説明

印刷、着色したクッキングペーパー

【課題】フライパンや鍋で油炒めをする際に、油を吸い取るためにクッキングペーパー等を使用するが、クッキングペーパーが白色無地だと、油を吸い取ったクッキングペーパーが料理と識別できずに皿に盛り付けられ、料理を供された人に不快感を与えることがあった。本発明は油を吸い取ったクッキングペーパーを容易に料理と識別して取り除くことができるクッキングペーパー等を提供する。
【手段】クッキングペーパー等に着色する。あるいはクッキングペーパー等に線、図形、模様、絵柄、文字等を印刷する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は印刷、あるいは着色したクッキングペーパー、あるいはペーパータオル等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、白色無地のクッキングペーパー、キッチンタオル、キッチンペーパー、あるいはペーパータオル等があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のクッキングペーパー、あるいはペーパータオル等には次のような欠点があった。
フライパンや鍋で油炒めをする時に、余分な油を吸い取るために、調理中にクッキングペーパーを入れていた。すると油を吸い込んだクッキングペーパーは料理と同じような色になるので、料理に紛れて取り出されずに皿に盛り付けられ、料理を供された人に不快感を与えることがあった。
本発明は以上の問題点を解決する為に発明されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
料理材料に紛れないように、クッキングペーパーが料理と識別できるように印刷、あるいは着色する。
そして料理によって食材の色が異なるので、着色する時に2色以上の異なった色で着色すると更に利便性が増す。
例えば、エビチリソースを作るときに赤い色の印刷では、クッキングペーパーは料理と同じような赤い色になり、料理に紛れて完全に取り除かれない恐れがある。
また、モヤシ炒めを作るときに黒い色の印刷では、クッキングペーパーは料理と同じような黒い色となり、料理に紛れて取り除かれない恐れがある。
クッキングペーパーを赤と黒に印刷すると、エビチリソースでは黒い色でクッキングペーパーが識別でき、モヤシ炒めでは赤い色でクッキングペーパーが識別できる。
さらに色数を増やして黄色、青等にも印刷、あるいは着色すれば相当数の料理に対応できる。
そして、クッキングペーパーに印刷する形態を線、図形、絵柄、文字等とすると、クッキングペーパーと料理の識別が格段に容易になる。これは染料や着色料を節約し、食材への着色料の影響をも最小限にする効果がある。
以上の構成によるクッキングペーパー、あるいはペーパータオル等。
【発明の効果】
【0005】
本発明のクッキングペーパー等を使用することによって、余分な油を吸い込んだクッキングペーパー等を、料理材料と容易に識別して取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の、線を印刷したクッキングペーパーの平面図
【図2】本発明の、線、あるいは模様、図形、文字を印刷したクッキングペーパーの平面図
【図3】本発明の、複数の色に着色したクッキングペーパーの平面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)クッキングペーパー等に線を印刷する。
(ロ)クッキングペーパー等に模様、図形、文字等を印刷する。
(ハ)クッキングペーパー等を赤と黒と緑の3色に印刷、あるいは着色する。
【符号の説明】
【0008】
1 クッキングペーパー
2 線
3 図形
4 文字
5 模様

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クッキングペーパー、キッチンペーパー、キッチンタオルあるいはペーパータオル等に印刷、あるいは着色したクッキングペーパー、キッチンペーパー、キッチンタオルあるいはペーパータオル等。
【請求項2】
クッキングペーパー、キッチンペーパー、キッチンタオルあるいはペーパータオル等に線、図形、模様、文字等を印刷、あるいは着色したクッキングペーパー、キッチンペーパー、キッチンタオルあるいはペーパータオル等。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−219426(P2012−219426A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−98730(P2011−98730)
【出願日】平成23年4月10日(2011.4.10)
【出願人】(591148727)
【Fターム(参考)】