説明

医薬

【課題】より幅広い治療スペクトラムを有し、短期間で十分な治療効果を発現し得る医薬を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の医薬は、一般式(1)
【化1】


[式中、R、R、R、R、R及びRは、水素原子等を示す。Rは置換フェニル基等を示す。]で表されるベンゾジアゼピン化合物又はその塩からなる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(1):
【化1】


[式中、Rは、
(1.1)水素原子、
(1.2)低級アルキル基、
(1.3)低級アルケニル基、
(1.4)ヒドロキシ低級アルキル基、
(1.5)シクロ低級アルキル置換低級アルキル基、
(1.6)シクロ低級アルケニル置換低級アルキル基、
(1.7)ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル低級アルキル基、
(1.8)フェニル低級アルキル基(フェニル基上にヒドロキシ基を有していてもよい)、
(1.9)ピロリル低級アルキル基(ピロリル基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(1.10)ピラゾリル低級アルキル基(ピラゾリル基上にハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれる基を有していてもよい)、
(1.11)イミダゾリル低級アルキル基(イミダゾリル基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(1.12)ピリジル低級アルキル基(ピリジル基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(1.13)インドリル低級アルキル基(インドリル基上に低級アルキル基及び低級アルカノイル基からなる群から選ばれた基を有していてもよい)、
(1.14)インダゾリル低級アルキル基(インダゾリル基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(1.15)ベンゾイミダゾリル低級アルキル基(ベンゾイミダゾリル基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(1.16)テトラヒドロピラニル低級アルキル基、
(1.17)フリル低級アルキル基(フリル基上に低級アルキル基及びハロゲン置換低級アルキル基からなる群から選ばれる基を有していてもよい)、
(1.18)チエニル低級アルキル基(チエニル基上にハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれた基を有していてもよい)、
(1.19)イミダゾピリジル低級アルキル基、
(1.20)オキサゾリル低級アルキル基(オキサゾリル基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(1.21)フロピリジル低級アルキル基、
(1.22)チアゾリル低級アルキル基(チアゾリル基上に低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を有していてもよい)、
(1.23)チエノピリジル低級アルキル基、
(1.24)イミダゾチアゾリル低級アルキル基、又は
(1.25)フリル低級アルケニル基
を示す。
は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又は低級アルコキシ基を示す。
は、
(3.1)水素原子、
(3.2)ハロゲン原子、
(3.3)シアノ基、
(3.4)ヒドロキシ基、
(3.5)低級アルキル基、
(3.6)低級アルコキシ基、
(3.7)低級アルコキシ低級アルコキシ基、
(3.8)ヒドロキシ低級アルキル基、
(3.9)低級アルキルチオ基、
(3.10)低級アルコキシカルボニル基、
(3.11)トリ(低級アルキル)シリルオキシ低級アルキル基、
(3.12)低級アルキル基を有していてもよいアミノ基、
(3.13)低級アルコキシ基、ニトロ基及びアミノ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいフェニル基、
(3.14)低級アルキル基を有していてもよいピペラジニル基、
(3.15)イミダゾリル基、
(3.16)ピラゾリル基、
(3.17)トリアゾリル基、
(3.18)ピリジル基、
(3.19)低級アルキル基を有していてもよいピリダジニル基、
(3.20)ピリミジニル基、又は
(3.21)ピラジニル基
を示す。
は、
(4.1)水素原子、
(4.2)ハロゲン原子、
(4.3)低級アルキル基、
(4.4)ハロゲン置換低級アルキル基、
(4.5)低級アルコキシ基、
(4.6)低級アルキニル基、
(4.7)シアノ基、
(4.8)低級アルキル基及び低級アルカノイル基からなる群から選ばれる基を有していてもよいアミノ基、
(4.9)アミノ低級アルキル基(アミノ基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(4.10)アミノ低級アルキニル基(アミノ基上に低級アルキル基を有していてもよい)、
(4.11)低級アルコキシカルボニル基、
(4.12)ヒドロキシ低級アルキル基、
(4.13)低級アルコキシ低級アルキル基、
(4.14)トリ(低級アルキル)シリルオキシ低級アルキル基、
(4.15)ナフチル基を有していてもよい低級アルキルスルホニル基、
(4.16)フェニル基、
(4.17)ピロリジニル基、
(4.18)ピペリジニル基、
(4.19)モルホリニル基、又は
(4.20)低級アルキル基を有していてもよいピリダジニル基
を示す。
あるいは、RとRとは互いに結合して低級アルキレンジオキシ基、又は−CH=CH−CH=CH−を形成してもよい。
は、水素原子又はハロゲン原子を示す。
は、
(6.1)ハロゲン原子;低級アルキル基;ハロゲン置換低級アルキル基;低級アルキルチオ基;低級アルコキシ基;ハロゲン置換低級アルコキシ基;ヒドロキシ基;低級アルキル基を有していてもよいアミノ基;低級アルキル基を有していてもよいアミノスルホニル基;シアノ基;フェニル基;オキソ基を有していてもよいピロリジニル基;イミダゾリル基;オキサゾリル基;及び低級アルキル基を有していてもよいチアゾリル基からなる群から選ばれる基を有していてもよいフェニル基、
(6.2)オキソ基を有していてもよいジヒドロインデニル基、
(6.3)ハロゲン原子、シアノ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいナフチル基、
(6.4)フルオレニル基、
(6.5)ハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいピリジル基、
(6.6)低級アルキル基、低級アルコキシ基及びフェニル基からなる群から選ばれる基を有していてもよいピリダジニル基、
(6.7)低級アルキル基、低級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいピリミジニル基、
(6.8)低級アルキル基を有していてもよいピラジニル基、
(6.9)ハロゲン原子、低級アルキル基、トリ低級アルキルシリル基、低級アルコキシ基、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン置換低級アルキル基及びフェニルスルホニル基(フェニル基上に低級アルキル基を有していてもよい)からなる群から選ばれる基を有していてもよいインドリル基、
(6.10)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン原子及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を有していてもよいインダゾリル基、
(6.11)低級アルカノイル基を有していてもよいインドリニル基、
(6.12)ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいキノリル基、
(6.13)低級アルキル基及びオキソ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいジヒドロキノリル基、
(6.14)オキソ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基及びフェニル低級アルキル基(フェニル基上に低級アルコキシ基を有していてもよい)からなる群から選ばれる基を有していてもよいテトラヒドロキノリル基、
(6.15)イソキノリル基、
(6.16)フェニル基を有していてもよいキノキサリニル基、
(6.17)ピラゾロピリジル基、
(6.18)ベンゾフリル基、
(6.19)ジヒドロベンゾフリル基、
(6.20)ベンゾジオキソリル基、
(6.21)ジヒドロベンゾジオキシニル基、
(6.22)ベンゾジオキシニル基、
(6.23)ジヒドロベンゾジオキセピニル基、
(6.24)低級アルキル基を有していてもよいチエニル基、
(6.25)ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれる基を有していてもよいベンゾチエニル基、
(6.26)オキソ基、低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいジヒドロベンゾ[b][1.4]オキサジニル基、
(6.27)チアゾリル基、
(6.28)低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を有していてもよいベンゾチアゾリル基、
(6.29)チエノピリジル基、
(6.30)チエノピリミジニル基
(6.31)カルバゾリル基(低級アルキル基を有していてもよいカルバゾリル基)又は
(6.32)低級アルキル基及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を有していてもよいテトラヒドロシクロペンタ[b]インドリル基
を示す。
は、水素原子、低級アルキル基、フェニル基、ヒドロキシ低級アルキル基、フェニル低級アルキル基又はトリ(低級アルキル)シリルオキシ低級アルキル基を示す。]
で表されるベンゾジアゼピン化合物又はその塩からなる医薬。
【請求項2】
式中、Rは、
(1.1)水素原子、
(1.2)低級アルキル基、
(1.3)低級アルケニル基、
(1.4)ヒドロキシ低級アルキル基、
(1.5)シクロ低級アルキル置換低級アルキル基、
(1.6)シクロ低級アルケニル置換低級アルキル基、
(1.7)ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル低級アルキル基、
(1.8)フェニル低級アルキル基(フェニル基上にヒドロキシ基を1個有していてもよい)、
(1.9)ピロリル低級アルキル基(ピロリル基上に低級アルキル基を1個有していてもよい)、
(1.10)ピラゾリル低級アルキル基(ピラゾリル基上にハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよい)、
(1.11)イミダゾリル低級アルキル基(イミダゾリル基上に低級アルキル基を1個有していてもよい)、
(1.12)ピリジル低級アルキル基(ピリジル基上に低級アルキル基を1個有していてもよい)、
(1.13)インドリル低級アルキル基(インドリル基上に低級アルキル基及び低級アルカノイル基からなる群から選ばれた基を1個有していてもよい)、
(1.14)インダゾリル低級アルキル基(インダゾリル基上に低級アルキル基を1個有していてもよい)、
(1.15)ベンゾイミダゾリル低級アルキル基(ベンゾイミダゾリル基上に低級アルキル基を1個有していてもよい)、
(1.16)テトラヒドロピラニル低級アルキル基、
(1.17)フリル低級アルキル基(フリル基上に低級アルキル基及びハロゲン置換低級アルキル基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよい)、
(1.18)チエニル低級アルキル基(チエニル基上にハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれた基を1個〜2個有していてもよい)、
(1.19)イミダゾ[1,2−b]ピリジル低級アルキル基、
(1.20)オキサゾリル低級アルキル基(オキサゾリル基上に低級アルキル基を1個〜2個有していてもよい)、
(1.21)フロ[2,3−c]ピリジル低級アルキル基、
(1.22)チアゾリル低級アルキル基(チアゾリル基上に低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよい)、
(1.23)チエノ[3,2−c]ピリジル低級アルキル基、
(1.24)イミダゾ[2,1−b]チアゾリル低級アルキル基、又は
(1.25)フリル低級アルケニル基
を示す。
は、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、又は低級アルコキシ基を示す。
は、
(3.1)水素原子、
(3.2)ハロゲン原子、
(3.3)シアノ基、
(3.4)ヒドロキシ基、
(3.5)低級アルキル基、
(3.6)低級アルコキシ基、
(3.7)低級アルコキシ低級アルコキシ基、
(3.8)ヒドロキシ低級アルキル基、
(3.9)低級アルキルチオ基、
(3.10)低級アルコキシカルボニル基、
(3.11)トリ(低級アルキル)シリルオキシ低級アルキル基、
(3.12)低級アルキル基を1個〜2個有していてもよいアミノ基、
(3.13)低級アルコキシ基、ニトロ基及びアミノ基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいフェニル基、
(3.14)低級アルキル基を1個有していてもよいピペラジニル基、
(3.15)イミダゾリル基、
(3.16)ピラゾリル基、
(3.17)1,2,4−トリアゾリル基、
(3.18)ピリジル基、
(3.19)低級アルキル基を1個有していてもよいピリダジニル基、
(3.20)ピリミジニル基、又は
(3.21)ピラジニル基
を示す。
は、
(4.1)水素原子、
(4.2)ハロゲン原子、
(4.3)低級アルキル基、
(4.4)ハロゲン置換低級アルキル基、
(4.5)低級アルコキシ基、
(4.6)低級アルキニル基、
(4.7)シアノ基、
(4.8)低級アルキル基及び低級アルカノイル基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいアミノ基、
(4.9)アミノ低級アルキル基(アミノ基上に低級アルキル基を1個〜2個有していてもよい)、
(4.10)アミノ低級アルキニル基(アミノ基上に低級アルキル基を1個〜2個有していてもよい)、
(4.11)低級アルコキシカルボニル基、
(4.12)ヒドロキシ低級アルキル基、
(4.13)低級アルコキシ低級アルキル基、
(4.14)トリ(低級アルキル)シリルオキシ低級アルキル基、
(4.15)ナフチル基を1個〜2個有していてもよい低級アルキルスルホニル基、
(4.16)フェニル基、
(4.17)ピロリジニル基、
(4.18)ピペリジニル基、
(4.19)モルホリニル基、又は
(4.20)低級アルキル基を1個有していてもよいピリダジニル基
を示す。
あるいは、RとRとは互いに結合して低級アルキレンジオキシ基、又は−CH=CH−CH=CH−を形成してもよい。
は、水素原子又はハロゲン原子を示す。
は、
(6.1)ハロゲン原子;低級アルキル基;ハロゲン置換低級アルキル基;低級アルキルチオ基;低級アルコキシ基;ハロゲン置換低級アルコキシ基;ヒドロキシ基;低級アルキル基を1個〜2個有してもよいアミノ基;低級アルキル基を1個〜2個有してもよいアミノスルホニル基;シアノ基;フェニル基;オキソ基を1個有していてもよいピロリジニル基;イミダゾリル基;オキサゾリル基;並びに低級アルキル基を1個有していてもよいチアゾリル基からなる群から選ばれる基を1個〜3個有していてもよいフェニル基、
(6.2)オキソ基を1個有していてもよい2,3ジヒドロインデニル基、
(6.3)ハロゲン原子、シアノ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいナフチル基、
(6.4)フルオレニル基、
(6.5)ハロゲン原子、低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいピリジル基、
(6.6)低級アルキル基、低級アルコキシ基及びフェニル基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいピリダジニル基、
(6.7)低級アルキル基、低級アルコキシ基及び低級アルキルチオ基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいピリミジニル基、
(6.8)低級アルキル基を1個〜2個有していてもよいピラジニル基、
(6.9)ハロゲン原子、低級アルキル基、トリ低級アルキルシリル基、低級アルコキシ基、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン置換低級アルキル基及びフェニルスルホニル基(フェニル基上に低級アルキル基を1個有していてもよい)からなる群から選ばれる基を1個〜3個有していてもよいインドリル基、
(6.10)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン原子及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいインダゾリル基、
(6.11)低級アルカノイル基を1個有していてもよいインドリニル基、
(6.12)ハロゲン原子、低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいキノリル基、
(6.13)低級アルキル基及びオキソ基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいジヒドロキノリル基、
(6.14)オキソ基、低級アルキル基、低級アルコキシ基及びフェニル低級アルキル基(フェニル基上に低級アルコキシ基を1個有していてもよい)からなる群から選ばれる基を1個〜3個有していてもよいテトラヒドロキノリル基、
(6.15)イソキノリル基、
(6.16)フェニル基を1個有していてもよいキノキサリニル基、
(6.17)ピラゾロ[3,4−b]ピリジル基、
(6.18)ベンゾフリル基、
(6.19)2,3−ジヒドロベンゾフリル基、
(6.20)ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル基、
(6.21)2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニル基、
(6.22)4H−ベンゾ[d][1,3]ジオキシニル基、
(6.23)3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル基、
(6.24)低級アルキル基を1個有していてもよいチエニル基、
(6.25)ハロゲン原子及び低級アルキル基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいベンゾチエニル基、
(6.26)オキソ基、低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個〜3個有していてもよい3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1.4]オキサジニル基、
(6.27)チアゾリル基、
(6.28)低級アルキル基及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいベンゾチアゾリル基、
(6.29)チエノ[3,2−b]ピリジル基又はチエノ[2,3−b]ピリジル基、
(6.30)チエノ[3,2−d]ピリミジニル基、
(6.31)カルバゾリル基(低級アルキル基を1個有していてもよいカルバゾリル基)又は
(6.32)低級アルキル基及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいテトラヒドロシクロペンタ[b]インドリル基
を示す。並びに、
は、水素原子、低級アルキル基、フェニル基、ヒドロキシ低級アルキル基、フェニル低級アルキル基又はトリ(低級アルキル)シリルオキシ低級アルキル基を示す、一般式(1)で表される、請求項1に記載の医薬。
【請求項3】
とRとは互いに結合して低級アルキレンジオキシ基を形成する、一般式(1)で表される、請求項2に記載の医薬。
【請求項4】
式中、Rは、
(1.2)低級アルキル基を示す。
は、水素原子又はハロゲン原子を示す。
は、水素原子を示す。
は、
(6.1)ハロゲン原子及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいフェニル基、
(6.3)ハロゲン原子、低級アルキル基、及び低級アルコキシ基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいナフチル基、
(6.9)ハロゲン原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シアノ基、低級アルコキシカルボニル基、ハロゲン置換低級アルキル基及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を1個〜3個有していてもよいインドリル基、
(6.10)低級アルキル基、ハロゲン置換低級アルキル基、ハロゲン原子及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を1個〜2個有していてもよいインダゾリル基、
(6.18)ベンゾフリル基、
(6.20)ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル基、
(6.25)ベンゾチエニル基、
(6.31)低級アルキル基を1個有していてもよいカルバゾリル基、又は
(6.32)低級アルキル基及びトリ低級アルキルシリル基からなる群から選ばれる基を1個有していてもよいテトラヒドロシクロペンタ[b]インドリル基
を示す、一般式(1)で表される、請求項3に記載の医薬。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬と薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項6】
セロトニン、ノルエピネフリン、又はドーパミンの低減された神経伝達に起因する疾病の予防又は治療するための請求項1〜4に記載の医薬。
【請求項7】
前記疾病が、高血圧、うつ病、不安障害、恐怖、心的外傷後ストレス障害、急性ストレス症候群、回避性人格障害、身体醜形障害、早発射精、摂食障害、肥満、アルコール、コカイン、ヘロイン、フェノバルビタール、ニコチン、及びベンゾジアゼピン類に対する化学的嗜癖、群発性頭痛、片頭痛、疼痛、アルツハイマー病、強迫性神経障害、パニック障害、記憶障害、パーキンソン病、内分泌障害、血管痙攣、小脳性運動失調、胃腸管障害、統合失調症の陰性症候群、月経前症候群、線維筋肉痛症候群、緊張性尿失禁、トウレット症候群、抜毛癖、盗癖、男性インポテンツ、注意欠陥多動性障害(ADHD)、慢性発作性片頭痛、慢性疲労、脱力発作、睡眠時無呼吸症候群、及び頭痛からなる群から選ばれる、請求項6に記載の医薬。
【請求項8】
疾病が、大うつ病性障害、双極I型障害、双極II型障害、混合エピソード、気分変調性障害、ラピッドサイクラー、非定型うつ病、季節性感情障害、産後うつ病、軽症うつ病、反復性短期うつ病性障害、難治性うつ病・慢性うつ病、重複うつ病、アルコール誘発性気分障害、混合性不安抑うつ障害、クッシング病、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進症、アジソン病、無月経・乳汁分泌症候群、パーキンソン病、アルツハイマー病、脳出血、糖尿病、慢性疲労症候群及び癌に伴ううつ病、中年期うつ病、老年期うつ病、小児・思春期のうつ病、インターフェロン等の薬物誘発性うつ病、及び適応障害に伴ううつ病からなる群から選択されるうつ病、並びに、適応障害による不安、及び頭部外傷、脳の感染症、及び内耳障害からなる群から選ばれる神経障害に伴う不安からなる群から選ばれる疾患である、請求項6に記載の医薬。
【請求項9】
請求項1〜4に記載の医薬を有効成分とするセロトニン再取り込み阻害剤及び/又はノルエピネフリン再取り込み阻害剤及び/又はドーパミン再取り込み阻害剤。
【請求項10】
セロトニン、ノルエピネフリン又はドーパミンの低減された神経伝達に起因する疾病を治療する方法であって、一般式(1)で表される、請求項1〜4のいずれか一項で定義したベンゾジアゼピン化合物及びその塩を、ヒト又は動物に投与することを含む、前記方法。
【請求項11】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬と薬学的に許容される担体とを混合することを含む医薬組成物の製造方法。

【公開番号】特開2011−111419(P2011−111419A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−269947(P2009−269947)
【出願日】平成21年11月27日(2009.11.27)
【出願人】(000206956)大塚製薬株式会社 (230)
【Fターム(参考)】