説明

口腔用液体組成物

【課題】香料や有効成分のような水不溶性成分を透明あるいは均質に分散したエタノール無配合かその量が低い口腔用液体組成物を提供すること。
【解決手段】例えば水溶性高分子のような水溶性の物質によってコーティングされた微細な結晶セルロースを配合することにより香料、油溶性有効成分などを透明あるいは均質に分散したタノールの配合量の少ない洗口剤、マウスウオッシュ、マウススプレーなどの口腔用液体組成物とすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は口腔用液体組成物に関する。詳細には、本発明は、水不溶性の香料あるいは有効成分を配合し、且つ、エタノールを含まないか、あるいはその配合量が少ない口腔用液体組成物において、微細な結晶セルロースを配合することにより、水不溶性成分を均質に分散した口腔用液体組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
洗口剤、マウスウォッシュ及び口中清涼剤等の口腔用液体組成物においては、使用感の改善、清涼感を付与する目的で香料を配合したり、特定の効能を提供する目的で、殺菌剤、抗炎症剤、抗プラスミン剤、ビタミン剤のような有効成分を配合する。しかしながら、これらの成分は水に溶けない成分が多く、口腔用液体組成物においては、それらを安定に配合(透明、あるいは均質に分散する)することが技術課題となっている。
その課題解決の手段として、通常の口腔用液体組成物では、それらの分散性や溶解性をあげるために、可溶化剤として界面活性剤を多く配合させることで水不溶性、特に油溶性成分の安定化を図ることが一般的な手法である。しかしながら、界面活性剤はミセルの内部に油溶性成分を閉じ込めて組成物を安定化させているため、油溶性成分の作用が阻害され、期待されるほどの効果を発揮しない場合が生じるという課題を抱えている。一方、ミセル構造を作らずに油溶性成分を溶解させる作用がある成分としてはアルコール類があり、口腔用液体組成物にはエタノールが10〜20重量%程度配合されている商品が多い。しかし嗜好的にエタノールの刺激感の抑制も望まれており、昨今では口腔用液体組成物に配合するエタノールの分量が減じられる方向である。しかしながら、エタノールの配合量を少なくする、あるいはエタノール無配合とした口腔用液体組成物においては、組成物の水不溶性成分に対する可溶化力が弱くなり、分離、沈降等が発生しやすいといった問題があった。
かかる課題に対して、油溶性の香料や有効成分の配合量を減じるか、もしくは可溶化剤を増量させること、さらにはグリセリン等の多価アルコールの配合量を増量する等の工夫が試みられているが、夫々、嗜好性などの点で解決されるには至っていない。また、製造時に高圧下で混合し油滴粒子径を非常に小さくすることで、透明な口腔用液体組成物を得る試みが行われているが、特殊な設備が必要であり、簡便さの観点では、課題がある。
【特許文献1】特表平10−501265号公報
【特許文献2】特開平5−262628号公報
【特許文献3】特開2001−302478号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、香料、あるいは油溶性有効成分のような水不溶性成分を配合し、且つ、エタノールを含まないか、あるいはその配合量が少ない口腔用液体組成物において、微細な結晶セルロースを配合することにより、水不溶性成分を溶解あるいは均質に分散した口腔用液体組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らはかかる事情に鑑み鋭意検討をかさねたところ、微細な結晶セルロースを配合することにより香料、油溶性有効成分などの水不溶性成分を溶解あるいは均質に分散して安定配合した口腔用液体組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は、
[1]水不溶性成分を含有する口腔用液体組成物であって、平均粒径50μm以下の結晶セルロースを配合することを特徴とする口腔用液体組成物。
[2]結晶セルロースが水溶性物質で表面処理された結晶セルロースであることを特徴とする[1]の口腔用液体組成物。
[3]該水溶性物質が水溶性高分子であることを特徴とする[2]の口腔用液体組成物。
[4]水溶性高分子がカルボキシルメチルセルロース塩、キサンタンガムおよびカラヤガムよりなる群から選択される1以上であることを特徴とする[2]〜[3]のいずれかの口腔用液体組成物。
[5]該表面処理された結晶セルロースが、結晶セルロースおよび水溶性物質を結晶セルロース:水溶性物質=1:1〜50:1(重量比)の比で含む[2]〜[4]のいずれかの口腔用液体組成物。
[6]さらに、界面活性剤を含む[1]〜[5]のいずれかの口腔用液体組成物。
【発明の効果】
【0006】
本願発明によれば、香料、油溶性有効成分などの水不溶性成分を含有した口腔用液体組成物において、微細な結晶セルロースを配合することにより水不溶性成分を溶解、あるいは均質に分散して安定配合した口腔用液体組成物が提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の口腔用液体組成物に用いる微細な結晶セルロースは、工業的には、植物のパルプ繊維を酸加水分解またはアルカリ加水分解して得られるセルロース結晶領域を取り出して精製して得られた平均粒径50μm以下の結晶セルロースである。
このうち、平均粒径1〜50μmの結晶セルロースでは、水溶性物質で表面処理された結晶セルロース(以下、「表面処理結晶セルロース」という場合がある)が好適に用いられる。この表面処理結晶セルロースは、本来、水との親和性が低い結晶セルロースの表面を水溶性物質でコーティングするなどして処理したものであり、結晶セルロース単体では水中で沈殿するところ、水中で攪拌すると水溶性物質が膨潤・溶解して結晶セルロースが水中でコロイド状に分散するように処理したものであり、中でも平均粒径3〜10μmが好適に用いられる。この表面処理結晶セルロースは、例えば高純度パルプを加水分解して結晶領域を抽出した後、水溶性物質と湿式混合し、乾燥させることによって製造することができ、通常、粒子形状を有する。
【0008】
また、表面処理結晶セルロースの表面処理に用いる水溶性物質は、特に限定されるものではないが、高分子や糖アルコールなどを用いることができ、カルボキシメチルエチルセルロース塩、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、キサンタンガムなどの微生物産生高分子、カラヤガム、デキストリン、カラギーナンなどの天然高分子、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、還元パラチノースなどの糖アルコールなどが例示でき、これらの水溶性物質は単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガムおよびカラヤガムが好ましく、カルボキシメチルセルロースナトリウムが最も好ましい。
【0009】
表面処理結晶セルロースを構成する結晶セルロースおよび水溶性物質の割合は、結晶セルロース:水溶性物質=1:1〜50:1(重量比)である。結晶セルロースの割合がこの範囲を超えると、水と接触した際に結晶セルロースの分散が不十分となる。一方結晶セルロースの割合がこの範囲未満では、粘性が高くなりすぎて嗜好性を損なうようになる。
かかる表面処理結晶セルロースとしては、商業的にセオラス(Ceolus、登録商標)RCシリーズ(平均粒径6〜12μm、pH3.5〜9.0、乾燥減量(水分)≦9.0(%)、強熱残留成分(灰分)≦5.5、食品繊維含有量(%)80〜98(%))やSCシリーズ(平均粒径3〜6μm、pH5〜8)(いずれも旭化成ケミカルズ(株)製)として入手できる。
【0010】
また、上記の表面処理を施さずとも水中に容易に分散することができる平均粒子径を1μm以下とした結晶セルロースを用いることも好適である。中でも平均粒子径が0.01〜0.1μmの結晶セルロースを用いると、透明な液体組成物を得るため特に好ましい。かかる超微粒子の結晶セルロースとしては、商業的にセロディーヌシリーズ(平均粒子径0.01〜0.05μm、pH4.0〜7.0)(第一工業製薬(株)製)として入手できる。
【0011】
本発明の口腔用液体組成物における結晶セルロースの配合量は、組成物の全量に対して0.05〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%である。結晶セルロースの配合量が0.05重量%に満たないと水不溶性成分を充分に分散できず、また、それが5重量%を超えると組成物の粘度が高くなって使用上の不都合を生じる。
【0012】
本発明の水不溶性成分は、香料、有効成分などが例示でき、さらに詳しくは、香料にあっては、メントール、カルボン、アネトール、バニリン、ベンジルサクシネート、オイゲノール、サリチル酸メチル、リモネン、オシメン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオール、メチルアセテート、シトロネリルアセテート、メチルオイゲノール、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、タイム、ナツメグ、スペアミント油、ペパーミント油、スターアニス油、フェンネル油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、珪藻油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油、バジル油、ティーツリー油、タバナ油などが挙げられる。これら香料は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができ、その配合量は、組成物全量に対して0.0001〜0.5重量%、好ましくは0.0001〜0.5重量%配合できる。
【0013】
有効成分にあっては、油溶性成分であるトリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、ヒノキチオール、メチルパラベン、エチルパラベンなどの非イオン性殺菌剤、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、エピジヒドロコレステリン、ジヒドロコレステロールなどの抗炎症剤、ビタミンA、ビタミンE及びその誘導体などのビタミン類などが挙げられる。また、水不溶性無機化合物で抗菌性や口腔内組織を強化する作用を示すとされる銀、ゼオライト、酸化亜鉛、酸化チタンなどが挙げられる。
これらの配合量は、組成物全量に対して0.0001〜2重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%である。
【0014】
本発明で更に用いる界面活性剤は、特に限定されるものではなく、例えば、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(プルロニック型ノニオン性界面活性剤)、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステルなどの糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸モノグリセライドEO付加物などのポリオキシエチレン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルリン酸、高級アルコールEO付加物などのノニオン性界面活性剤。また、ラウリル硫酸塩に代表されるアルキル硫酸エステル塩などのアニオン性界面活性剤、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジエチルグリシンなどのN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどの両性界面活性剤が挙げられ、特に、ノニオン性界面活性剤が好適であり、中でもポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が最も好適である。これらの界面活性剤は、単独または2種以上を組み合わせて配合することができ、その配合量は、水不溶性成分の種類や配合量に依るので一概には言えないが、概ね組成物全量に対して0.01〜3重量%、好ましくは0.05〜2重量%であり、本発明の目的を鑑みると可能な限り少量の配合とすることが好ましい。
【0015】
本発明の口腔用液体組成物は、エタノールの配合量が0〜10重量%の組成物、好ましくは0〜3重量%であって、その実施態様は洗口剤、マウスウォッシュ、マウススプレーなどとして提供でき、上記の成分以外に本発明の効果を損なわない範囲で従来公知の成分を適宜配合することができる。
【0016】
例えば水溶性の有効成分として、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルピリジニウムなどの第四級アンモニウム塩、塩酸クロルヘキシジン、酢酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸アレキシジン、酢酸アレキシジン、グルコン酸アレキシジンなどのビグアニド系殺菌剤などのカチオン性殺菌剤;n−ラウロイルサルコンシンナトリウムなどのアニオン性殺菌剤;デキストラナーゼ、アミラ−ゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)、プロテアーゼなどの酵素;塩化亜鉛、硝酸カリウム、塩化ナトリウムなどの水溶性無機化合物;モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化アンモニウム、フッ化第一スズなどのフッ素化合物;グリチルリチン酸塩、アミノ酸、カロペプタイドなどが挙げられる。
【0017】
湿潤剤としては、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、ラクチット、パラチニットなどを単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができ、その配合量は、組成物の全量に対して0.01〜90重量%である。
【0018】
pH調整剤としては、クエン酸及びその塩、リン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、マレイン酸及びその塩、アスパラギン酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、コハク酸及びその塩、グルクロン酸及びその塩、フマル酸及びその塩、グルタミン酸及びその塩、アジピン酸及びその塩、塩酸、水酸化アルカリ金属等を単独または2種以上を組み合わせて配合することができる。
【0019】
保存料としては、安息香酸ナトリウムなどの安息香酸塩、フェノキシエタノールなどが挙げられる。これらの保存料は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0020】
着色剤としては、青色1号、赤色3号、赤色104号、赤色202号、赤色226号、黄色4号、黄色203号などのタール系色素などが挙げられる。これらの着色剤は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0021】
甘味剤としては、例えばサッカリン、サッカリンナトリウム、ステビアエキス、ステビオサイド、アセスルファームK、スクラロース、ペリラルチン、タウマチン、アスパルチルフェニルアラニンメチルエステル、キシリトール、パラチノース、パラチニット、エリスリトール、マルチトール、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、メトキシシンナミックアルデヒドなどが挙げられる。これら甘味剤は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0022】
つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに実施例に限定されるものではない。又、特に断らないかぎり〔%〕は〔重量%〕である。
【実施例】
【0023】
1.口腔用液体組成物の調製
本発明に用いる水溶性物質で表面処理された微細な結晶セルロースを配合した口腔用液体組成物(実施例1)を下記の表に示す処方に従い、常法にて調製した。同様に、平均粒子径が0.02μmの結晶セルロースを配合した口腔用組成物(実施例2)を調製した。又、比較例として微細な結晶セルロースを配合せずに、その量を水で調整した処方を同様に調製した。(比較例1)そして、夫々分散性の評価に供した。
【0024】
【表1】

【0025】
2.分散度の評価
1)状態観察
試験容器に調製した実施例1、2及び比較例1を夫々100gを採取し、密栓したうえで、40℃の条件に放置しておき、5日後の懸濁の状態を観察した。
【0026】
2)分散均質性
1)の試験後、直ちに実施例1、2及び比較例1の夫々の試験容器上部及び下部から採取した検体中のトリクロサンの量をHPLCを用い、下記の条件で定量した。
試験条件;
試料調製: 検体2gを採り、メタノールを加え正確に50mLとしたもの
注入量: 20μL
カラム: ODSカラム(粒子径5μm、内径5mm、長さ15cm)
カラム温度: 40℃
検出器: 紫外吸光光度計(280nm)
移動相: アセトニトリル/リン酸緩衝溶液の混液(7:3)
【0027】
表2に示す結果から明らかなように、実施例1、2は比較例1に比べて、均質分散性に優れていると認められた。
【表2】

【0028】
以下、同様に口腔用液体組成物(実施例3〜8)を調製して、状態観察にて均質分散性に優れていることを確認した。
【0029】
実施例3(洗口剤)

【0030】
実施例4(洗口剤)

【0031】
実施例5(洗口剤)

【0032】
実施例6(洗口剤)

【0033】
実施例7(洗口剤)

【0034】
実施例8(洗口剤)

【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、種々の配合成分、特に水不溶性の香料や有効成分を配合したエタノールの配合量の少ない洗口剤、マウスウオッシュ、マウススプレーなどの口腔用液体組成物として利用することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水不溶性成分を含有する口腔用液体組成物であって、平均粒径50μm以下の結晶セルロースを配合することを特徴とする口腔用液体組成物。
【請求項2】
結晶セルロースが水溶性物質で表面処理された結晶セルロースであることを特徴とする請求項1記載の口腔用液体組成物。
【請求項3】
該水溶性物質が水溶性高分子であることを特徴とする請求項2記載の口腔用液体組成物。
【請求項4】
水溶性高分子がカルボキシルメチルセルロース塩、キサンタンガムおよびカラヤガムよりなる群から選択される1以上であることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に記載の口腔用液体組成物。
【請求項5】
該表面処理された結晶セルロースが、結晶セルロースおよび水溶性物質を結晶セルロース:水溶性物質=1:1〜50:1(重量比)の比で含む請求項2〜4のいずれか1項に記載の口腔用液体組成物。
【請求項6】
さらに、界面活性剤を含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の口腔用液体組成物。

【公開番号】特開2009−292744(P2009−292744A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−145505(P2008−145505)
【出願日】平成20年6月3日(2008.6.3)
【出願人】(000106324)サンスター株式会社 (200)
【Fターム(参考)】