グルタミン等) 0.5 13.防腐剤(ウンデシレン酸、フェノール) 適量 14.pH調整剤 適量 15.香料(ラベンダー水) 適量 16.精製水 100とする残余
【0181】
(処方例15)サンスクリーン化粧品(O/W型) 質量% 1.オキシベンゾン 2.0 2.パラメトキシケイ皮酸オクチル 5.0 3.スクワラン 10.0 4.ワセリン 5.0 5.ステアリルアルコール 3.0 6.ステアリン酸 3.0 7.グリセリルモノステアレート 2.0 8.ポリアクリル酸エチル 1.0 9.1,3-ブチレングリコール 6.0 10.エデト酸二ナトリウム 0.1 11.トリエタノールアミン 1.0 12.二酸化チタン 5.0 13.製造例5の水溶性β−1,3−グルカン 0.5 14.N−アセチルチロシン溶解液 0.5 15.スイカズラ全草50%ジプロピレングリコール抽出液 0.5 16.桑白皮50%ジプロピレングリコール抽出液 0.5 17.紫根50%ジプロピレングリコール抽出液 0.5 18.オトギリソウ全草ジプロピレングリコール抽出液 1.5 19.柴胡根50%ジプロピレングリコール抽出液 1.5 20.防腐剤(パラオキシ安息香酸ベンジル) 適量 21.香料(ジャスミン水) 適量 22.精製水 100とする残余
【0182】
(処方例16)サンスクリーン化粧品(オイルタイプ) 質量% 1.流動パラフィン 65.0 2.パラアミノ安息香酸エチル 1.0 3.テトラヒドロキシベンゾフェノン 1.0 4.セチルオクタノエート 20.0 5.トウガラシ果実30%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 6.トウキ根茎10%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 7.ムクゲ果実又は葉50%1,3-ブチレングリコール抽出液 0.5 8.ユキノシタ全草30%1,3-ブチレングリコール抽出液 0.5 9.ラカンカ果実又は果皮熱水抽出液 3.0 10.山茶花全草熱水抽出液 0.5 11.芍薬根又は葉熱水抽出液 0.5 12.ジヒドロキシメトキシベンゾフェノン 0.2 13.酸化防止剤(ブチルヒドロキシトルエン) 適量 14.香料(ヤグルマギク水) 適量
【0183】
(処方例17)クリームファンデーション(O/W型) 質量% 1.ステアリン酸 4.0 2.モノステアリン酸グリセリン 3.0 3.セタノール 1.5 4.ミリスチン酸イソプロピル 7.0 5.流動パラフィン 10.0 6.サラシミツロウ 3.0 7.トリエタノールアミン 1.5 8.グリセリン 3.0 9.ベントナイト 1.0 10.酸化チタン 8.0 11.2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン 8.0 12.カオリン 3.0 13.タルク 3.0 14.着色顔料(黄酸化鉄) 1.0 15.アロエベラ葉又は茎熱水抽出乾燥粉末 1.0 16.カッコン根又は根茎熱水抽出乾燥粉末 1.0 17.紅花全草50%エタノール抽出液 0.5 18.アルニカ花又は葉30%エタノール抽出液 0.5 19.液状シア脂 0.5 20.ツボクサ葉又は茎50%エチレングリコール抽出乾燥粉末 0.5 21.トマト果実50%エチレングリコール抽出乾燥粉末 0.3 22.温州蜜柑果皮又は果実熱水抽出液乾燥粉末 0.3 23.茴香果実30%ブタノール抽出液 0.3 24.防腐剤(フェノキシエタノール) 0.1 25.香料(ローズ水) 適量 26.精製水 100とする残余
【0184】
(処方例18)シャンプー 質量% 1.ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0 2.ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12.0 3.1,3-ブチレングリコール 4.0 4.ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 5.エデト酸二ナトリウム 0.1 6.ヒメマツタケ子実体20%2,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 7.酵母熱水抽出液 2.0 8.ブドウ葉又は果実30%1,4-ブチレングリコール抽出液 2.0 9.コトジツノマタ30%1,4-ブチレングリコール抽出液 1.0 10.ハマメリス樹皮熱水抽出液 2.0 11.菖蒲花又は根茎30%1,4-ブチレングリコール抽出液 2.0 12.ヒドロキシプロピルキトサン溶液 2.0 13.ムコ多糖体溶液 1.0 14.グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 15.抗菌・防腐剤(感光素101号) 適量 16.pH調整剤 適量 17.香料(白檀水) 適量 18.精製水 100とする残余
【0185】
(処方例19)リンス 質量% 1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0 2.セトステアリルアルコール 3.0 3.ポリオキシエチレンラノリンエーテル 3.0 4.プロピレングリコール 5.0 5.1,2-ペンタンジオール 2.0 6.A−1:製造例2のアロエベラ抽出物 A−2:製造例2のアーモンド抽出物 A−3:製造例2のエノキタケ抽出物 A−4:製造例2のエリンギィ抽出物 A−5:製造例2のゴマ抽出物 A−6:製造例2のサンヤク抽出物 A−7:製造例2のシイタケ抽出物 A−8:製造例2のシメジ抽出物 A−9:製造例2のセイヨウタンポポ抽出物 A−10:製造例2のセイヨウニワトコ抽出物 A−11:製造例2のセンキュウ抽出物 A−12:製造例2のセンブリ抽出物 A−13:製造例2のソウハクヒ抽出物 A−14:製造例2のツクリタケ抽出物 A−15:製造例2のトウガラシ抽出物 A−16:製造例2のトウキ抽出物 A−17:製造例2のトウニン抽出物 A−18:製造例2のドクダミ抽出物 A−19:製造例2のナメコ抽出物 A−20:製造例2のニンジン抽出物 A−21:製造例2のバクモンドウ抽出物 A−22:製造例2のハラタケ抽出物 A−23:製造例2のヒメマツタケ抽出物 A−24:製造例2のマイタケ抽出物 A−25:製造例2のムクゲ抽出物 A−26:製造例2のヨクイニン抽出物 A−27:製造例4のクロレラ抽出物 A−28:製造例6の酵母抽出物 A−29:製造例5の水溶性β−1,3−グルカン ※A−1〜A−29の何れか1種の抽出物 5.0 7.B−1:製造例2のウヤク抽出物 B−2:製造例2のウーロン茶抽出物 B−3:製造例2のオリーブ抽出物 B−4:製造例2のカッコン抽出物 B−5:製造例2のカワラヨモギ抽出物 B−6:製造例2のキナノキ抽出物 B−7:製造例2のクララ抽出物 B−8:製造例2のセイヨウスノキ抽出物 B−9:製造例2のダイオウ抽出物 B−10:製造例2のダイズ抽出物 B−11:製造例2のチョウジ抽出物 B−12:製造例2のツルドクダミ抽出物 B−13:製造例2のトルメンチラ抽出物 B−14:製造例2のブドウ抽出物 B−15:製造例2のボタン抽出物 B−16:製造例2のホップ抽出物 B−17:製造例2のミチヤナギ抽出物 B−18:製造例2のヤシャ抽出物 B−19:製造例2のユキノシタ抽出物 B−20:製造例7の乳清 B−21:市販品のN−アセチルチロシン溶解液 B−22:製造例4のアオノリ抽出物 B−23:製造例4のアナアオサ抽出物 B−24:製造例4のウミウチワ抽出物 B−25:製造例4のキリンサイ抽出物 B−26:製造例4のコトジツノマタ抽出物 B−27:製造例4のコンブ抽出物 B−28:製造例4のスギノリ抽出物 B−29:製造例4のテングサ抽出物 B−30:製造例4のヒジキ抽出物 B−31:製造例4のヒジリメン抽出物 B−32:製造例4のヒバマタ抽出物 B−33:製造例4のワカメ抽出物 ※B−1〜B−33の何れか1種の抽出物 5.0 8.レンゲソウ葉50%2,3-ブチレングリコール抽出液 2.0 9.茴香果実30%1,2-ブチレングリコール抽出液 2.0 10.トウキンセンカ花50%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 11.黄連根茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 12.ヒドロキシエチルキトサン溶液 1.0 13.トレハロース溶液 1.0 15.加水分解シルク溶液 1.0 16.香料(ジャスミン水) 適量 17.精製水 100とする残余
【0186】
(処方例20)リンス 質量% 1.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0 2.セトステアリルアルコール 2.0 3.ポリオキシエチレンラノリンエーテル 3.0 4.プロピレングリコール 5.0 5.エチレングリコール 3.0 6.A:ハラタケ子実体50%1,3-ブチレングリコール抽出液 B:ヒメマツタケ子実体50%1,3-ブチレングリコール抽出液 C:ムクゲ果実又は花50%1,3-ブチレングリコール抽出液 D:ヨクイニン種子50%1,3-ブチレングリコール抽出液 ※A〜Dの何れか1種の分解液 3.0 7.E:ダイズ種子50%1,3-ブチレングリコール抽出液 F:ツルドクダミ根茎又は根皮50%1,3-ブチレングリコール抽出液 G:トルメンチラ根又は根茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 H:ユキノシタ全草50%1,3-ブチレングリコール抽出液 ※E〜Hの何れか1種の分解液 3.0 8.トレハロース溶液 1.0 9.加水分解ケラチン溶液 1.0 10.抗菌・防腐剤(塩化ベンザルコニウム) 適量 11.香料(カミツレ水) 適量 12.精製水 100とする残余
【0187】
(処方例21)ヘアーリキッド 質量% 1.エタノール 29.0 2.ポリオキシプロピレンブチルエーテルリン酸 10.0 3.ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル 5.0 4.トリエタノールアミン 1.0 5.A:ハラタケ子実体50%1,3-ブチレングリコール抽出液 B:ヒメマツタケ子実体50%1,3-ブチレングリコール抽出液 C:ムクゲ果実又は花50%1,3-ブチレングリコール抽出液 D:ヨクイニン種子50%1,3-ブチレングリコール抽出液 ※A〜Dの何れか1種の分解液 3.0 6.E:ダイズ種子50%1,3-ブチレングリコール抽出液 F:ツルドクダミ根茎又は根皮50%1,3-ブチレングリコール抽出液 G:トルメンチラ根又は根茎50%1,3-ブチレングリコール抽出液 H:ユキノシタ全草50%1,3-ブチレングリコール抽出液 ※E〜Hの何れか1種の分解液 3.0 7.百合球根熱水抽出液 1.0 8.細辛(ケイリン細辛)根茎熱水抽出液 1.0 9.米糠熱水抽出エキス 1.0 10.塩化カルプロニウム 0.3 11.ヒノキチオール 0.5 12.抗菌・防腐剤(パラベン、塩化ベンザルコニウム) 適量 13.香料(ローズヒップ水) 適量 14.精製水 100とする残余
【0188】
(処方例22)ヘアーリキッド 質量% 1.エタノール 29.0 2.ポリオキシプロピレンブチルエーテルリン酸 10.0 3.ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル 5.0 4.トリエタノールアミン 1.0 5.トリメチレングリコール 5.0 6.A:ゴマ種子50%エタノール抽出液 B:セイヨウニワトコ果実又は花50%エタノール抽出液 C:ニンジン根茎又は根皮50%エタノール抽出液 D:バクモンドウ根茎又は根皮50%エタノール抽出液 ※A〜Dの何れか1種の分解液 3.0 7.E:ウヤク根茎又は根皮50%エタノール抽出液 F:オリーブ葉又は枝葉50%エタノール抽出液 G:カッコン根又は根茎50%エタノール抽出液 H:セイヨウスノキ果実又は枝葉50%エタノール抽出液 ※E〜Hの何れか1種の分解液 3.0 8.レモン果実50%1,3-ブチレングリコール抽出液 1.0 9.リンゴ果実30%エタノール抽出液 1.0 10.ヨモギ全草50%エタノール抽出液 1.0 11.パセリ全草50%1,3-ブチレングリコール抽出液 0.5 12.アズレン 0.3 13.抗菌・防腐剤(パラベン、塩化ベンザルコニウム) 適量 14.香料(柚子水) 適量 15.精製水 100とする残余
【0189】
(処方例23)ヘアートニック 質量% 1.エタノール 40.0 2.オレイン酸エチル 1.0 3.ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 2.0 4.A:アロエベラ葉又は茎子50%エタノール抽出液 B:シイタケ子実体又は菌糸体50%エタノール抽出液 C:製造例5の水溶性β−1,3−グルカン D:製造例6の酵母抽出物 ※A〜Dの何れか1種の分解液 3.0 5.E:カッコン根茎又は根皮50%エタノール抽出液 F:クララ根又は根茎50%エタノール抽出液 G:ボタン根又は根茎50%エタノール抽出液 H:クロレラ50%エタノール抽出液 ※E〜Hの何れか1種の分解液 3.0 6.大豆種子納豆菌発酵液 1.0 7.ハマメリス葉又は樹皮熱水抽出液 1.0 8.コンフリー葉又は茎50%エタノール抽出液 3.0 9.枇杷葉30%エタノール抽出液 1.0 10.塩化カルプロニウム 0.3 11.パンテチン水溶液 0.5 12.アミノ酸又はその誘導体 3.0 (リジン、アラニン、ピロリドンカルボン酸等) 13.抗菌・防腐剤(パラベン、塩化ベンザルコニウム) 適量 14.香料(リンゴ水) 適量 15.精製水 100とする残余
【0190】
(処方例24)ヘアートニック 質量% 1.lメントール 0.2 2.エタノール 32.5 3.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 4.プロピレングリコール 5.0 5.塩酸ジフェンヒドラミン 0.3 6.A:アロエベラ葉又は茎子50%エタノール抽出液 B:ドクダミ全草50%エタノール抽出液 C:製造例5の水溶性β−1,3−グルカン D:製造例6の酵母抽出物 ※A〜Dの何れか1種の分解液 3.0 7.E:カッコン根茎又は根皮50%エタノール抽出液 F:クララ根又は根茎50%エタノール抽出液 G:アオノリ50%エタノール抽出液 H:キリンサイ50%エタノール抽出液 ※E〜Hの何れか1種の分解液 3.0 8.トウモロコシ全草熱水抽出液 1.0 9.鶏冠抽出溶液 1.0 10.カルボキシメチルキチン溶液 1.0 11.ビタミンE誘導体 0.5 12.パンテチン水溶液 0.5 13.防腐剤(フェノキシエタノール) 適量 14.香料(セージ水) 適量 15.精製水 100とする残余
【0191】
(処方例25)育毛・養毛剤 質量% 1.エタノール 60.0 2.A:アロエベラ葉又は茎50%エタノール抽出液 B:セイヨウニワトコ果実又は花50%エタノール抽出液 C:ニンジン根茎又は根皮50%エタノール抽出液 D:バクモンドウ根茎又は根皮50%エタノール抽出液 ※A〜Dの何れか1種の分解液 3.0 3.E:ウヤク根茎又は根皮50%エタノール抽出液 F:オリーブ葉又は枝葉50%エタノール抽出液 G:カッコン根又は根茎50%エタノール抽出液 H:セイヨウスノキ果実又は枝葉50%エタノール抽出液 ※E〜Hの何れか1種の分解液 3.0 4.コラーゲン蛋白質酵素分解液 2.0 5.ビタミンE誘導体 0.5 6.トウガラシチンキ 0.5 7.レゾルシン 0.5 8.グリチルリチン酸ジカリウム 0.5 9.カルボキシメチルキチン溶液 0.5 10.豚ヘマチン液 0.5 11.豚ムチン溶液 0.5 12.アミノ酸(アルギニン、グリシン、グルタミン等) 0.5 13.抗菌・防腐剤(パラベン) 0.1 14.香料(ローズマリー水) 適量 15.精製水 100とする残余
【0192】
(処方例26)育毛・養毛剤 質量% 1.エタノール 60.0 2.ケラチン蛋白質酵素分解液 2.0 3.A−1:製造例2のアロエベラ抽出物 A−2:製造例2のアーモンド抽出物 A−3:製造例2のエノキタケ抽出物 A−4:製造例2のエリンギィ抽出物 A−5:製造例2のゴマ抽出物 A−6:製造例2のサンヤク抽出物 A−7:製造例2のシイタケ抽出物 A−8:製造例2のシメジ抽出物 A−9:製造例2のセイヨウタンポポ抽出物 A−10:製造例2のセイヨウニワトコ抽出物 A−11:製造例2のセンキュウ抽出物 A−12:製造例2のセンブリ抽出物 A−13:製造例2のソウハクヒ抽出物 A−14:製造例2のツクリタケ抽出物 A−15:製造例2のトウガラシ抽出物 A−16:製造例2のトウキ抽出物 A−17:製造例2のトウニン抽出物 A−18:製造例2のドクダミ抽出物 A−19:製造例2のナメコ抽出物 A−20:製造例2のニンジン抽出物 A−21:製造例2のバクモンドウ抽出物 A−22:製造例2のハラタケ抽出物 A−23:製造例2のヒメマツタケ抽出物 A−24:製造例2のマイタケ抽出物 A−25:製造例2のムクゲ抽出物 A−26:製造例2のヨクイニン抽出物 A−27:製造例4のクロレラ抽出物 A−28:製造例6の酵母抽出物 A−29:製造例5の水溶性β−1,3−グルカン ※A−1〜A−29の何れか1種の抽出物 3.0 4.B−1:製造例2のウヤク抽出物 B−2:製造例2のウーロン茶抽出物 B−3:製造例2のオリーブ抽出物 B−4:製造例2のカッコン抽出物 B−5:製造例2のカワラヨモギ抽出物 B−6:製造例2のキナノキ抽出物 B−7:製造例2のクララ抽出物 B−8:製造例2のセイヨウスノキ抽出物 B−9:製造例2のダイオウ抽出物 B−10:製造例2のダイズ抽出物 B−11:製造例2のチョウジ抽出物 B−12:製造例2のツルドクダミ抽出物 B−13:製造例2のトルメンチラ抽出物 B−14:製造例2のブドウ抽出物 B−15:製造例2のボタン抽出物 B−16:製造例2のホップ抽出物 B−17:製造例2のミチヤナギ抽出物 B−18:製造例2のヤシャ抽出物 B−19:製造例2のユキノシタ抽出物 B−20:製造例7の乳清 B−21:市販品のN−アセチルチロシン溶解液 B−22:製造例4のアオノリ抽出物 B−23:製造例4のアナアオサ抽出物 B−24:製造例4のウミウチワ抽出物 B−25:製造例4のキリンサイ抽出物 B−26:製造例4のコトジツノマタ抽出物 B−27:製造例4のコンブ抽出物 B−28:製造例4のスギノリ抽出物 B−29:製造例4のテングサ抽出物 B−30:製造例4のヒジキ抽出物 B−31:製造例4のヒジリメン抽出物 B−32:製造例4のヒバマタ抽出物 B−33:製造例4のワカメ抽出物 ※B−1〜B−33の何れか1種の抽出物 3.0 5.カンタリスチンキ 0.5 6.パントテン酸誘導体 0.2 7.β−グリチルレチン酸 0.2 8.レゾルシン 0.2 9.サリチル酸 0.2 10.ヒドロキシエチルキトサン溶液 0.2 11.エラスチン加水分解液 0.2 12.抗菌・防腐剤(パラベン) 0.1 13.香料(ラベンダー水) 適量 14.精製水 100とする残余
【0193】
(処方例27)顆粒浴用剤 質量% 1.炭酸水素ナトリウム 58.0 2.無水硫酸ナトリウム 30.0 3.ホウ砂 4.0 4.A:アロエベラ葉又は茎子熱水抽出液乾燥粉末 B:ドクダミ全草熱水抽出液乾燥粉末 C:セイヨウニワトコ果実又は花熱水抽出液乾燥粉末 D:ニンジン根茎又は根皮熱水抽出液乾燥粉末 ※A〜Dの何れか1種の乾燥粉末 3.0 5.E:カッコン根茎又は根皮熱水抽出液乾燥粉末 F:クララ根又は根茎熱水抽出液乾燥粉末 G:アオノリ熱水抽出液乾燥粉末 H:キリンサイ熱水抽出液乾燥粉末 ※E〜Hの何れか1種の乾燥粉末 3.0 6.絹蛋白質酵素分解液乾燥粉末 4.0 7.棗全草熱水抽出液乾燥粉末 1.0 8.色素(グンジョウ緑) 適量
【0194】 (処方例28)顆粒浴用剤 質量% 1.炭酸水素ナトリウム 38.0 2.無水硫酸ナトリウム 30.0 3.ホウ砂 2.0 4.A:ゴマ種子50%エタノール抽出液 B:ハラタケ子実体熱水抽出液乾燥粉末 C:マイタケ子実体熱水抽出液乾燥粉末 D:ムクゲ葉又は根熱水抽出液乾燥粉末 ※A〜Dの何れか1種の乾燥粉末 3.0 5.E:ウヤク根茎又は根皮熱水抽出液乾燥粉末 F:トルメンチラ根又は根茎熱水抽出液乾燥粉末 G:コンブ熱水抽出液乾燥粉末 H:ヒバマタ熱水抽出液乾燥粉末 ※E〜Hの何れか1種の乾燥粉末 3.0 6.コラーゲン蛋白質酵素分解液乾燥粉末 2.0 7.桃葉70%エタノール抽出液乾燥粉末 1.0 8.色素(グンジョウ、水酸化クロム) 適量
【0195】(処方例29)被覆保護剤ガーゼ又はリニメント布にセイヨウタンポポ全草熱水抽出液及びドクダミ全草熱水抽出液、抗生物質,抗炎症等適量を混合した処方液を含浸させ、外傷部に添付する。又、セイヨウタンポポ全草熱水抽出液及びドクダミ全草熱水抽出液を直接、局所に散布し、ガーゼ等で被覆しても良い。
【0196】
(処方例30)口中清涼剤 質量% 1.エタノール 20.0 2.グリセリン 15.0 3.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 4.サッカリン 0.2 5.クロロヘキシジン 0.01 6.アーモンド種子熱水抽出液乾燥粉末 0.1 7.ブドウ果実又は葉熱水抽出液乾燥粉末 0.1 8.色素(グンジョウ緑) 適量 9.精製水 100とする残余
【0197】
(処方例31)食器用洗剤 質量% 1.アルキル(C12)グルコシド 20.0 2.ポリオキシエチレ(3)ドデシルエーテル硫酸Na 10.0 3.グリセリン 2.0 4.エタノール 5.0 5.アロエベラ葉又は茎熱水抽出液乾燥粉末 3.0 6.ダイズ種子熱水抽出液乾燥粉末 3.0 7.精製水 100とする残余
【0198】(試験6)使用効果試験本発明の化粧料組成物を実際に使用した場合の効果について検討を行った。使用テストは乾燥肌やツヤ・張りのない肌で悩む人、及びシミ、ソバカス、色黒で悩む人30〜60歳の各10名をパネラーとし、毎日、朝と夜の2回、洗顔後に処方例1の乳液の適量を顔面に3ヶ月に渡って塗布することにより行った。尚、対照には、乳液から本発明の必須成分(A)又は(B)を1種だけ配合したものを同様な方法にて処方したものを用いた。又、評価方法は下記の基準にて行い、結果は表9〜12の通りで表中の数値は人数を表す。尚、使用期間中に皮膚の異常を訴えた者はなかった。
【0199】「皮膚感触改善効果」
有 効:乾燥肌や肌のツヤ・張りが増し、肌が改善された。
やや有効:乾燥肌や肌のツヤ・張りがやや増し、肌がやや改善された。
無 効:使用前と変化なし。
【0200】「シミ・ソバカス&皮膚色改善効果」
有 効:シミ・ソバカスや肌の色が白く、軽減された。
やや有効:シミ・ソバカスや肌の色が白く、やや軽減された。
無 効:使用前と変化なし。
【0201】
【表9】


【0202】
【表10】


【0203】
【表11】


【0204】
【表12】


【0205】(試験結果)表9〜12通り、本発明の(A)成分:アロエベラ抽出物、クロレラ抽出物、酵母抽出物に、更に(B)成分:ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用添加した乳液は、有意に乾燥肌を改善し、肌にツヤ・張りを与え、又、シミ・ソバカス・肌の色も白く軽減された。尚、本発明の各種単独成分の処方品と比べても、強い効果が認められた。尚、その他(A)成分:アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる1種以上に(B)成分:ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用添加した乳液についても、乾燥肌を改善し、肌にツヤ・張りを与え、又、シミ・ソバカス・肌の色も白く軽減され、本発明の各種単独成分の処方品と比べても、上記と同等な強い効果が認められた。
【0206】
【発明の効果】本発明は、必須成分として、(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる何れか1種以上に、更に、(B)ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物を併用添加したメラニン生成抑制剤又は線維芽細胞増殖促進剤とそれを含有した化粧料組成物は、優れたメラニン生成抑制作用を有し、又、シミ・ソバカス又は肌の色も白く軽減(美白効果)でき、更に線維芽細胞増殖促進作用も有し、乾燥肌を改善、肌にツヤ・張りを与えることができる。尚、人・動物に対しても安全であり、その他、一般的な飲食品類への利用も可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】必須成分として、次の(A)及び(B)を含有することを特徴とするメラニン生成抑制剤。
(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる1種以上。
(B)ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物。
【請求項2】必須成分として、次の(A)及び(B)を含有することを特徴とする線維芽細胞増殖促進剤。
(A)アロエベラ、アーモンド、エノキタケ、エリンギィ、ゴマ、サンヤク、シイタケ、シメジ、セイヨウタンポポ、セイヨウニワトコ、センキュウ、センブリ、ソウハクヒ、ツクリタケ、トウガラシ、トウキ、トウニン、ドクダミ、ナメコ、ニンジン、バクモンドウ、ハラタケ、ヒメマツタケ、マイタケ、ムクゲ、ヨクイニンから選ばれる1種以上の植物抽出物、又はクロレラ抽出物、酵母抽出物、水溶性β−1,3−グルカン誘導体から選ばれる1種以上。
(B)ウヤク、ウーロン茶、オリーブ、カッコン、カワラヨモギ、キナノキ、クララ、セイヨウスノキ、ダイオウ、ダイズ、チョウジ、ツルドクダミ、トルメンチラ、ブドウ、ボタン、ホップ、ミチヤナギ、ヤシャ、ユキノシタから選ばれる1種以上の植物抽出物、又は乳清、N−アセチルチロシン又はその誘導体から選ばれる1種以上、又はアオノリ、アナアオサ、ウミウチワ、キリンサイ、コトジツノマタ、コンブ、スギノリ、テングサ、ヒジキ、ヒジリメン、ヒバマタ、ワカメから選ばれる1種以上の海藻抽出物。
【請求項3】請求項第1項から第2項記載のメラニン生成抑制剤、線維芽細胞増殖促進剤の内、何れか1種以上を含有することを特徴とする化粧料組成物。

【公開番号】特開2003−104835(P2003−104835A)
【公開日】平成15年4月9日(2003.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−303207(P2001−303207)
【出願日】平成13年9月28日(2001.9.28)
【出願人】(000119472)一丸ファルコス株式会社 (78)
【Fターム(参考)】