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受信装置
説明

受信装置

【課題】ユーザに不利益やストレスを与えることなく、コンテンツを適切に再生可能な受信装置を提供する。
【解決手段】データ信号を含むストリームを受信する受信手段11,12と、受信したストリームに基づく表示を行う表示手段17と、受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段13と、受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段14と、分離されたデータ信号を解析してスクリプトを検出するスクリプト検出手段16と、ストリーム認証中、受信したストリームに基づいて表示手段17に表示を行うとともに、スクリプト検出手段16によりスクリプトが検出された場合、当該スクリプトの実行に関わる入力を禁止する制御手段23と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ信号を含むストリームを受信する受信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、近年のテレビ放送は、デジタル放送の普及により多チャンネル化が進み、視聴者に対して多くの番組コンテンツを放送可能になっている。また、インターネット環境においても、高速インターネットの普及に伴って、動画コンテンツを配信するサービスも増加している。
【0003】
このようなデジタル放送やインターネット等のコンテンツ配信サービスにより配信されるコンテンツには、データ信号からなる付属データ(例えばデジタル放送におけるデータ放送)が付加される場合もあり、この付属データには、例えばメール等のアプリケーション(以下、単にアプリとも言う)を実行したり、URL(インターネットアドレス)など外部のリンク先へジャンプしたり、するスクリプトが含まれる場合もある。
【0004】
このため、コンテンツ配信サービスでは、視聴するユーザに対して、コンテンツの安全性を保証する必要がある。すなわち、コンテンツ配信サービスで配信されるコンテンツには、例えば、正当なコンテンツのストリームを受信している途中から、悪意ある攻撃者により、意図しないストリームにすげ替えられて、前後の関連性が保証されないパケットを含む不正ストリームを受信する場合もある。
【0005】
例えば、デジタル放送においては、画像データおよび音声データは元の放送のままで、双方向通信可能なデータ放送が改竄された、いわゆる「なりすまし」が行われた不正ストリームを受信する場合がある。このような場合、ユーザは、信頼できる放送局が提供した情報であるため安全であると信じて、データ放送に含まれるアプリや、リンク先へのジャンプ等のスクリプトを実行し、その結果、フィッシング詐欺にあったり、視聴・録画予約が書き換えられたり、不揮発性メモリに不所望なデータが書き込まれたり、する等の重大な実害を蒙るおそれがある。
【0006】
このような問題は、特に最近提案されている、微弱電波を利用したワンセグによるコンテンツ配信システム(いわゆる、スポットキャスト)等の放送形態が普及すると、改竄された不正な放送が行われる危険性が高くなることから、より多く発生するおそれがある。
【0007】
このため、コンテンツ配信サービスにおいては、コンテンツの安全性を保証する必要があり、その一つの方法として、送信側から送信するコンテンツのストリームに、送信元を特定する認証のためのデジタル署名を付加し、受信側で送信元の公開鍵を用いてデジタル署名を復号して送信元の認証を行うことにより、ストリームとしての正当性を保証するストリーム認証という技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0008】
このように、送信側において、ストリーム認証によりコンテンツの安全性を保証したストリームを送信するようにすれば、受信側では、ストリームが正当であることが証明されるまで(すなわち、認証処理中)は、受信したストリームを再生しないようにすることにより、ユーザへの不利益を防止することができる。
【0009】
【特許文献1】特開2003−249932号公報
【特許文献2】特開2001−251296号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上述したストリーム認証とは、コンテンツのストリームを構成するパケットの前後の関連性を保証するものであるため、受信側において、正当なストリーム(前後の関連性が証明された一連のパケットからなるストリーム)であることを証明するには、一定数以上のパケットを受信して検証を行う必要がある。したがって、ストリーム認証には、ある程度の時間がかかることになる。
【0011】
このため、上述したように、認証処理中は、受信したストリームを再生しないように受信装置を構成してしまうと、その間、ユーザは所望のコンテンツを選択したにも拘わらず、コンテンツを全く視聴することができなくなって、ユーザにストレスを与えることが懸念される。
【0012】
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、ユーザに不利益やストレスを与えることなく、コンテンツを適切に再生可能な受信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成する請求項1に係る受信装置の発明は、
データ信号を含むストリームを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したストリームに基づく表示を行う表示手段と、
前記受信手段で受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段と、
前記受信手段で受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段と、
該信号分離手段で分離されたデータ信号を解析してスクリプトを検出するスクリプト検出手段と、
前記認証処理手段によるストリーム認証中、前記受信手段で受信したストリームに基づいて前記表示手段に表示を行うとともに、前記スクリプト検出手段によりスクリプトが検出された場合、当該スクリプトの実行に関わる入力を禁止する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0014】
さらに、上記目的を達成する請求項2に係る受信装置の発明は、
データ信号を含むストリームを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したストリームに基づく表示を行う表示手段と、
前記受信手段で受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段と、
前記受信手段で受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段と、
該信号分離手段で分離されたデータ信号を解析して所定のスクリプト命令を検出するスクリプト検出手段と、
前記認証処理手段によるストリーム認証中、前記受信手段で受信したストリームに基づいて前記表示手段に表示を行うとともに、前記スクリプト検出手段により所定のスクリプト命令が検出された場合、当該所定のスクリプト命令の実行に関わる入力を禁止する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0015】
さらに、上記目的を達成する請求項3に係る受信装置の発明は、
データ信号を含むストリームを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したストリームに基づく表示を行う表示手段と、
前記受信手段で受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段と、
前記受信手段で受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段と、
前記認証処理手段によるストリーム認証中、前記受信手段で受信したストリームに基づいて前記表示手段に表示を行うとともに、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に含まれるスクリプトの実行を制限する制御手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0016】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在した場合、該スクリプトを実行することなく前記処理を中断することを特徴とするものである。
【0017】
請求項5に係る発明は、請求項3に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに所定のスクリプト命令が含まれていた場合、当該スクリプト命令を実行することなく前記処理を中断することを特徴とするものである。
【0018】
請求項6に係る発明は、請求項3に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに所定のスクリプト命令が含まれていた場合、当該スクリプト命令を実行する手前で前記処理を保留することを特徴とするものである。
【0019】
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が成功した場合、前記保留した処理を再開することを特徴とするものである。
【0020】
請求項8に係る発明は、請求項6に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が失敗した場合、前記保留した処理を強制終了することを特徴とするものである。
【0021】
請求項9に係る発明は、請求項3に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに所定のスクリプト命令が含まれていた場合、当該スクリプト命令を実行せずにスキップして前記処理を実行することを特徴とするものである。
【0022】
請求項10に係る発明は、請求項9に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記処理の終了後、前記スキップした命令がある旨を前記表示手段に表示することを特徴とするものである。
【0023】
請求項11に係る発明は、請求項3に記載の受信装置において、
メモリをさらに備え、
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程で前記メモリへの書き込みを実行するスクリプト命令を含むスクリプトが存在した場合、前記スクリプト命令により指定される書き込み領域を前記メモリ上の別の領域に複製して、当該複製した書き込み領域で前記スクリプト命令に基づく処理を実行することを特徴とするものである。
【0024】
請求項12に係る発明は、請求項11に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が成功した場合、前記スクリプト命令により指定された書き込み領域に、前記複製した書き込み領域を上書きすることを特徴とするものである。
【0025】
請求項13に係る発明は、請求項11に記載の受信装置において、
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が失敗した場合、前記複製した書き込み領域を破棄することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、ストリーム認証中に、映像データ、音声データに基づく出力は制限せずに、データ信号に含まれるスクリプトについては、その実行を制限するようにしたので、ユーザにストリームの視聴が制限されることによるストレスを与えることなく、悪意あるスクリプトが実行されてしまうことを防止し、コンテンツを安全に再生することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
【0028】
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。本実施の形態の受信装置10は、例えば、ワンセグ放送を受信可能な携帯電話端末を構成するもので、放送受信用アンテナ11、放送受信手段12、認証処理手段13、信号分離手段14、コンテンツ再生手段15、スクリプト検出手段16、表示手段17、スピーカ18、入力手段19、メモリ20、通信手段21、通信用アンテナ22、および、全体の動作を制御する制御手段23を有する。
【0029】
入力手段19は、機械式キーやタッチパネルキーからなるテンキーや方向キー等の各種の操作キーを有するもので、所定の操作キーには、ワンセグ放送に含まれるデータ放送によって表示手段17に表示されるスクリプトを実行する要素(表記名)を選択するための選択キー19aを割当てる。
【0030】
この受信装置10は、制御手段23の制御のもとに、放送受信用アンテナ11を介して放送受信手段12により所望の放送チャンネルのコンテンツを受信し、その受信したコンテンツのストリームを認証処理手段13で復号して認証する。
【0031】
ここで、ストリーム認証が成功した場合には、受信したストリームは特定の送信元から送信された安全なストリームであるので、従来と同様、認証処理手段13で復号されたストリームを、信号分離手段14で画像信号、音声信号、およびデータ信号であるデータ放送にそれぞれ分離した後、コンテンツ再生手段15でそれぞれデコードして、画像およびデータを、表示手段17に表示し、音はスピーカ18から出力する。
【0032】
これにより、放送受信手段12により受信した所望の放送チャンネルを視聴できるようにするとともに、入力手段19によるユーザ操作に従って、データ放送に基づいて表示手段17に表示されたデータ画面への入力に応じた処理を実行して、例えば、通信手段21から通信用アンテナ22を介して外部のリンク先へジャンプするなどのスクリプトを実行する。なお、メモリ20には、各種のアプリケーションを実行するプログラム、視聴予約データ、スケジュール、アドレス等を記録するとともに、プログラム等を実行する作業領域を確保する。
【0033】
本実施の形態では、認証処理手段13によるストリーム認証中は、コンテンツを視聴可能になった時点(ストリームから分離された各信号がそれぞれデコードされた時点)で、画像およびデータを、表示手段17に表示し、音はスピーカ18から出力する。さらに、ストリーム認証中は、信号分離手段14で分離されたデータ放送を、スクリプト検出手段16で解析してスクリプトを検出し、スクリプトが検出された場合には、制御手段23は、当該スクリプトを実行する要素については表示手段17に表示するが、当該要素への選択入力(スクリプトの実行に関わる入力)は禁止して、要素に応じた処理(スクリプト)を実行しないように制御する。
【0034】
図2は、本実施の形態に係る受信装置10による表示手段17への表示例の概要を示したものである。ここでは、表示手段17の表示領域を縦長として、上部を画像表示領域17a、下部をデータ放送表示領域17bとする。先ず、コンテンツの受信開始時点においては、図2(a)に示すように、データ放送表示領域17bに「データ放送取得中」のメッセージを表示して、ストリーム認証を開始する。なお、この受信開始時においては、画像表示領域17aに、必要に応じて「認証中」のメッセージを表示してもよい。
【0035】
その後、受信したストリームによりコンテンツが視聴可能になったら、未認証状態であっても、その時点で、図2(b)に示すように、画像表示領域17aに画像を表示するとともに、データ放送表示領域17bにデータ放送による画面を表示する。
【0036】
その後、認証処理手段13においてストリーム認証が成功すれば、図2(c)に示すように、表示手段17への画像およびデータ放送の表示を継続する。これに対し、認証処理手段13においてストリーム認証が失敗した場合には、その時点で、図2(d)に示すように、表示手段17への画像およびデータ放送の表示を中止するとともに、画像表示領域17aおよびデータ放送表示領域17bにそれぞれ「不正な放送です」のメッセージを表示して、ユーザに報知する。
【0037】
ここで、ストリーム認証中に、スクリプト検出手段16によりスクリプトが検出された場合には、制御手段23は、当該スクリプトを実行する要素については表示手段17に表示するが、当該要素への選択入力(スクリプトの実行に関わる入力)は禁止して、要素に応じた処理(スクリプト)を実行しないように制御する。
【0038】
例えば、受信したデータ放送におけるBMLが、図3に示すように記述されている場合には、スクリプトを実行する要素の表記名「ジャンプ」、「次ページ」および「書き込み」を、図4(a)に示すように、表示手段17のデータ放送表示領域17bに選択可能(図では、下線付き)に表示するが、ストリーム認証中は、その一つの要素(表記名)が入力手段10の選択キー19aの操作により選択入力(クリック)されても、その要素への選択入力の受付を禁止して、図4(b)に示すように、「未認証状態のため実行できません」のメッセージをデータ放送表示領域17bに表示して、ユーザに報知する。なお、図4(a)および(b)は、「ジャンプ」が選択された場合を例示している。
【0039】
このように、本実施の形態では、ストリーム認証中であっても、画像・音・データは常に表示・出力するようにしたので、ユーザは、選択した所望の放送チャンネルのコンテンツを即座に視聴することができ、ユーザにストレスを感じさせることもない。しかも、ストリーム認証中は、スクリプトを実行する要素を選択可能に表示しても、当該要素への選択入力の受付は禁止して、スクリプトが実行されないようにしたので、ユーザがBML上の要素に対して選択操作を実行しても、ユーザに不利益を与えることもない。
【0040】
(第2実施の形態)
本発明の第2実施の形態では、上記の第1実施の形態において、認証処理手段13によるストリーム認証中に、スクリプト検出手段16によりスクリプトが検出された場合には、制御手段23により、スクリプトを実行する要素(表記名)を、表示手段17に選択不可の状態で表示し、これによりスクリプトの実行に関わる入力を禁止して、スクリプトを実行しないように制御する。その他の動作は、第1実施の形態の場合と同様である。
【0041】
すなわち、例えば、図3に示したBMLのデータ放送を受信した場合には、ストリーム認証中は、図5に示すように、スクリプトを実行する要素の表記名「ジャンプ」、「次ページ」および「書き込み」を、表示手段17のデータ放送表示領域17bに選択できない状態(図では、下線なし)で表示する。
【0042】
したがって、本実施の形態においても、ユーザは、選択した所望の放送チャンネルのコンテンツを、ストリーム認証中に即座に視聴することができるので、ユーザにストレスを与えることもないとともに、ストリーム認証中は、スクリプトを実行する要素を選択できないように表示して、スクリプトが実行されないようにしたので、ユーザに不利益を与えることもない。
【0043】
(第3実施の形態)
本発明の第3実施の形態では、図1に示した構成において、認証処理手段13によるストリーム認証中に、スクリプト検出手段16により、認証中に実行を制限する所定のスクリプト命令を検出し、所定のスクリプト命令が検出された場合には、当該スクリプト命令を含むスクリプトを実行する要素(表記名)については、第2実施の形態の場合と同様に、表示手段17のデータ放送表示領域17bに選択不可の状態で表示し、これにより当該スクリプト命令の実行に関わる入力を禁止して、当該スクリプト命令を実行しないように、制御手段23により制御する。
【0044】
ここで、ストリーム認証中に実行を制限する所定のスクリプト命令は、例えば図6に示すように、受信したストリームが改竄ストリームであった場合にユーザに与える影響の大きいものを設定する。なお、図6には、参考のため、スクリプト命令(関数名)の機能をも対応して示している。これらの実行制限スクリプト命令は、スクリプト検出手段16またはメモリ20に予め格納し、スクリプト検出手段16において、実際に検出したスクリプト命令と比較することにより、検出したスクリプト命令が、実行制限スクリプト命令であるか否かを検出するようにする。
【0045】
したがって、例えば、図3に示したBMLのデータ放送を受信した場合、ストリーム認証中は、受信したストリームによりコンテンツが視聴可能になった時点で、図7(a)に示すように、表示手段17の画像表示領域17aに画像が表示されるが、データ放送については、「ジャンプ」および「書き込み」の表記名でそれぞれ表示される要素については、実行制限スクリプト命令が含まれ、その実行制限スクリプト命令がスクリプト検出手段16で検出されるので、これらの要素は、データ放送表示領域17bに選択できない状態で表示されることになる。なお、「次ページ」の要素は、実行制限スクリプト命令を含まないので、選択可能な状態で表示される。その後、ストリーム認証が成功すれば、図7(b)に示すように、全ての要素を選択可能な状態で表示する。
【0046】
したがって、本実施の形態によれば、上記実施の形態と同様の効果が得られる他、ストリーム認証中、ユーザは、重大な実害を与える可能性のないスクリプト命令を含むスクリプト(例えば、端末内部にあるページ間の移動(「次ページ」)等)を実行する要素を選択してその機能を実行することができるので、使い勝手を向上することができる。
【0047】
(第4実施の形態)
図8は、本発明の第4実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。この受信装置30は、図1に示した受信装置10において、スクリプト検出手段16を省略したものである。
【0048】
本実施の形態では、ストリーム認証中は、受信したデータ放送に基づいて、例えば図4(a)に示したように、何らの表示制限を与えることなく、表示手段17のデータ放送表示領域17bにデータ画面を表示して、入力手段19によるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行し、その処理過程で、制御手段23により、スクリプトが存在すると判定された場合には、当該スクリプトを実行することなく処置を中断する。この場合、例えば図4(b)に示したように、「未認証状態のため実行できません」のメッセージをデータ放送表示領域17bに表示して、ユーザに報知する。
【0049】
したがって、本実施の形態においても、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0050】
(第5実施の形態)
本発明の第5実施の形態では、図8に示した受信装置30の構成において、メモリ20に、図6に示した、ストリーム認証中に実行を制限するスクリプト命令を格納して、ストリーム認証中に、第4実施の形態の場合と同様に、受信したデータ放送に基づいて表示手段17のデータ放送表示領域17bにデータ画面を表示して、入力手段19によるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行する。そして、その処理過程で、制御手段23により、スクリプトが存在し、かつ当該スクリプトにメモリ20に格納されている実行を制限する所定のスクリプト命令が含まれていると判定された場合には、当該所定のスクリプト命令を実行することなく処置を中断する。
【0051】
図9は、本実施の形態によるスクリプトの実行処理を示すフローチャートである。制御手段23は、表示手段17のデータ放送表示領域17bに選択可能に表示されたスクリプトを実行する要素(表記名)が、入力手段19の選択キー19aにより選択されると、当該要素の処理を開始する。要素の処理過程において、スクリプト命令が検出されると、先ず、認証処理手段13によるストリーム認証が終了しているか否かを判定する(ステップS11)。
【0052】
その結果、未だ、ストリーム認証中であれば、次に、実行しようとするスクリプト命令が実行を制限すべき命令であるか否かを、メモリ20に格納されている実行制限スクリプト命令との比較に基づいて判定し(ステップS12)、実行制限スクリプト命令でなければ、認証中であっても当該命令を実行する(ステップS13)。
【0053】
これに対し、ストリーム認証中で、かつ実行制限スクリプト命令の場合には、表示手段17のデータ放送表示領域17bに「未認証状態のため実行できません」のメッセージを表示して(ステップS14)、ユーザに報知し、当該スクリプト命令を実行することなく、選択された要素の処理を終了(中断)する。
【0054】
例えば、ストリーム認証中に、図4(a)に示したように、「ジャンプ」の要素が選択された場合には、「ジャンプ」には実行制限スクリプト命令である「launchDocument("http:)」、つまり、「http:」から始まる外部サイトへのリンクが含まれているので、このスクリプト命令を実行することなく処理を中断して、図4(b)に示したように、表示手段17のデータ放送表示領域17bに「未認証状態のため実行できません」のメッセージを表示して、ユーザに報知する。上記の処理は、実行しようとするスクリプト命令毎に、繰り返す。
【0055】
なお、ステップS11において、ストリーム認証が終了していれば、全てのスクリプト命令を実行する(ステップS13)。
【0056】
このように、本実施の形態では、ストリーム認証中、受信した画像を表示手段17に表示しながら、データ放送に基づいて表示手段17に表示されるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行し、その処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに認証中は実行を制限する所定のスクリプト命令が含まれている場合には、当該スクリプト命令を実行することなく処理を中断するようにしたので、ユーザに所望のコンテンツを視聴できないストレスや、悪意あるスクリプトが実行されることによる不利益を与えるのを防止できるとともに、認証中であっても、実行制限スクリプト命令を含まないスクリプトは実行できるので、使い勝手を向上することができる。
【0057】
(第6実施の形態)
本発明の第6実施の形態では、上記の第5実施の形態において、認証処理手段13によるストリーム認証中に、表示手段17に表示されるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行する過程で、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令であると制御手段23により判定された場合には、そのスクリプト命令を実行する手前で、処理を保留し、その後、ストリーム認証が成功した場合には、保留した処理を再開し、認証が失敗した場合には、保留した処理を強制終了するように制御する。
【0058】
このため、本実施の形態では、図10にスクリプト実行処理のフローチャートを示すように、図9に示したフローチャートにおいて、ストリーム認証中に実行が開始されたスクリプトの処理中に、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令であると判定された場合には(ステップS11〜S12)、当該スクリプト命令を実行することなく、認証が完了するまで、その手前で処理を保留する(ステップS21)。この場合には、表示手段17のデータ放送表示領域17bに「認証実行中」である旨を表示して、ユーザに報知する。
【0059】
その後、ストリーム認証が完了して(ステップS22)、認証が成功したら、その時点で保留したスクリプト命令を実行して(ステップS13)、保留した処理を再開し、認証に失敗した場合には、保留したスクリプト命令、およびそれ以降の処理を実行することなく強制終了する。その他の動作は、図9に示した第5実施の形態のフローチャートと同様である。
【0060】
これにより、例えば、図3に示したBMLのデータ放送を受信した場合には、ストリーム認証中に、表示可能な状態になった時点で、図11(a)に示すように、スクリプトを実行する要素である「ジャンプ」、「次ページ」および「書き込み」の表記名が、表示手段17のデータ放送表示領域17bにすべて選択可能な状態で表示され、そのうちの「ジャンプ」が選択入力(クリック)された場合には、この「ジャンプ」には実行制限スクリプト命令「launchDocument("http:)」が含まれているので、このスクリプト命令を実行する手前で処理を保留して、図11(b)に示すように、表示手段17のデータ放送表示領域17bに「認証実行中」である旨を表示してユーザに報知し、その後、認証が成功した時点で、保留した処理を再開してスクリプト命令を自動的に実行して、図11(c)に示すように、リンク先のウェブページを表示する。
【0061】
このように、本実施の形態では、ストリーム認証中に、表示手段17に表示されるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行する過程で、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令であると判定された場合には、そのスクリプト命令を実行する手前で処理を保留にして、ストリーム認証が成功した時点で保留した処理を自動的に再開し、認証に失敗した場合には、保留した処理を強制終了するようにしたので、ユーザは、ストリーム認証中でも所望の処理(要素)を選択することが可能となり、使い勝手をより向上することができる。
【0062】
(第7実施の形態)
本発明の第7実施の形態では、上記の第5実施の形態において、認証処理手段13によるストリーム認証中に、表示手段17に表示されるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行する過程で、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令であると判定された場合には、そのスクリプト命令をスキップして、その旨をメモリ20に書き込み、当該入力に応じた一連の処理が終了した時点で、実行できなかったコマンドがある旨をデータ放送表示領域17bに表示するように制御手段23により制御する。
【0063】
このため、本実施の形態では、図12にスクリプト実行処理のフローチャートを示すように、図9に示したフローチャートにおいて、表示手段17に表示された要素が選択されて、スクリプトの実行が開始されたら、先ず、メモリ20内の所定の領域において、実行できなかったコマンドの有無を識別するフラグ(FLAG)を「0」にリセットする(ステップS31)。その後、ストリーム認証中に、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令であると判定された場合には(ステップS11〜S12)、FLAGを「1」にし(ステップS32)、当該スクリプト命令を実行せずにスキップして処理を継続する。すなわち、実行制限スクリプト命令のみを実行せず、その他のスクリプト命令を含む当該要素の一連の処理は最後まで実行する。
【0064】
その後、選択された要素における一連の処理が終了した時点で、FLAGが「1」であるか否かを判定し(ステップS33)、「1」の場合には、表示手段17のデータ放送表示領域17bに「未認証のため実行できなかったコマンドがあります」と表示して(ステップS34)、ユーザに報知し、FLAGが「0」の場合には、そのまま処理を終了する。その他の動作については、図9に示した第5実施の形態のフローチャートと同様である。
【0065】
これにより、例えば、図3に示したBMLのデータ放送を受信した場合には、ストリーム認証中に、表示可能な状態になった時点で、図13(a)に示すように、スクリプトを実行する要素である「ジャンプ」、「次ページ」および「書き込み」の表記名を、表示手段17のデータ放送表示領域17bにすべて選択可能な状態で表示されるので、そのうちの「ジャンプ」が選択入力(クリック)された場合には、この「ジャンプ」には実行制限スクリプト命令「launchDocument("http:)」が含まれているので、当該スクリプト命令の実行をスキップする(当該スクリプト命令を実行せずに次の処理に進む)。その後、選択入力された要素(スクリプト)の一連の処理が終了した時点で、図13(b)に示すように、表示手段17のデータ放送表示領域17bに「未認証のため実行できなかったコマンドがあります」と表示してユーザに報知する。
【0066】
このように、本実施の形態では、ストリーム認証中に、表示手段17に表示されるデータ画面への入力(要素の選択)に応じた処理を実行する過程で、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令であると判定された場合には、そのスクリプト命令の実行をスキップして一連の処理を最後まで実行し、当該処理が終了した時点で、実行しなかった命令がある旨をユーザに報知するようにしたので、ユーザは、実行できなかったスクリプト命令があることを容易に知ることができる。したがって、この場合には、ユーザは、再度、同じ処理を選択すればよいので、使い勝手を向上することができる。
【0067】
(第8実施の形態)
本発明の第8実施の形態では、第3実施の形態や第5〜第7実施の形態において、図6に示した認証中の実行制限スクリプト命令のうち、スケジュール帳に書き込む、アドレス帳に書き込む、メモリに値を書き込む等のメモリへのアクセス命令については、ストリーム認証中での実行を許容する。そして、ストリーム認証中に、このスクリプト命令を実行する場合には、当該スクリプト命令によって指定される所定の書き込み領域を、メモリ20内の別の領域に複製して、その複製領域を用いて命令を実行し、その後、ストリーム認証が成功したら、複製領域を対応する所定の書き込み領域に上書きして、複製領域を破棄し、ストリーム認証が失敗した場合には、その旨を表示手段17のデータ放送表示領域17bに表示するとともに、複製領域を破棄するように制御手段23により制御する。
【0068】
このため、本実施の形態では、図14にスクリプト実行処理のフローチャートを示すように、図9に示したフローチャートにおいて、ストリーム認証中に実行が開始されたスクリプトの処理中に、実行しようとするスクリプト命令が実行制限スクリプト命令でなければ(ステップS11〜S12)、次に、当該スクリプト命令がメモリ20への書き込みを行うアクセス命令であるか否かを判定し(ステップS41)、アクセス命令でなければ、当該実行しようとするスクリプトを実行する(ステップS13)。
【0069】
これに対し、ステップS41において、メモリ20へのアクセス命令である判定された場合には、メモリ20内に、当該アクセス命令によって指定される所定の書き込み領域の複製領域を生成して(ステップS42)、該複製領域へのアクセスして処理を実行する(ステップS43)。その他の動作は、図9に示した第5実施の形態のフローチャートと同様である。
【0070】
その後、認証処理手段13によるストリーム認証が完了したら、図15にフローチャートを示すように、その認証結果に応じて、ストリーム認証が成功した場合には、メモリ20内の複製領域を対応する所定の書き込み領域に上書きして(ステップS51〜S52)、複製領域を破棄する(ステップS53)。
【0071】
これに対し、ステップS51において、ストリーム認証が失敗した場合には、表示手段17のデータ放送表示領域17bに、例えば、「認証に失敗しました スクリプトが実行される前の状態に復帰します」と表示して(ステップS54)、ユーザに報知し、メモリ20内の複製領域の内容を対応する所定の記録領域に戻すことなく、複製領域を破棄する(ステップS53)。
【0072】
したがって、本実施の形態によれば、例えば、ストリーム認証中に、図16(a)に示すように、表示手段17のデータ放送表示領域17bに表示された要素「書き込み」を選択して、メモリ20に視聴予約データを書き込む場合には、この要素の処理の過程にはスクリプト命令としてメモリ20へのアクセス命令が含まれているが、図17に示すように、メモリ20内に、所定の視聴予約データ記録領域20aの複製領域20bが作成されて、この複製領域20bに視聴予約データが書き込まれる。したがって、データ放送表示領域17bは、図16(b)に示すように、ユーザからはスクリプトが実効されたように見える表示画面となる。
【0073】
その後、制御手段23により、認証処理手段13によるストリーム認証が成功したと判定された場合には、図18に示すように、メモリ20内の複製領域20bが所定の視聴予約データ記録領域20aに上書きされて、複製領域20bが破棄される。この場合、新たに取得した視聴予約データは、メモリ20の所定の視聴予約データ記録領域20aに書き込まれて反映されるが、表示手段17には、図16(c)に示すように、何も通知されず、放送受信手段12で受信したストリームに対応する表示が行われる。
【0074】
これに対し、制御手段23により、ストリーム認証が失敗したと判定された場合には、図19に示すように、メモリ20内の複製領域20bは、所定の視聴予約データ記録領域20aに上書きされることなく破棄され、表示手段17には、例えば、図16(d)に示すように、画像表示領域17aに「不正な放送です」と表示され、データ放送表示領域17bに「認証に失敗しました スクリプトが実行される前の状態に復帰します」と表示される。
【0075】
このように、本実施の形態では、ストリーム認証中に、メモリ20への書き込みを実行するスクリプト命令を含むスクリプトが実行された場合には、メモリ20に複製領域を作成してスクリプトを実行し、認証が成功した時点で、複製領域を正規の書き込み領域に戻して複製領域を破棄し、認証に失敗した場合には、複製領域を正規の書き込み領域に戻すことなく破棄するようにしたので、認証に失敗した場合にユーザに悪影響を及ぼすことがないとともに、ユーザにとっては、認証中であっても、メモリ20への書き込みを含むスクリプトを実行する要素を選択することができるので、例えば、認証の完了を待たずに視聴予約等を行うことができ、使い勝手をより向上することができる。
【0076】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、第1実施の形態および第2実施の形態では、ストリーム認証中は、全てのスクリプトの実行を禁止しているので、ストリーム認証中は、スクリプトを実行する要素(表記名)自体を、表示手段17に表示しないようにすることもできる。また、第3実施の形態では、実行制限スクリプト命令を実行する要素(表記名)については、表示手段17に表示しないようにして、選択を禁止するようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】第1実施の形態に係る受信装置による表示手段への表示例の概要を示す図である。
【図3】BMLの一例を示す図である。
【図4】図3のBMLを受信した場合の第1実施の形態に係る受信装置の動作を説明するための図である。
【図5】本発明の第2実施の形態に係る受信装置の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の第3実施の形態に係る受信装置によりストリーム認証中に実行を制限するスクリプト命令例を示す図である。
【図7】第3実施の形態に係る受信装置による表示手段への表示例の概要を示す図である。
【図8】本発明の第4実施の形態に係る受信装置の要部の構成を示す機能ブロック図である。
【図9】本発明の第5実施の形態に係る受信装置によるスクリプト実行処理の要部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の第6実施の形態に係る受信装置によるスクリプト実行処理の要部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】第6実施の形態に係る受信装置による表示手段への表示例の概要を示す図である。
【図12】本発明の第7実施の形態に係る受信装置によるスクリプト実行処理の要部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】第7実施の形態に係る受信装置による表示手段への表示例の概要を示す図である。
【図14】本発明の第8実施の形態に係る受信装置によるスクリプト実行処理の要部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】第8実施の形態に係る受信装置による認証終了後の処理を示すフローチャートである。
【図16】第8実施の形態に係る受信装置による表示手段への表示例の概要を示す図である。
【図17】第8実施の形態に係る受信装置による認証中の動作の一例を説明するための図である。
【図18】第8実施の形態に係る受信装置による認証成功時の動作の一例を説明するための図である。
【図19】第8実施の形態に係る受信装置による認証失敗時の動作の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
【0078】
11 放送受信用アンテナ
12 放送受信手段
13 認証処理手段
14 信号分離手段
15 コンテンツ再生手段
16 スクリプト検出手段
17 表示手段
17a 画像表示領域
17b データ放送表示領域
18 スピーカ
19 入力手段
19a 選択キー
20 メモリ
21 通信手段
22 通信用アンテナ
23 制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ信号を含むストリームを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したストリームに基づく表示を行う表示手段と、
前記受信手段で受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段と、
前記受信手段で受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段と、
該信号分離手段で分離されたデータ信号を解析してスクリプトを検出するスクリプト検出手段と、
前記認証処理手段によるストリーム認証中、前記受信手段で受信したストリームに基づいて前記表示手段に表示を行うとともに、前記スクリプト検出手段によりスクリプトが検出された場合、当該スクリプトの実行に関わる入力を禁止する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
【請求項2】
データ信号を含むストリームを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したストリームに基づく表示を行う表示手段と、
前記受信手段で受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段と、
前記受信手段で受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段と、
該信号分離手段で分離されたデータ信号を解析して所定のスクリプト命令を検出するスクリプト検出手段と、
前記認証処理手段によるストリーム認証中、前記受信手段で受信したストリームに基づいて前記表示手段に表示を行うとともに、前記スクリプト検出手段により所定のスクリプト命令が検出された場合、当該所定のスクリプト命令の実行に関わる入力を禁止する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
【請求項3】
データ信号を含むストリームを受信する受信手段と、
該受信手段で受信したストリームに基づく表示を行う表示手段と、
前記受信手段で受信したストリームの送信元の認証を行う認証処理手段と、
前記受信手段で受信したストリームからデータ信号を分離する信号分離手段と、
前記認証処理手段によるストリーム認証中、前記受信手段で受信したストリームに基づいて前記表示手段に表示を行うとともに、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に含まれるスクリプトの実行を制限する制御手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在した場合、該スクリプトを実行することなく前記処理を中断することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに所定のスクリプト命令が含まれていた場合、当該スクリプト命令を実行することなく前記処理を中断することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに所定のスクリプト命令が含まれていた場合、当該スクリプト命令を実行する手前で前記処理を保留することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が成功した場合、前記保留した処理を再開することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が失敗した場合、前記保留した処理を強制終了することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程でスクリプトが存在し、かつ該スクリプトに所定のスクリプト命令が含まれていた場合、当該スクリプト命令を実行せずにスキップして前記処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記処理の終了後、前記スキップした命令がある旨を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項9に記載の受信装置。
【請求項11】
メモリをさらに備え、
前記制御手段は、前記信号分離手段で分離されたデータ信号に基づいて前記表示手段に表示されるデータ画面への入力に応じた処理を実行し、当該処理過程で前記メモリへの書き込みを実行するスクリプト命令を含むスクリプトが存在した場合、前記スクリプト命令により指定される書き込み領域を前記メモリ上の別の領域に複製して、当該複製した書き込み領域で前記スクリプト命令に基づく処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
【請求項12】
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が成功した場合、前記スクリプト命令により指定された書き込み領域に、前記複製した書き込み領域を上書きすることを特徴とする請求項11に記載の受信装置。
【請求項13】
前記制御手段は、前記認証処理手段でストリーム認証が失敗した場合、前記複製した書き込み領域を破棄することを特徴とする請求項11に記載の受信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2009−33630(P2009−33630A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−197505(P2007−197505)
【出願日】平成19年7月30日(2007.7.30)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】