説明

化粧用製剤のレオロジー改変手段としてのポリウレタン

本発明は、レオロジー特性(流動学的特性)を改変するための手段として、新規ポリウレタンまたはその混合物を含む化粧用製剤に関するものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
親水性セクションと疎水性セクションを交互に含む実質的に直鎖状の主鎖を有する水分散性ポリウレタン(PU)を含む化粧用製剤であって、前記ポリウレタンでは、
a. 2つの末端セクション(T)が疎水性であり、
b. いずれの場合も、1つの親水性セクション(S)が各セクションTに直接隣接しており、
c. 少なくとも1つの疎水性セクション(D)が少なくとも一端で各セクションSに直接隣接しており、そして
d. 少なくとも1つの親水性セクション(P)が存在し、2つ以上のセクションPが存在する場合は、少なくとも1つの疎水性セクションDが2つのセクションPを分離しており、
また、前記ポリウレタンは少なくとも3つの親水性セクションを含み、各親水性セクションSの分子量と各親水性セクションPの分子量の比は1:1.4から1:140であり、少なくとも2つの疎水性セクションDは脂肪族ジイソシアネート基であり、そして少なくとも1つの親水性セクションPは少なくとも1500g/molの数平均分子量を有するポリエーテル基である、上記化粧用製剤。
【請求項2】
前記ポリウレタンの2つの疎水性末端セクションTの少なくとも1つが分岐アルキル基である、請求項1に記載の化粧用製剤。
【請求項3】
前記ポリウレタンがポリウレタンPUの混合物であり、その疎水性末端セクションTが分岐または非分岐アルキル基である、請求項1に記載の化粧用製剤。
【請求項4】
前記ポリウレタンの全ての親水性セクションがポリエーテル基である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項5】
前記ポリウレタンの少なくとも2つの親水性セクションSがエチレンオキシド基である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項6】
前記ポリウレタンの少なくとも1つの親水性セクションPが1500〜10000g/molの数平均分子量を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項7】
化粧用製剤が少なくとも0.5重量%の少なくとも1種の塩および少なくとも0.1重量%の少なくとも1種の界面活性剤を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項8】
化粧用製剤が水中油型エマルションである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項9】
前記製剤が光防護製剤であり、無機UV光防護フィルターとして酸化亜鉛および/または二酸化チタンを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項10】
化粧用製剤が過酸化水素を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化粧用製剤。
【請求項11】
化粧用製剤がおよそ0.5〜15重量%の尿素を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化粧用製剤。

【公表番号】特表2011−523630(P2011−523630A)
【公表日】平成23年8月18日(2011.8.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−507901(P2011−507901)
【出願日】平成21年5月6日(2009.5.6)
【国際出願番号】PCT/EP2009/055440
【国際公開番号】WO2009/135857
【国際公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】