説明

口腔用組成物

【課題】カテキン類を含有し、かつ継続使用による歯ブラシや洗面台の着色を防止することができる口腔用組成物を提供する。
【解決手段】次の成分(A)及び(B):
(A)カテキン類 0.002〜2質量%、
(B)ポリリン酸又はその塩 0.05〜2質量%
を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比(A:B)が2:1〜1:25であって、(C)キレート効果を有する有機酸又はその塩を含有しないか0.8質量%以下含有し、pHが5〜7である口腔用組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カテキン類を含む口腔用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
むし歯や歯周病は、口腔内細菌が原因であることが知られている。従って、むし歯や歯周病を予防するために、口腔用組成物に殺菌剤を配合し、口腔内細菌を殺菌もしくはその活性を抑えることが一般的である。特に近年、天然志向が高まる中、殺菌剤として天然物由来の成分が注目されている。例えば、緑茶抽出物及びその成分である茶ポリフェノール化合物(カテキン類等)は口腔内細菌の増殖抑制に有効であることが知られている(例えば、特許文献1〜3等)。これらの文献によると、緑茶抽出物等は、むし歯の原因菌であるStereptcoccus mutansや歯周病の原因菌とされるPorphyromonas gingivalisの増殖を阻止するため、むし歯、歯周病の予防に有効な口腔用組成物を提供できることが記載されている。
しかしながら、ポリフェノール化合物(カテキン類等)は酸素に触れることにより酸化、重合がおこり、顕著に変色するため、それを配合した口腔用組成物自体の経時変色は避けられない。
【0003】
これらの変色を抑制する方法として、アスコルビン酸等の酸化防止剤を配合する一般的な方法のほか、特許文献4に記載のようにポリフェノールを含む植物抽出物に炭素数4〜5の糖アルコール(例えばキシリトール、エリスリトール等)を配合し酸素不透過性の個袋に分封する方法が提案されている。また、カテキン類をカテキン類と水不溶性複合体を形成するポリマー中に内包したハイドロゲル粒子を口腔用組成物中に配合することにより、カテキン類を安定に保持できることが報告されている(特許文献5)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平1−90124号公報
【特許文献2】特開平2−25413号公報
【特許文献3】特開平3−86814号公報
【特許文献4】特開2000−297022号公報
【特許文献5】特開2008−24652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献4、5に記載の方法によれば、容器中に保存した状態における口腔用組成物の変色は防止できる。しかし、容器内に保存されている口腔用組成物の変色を防止したとしても、カテキン類を含有する口腔用組成物を容器から出して長期間使用し続けると、使用した歯ブラシや洗面台は、カテキン類が原因で着色する場合があることが判明し、当該長期間使用による着色は特許文献4及び5の歯磨剤でも十分防止できない場合があることが判明した。
従って、本発明の課題は、カテキン類を含有し、かつ継続使用による歯ブラシや洗面台の着色を効果的に防止することができる口腔用組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明者は、カテキン類含有口腔用組成物の継続使用による着色防止手段について種々検討したところ、その着色は、アスコルビン酸等の酸化防止剤でも防止できないが、一定量のポリリン酸又はその塩を含有し、キレート効果を有する有機酸を特定量以下とし、特定のpHに調整することにより顕著に防止できることを見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)カテキン類 0.002〜2質量%、
(B)ポリリン酸又はその塩 0.05〜2質量%
を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比(A:B)が2:1〜1:25であって、(C)キレート効果のある有機酸及びその塩を含有しないか0.8質量%以下含有し、pHが5〜7である口腔用組成物を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の口腔用組成物は、継続使用しても使用した歯ブラシや洗面台の着色を防止し、かつカテキン類による殺菌効果を安定して発揮する。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に用いられる成分(A)カテキン類としては、非重合性カテキン類であって、例えばカテキン、ガロカテキン、カテキンガレート、ガロカテキンガレート等の非エピ体カテキン類;エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート等のエピ体カテキン類などが挙げられる。カテキン類は、茶カテキン類が好ましく、茶葉から熱水もしくは水溶性有機溶媒により抽出された緑茶抽出物を濃縮、精製等を行うことによって得ることができる。また、市販の三井農林(株)「ポリフェノン」、伊藤園(株)「テアフラン」、太陽化学(株)「サンフェノン」などの緑茶抽出物の濃縮物を用い、成分調整を行うことにより、本発明の目的に適うカテキン類を得ることができる。
【0010】
本発明の口腔用組成物におけるカテキン類の含有量は、カテキン類が歯ぐきに対して十分に作用し、口腔用組成物の香味及び歯ブラシ等への着色防止の観点から、0.002〜2質量%であって、0.01〜1.5質量%が好ましく、0.02〜1質量%がさらに好ましい。
【0011】
本発明に用いられる(B)ポリリン酸としては、リン酸を3個以上有する縮合ポリリン酸が挙げられ、トリポリリン酸、テトラポリリン酸、ペンタポリリン酸、ヘキサメタリン酸、ウルトラポリリン酸及びその水和物が含まれる。オルトリン酸では、十分な歯ブラシ等への着色防止効果が得られず、ポリリン酸であることが重要である。また、当該ポリリン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましく、特にポリリン酸ナトリウムを用いるのが歯ブラシ等への着色防止効果の点で好ましい。
【0012】
本発明口腔用組成物における(B)ポリリン酸又はその塩の含有量は、歯ブラシや洗面台への着色防止効果及び口腔用組成物の香味(塩味の出現防止)の点から、0.05〜2質量%であって、0.1〜1.5質量%が好ましく、さらに0.15〜1.2質量%が好ましい。
【0013】
また本発明口腔用組成物中の成分(A)と成分(B)の質量比(A:B)は、カテキン類による殺菌効果、歯ブラシ等への着色防止効果及び香味(ポリリン酸による塩味)のバランスの点から、2:1〜1:25であって、2:1〜1:10が好ましく、さらに1.5:1〜1:5が好ましい。
【0014】
本発明の口腔用組成物には、さらに(C)キレート効果を有する有機酸又はその塩を含有しないか又は0.8質量%以下含有する。歯ブラシ等への着色防止効果、及びカテキン類による口腔用組成物の変色抑制の観点から、(C)キレート効果を有する有機酸又はその塩は、0.01〜0.8質量%含有することが好ましく、さらに0.01〜0.4質量%含有することが好ましい。キレート効果を有する有機酸としては、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、グルコン酸等が挙げられ、香味の点からリンゴ酸、クエン酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸が好ましく、特にリンゴ酸、乳酸、酒石酸が好ましい。
これらのキレート効果を有する有機酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が挙げられる。
【0015】
また、(C)キレート効果を有する有機酸又はその塩を含有する場合の成分(A)と成分(C)の質量比(A:C)は、歯ブラシ等への着色防止効果及び香味のバランスの点から15:1〜1:2.5が好ましく、さらに10:1〜1:2が好ましい。
【0016】
本発明の口腔用組成物は、カテキン類の変色抑制の点から抗酸化剤を含有することが好ましい。抗酸化剤としては、抗酸化力又は還元力を有し、口腔用組成物に使用可能な成分、例えばL−アスコルビン酸又はその塩、エリソルビン酸又はその塩、ローズマリー抽出物、ステビア抽出物、ヒマワリ種子抽出物、没食子酸プロピル、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、L−システイン塩酸塩、ハイドロキノン及びその配糖体、ノルジヒドログアヤレチン酸、アスコルビン酸高級脂肪酸エステル(ラウリン酸エステル、ステアリン酸エステル、イソステアリン酸エステル、パルミチン酸エステルなど)、グアヤク脂等が挙げられる。アスコルビン酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられ、エリソルビン酸の塩としては、ナトリウム塩、カルシウム塩、第一鉄の塩、パルミチン酸エステルの塩等が挙げられる。これら抗酸化剤は、単独で用いてもよく、2種以上を選択して用いてもよい。抗酸化剤は、香味の点からアスコルビン酸又はその塩が好ましい。
抗酸化剤の含有量は、カテキン類による口腔用組成物の外観色の変色抑制の点から、本発明の口腔用組成物中、0.0005〜5質量%、さらに0.001〜2質量%、特に0.01〜1質量%が好ましい。
【0017】
本発明の口腔用組成物のpHは、5〜7、さらに5〜6.5が好ましい。pHを5〜7に調整することにより、口腔用組成物中におけるカテキン類の安定化が図られ、歯ブラシ等への着色防止効果が得られ、かつ香味も良好になる。pHを上記範囲に調整するために、pH調整剤を用いることができる。pH調整剤としては、カテキン類の変色抑制効果を阻害せず、使用感を損なわない範囲で、オルトリン酸、水酸化ナトリウム等の水酸化物、アンモニア又はアンモニア水、低級アルカノールアミン類、アルギニン、リジン等の塩基性アミノ酸等が挙げられ、これらを単独又は2種以上組み合せて用いてもよい。
【0018】
本発明の口腔用組成物には、口腔用組成物に使用可能なその他の配合成分、例えば、研磨剤、発泡剤、湿潤剤、甘味剤、香味料、保存剤、各種薬効成分、水、エタノールなどを、本発明の目的が阻害されない範囲で適宜配合してもよい。また、本発明の口腔用組成物は、カテキン類による口腔用組成物の外観色の変色を抑制し、カテキン類を有効に作用させる観点から、特許文献5に記載のハイドロゲル粒子にカテキン類を含有しても良いし、特許文献4に記載のように炭素数4〜5の糖アルコール(例えばキシリトール、エリスリトール等)を配合したり、酸素不透過性の個袋に分封する包装形態を採用しても良い。
【0019】
発泡剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、及び両性界面活性剤が挙げられる。
【0020】
陰イオン界面活性剤としては、例えばアシルグルタミン酸ナトリウム、アシルサルコシンナトリウム等のアシルアミノ酸塩、アルキルリン酸ナトリウム等のアルキルリン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、高級脂肪酸スルホン化モノグリセリド塩、イセチオン酸の脂肪酸エステル塩、N−メチル長鎖アシルタウリンナトリウム塩、ポリオキシエチレンモノアルキルリン酸塩等が挙げられる。これらの陰イオン界面活性剤における疎水基のアルキル基、アシル基は炭素数6〜18、特に10〜14のものが好ましい。また、その塩としてはナトリウム塩が好ましい。陰イオン界面活性剤としては、発泡性が良く、また、安価に入手可能な点からアルキル硫酸エステル塩が特に好ましい。
陰イオン界面活性剤は、本発明の口腔用組成物中に0〜5質量%含有することが好ましく、より好ましくは0〜2質量%である。
【0021】
非イオン界面活性剤としては、例えばポリオキシアルキレン付加系界面活性剤、アミンオキサイド系界面活性剤、モノ又はジエタノールアミド系界面活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルを挙げることができる。この中でもソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルが好ましく、モノステアリン酸デカグリセリン、モノミリスチン酸ペンタグリセリン等のポリグリセリン脂肪酸エステルが特に好ましい。本発明ではこれらを1種以上用いることができる。
非イオン界面活性剤の含有量は、本発明の口腔用組成物中に0.1〜30質量%、より好ましくは0.2〜10質量%である。
【0022】
湿潤剤としては、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、トレハロース等が好適に用いられる。また、清涼化と香味の点からエリスリトールが好適に用いられる。
【0023】
本発明の口腔用組成物は、その用途に応じて、練歯磨き組成物、液状歯磨き組成物、ゲル状歯磨き組成物、洗口剤などとすることができる。
【実施例】
【0024】
例中の%は、特記しない限り質量%である。
【0025】
(歯磨き剤による歯ブラシの着色試験)
表1に示す処方の歯磨き剤を製造し、この歯磨き剤を用いて歯ブラシへの着色試験を行った。具体的には、着色モデルとして歯ブラシ(ピュオーラ コンパクトヘッド ふつう)を用い、表1の各歯磨き剤について以下の処理1〜5を5回繰り返して行った後に着色性を評価し、併せて歯磨き剤の香味を評価した。
【0026】
1)着色モデルをブラッシングマシーンにセットし、ブラッシングマシーンにおけるブラッシング対象面のブラッシング領域に歯磨き剤を1.5g塗布し、圧力200gをかけて、120ストローク/分で1分間ブラッシングを2回行った。2回目のブラッシング前に、ブラッシング領域の歯磨き剤をスパチュラで中央に寄せるとともに、0.5gの歯磨き剤をさらに加えた。
2)30秒間水洗いした後に、室温(25℃)にてエアブロアで2分間風乾させた。
3)着色モデルを塩化カルシウム1質量%の水溶液で濯ぐ。具体的には、着色モデルを浸漬した直後に取り出すことを5回繰り返す。濯いだ後に水分がなくなるまで室温(25℃)で乾燥させた。
4)試験1はアルブミン(BSA)1%水溶液に1分間浸した。
試験2はアルブミン(BSA)1%、羊血清1%の水溶液に1分間浸した。
(アルブミン(BSA)は和光純薬工業株式会社製の95%純度のものを用いた)
5)試験1は室温(25℃)で一晩乾燥させた。
試験2は50℃の恒温槽内で一晩乾燥させた。
【0027】
各歯磨き剤による着色モデルの着色性、歯磨き剤の香味の評価を表1に示す。香味の評価は3名で行い、2名以上が共通する評価を採用した。着色評価は目視で行った。
着色評価
0:殆ど着色していない〜5:明らかに茶色に着色 までの間で、着色の程度を1〜5の数値で評価。
香味の評価
A:良好
B:わずかに塩味を感じるが良好
C:少し塩味を感じる
D:塩味を感じる
【0028】
【表1】

【0029】
表1から明らかなように、トリポリリン酸を含有しなかった比較例2は着色を生じた。一方、トリポリリン酸を含有する比較例1は着色は抑制されたが、4質量%含有するために塩味が確認された。実施例1は、茶カテキンによる歯ブラシの着色が抑制され、かつ、香味も良好であった。
【0030】
(洗口剤による着色試験)
表2に示す処方の洗口剤を調製し、この洗口剤を用いて合成樹脂と陶器への着色試験を行った。具体的には、着色モデルとして試験3はポリアセタール樹脂(MISUMI PASH−20−20−2.0)、試験4はタイル(INAX JM−35/20B−D)を用い、表2の洗口剤による以下の1)〜5)の処理を10回繰り返した後に着色性を評価し、併せて洗口剤の香味を評価した。なお、ポリアセタール樹脂は、表面を研磨紙(♯400)で傷つけたものを用いた。
【0031】
1)着色モデルをアルブミン(BSA)1%水溶液に1分間浸漬した。アルブミンは歯磨き剤の着色試験と同じものを用いた。
2)着色モデルを人工唾液で濯いだ。具体的には、着色モデルを人工唾液に浸漬させて直ちに取り出すことを5回繰り返した。
3)着色モデルを表2の洗口剤で濯いだ。具体的には、着色モデルを洗口剤に浸漬させて直ちに取り出すことを5回繰り返した。
4)着色モデルをエアブロアで20秒間乾燥させた。
5)着色モデルを精製水に5分間浸した。
【0032】
着色性の評価はL***表色系(CIE1976)を用いて前述の着色試験の前と後のb*値の変化量Δb*の絶対値により評価した。具体的には、着色試験前後の着色モデルを白板の上に置き、シェードアイNCC(松風)を用いてL***を測定した。各モデルについて5点測定を行い、最大値、最小値を除いた3点の平均値を各モデルのL***とした。着色試験後のb*値から着色試験前のb*をひいてΔb*を求めた。
香味の評価は、歯磨き剤と同様に評価した。
【0033】
【表2】

【0034】
表2から明らかなように、茶カテキンを含有し、リンゴ酸の含有量が0.8質量%を超える比較例3及び4は、トリポリリン酸を含有しているにもかかわらず、タイルへの着色が防止できず、また塩味も感じられた。また、トリポリリン酸ナトリウムの含有量が茶カテキンに対して重量比で1/2より少ない(茶カテキンに対して28%である)比較例5は、タイルへの着色を防止できなかった。また、トリポリリン酸ナトリウムの含有量が多すぎる(3質量%)比較例6は、塩味が強くなった。これらに対し、茶カテキン及びトリポリリン酸又はその塩を特定量含有し、キレート効果を有するリンゴ酸を0.8質量%以下含有する本発明の洗口剤は、タイル等への着色が防止され、かつ香味も良好であった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
次の成分(A)及び(B):
(A)カテキン類 0.002〜2質量%、
(B)ポリリン酸又はその塩 0.05〜2質量%
を含有し、成分(A)と成分(B)の質量比(A:B)が2:1〜1:25であって、
(C)キレート効果を有する有機酸又はその塩を含有しないか0.8質量%以下含有し、pHが5〜7である口腔用組成物。
【請求項2】
(C)成分がリンゴ酸、クエン酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸及びそれらの塩から選ばれる1種以上であり、その含有量が0.01〜0.8質量%である請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項3】
成分(A)と成分(C)の質量比(A:C)が、15:1〜1:2.5である請求項1又は2に記載の口腔用組成物。

【公開番号】特開2011−46643(P2011−46643A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−196135(P2009−196135)
【出願日】平成21年8月26日(2009.8.26)
【出願人】(000000918)花王株式会社 (8,290)
【Fターム(参考)】