説明

卵数カウンター組立体

【課題】養鶏システムで利用され鶏卵用通路を移動する卵数をカウントするようにした卵数カウンター組立体のカウント精度を向上させる。
【解決手段】卵数カウンター組立体は、複数の鶏卵が並列に移動可能な幅を備え、表面が比較的平坦な面を有する鶏卵用通路7aに適合するもので、鶏卵の通過時における通過位置をセパレータを構成する凸部a1によって制限することで、誤カウントを減らすように考えられており、さらに、セパレータと卵数カウンターとの位置関係を好ましい状態で維持できるように支持体によって一体的に構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、養鶏システム中の各ケージで産卵した鶏卵を集め、鶏卵用通路を経て移動する際に卵数をカウントするようにした、卵数カウンター組立体に関する。特に、この卵数カウンター組立体は、複数の鶏卵が並列に移動可能な幅を備えた鶏卵用通路に対して、その鶏卵の流れを2つに分離することで、誤カウントを減少させるように考えられたものである。
【背景技術】
【0002】
養鶏用ケージ内における飼養鶏から産卵された卵は、そのケージ前に設けられた鶏卵用通路に集められつつ、その鶏卵用通路上に敷設される平面的なコンベアに載って移動をする。その鶏卵用通路の任意の位置において、卵数カウンターを利用して卵の数を数える処理を行うことが行われている。
【0003】
ところで、集卵コンベアで各階のケージから集められた、大量の鶏卵は、載置用のジェントルバーと呼ばれるバー上に載って送られ、このコンベア上で卵数をカウントする従来例を挙げることができるが、このような棒上のコンベアに載置されて移動する鶏卵を数える場合は、卵の位置が明確であるために、卵数カウンターの精度を保ちやすい。その一方で、ケージベルト上に載ってランダムな位置に載る鶏卵を、そのケージベルト上の卵数カウンターで卵の数をカウントする場合、その卵の位置は不安定であるが故にカウントにも誤差が生じやすい。また、本来は複数同時に通過しても、卵数のカウントは間違いのないように設計はしているものの、ケージベルト上の鶏卵は不安定で振動や起伏で予期しない移動もすることがあるために、上述のバーに載置された状態の卵に比較すると、カウントの精度が十分ではない場合があった。
【特許文献1】特開2004−13857号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、平坦な載置面を備える鶏卵用通路に対しては、鶏卵の位置が不安定で不特定な動きをすることに起因して、誤カウントしやすいが、このような状況下であっても生産効率を上げるためには、単位時間あたりに数え得る卵数をなるべく多くすること、ならびに、高精度でカウントを行うために、既存の技術としては、通常において、光センサーを利用してカウントを実行していた。
【0005】
通常において、赤外線照射用の発光ダイオードを備えた発光部を用い、その光が鶏卵に反射して戻る光を、受光素子を介して、受光した光に対応した電気信号を分析して、卵数のカウント数を特定している。
この場合、次のような状況において、卵数のカウントの正確さが失われる。
1:卵数カウンターと通路下方との角度が適切に保たれていないと、卵が通過する通路下方における底面からの反射光が、前記受光部に混入し、カウント数が不確かになる。
2:発光部からの光が、その発光部に近い真下を通過する卵に対しては十分に照射され、それに対して、発光部から距離のある、即ちわきにそれた卵に対しては十分な照射がなされず、その結果、反射光が十分に得られないために、カウント数が不確かになる。
3:卵カウンター内に設けられた発光部および受光部、さらに、これら下方を通過する鶏卵の3つの関係が、好ましい位置関係を保っていないと、カウント数が不確かになる。
【0006】
以上のような条件の何れかが満たされないと、卵数のカウントは不安定になり、数え間違いをする。特に3番目の好ましい位置関係が保てない場合において、卵数カウンターの特性如何では、誤カウントが非常に多くなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の卵数カウンター組立体は、養鶏システム中において各ケージで産卵した鶏卵が集合し鶏卵用通路を経て移動する際に卵数をカウントするようにした、卵数カウンター組立体において、該鶏卵用通路上の中間位置に設けて移動する鶏卵の流れを2つに分離するためのセパレータと、該セパレータの両脇を通過する鶏卵を計測するように設置した卵数カウンターと、該セパレータと卵数カウンターとを調節自在に連結する支持体とから成る、ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
以上の構成を備えたことにより、鶏卵は整列されて2つの道筋に限定され、従って、卵数カウンターの受光素子側に到来する光の強弱の間隔が、少なくとも卵一つの距離以上隔てられて届く。即ち受光素子で得られる卵通過時の強い反射にともなう電気信号のピーク値も、一定間隔以上の時間上の間隔が得られる。
【0009】
そのことは、複数の卵で反射して戻ってくる光を受光した際に生じる、電気信号のピーク値が重なって、1つのピークとしてカウントがなされ、結果的に卵の数が少なくカウントされるという、問題点が解決されることになる。
【0010】
さらに、卵数カウンターと、その下方を流れる卵の距離通過面に対する卵数カウンターの好ましい設置角度、およびセパレータと卵数カウンターの好ましい位置関係、が固定的に提供されるので、所望の卵が通過する通路に本発明の卵数カウンター組立体を取り付けるだけで簡単に予定通りの効果が得られる。
【0011】
つまり、本発明の卵数カウンター組立体が設置されると、その組立体に既に設けられたセパレータによって、通過する鶏卵は分流され、卵の流れの中心は、通路の中央から、両端側の2筋の流れへと変化する。
【0012】
分流した鶏卵は、1つのカウンター装置で、両端側を通過する卵の有無をカウントできるように、少なくとも複数の光源と複数の光センサーが設けられている。
これら複数の光源と光センサーは、誤カウントがしないように、配置が決定されている。
また、そのカウンター装置の位置と、分流装置の位置の双方において、好ましい配置関係が予め設定されている。
【0013】
基本的に載置面は平坦な場合において、棒上のコンベアで鶏卵の位置が明確な場合に比較して、誤カウントする確立が高い。このような状態の通路に対して、本発明の卵数カウンター組立体を設置することで、卵の流れを整理して、隣接した卵が同時にカウンター下方を流れるような状況を回避させたことで、誤カウントを減少させることが可能となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
発明を実施するための最良の形態 以下、添付図面に示した一実施例を参照しながら、卵数カウンター組立体の実施の形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る卵カウンタを設けた鶏舎内のケージユニットの概略側面図である。鶏舎内には、複数のケージユニット1が設けられており、各ケージユニット1は、積み重ねられた三つのケージ列2を有する。各ケージ列2は、複数のケージ室3に仕切られている。各ケージ列2は、ケージ列2の長手方向に沿って伸びる第1集卵コンベア4を有する。
【0016】
第1集卵コンベア4は、各ケージ室2からの卵を受け取り、その一方の端部に向けて卵を移送する。この移送時において、その第1集卵コンベア4のケージベルト上を流れる鶏卵をカウントするために、本発明の卵数カウンター組立体が取り付けられている。図1においては、その側面側が描かれている。さらに、各第1集卵コンベア4の一方の端部(図1における第1集卵コンベア4の左端)には、卵受渡手段5が設けられている。各卵受渡手段5は、対応する第1集卵コンベア4から卵を受け取り、卵を卵上昇手段6に渡す。卵上昇手段6は各卵受渡手段5からの卵を受け取り、卵を第2集卵コンベア7まで上昇させる。第2集卵コンベア7は、ケージユニットの上部に配置される。第2集卵コンベア7は、一時的に多くの鶏卵が集められ且つ移送される。第2集卵コンベア7に載置された鶏卵は移動とともに、集められて、およそ2個乃至3個が並列に移動できる幅の鶏卵用通路に受け渡される。この鶏卵用通路に本発明の卵数カウンター組立体が設けられる。
【0017】
図2及び図3に示すように、卵数カウンター10は、一つの赤外線受光要素列11と、二つの赤外線発光要素列12及び13を有する。赤外線受光要素列11は、8つの赤外線受光要素から成る。第1赤外線発光要素列12は8つの赤外線発光要素から成り、第2赤外線発光要素列13も8つの赤外線発光要素から成る。各赤外線受光要素は、例えば、フォトダイオードで構成される。各赤外線発光要素は、例えば、発光ダイオードで構成される。赤外線発光要素列12及び13は、赤外線受光要素列11の両側部に対称に配置される。
【0018】
図2において、符号15は卵数カウンター10の内部に設けられた制御手段を示しており、符号14は卵数カウンター10でカウントした卵の数に関するデータを出力する出力ケーブルを示している。卵数カウンター10は、第2集卵コンベア7の上方に、卵数カウンター10の下方を卵Eが通過するように配置される。
【0019】
赤外線発光要素列12及び13は、交互に連続してONにされ、従って、赤外線発光要素列12及び13は、交互に連続して、実質的に赤外線受光要素列11の下方部分に対応する集卵コンベア7上の所定の領域に向けて赤外線光を照射する。
【0020】
図4に示すように、赤外線受光要素列11の下方を卵Eが通過する時、赤外線発光要素列12及び13の各赤外線発光要素から照射された赤外線光Rは卵Eの表面で反射し、次いで反射赤外線光Rは前記赤外線受光要素列11の対応する赤外線受光要素によって受光される。各赤外線受光要素で受光された反射赤外線光は制御手段15に送られる。制御手段15は、反射赤外線光の光強度を測定し、測定した光強度に基づいて光強度のピーク値を検出する。
【0021】
赤外線発光要素列12及び13は交互に連続してONにされるので、卵Eが赤外線受光要素列11の真下を通過すると、赤外線発光要素列12から照射された赤外線光R1と、赤外線発光要素列13から照射された赤外線光R2とは、連続して同じ卵Eの表面で反射し、赤外線受光要素列11によって連続して受光される。従って、制御手段15が、光強度の二つのピーク値を連続して検知した場合、卵Eはカウントされる。反対に、たとえ、制御手段15が光強度の一つのピーク値を検出したとしても、二つの連続したピーク値が検出できない場合には、卵はカウントされない。
【0022】
図5は、集卵コンベア7上で卵Eが密集している状態を示している。同図に示すように、集卵コンベア7上で卵が密集していると、赤外線発光要素12aから照射された赤外線光R1が、二つの卵E1及びE2の両方の表面で2回反射し、赤外線光受光要素11aが、その2回反射赤外線光R1を受光してしまう場合がある。しかし、この場合、赤外線発光要素13aから照射された反射赤外線光R2は、赤外線受光要素11aには受光されない。従って、2回反射赤外線光R1が、制御手段によって光強度のピーク値として認識されてしまっても、制御手段は二つの連続するピーク値を検出することはできないので、余分な卵が誤カウントされることは少ない。
【0023】
図6に示すように、赤外線発光要素12aから照射された赤外線光R1が、コンベア7と卵Eとの両方の表面で2回反射し、2回反射光が赤外線受光要素11aで受光されてしまったとしても、赤外線発光要素13aからの反射赤外線光R2は、赤外線受光要素11aによって受光されることはない。従って、2回反射赤外線光R1が、制御手段によって光強度のピーク値として認識された場合でも、制御手段は二つの連続するピーク値を検出することはできないので、余分な卵が誤カウントされることは原理的にない。
【0024】
以上のように、好ましい卵数カウンターを利用することで、原理的に誤カウントを無くすことができるが、以上の説明の前提として、鶏卵コンベアで流れてきた鶏卵をカウントすることが前提となっていた。即ち、鶏卵コンベアによって、鶏卵の通過速度は予定速度である。これに対して、鶏卵コンベアを利用しない場合、鶏卵の通過速度は不定である。
【0025】
従って、予定を越える早い速度で通過した場合には、以上の工夫をもった卵カウンタでも誤差が生じる。まして、単純な卵カウンタを利用した場合には、さらに大きな誤差が生じる。
【0026】
さて、以上のような技術的な背景において、鶏卵の通過速度が一定とはかぎらないような状況においても、誤カウントもしくはカウント漏れが生じ難い、卵数カウンター組立体の一実施例を図7、図8を参照して説明する。
【0027】
こられ図においてa1はセパレータを構成する凸部、a2はベース部、a3はサポート部、10は卵数カウンターである。凸部a1は、該ベース部a2の一方側を山型に形成して作られ、該ベース部a2の他方側は、ほぼ直角に曲げられて上方に向かって立ち上がる、立ち上がり部a2’を備えている。この立ち上がり部a2’とサポート部a3の下方部分とはネジ止めされ、一方、該サポート部a3には卵数カウンター10が装着される。
【0028】
こうして組み立てられた卵数カウンター組立体は、例えば図10または、11に示すように、鶏卵用通路7aに取り付けられる。
【0029】
図10における鶏卵用通路7aは取付けの状態が分かるように仮想の点線で表示し、実像として描いた図11では実線で示している。また、いずれも図面表現上の都合で限られた長さで描いているが、鶏卵用通路7aは必要なだけ延長されるものである。鶏卵用通路7aは中央に鶏卵が集まるように、外周側よりも中央側が下がる断面形状をしている。この鶏卵用通路7aの中央から一方側にベース部a2が設置される。また、セパレータを構成する凸部a1は鶏卵用通路7aの中央に相当する位置と一致するように設けている。
【0030】
次に立ち上がり部a2’の高さは、鶏卵用通路7aの立ち上がり部7a’を越える高さに設定している。その越えた部分でサポート部a3とボルトで連結している。また、立ち上がり部a2’と7a’と重複している位置において、固定用ネジa4がサポート部a3の外周側からネジ止めされ、その先端部は鶏卵用通路7aの立ち上がり部7a’に当たったところで止められる。この固定用ネジa4は卵数カウンター組立体全体の通路方向の摺動を抑えることができる。このように固定されたサポート部a3に対して卵数カウンター10が固定される。
【0031】
図9は、各々の構成の形状を明確に描いた、分解斜視図であり、この図面を参照しつつさらに説明を続ける。同図において、サポート部a3には、卵数カウンター10の自重を受けるプレート部a5が設けられ、このプレート部a5の中央は、卵数カウンターに対して入射する光ならびに発光部からの光が卵に向かって十分に照射可能とするための開口部a6が設けられている。卵数カウンター10の発光部ならびに受光部の位置が、この開口部a6に対して適切な配置となるように、卵数カウンター10を位置調節して、良好な配置において、ボルトおよびナットによって、図面上における手前側が螺旋留めされる。
【0032】
一方、図面における奥でしかもサポート部a3の上面部には、2つの四角形の孔a7と、止めネジ用の孔a8が設けられる。また、この四角形の孔a7に対して、係合可能な抑え部材a9が用意され、この抑え部材a9を変形しつつ上記孔a7に係合させて止める。また、上記孔a8に対して螺合する止めネジa10で抑え部材a9を下方に抑えることによって、卵数カウンター10は固定される。
【0033】
さて、この卵数カウンター10のセンサーの位置や、発光部、受光部の角度、さらに、鶏卵用通路7aに対する相対位置、さらにセパレータを構成する凸部a1の位置関係などは、いずれも最も好ましい配置となるように、サポート部a3ならびに、サポート部の側面部材a11および、該側面部材a11とベース部a2の立ち上がり部a2’との係合関係がボルトの固定時に決定される。
【0034】
このようにベース部a2およびサポート部a3とが連結されて支持体を構成し、卵数カウンター10と、セパレータを形成する凸部a1との角度や位置が決定される。その組み上がった状態を示したのが次の図面で表されている。
【0035】
斜め上側に視点を設けて作成した図7の斜視図、斜め下側に視点を設けて作成した図8の斜視図である。また、これら組み上がった卵数カウンター組立体を、鶏卵用通路に設置完了した状態を示したのが次の図面で表されている。 即ち、図10の斜視図において、鶏卵用通路を点線で描いている。また、図11においては、実線で鶏卵用通路を示した斜視図である。図12は、図11と同じ状態を鶏卵用通路を基準に側方から示した側面図、図13は、図12の他方側から描いた側面図である。図14は、鶏卵用通路に沿った方角から描いた正面ならびに背面側を示した図である。図15は、同図面を真上から描いた平面図、図16は、同図面を真下から描いた底面図である。なお、何れの図面においても、卵数カウンターから出力されるコードの先端から先の配線については省略している。また、実際の使用にあたっては、上記セパレータに相当する凸部a1の形状は特に限定するものではないが、上述のように鉄板を山形に形成したような場合は、ケージベルトが上に載せられるタイプであり、ベルトが載せられないタイプを利用する場合には、鶏卵との接触において、傷や破損の危険を回避するために、別途用意したカバー(図示せず)をすることが好ましい。
【0036】
図17は、ケージベルトが鶏卵用通路に設けられた状態を示す説明用斜視図である。図中において、(a)はケージベルトが敷かれていない状態の凸部a1の一部を示し、(b)はケージベルトa12を載せた状態の一部を示し、凸部a1の位置を示すために、ケージベルトの一部を部分的に削除して示している。(c)はケージベルトa12を取り付けた状態を示し、ケージベルトa12上には3つの鶏卵が移動中である様子を示している。また、凸部a1で構成されるセパレータの効果で二列に整列されている様子が見られる。ここでケージベルトa12が凸部a1の影響で上がっているが、矢印a13の指示方向に、ケージベルトa12の自重によって、鶏卵用通路7aの底面に対して落ちる。従って、図面上では示していないが、凸部a1の上流位置ならびに下流位置においては、隙間は存在していない。
【0037】
上述のようなことから、ケージベルト12は自重で、多少の凹凸に関しては、変形してなじむような素材とすることが好ましい。
【0038】
一方、ケージベルトa12の側方は、立ち上がり部7a’にも達するように、ケージベルトa12の幅を鶏卵用通路7aの底の幅よりも広くなるように、決定している。このように構成されたケージベルトa12ならびに、その下にある凸部a1との構成によって、鶏卵用通路7aは、凸部a1の位置で分割され、且つその上に設けられたケージベルトa12の作用によって、通過する鶏卵は、ダメージを受けない状態で通過することができる。
【0039】
また、凸部a1の上方において、卵数カウンター10が来るように配置されているので、卵数カウンター10には、この凸部a1を設けない場合よりも、一度に到来する卵の数が減る。そのために卵数カウンター10の精度が上がる。
【0040】
上述の通りセパレータを構成する凸部a1は、ベース部a2と同一部材を折り曲げて構成しているが、所望により、ベース部a2に対して、流線型等の穏やかなカーブを形成したブラスチック部材やポリプロピレン等の滑走性の良い素材を利用することもかのうである。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明に係る卵カウンタを設けた鶏舎内のケージユニットの概略側面図である。
【図2】本発明に係る卵カウンタを上方から見た概略斜視図である。
【図3】本発明に係る卵カウンタを下方から見た概略斜視図である。
【図4】卵カウンタと集卵コンベアの概略断面図である。
【図5】卵カウンタと集卵コンベアの概略断面図であり、集卵コンベア上で卵が密集している状態を示している。
【図6】卵カウンタと集卵コンベアの概略断面図であり、赤外線光がコンベアと卵の両方の表面で反射している状態を示している。
【図7】卵数カウンター組立体の斜視図(斜め上に視点)である。
【図8】卵数カウンター組立体の斜視図(斜め下に視点)である。
【図9】分解斜視図である。
【図10】鶏卵用通路を点線で示した、斜め上方から描いた斜視図である。
【図11】実線で鶏卵用通路を示した、斜め上方から描いた斜視図である。
【図12】鶏卵用通路に卵数カウンター組立体が取り付けられた状態の側面図である。
【図13】鶏卵用通路に卵数カウンター組立体が取り付けられた状態の側面図である。
【図14】鶏卵用通路に卵数カウンター組立体が取り付けられた状態において、鶏卵用通路に沿った方角から描いた正面図ならびに背面図である。
【図15】鶏卵用通路に卵数カウンター組立体が取り付けられた状態における、平面図である。
【図16】鶏卵用通路に卵数カウンター組立体が取り付けられた状態における、底面図である。
【図17】ケージベルトとの関係を示した説明用斜視図である。
【符号の説明】
【0042】
10 卵数カウンター
7a 鶏卵用通路
7a’立ち上がり部
a1(セパレータを構成する)凸部
a2 ベース部
a2’立ち上がり部
a3 サポート部
a4 固定用ネジ
a5 プレート部
a6 開口部
a7 四角形の孔
a8 孔
a9 抑え部材
a10止めネジ
a11側面部材
a12ケージベルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
養鶏システム中において各ケージで産卵した鶏卵が集合し鶏卵用通路を経て移動する際に卵数をカウントするようにした、卵数カウンター組立体において、該鶏卵用通路上の中間位置に設けて移動する鶏卵の流れを2つに分離するためのセパレータと、該セパレータの両脇を通過する鶏卵を計測するように設置した卵数カウンターと、該セパレータと卵数カウンターとを調節自在に連結する支持体とから成る、卵数カウンター組立体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2008−310641(P2008−310641A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−158675(P2007−158675)
【出願日】平成19年6月15日(2007.6.15)
【出願人】(501024048)アグロシステム株式会社 (1)