説明

半導体集積回路

【課題】記録媒体から平面視映像と立体視映像とのいずれを再生させる際にも、バッファにアンダーフローを生じさせることなく、そのバッファの容量の更なる削減を可能にする半導体集積回路を提供する。
【解決手段】ストリーム処理部5は、外部の装置によって記録媒体MEから読み出されたエクステント・ブロックを受信してメモリ2に一旦格納した後、映像系データと音声系データとに多重分離する。信号処理部7は音声系データと映像系データとを復号する。AV出力部8は、復号された映像系データと音声系データとを出力する。ストリーム処理部5では切替部が、受信されたエクステント・ブロックの格納先をメモリ2内の第1の領域と第2の領域との間で切り替える。主制御部6は更に、切替部に、メインビュー・データ・ブロックに属しているデータを第1の領域に格納させ、サブビュー・データ・ブロックに属しているデータを第2の領域に格納させる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体視映像のメインビューを構成するメインビュー・ビデオ・ストリームが多重化されたメインビュー・ストリーム、立体視映像のサブビューを構成するサブビュー・ビデオ・ストリームが多重化されたサブビュー・ストリーム、及び管理情報が記録された記録媒体から受信したデータに対して、映像・音声信号処理を行う半導体集積回路であって、
前記サブビュー・ビデオ・ストリームは、前記メインビュー・ビデオ・ストリームを参照して符号化されており、
前記管理情報は、前記メインビュー・ストリームのシステム・レートと前記サブビュー・ストリームのシステム・レートとを含み、
前記記録媒体は、所定数以上のセクタまたは層境界が存在するロング・ジャンプ領域を有し、
前記メインビュー・ストリームは複数のメインビュー・データ・ブロックに分割されて配置され、前記サブビュー・ストリームは複数のサブビュー・データ・ブロックに分割されて配置されており、
メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとが交互に連続して配置されたデータであって、立体視映像が再生される際に一つのエクステントとして参照されるエクステント・ブロックが複数構成されており、
各エクステント・ブロックは、サブビュー・データ・ブロックを先頭のデータ・ブロックとして、かつ、サブビュー・データ・ブロックとメインビュー・データ・ブロックとのペアを少なくとも一つ以上含み、
第1エクステント・ブロックは、第2エクステント・ブロックの直前に、または第3エクステント・ブロックの次に読み出され、前記第1エクステント・ブロックにおいて一つのペアを構成するメインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとの各サイズの最大値は、前記サブビュー・ストリームのシステム・レート、前記一つのペアが前記第1エクステント・ブロックにおいて先頭のペアであるか否か、及び、前記第1エクステント・ブロックの記録領域と前記第2エクステント・ブロックの記録領域との間、または前記第1エクステント・ブロックの記録領域と前記第3エクステント・ブロックの記録領域との間に前記ロング・ジャンプ領域が存在するか否かによって決定されており、
メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとはそれぞれ、映像系データを含み、
メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとの少なくともいずれかは、音声系データを含み、
前記半導体集積回路は、
前記半導体集積回路の制御を行う主制御部と、
外部の装置によって前記記録媒体から読み出されたエクステント・ブロックを前記外部の装置から受信して、前記半導体集積回路の内部または外部に設けられたメモリに一旦格納した後、前記映像系データと前記音声系データとに多重分離するストリーム処理部と、
前記音声系データと前記映像系データとをそれぞれ復号する信号処理部と、
復号された前記映像系データと前記音声系データとを出力するAV出力部と
を備えており、
前記ストリーム処理部は、受信されたエクステント・ブロックの格納先を前記メモリ内の第1の領域と第2の領域との間で切り替える切替部を備えており、
前記主制御部は、前記受信されたエクステント・ブロックのうち、前記複数のメインビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第1の領域に格納するように前記切替部を制御し、前記複数のサブビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第2の領域に格納するように前記切替部を制御する
ことを特徴とする半導体集積回路。
【請求項2】
複数のデータ・ブロックからなるデータ・ストリームと管理情報とが記録された記録媒体から受信したデータに対して、映像・音声信号処理を行う半導体集積回路であって、
前記データ・ストリームは、平面視再生に利用されるメインビュー・ストリーム、及び、前記メインビュー・ストリームと組み合わされて立体視映像の再生に利用されるサブビュー・ストリームを含み、
前記データ・ブロックは、前記メインビュー・ストリームから構成される複数のメインビュー・データ・ブロックと、前記サブビュー・ストリームから構成される複数のサブビュー・データ・ブロックとを含み、
前記データ・ブロックの種類には、共通データ・ブロックと、平面視専用データ・ブロックと、立体視専用データ・ブロックとがあり、
前記共通データ・ブロックは、メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとの両方を含み、平面視再生時及び立体視再生時の両方でアクセスされ、
前記平面視専用データ・ブロックは、メインビュー・データ・ブロックのみを含み、平面視再生時にのみアクセスされ、
前記立体視専用データ・ブロックは、メインビュー・データ・ブロックとサブビュー・データ・ブロックとの両方を含み、立体視再生時にのみアクセスされ、
前記平面視専用データ・ブロックに含まれるメインビュー・データ・ブロックと前記立体視専用データ・ブロックに含まれるメインビュー・データ・ブロックとは同一の内容であり、
前記管理情報は、前記メインビュー・ストリームのシステム・レート、前記サブビュー・ストリームのシステム・レート、立体視映像再生経路情報、及び平面視映像再生経路情報を含み、
前記立体視映像再生経路情報は、立体視再生時に、前記共通データ・ブロック及び前記立体視専用データ・ブロックに含まれるメインビュー・データ・ブロック及びサブビュー・データ・ブロックを再生する第1の経路を示し、
前記平面視映像再生経路情報は、平面視再生時に、前記共通データ・ブロック及び前記平面視専用データ・ブロックに含まれるメインビュー・データ・ブロックを再生する第2の経路を示し、
前記記録媒体は、所定数以上のセクタまたは層境界が存在するロング・ジャンプ領域を有し、
前記共通データ・ブロックのうち、第1共通データ・ブロックと第2共通データ・ブロックとはその順に読み出され、前記第1共通データ・ブロックの記録領域と前記第2共通データ・ブロックとの間には前記ロング・ジャンプ領域が存在し、
前記平面視専用データ・ブロックと前記立体視専用データ・ブロックとのうち、内容が対応する第1平面視専用データ・ブロックと第1立体視専用データ・ブロックとは、前記第1共通データ・ブロックの記録領域と前記ロング・ジャンプ領域との間、または、前記ロング・ジャンプ領域と前記第2共通データ・ブロックの記録領域との間に記録され、
前記第1共通データ・ブロック、前記第2共通データ・ブロック、及び前記第1平面視専用データ・ブロックに含まれているメインビュー・データ・ブロックのサイズの最小値は、少なくとも、再生装置が平面視再生時に前記記録媒体から当該メインビュー・データ・ブロックを読み出す速度、当該メインビュー・データ・ブロックのビットレート、及び前記再生装置が平面視再生時に前記ロング・ジャンプ領域をジャンプするのに要する時間によって決定されており、
前記第1共通データ・ブロック、前記第2共通データ・ブロック、第1平面視専用データ・ブロック、及び前記第1立体視専用データ・ブロックに含まれるメインビュー・データ・ブロックのサイズの最大値は、少なくとも、前記サブビュー・ストリームのシステム・レート、及び、続けて読み出される二つのデータ・ブロックの記録領域間に前記ロング・ジャンプ領域が存在するか否かによって決定されており、
前記複数のメインビュー・データ・ブロックと前記複数のサブビュー・データ・ブロックとはそれぞれ、映像系データを含み、
前記複数のメインビュー・データ・ブロックと前記複数のサブビュー・データ・ブロックとの少なくともいずれかは、音声系データを含み、
前記半導体集積回路は、
前記半導体集積回路の制御を行う主制御部と、
外部の装置によって前記記録媒体から読み出されたデータ・ブロックを前記外部の装置から受信して、前記半導体集積回路の内部もしくは外部に設けられたメモリに一旦格納した後、前記映像系データと前記音声系データとに多重分離するストリーム処理部と、
前記音声系データと前記映像系データとをそれぞれ復号する信号処理部と、
復号された前記映像系データと前記音声系データとを出力するAV出力部と
を備えており、
前記ストリーム処理部は、受信されたデータ・ブロックの格納先を前記メモリ内の第1の領域と第2の領域との間で切り替える切替部を備えており、
前記主制御部は、前記受信されたデータ・ブロックのうち、前記複数のメインビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第1の領域に格納するように前記切替部を制御し、前記複数のサブビュー・データ・ブロックに属しているデータを、前記第2の領域に格納するように前記切替部を制御し、
立体視映像の再生時には、前記第1の経路に属するデータに対して映像・音声信号処理を行う
ことを特徴とする半導体集積回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【図94】
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【図95】
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【図96】
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【図97】
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【図98】
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【図99】
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【図100】
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【公開番号】特開2011−250416(P2011−250416A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−125096(P2011−125096)
【出願日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【分割の表示】特願2011−518972(P2011−518972)の分割
【原出願日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】