説明

医薬化合物

式IaおよびIbの化合物並びにそれらの立体異性体、幾何異性体、互変異性体、溶媒和物、代謝物および医薬的に許容し得る塩は、PI3Kを含む脂質キナーゼを阻害するため、並びに脂質キナーゼによって介在される癌のような障害を治療するために有用である。式IaおよびIbの化合物を、インビトロ、インサイチュおよびインビボの診断、哺乳動物細胞におけるそのような障害もしくは関連する病理学的状態の予防または治療に使用する方法が開示される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式IaもしくはIbの融合ピリミジンである化合物:
【化1】

(式中、
XはOもしくはSであり;
は式、
【化2】

の基であり、
はH、ハロもしくはC−Cアルキルであり、
およびRは、それらが結合するN原子と共に、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、オキサゾリジノン、ジアゼパンおよび2,5−ジアザ−ビシクロ[2,2,1]−ヘプタンから選択される基を形成し、その基は非置換であるか、または−[(alk)−NR]−S(O)−(alk)−Zもしくは−C(O)−(alk)−S(O)Z(ここで、ZはR10もしくは−NR1112である)または非置換C−Cアルキル、ヒドロキシル−C−Cアルキル、オキソ(=O)、−(alk)−OR、−C(O)−C(R’)−N(R)、−C(R)−C(O)−N(R)、−C(O)−(NR)−(alk)−OR、−C(O)−シクリル、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)−Tetもしくは−NR1314によって置換されるか;
または、RおよびRの一方は、C−Cアルキル、−(alk)−ヘテロシクリルもしくは−(alk)−ORであり、他方は、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、スルホニルピランもしくは−(alk)−ヘテロシクリル基であり、ここで、該ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、スルホニルピランもしくはヘテロシクリルは非置換であるか、またはC−Cアルキル、−(alk)−ORもしくは−S(O)10によって置換され;
Rは、Hもしくは非置換であるC−Cアルキルであり;
各々のR’は、独立に、Hもしくは非置換であるC−Cアルキルであるか、または2つの基R’が、それらが結合するC原子と共に、シクリル基を形成し;
10は、H、シクリル、非置換であるC−CアルキルもしくはCFであり;
11およびR12は、各々独立に、H、非置換であるC−Cアルキルおよび−(alk)−ORから選択されるか、またはR11およびR12は、それらが結合するN原子と共に、O、NおよびSから選択される0もしくは1個のさらなるヘテロ原子を含む5もしくは6員飽和N含有複素環基を一緒に形成し;
13およびR14は、各々独立に、C−Cアルキル、−S(O)10および−(alk)−ORから選択され;
Tetは、非置換であるか、もしくは置換される、テトラヒドロフラニルもしくはテトラヒドロピラニル基であり;
ヘテロシクリルは、O、NおよびSから選択される0もしくは1個のさらなるヘテロ原子を含む5もしくは6員飽和N含有複素環基であり;
シクリルはC−Cシクロアルキル基であり;
各々のqは、独立に、0もしくは1であり;
rは0もしくは1であり;
alkはC−Cアルキレンであり;並びに
は、
(a)下記式の基、
【化3】

(式中、Bは、非置換であるか、もしくは置換されるフェニル環であり、Zは、H、−OR、−SR、CHOR、−COR、CFOH、CH(CF)OH、C(CFOH、−(CHOR、−(CHNR、−C(O)N(R)、−NR、−NRC(O)R、−S(O)N(R)、−OC(O)R、OC(O)N(R)、−NRS(O)R、−NRC(O)N(R)、CN、ハロゲンおよび−NOから選択され、ここで、各々のRは、H、C−Cアルキル、C−C10シクロアルキルおよび5〜12員アリールもしくはヘテロアリール基から独立に選択され、その基は非置換であるか、もしくは置換され、mは1もしくは2であり、並びにqは0、1もしくは2である)
(b)1、2、3もしくは4個の環窒素原子並びにOおよびSから選択される0、1もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含むヘテロアリール基であって、該基は、単環式もしくは二環式であり、並びに非置換であるか、もしくは置換されるヘテロアリール基;並びに
(c)非置換であるか、もしくは置換され、および上で定義されるヘテロアリール基に融合するベンゼン環を含む基;
から選択され、
ただし、
(i)式(Ia)におけるXがSであるとき、Rはインドールもしくは3−ヒドロキシフェニル基以外であり;
(ii)式(Ib)におけるXがSであるとき、Rはインドール基以外であり;
(iii)式(Ia)においてのみ、XがSであり、RがHであり、およびRがインダゾル−4−イルであるとき、RおよびRは、(i)非置換であるか、もしくはメチル、−S(O)Me、−S(O)NMe、−alk−OH、−alk−OMe、−S(O)−alk−NMeおよび−S(O)−alk−モルホリノから選択される基によって置換されるピペラジン;または(ii)−S(O)Me、−C(O)−NR−(alk)−OR、−NMe−S(O)−Me、メチル、ピペリジンおよび−NR1314(ここで、R13およびR14の一方は(alk)−ORである)から選択される基によって置換されるピペリジンを形成しない)
またはそれらの医薬的に許容し得る塩。
【請求項2】
下記式(Ia’)の融合ピリミジンである化合物:
【化4】

(式中、
XはOもしくはSであり;
YはNもしくは−CH−であり;
はH、ハロもしくはC−Cアルキルであり;
各々のR’は、独立に、H、C−Cアルキルもしくはヒドロキシル−C−Cアルキルであるか、または同じ炭素原子上の2つの基R’がオキソ(=O)基を形成するか;または、YがNであるとき、異なる炭素原子上の2つの基R’が−CH−橋頭を一緒に形成し;
各々のR”は、独立に、HもしくはC−Cアルキルであるか、または同じ炭素原子上の2つの基R”がオキソ(=O)基を形成し;
ZはR10もしくは−(alk)−NR1112であり;
10は、H、C−Cシクロアルキル基、非置換であるC−CアルキルもしくはCFであり;
11およびR12は、各々独立に、H、非置換であるC−Cアルキルおよび−(alk)−ORから選択されるか、またはR11およびR12は、それらが結合するN原子と共に、O、NおよびSから選択される0もしくは1個のさらなるヘテロ原子を含む5もしくは6員飽和N含有複素環基を一緒に形成し;
qは0もしくは1であり;
rは0もしくは1であり;
alkはC−Cアルキレンであり;並びに
は、
(a)下記式の基、
【化5】

(式中、Bは非置換であるか、もしくは置換されるフェニル環であり、並びにZは、H、−OR、−SR、CHOR、−COR、CFOH、CH(CF)OH、C(CFOH、−(CHOR、−(CHNR、−C(O)N(R)、−NR、−NRC(O)R、−S(O)N(R)、−OC(O)R、OC(O)N(R)、−NRS(O)R、−NRC(O)N(R)、CN、ハロゲンおよび−NOから選択され、ここで、各々のRは、H、C−Cアルキル、C−C10シクロアルキルおよび5〜12員アリールもしくはヘテロアリール基から独立に選択され、その基は非置換であるか、もしくは置換され、mは1もしくは2であり、並びにqは0、1もしくは2である)
(b)1、2、3もしくは4個の環窒素原子並びにOおよびSから選択される0、1もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含むヘテロアリール基であって、該基は、単環式もしくは二環式であり、並びに非置換であるか、もしくは置換されるヘテロアリール基;並びに
(c)非置換であるか、もしくは置換され、および上で定義されるヘテロアリール基に融合するベンゼン環を含む基;
から選択され、
ただし、
(i)XがSであるとき、Rはインドールもしくは3−ヒドロキシフェニル基以外であり;
(ii)YがNであり、R’およびR”の各々がHであり、RがHであり、並びにRがインダゾル−4−イルであることが満足されるとき、Zは、Me、−(alk)−NMeおよび−alk−モルホリノから選択される基以外であり;
(iii)Yが−CH−であり、R’およびR”の各々がHであり、RがHであり、並びにRがインダゾル−4−イルであることが満足されるとき、ZはMe以外である)
またはそれらの医薬的に許容し得る塩。
【請求項3】
下記式(Ib’)の融合ピリミジンである化合物:
【化6】

(式中、
XはOもしくはSであり;
YはNもしくは−CH−であり;
はH、ハロもしくはC−Cアルキルであり;
各々のR’は、独立に、H、C−Cアルキルもしくはヒドロキシ−C−Cアルキルであるか、または同じ炭素原子上の2つの基R’がオキソ(=O)基を形成するか;または、YがNであるとき、異なる炭素原子上の2つの基R’が−CH−橋頭を一緒に形成し;
各々のR”は、独立に、HもしくはC−Cアルキルであるか、または同じ炭素原子上の2つの基R”がオキソ(=O)基を形成し;
ZはR10もしくは−(alk)−NR1112であり;
10は、H、C−Cシクロアルキル基、非置換であるC−CアルキルもしくはCFであり;
11およびR12は、各々独立に、H、非置換であるC−Cアルキルおよび−(alk)−ORから選択されるか、またはR11およびR12は、それらが結合するN原子と共に、O、NおよびSから選択される0もしくは1個のさらなるヘテロ原子を含む5もしくは6員飽和N含有複素環基を一緒に形成し;
qは0もしくは1であり;
rは0もしくは1であり;
alkはC−Cアルキレンであり;並びに
は、
(a)下記式の基、
【化7】

(式中、Bは非置換であるか、もしくは置換されるフェニル環であり、並びにZは、H、−OR、−SR、CHOR、−COR、CFOH、CH(CF)OH、C(CFOH、−(CHOR、−(CHNR、−C(O)N(R)、−NR、−NRC(O)R、−S(O)N(R)、−OC(O)R、OC(O)N(R)、−NRS(O)R、−NRC(O)N(R)、CN、ハロゲンおよび−NOから選択され、ここで、各々のRは、H、C−Cアルキル、C−C10シクロアルキルおよび5〜12員のアリールもしくはヘテロアリール基から独立に選択され、その基は非置換であるか、もしくは置換され、mは1もしくは2であり、並びにqは0、1もしくは2である)
(b)1、2、3もしくは4個の環窒素原子並びにOおよびSから選択される0、1もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含むヘテロアリール基であって、該基は、単環式もしくは二環式であり、並びに非置換であるか、もしくは置換されるヘテロアリール基;並びに
(c)非置換であるか、もしくは置換され、および上で定義されるヘテロアリール基に融合するベンゼン環を含む基;
から選択される)
またはそれらの医薬的に許容し得る塩。
【請求項4】
下記式(Ia”)もしくは(Ib”)の融合ピリミジンである化合物:
【化8】

(式中、
XはOもしくはSであり;
はH、ハロもしくはC−Cアルキルであり;
はC−Cアルキル、−(alk)−ヘテロシクリルもしくは−(alk)−ORであり;
はピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、スルホニルピランもしくは−(alk)−ヘテロシクリル基であり、ここで、該ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、スルホニルピランもしくはヘテロシクリル基は、非置換であるか、またはC−Cアルキル、−(alk)−ORもしくは−S(O)10によって置換され;
RはH、非置換であるC−Cアルキルであり;
10はH、C−Cシクロアルキル基、非置換であるC−CアルキルもしくはCFであり;
ヘテロシクリルはO、NおよびSから選択される0もしくは1個のさらなるヘテロ原子を含む5もしくは6員飽和N含有複素環基であり;
qは0もしくは1であり;
alkはC−Cアルキレンであり;並びに
は、
(a)下記式の基、
【化9】

(式中、Bは非置換であるか、もしくは置換されるフェニル環であり、並びにZはH、−OR、−SR、CHOR、−COR、CFOH、CH(CF)OH、C(CFOH、−(CHOR、−(CHNR、−C(O)N(R)、−NR、−NRC(O)R、−S(O)N(R)、−OC(O)R、OC(O)N(R)、−NRS(O)R、−NRC(O)N(R)、CN、ハロゲンおよび−NOから選択され、ここで、各々のRはH、C−Cアルキル、C−C10シクロアルキルおよび5〜12員のアリールもしくはヘテロアリール基から独立に選択され、その基は非置換であるか、もしくは置換され、mは1もしくは2であり、並びにqは0、1もしくは2である)
(b)1、2、3もしくは4個の環窒素原子並びにOおよびSから選択される0、1もしくは2個のさらなるヘテロ原子を含むヘテロアリール基であって、該基は、単環式もしくは二環式であり、並びに非置換であるか、もしくは置換されるヘテロアリール基;並びに
(c)非置換であるか、もしくは置換され、および上で定義されるヘテロアリール基に融合するベンゼン環を含む基;
から選択され、
ただし、
(i)式(Ia”)におけるXがSであるとき、Rはインドールもしくは3−ヒドロキシフェニル基以外であり;および
(ii)式(Ib”)におけるXがSであるとき、Rはインドール基以外である)
またはそれらの医薬的に許容し得る塩。
【請求項5】
が(4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
がHである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
が、
【化10】

(式中、WはCR10もしくはNであり;各々のR10はH、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアシル、−C(O)NR’R”、−S(O)NR’R”、アリール、ヘテロアリール、スルホニルおよびハロゲンから独立に選択され;R’およびR”は各々独立にHもしくはC−Cアルキルであり;並びにtは1もしくは2である)
から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
が1H−インダゾル−4−イルである、請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
以下から選択される化合物:
(1S,4S)−2−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−5−メチルスルホニル−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノフロ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−(N−モルホリノ)スルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(((3S,5R)−3−メチル−4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(ピリミジン−5−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(((3S,5R)−3,5−ジメチル−4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(((2R,6S)−4−メチルスルホニル−2,6−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(((2R,6S)−4−イソプロピルスルホニル−2,6−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(((2R,6S)−4−トリフルオロメチルスルホニル−2,6−ジメチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(((R)−4−メチルスルホニル−3−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
3−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド;
(4−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノール;
3−(6−(4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)ベンゾアミド;
1−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−4−メチルスルホニルピペラジン−2−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オン;
2−(2−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−1−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
(3−(6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノール;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N−メチル−N−メトキシエチルアミノスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N,N−ジメチルアミノスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N,N−ジメチルアミノスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−7−メチル−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N−メチルアミノスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−7−メチル−6−((4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N−4−メチルピペラジノスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−イミダゾル−1−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾル−1−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N,N−ジメチルアミノスルホニルピペリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−N−モルホリノスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−7−メチル−6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−1−メチルスルホニル−N−(2−モルホリノエチル)ピペラジン−4−アミン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
(1−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピロリジン−2−イル)−N−メチルスルホニルメタンアミン;
2−クロロ−5−(6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェノール;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−(2−メトキシエチル)−1−メチルスルホニルピペリジン−4−アミン;
4−フルオロ−3−(6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェノール;
2,3−ジフルオロ−5−(6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェノール;
5−(6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−オール;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((1−メチルピペリジン−4−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(1H−ピラゾル−4−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン;
(3−(6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノール;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−テトラヒドロ−N−メチル−2H−スルホニルピラン−4−アミン;
2−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパンアミド;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−1−(2−メトキシエチル)−N−メチルピペリジン−4−アミン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N,1−ジメチルピペリジン−4−アミン;
1−(2−ヒドロキシエチル)−4−((2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−2−オン;
4−((2−(3−ヒドロキシフェニル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルピペラジン−1−カルボキサミド;
(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((3−(メチルスルホニル)ピロリジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(((S)−2−メチル−4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
(3−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)フェニル)メタノール;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オン;
4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−カルバルデヒド;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)エタノン;
エチル4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート;
メチル4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−カルボキシレート;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
1−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−メチル−N−メチルスルホニルピロリジン−3−アミン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−メチル(1−メチルスルホニルピロリジン−2−イル)メタンアミン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−メチル−(1−メチルスルホニルピロリジン)−3−アミン;
1−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−オール;
1−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピロリジン−3−オール;
1−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペリジン−3−オール;
(S)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシプロパン−1−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−(ジメチルアミノ)エタノン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノエタノン;
2−(1H−インダゾル−6−イル)−6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−(2−メトキシエチル)−1−メチルピペリジン−4−アミン;
(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−1−メチルスルホニルピペラジン−2−イル)−N,N−ジメチルメタンアミン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N,1−ジメチルピペリジン−4−アミン;
3−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)ベンゼンメチルスルホニルアミン;
6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(ピリミジン−5−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(6−フルオロピリジン−3−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
N−メチル−3−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)ベンゾアミド;
2−(3−フルオロフェニル)−6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(2−フルオロピリジン−3−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−2−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
{5−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル]−ピリミジン−2−イル}−ジメチル−アミン;
6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−2−ピリジン−3−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
N−{4−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル]−フェニル}−メタンスルホンアミド;
N−{4−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル]−フェニル}−アセトアミド;
6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−2−ピリジン−3−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−2−(2−メチル−イミダゾル−1−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
3−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル]−キノリン;
4−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)−イソキノリン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(4−メタンスルホニル−[1,4]ジアゼパン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
4−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル]−イソキノリン;
3−[6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル]−キノリン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((S)−4−メタンスルホニル−3−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリン−4−イル−6−[4−(プロパン−2−スルホニル)−ピペラジン−1−イルメチル]−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((R)−4−メタンスルホニル−3−メチル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(4−メタンスルホニル−2,2−ジメチル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(4−メタンスルホニル−3,3−ジメチル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−2−(2−メチル−ベンゾイミダゾル−1−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((2S,6R)−4−メタンスルホニル−2,6−ジメチル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イルメチル]−メチル−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−アミン;
2−{4−[2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−N,N−ジメチル−アセトアミド;
2−{4−[2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イルメチル]−ピペラジン−1−イル}−N−メチル−イソブチルアミド;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−5−メチル−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
(R)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシプロパン−1−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタノン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−メトキシエタノン;
(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)(テトラヒドロフラン−2−イル)メタノン;
(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)(1−アミノシクロプロピル)メタノン;
(S)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノプロパン−1−オン;
(R)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノプロパン−1−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−(メチルスルホニル)エタノン;
(S)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシプロパン−1−オン;
(R)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシプロパン−1−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタノン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−メトキシエタノン;
(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)(テトラヒドロフラン−2−イル)メタノン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オン;
(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)(1−アミノシクロプロピル)メタノン;
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノエタノン;
(S)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノプロパン−1−オン;
(R)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−アミノプロパン−1−オン;および
1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−(メチルスルホニル)エタノン;
2−(1H−インドル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノフロ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N−メチルピペリジン−4−アミン;
(S)−1−(4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−7−メチル−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシプロパン−1−オン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−7−メチル−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−N,1−ジメチルピペリジン−4−アミン;
6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン;
(S)−1−((S)−4−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−3−メチルピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシプロパン−1−オン;
2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾル−5−イル)−6−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(2−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−5−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−5−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
5−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン)1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−2(3H)−オン;
2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン)1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−((4−メチルスルホニルピペラジン)1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン)5−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノフロ[2,3−d]ピリミジン;
6−((4−メチルスルホニルピペラジン)1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン)5−イル)フロ[3,2−d]ピリミジン;
N−((2−(1H−インダゾル−4−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)−1−イソプロピル−N−メチルピペリジン−4−アミン;
6−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン)1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
6−((4−イソプロピルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノ−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン;
6−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン)1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−((7−メチル−4−モルホリノ−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−オン;
(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−((4−モルホリノ−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−オン;
(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−((7−メチル−4−モルホリノ−2−(キノリン−3−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−オン;
(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−((4−モルホリノ−2−(キノリン−3−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−オン;
2−メチル−6−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−((2−(2−メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−オン;
6−(6−((4−メチルスルホニルピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル)イミダゾ[1,2−a]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(4−メタンスルホニル−[1,4]ジアゼパン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−4−イル)−6−(4−メタンスルホニル−[1,4]ジアゼパン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−2−(2−メチル−1H−ベンゾイミダゾル−5−イル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−インダゾル−5−イル)−6−(4−メタンスルホニル−ピペラジン−1−イルメチル)−4−モルホリン−4−イル−チエノ[3,2−d]ピリミジン;
2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾル−5−イル)−6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
2−(2−メチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾル−5−イル)−6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン;
4−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[2,3−d]ピリミジン−2−イル)ベンゼン−1,2−ジアミン;
4−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−(ピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン;
5−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)−1H−インダゾル−3−アミン;
6−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−2−イル)−1H−インダゾル−3−アミン;
4−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン;
4−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−(1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン;
4−(6−((4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)メチル)−2−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−4−イル)モルホリン;
N,1−ジメチル−N−((4−モルホリノ−2−(キノリン−3−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペリジン−4−アミン;および
(S)−2−ヒドロキシ−1−(4−((7−メチル−2−(2−メチル−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル)−4−モルホリノチエノ[3,2−d]ピリミジン−6−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)プロパン−1−オン、
並びにそれらの医薬的に許容し得る塩。
【請求項10】
請求項1において定義される化合物の製造方法であって、式(IIIa)もしくは(IIIb)の化合物、
【化11】

(式中、X、RおよびRは請求項1において定義される通りである)を式NHR(式中、RおよびRは請求項1において定義される通りである)のアミンで、適切な還元剤の存在下で処理する工程を含む、前記方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法であって、式(IIa)もしくは(IIb)の化合物、
【化12】

(式中、XおよびRは請求項1において定義される通りである)をボロン酸もしくは式RB(OR15(式中、Rは請求項1において定義される通りであり、各々のR15はHもしくはC−Cアルキルであるか、または2つの基OR15が、それらが結合するホウ素原子と共に、ピナコラトボロネートエステル基を形成する)のそれらのエステルで、Pd触媒の存在下で処理することによって、式(IIIa)もしくは(IIIb)の化合物を製造する工程をさらに含む、前記方法。
【請求項12】
請求項1において定義される化合物の製造方法であって、式(IVa)もしくは(IVb)の化合物、
【化13】

(式中、X、R、RおよびRは請求項1において定義される通りである)をボロン酸もしくは式RB(OR15(式中、Rは請求項1において定義される通りであり、各々のR15はHもしくはC−Cアルキルであるか、または2つの基OR15が、それらが結合するホウ素原子と共に、ピナコラトボロネートエステル基を形成する)のそれらのエステルで、Pd触媒の存在下で処理する工程を含む、前記方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法であって、式(IIa)もしくは(IIb)の化合物、
【化14】

(式中、XおよびRは上で定義される通りである)を式NHR(式中、RおよびRは上で定義される通りである)のアミンで、適切な還元剤の存在下で処理することによって、式(IVa)もしくは(IVb)の化合物を製造する工程をさらに含む、前記方法。
【請求項14】
請求項1において定義される医薬的に許容し得る塩の製造方法であって、式(Ia)もしくは(Ib)の融合ピリミジン、
【化15】

(式中、R、R、RおよびXは請求項1において定義される通りである)を適切な溶媒中において適切な酸で処理する工程を含む、前記方法。
【請求項15】
酸が、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、エタンスルホン酸、アスパラギン酸およびグルタミン酸から選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
酸が、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、塩酸、リン酸および硫酸から選択される、請求項14もしくは15に記載の方法。
【請求項17】
医薬的に許容し得る坦体もしくは希釈剤および、活性成分として、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項18】
化学療法剤をさらに含む、請求項17に記載の組成物。
【請求項19】
経口投与用に配合される、請求項17もしくは18に記載の組成物。
【請求項20】
治療によりヒトもしくは動物の身体を処置する方法において用いるための、請求項1において定義される化合物。
【請求項21】
異常な細胞の成長、機能もしくは挙動から生じる疾患もしくは障害を治療するための医薬の製造における、請求項1において定義される化合物の使用。
【請求項22】
異常な細胞の成長、機能もしくは挙動がPI3キナーゼに関連する、請求項21に記載の使用。
【請求項23】
疾患もしくは障害が、癌、免疫障害、心血管疾患、ウイルス感染、炎症、代謝/内分泌障害および神経学的障害から選択される、請求項21もしくは22に記載の使用。
【請求項24】
癌が、結腸、乳、脳、肝臓、卵巣、胃、肺並びに頭部および頸部の固形腫瘍から選択される、請求項23に記載の使用。
【請求項25】
癌が、グリア芽腫、メラノーマ、前立腺、子宮内膜、卵巣、乳、肺、頭部および頸部、肝細胞並びに甲状腺の癌から選択される、請求項23に記載の使用。
【請求項26】
癌が、乳、卵巣、頸部、前立腺、精巣、尿生殖器管、食道、喉頭、グリア芽腫、神経芽腫、胃、皮膚、角化棘細胞腫、肺、類表皮カルチノーマ、大細胞カルチノーマ、非小細胞肺カルチノーマ(NSCLC)、小細胞カルチノーマ、肺腺癌、骨、結腸、アデノーマ、膵臓、腺癌、甲状腺、濾胞状カルチノーマ、未分化カルチノーマ、乳頭カルチノーマ、セミノーマ、メラノーマ、肉腫、膀胱カルチノーマ、肝カルチノーマおよび胆管、腎カルチノーマ、骨髄障害、リンパ障害、毛様細胞、口腔前庭および咽頭(口腔)、唇、舌、口、咽頭、小腸、結腸−直腸、大腸、直腸、脳および中枢神経系、ホジキン病および白血病から選択される、請求項23に記載の使用。
【請求項27】
異常な細胞の成長、機能もしくは挙動から生じる疾患もしくは障害の治療方法であって、それらを必要とする患者に請求項1において定義される化合物を投与することを含む方法。
【請求項28】
異常な細胞の成長、機能もしくは挙動がPI3キナーゼに関連する、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
疾患もしくは障害が癌、免疫障害、心血管疾患、ウイルス感染、炎症、代謝/内分泌障害および神経学的障害からなる群より選択される、請求項27もしくは28に記載の方法。
【請求項30】
疾患もしくは障害が癌、免疫障害、心血管疾患、ウイルス感染、炎症、代謝/内分泌障害および神経学的障害から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
癌がグリア芽腫、メラノーマ、前立腺、子宮内膜、卵巣、乳、肺、頭部および頸部、肝細胞並びに甲状腺の癌から選択される、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
癌が、乳、卵巣、頸部、前立腺、精巣、尿生殖器管、食道、喉頭、グリア芽腫、神経芽腫、胃、皮膚、角化棘細胞腫、肺、類表皮カルチノーマ、大細胞カルチノーマ、非小細胞肺カルチノーマ(NSCLC)、小細胞カルチノーマ、肺腺癌、骨、結腸、アデノーマ、膵臓、腺癌、甲状腺、濾胞状カルチノーマ、未分化カルチノーマ、乳頭カルチノーマ、セミノーマ、メラノーマ、肉腫、膀胱カルチノーマ、肝カルチノーマおよび胆管、腎カルチノーマ、骨髄障害、リンパ障害、毛様細胞、口腔前庭および咽頭(口腔)、唇、舌、口、咽頭、小腸、結腸−直腸、大腸、直腸、脳および中枢神経系、ホジキン病および白血病から選択される、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
医薬組成物の製造方法であって、請求項1において定義される化合物を医薬的に許容し得る坦体と組み合わせる工程を含む、前記方法。
【請求項34】
PI3K−介在状態を治療するためのキットであって、
(a)請求項1において定義される化合物を含む第1医薬組成物;および
(b)使用説明書、
を含むキット。
【請求項35】
(c)第2医薬組成物をさらに含む、請求項34に記載のキットであって、第2医薬組成物が抗過剰増殖活性を有する第2化合物を含むキット。
【請求項36】
該第1および第2の医薬組成物を、それらを必要とする患者に同時に、連続して、もしくは別々に投与するための指示をさらに含む、請求項35に記載のキット。
【請求項37】
該第1および第2の医薬組成物が別個の容器に収容される、請求項35に記載のキット。
【請求項38】
該第1および第2の医薬組成物が同じ容器に収容される、請求項35に記載のキット。
【請求項39】
癌の予防的もしくは治療的処置において別々に、同時に、もしくは連続して投与するための、
(a)請求項1において定義される化合物;および
(b)抗過剰増殖活性を有する化合物
を含む製品。

【公表番号】特表2009−538825(P2009−538825A)
【公表日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−507751(P2009−507751)
【出願日】平成19年4月24日(2007.4.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/009866
【国際公開番号】WO2007/127175
【国際公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】