説明

印刷制御装置、方法及びプログラム

【課題】少ない手順で動画内の複数の注目部分を詳細に動画連続フレーム印刷できるようにする。
【解決手段】動画から取得するフレーム数やフレームの取得範囲は、フレーム選択部108によって選択されたフレーム数によって異なる。フレームの選択数が0の場合は、その用紙に配置できるフレームの最大数がフレーム取得数になり、動画全体をフレーム取得範囲とする。フレームの選択数が1の場合は、その用紙に配置できるフレームの最大数がフレーム取得数になり、選択されたフレームを中心にその前後から連続したフレームを取得する。フレームの選択数が2以上の場合は、用紙を縦方向にフレームの選択数で分割し、それぞれの領域に対するフレームの配置数を決定し、その数をフレーム取得数とし、選択されたフレームを中心にその前後から連続したフレームを取得する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルカメラ等で撮影された動画ファイルを指定して、動画を構成するフレームを複数並べて印刷する動画連続フレーム印刷を制御するのに利用して好適な印刷制御装置、方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、動画ファイルを指定して、動画を構成するフレームを複数並べて印刷する動画連続フレーム印刷を行う場合に、印刷装置がフレームを自動的に選択したり、ユーザが始点と終点の両方を指定してその間のフレームを印刷したりする方式が知られている。例えば、特許文献1には、記録用紙に対し予め設定されているプリント可能コマ数をプリントコマ数として決定し、ユーザがダイジェストプリントを行うものとして選択した動画像データから上記決定されたコマの数のフレームを抽出するプリンタシステムが開示されている。また、特許文献2には、動画像データに基づいて印刷を実行する印刷装置であって、印刷を所望する静止画像を切り出す切り出し範囲を決定するに際して、切り出し範囲の始点及び終点となる静止画像を選択させるようにした印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−211283号公報
【特許文献2】特開2006−60649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、少ない手順で動画全体を印刷するには好適であるが、動画を部分的に詳細に印刷することはできない。また、特許文献2に開示された従来技術では、最低でも2つのフレームを指定しなければならず、また、詳細に印刷したい部分が同一の動画内に複数ある場合は、1回の印刷終了後に同様の操作を繰り返さなければならず、操作が煩雑なのとなってしまう。
【0005】
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、少ない手順で動画内の複数の注目部分を詳細に動画連続フレーム印刷できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の印刷制御装置は、動画を構成する複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置して印刷するための印刷制御装置であって、動画から一又は複数のフレームを選択するフレーム選択手段と、前記フレーム選択手段により選択されたフレームを含む複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置するレイアウトを決定するための制御手段であって、前記フレーム選択手段で選択されたフレーム数に応じて、レイアウトを決定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、動画から選択されたフレーム数で印刷形態を変えるようにしたので、少ない手順で動画内の複数の注目部分を詳細に動画連続フレーム印刷することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態に係る印刷装置のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】フレームが1つも選択されていないときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】フレームが1つだけ選択されたときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】複数のフレームが選択されたときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】フレームを1つも選択しないで印刷を行った結果の例を示す図である。
【図7】フレームを1つだけ選択して印刷を行った結果の例を示す図である。
【図8】複数のフレームを選択して印刷を行った結果の例を示す図である。
【図9】抽出フレームの重複や不足が発生した場合の例を示す図である。
【図10】第2の実施形態において2個のフレームが選択されたときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態において2個のフレームを選択して印刷を行った結果の例を示す図である。
【図12】第4の実施形態において5個のフレームを選択して印刷を行った結果の例、及び8個のフレームを選択して印刷を行った結果の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。各ブロックはバス101によって相互に接続されており、データフロー及び動作タイミングは基本的にCPU106によって制御される。動画データは画像入力部105から読み込まれ、記憶部104に保持される。記憶部104に保持された動画データは表示部102に最初のフレームが表示される。記憶部104は複数の動画データを同時に保持可能で、表示部102には複数の動画データの最初のフレームを同時に表示可能である。
【0010】
表示部102に表示中の複数の動画データの最初のフレームのうち常に1つの動画データには現在操作対象であることを示すカーソルが表示される。操作部103には画像送りボタンがあり、それを操作することによってカーソルを移動して操作対象動画を変更することができる。画像送りによって操作対象動画が表示部102に表示中の動画データから外れるときは、更に画像入力部105から新たに動画データを読み込み、記憶部104に保持して表示部102の表示を更新する。また、操作部103には動画再生ボタンがあり、それを押すことによって操作対象動画を再生することができる。また、操作部103には動画選択ボタンがあり、表示部102に表示中の動画のうち、カーソルによって指示された動画を選択することができる。操作部103によって動画選択が指示されると、動画選択部107によって選択された動画データは印刷操作対象動画として管理される。動画選択部107は確定した操作対象動画の記録時間、フレームレート、総フレーム数を解析し保持する。また、操作部103には一時停止ボタンがあり、動画再生中に一時停止ボタンを押すと、動画の再生を一時停止できる。また、操作部103にはフレーム選択ボタンがあり、一時停止中にフレーム選択ボタンを押すと、表示中のフレームを選択状態にできる。同様の操作を繰り返すことで複数のフレームを選択することができる。フレームを選択しないことも可能である。フレーム選択処理はフレーム選択部108によって行われ、選択されたフレーム数、フレーム番号、選択された順番が管理される。
【0011】
動画選択部107によって管理されている動画データは、動画データ読み込み部109によって読み込まれる。動画データは画像入力部105から読み込まれ、記憶部104に保持される。
【0012】
用紙判別部114は印刷用紙(以下、用紙と称する)の用紙サイズを判別する。本実施形態ではLサイズとはがきサイズが使用可能で、装着している用紙カセットによってどちらの用紙に印刷するかを判別する。用紙サイズが判別されると、フレーム配置数取得部113によって、印刷しようとしている用紙に縦横それぞれにフレームを最大いくつ配置できるかを取得する。フレーム配置数は用紙サイズによって予め決められており、縦方向の最大数と横方向の最大数を乗じた数がその用紙に配置できるフレーム数の最大数となる。
【0013】
用紙に配置できる縦方向の最大数と横方向の最大数が取得されると、フレーム取得数決定部111によって動画から取得するフレーム数(以下、抽出フレーム数とも称する)を決定する。動画から取得するフレーム数は、フレーム選択部108によって選択されたフレーム数とフレーム配置数取得部113によって取得された縦横それぞれの最大配置数から計算によって決定される。計算方法は選択されたフレーム数によって異なる。フレームの選択数が0又は1の場合は、その用紙に配置できるフレームの最大数がフレーム取得数になる。フレームの選択数が2以上の場合は、用紙を縦方向にフレームの選択数で分割し、それぞれの領域に対するフレームの配置数を決定し、その数をフレーム取得数とする。
【0014】
フレーム取得数が決定すると、フレーム取得範囲決定部112によってフレームの取得範囲を決定する。フレームの取得範囲はフレーム選択部108によって選択されたフレーム数によって異なる。フレームの選択数が0であれば、動画全体をフレーム取得範囲とする。フレームの選択数が0以外であれば、選択されたフレームを中心にその前後から連続したフレームをフレーム取得数決定部111によって決められた領域ごとのフレーム取得数分取得するためフレームを取得する始点と終点がここで決定される。
【0015】
フレーム取得数、フレーム取得範囲が決定すると、必要とするフレームをフレーム取得部110によって取得し、記憶部104に保持する。取得されたフレームはフレームレイアウト部115によって用紙1枚分の印刷用データに変換され、印刷部116によって印刷される。
【0016】
なお、図1では、CPU106と他のブロックとを別々のものとして図示したが、一部のブロックの機能をCPU106に担わせるようにしてもよい。
【0017】
図2は、本実施形態に係る印刷装置のメイン処理の流れ、特に選択されたフレーム数によって印刷形態を変える印刷制御処理の流れを示すフローチャートである。以下の処理は、例えばCPU106がプログラムを実行することにより実現される。ステップS201において、フレーム配置数を取得する。既述したようにフレーム配置数は用紙サイズによって異なり、用紙判別部114によって用紙サイズを取得し、フレーム配置数取得部113によって、印刷しようとしている用紙に縦横それぞれにフレームを最大いくつ配置できるかを取得する。
【0018】
ステップS202において、動画データを読み込む。動画選択部107によって管理されている動画データを動画データ読み込み部109によって読み込む。動画データは画像入力部105から読み込まれ、記憶部104に保持される。
【0019】
ステップS203において、フレーム選択可能か否かを判定する。フレームの選択数の最大は、フレーム配置数取得部113によって取得した縦方向の最大配置数と一致する。これは、用紙上に選択フレームを含む前後のフレームをレイアウトした際に、横方向に他の選択フレーム関連のフレームが混ざると識別が困難になるために、同じ行に他の選択フレーム関連のフレームが配置されないようにするためである。縦方向の最大配置数を超えるフレームの選択は禁止する。縦方向の最大配置数を超えるフレームを選択しようとすると、例えば表示部102にメッセージを表示し、操作部103のフレーム選択ボタンを押してもフレームは選択されないようにする。
【0020】
ステップS203でフレーム選択可能であると判定されると、ステップS204において、フレーム選択終了が指示されているか否かを判定する。本実施形態では操作部103に印刷ボタンがあり、それを押すことでフレーム選択終了としている。
【0021】
ステップS204でフレーム選択終了が指示されていなければ、ステップS205に進み、フレーム選択を許容する。選択した動画を再生し、任意のフレームで一時停止した状態で操作部103のフレーム選択ボタンを押すと表示中のフレームを選択状態にできる。フレーム選択処理はフレーム選択部108によって行われ、選択されたフレーム数、フレーム番号、選択された順番が管理される。フレーム選択が行われると、ステップS203において、再度フレーム選択可能か否かを判定する。それまでに選択されたフレームの総数が、フレーム配置数取得部113によって取得した縦方向の最大配置数よりも少なければ、更にフレーム選択が可能であり、同様の手順を繰り返すことで複数のフレームを選択することができる。フレームを選択しないことも可能である。フレームを1つも選択しない状態で操作部103の印刷ボタンを押すと、選択数を0としてフレーム選択終了となる。
【0022】
ステップS203でフレーム選択が不可能と判定されるか、ステップS204でフレーム選択終了が指示されたと判定されると、ステップS206において、フレーム選択の有無を判定する。フレームが1つも選択されていない場合、ステップS207において、印刷処理0を行う。印刷処理0はフレーム選択がないときの印刷処理であり、その詳細は後述する。フレームが選択されている場合、ステップS208において、フレームが1つだけ選択されているか否かを判定する。フレームが1つだけ選択された場合、ステップS209において、印刷処理1を行う。印刷処理1はフレーム選択が1つだけときの印刷処理であり、その詳細は後述する。複数のフレームが選択された場合、ステップS210において、印刷処理2を行う。印刷処理2はフレーム選択が複数あるときの印刷処理であり、その詳細は後述する。いずれの印刷処理も印刷が終了したら処理を終了する。
【0023】
図3は、ステップS207の印刷処理0、すなわちフレームが1つも選択されていないときの処理の流れを示すフローチャートである。ステップS301において、抽出フレーム数を決定する。印刷処理0の場合、フレーム配置数取得部113によって取得した縦方向の最大数と横方向の最大数を乗じた数になる。
【0024】
ステップS302において、フレームの抽出範囲を決定する。印刷処理0の場合、動画全体から均等間隔でフレームを抽出するので、抽出範囲は動画全体となり、始点は動画の最初のフレーム、終点は動画の最後のフレームとなる。
【0025】
ステップS303において、抽出フレームを決定する。印刷処理0の場合、始点フレームと終点フレームの間から均等間隔でフレームを抽出する。動画選択部107が保持する総フレーム数をステップS301で決定した抽出フレーム数で除算することでフレーム間隔が計算できるので、その間隔で抽出するフレームを決定する。ただし、用紙の最大配置数と総フレーム数によっては完全な均等抽出できないこともあるので、始点フレーム、終点フレーム及び抽出間隔にはある程度の幅を持たせて抽出フレームを決定する。
【0026】
ステップS304において、ステップS303で決定したフレームを抽出し、記憶部104に保持する。
【0027】
ステップS305において、フレームレイアウト部115によって、ステップS304で抽出したフレームを用紙に配置するレイアウトを決定する。印刷処理0の場合、単純に用紙の左上から横方向に横方向の最大配置数だけフレームを並べ、改行して縦方向の最大配置数までフレームを時系列順に並べて配置する。
【0028】
ステップS306において、フレームを印刷用データに変換し、ステップS305で決定したレイアウト通りに配置する。ステップS307において、印刷用データに従って印刷を実行する。
【0029】
図6は、印刷処理0に従って印刷を行った結果の例を示す図である。この例では、横方向の最大配置数8、縦方向の最大配置数6の用紙に総フレーム数480の動画をフレーム選択なしで印刷を行った。図中の数字はフレーム番号である。用紙601に始点フレーム602から終点フレーム603までを配置している。印刷されたフレームは48個のフレームで、始点フレーム番号は10、終点フレーム番号は480、フレーム間隔は10となっている。
【0030】
図4は、ステップS209の印刷処理1、すなわちフレームが1つだけ選択されたときの処理の流れを示すフローチャートである。ステップS401において、抽出フレーム数を決定する。印刷処理1の場合、フレーム配置数取得部113によって取得した縦方向の最大数と横方向の最大数を乗じた数になる。
【0031】
ステップS402において、フレームの抽出範囲を決定する。印刷処理1の場合、選択フレームを中心にその前後から連続したフレームを抽出するので、抽出範囲は動画の一部となる。ステップS401で決定した抽出フレーム数をCとすると、始点は選択フレームからC/2個前のフレーム、終点は選択フレームからC/2個後のフレームとなる。
【0032】
ステップS403において、抽出フレームを決定する。印刷処理1の場合、始点フレームと終点フレームの間のすべてのフレームを抽出する。このとき、必ず選択フレームを含み、抽出フレーム総数はCとする。
【0033】
ステップS404において、ステップS403で決定したフレームを抽出し、記憶部104に保持する。
【0034】
ステップS405において、フレームレイアウト部115によって、ステップS404で抽出したフレームを用紙に配置するレイアウトを決定する。印刷処理1の場合、単純に用紙の左上から横方向に横方向の最大配置数だけフレームを並べ、改行して縦方向の最大配置数までフレームを時系列順に並べて配置する。
【0035】
ステップS406において、フレームを印刷用データに変換し、ステップS405で決定したレイアウト通りに配置する。ステップS407において、印刷用データに従って印刷を実行する。
【0036】
図7は、印刷処理1に従って印刷を行った結果の例を示す図である。この例では、横方向の最大配置数8、縦方向の最大配置数6の用紙に総フレーム数480の動画をフレーム1つのみ選択で印刷を行った。図中の数字はフレーム番号である。選択フレームのフレーム番号は250である。印刷処理1では、選択フレームを中心にその前後から連続したフレームをフレーム取得数決定部111によって決められた領域ごとのフレーム取得数分取得する。したがって、縦方向の最大配置数と横方向の最大配置数を乗じた48が用紙全体の最大配置数となり、その半分の24のフレームが選択フレームの前後にそれぞれ配置される。指定フレームのフレーム番号は250であるので、始点フレームは226になり、終点フレームは274になる。ただし、フレーム数の合計が9になってしまうので、終点フレームを1つ前にして終点フレームは273になる。用紙701に、選択フレーム702を略中心にして、始点フレーム703から終点フレーム704までを配置している。印刷されたフレームは48個のフレームで、始点フレーム番号は226、終点フレーム番号は273、フレーム間隔は1となっている。
【0037】
図5は、ステップS210の印刷処理2、すなわち複数のフレームが選択されたときの処理の流れを示すフローチャートである。印刷処理2の場合、基本的に選択フレームを含む前後の連続フレームを用紙内に1行に配置して印刷する。したがって、選択された個々のフレームに対するフレームの抽出数は横方向の最大配置数となり、選択フレーム数分の行が縦方向に縦方向の最大配置数以内で配置される。
【0038】
ステップS501において、用紙の印刷領域を選択されたフレーム数に分割する。フレームの選択数がNであれば、用紙を論理的に縦方向にN分割する。
【0039】
ステップS502において、分割した領域内に配置するフレーム数を決定する。このフレーム数は、フレーム配置数取得部113によって取得した横方向の最大数である。
【0040】
ステップS503において、N分割した1つの領域内に複数行フレームを配置できるか否かを判定する。フレーム配置数取得部113によって取得した縦方向の配置数をNで除算した商の自然数部分Qが2以上であれば、1つの領域内にQ行のフレームを配置できることになるので、Qが2以上であるか否かを判定することになる。1つの領域内に複数行配置できるのであれば、ステップS504において、抽出フレーム数を加算する。抽出フレーム数は、フレーム配置数取得部113によって取得した横方向の配置数にQを乗じた数となる。1つの領域内に複数行フレームを配置できなければ、ステップS502で決定した抽出フレーム数のままとなる。
【0041】
ステップS505において、フレームの抽出範囲を決定する。印刷処理2の場合、N分割後の各領域に選択フレームを中心にその前後から連続したフレームを抽出するので、抽出範囲は動画の一部となる。ステップS502で決定した抽出フレーム数をCとすると、始点は選択フレームからC/2個前のフレーム、終点は選択フレームからC/2個後のフレームとなる。選択された全フレームに対して同様に始点フレームと終点フレームを決定する。このとき、抽出フレーム数をCに合わせるために始点又は終点のフレームを1フレーム分調整する。
【0042】
ステップS506において、各領域用に抽出するフレームに重複がないか否かを判定する。ステップS505で決定した各領域の始点と終点フレーム番号から重複の有無を判定する。より具体的には、ある領域の始点と終点の間に他の領域の始点又は終点が含まれていれば、重複フレームがあると判定される。
【0043】
ステップS506で重複フレームがあると判定されると、ステップS507において、重複フレームがある領域同士を統合して1つの領域にする。例えば2つの領域に重複があると判定されると、その2つの領域を統合して領域の面積を加算する。3つ以上の領域に重複があったとしても、まず2つの領域を統合し、さらに統合した領域とそれにもう1つの領域を同様の手順で統合することで最終的に重複フレームのある領域を統合できる。
【0044】
ステップS508において、統合した領域に対する抽出フレーム数を再決定する。統合前の各領域の抽出フレーム数を合計したものになる。
【0045】
ステップS509において、領域統合にともないフレームの抽出範囲の再決定を行う。統合前に重複していたフレームは統合後には重複させないため統合前よりフレームの抽出範囲は広がる。例えば抽出フレーム数C1の領域とC2の領域でD個のフレームが重複していたとすると、統合後の領域には(C1+C2)個のフレームを必要するが、D個のフレームが重複しているので抽出範囲をみなおす。重複した部分を印刷領域の中心に配置すれば、統合前の2つの抽出範囲が平等に統合後の印刷領域の中心に配置されることになるので、重複部分はそのまま抽出し、その前後にほぼ同数の連続フレームを抽出し抽出フレーム数を(C1+C2)になるようにすればよい。したがって、始点フレームは重複部分の最初のフレームから((C1+C2)/2)フレーム前のフレームで、終点フレームは重複部分の最後のフレームから((C1+C2)/2)フレーム後のフレームになる。このとき抽出フレーム数を(C1+C2)に合わせるために始点又は終点のフレームを1フレーム分調整する。統合する領域が3つ以上のときも、2つ統合するときの処理を繰り返し適用すればよい。ステップS506で重複フレームがないと判定されると、領域の統合は行わない。
【0046】
ステップS510において、不足フレームがないか否かの判定を行う。不足フレームは、選択フレームが動画の先頭フレーム又は最終フレームに近いときに発生する可能性があり、前述の計算で始点フレームと終点フレームを決定したときに始点フレームが先頭フレームよりも前になる、又は終点フレームが最終フレームよりも後になることで予定した抽出フレーム数を抽出できないことである。
【0047】
ステップS510で不足フレームがあると判定されると、ステップS511において、抽出範囲の再決定を行う。選択フレームを含みその前後から連続したフレームを抽出する際に、前後いずれか一方でフレームが不足する場合、他方から不足する分だけ多く抽出する、例えばここまでの処理の流れで決定した始点フレームの番号が負の数字になることがありうる。選択フレームよりも前に抽出フレームの半分の数のフレームが存在しない場合である。その場合には、始点フレームを先頭フレームとし、不足したフレーム数と同じ数だけ終点フレームを後ろにずらす。また、ここまでの処理の流れで決定した終点フレームの番号が総フレーム数よりも大きな数字になることがありうる。選択フレームよりも後ろに抽出フレームの半分の数のフレームが存在しない場合である。その場合には、終点フレームを最終フレームとし、不足したフレーム数と同じ数だけ始点フレームを前にずらす。ステップS510で不足フレームがないと判定されると、ステップS511の抽出範囲の再決定は行わない。不足フレームの判定は各領域において行う。
【0048】
ステップS512において、抽出フレームを決定する。始点フレームと終点フレームの間のすべてのフレームであるが、必ず選択フレームを含み、抽出フレーム総数は個粉での処理で決定した領域ごとの数値となる。抽出フレームの決定も各領域において行う。
【0049】
ステップS513において、各領域に対するフレームを抽出する。抽出フレームはステップS512で決定されたものである。
【0050】
ステップS514において、フレームレイアウト部115によって用紙全体のレイアウトを決定する。印刷処理2の場合、選択フレームに基づいて印刷領域の分割、統合を行っている。分割、統合された各領域に対して抽出したフレームを領域内に時系列順に並べて配置する。
【0051】
ステップS515において、フレームを印刷用データに変換し、ステップS514で決定したレイアウト通りに配置する。ステップS516において、印刷用データに従って印刷を実行する。
【0052】
図8、図9は、印刷処理2に従って印刷を行った結果の例を示す図である。これらの例では、横方向の最大配置数8、縦方向の最大配置数6の用紙に総フレーム数480の動画を複数のフレーム選択で印刷を行った。図中の数字はフレーム番号である。図8(a)の例では、5個のフレームを選択して印刷を行った。選択フレームのフレーム番号は12、45、120、330、420である。フレームの選択数が5個であるので、用紙801を縦方向に5分割している。5分割した領域にそれぞれ横方向の最大配置数である8個のフレームを配置するために、選択フレームを中心に始点フレームと終点フレームを決定し、縦に5行分配置している。
【0053】
図8(b)の例では、2個のフレームを選択して印刷を行った。選択フレームのフレーム番号は120、330である。フレームの選択数が2個であるので、用紙802を縦方向に2分割している。縦方向の最大配置数6に対して分割数が2であるので、1つの領域に3行入ることがわかる。そのため2分割した領域にそれぞれ横方向の最大配置数である8個の3倍である24個のフレームを配置するために、選択フレームを中心に始点フレームと終点フレームを決定し、各領域に縦に3行分配置している。
【0054】
図9(a)はフレームが重複した例であり、5個のフレームを選択して印刷を行った。選択フレームのフレーム番号は12、17、120、330、420である。図8(a)の例と同じように5分割してフレームを配置すると、用紙901の1行目の14、15、16フレームが2行目と重複していることが分かる。そこで、1行目の領域と2行目の領域を統合する。統合した結果が図9(b)である。用紙902の1行目と2行目が統合されて始点フレームと終点フレームが変更され、2行分の領域に重複することなく配置されている。
【0055】
図9(c)は不足フレームが発生した例であり、5個のフレームを選択して印刷を行った。選択フレームのフレーム番号は2、45、120、330、478である。図8(a)の例と同じように5分割してフレームを配置すると、用紙903の1行目と5行目に不足フレームが発生していることが分かる。そこで、1行目の領域と2行目の領域で抽出範囲の見直しを行う。抽出範囲の見直しを行った結果が図9(d)である。用紙904の1行目と5行目の始点フレームと終点フレームが変更され、空白部分を残すことなく配置されている。
【0056】
以上のように、本実施形態に印刷装置では、動画から選択されたフレーム数で印刷形態を変えるようにしたので、少ない手順で動画内の複数の注目部分を詳細に動画連続フレーム印刷することが可能になる。
【0057】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、2個のフレームを選択したときの処理を第1の実施形態とは異ならせた例である。なお、印刷装置の構成、並びにフレームを1つも選択しないとき、フレームを1つだけ選択したとき、及び3つ以上のフレームを選択したときの処理は第1の実施形態と同様であり、以下では第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
【0058】
図10は、図2のフローチャートにおいて2個のフレームが選択されたときの処理(図10では印刷処理22と記す)の流れを示すフローチャートである。ステップS1001において、抽出フレーム数を決定する。これは、フレーム配置数取得部113によって取得した縦方向の最大数と横方向の最大数を乗じた数になる。
【0059】
ステップS1002において、抽出するフレームの始点を設定する。これは、2個の選択フレームのうちの最初に選択されたフレームとする。ステップS1003において、抽出するフレームの終点を設定する。これは、2個の選択フレームのうちの最後に選択されたフレームとする。
【0060】
ステップS1004において、抽出フレームを決定する。ステップS1002及びS1003で設定した終点と終点の間に含まれるフレームの中から、ステップS1001で決定した抽出フレーム数から2を減じた数のフレームを等間隔で抽出するとして該当するフレームを決定する。そして、その前後に始点フレームと終点フレームを配置して、抽出フレームとする。
【0061】
ステップS1005において、ステップS1004で決定したフレームを抽出し、記憶部104に保持する。
【0062】
ステップS1006において、フレームの並びを判定する。ステップS1005でフレームは時系列順に抽出されており、始点フレームが終点フレームよりも時間的に早いフレームであればフレームの並びは抽出順となる。始点フレームが終点フレームよりも時間的に遅いフレームであれば、ステップS1007に進む。ステップS1007において、フレームの並びを逆に並び替える。すなわち、始点フレームから終点フレームに向かって逆時系列順に並ぶことになる。
【0063】
ステップS1008において、フレームレイアウト部115によって、ステップS1005で抽出したフレームを用紙に配置するレイアウトを決定する。この場合、単純に用紙の左上から横方向に横方向の最大配置数だけフレームを並べ、改行して縦方向の最大配置数までフレームを時系列順に並べて配置する。ステップS1007でフレームの並び替えが行われている場合は、逆時系列順にフレームを並べることになる。
【0064】
ステップS1009において、フレームを印刷用データに変換し、ステップS1008で決定したレイアウト通りに配置する。ステップS1010において、印刷用データに従って印刷を実行する。
【0065】
図11は、第2の実施形態に従って印刷を行った結果の例を示す図である。この例では、横方向の最大配置数8、縦方向の最大配置数6の用紙に総フレーム数480の動画を2個のフレーム選択で印刷を行った。図中の数字はフレーム番号である。図11(a)は始点が終点よりも時間的に早い例であり、図11(b)は始点が終点よりも時間的に遅い例である。図11(a)は始点フレームを100、終点フレームを335、(b)は始点フレームを335、終点フレームを100として印刷した例となる。
【0066】
図11(a)の例では、用紙1101上にフレーム番号100の始点フレーム1102からフレーム番号335の終点フレーム1103までの48フレームが、フレーム間隔を5として時系列順に並んで印刷されている。図11(b)の例では、用紙1104上にフレーム番号335の始点フレーム1105からフレーム番号110の終点フレーム1106までの48フレームが、フレーム間隔を5として逆時系列順に並んで印刷されている。
【0067】
(第3の実施形態)
上記実施形態では、縦方向に選択フレームを配置し、横方向に各選択フレームを中心とした前後のフレームを配置するようして、縦方向の最大配置数を超えるフレームの選択は禁止するようにしたが、それに限定されるものではない。例えば図6に示したように、横方向の最大配置数8、縦方向の最大配置数6の用紙である場合、フレームの選択数を8まで許容するようにしてもよい。この場合、フレームの選択数が0〜6のときは既述したとおりであるが、フレームの選択数が7又は8のときは行列を入れ替えて、横方向に選択フレームを配置し、縦方向に各選択フレームを中心に6個のフレームを配置する。
【0068】
(第4の実施形態)
上記実施形態では用紙の方向を固定した例を説明したが、フレームの選択数に応じて、用紙の縦横の方向を決定するようにしてもよい。用紙は縦方向に使用する場合と横方向に使用する場合とで、1列に配置可能な最大フレーム数が異なっている。例えば図12(a)、(b)に示すように、用紙の長手方向の最大配置数が8、短手方向の最大配置数が5であるとする。
【0069】
この場合に、フレームの選択数が0〜5であれば、図12(a)に示すように、長手方向を横方向とするように用紙の方向を決定する。図12(a)において太枠で囲んだフレームが選択フレームである。そして、例えばフレームの選択数が5であれば、縦方向となる短手方向にこれら5個の選択フレームを配置し、長手方向に各選択フレームを中心に8個のフレームを配置する。すなわち、フレームの選択数が所定の数(図12の例では5)以下の場合は、1列に配置可能な最大フレーム数が小さいほうの方向で用紙を使用する。
【0070】
それに対して、フレームの選択数が6〜8であれば、図12(b)に示すように、長手方向を縦方向とするように用紙の方向を決定する。図12(b)において太枠で囲んだフレームが選択フレームである。そして、例えば選択フレーム数が8であれば、縦方向となる長手方向にこれら8個の選択フレームを配置し、短手方向に各選択フレームを中心に5個のフレームを配置する。すなわち、フレームの選択数が所定の数(図12の例では5)よりも多い場合は、1列に配置可能な最大フレーム数が大きいほうの方向で用紙を使用する。
【0071】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば上記実施形態では印刷装置が本発明を適用した印刷制御装置として機能する例を説明したが、例えば印刷装置に接続するパーソナルコンピュータや撮像装置等の機器が印刷制御装置として機能するようにしてもよい。
【0072】
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
【符号の説明】
【0073】
101:バス、102:表示部、103:操作部、104:記憶部、105:画像入力部、106:CPU、107:動画選択部、108:フレーム選択部、109:動画データ読み込み部、110:フレーム取得部、111:フレーム取得数決定部、112:フレーム取得範囲決定部、113:フレーム配置数取得部、114:用紙判別部、115:フレームレイアウト部、116:印刷部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
動画を構成する複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置して印刷するための印刷制御装置であって、
動画から一又は複数のフレームを選択するフレーム選択手段と、
前記フレーム選択手段により選択されたフレームを含む複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置するレイアウトを決定するための制御手段であって、前記フレーム選択手段で選択されたフレーム数に応じて、レイアウトを決定する制御手段とを備えたことを特徴とする印刷制御装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段で選択されたフレーム数に応じて、動画から抽出するフレーム数、抽出するフレーム、抽出するフレームの印刷用紙への配置を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段により選択されたフレーム数に応じて、印刷用紙の縦方向又は横方向に配置するフレームの数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段により選択されたフレームとその前後のフレームを抽出して印刷用紙にレイアウトすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段により選択されたフレームとその前後のフレームが同じ行に配置されるようにレイアウトを決定することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
【請求項6】
印刷用紙の縦横それぞれに配置可能な最大フレーム数を取得するフレーム配置数取得手段をさらに有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段でフレームが1つだけ選択された場合、前記フレーム配置数取得手段で取得した縦方向の配置数と横方向の配置数を乗じた数を最大として、前記フレーム選択手段で選択されたフレームを含みその前後から連続したフレームを抽出して時系列順に並べてレイアウトすることを特徴とする請求項6に記載の印刷制御装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段で複数Nのフレームが選択された場合、印刷用紙を縦方向にN分割し、分割したN個の領域ごとにそれぞれ前記フレーム選択手段で選択されたフレームを含みその前後から連続したフレームを抽出して時系列順に並べてレイアウトすることを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷制御装置。
【請求項9】
前記フレーム配置数取得手段で取得した縦方向の配置数を超えるフレームの選択を禁止することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記フレーム配置数取得手段で取得した縦方向の配置数をNで除算した商の自然数部分Qが2以上であれば、1つの領域内にQ行のフレームを配置することを特徴とする請求項6ないし9のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
【請求項11】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段で選択されたフレームを含みその前後から連続したフレームを抽出する際に、前後いずれか一方でフレームが不足する場合、他方から不足する分だけ多く抽出することを特徴とする請求項8に記載の印刷制御装置。
【請求項12】
前記制御手段は、分割したN個の領域ごとにそれぞれ前記フレーム選択手段で選択されたフレームを含みその前後から連続したフレームを抽出する際に、複数の領域に重複して抽出されたフレームがある場合、該当する複数の領域を統合することを特徴とする請求項8又は11に記載の印刷制御装置。
【請求項13】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段で2個のフレームが選択された場合、前記フレーム配置数取得手段で取得した縦方向の配置数と横方向の配置数を乗じた数を最大として、前記フレーム選択手段で最初に選択されたフレームを始点、最後に選択されたフレームを終点としてフレームを抽出して時系列順又は逆時系列順に並べて印刷する印刷形態とすることを特徴とする請求項6に記載の印刷制御装置。
【請求項14】
前記制御手段は、前記フレーム選択手段により選択されたフレーム数に応じて、印刷用紙の縦横の方向を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
【請求項15】
前記印刷用紙は縦方向に使用する場合と横方向に使用する場合とで、1列に配置可能な最大フレーム数が異なっており、
前記制御手段は、前記選択手段により選択されたフレーム数が所定の数よりも多い場合は、前記1列に配置可能な最大フレーム数が大きいほうの方向で印刷用紙を使用すると決定し、前記選択手段により選択されたフレーム数が前記所定の数以下の場合は、前記1列に配置可能な最大フレーム数が小さいほうの方向で印刷用紙を使用すると決定することを特徴とする請求項14に記載の印刷制御装置。
【請求項16】
動画を構成する複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置して印刷するための印刷制御方法であって、
印刷制御装置が、
動画から一又は複数のフレームを選択する手順と、
前記選択されたフレームを含む複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置するレイアウトを決定するための手順であって、前記選択されたフレーム数に応じて、レイアウトを決定する手順とを有することを特徴とする印刷制御方法。
【請求項17】
動画を構成する複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置して印刷するための印刷制御を行うためのプログラムであって、
動画から一又は複数のフレームを選択する処理と、
前記選択されたフレームを含む複数のフレームを1枚の印刷用紙に配置するレイアウトを決定するための処理であって、前記選択されたフレーム数に応じて、レイアウトを決定する処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−115746(P2013−115746A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−262637(P2011−262637)
【出願日】平成23年11月30日(2011.11.30)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】