説明

医薬組成物

【課題】本発明は、GPR119受容体アゴニスト作用を有するキナゾリン化合物またはその薬理的に許容し得る塩を有効成分とする医薬組成物を提供するものである。
【解決手段】本発明は、下記一般式[I]:


〔式中、Rは水素又はハロゲン、環Aは5〜6員アリール環(該アリール環はO、S及びNから選ばれる同一又は異なる1〜4個のヘテロ原子を含有していてもよい)、RA1及びRA2は独立して、ハロゲン原子、シアノ基等、環Bは6〜7員脂肪族含窒素複素環式基、RB1は水素又はアルキル、RB2は水素又は水酸基、RB3は水酸基、シアノ基等を表す。〕
で示される化合物又はその薬理的に許容し得る塩を有効成分としてなる医薬組成物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式[I]:
【化1】

〔式中、
は水素原子又はハロゲン原子、
環Aは、酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜4個のヘテロ原子を含有していてもよい5〜6員アリール基、
A1及びRA2は独立して、
1)ハロゲン原子;
2)シアノ基;
3)水酸基;
4)アルキル基(当該アルキル基は、a)ハロゲン原子、b)水酸基、c)シアノ基、d)5〜6員含窒素ヘテロアリール基、e)式:RN−で示される基(R及びRは同一又は異なって水素原子又はアルキル基を表す)、f)カルボキシル基、g)式:R−S(=O)−で示される基(ここでRは水酸基及び式:RNC(=O)−で示される基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基、mは0〜2の整数、R及びRは同一又は異なって水素原子又はアルキル基を表す)、h)式:HO−Alk−O−で示される基(ここでAlkはアルキレン基を表す)、i)式:RNC(=O)−で示される基(R及びRは同一又は異なって水素原子、アルキル基、モノヒドロキシアルキル基又はジヒドロキシアルキル基であるか、或いは両者が互いに結合して隣接窒素原子と共に5〜6員脂肪族含窒素複素単環式基(当該環式基は水酸基又はカルバモイル基で置換されていてもよい)を形成することを表す)、j)式:RN−で示される基(R及びRは同一又は異なって水素原子、アルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基、アルコキシカルボニル基又はアルカノイルオキシアルカノイル基を表す);及びk)5〜6員脂肪族含窒素複素環式基(該複素環式基は水酸基、オキソ基、アルカノイル基及びカルバモイル基から選ばれる基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい);
5)アルコキシ基(当該アルコキシ基は、水酸基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基(該基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)及びフェニル基から選ばれる基で置換されていてもよい);
6)式:R−S(=O)−で示される基(ここで、Rは水酸基又はアルコキシ基で置換されていてもよいアルキル基、nは0〜2の整数を表す);
7)アルカノイル基;
8)式:RNC(=O)−で示される基(ここで、R及びRは同一又は異なって、a)水素原子、アルキル基、モノもしくはジヒドロキシアルキル基、モノもしくはジハロゲノアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、シクロアルキル基(該基はヒドロキシアルキル基で置換されていてもよい)、アルコキシカルボニルフェニルアルキル基、カルボキシフェニルアルキル基、カルバモイルアルキル基又は5〜6員脂肪族含硫複素環式基(該複素環式基は1〜2個のオキソ基で置換されていてもよい)であるか、或いはb)R及びRの両者が末端で結合して隣接窒素原子と共に、水酸基、シアノ基、オキソ基、ヒドロキシアルキル基、カルバモイルアルキル基及びカルバモイル基(該カルバモイル基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)から選ばれる基で置換されていてもよく、シクロアルキル環と縮合していてもよい4〜6員脂肪族含窒素複素環式基(該複素環式基は窒素原子以外のヘテロ原子として酸素原子を含有していてもよい)を形成することを表す);
9)アミノ基(当該アミノ基は、アルキル基、アルカノイル基、アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アルカノイルオキシアルカノイル基及びヒドロキシアルカノイル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);
10)スルファモイル基(当該基のアミノ部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい);
11)下式:
【化2】

(ここで、環Aはオキソ基で置換されていてもよい含窒素5員脂肪族複素環を表す)
で示される基;又は
12)飽和もしくは不飽和5〜6員複素環式基(当該複素環式基は、酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜4個のヘテロ原子を含有し、C1−2アルキレン基で架橋されていてもよく、かつ水酸基、オキソ基、シアノ基、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシアルキル基、カルバモイルアルキル基、モノもしくはジアルキルカルバモイル−アルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基、カルバモイル基、モノアルキルカルバモイル基及びジアルキルカルバモイル基からなる群より選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよい)、
環Bは6〜7員脂肪族含窒素複素環式基、
B1は水素原子又はアルキル基、
B2は水素原子、ハロゲン原子又は水酸基、
B3は、
1)水酸基;
2)シアノ基;
3)アルキル基;
4)シクロアルキルアルキル基;
5)アルコキシカルボニル基;
6)飽和もしくは不飽和5〜6員単環式複素環式基(当該複素環式基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる同一又は異なる1〜4個のヘテロ原子を含有し、かつ1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基;ヒドロキシアルキル基;アルコキシアルキル基(当該アルコキシアルキル基は1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよい);カルボキシアルキル基;1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基;アミノアルキル基(当該アミノアルキル基のアミノ部分はアルキル基及びアルコキシカルボニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);及びハロゲン原子又はアルキル基で置換されていてもよいシクロアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい);又は
7)式:−W−Rで示される基(ここで、Wは酸素原子、硫黄原子又はカルボニル基を表し、Rはa)フェニル基及びアルコキシフェニル基から選ばれる基で置換されていてもよいアルキル基、b)シクロアルキル基、又はc)酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜3個のヘテロ原子を含有していてもよく、かつc1)ハロゲン原子、c2)アルキル基、c3)アルコキシ基、c4)シクロアルキル基及びc5)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい5〜6員単環式アリール基を表す)
であることを表す〕
で示される化合物またはその薬理的に許容し得る塩を有効成分としてなる医薬組成物。
【請求項2】
環Aが
(A)下式:
【化3】

(式中、
A1
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、
(4)アルキルチオ基、又は
(5)シアノ基
であって、
A2
(1)水素原子、
(2)ハロゲン原子、
(3)シアノ基、
(4)アルキル基、
(5)酸素原子及び窒素原子から選ばれる1〜4個のへテロ原子を含有する飽和もしくは不飽和5〜6員複素環式基で置換されたアルキル基、
(6)アルキルチオ基(当該基のアルキル部分は水酸基で置換されていてもよい)、
(7)アルキルスルホニル基(当該基のアルキル部分は水酸基で置換されていてもよい)、
(8)アルキルチオアルキル基(当該基のアルキル部分は水酸基で置換されていてもよい)、
(9)アルキルスルホニルアルキル基(当該基のアルキル部分は水酸基で置換されていてもよい)、
(10)a)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、b)モノヒドロキシアルキル基及びc)水酸基及びアルコキシ基で置換されたアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいカルバモイル基、
(11)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいスルファモイル基、
(12)アルキル基、アルカノイル基、アルコキシカルボニル基、アルカノイルオキシアルカノイル基、ヒドロキシアルカノイル基及びアルキルスルホニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよいアミノ基、
(13)アルカノイル基、
(14)アルコキシ基、
(15)ニトロ基、
(16)アルコキシカルボニル基、
(17)式:R1112NC(=)O−で示される基(ここでR11及びR12は(a)独立して水素原子又はアルキル基、或いは(b)両者が末端で互いに結合し、隣接窒素原子とともに水酸基、オキソ基及びヒドロキシアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい含窒素5〜6員脂肪族複素環式基(該複素環式基はヘテロ原子として酸素原子を含有していてもよい)を形成することを表す)、又は
(18)窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる同一又は異なる1〜4個のヘテロ原子を含有し、かつオキソ基、水酸基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルバモイルアルキル基、モノアルキルカルバモイルアルキル基及びジアルキルカルバモイルアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員複素環式基を表す)
で示される置換フェニル基、或いは
(B)下式:
【化4】

〔式中、RA11は(1)水素原子、(2)シアノ基、(3)アルキル基、(4)アルコキシ基、(5)モルホリノ基、(6)アルキル基又は(7)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基、RA12は水素原子又はハロゲン原子、RA13は水素原子又はアルコキシ基、RA14及びRA15は独立して水素原子又はアルキル基を表す〕
で示される置換5員又は6員へテロアリール基である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項3】
環Bが、
(A)下式(i):
【化5】

(ここで、Rは(a)シアノ基、又は(b)酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜4個のヘテロ原子を含有し、かつ(b1)1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、(b2)ヒドロキシアルキル基、(b3)アルコキシアルキル基、(b4)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基及び(b5)シクロアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員単環式複素環式基を表し、
20は水素原子、ハロゲン原子又はアルキル基を表す)
で示される基;
(B)下式(ii):
【化6】

(ここで、Wは酸素原子、硫黄原子又はカルボニル基を表し、R31はa)アルキル基(該アルキル基はフェニル基及びアルコキシフェニル基から選ばれる基で置換されていてもよい);b)シクロアルキル基;又はc)5〜6員単環式アリール基(当該アリール基は酸素原子、硫黄原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜3個のヘテロ原子を含有していてもよく、かつ1)ハロゲン原子、2)アルキル基、3)アルコキシ基、4)シクロアルキル基及び5)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいアミノ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)を表す)
で示される基;
(C)下式(iii):
【化7】

(ここで、Rはアルキル基、シクロアルキルアルキル基、アルコキシカルボニル基又は含窒素もしくは含酸素5〜6員へテロアリール基(該へテロアリール基は1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基又はシクロアルキル基で置換されていてもよい)を表し、R40は水素原子又はアルキル基を表す)
で示される基;
(D)下式(iv):
【化8】

(ここで、Rは前記と同一意味を有する)
で示される基;又は
(E)下式(v):
【化9】

(ここで、R4Aは含窒素もしくは含酸素5〜6員へテロアリール基(該へテロアリール基はアルキル基で置換されていてもよい)を表す)
で示される置換6員又は7員脂肪族含窒素複素環式基
である請求項1又は2記載の医薬組成物。
【請求項4】
環Aが下式:
【化10】

〔式中、
環Aはベンゼン環又はピリジン環、

1)シアノ基;
2)モノもしくはジヒドロキシアルキル基;
3)(a)水酸基、(b)式:RNC(=O)−で示される基及び(c)アルキルスルホニル基から選ばれる基で置換されたアルキル基(ここで、R及びRは独立して、水素原子、1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基又はヒドロキシアルキル基を表すか、或いは両者が末端で互いに結合して隣接窒素原子と共に、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基及びカルバモイル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい5員含窒素脂肪族複素環式基を形成することを表す);
4)アルコキシ基;
5)式:R−S(=O)−で示される基(ここで、Rは水酸基又はアルコキシ基で置換されていてもよいアルキル基、nは0〜2の整数を表す);
6)ヘテロ原子として1〜3個の窒素原子を含有する5員へテロアリール基で置換されたアルキル基;
7)アルコキシカルボニルアルキル基;
8)式:RN(C=O)−で示される基(ここで、R及びRは独立して、水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基又はジハロゲノアルキル基を表すか、或いは両者が互いに結合して隣接窒素原子と共にハロゲン原子、水酸基、シアノ基及びカルバモイル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい4〜6員含窒素脂肪族複素環式基を形成することを表す);
9)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいスルファモイル基;
10)アルカノイル基;
11)アルコキシカルボニルアミノ基;
12)アルカノイルアミノ基;
13)アルキルスルホニルアミノ基;
14)下式:
【化11】

(ここで、環A01はオキソ基で置換された含窒素5員脂肪族複素環を表す)
で示される基;又は
15)窒素原子、硫黄原子及び酸素原子から選ばれる同一又は異なる1〜4個のヘテロ原子を含有し、かつオキソ基、水酸基、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルバモイルアルキル基、モノアルキルカルバモイルアルキル基及びジアルキルカルバモイルアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい飽和もしくは不飽和5〜6員複素環式基、
は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、アルキル基又はトリハロゲノアルキル基であることを表す〕
で示される基であり、
環Bが下式:
【化12】

〔式中、R2Aは窒素原子及び酸素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつアルキル基(該アルキル基は1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)、シクロアルキル基、アルコキシアルキル基又はアルカノイルオキシアルキル基で置換された飽和もしくは不飽和5員複素環式基、R21は水素原子又はアルキル基を表す〕
で示される基である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項5】
環Aがベンゼン環、

1)式:RNC(=O)−CH−で示される基(ここで、R及びRは同一又は異なって水素原子又はC1−4アルキル基を表すか、或いは両者が互いに結合して隣接窒素原子と共に、水酸基、シアノ基及びオキソ基から選ばれる1〜2個の基で置換された5員含窒素脂肪族複素環式基を形成することを表す);
2)式:R−S(=O)−で示される基(Rは水酸基及びC1−4アルコキシ基から選ばれる基で置換されていてもよいC1−4アルキル基を表す);
3)式:RNC(=O)−で示される基(R及びRは、独立してアルキル基又はモノヒドロキシアルキル基、或いは両者が末端で結合して隣接窒素原子と共に、水酸基、シアノ基及びカルバモイル基から選ばれる1〜2個の基で置換された5員含窒素脂肪族複素環式基を形成することを表す);
4)C1−4アルキルスルホニルメチル基;又は
5)へテロ原子として1〜2個の窒素原子を含有し、かつオキソ基、水酸基及びヒドロキシ−C1−4アルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換された飽和もしくは不飽和5〜6員含窒素複素環式基(該環式基は、ヘテロ原子として酸素原子を更に含有していてもよく、かつ水酸基、カルバモイル−C1−4アルキル基又はジ(C1−4アルキル)カルバモイル−C1−4アルキル基で更に置換されていてもよい)、
がハロゲン原子、シアノ基又はC1−4アルキル基、
2Aが酸素原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつC1−4アルキル基(該基は1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)又はC3−6シクロアルキル基で置換された飽和又は不飽和5員複素環式基、および
21が水素原子
である請求項4記載の医薬組成物。
【請求項6】
環Aがベンゼン環、

1)式:RaabbNC(=O)−CH−で示される基(ここで、Raaは水素原子、RbbはC1−4アルキル基を表すか、或いは両者が末端で結合して隣接窒素原子と共に、水酸基で置換されていてもよいピロリジニル基を形成することを表す);
2)ヒドロキシ−C1−4アルキルスルホニル基;
3)1〜2個のC1−4アルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基;
4)下式:
【化13】

(式中、Ra3及びRa4は同一又は異なって、水素原子、水酸基、シアノ基又はカルバモイル基を表す)
で示される基;又は
5)下式:
【化14】

(式中、Ra1は水素原子、水酸基又はヒドロキシ−C1−4アルキル基、Ra2はヒドロキシ−C1−4アルキル基、カルバモイル−C1−4アルキル基又はジ(C1−4アルキル)カルバモイル−C1−4アルキル基を表す)
で示される環式基、
2Aが酸素原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつ1〜3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1−4アルキル基又はC3−6シクロアルキル基で置換された5員へテロアリール基であり、かつ
21が水素原子
である請求項5記載の医薬組成物。
【請求項7】
環Aが下式:
【化15】

(ここで、環Aはベンゼン環、Rは1)アルキルスルホニル基;2)1〜2個のアルキル基で置換されていてもよいカルバモイル基;又は3)モルホリノカルボニル基、Rは水素原子又はハロゲン原子を表す)
で示される基であり、
環Bが下式:
【化16】

(ここで、Wは酸素原子又は硫黄原子、R31はアルキル基(該アルキル基はアルコキシフェニル基で置換されていてもよい)、シクロアルキル基、フェニル基(該フェニル基はハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基及びアミノ基(該アミノ基は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、又は含窒素もしくは含硫5〜6員ヘテロアリール基(該ヘテロアリール基はアルキル基で置換されていてもよい)を表す)
で示される基である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項8】
環Aが下式:
【化17】

〔式中、環Aはベンゼン環、Rは(a)アルキルスルホニル基、(b)アルキルスルホニルアルキル基、(c)カルバモイルアルキル基(該カルバモイル基のアミノ部分はアルキル基及びヒドロキシアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換されていてもよい)、(d)オキソ基及びヒドロキシアルキル基から選ばれる1〜2個の基で置換された含窒素5員脂肪族複素環式基又は(e)下式:
【化18】

(ここで、環A02は水酸基で置換された含窒素5員脂肪族複素環を表す)
で示される基、及びRは水素原子又はハロゲン原子を表す〕
で示される基であり、
環Bが下式:
【化19】

〔式中、R41は(a)アルコキシカルボニル基又は(b)酸素原子及び窒素原子から選ばれる同一もしくは異なる1〜3個のヘテロ原子を含有し、かつアルキル基で置換された5員ヘテロアリール基、R42は水素原子又はアルキル基を表す〕
で示される基である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項9】
がC1−4アルキルスルホニルメチル基、カルバモイルアルキル基(該カルバモイル基のアミノ基部分は1〜2個のアルキル基で置換されていてもよい)又は下式:
【化20】

(ここで、環A02は水酸基で置換された含窒素5員脂肪族複素環を表す。)
で示される基であり、かつR42が水素原子である請求項8記載の医薬組成物。
【請求項10】
有効成分が、
4−[5−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
3−フルオロ−4−[4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
3−フルオロ−4− [5−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
5−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]−8−(4−メシルフェニル)キナゾリン;
4−[6−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
3−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N−メチルベンズアミド;
N−エチル−2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]ベンズアミド;
2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−フルオロ−4− [6−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N−メチルベンズアミド;
6−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]−8−[3−フルオロ−4−[(ピロリジン−1−イル)カルボニル]フェニル]キナゾリン;
2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−(3−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
6−フルオロ−4−[4−(3−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]−8−[3−フルオロ−4−[(ピロリジン−1−イル)カルボニル]フェニル]キナゾリン;
2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N−メチルベンズアミド;
4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]−8−(4−メシルフェニル)キナゾリン;
4−[4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
3−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−[3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N,N−ジメチルベンズアミド;
2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−[5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルベンズアミド;
6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−8−(3−フルオロ−4−メシルフェニル)キナゾリン;及び
6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−8−(3−フルオロ−4−メチルスルホニルメチルフェニル)キナゾリン
からなる群より選ばれる化合物またはその薬理的に許容し得る塩である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項11】
有効成分が、
2−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−N−メチルアセトアミド;
6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−8−[3−フルオロ−4−(2−ヒドロキシエチルスルホニル)フェニル]キナゾリン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
6−フルオロ−4−[4−(5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−8−[3−フルオロ−4−[(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)カルボニル]フェニル]キナゾリン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−2−フルオロフェニル]−4−ヒドロキシピロリジン−2−オン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−トリフルオロメチル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
1−[4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−3−メチルフェニル]ピロリジン−2−オン;
2−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−1−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エタノン;
1−[2−フルオロ−4−[4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−メチル−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]ピペラジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−4−ヒドロキシピロリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−4−ヒドロキシピロリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−4−ヒドロキシピロリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[4−[6−フルオロ−4−[4−(5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−3−メチルフェニル]ピロリジン−2−オン;
4−[4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−3−メチルフェニル]−モルホリン−3−オン;
1−(2−フルオロ−4−{6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル}フェニル)イミダゾリジン−5−オン;
3−[2−フルオロ−4−[4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−ヒドロキシピロリジン−4−オン;
1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−5−ヒドロキシメチルピロリジン−2−オン;
2−[1−[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−2−オキソイミダゾリジン−3−イル]−N,N−ジメチルアセトアミド;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−トリフルオロメチル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](2−カルバモイルピロリジン−1−イル)メタノン;
1−[2−フルオロ−4−[4−[4−[5−(1,1−ジフルオロエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−トリフルオロメチル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](2−シアノ−4−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](2−シアノ−4−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−[5−(1,1−ジフルオロエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](2−カルバモイルピロリジン−1−イル)メタノン;
1−[2−メチル−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−メチル−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−トリフルオロメチル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−メチル−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−シクロプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]−8−(3−フルオロ−4−メチルスルホニルメチルフェニル)キナゾリン;
[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−[5−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](2−シアノ−4−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−[5−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−[5−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](2−カルバモイルピロリジン−1−イル)メタノン;
1−[4−[5−フルオロ−4−[4−[5−(1,1−ジフルオロエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−2−メチルフェニル]−4−ヒドロキシピロリジン−2−オン;
1−[4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−2−シアノフェニル]−4−ヒドロキシピロリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[4−[4−[5−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
1−[2−フルオロ−4−[4−[4−[5−n−プロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリジン−2−オン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペラジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]ベンジル](2−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−[5−(1,1−ジフルオロエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
[2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−[5−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル](3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メタノン;
2−フルオロ−4−[6−フルオロ−4−[4−[5−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]−N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルベンズアミド;
3−[1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−2−オキソイミダゾリジン−3−イル]−プロピオンアミド;及び
1−[2−フルオロ−4−[5−フルオロ−4−[4−(5−イソプロピル−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]キナゾリン−8−イル]フェニル]−4−ヒドロキシメチルピロリジン−2−オン
からなる群より選ばれる化合物またはその薬理的に許容し得る塩である請求項1記載の医薬組成物。
【請求項12】
GPR119の活性化により治療され得る代謝性疾患又は心血管疾患の予防・治療剤である請求項1〜11のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項13】
代謝性疾患が肥満症、高血糖、糖尿病及び/又はその合併症、メタボリック症候群、耐糖能障害、高インスリン血症、高脂血症、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症又は脂質代謝異常である請求項12記載の医薬組成物。
【請求項14】
心血管疾患が動脈硬化、高血圧、冠疾患又は心筋梗塞である請求項12記載の医薬組成物。
【請求項15】
GPR119活性の調節剤である請求項1〜11のいずれかに記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2013−107855(P2013−107855A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−254826(P2011−254826)
【出願日】平成23年11月22日(2011.11.22)
【出願人】(000002956)田辺三菱製薬株式会社 (225)
【Fターム(参考)】