説明

化粧材の取付構造

【課題】取付金具に対する化粧材を強固に離脱防止する。
【解決手段】先端が径大とされた径大部31とその径大部31から根元に至るまで径小とされた中間部33とを有する突出片30が化粧面の背面側から突出された化粧材3と、基板11に対して略直交方向に立ち上げられた係合片12とを有し、係合片12は、外側へ凸を形成するように湾曲された凸状係止部21並びにその凸状係止部21から内側へ傾斜させて基板11から離間する方向へ延長された案内部22とを有し、さらに案内部22から切り出されて凸状係止部21へ向けて延びる爪部23が形成されてなる取付金具2とを準備し、取付金具2における爪部23の外面から化粧材3における径大部31により押圧されて係合片12が内側に弾性的に変位した後にその弾性復元に基づいて当該凸状係止部21が外側に付勢された状態で径大部31に係止させ、該付勢に基づいて爪部23の先端を中間部33に押圧させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧材を取付金具によって建築構造物に取り付ける化粧材の取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、建築物の外壁や破風等の美観を向上させるために化粧材が取り付けられることがある。係る化粧材の取付は、ビスや釘で直接化粧材を被取付部に打ち付けて取り付ける工法も依然として存在するが、特に近年においては被取付部である下地面に化粧材取付具を装着してその化粧材取付具を介して化粧材を取り付ける工法に移行しつつある。
【0003】
このような化粧材取付具の従来例(特許文献1参照。)としては、例えば図9に示すように、基板部111と、相互に対向するように設けられ各々が基板部111から立ち上がる板状基端部112aと、板状基端部112aに対して鈍角をなすように屈曲して斜め内向きに延びる案内部112bと、この板状基端部112aから切り出された舌片により構成され基板部111に近づくように斜め外向きに延びる係合部112cとを有する。
【0004】
図10は、この化粧材取付具110に対して実際に化粧材120を取り付けた例を示している。係合部112cの先端が化粧材120における案内面123bの端を乗り越え、係合部112cが係合面123aに係合当接してこれを固定する。
【0005】
また図11は、他の化粧材取付具210の例(特許文献2参照。)を示している。この従来例では、基板部211と、基板部211の化粧材取付側に立ち上がる一対の支持部212aと各支持部212aの先端部から折り返された脚部212bと各脚部212bの先端部に形成された係合部212cとを有する。
【0006】
図12は、このような構成からなる化粧材取付具210に対して、実際に化粧材220を取り付けた例を示している。化粧材220の裏面側に設けられたテーパ状に形成された各係合面226に化粧材取付具210の各係止固定部212の係合部212cが係合当接させて固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2003−293573号公報
【特許文献2】特開2001−336268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した従来の各化粧材の取付構造は、化粧材取付具に対する化粧材の着脱自在性よりもむしろ化粧材の前後方向におけるガタツキ及び化粧材取付具からの外れの防止の両方を同時に達成することを意図した技術である。しかしながら、特許文献1の開示技術は、係合面123aに係合当接して固定している係合部112cが外れてしまった場合には、そのまま化粧材自体が化粧材取付具から外れてしまうことになる。同様に特許文献22の開示技術では、各係合面226から化粧材取付具210の各係止固定部212の係合部212cが外れてしまった場合には、同様に化粧材自体が化粧材取付具から外れてしまうことになる。
【0009】
即ち、これら特許文献1、2の開示技術は、何れも化粧材取付具に対する化粧材の離脱防止を、係合部を介して一段階で担うものである。かかる一段階の離脱防止機構が外れてしまえば即座に化粧材が離脱してしまうため、化粧材の離脱をより強固に抑制することが難しいという問題点があった。
【0010】
また、これに加えて、化粧材取付具に取り付けた化粧材が、図10、12の紙面奥行き方向にズレてしまう場合もある。このような化粧材のズレが生じた場合には、円滑な施工を行う上で様々な障害を生み出すことにもなることから、極力無くすことが望ましい。しかしながら、化粧材取付具に対する化粧材の離脱防止を一段階で担う上述した特許文献1、2では、このような紙面奥行き方向のズレを強固に防止することができないという問題点があった。
【0011】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、取付金具に対する化粧材の離脱防止を二段階以上で担うことにより、その離脱防止をより着実に実現することが可能な化粧材の取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上述した課題を解決するため、本発明に係る化粧材の取付構造は、化粧材を取付金具によって建築構造物に取り付ける化粧材の取付構造において、 上記化粧材は、先端が径大とされた径大部とその径大部から根元に至るまで径小とされた中間部とを有する突出片が化粧面の背面側から突出され、上記取付金具は、上記建築構造物に固定される基板と、上記基板に対して略直交方向に立ち上げられた係合片とを有し、上記係合片は、外側へ凸を形成するように湾曲された凸状係止部並びにその凸状係止部から内側へ傾斜させて上記基板から離間する方向へ延長された案内部とを有し、さらに上記案内部から切り出されて上記凸状係止部へ向けて延びる爪部が形成され、取り付け時には、取付金具における上記爪部の外面から上記化粧材における上記径大部により押圧されて上記係合片が内側に弾性的に変位した後にその弾性復元に基づいて当該凸状係止部が外側に付勢された状態で上記径大部に係止され、更にその付勢に基づいて上記爪部の先端が上記中間部に押圧されて係止してなることを特徴とする。
【0013】
上述した課題を解決するため、本発明に係る化粧材の取付方法は、化粧材を取付金具によって建築構造物に取り付ける化粧材の取付方法において、 先端が径大とされた径大部とその径大部から根元に至るまで径小とされた中間部とを有する突出片が化粧面の背面側から突出された化粧材と、基板と、上記基板に対して略直交方向に立ち上げられた係合片とを有し、上記係合片は、外側へ凸を形成するように湾曲された凸状係止部並びにその凸状係止部から内側へ傾斜させて上記基板から離間する方向へ延長された案内部とを有し、さらに上記案内部から切り出されて上記凸状係止部へ向けて延びる爪部が形成されてなる取付金具とを準備し、上記基板を上記建築構造物に取り付け、次に上記取付金具における上記爪部の外面から上記化粧材における上記径大部により押圧されて上記係合片が内側に弾性的に変位した後にその弾性復元に基づいて当該凸状係止部が外側に付勢された状態で上記径大部に係止させ、更にその付勢に基づいて上記爪部の先端が上記中間部に押圧させて係止させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
上述した構成からなる本発明によれば、先ず一段階目において、凸状係止部と径大部との係止を通じて、取付金具と化粧材とを互いに固定し、まだ二段階目において、爪部と中間部との係止を通じて、取付金具と化粧材とを互いに固定することが可能となる。このため、このため、取付金具に対する化粧材の離脱防止を二段階で担うことができ、その離脱防止をより着実に実現することが可能となる。
【0015】
また、これに加えて、本発明によれば、取付金具に対する化粧材の離脱防止を二段階で担うことができることから、取付金具へ一度取り付けた化粧材がズレてしまうのをより強固に防止することが可能となる。その結果、より円滑な施工を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(a)は、本発明を適用した化粧材の取付構造を構成する取付金具の正面図であり、(b)はその平面図であり、(c)はその側面図である。
【図2】本発明を適用した化粧材の取付構造を構成する取付金具の斜視図である。
【図3】本発明を適用した化粧材の取付構造を構成する化粧材の構成図である。
【図4】下地壁に取付金具を固定し、次に化粧材を取り付ける例を示す図である。
【図5】取付金具における爪部の外面から、化粧材の径大部を当接させた例を示す図である。
【図6】図5の状態から更に化粧材を押し込んだ状態を示す図である。
【図7】化粧材と取付金具とを係合させた状態を示す図である。
【図8】本発明を適用した化粧材の取付構造の他の効果について説明するための図である。
【図9】特許文献1の開示技術の構成について説明するための図である。
【図10】特許文献1の開示技術における実際の係合機構について説明するための図である。
【図11】特許文献2の開示技術の構成について説明するための図である。
【図12】特許文献2の開示技術における実際の係合機構について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1(a)は、本発明を適用した化粧材の取付構造を構成する取付金具2の正面図であり、図1(b)はその平面図であり、図1(c)はその側面図である。また図2は、取付金具2における部分的な斜視図であり、図3は、化粧材の取付構造を構成する化粧材3を示している。
【0019】
取付金具2は、厚さ0.2〜2.0mm程度の弾性を有する金属製の平板を切り出して加工したものであり、略長方形の基板11と、基板11に対して略直交する方向に立ち上げられてなり、相互に対向するように設けられた一対の係合片12と、基板11に形成された固定具挿通孔13とを備えている。
【0020】
係合片12は、外側へ凸を形成するように湾曲された凸状係止部21並びにその凸状係止部21から内側へ傾斜させて基板11から離間する方向へ延長された案内部22とを有し、さらに案内部22から切り出されて凸状係止部21へ向けて延びる爪部23が形成されている。また、この基板11から凸状係止部21に至るまで、当該基板11に対して略直交する方向に立ち上げられた部位を、以下、立上部24という。
【0021】
凸状係止部21は、より詳細には図2に示すように、立上部24に対して外側へ折り曲げられた棚部21aと、この棚部21aの最外側から基板11から離間する方向へ延長された外周部21bとを有している。しかし、この棚部21aと外周部21bとが明確に区別されることは必須とはならず、互いに一体的に湾曲された形状として構成されていてもよい。なお、この凸状係止部21において定義されている外側へ凸を形成するような湾曲の意味するところは、Rが設けられていることを前提としているが、このRの曲率半径は如何なるものであってもよい。
【0022】
案内部22は、図2に示すように中央に穴部27が開削されてなる。この穴部27は、爪部23を立ち上がらせるために本来開削されたものであり、この形状はいかなるものであってもよい。この案内部22は、正面視において外側に凸になるように湾曲されていてもよいし、湾曲されること無く直線状の面を構成するようにしてもよい。案内部22は、その先端が内側へ湾曲された先端部28が形成されている。この先端部28は、平面視で図1(b)に示すように先端に近づくにつれて徐々に縮径化された形状とされていてもよく、これにより案内部22とのなす角度を容易に調整可能としている。先端部28は、案内部22との間で鈍角を形成するように湾曲されてなり、この湾曲を構成するRは0を含むいかなる曲率半径であってもよい。
【0023】
この穴部27は、爪部23を中心としてその爪部23の周囲から間隔を空けて打ち抜き加工して形成されたものである。爪部23は、図1(a)に示すように、正面視において、爪部23が案内部22よりも僅かに上方へ向けて立ち上げられて構成するようにしてもよい。この爪部23は、平面視において直線状となるように構成されていてもよい。
【0024】
化粧材3は、実際に建築構造物の屋内外の外部に直接露出し、塗装や各種立体模様等が施される場合もある化粧面36と、この化粧面36の背面37側から突出された突出片30とを備えている。この突出片30は、先端が径大とされた径大部31とその径大部31から根元32に至るまで径小とされた中間部33とを有する。突出片30における径大部31は、図3の例によれば中間部33から径大部31にかけて平面視において径が急激に拡大するように、中間部33に対して内側へ略垂直に形成された係止部31aと、この係止部33から下端部31cへと徐々に縮径された縮径面31bとを備えている。なお、化粧材3は、例えば、セメント等の無機材料系、又は樹脂系の材料から構成されている。
【0025】
次に、上述した構成からなる取付金具2並びに化粧材3を使用して実際に化粧材の取付構造を構築する方法について説明をする。
【0026】
先ず、図4に示すように下地壁40に取付金具2を固定する。この固定は、基板11に穿設された固定具挿通孔13に、例えばドリルねじ等を始めとした固定具41を挿通し、この固定具41を下地壁40に打ち付けることにより固定する。次に、化粧材3をこの取付金具2に対して取り付ける。このとき背面37をこの取付金具2側に向け、化粧面36を外部に向けた状態で、この取付金具2への取り付けを実行していくことになる。
【0027】
先ず図5に示すように、取付金具2における爪部23の外面から、化粧材3の径大部31における、特に縮径面31bを当接させる。その結果、取付金具2における爪部23は、その外側から化粧材3における径大部31により押圧され、係合片12自体が、図中矢印方向に示すように、内側に向けて弾性的に変位することになる。
【0028】
そして、この化粧材3を更に押し込んだ場合には、図6に示すように係合片12の内側への弾性変位量がさらに増大する。この状態から更に化粧材3を深く押し込んだ場合には、図7に示すように、化粧材3における突出片30と、取付金具2における係合片12とを互いに係合させることが可能となる。この係合状態においては、より具体的には、先ず化粧材3における径大部31の係止部31aと、凸状係止部21における棚部21aとの間で先ず係合された状態となっている。またこれに加えて、爪部23の先端が中間部33に係止されている。
【0029】
またこの図7の状態においては、図6の状態において係合片12が内側に弾性的に変位した後にその弾性復元に基づいて係合片12自体が外側に付勢された状態となっている。この外側への付勢により、先ず凸状係止部21が外側へと付勢された状態で、これが径大部31と係止することになり、またその付勢に基づいて爪部23の先端が中間部33に押圧されて係止することになる。この付勢された状態で互いの部材を係止させることにより、取付金具2と化粧材3とを互いに離脱しないように強固に取り付けることが可能となる。特に、この爪部23の先端が中間部33に押圧されることにより、当該爪部23の先端が中間部33にめり込ませた状態とすることができる。このめり込みにより、爪部23が中間部33から容易にずれてしまうのを防止することも可能となる。
【0030】
このように、本発明によれば、先ず一段階目において、凸状係止部21と径大部31との係止を通じて、取付金具2と化粧材3とを互いに固定し、まだ二段階目において、爪部23と中間部33との係止を通じて、取付金具2と化粧材3とを互いに固定することが可能となる。このため、取付金具2に対する化粧材3の離脱防止を二段階で担うことができ、その離脱防止をより着実に実現することが可能となる。また台風等による風圧や大地震による振動等、大きな力が作用する場合においてもその離脱防止を図ることができる。
【0031】
また、これに加えて、本発明によれば、取付金具2に対する化粧材3の離脱防止を二段階で担うことができることから、取付金具2へ一度取り付けた化粧材3が図7中紙面奥行き方向へズレてしまうのをより強固に防止することが可能となる。その結果、より円滑な施工を行うことが可能となる。
【0032】
また本発明では、例えば図7に示すように化粧材3の背面37に、その湾曲された案内部22の先端にある先端部28を押圧させるようにしてもよい。その結果、取付金具2は、先端部28が化粧材3の背面37から押圧されることとなり、径大部31が当接する凸状係止部21のかかる当接位置が支点となることも相俟って、爪部23をより外側(図7中y方向)へ反らせることが可能となる。その結果、この爪部23は、より外側に沿った状態でその先端を中間部33に係止させることも可能となる。特にこの爪部23の先端を中間部33に向けてより立ち上がらせた状態で係止させることにより、図中z方向へ抜けようとする力に対してより大きな抵抗力を発揮させることも可能となる。
【0033】
更に、本発明によれば、仮に上述した二段階の離脱防止機構が外れた場合においても、図8に示すように、径大部31における係止部31aが、爪部23の先端に係止されることにより、完全な離脱を防止することができる。即ち、この図8に示すメカニズムを介しても、化粧材3の離脱を防止できることから、合計三段階の離脱防止機能を発揮させることも可能となる。
【符号の説明】
【0034】
2 取付金具
3 化粧材
11 基板
12 係合片
13 固定具挿通孔
21 凸状係止部
22 案内部
23 爪部
24 立上部
27 穴部
28 先端部
30 突出片
31 径大部
32 根元
33 中間部
36 化粧面
37 背面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧材を取付金具によって建築構造物に取り付ける化粧材の取付構造において、
上記化粧材は、先端が径大とされた径大部とその径大部から根元に至るまで径小とされた中間部とを有する突出片が化粧面の背面側から突出され、
上記取付金具は、上記建築構造物に固定される基板と、上記基板に対して略直交方向に立ち上げられた係合片とを有し、
上記係合片は、外側へ凸を形成するように湾曲された凸状係止部並びにその凸状係止部から内側へ傾斜させて上記基板から離間する方向へ延長された案内部とを有し、さらに上記案内部から切り出されて上記凸状係止部へ向けて延びる爪部が形成され、
取り付け時には、取付金具における上記爪部の外面から上記化粧材における上記径大部により押圧されて上記係合片が内側に弾性的に変位した後にその弾性復元に基づいて当該凸状係止部が外側に付勢された状態で上記径大部に係止され、更にその付勢に基づいて上記爪部の先端が上記中間部に押圧されて係止してなること
を特徴とする化粧材の取付構造。
【請求項2】
上記案内部は、その先端が内側へ湾曲されてなり、
取り付け時には、上記化粧材の背面にその湾曲された上記案内部の先端を押圧させ、当該押圧に基づいて上記爪部をより外側へ反らせた状態でその先端を上記中間部に係止させること
を特徴とする請求項1記載の化粧材の取付構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の化粧材の取付構造に使用されることを特徴とする取付金具。
【請求項4】
化粧材を取付金具によって建築構造物に取り付ける化粧材の取付方法において、
先端が径大とされた径大部とその径大部から根元に至るまで径小とされた中間部とを有する突出片が化粧面の背面側から突出された化粧材と、
基板と、上記基板に対して略直交方向に立ち上げられた係合片とを有し、上記係合片は、外側へ凸を形成するように湾曲された凸状係止部並びにその凸状係止部から内側へ傾斜させて上記基板から離間する方向へ延長された案内部とを有し、さらに上記案内部から切り出されて上記凸状係止部へ向けて延びる爪部が形成されてなる取付金具とを準備し、
上記基板を上記建築構造物に取り付け、
次に上記取付金具における上記爪部の外面から上記化粧材における上記径大部により押圧されて上記係合片が内側に弾性的に変位した後にその弾性復元に基づいて当該凸状係止部が外側に付勢された状態で上記径大部に係止させ、更にその付勢に基づいて上記爪部の先端が上記中間部に押圧させて係止させること
を特徴とする化粧材の取付方法。
【請求項5】
上記化粧材の背面に湾曲された上記案内部の先端を押圧させ、当該押圧に基づいて上記爪部をより外側へ反らせた状態でその先端を上記中間部に係止させること
を特徴とする請求項4記載の化粧材の取付方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−122324(P2011−122324A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−279551(P2009−279551)
【出願日】平成21年12月9日(2009.12.9)
【出願人】(593020175)一村産業株式会社 (12)
【Fターム(参考)】