説明

卵白ペプチドを有効成分として含有する血流改善剤

【課題】 本発明では、安価で毎日の生活に馴染みのある食品由来タンパク質原料を用いて、血流を改善することにより、冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状や、眼圧、視力を改善し、眼性疲労回復及び皮膚組織の代謝を活性化させることができる、血流改善剤を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明者らは、上記課題を達成するために鋭意検討した結果、卵白を加水分解して得られるペプチドに、血流を改善する作用があることを見出し、本発明を完成させるに至った。即ち、本発明の血流改善剤は、体内の血流量を改善する作用を有する卵白ペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、卵白ペプチドを有効成分として含有する血流改善剤及び本血流改善剤を含有する飲食品に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、高齢化が進むと共に、食生活の欧米化や、さらに運動不足、過度なストレス等により体内の血流の悪化に伴う動脈硬化症、脳梗塞等の循環器系の疾患が増加してきた。
【0003】
循環器系の疾患では、微小血管の血流が低下しており、生体に様々な悪影響を与える危険性が指摘されている。また、身近なところでは、皮膚のかゆみ、冷え性、手足の浮腫み、肩こり、眼性疲労、高血圧等の諸症状や、美容への悪影響が血流との関係が指摘されている。
【0004】
以上の、血流悪化に伴う諸症状のリスクを飲食品摂取により軽減する為に、多くの試みがなされてきた。例えば、カシス濃縮物(特許文献1参照)、リゾプス属醗酵食品(特許文献2参照)、納豆菌培養物及びビタミンE(特許文献3参照)、白桃花エキスと陳皮エキスの混合食品(特許文献4参照)、大麦抽出エキス(特許文献5参照)、グルコサミン塩又はグルコサミン誘導体を有効成分とする食品(特許文献6参照)、テアニン(特許文献7参照)、米醗酵エキス(特許文献8)等が既に報告されている。また、ペプチド素材では、海苔、ワカメ、ヒジキ、コンブ、クロレラ、スピルリナから選ばれた海藻由来のタンパク質、大豆、胡麻から選ばれた植物由来のタンパク質、カツオ、サバ、サンマ、アジから選ばれた魚類由来のタンパク質、脱脂粉乳、ホエーから選ばれた各種ミルクタンパク由来のタンパク質、牛、豚、から選ばれた動物由来のタンパク質、牛各部コラーゲン、豚皮コラーゲン、魚鱗由来のコラーゲン様タンパク質、等のタンパク質を加水分解して得られるペプチド(特許文献9)が血流改善効果を有する事が知られている。
【0005】
しかし、上記群では、原料タンパク質の前処理や加水分解物の精製などにコストがかかり、効果の割には高価となることが多かった。一方安価な卵白を原料とする血流改善効果を有する卵白加水分解ペプチドは報告がなされていない。
【0006】
また、ACE(アンギオテンシン変換酵素)を阻害して血圧降下作用を有する卵白ペプチドは、特許文献10、11ほか、多数報告されている。しかし、血流を改善して冷え性、肩こり、眼性疲労などへの改善作用については言及されていない。
【特許文献1】特開2004−262878号公報
【特許文献2】特開2004−169号公報
【特許文献3】特開2003−88332号公報
【特許文献4】特開2003−55249号公報
【特許文献5】特開2002−371002号公報
【特許文献6】特開2002−97143号公報
【特許文献7】特開2001−316256号公報
【特許文献8】特開2001−231499号公報
【特許文献9】特開2004−244359号公報
【特許文献10】特許3031693号公報
【特許文献11】特許2965682号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明では、安価で毎日の生活に馴染みのある食品由来タンパク質原料を用いた加水分解ペプチドにより、血流を改善し、冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状や、眼圧、視力を改善し、眼性疲労回復及び皮膚組織の代謝を活性化させることができる、血流改善剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記課題を達成するために鋭意検討した結果、卵白を加水分解して得られるペプチドに、血流を改善する作用があることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】
即ち、本発明の血流改善剤は、体内の血流量の低下を抑制させる作用を有する卵白ペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明においては、前記の卵白ペプチドが、ゲルろ過クロマトグラフィーによる分子量分布において、タンパク質・ペプチド・アミノ酸の合計の面積比に対して、分子量100以上10,000以下の部分の面積が60%以上を占めることが好ましい。
【0011】
さらに、本発明においては、前記の卵白ペプチドが、パパイン、フィシン、ブロメライン、トリプシン、キモトリプシン、アスペルギルス属麹菌由来プロテアーゼ、バチルス属細菌由来プロテアーゼ、リゾプス属糸状菌由来ペプチダーゼのいずれか、またはその2つ以上の組み合わせの加水分解酵素を用いて卵白の加水分解することによって得られることが好ましい。
【0012】
そして本発明においては、前記の卵白ペプチドが眼底血流量を増加させるに伴い、眼圧、視力の改善作用や眼性疲労回復作用を有することが好ましい。
【0013】
さらに本発明においては、前記の卵白ペプチドが冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状を血流改善効果により緩和させることが好ましい。
【0014】
また、本発明においては、前記の卵白ペプチドが、皮下血流量を増加させるに伴い、皮膚組織の代謝を活性化し、美容効果を有することが好ましい。
【0015】
本発明によれば、体内の血流量を改善することにより、眼圧、視力の改善、眼性疲労回復、冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状緩和、及び皮膚組織の代謝の活性化などの作用を有する、血流改善剤を提供することができる。
【0016】
発明のもう1つは、前記の血流改善剤を含む飲食品である。
【0017】
本発明によれば、体内の血流量を改善することにより、眼の健康管理、冷え性、肩こりなどの予防や緩和、及び皮膚の健康と美容のための飲食品を提供することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の血流改善剤、又はこれを含有する飲食品によれば、体内の血流量を改善することにより、眼圧、視力の改善、眼性疲労回復、冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状緩和、及び皮膚組織の代謝の活性化などを促し、ひいては眼の健康管理、冷え性、肩こりなどの予防や緩和、及び皮膚の健康と美容などに貢献することができる。さらに血流改善により、動脈硬化症、脳梗塞等の循環器系生活習慣病の予防に役立てることもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明における卵白とは鳥類の卵に含まれる卵白であればよく、例えば、ニワトリ、ウズラ、アヒル、ガチョウなどの卵が挙げられる。本発明においては、凍結卵白液や卵白粉末などとして、市販品を容易に大量入手できる鶏卵の卵白が好ましい。
【0020】
本発明における卵白ペプチドは、上記卵白を酸加水分解又は酵素分解することにより調製することができるが、生産規模において安定した性状の製品を得るには、酵素加水分解法が好ましい。
【0021】
前記卵白ペプチド調製に使用するタンパク質加水分解酵素としては、プロテアーゼ活性またはペプチダーゼ活性を持ち食品製造に使用可能な、パパイン(EC.3.4.22.2)、フィシン(EC.3.4.4.12)、ブロメライン(EC.3.4.4.24)、トリプシン(EC.3.4.21.4)、キモトリプシン(EC.3.4.21.1)、アスペルギルス属麹菌由来プロテアーゼ(商品名「オリエンターゼ」株式会社エイチビイアイ製、商品名「フレバザイム」ノボザイム社製、商品名「プロテアーゼA「アマノ」G」天野エンザイム株式会社製等)、バチルス属細菌由来プロテアーゼ(商品名「プロテアーゼS「アマノ」G」「プロテアーゼN「アマノ」G」「プロレザーFG−F」天野エンザイム株式会社製)、リゾプス属糸状菌由来ペプチダーゼ(商品名「ペプチダーゼR」「ニューラーゼF3G」天野エンザイム株式会社製)などが挙げられる。これらのいずれか、またはその2つ以上の組み合わせで使用することができる。タンパク質加水分解酵素の濃度は、使用する酵素に応じて適宜変動するが、酵素と卵白(固形分)の質量比が1対20から1対1000が好ましい。酵素反応温度や反応時間は使用する酵素により異なるが、液卵白そのまま、あるいは液卵白1質量部を0.1〜1質量部の水を加えたものを、攪拌し、pH6〜9、40〜70℃で30分間〜10時間加水分解を行うことが好ましい。反応時間は長すぎても短すぎても、できた卵白ペプチドの呈味性や血流改善効果に悪影響を及ぼす。
【0022】
上記のようにして得られた卵白ペプチドは、ゲルろ過クロマトグラフィーによる分子量分布分析において、タンパク質・ペプチド・アミノ酸の合計の面積比に対して、分子量100以上10,000以下の部分の面積比が60%以上を占めることが好ましい。分子量分布が上記範囲外であると、効果の低下や消失が生じたり、溶解度の低下や加熱による変性や凝集などが起こりやすくなる。ただし、分布が上記範囲を満たしていれば、未分解の卵白タンパク質が、5〜10質量%残留していてもかまわない。
【0023】
前記の卵白ペプチドは、適宜脱塩して用いることができる。また、限外ろ過膜、ゲルろ過や各種カラムクロマトグラフィー、メンブレンフィルターなどで精製や分画して用いてもよい。
【0024】
前記卵白ペプチドのpHは、特に限定されないが、水溶性や風味の点で、pH2以上9以下が好ましい。
【0025】
尚、前記卵白ペプチドには、ラットによる急性毒性は認められなかった。(LD50=5g/kg体重 以上)
【0026】
本発明の血流改善剤は、前記卵白ペプチドを有効成分として含有するものである。その有効摂取量は成人1回あたり卵白ペプチド換算で100mgから10gである。1日につき卵白ペプチド換算で合計300gほど摂取しても特に悪影響はみられないが、1回あたり10g以上摂取しても、特に効果が顕著になるわけではない。
【0027】
本発明の血流改善剤における卵白ペプチドの含有量は、特に限定されるものではないが、卵白ペプチドを5〜100質量%含むことが好ましい。含有量が5質量%未満であると、本血流改善剤を有効摂取量摂るのに大量の粉末や液体を摂取する必要が出てきたり、本血流改善剤を飲食品に添加する場合、高濃度で添加することになるため、好ましくない。
【0028】
本発明の血流改善剤の形態は特に制限はなく、用途に応じて溶液、粉末などを選択できる。粉末化の方法としては、熱風乾燥、噴霧乾燥、凍結乾燥、通常の公知の粉末化方法を採用できる
【0029】
本発明の血流改善剤は、上述した成分のほかに、賦形剤、乳化剤、安定剤、甘味料、pH調整剤、増粘剤、タンパク質、ペプチド、アミノ酸、脂質、多糖類、オリゴ糖等の通常食品に用いられる成分を含んでいてもよい。
【0030】
本発明の血流改善剤の飲食品への添加方法は、飲食品の形態や調理法により異なり特に制限されない。また、本発明の血流改善剤は、飲食品への添加時期が特に制限されるものではなく、調理加工後の食品に添加する、調理中の食品に添加する、調理前の食品に添加する、調理前又は調理中の食品の一部に添加する等、随時添加することができる。
【0031】
本発明の飲食品における血流改善剤の添加量は、特に限定されるものではないが、0.5〜20質量%が好ましい。0.5質量%未満であると、有効摂取量の卵白ペプチドの摂取が難しく、20質量%以上であると風味や食品の加工に影響が出て、好ましくない。
【0032】
本発明の血流改善剤は、飲食品に加えるだけでなく投与形態に応じて種々の形に調製され、粉末(または顆粒)、ドリンク剤、錠剤、カプセル剤等として用いることもできる。また、卵は古くから食経験のある安全な素材であるので、継続的に用いても副作用の問題のない素材として、医薬または飼料にも用いることができる。
【0033】
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれによって特に限定されるものではない。
【実施例1】
【0034】
(酵素加水分解による卵白ペプチドの調製)
液卵白2kgに水1Lを加え、均一に懸濁した後60℃まで加温し、パパイン(商品名「パパイン300」、日本バイオコン株式会社製)2g、バチルス属細菌由来プロテアーゼ(商品名「プロテアーゼS「アマノ」G」天野エンザイム株式会社製)2gを添加して、60℃にて3時間酵素反応を行った。その後、沸騰湯浴5分の加熱処理を行い、一旦酵素を失活させ、冷却した。液を40℃に調整後、リゾプス属糸状菌由来プロテアーゼ(商品名「ペプチダーゼR」天野エンザイム株式会社製)0.5gを加え40℃にて2時間酵素反応を行った。その後、沸騰湯浴5分の加熱処理を行い、酵素を失活させ、遠心分離(18,000rpm)にて上清を回収し、これを凍結乾燥して卵白ペプチド160gを得た。
【0035】
前記方法で得られた卵白ペプチドを高速液体クロマトグラフィーにて、以下の条件で分子量の分析を行った。
【0036】
カラム:YMC-Pack Dio1‐60(8.0×500mm)(商品名、株式会社ワイエムシイ製)
溶出液:0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)
流速:0.7ml / 分
検出波長:215nm
【0037】
その結果を図1に示す。図1からわかるように、前記方法で得られた卵白ペプチドはタンパク質・ペプチド・アミノ酸の合計を示す全面積に対して、分子量100以上10,000以下の部分の面積比(斜線部)が60%以上を占めることが明らかである。
【実施例2】
【0038】
(血管筋弛緩効果)
Thapaliyaらの方法(Eur. J. Pharmacol. 461:129-137, 2003)に基づき、ラットよりで摘出した腸間膜血管の血管平滑筋に対して2μMのノルエピネフリンを投与することにより収縮させた後に、実施例1で得られた卵白ペプチドを100μg/mL投与した。
【0039】
結果、卵白ペプチドを投与することにより図2の様に平滑筋は収縮状態から弛緩状態になり、卵白ペプチドには腸間膜血管平滑筋を弛緩させる効果があることが認められた。
【実施例3】
【0040】
年齢27歳から48歳の、特に病を患っていない男女8名のヒトボランティアに、実施例1で得られた卵白ペプチド4,000
mgを100 mLの水に溶解させた卵白ペプチド水溶液を測定40分前に飲用させ、飲用前と飲用後40分後の計2回、葉山の方法(「目の病気にルテインが効く!」葉山 隆一著、現代書林刊、2001年)により、眼底血流量、眼圧そして網膜調整機能を測定した。
【0041】
結果、卵白ペプチド水溶液を飲用した後では、飲用する前と比べ、図3の様に眼底血流量の増加が認められ、図4のように眼圧の低下が認められ、図5のように網膜調整機能の改善が認められた。
【実施例4】
【0042】
(清涼飲料水)
実施例1で調製した卵白ペプチドを含有する清涼飲料水を調製した。すなわち、組成が混合異性化糖15.0%、果汁10%、卵白ペプチド3.0%、香料 0.1%、カルシウム0.1%、水 71.8%である原料を混合し、プレート殺菌機を用いて90℃、15秒間殺菌し、卵白ペプチドを含有する血流改善用の清涼飲料水を製造した。
【実施例5】
【0043】
(カプセル剤)
実施例1で得られた卵白ペプチド60%、コーンスターチ30%、乳糖10%を含むように各原料を配合して、ゼラチンカプセルに充填(カプセル1個当たり200mg)し、血流改善用のカプセル剤を製造した。
【実施例6】
【0044】
(錠剤)
実施例1で得られた卵白ペプチド60%、還元麦芽糖18%、結晶セルロース18%、ショ糖エステル4%を含むように各原料を配合後打錠(1錠当たり300mg)して、血流改善用の錠剤を製造した。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明の血流改善剤およびそれを含有する飲食品は、安全で安価な卵白を原料とし、血流を改善することにより、冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状や、眼圧、視力を改善し、眼性疲労回復及び皮膚組織の代謝を活性化させることができる、血流改善剤を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】実施例1で得られた卵白ペプチドの、ゲル濾過クロマトグラフィーでの分子量分析の結果を示した図である。図中の数字は目安となる分子量の溶出時間を示す。斜線部分は、分子量100以上10,000以下の部分を示す。
【図2】実施例2で示されたように、ノルエピネフリンによって収縮させた腸間膜血管の、卵白ペプチド前後の収縮・弛緩状態を示した図である。
【図3】実施例3で示されたように、卵白ペプチドを飲用した前後での眼底血流量の変化を示した図である。卵白ペプチドを摂取することにより眼底血流量の増加が認められる。
【図4】実施例3で示されたように、卵白ペプチドを飲用した前後での眼圧の変化を示した図である。卵白ペプチドを摂取することにより眼圧の増加が認められる。
【図5】実施例3で示されたように、卵白ペプチドを飲用した前後での網膜調整機能の変化を示した図である。卵白ペプチドを摂取することにより網膜調整機能度指数が増加しており、これは、網膜調整機能が改善された結果を示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
体内の血流量の低下を抑制させる作用を有する卵白ペプチドを有効成分として含有する血流改善剤
【請求項2】
前記の卵白ペプチドが、ゲルろ過クロマトグラフィーによる分子量分布において、タンパク質・ペプチド・アミノ酸の合計の面積比に対して、分子量100以上10,000以下の部分の面積が60%以上を占めることを特徴とする、請求項1に記載の血流改善剤
【請求項3】
前記の卵白ペプチドが、パパイン、フィシン、ブロメライン、トリプシン、キモトリプシン、アスペルギルス属麹菌由来プロテアーゼ、バチルス属細菌由来プロテアーゼ、リゾプス属糸状菌由来ぺプチダーゼのいずれか、またはその2つ以上の組み合わせの加水分解酵素を用いて卵白を加水分解することによって得られることを特徴とする請求項1または2記載の血流改善剤
【請求項4】
前記の卵白ペプチドが、眼底血流量を増加させるに伴い、眼圧、視力の改善作用や眼性疲労回復作用を有する、請求項1から3いずれか記載の血流改善剤
【請求項5】
前記の卵白ペプチドが冷え性、肩こり、浮腫みなどの症状を血流改善効果により緩和させる請求項1から3いずれか記載の血流改善剤
【請求項6】
前記の卵白ペプチドが、皮下血流量を増加させるに伴い、皮膚組織の代謝を活性化し、美容効果を有する、請求項1から3いずれか記載の血流改善剤
【請求項7】
請求項1から6いずれかに記載の血流改善剤を含む飲食品


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−51090(P2007−51090A)
【公開日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−237051(P2005−237051)
【出願日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願人】(500101243)株式会社ファーマフーズ (30)
【Fターム(参考)】