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収納キャビネット
説明

収納キャビネット

【課題】 従来よりも軽い力で抽斗を引き出すことが可能な収納キャビネットを提供する。
【解決手段】 この収納キャビネットは、引き出し開始時に、使用者が抽斗を引き出そうとする力を増幅させてキャビネット本体に作用させるアシスト手段として、引き出し開始時に使用者が引くハンドル部と、抽斗を収納した状態でハンドル部を引くことによってキャビネット本体に力を掛けてキャビネット本体に対して抽斗を前進させる作用部と、を有するレバーを備え、そのレバーは、ハンドル部と作用部との間に抽斗の引き出し方向に直交する方向を中心としてレバーを回動可能に軸支する回転軸を有し、回転軸とハンドル部の距離よりも作用部と回転軸の距離を短くしてハンドル部を手前に引く力を増幅して作用部がキャビネット本体を押す力とし、引き出し開始時にハンドル部を引く力を増大して作用部がキャビネット本体を押して抽斗を前方に移動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、抽斗を有する収納キャビネット、特に、システムキッチンのフロアキャビネットに使用するのに好適な収納キャビネットに関する。
【背景技術】
【0002】
近年のシステムキッチンにおいては、抽斗の収納量を増大させつつ、少ない動作で収納物を取り出すことができるように工夫がなされている。その一例である、フロアキャビネットに使用される収納キャビネットは、前面に開口部を有するキャビネット本体に、抽斗と内抽斗とが設けられている。
抽斗および内抽斗は、キャビネット本体の側板に取り付けられたレールに支持されて出し入れ自在となっている。抽斗を支持するレールは、抽斗を戻すときに抽斗が閉まる直前に到達するとゆっくりと抽斗を閉める方向に付勢する力を加える回転ピストンあるいはダンパー流体を備えるソフトクローズ機能を設けたものが主流となっている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−245738号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ソフトクローズ機能を設けた従来の収納キャビネットでは、回転ピストンあるいはダンパー流体を備えるソフトクローズ機能に抗って抽斗を引き出す必要があった。そのため、特に高齢者にとっては、引き出すのを重く感じてしまうことから、使い難さを感じてしまい、改善が望まれていた。
そこで、本発明は、従来よりも軽い力で抽斗を引き出すことが可能な収納キャビネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は、前方に開口部を有するキャビネット本体と、前記キャビネット本体に収納されて、前記開口部から前方に引き出し可能な抽斗と、を備えた収納キャビネットにおいて、前記抽斗は、引き出し開始時に、使用者が前記抽斗を引き出そうとする力を増幅させて前記キャビネット本体に作用させるアシスト手段を備え、前記アシスト手段は、引き出し開始時に使用者が引くハンドル部と、前記抽斗を収納した状態で前記ハンドル部を引くことによって前記キャビネット本体に力を掛けてキャビネット本体に対して抽斗を前進させる作用部と、を有するレバーを備え、前記レバーは、前記ハンドル部と作用部との間に、前記抽斗の引き出し方向に対して直交する方向を中心として前記レバーを回動可能に軸支する回転軸を有し、前記回転軸からハンドル部までの距離よりも前記作用部から回転軸までの距離を短く構成することによって前記ハンドル部を手前に引く力を増幅して前記作用部が前記キャビネット本体を押す力に変換させてなり、前記抽斗の引き出し開始時に使用者が前記ハンドル部を手前に引くと、前記作用部が前記キャビネット本体を押して前記抽斗を前記キャビネット本体の前方に移動させることを特徴とする。
【0006】
これによれば、ハンドル部を引いて抽斗を引き出すと、回転軸を中心として、レバーが回り、作用部がキャビネット本体を押し込む。このレバーは、ハンドル部と回転軸との距離よりも、作用部と回転軸との距離を長くしているので、ハンドル部を引く力が増幅されて作用部に伝わる。よって、ハンドル部を引く力よりも大きな力で作用部がキャビネット本体を押して、抽斗を引き出すのを補助する。
したがって、てこの原理で引き出しを引き出すことができるので、重く感じる引き出しを軽い力で引き出すことができる。
【0007】
また、請求項2では、前記ハンドル部は、前記抽斗の取っ手と一体化された。
【0008】
これによれば、ハンドル部と取っ手の両方が、抽斗の前面に露出することがないので、引き出しの途中でハンドル部と取っ手を持ち替える必要がなく、操作性が向上する。またスッキリした外観が得られる。
【0009】
また、請求項3では、前記抽斗の前板に、前記レバーを前記前板の背面側から前面側に通過させる通過部を設け、前記回転軸及び作用部を前記前板の背面側に配置するとともに前記ハンドル部を前記前板の前面側に露出するように配置した。
【0010】
これによれば、レバーの全体が前板の前面部に露出することはなく、ハンドル部だけが前板の前面部に露出するので、外観が向上する。
【0011】
また、請求項4では、前記ハンドル部は、前記抽斗の前板と同じ左右幅を有し、前記前板の上面に沿って配置された。
【0012】
これにより、てこの力点となるハンドル部が横長になるので、収納キャビネットの間口方向のどちらにいてもハンドル部を引いて軽い力で抽斗を引き出せるので、操作性が良好になる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、従来よりも軽い力で抽斗を引き出すことが可能な収納キャビネットを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の収納キャビネットを用いたシステムキッチンを示す斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施形態にかかる収納キャビネットを示す斜視図である。
【図3】図2の収納キャビネットの抽斗を引き出す状態を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図4】図2の収納キャビネットのアシスト手段を示す拡大側面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態にかかる収納キャビネットを示す斜視図である。
【図6】図5の収納キャビネットの抽斗を引き出す状態を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図7】図5の収納キャビネットのアシスト手段を示す拡大側面図である。
【図8】本発明の第三の実施形態にかかる収納キャビネットを示す斜視図である。
【図9】図8の収納キャビネットの抽斗を引き出す状態を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図10】図8の収納キャビネットのアシスト手段を示す拡大側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の収納キャビネットを用いたシステムキッチンを示す斜視図である。
図1に示すように、システムキッチン100は、フロアキャビネット列110と、シンク121とコンロ122を有してフロアキャビネット列110の上に固定されるカウンター120とを備えている。
フロアキャビネット列110の一部、例えば、シンクキャビネットとして、本発明の収納キャビネット300が組み込まれている。
【0016】
次に、収納キャビネット300に関して、本発明の第一の実施形態を説明する。
図2は第一の実施形態にかかる収納キャビネットを示す斜視図、図3は図2の収納キャビネットの抽斗を引き出す状態を示す斜視図、図4は図2の収納キャビネットのアシスト手段を拡大して示す斜視図である。なお、図2では、収納キャビネットの正面から向かって左側の側板311を省いている。
【0017】
図2に示すように、収納キャビネット300は、2枚の側板311,311と背板312と底板313と前横桟314とを接合して前方に開口部315を設けたキャビネット本体310と、キャビネット本体310に収納されて開口部315から前方に引き出し可能な抽斗320と、を備えている。抽斗320には、引き出し開始時に使用者が抽斗320を操作する力を増幅させて、キャビネット本体310に作用させるアシスト手段Aを備えている。
【0018】
このアシスト手段Aは、レバー400を備えている。レバー400は、その一端に、抽斗320の引き出し開始時に使用者が引くハンドル部410を有している。このハンドル部410は、抽斗320の取っ手と一体となっており、抽斗320の前板322の上面に沿って前板322と同じ左右幅をもって配設されている。またレバー400には、抽斗320の引き出し方向に直交する方向、本実施形態においてはキャビネット本体310の間口方向を軸とする回転軸420を有している。この回転軸420は、前板322に対してレバー400を回動可能に軸支している。この回転軸420を挟んでハンドル部410とは反対方向のレバー400の他端に、キャビネット本体310に力を掛けてキャビネット本体310に対して抽斗320を前進させる作用部430がある。また、ハンドル部410と回転軸420の間のレバー400には、ハンドル部410を引いたときに前板322から離れて前方に移動するレバー400が前板322にぶつかるのを避けるための迂回部440が設けられている。なお、本実施形態においては、レバー400は、抽斗320の前板322の左右にそれぞれ設置されている。
【0019】
レバー400は、回転軸420からハンドル部410までの直線距離よりも、回転軸420から作用部430までの直線距離を短くしている。これにより、使用者がハンドル部410を引く力は、てこの原理によって、回転軸420を中心として回動するレバー400の他端に設けられた作用部430に増幅して伝わる。すなわち、作用部430がキャビネット本体310を押す力が増大して、抽斗を引き出すのを補助する。そのため、使用者は軽い力で抽斗320を引き出すことが可能になる。
【0020】
この際、抽斗320を引くときに動くのは抽斗320の前板322よりも小さく、軽量なレバー400だけなので、大掛かりな装置を必要とせず、より軽い力で抽斗320を引き出すことが可能になる。
【0021】
なお、このアシスト手段Aがハンドル部410を引く力を増幅するのは、レバー400が回り始めてから迂回部440が前板322の裏面に当接するまでの間である。この間に、レールのソフトクローズ機能が働いて引き出しが重く感じる領域から外れる位置まで抽斗320を引き出すので、抽斗320を軽い力で引き出すことができる。
【0022】
なお、本実施形態においては、キャビネット本体310に付設した受け具317にレバー400の作用部430が力を掛けているが、キャビネット本体310に直接力を掛けてもよい。
【0023】
抽斗320を引く際には、図3に示すように、使用者は取っ手(ハンドル部410)を手前に引いて引き出し始めると、レバー400が回転軸420を中心に回り、作用部430がキャビネット本体310、詳しくは受け具317に力を掛ける。この状態でハンドル部410から手を放すとハンドル部410が元の位置に戻るようバネ(図示せず)が設けられている。また図4のように、レバー400の間口方向のぐらつきを防止するため、前板322の裏側であって回転軸420の上方位置にレバー400の回動動作をガイドするぐらつき防止具324を備えている。
【0024】
また、本実施形態においては、抽斗320には専用の取っ手は設けていない。取っ手とハンドル部410を一体にすることで、取っ手とハンドル部410の両方が同時に抽斗320の前面に露出することがないので、引き出しの途中でハンドル部410と取っ手を持ち替える必要がなく、操作性が向上する。またスッキリした外観が得られる。
【0025】
また、本実施形態においては、ハンドル部410は、抽斗320の前板322と同じ左右幅を有し、前板322の上面に沿って配置されているので、てこの力点となるハンドル部410が抽斗320の横幅いっぱいに配設される。そのため、使用者が収納キャビネット300の間口方向の左右どちらにいても、立ち位置を変えることなく、また、無理な姿勢をとることなく、ハンドル部410を引いて軽い力で抽斗320を引き出せる。
【0026】
さらに、レバー400を前板322の左右両方に設置して、ハンドル部410で2つのレバー400を接続することにより、使用者がハンドル部410のどの位置を引いても、レバー400が捩じれることなく確実にレバー400の操作部430でキャビネット本体310を押すことができるので、操作性が良好になる。
【0027】
次に、収納キャビネット300の第二の実施形態について説明する。なお、前述した実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図5は第二の実施形態にかかる収納キャビネットを示す斜視図、図6は図5の収納キャビネットの抽斗を引き出す状態を示す斜視図、図7は図5の収納キャビネットのアシスト手段を拡大して示す斜視図である。なお、図5では、収納キャビネットの正面から向かって左側の側板311を省いている。
【0028】
図5に示すように、キャビネット本体310に収納される抽斗320には、引き出し開始時に使用者が抽斗320を操作する力を増幅させて、キャビネット本体310に作用させるアシスト手段Bを備えている。このアシスト手段Bは、抽斗320の引き出し開始時に使用者が引くハンドル部510、キャビネット本体310の間口方向を軸とした回転軸520、この回転軸520を挟んでハンドル部510とは反対方向にキャビネット本体310に力を掛けてキャビネット本体310に対して抽斗320を前進させる作用部530を有し、ハンドル部510を手前に引く力を増幅して作用部530を後方に押し出す力を生むレバー500を備えている。
【0029】
本実施形態では、抽斗320の前板322には、レバー500が前板322の背面側から前面側に通過できる通過部(貫通孔)323があり、回転軸520はこの前板322の背面側でレバー500を回転可能に軸支している。また、作用部530も、この前板322の背面側に設置されている。一方でハンドル部510はこの前板322の前面側に露出されるように配設されている。
【0030】
抽斗320を引く際には、図6に示すように、使用者はハンドル部510を手前に引きながら引き出し始めると、ハンドル部510が回転軸520を中心に回り、作用部530がキャビネット本体310の前端面、詳しくは、キャビネット本体310に付設した受け具317の前端面に力を掛ける。この際、この回転軸520からハンドル部510までの距離よりも回転軸520から作用部530までの距離を短くすることで、てこの原理によりハンドル部510にかかる力を増幅して作用部530に伝えることができ、使用者は軽い力で抽斗320を引き出すことが可能になる。
【0031】
この際、抽斗320を引くときに動くのは抽斗320の前板322よりも小さく、軽量なレバー500だけなので、大掛かりな装置を必要とせず、より軽い力で抽斗320を引き出すことが可能になる。
【0032】
なお、このアシスト手段Bがハンドル部510を引く力を増幅するのは、レバー500が回り始めてからレバー500の変形部分が通過部323に衝突してレバー500の回動が制限されるまでの間である。この間に、レールのソフトクローズ機能が働いて引き出しが重く感じる領域から外れる位置まで抽斗320を引き出すので、抽斗320を軽い力で引き出すことができる。
【0033】
また、本実施形態によれば、ハンドル部510だけが前板322の前面部に露出するので、外観が向上する。
【0034】
なお、本実施形態においても、キャビネット本体310に付設した受け具317にレバー500の作用部530が力を掛けているが、キャビネット本体310に直接力を掛けてもよい。
【0035】
次に、収納キャビネット300の第三の実施形態について説明する。なお、前述した実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図8は第一の実施形態にかかる収納キャビネットを示す斜視図、図9は図8の収納キャビネットの抽斗を引き出す状態を示す斜視図、図10は図8の収納キャビネットのアシスト手段を拡大して示す斜視図である。なお、図8では、収納キャビネットの正面から向かって左側の側板311を省いている。
【0036】
図8に示すように、キャビネット本体310に収納される抽斗320には、引き出し開始時に使用者が抽斗320を操作する力を増幅させて、キャビネット本体310に作用させるアシスト手段Cを備えている。このアシスト手段Cは、抽斗320の引き出し開始時に使用者が引くハンドル部610、キャビネット本体310の間口方向を軸とした回転軸620、この回転軸620を挟んでハンドル部610とは反対側の位置に、キャビネット本体310に力を掛けてキャビネット本体310に対して抽斗320を前進させる作用部630を有し、ハンドル部610を手前に引く力を増幅して作用部630を後方に押し出す力を生むレバー600を備えている。また、本実施形態においては、作用部630は、キャビネット本体310の前端面を直接力を掛けるので、レバー600を格納するため、キャビネット本体310の側板311に切欠き318を設けている。さらに、レバー600は、回転軸620を中心とした円弧状の長孔640に、前板322に設けられたピン326を差し込んで、回動範囲を制限している。
【0037】
抽斗320を引く際には、図9に示すように、使用者はハンドル部610を手前に引きながら引き出し始めると、ハンドル部610が回転軸620を中心に回り、作用部630でキャビネット本体310の前端面に力を掛ける。この際、この回転軸620からハンドル部610までの距離よりも回転軸620から作用部630までの距離を短くすることで、てこの原理によりハンドル部610にかかる力を増幅して作用部630に伝えることができ、使用者は軽い力で抽斗320を引き出すことが可能になる。
【0038】
この際、抽斗320を引くときに動くのは抽斗320の前板322よりも小さく、軽量なレバー600だけなので、大掛かりな装置を必要とせず、より軽い力で抽斗320を引き出すことが可能になる。
【0039】
なお、このアシスト手段Cがハンドル部610を引く力を増幅するのは、レバー600が回り始めてからレバー600の回動範囲の制限位置に到達するまでの間である。この間に、レールのソフトクローズ機能が働いて引き出しが重く感じる領域から外れる位置まで抽斗320を引き出すので、抽斗320を軽い力で引き出すことができる。
【0040】
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
【0041】
例えば、回転軸320,420,520は、鉛直方向を中心軸としてレバーを300,400,500を回すようにしてもよい。その場合、作用部330,430,530は、キャビネット本体310の底板313あるいは前横桟314に力を掛けるようにするのが好ましい。また、ハンドル部410,510,610とは別に前板322に取っ手を設けることも可能である。
【符号の説明】
【0042】
300:収納キャビネット
310:キャビネット本体
315:開口部
320:抽斗
322:前板
323:通過部
400:レバー
410:ハンドル部
420:回転軸
430:作用部
500:レバー
510:ハンドル部
520:回転軸
530:作用部
600:レバー
610:ハンドル部
620:回転軸
630:作用部
A:アシスト手段
B:アシスト手段
C:アシスト手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前方に開口部を有するキャビネット本体と、
前記キャビネット本体に収納されて、前記開口部から前方に引き出し可能な抽斗と、
を備えた収納キャビネットにおいて、
前記抽斗は、
引き出し開始時に、使用者が前記抽斗を引き出そうとする力を増幅させて前記キャビネット本体に作用させるアシスト手段を備え、
前記アシスト手段は、
引き出し開始時に使用者が引くハンドル部と、前記抽斗を収納した状態で前記ハンドル部を引くことによって前記キャビネット本体に力を掛けてキャビネット本体に対して前記抽斗を前進させる作用部と、を有するレバーを備え、
前記レバーは、前記ハンドル部と作用部との間に、前記抽斗の引き出し方向に対して直交する方向を中心として前記レバーを回動可能に軸支する回転軸を有し、前記回転軸からハンドル部までの距離よりも前記作用部から回転軸までの距離を短く構成することによって前記ハンドル部を手前に引く力を増幅して前記作用部が前記キャビネット本体を押す力に変換させてなり、
前記抽斗の引き出し開始時に使用者が前記ハンドル部を手前に引くと、前記作用部が前記キャビネット本体を押して前記抽斗を前記キャビネット本体の前方に移動させることを特徴とする収納キャビネット。
【請求項2】
前記ハンドル部は、前記抽斗の取っ手と一体化されたことを特徴とする請求項1記載の収納キャビネット。
【請求項3】
前記抽斗の前板に、前記レバーを前記前板の背面側から前面側に通過させる通過部を設け、
前記回転軸及び作用部を前記前板の背面側に配置するとともに前記ハンドル部を前記前板の前面側に露出するように配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の収納キャビネット。
【請求項4】
前記ハンドル部は、
前記抽斗の前板と同じ左右幅を有し、前記前板の上面に沿って配置されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の収納キャビネット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−102846(P2013−102846A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−247236(P2011−247236)
【出願日】平成23年11月11日(2011.11.11)
【出願人】(000010087)TOTO株式会社 (3,889)
【Fターム(参考)】