説明

医用画像処理装置

【課題】異なる記録媒体で医用画像データを複写することができる医用画像処理装置を提供する。
【解決手段】実施形態の医用画像処理装置は、第1の記録媒体に格納される、画像データと付帯情報を含む画像情報を取得する画像情報取得部と、前記画像情報取得部で取得した画像情報を格納する画像情報記憶部と、第2の記録媒体の容量を取得する容量取得部と、前記画像情報取得部で複数の前記第1の記録媒体から取得した画像情報に含まれる付帯情報に基づき、少なくとも1つのインデックス情報を作成するインデックス情報編集部と、前記インデックス情報編集部で作成したインデックス情報と、前記画像情報記憶部に格納された画像情報より、前記第2の記録媒体へ格納するためのプロファイルデータを作成するプロファイルデータ作成部と、前記プロファイルデータ作成部で作成したプロファイルデータを前記第2の記録媒体に書き込むデータ書込部と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、医用画像処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
医用現場において過去の医用画像データを参照する場合、その医用画像データを保存した記録媒体がその当時のメディアであるため古く、近年では殆ど使われていないことがある。また、古い記録媒体は容量も小さく、読み取る装置の速度も格段に遅いため、格納されている医用画像データを参照するにも、時間がかかりすぎて手間取ることがある。
【0003】
また過去の医用画像データは、ACR-NEMA形式、IS&C形式、拡張IS&C規格形式、共通規格形式等様々な古いデータ形式が使用されていた。これら古いデータ形式で保存されている医用画像データを、近年幅広く使用されるようになってきたDICOM形式等のデータ形式に変換して、現在使用される検査装置等に利用可能な医用画像データにすることが進められている。DICOM形式に変換された医用画像データは、現在、大容量で汎用性の高い、DVD-RAM、DVD-R/RW、DVD-R/RW DL、Blu-ray(BD-R/RE)等のメディアに保存される。これらのメディアは、1枚で旧形式の記録媒体を複数枚格納できる容量を有しているため、古い記録媒体の枚数を削減し、記録媒体の保管スペースを確保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−284564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、古い記録媒体から新しい記録媒体へ医用画像データを複写する場合、以下の問題点がある。まず、古い記録媒体に格納された医用画像データ1つ1つを、単純に新しい記録媒体へ容量の許す限り複写しようとすると、古い記憶媒体で形成されていた、複数の医用画像データで構成される検査単位、患者単位といったデータの括りが壊れてしまう。特に、古い記録媒体におけるデータ形式が古く、新しいデータ形式に変換して新しい記録媒体に複写する場合は、データ形式が異なるために更にデータの括りが壊れてしまう。
【0006】
また、古い記録媒体は容量が小さいため、医用画像データを圧縮して格納している場合が多い。このときのデータの圧縮形式は、一律に同じ形式ではなく、また必ずしも一般的な圧縮形式でない場合も多い。そのため圧縮データを伸張して汎用的な形式のデータにする必要がある。しかし、伸張後のデータサイズを把握できないために、データサイズが大きくて変換先記録媒体に収まらない可能性があった。
【0007】
さらに、従来では、変換先記録媒体の最大記録容量の大小に関わらず、1枚の変換元記録媒体から1枚の変換先記録媒体にしか変換複写できず、複数枚の変換元記録媒体を統合して、変換先記録媒体の記憶容量を最大限に活用するということはできていない。
【0008】
本発明の実施形態はこのような点を考慮してなされたもので、異なる記録媒体で医用画像データを複写することができる医用画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の医用画像処理装置は、第1の記録媒体に格納される、画像データと付帯情報を含む画像情報を取得する画像情報取得部と、前記画像情報取得部で取得した画像情報を格納する画像情報記憶部と、第2の記録媒体の容量を取得する容量取得部と、前記画像情報取得部で複数の前記第1の記録媒体から取得した画像情報に含まれる付帯情報に基づき、少なくとも1つのインデックス情報を作成するインデックス情報編集部と、前記インデックス情報編集部で作成したインデックス情報と、前記画像情報記憶部に格納された画像情報より、前記第2の記録媒体へ格納するためのプロファイルデータを作成するプロファイルデータ作成部と、前記プロファイルデータ作成部で作成したプロファイルデータを前記第2の記録媒体に書き込むデータ書込部と、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る医用画像処理装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】制御部の詳細を示すブロック図。
【図3】記録媒体Aの画像情報を記録媒体Mに書き込む動作を示すフローチャート。
【図4】インデックス情報の分類例を示す図。
【図5】インデックス情報のうち患者ID毎で削除する場合の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態に係る医用画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。医用画像処理装置1は、例えばHIS(Hospital Information System:病院情報システム)もしくはRIS(Radiology Information System:放射線科情報システム)の一部として設けられ、画像診断装置やデータサーバ(図示しない)等の外部装置と病院内のLAN(ローカルエリアネットワーク)を介して相互に通信可能に接続される。
【0013】
読取/書込装置3は医用画像処理装置1に接続される。読取/書込装置3は、MO、CD−ROM、DVD−RW等の取り出し可能な記録媒体から、制御部10の制御に従ってデータの読取または書込を行い、医用画像処理装置1とデータのやりとりを行う。
【0014】
医用画像処理装置1は、パーソナルコンピュータまたはワークステーションをベースとして構成され、制御部10、表示部12、操作部13、通信部15、記憶部16、情報記憶媒体17、画像情報記憶部21、インデックス情報記憶部22、変換先データ記憶部23を含み、バスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
【0015】
表示部12はモニタ等であり、制御部10の制御に基づいて画像データ等を表示する。操作部13はタッチパネルや操作キー等の入力装置である。通信部15は、病院内LANに接続し、外部装置との通信を行う。
【0016】
画像情報記憶部21は、読取/書込装置3内の記録媒体から取得した画像情報(画像データおよび対応するテキストの付帯情報等)を格納する。詳細は後述する。
【0017】
インデックス情報記憶部22は、後述するインデックス情報編集部104で作成したインデックス情報を格納する。詳細は後述する。
【0018】
変換先データ記憶部23は、変換先記憶媒体に書き込むためのプロファイルデータを格納する。詳細は後述する。
【0019】
記憶部16は、制御部10や通信部15などのワーク領域となるもので、RAM(Random Access Memory)などにより実現できる。
【0020】
情報記憶媒体17(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、ハードディスク、或いはメモリ(Flash Memory、ROM:Read Only Memory)などにより実現できる。情報記憶媒体17には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)、複数のアプリケーション等が記憶される。
【0021】
制御部10は、医用画像処理装置1の総括的な制御を行うとともに、その他の様々な演算処理や制御処理などを行う演算装置である。制御部10の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。制御部10は、情報記憶媒体17に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。
【0022】
図2は制御部10の詳細を示すブロック図である。制御部10は、容量取得部101、画像情報取得部102、データサイズ算出部103、インデックス情報編集部104、プロファイルデータ作成部107、比較判定部105、データ書込部108、画像変換部106を含む。
【0023】
容量取得部101は、読取/書込装置3内に挿入された、取り出し可能な記録媒体の容量を取得する。
【0024】
画像情報取得部102は、読取/書込装置3内の取り出し可能な記録媒体から、画像情報を取得し、画像情報記憶部21に格納する。
【0025】
データサイズ算出部103は、医用画像データの付帯情報にある、圧縮画像データの行サイズ、列サイズ、1画素あたりのサイズに基づき、伸張後のデータサイズを予測して算出する。またデータサイズ算出部103は、画像情報が書き込まれる変換先データ記憶部23内のプロファイルデータのデータサイズを都度算出する。詳細は後述する。
【0026】
インデックス情報編集部104は、画像情報取得部102で取得した画像情報に含まれる付帯情報より、例えば変換元記録媒体のID、患者ID、検査IDに分類したインデックス情報を作成、編集する。またインデックス情報編集部104は、作成したインデックス情報からDICOM DIRファイルを作成する。詳細は後述する。
【0027】
プロファイルデータ作成部107は、インデックス情報編集部104で作成したインデックス情報に画像情報を対応させてプロファイルデータを作成し、変換先データ記憶部23へ格納する。
【0028】
データ書込部108は、プロファイルデータ作成部107が作成し変換先データ記憶部23に格納した、変換先記録媒体に格納するプロファイルデータを、変換先記録媒体に書き込む。
【0029】
比較判定部105は、容量取得部101で取得した変換先記録媒体の容量と、データサイズ算出部103で算出した、プロファイルデータのデータサイズとを比較する。
【0030】
画像変換部106は、画像情報取得部102で取得した、例えば古いデータ形式の画像データをDICOM形式のデータに画像変換する。また、圧縮された画像データがある場合、その圧縮画像データを伸張する。
【0031】
次に、上記構成の医用画像処理装置1における、変換元記録媒体Aの画像情報を変換先記録媒体Mに書き込む動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
【0032】
ユーザが取り出し可能な変換先記録媒体Mを読取/書込装置3に挿入すると、制御部10内の容量取得部101は、変換先記録媒体Mのデータ容量を取得する(ステップS101)。
【0033】
次にユーザが取り出し可能な変換元記録媒体Aを読取/書込装置3に挿入すると、画像情報取得部102は、変換元記録媒体Aに記録された全ての画像情報を取得し、画像情報記憶部21に格納する(ステップS103)。なお、画像情報には、イメージデータとしての画像データと、記録媒体ID、患者ID、検査ID、画像データが圧縮されているか否かの情報等を含むテキストデータとしての付帯情報とを含んでいる。
【0034】
ステップS101で取得した画像情報内の画像データが圧縮されている場合(ステップS105で「Yes」)、その画像情報の付帯情報には、圧縮画像データの行サイズ、列サイズ、1画素あたりのサイズが含まれており、これらのデータから伸張後のデータサイズを予測算出できるようになっている。データサイズ算出部103は、この付帯情報に基づき、データ伸張後の画像データのサイズを予測算出する(ステップS107)。
【0035】
次にインデックス情報編集部104は、ステップS103で取得した記録媒体A内の画像情報に含まれる付帯情報に基づき、分類可能なインデックス情報を少なくとも1つ作成し(ステップS109)、変換先記録媒体Mに格納するためのインデックス情報として、インデックス情報記憶部22に格納する。
【0036】
図4に、作成するインデックス情報の分類例を示す。図4の例でインデックス情報は、変換元記録媒体のID、患者ID、検査IDの分類で作成される。なお、インデックス情報は、他の記録媒体と共通に適用される分類だけでなく、記録媒体Aのみに適用される分類があってもよい。
【0037】
インデックス情報の分類は階層構造になっており、記録媒体Aの下位には、患者IDのうち患者a、患者b、患者cのインデックス情報、患者aの下位にはさらに、検査IDのうち検査1、検査2のインデックス情報が含まれている。よって、画像情報を各インデックス情報に基づき分類することができる。
【0038】
次に、プロファイルデータ作成部107は、ステップS103で画像情報取得部102が取得した画像情報を、ステップS109でインデックス情報編集部104が作成したインデックス情報に対応させ、最終的に変換先記録媒体Mに格納するためのプロファイルデータを作成し、変換先データ記憶部23へ格納する(ステップS111)。
【0039】
ステップS111において、変換先データ記憶部23へ格納するプロファイルデータは、変換先記録媒体Mに書き込むデータであるため、データサイズは変換先記録媒体M以下でなければならない。そこで、データサイズ算出部103は、プロファイルデータ作成部107が画像情報を対応させて変換先データ記憶部23に格納する都度、プロファイルデータ全体のサイズを算出する(ステップS112)。そして比較判定部105は、この変換先データ記憶部23内のプロファイルデータのサイズと、ステップS101で容量取得部101が取得した変換先記録媒体Mの容量とを比較する(ステップS113)。
【0040】
変換先データ記憶部23内のプロファイルデータサイズが変換先記録媒体Mの容量を超えていない場合(ステップS113で「No」)、変換先データ記憶部23に変換元記録媒体Aの画像情報全てが格納されていなければ(ステップS114で「No」)、ステップS111に戻り、プロファイルデータ作成部107は次の画像情報をインデックス情報に対応させて作成しているプロファイルデータに追記し、変換先データ記憶部23に格納する。変換先データ記憶部23に変換元記録媒体Aの画像情報全てが格納された場合(ステップS114で「Yes」)、変換先記録媒体Mにはまだ格納できる容量があるということなので、ステップS103の動作に戻る。画像情報取得部102は次の変換元記録媒体(例えば記録媒体B)から画像情報を取得して、作成しているプロファイルデータに追記する。
【0041】
変換先データ記憶部23内のプロファイルデータサイズが変換先記録媒体Mの容量を超えた場合(ステップS113で「Yes」)、インデックス情報編集部104は、ステップS109で作成しインデックス情報記憶部22に格納したインデックス情報のうちプロファイルデータ内の所定のインデックス情報と、関連する画像情報と、を削除する(ステップS115)。
【0042】
ステップS115におけるインデックス情報と関連する画像情報の削除は、所定の患者における検査内容がばらばらになってしまわないよう、なるべく患者単位の括りを保持することが望ましい。図5に、ステップS115における、インデックス情報とそれに含まれる画像情報の削除の詳細について説明する。図5は患者ID毎で削除する場合の例を示す図である。変換元記録媒体B内の患者cのインデックス情報に対応する画像情報を変換先データ記憶部23に書き込み途中に、変換先データ記憶部23内のデータサイズが変換先記録媒体Mの容量を超えた場合、インデックス情報編集部104は、記録媒体B内の患者cのインデックス情報に対応する画像情報を全て削除すると共に、記録媒体A内の患者cのインデックス情報に対応する画像情報も全て削除する。
【0043】
これにより、同じ患者における検査内容のデータが、複数のメディアにばらばらに保存されてしまうことを防ぐ。
【0044】
なお、ステップS115において、インデックス情報編集部104は、たとえば変換元記憶媒体のIDごとに削除を行うことにより変換元記憶媒体単位の括りを保持するようにしてもよいし、検査IDごとに削除を行うことにより検査単位の括りを保持するようにしてもよい。
【0045】
図3のフローチャートに戻り、次にインデックス情報編集部104は、変換先データ記憶部23に格納されるプロファイルデータのインデックス情報から、DICOM DIRのファイルを作成し、データ書込部108は変換先データ記憶部23に格納する(ステップS117)。このDICOM DIRファイルは、記録媒体に保存するための索引ファイルである。つまりこの場合のDICOM DIRは、インデックス情報として作成されている、患者IDや検査IDを索引としたファイルである。
【0046】
DICOM形式で記録媒体に保存しようとする場合、索引ファイルであるDICOM DIRファイルがないと、内部のデータは単なるDICOM形式のデータの並びだけであって階層構造が判断できないため、DICOM対応メディアとして使用できず、DICOM対応機器で読み取ることができない。そのため、DICOM DIRファイルを作成する。
【0047】
次に画像変換部106は、変換先データ記憶部23に格納される、プロファイルデータ内の画像データを、DICOM形式の画像データに画像変換する(ステップS119)。圧縮された画像データの場合は、伸張してDICOM形式の画像データに画像変換する。
【0048】
次にデータ書込部108は、ステップS117で作成したDICOM DIRファイル、およびステップS119で画像変換したプロファイルデータの画像情報を変換先記録媒体Mに書き込む(ステップS121)。
【0049】
以上説明した実施例によれば、変換先記録媒体のデータ容量を取得し、患者IDや検査IDのインデックス情報に対応する画像情報を複数格納したプロファイルデータのサイズと都度比較する。プロファイルデータサイズが変換先記録媒体のデータ容量を超えた場合、プロファイルデータの所定のインデックス情報と関連する画像情報とを削除し、変換先記録媒体に書き込む。
【0050】
これにより、古い形式の変換元記録媒体に格納している画像情報のデータの括りを壊さずに、現在汎用されている形式の変換先記録媒体に格納させることができる。また、複数枚の変換元記録媒体を、データ容量が許す限り1枚の変換先記録媒体にデータ統合することにより、変換先記録媒体の容量を最大限に活用することができる。また、画像情報が圧縮データの場合は伸張後のデータサイズを予測算出することで、圧縮データが伸張した場合でも変換先記録媒体に収まらないことを防ぐことができる。
【0051】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【符号の説明】
【0052】
1…医用画像処理装置、10…制御部、12…表示部、13…操作部、15…通信部、16…記憶部、17…情報記憶媒体、21…画像情報記憶部、22…インデックス情報記憶部、23…変換先データ記憶部、3…読取/書込装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の記録媒体に格納される、画像データと付帯情報を含む画像情報を取得する画像情報取得部と、
前記画像情報取得部で取得した画像情報を格納する画像情報記憶部と、
第2の記録媒体の容量を取得する容量取得部と、
前記画像情報取得部で複数の前記第1の記録媒体から取得した画像情報に含まれる付帯情報に基づき、少なくとも1つのインデックス情報を作成するインデックス情報編集部と、
前記インデックス情報編集部で作成したインデックス情報と、前記画像情報記憶部に格納された画像情報より、前記第2の記録媒体へ格納するためのプロファイルデータを作成するプロファイルデータ作成部と、
前記プロファイルデータ作成部で作成したプロファイルデータを前記第2の記録媒体に書き込むデータ書込部と、
を有することを特徴とする医用画像処理装置。
【請求項2】
前記容量取得部で取得した前記第2の記録媒体の容量と、前記プロファイルデータ作成部で作成したプロファイルデータのサイズとを比較判定する判定部を有し、
前記判定部が、前記プロファイルデータのサイズが第2の記録媒体の容量より大きいと判定した場合、前記インデックス情報編集部は、前記プロファイルデータ作成部で作成したプロファイルデータ内の所定のインデックス情報および関連する画像情報とを削除する、
ことを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
【請求項3】
前記プロファイルデータ作成部で作成されたプロファイルデータ内の対応する画像データを画像変換する画像変換部、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
【請求項4】
前記インデックス情報編集部は、少なくとも前記第1の記録媒体のID、患者ID、検査IDで括られ、順に絞り込んだインデックス情報を作成する、
ことを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。
【請求項5】
前記画像情報取得部で取得した画像情報が、圧縮データである場合、データ伸張時のデータサイズを予測算出するデータサイズ算出部をさらに有する、
ことを特徴とする請求項1記載の医用画像処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−22050(P2013−22050A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−156475(P2011−156475)
【出願日】平成23年7月15日(2011.7.15)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(594164542)東芝メディカルシステムズ株式会社 (4,066)
【出願人】(594164531)東芝医用システムエンジニアリング株式会社 (892)
【Fターム(参考)】