説明

取出し機能付きカードコネクタ

【課題】
部品点数を少なくし、コストの低減が図れるとともに、安定した排出を可能とした取出し機能付きカードコネクタの提供の提供。
【解決手段】
カード状部材1が挿入されるハウジング2と、カード状部材1の移動を規制するロック機構とを備え、取出し操作用部材8を動作させることによりカード状部材1の規制が解除され、カード状部材が取出されるようにし、ハウジング2は、カード状部材1が挿入されるモールドケース10と、モールドケース10に対しカードの出し入れ方向で移動可能なシールドカバー11とを備え、シールドカバー11は、カード状部材1の奥側縁部が当て止めされる当て止め板部22を備えるとともに、復帰バネ30が当て止めされる被付勢板部24を備え、復帰バネ30によりカード状部材1の押し出し方向に付勢されてカード状部材1と共に出し入れ方向に移動可能とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICカード等のカードを基板に接続するためのカードコネクタであって、カードを簡単な操作で取り出すことのできる取り出し機能付きカードコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のカードコネクタにおいては、プッシュピンを操作することによりカードを収容したカードトレイ等のカード状部材をハウジング内より取り出すことができる取出し機能付きのものが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
この取出し機能付きカードコネクタは、例えば、図10に示すように、ハウジング100のカード挿抜方向奥側に回動可能に支持された押出アーム101を備え、プッシュピン102で押出しアーム101の一方の端部を押し込むことにより押出アーム101を回動させ、アームの他端側103でカードトレイ104の奥側縁を排出方向に押し出すようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−189139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の如き従来の技術では、押出しアーム及び押出アームを操作するためのプッシュピン等からなる取出し機構を有するため、コネクタ全体の外形、即ち、コネクタが取り付けられる基板に対する専有面積が大きくなり、それに伴い設計の自由度も低下するという問題があった。一方でコネクタの小型化を図るため押出しアームの外形を小さくすると、十分な押出し量をもってカード状部材を排出するのに必要なアームの長さが確保できないという問題があった。
【0006】
また、カード状部材を押し出す際、操作者の加えた力がプッシュピンを介して押し出しアームに伝わるため、操作者が力を入れすぎるとカード状部材が勢いよく飛び出してしまい、カード等の破損を招く虞があるという問題があった。更に、落下等による衝撃によってもトレイ等のカード状部材が抜け出てしまう虞があるという問題があった。
【0007】
更には、このような取出し機構を有するために部品点数が増加し、コストが嵩むという問題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の問題に鑑み、部品点数を少なくし、コストの低減が図れるとともに、安定した排出を可能とした取出し機能付きカードコネクタの提供を目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、カード状部材が挿入されるカード挿入部が前面に開口されたハウジングと、所定の押し込み位置で前記カード状部材の移動を規制するロック機構とを備え、該ロック機構を操作するための取出し操作用部材を動作させることにより前記カード状部材の規制が解除され、前記カード状部材が取出されるようにした取出し機能付きカードコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記カード状部材が挿入されるモールドケースと、該モールドケースに対しカード状部材の出し入れ方向で移動可能なシールドカバーとを備え、該シールドカバーは、前記カード状部材の奥側縁部が当て止めされる当て止め板部を備えるとともに、一方の端部が前記モールドケースに固定された復帰バネの他端が当て止めされる被付勢板部を備え、前記復帰バネによりカード状部材の押し出し方向に付勢されて前記カード状部材と共にカード状部材の出し入れ方向に移動可能としたことにある。
【0010】
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記ロック機構は、前記シールドカバーに形成された被ロック板部に弾性的に係合可能な弾性係止部を有するロック部材を備え、前記弾性係止部は、前記所定の押し込み位置において前記被ロック板部と互いに係合する係合部と、前記取出し操作用部材と接触することによって前記弾性係止部を前記係合部が前記被ロック板部より離反する方向に動作させる操作部とを備えたことにある。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る取出し機能付きカードコネクタは、上述したように、カード状部材が挿入されるカード挿入部が前面に開口されたハウジングと、所定の押し込み位置で前記カード状部材の移動を規制するロック機構とを備え、該ロック機構を操作するための取出し操作用部材を動作させることにより前記カード状部材の規制が解除され、前記カード状部材が取出されるようにした取出し機能付きカードコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記カード状部材が挿入されるモールドケースと、該モールドケースに対しカード状部材の出し入れ方向で移動可能なシールドカバーとを備え、該シールドカバーは、前記カード状部材の奥側縁部が当て止めされる当て止め板部を備えるとともに、一方の端部が前記モールドケースに固定された復帰バネの他端が当て止めされる被付勢板部を備え、前記復帰バネによりカード状部材の押し出し方向に付勢されて前記カード状部材と共にカード状部材の出し入れ方向に移動可能としたことにより、シールドカバーがカードトレイ等のカード状部材を取り出すためのスライダーの機能を兼用し、部品点数を減らして構造を簡略化することができるとともに、コストの低減を図ることができる。
【0012】
また、本発明において、前記ロック機構は、前記シールドカバーに形成された被ロック板部に弾性的に係合可能な弾性係止部を有するロック部材を備え、前記弾性係止部は、前記所定の押し込み位置において前記被ロック板部と互いに係合する係合部と、前記取出し操作用部材と接触することによって前記弾性係止部を前記係合部が前記被ロック板部より離反する方向に動作させる操作部とを備えたことにより、押出し用のアーム等が不要となりコネクタ全体の外形を小型化することができ、一方、小型化されても安定した押し出し量をもってカードトレイ等のカード状部材を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る取出し機能付きカードコネクタの一例を示す斜視図である。
【図2】同上のA−A線断面図である。
【図3】同上の取出し動作時の状態を示す斜視図である。
【図4】(a)は図1中のカードトレイを示す平面図、(b)は同底面図、(c)は同B−B線断面図である。
【図5】(a)は図1中のシールドカバーを示す平面図、(b)は同正面図、(c)は同C−C線断面図ある。
【図6】同上のカードコネクタの押出し停止位置における状態の概略を示す平面図である。
【図7】同上のカードコネクタの所定の押し込み位置における状態の概略を示す平面図である。
【図8】(a)はフルロックされた状態のロック部材の状態を示す部分拡大断面図、(b)はロック部材のロックが解除された状態を示す部分拡大断面図である。
【図9】ロック機構部分の他の一例を示す部分拡大平面図である。
【図10】従来の取付け機能付きカードコネクタの一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、本発明に係るカードコネクタの実施の態様を、図面に示した実施例に基づいて説明する。尚、図中符号AはICカード等のカードである。
【0015】
このカードコネクタは、カードAを収容したカードトレイ1をハウジング2に挿入することにより、カードAの片面に配置された端子部3,3...がハウジング2内に支持されたコンタクト4,4...と弾性的に接触し、コンタクト4を介してカード3をハウジング2が設置された基板に電気的に接続させるようになっている。
【0016】
カードトレイ1は、図4に示すように、片面側にカードが収容されるカード収容凹部5aを有する平板状の本体部5と、本体部5の挿入方向手前側に配置された前縁露出部6とを有して絶縁性樹脂材により一体に形成されている。
【0017】
前縁露出部6は、カードコネクタが電気機器に組み込まれた際に機器躯体の外側面に露出するようになっており、カードトレイ1がハウジング2より排出された場合、カードトレイ1が機器躯体の外側面より引き出し状に突出するようになっている。尚、図中符号7は、後述する取出し操作用部材8をガイドするためのガイド孔である。
【0018】
ハウジング2は、絶縁樹脂材からなるモールドケース10と、シールドカバー11とを組み合わせて構成され、カードトレイ1が挿入されるカード状部材挿入部12が前面に開口して形成されている。
【0019】
尚、カード状部材挿入部12の側部には、所定の押し込み位置でシールドカバー11の移動を規制するロック機構を備え、このロック機構は、針金棒状のピンからなる取出し操作用部材8をシールドカバー11の移動方向に沿って動作させることにより規制が解除できるようになっている。
【0020】
シールドカバー11は、図5に示すように、平板状の天板部13と、天板部13の側縁より下向きに折り曲げた形状の左右の側板部14,14とを備え、導電性板材を折り曲げ加工することにより形成されている。
【0021】
また、シールドカバー11は、スライド機構によりモールドケース10に対しカードトレイ1の出し入れ方向に移動できるようになっている。
【0022】
スライド機構は、側板部14に形成されたスライド方向に向けたスライド用溝14aにモールドカバー10の側面より突出した係止用突起10dが挿入されて構成され、スライド用溝14aの長さ分だけスライドできるようになっている。
【0023】
天板部12には、切り出し・折り曲げ加工により当て止め板部22、側縁ガイド板部23、被付勢板部24及び操作用部材ガイド板25、被ロック板部26が形成されている。
【0024】
当て止め板部22は、天板部13の出し入れ方向奥側部に天板部13の奥側縁と平行な折り目22aを残してコ字状に切り出し、それを折り目22aより下向き、即ちハウジング内部側に折り曲げた形状に形成され、カード状部材挿入部12に挿入されたカードトレイ1の奥側縁部が当て止めされるようになっている。
【0025】
側縁ガイド板部23は、天板部13の側縁と平行な折り目23aを残して長板状になるように切り出し、それを折り目23aより下向き、即ちハウジング内部側に折り曲げた形状に形成され、カード状部材挿入部12に挿入されたカードトレイ1の側縁部をガイドするようになっている。
【0026】
被付勢板部24は、側縁ガイド板部23の出し入れ方向手前側端部を外側に折り曲げた形状に形成され、一方の端部がモールドケース10に固定された復帰バネ30の他端が当て止めされ、この被付勢板部24を介して復帰バネ30によりシールドカバー11全体が押し出し方向に付勢される。
【0027】
被ロック板部26は、折り目23aと平行な折り目26aを残してコ字状に切り出し、それを折り目26aより下向き、即ちハウジング内部側に折り曲げた形状に形成され、側縁ガイド板部23と復帰バネ30を挟んで互いに対向するように配置されている。
【0028】
尚、被ロック板部26には、後述するロック部材31の係合部32が着脱可能に係合される係止用切欠27が形成されている。
【0029】
操作用部材ガイド板25は、天板部13の側縁と平行な折り目25aを残して長板状になるように切り出し、それを折り目25aより下向き、即ちハウジング内部側に折り曲げた形状に形成され、この操作用部材ガイド板25の出し入れ方向手前側端部は、カードトレイ側に斜めに向けた形状に形成され、挿入された取出し操作用部材8を所定の操作が可能な位置にガイドするピンガイド部を形成している。
【0030】
ロック機構は、被ロック板部26と互いに係合可能なロック部材31を備え、このロック部材31が所定の押し込み位置において被ロック板部26と係合することで所定の押し込み位置においてシールドカバー11の移動を規制することができるようになっている。
【0031】
ロック部材31は、弾性を有する金属性板材を折り曲げ加工することにより全体が一体に形成され、シールドケース11に対し弾性的に係合可能な弾性係止部40を有している。
【0032】
弾性係止部40は、平板状のバネ基部34と、バネ基部34の側縁に支持された弾性バネ片35,35を介して支持された可動板部36とを有して構成されている。
【0033】
バネ基部34は、モールドケース10を成形する際にインサート成型によりモールドケース10の底板部と一体化されたインサート部41に一体に支持されて、モールドケース10底板部に形成された逃げ用孔42の内縁より孔42内に突出して形成され、インサート部41側の基端部を軸に弾性的に上下方向で回動することができるようになっている。
【0034】
弾性バネ片35は、バネ基部34の側縁より上向きに折り曲げた形状に形成され、可動板部36がバネ基部34に対し回動できるようにするとともにそのバネ性により可動板部36を原位置に復帰させるようになっている。
【0035】
可動板部36は、細長板状に形成され、その長手方向の一端に係合部32が形成されている。
【0036】
係合部32は、先端部を被ロック板部側に向けて略直角に折り曲げた形状に形成され、係合用切欠部27の挿抜方向奥側内側縁と互いに係合されるようになっている。
【0037】
この可動板部36の手前側部には、カードトレイ側に突出した操作部37が形成されている。
【0038】
操作部37は、プレス加工により上面視山形状に形成され、係合部32がシールドカバー11と互いに係合している際には、シールドカバー11の手前側端部、即ち被付勢板部24の外側底面の出し入れ方向手前側に突出するように配置されている。
【0039】
このように構成された取出し機能付きカードコネクタは、押出し停止位置においては、図3に示すように、シールドカバー11が押し出し方向にスライドした状態にあり、カードトレイ1をハウジング2内に挿入するとカードトレイ1の奥側縁部がシールドカバー11の当て止め板部22に当接する位置まで挿入される。
【0040】
この状態で一定以上の力をもってカードトレイ1を引き出し方向に移動させればカードトレイ1をハウジング2より抜き出すことができる。
【0041】
復帰バネ30による付勢力に抗してカードトレイ1を更に押し込むと、被ロック板部26に操作部37が接触して弾性係止部40が被ロック板部26より離反する方向に回動し、カードトレイ1とともにシールドカバー11は、抵抗を受けずに押し込むことができる。
【0042】
そして、所定の押し込み位置に到達すると、図7に示すように、可動板部36が弾性バネ片35の弾性により原位置に復帰し、ロック部材31の係止片32が被ロック板部26の係合用切欠き部27と互いに係合してシールドカバー11の移動が規制されるとともに操作部37が被付勢部24の手前側に突出した状態となる。
【0043】
次に、カードトレイ1を取り出すには、カードトレイ1の前縁露出部6に形成されたガイド孔7より取出し操作用部材8を挿入すると、ハウジング2内を通って更に操作用部材ガイド板25にガイドされて所定の操作可能な位置まで到達し、図8(b)に示すように、取出し操作用部材8の外面に操作部37が接触し、操作部37を介して弾性係止部40が押されて反時計回りに回動し、係合部32を被ロック板部26より離脱させる。
【0044】
係合部32が被ロック板部26より離脱したことによりシールドカバー11の移動規制が解除され、それと同時に復帰バネ30により付勢されてシールドカバー11は取出し操作用部材8の先端部に被付勢板部24が当接されて取出し操作用部材8の動作に伴い一体的に動作する状態となる。
【0045】
そして、取出し操作用部材8の引き抜き動作に伴い、シールドカバー11は、押出し停止位置まで取出し操作用部材8により移動を制御されつつ移動し、シールドカバー11とともにカードトレイ1も移動し、一定の押し出し量をもって押し出し停止位置までカードトレイ1が押し出される。
【0046】
尚、ロック部材は、上述の実施例の他、図9に示すように、弾性係止部50が片持ち支持された形状のものであってもよい。
【0047】
このロック部材は、弾性係止部50が細長板状に形成されており、一方の端部に被ロック板部側に向けて略直角に折り曲げた形状の係合部51を有し、他端側がハウジングに固定された支持部52に一体に支持されている。また、弾性係止部50の中央よりやや支持部側にカード状部材側に突出した形状の操作部53が形成されており、この操作部53が取出し操作用部材8と接触することにより図中点線で示すように、弾性係止部50を支持部側を基端として係合部51が被ロック板部26より離反する方向に回動させるようになっている。
【0048】
また、上述の実施例では、カード状部材として内部にカードを収容するカードトレイを用いた例について説明したが、トレイを用いずにカードを直接コネクタに挿入するようにしたものであってもよい。
【符号の説明】
【0049】
A カード
1 カードトレイ
2 ハウジング
3 端子部
4 コンタクト
5 本体部
6 前縁露出部
7 ガイド孔
8 取出し操作用部材
10 モールドケース
11 シールドカバー
12 カード状部材挿入部
13 天板部
14 側板部
15 把持板部
21 ロック用凹部
22 当て止め板部
23 側縁ガイド板部
24 被付勢板部
25 操作用部材ガイド板
26 被ロック板部
27 係止用切欠
30 復帰バネ
31 ロック部材
32 係合部
33 無理抜き防止用部材
34 支持板部
35 弾性バネ片
36 可動板部
37 操作部
50 弾性係止部
51 係合部
52 支持部
53 操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カード状部材が挿入されるカード挿入部が前面に開口されたハウジングと、所定の押し込み位置で前記カード状部材の移動を規制するロック機構とを備え、前記ハウジング内に挿入される取出し操作用部材を動作させることにより前記カード状部材の規制が解除され、前記カード状部材が取出されるようにした取出し機能付きカードコネクタにおいて、
前記ハウジングは、前記カード状部材が挿入されるモールドケースと、該モールドケースに対しカード状部材の出し入れ方向で移動可能なシールドカバーとを備え、
該シールドカバーは、前記カード状部材の奥側縁部が当て止めされる当て止め板部を備えるとともに、一方の端部が前記モールドケースに固定された復帰バネの他端が当て止めされる被付勢板部を備え、前記シールドカバーは、前記復帰バネによりカード状部材の押し出し方向に付勢されて前記カード状部材と共にカード状部材の出し入れ方向に移動可能としたことを特徴としてなる取出し機能付きカードコネクタ。
【請求項2】
前記ロック機構は、前記シールドカバーに形成された被ロック板部に弾性的に係合可能な弾性係止部を有するロック部材を備え、
前記弾性係止部は、前記所定の押し込み位置において前記被ロック板部と互いに係合する係合部と、前記取出し操作用部材と接触することによって前記弾性係止部を前記係合部が前記被ロック板部より離反する方向に動作させる操作部とを備えたことを特徴としてなる取出し機能付きカードコネクタ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−146486(P2012−146486A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−3674(P2011−3674)
【出願日】平成23年1月12日(2011.1.12)
【出願人】(000102500)SMK株式会社 (528)
【Fターム(参考)】