説明

吐出容器

【課題】内容物に大きな圧力負荷が加わったとしても該圧力を中皿で吸収することができ、底部に伝わってしまうことを防止すること。
【解決手段】内容物Wが充填される胴部2a及び底部2bを有する容器体2と、押下ヘッド3及びノズル11を有するポンプ部3と、胴部内を上昇移動する中皿4と、を備え、中皿が、胴部の内周面に当接する外筒20と、該外筒の開口を塞いで内容物を胴部内に閉じ込める仕切り部21と、該仕切り部に設けられ、内容物から圧力が伝わってきたときに変形し、内容物が閉じ込められている空間の容積を一時的に増加させる変形部と、を備え、仕切り部は、内周壁22aと底板22bとからなる内筒22と、内筒の上端部と外筒の内周面とを全周に亘って連結する環状のフランジ部40と、で形成され、フランジ部は、変形自在な蛇腹状に形成され、前記変形部として機能する吐出容器1を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧用クリーム等の高粘度の内容物を吐出するのに好適な吐出容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の吐出容器の1つとして、胴部の内周面に中皿が上下摺動可能に嵌合された容器体と、上方付勢された押下ヘッドを有し且つ胴部の上部に装着されたポンプ部と、を備え、押下ヘッドの上下動により胴部内に収容された内容物を押下ヘッドに設けられたノズルから吐出する吐出容器が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
より詳細には、押下ヘッドを上方付勢力に抗して押し下げることで、胴部の上部に配置されたシリンダ筒内の内容物を加圧して内容物をノズルから吐出することができると共に、押下ヘッドの押し下げを解除することで、押下ヘッドを上方付勢力により上昇させてシリンダ筒内を負圧化し、胴部内の内容物をシリンダ筒内に吸い上げることができるようになっている。しかも、胴部内の内容物をシリンダ筒内に吸い上げる際に、胴部内における内容物の減少に伴う負圧化によって中皿が胴部内を摺動しながら上昇するようになっている。よって、胴部内からシリンダ筒内への内容物の吸い上げを、中皿を使用して促すことができるようになっている。
従って、胴部内に中皿を有する吐出容器は、高粘度の内容物を吐出するのに好適な容器として用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−255326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、図5に示すように、中皿100は未使用時の段階では、胴部101に嵌合された容器本体の底部102に接触している状態となっている。そして、内容物Wを吐出するにつれて、中皿100は徐々に胴部101内を上昇移動していく。この際、中皿100は、胴部101の内周面に対して適度な摩擦力をもって接しているため、使用途中でずれ落ちることがないように設計されている。
しかしながら、吐出容器を使用するにあたって、吐出容器を過度に振ったり、床に落としたりしてしまった場合等には、内容物Wから中皿100に対して大きな圧力負荷が加わってしまうことが多々あった。圧力が加わってしまうと中皿100が底部102に向けて押し下げられてしまうので、最終的にこの圧力が中皿100から底部102に伝わってしまう。そのため、図6に示すように、底部102と胴部101との嵌合が解かれ、底部102が外れてしまう可能性があった。
このことは、中皿100が底部102から浮いている場合であっても、底部102に接触している未使用時の段階であっても、同様に生じてしまうものであった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、内容物に大きな圧力負荷が加わったとしても該圧力を中皿で吸収することができ、底部に伝わってしまうことを防止することができる吐出容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明に係る吐出容器は、内容物が充填される胴部及び該胴部の底に嵌合固定された底部を有する容器体と、上方付勢された押下ヘッド及び該押下ヘッドの上下動により前記内容物を吐出させるノズルを有し、前記胴部の上部に装着されたポンプ部と、前記胴部の内周面に摺動可能に嵌合され、胴部内を上昇移動する中皿と、を備え、前記中皿は、前記胴部の内周面に当接する筒状の外筒と、該外筒の開口を塞いで前記内容物を前記胴部内に閉じ込める仕切り部と、該仕切り部に設けられ、内容物から圧力が伝わってきたときに変形し、内容物が閉じ込められている空間の容積を一時的に増加させる変形部と、を備え、前記仕切り部は、前記外筒の内側に配置され、内周壁と底板とからなる有底筒状の内筒と、該内筒の上端部と外筒の内周面とを全周に亘って連結する環状のフランジ部と、で形成され、前記フランジ部は、変形自在な蛇腹状に形成され、前記変形部として機能することを特徴とする。
【0008】
この発明に係る吐出容器においては、ポンプ部の押下ヘッドを上方付勢力に抗して押し下げることで、胴部内に充填されている内容物をノズルから吐出することができる。また、押下ヘッドの押し下げを解除すると、胴部内の内容物をポンプ部内に吸い上げることができ、次の吐出に備えることができる。この際中皿は、内容物の移動に伴う圧力変動によって胴部内を上昇移動し、内容物の吐出を促している。
【0009】
ところでこの中皿には、内容物を胴部内に閉じ込めている仕切り部に変形部が設けられている。そのため、使用中に何らかの理由で内容物に外力が作用し、内容物から中皿に対して大きな圧力負荷が加わったとしても、この圧力を吸収することができる。つまり、内容物から中皿に圧力が伝わってくると、この圧力を受けて変形部が変形する。この際、変形部は、内容物が閉じ込められている空間の容積を一時的に増加させるように変形する。従って、増加した容積分を利用して圧力を吸収することができる。
このように、変形部で圧力を吸収できるので、従来のように中皿が容器体の底部に向けて押し下げられてしまうことが抑制される。その結果、中皿から底部に力が伝わってしまうことを防止でき、底部が外れてしまうことを効果的に防止することができる。従って、吐出容器の品質を高めることができる。
更には、中皿自体が押し下げられてしまうことが抑制されるので、内容物の吐出を促すといった中皿の機能を確実に行わせることができ、吐出の信頼性を向上することができる。この点においても、吐出容器の高品質化に繋げることができる。
【0010】
特に、外筒の開口を塞ぐ仕切り部が、上部が開口した有底筒状の内筒とフランジ部とで一体的に形成されている。そして、フランジ部は、全周に亘って変形自在な蛇腹状となっており、上記変形部として機能する。即ち、何らかの理由で内容物に外力が作用し、内容物から中皿に対して大きな圧力負荷が加わった場合には、蛇腹状のフランジ部が全周に亘って変形する。従って、この変形によって内容物が閉じ込められている空間の容積を増加させることができ、この増加した容積分を利用して圧力を吸収することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る吐出容器によれば、何らかの理由で内容物に大きな圧力負荷が加わったとしても該圧力を中皿で吸収でき、圧力が底部に伝わって底部が外れしまうといったことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る吐出容器の参考実施形態を示す外観図(一部断面図)である。
【図2】図1に示す状態から、中皿の内周壁が変形した状態を示す図である。
【図3】本発明に係る吐出容器の実施形態を示す外観図(一部断面図)であって、中皿のフランジ部が蛇腹状に形成されている場合の図である。
【図4】図3に示す状態から、フランジ部が変形した状態を示す図である。
【図5】従来の吐出容器の中皿の一例を示す図であって、吐出容器の底部付近の部分断面図である。
【図6】図5に示す状態から、中皿を介して底部に力が伝わり、底部が外れてしまった状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る吐出容器の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、中皿が上昇する中皿上昇式の吐出容器を例に挙げて説明する。
はじめに、本発明に係る吐出容器の参考実施形態として、図1及び図2に示す吐出容器を先に説明し、その後、本発明に係る吐出容器の実施形態を図3及び図4を参照して説明する。
【0014】
図1に示すように、吐出容器1は、容器体2と、ポンプ部3と、中皿4とで主に構成されており、充填されている化粧用クリーム等の高粘度の内容物Wを必要に応じて所定量吐出することができる容器である。
【0015】
容器体2は、内容物Wが内部に充填される筒状の胴部2aと、該胴部2aの底に嵌合固定された底部2bとで構成されている。胴部2aの上部には、ポンプ部3が装着されている。このポンプ部3は、上方付勢された押下ヘッド10、該押下ヘッド10の上下動により内容物Wを吐出させるノズル11を主に備えている。
【0016】
ここで、ポンプ部3についてより詳しく説明する。このポンプ部3は、縦型のポンプであり、胴部2aの上部に形成された図示しない口部に螺合される装着筒12を備えている。装着筒12には、容器体2の中心線Cに沿って胴部2aの上部付近まで垂下されるシリンダ筒13が一体的に形成されている。そして、上記押下ヘッド10は、装着筒12の上部に被さった状態で該装着筒12に組み合わされている。この際、押下ヘッド10は、上下移動可能に装着筒12に対して組み合わされている。押下ヘッド10は、余計な角部が取れた滑らかで若干の丸みを帯びた外形に仕上げられており、側面の一部に上記ノズル11が形成されている。
【0017】
ノズル11は、押下ヘッド10の内部に形成された図示しないピストン筒に連通した状態となっている。ピストン筒は、装着筒12に嵌合されたシリンダ筒13の内部に上下移動可能に挿入されており、シリンダ筒13の内部に溜められた内容物Wを加圧して該内容物Wをノズル11側に流したり、シリンダ筒13の内部の圧力を負圧化して胴部2a内から内容物Wを吸い上げたりする働きをしている。
【0018】
また、押下ヘッド10と装着筒12との間には、図示しないコイルバネが介在されており、押下ヘッド10を常に上方に付勢している。これにより、押下ヘッド10の押し下げを解除した場合には、押下ヘッド10はコイルバネの力により自然と押し上げられるので、ピストン筒がシリンダ筒13内で上昇移動するようになっている。そのため、上述したようにシリンダ筒13内は、負圧化され、内部に内容物Wが溜められた状態となる。
【0019】
また、シリンダ筒13の下端には、シリンダ筒13内の圧力が上昇すると閉じて胴部2aの内部とシリンダ筒13の内部とを遮断すると共に、シリンダ筒13内の圧力が負圧化されると開いて胴部2aの内部とシリンダ筒13の内部と連通させる図示しない吸い込み弁が設けられている。
また、このように構成されたポンプ部3の押下ヘッド10及び装着筒12は、吐出容器1の未使用時、着脱可能に取り付けられるオーバーキャップ15によって覆われて保護されるようになっている。
【0020】
上記中皿4は、胴部2aの内周面に摺動可能に嵌合されており、胴部2a内の内容物Wの減少に伴う負圧化によって胴部2a内を上昇移動するようになっている。
この中皿4は、胴部2aの内周面に当接する筒状の外筒20と、外筒20の開口を塞いで内容物Wを胴部2a内に閉じ込める仕切り部21と、で主に構成されている。本実施形態の外筒20は、中間部分が径方向内方に若干凹み、上端側と下端側とが全周に亘って胴部2aの内周面に当接するように設計されている。そのため、適度な摩擦力で内周面に接しており、滑らかに摺動移動できるようになっている。なお、この場合に限られず、外筒20の外周面全体が胴部2aの内周面に当接したり、外筒20の外周面の一箇所のみに全周に亘る当接部を形成したりしても構わない。
【0021】
仕切り部21は、内筒22とフランジ部23とで一体的に形成されている。内筒22は、外筒20の内側に配置され、内周壁22aと底板22bとで上部側が開口した有底筒状に形成されている。フランジ部23は、環状に形成されており、内筒22の上端部、即ち、内周壁22aの上端と外筒20の内周面とを全周に亘って一体的に連結している。
ところで内周壁22aは、内容物Wから圧力が伝わってきたときに、図2に示すように、径方向外方に膨らんで変形するようになっており、変形部として機能するようになっている。これにより、内容物Wが閉じ込められている空間、即ち、仕切り部21と胴部2aとで囲まれる空間の容積を一時的に増加させることができるようになっている。そのため、内容物Wから伝わってくる圧力を吸収できるようになっている。これについては、後に詳細に説明する。
【0022】
また、容器体2の底部2bには、中皿4と底部2bとの間の隙間空間と、外部とを連通させるための逃げ孔2cが形成されている。これにより、中皿4が胴部2a内を上昇したとしても、隙間空間が負圧になることを抑制でき、中皿4をこの負圧によって変形させてしまうことなく、滑らかに上昇移動させることが可能とされている。
【0023】
次に、このように構成された吐出容器1を利用して内容物Wを吐出する場合について説明する。
まず、図1に示すように、ポンプ部3の押下ヘッド10をコイルバネの上方付勢力に抗した力で押し下げる。すると、押下ヘッド10のピストン筒が、シリンダ筒13内を下降移動する。これにより、シリンダ筒13内に溜められている内容物Wが加圧されると共に、吸い込み弁がシリンダ筒13の内部と胴部2aの内部とを遮断する。この際、加圧された内容物Wは、ピストン筒を通ってノズル11に移動する。その結果、内容物Wを外部に吐出させることができる。
【0024】
一方、押下ヘッド10の押し下げを解除すると、押下ヘッド10はコイルバネの力により上方に付勢されるので、元の位置に自然と戻る。そのため、押下ヘッド10のピストン筒が、シリンダ筒13内を上昇移動する。これにより、シリンダ筒13内の圧力を負圧化すると共に、吸い込み弁がシリンダ筒13内の内部と胴部2aの内部とを連通させる。そのため、胴部2aに充填されている内容物Wがシリンダ筒13内に吸い上げられる。これにより、シリンダ筒13内に再度内容物Wを溜め込むことができ、次の吐出に備えることができる。
【0025】
また、吸い上げによる内容物Wの減少に伴って胴部2a内が負圧化されるので、中皿4が胴部2a内を上昇移動する。これにより、内容物Wの吸い上げを促すことができ、高粘度の内容物Wであってもシリンダ筒13内に確実に吸い上げさせることが可能となる。
【0026】
ところで、吐出容器1の使用中に何らかの理由で内容物Wに外力が作用し、内容物Wから該内容物Wを下から支えている中皿4に対して大きな圧力負荷が加わったとしても、本実施形態の吐出容器1によれば、外筒20に比べ薄肉に形成され、径方向内方に向かって湾曲するように形成された内周壁22aによって、この圧力を吸収することができる。
つまり、図2に示すように内容物Wから圧力が伝わってくると、中皿4の内周壁22aが全周に亘って径方向外方、即ち、外筒20に向けて膨らむように変形する。従って、変形した分だけ内容物Wが閉じ込められている空間の容積を一時的に増加させることができ、この増加した容積分を利用して圧力を吸収することができる。
【0027】
このように、内周壁22aで圧力を吸収できるので、従来のように中皿4が容器体2の底部2bに向けて押し下げられてしまうことが抑制される。その結果、中皿4から底部2bに力が伝わってしまうことを抑制でき、底部2bが外れてしまう現象を効果的に防止することができる。従って、吐出容器1の品質を高めることができる。
特に、内周壁22aが膨らむ方向は、径方向外方であり中皿4が押し下げられる方向とは異なる方向である。よって、内周壁22aが変形した勢いで中皿4が押し下げられてしまうといったことはない。逆に、内周壁22aが膨らんだ勢いで外筒20を胴部2aの内周面に押し付けることができるので、中皿4がより動き難くなる。よって、圧力を中皿4でより確実に吸収することが期待できる。
更には、中皿4自体が押し下げられてしまうことが抑制されるので、内容物Wの吐出を促すといった中皿4の機能を確実に行わせることができ、吐出の信頼性を向上することができる。よって、この点においても、吐出容器1の高品質化に繋げることができる。
【0028】
次に、本発明に係る吐出容器の実施形態を図3及び図4を参照して説明する。なお、以下の説明では、上述した図1及び図2で示す参考実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態の吐出容器1は、内周壁22aを変形部として機能させるのではなく、内筒22と外筒20とを連結するフランジ部を、変形自在な蛇腹状(凹凸が連続する形状)に形成したフランジ部40とし、該フランジ部40を変形部として機能させるものである。
【0029】
この場合には、内容物Wから中皿4に大きな圧力負荷が加わったときに、図4に示すように、蛇腹状のフランジ部40が全周に亘って変形する。従って、この変形によって内容物Wが閉じ込められている空間の容積を一時的に増加させることができる。よって、この増加した容積分を利用して圧力を吸収することができる。
従って、本実施形態の吐出容器1によれば、先に参考実施形態として示した吐出容器と同様の作用効果を奏することができる。
【0030】
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記のポンプ部3の構成は一例であり、適宜設計変更して構わない。
【符号の説明】
【0031】
W…内容物
1…吐出容器
2…容器体
2a…胴部
2b…底部
3…ポンプ部
4…中皿
10…押下ヘッド
11…ノズル
20…外筒
21…仕切り部
22…内筒
22a…内周壁
22b…底板
40…フランジ部(変形部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内容物が充填される胴部及び該胴部の底に嵌合固定された底部を有する容器体と、
上方付勢された押下ヘッド及び該押下ヘッドの上下動により前記内容物を吐出させるノズルを有し、前記胴部の上部に装着されたポンプ部と、
前記胴部の内周面に摺動可能に嵌合され、胴部内を上昇移動する中皿と、を備え、
前記中皿は、
前記胴部の内周面に当接する筒状の外筒と、
該外筒の開口を塞いで前記内容物を前記胴部内に閉じ込める仕切り部と、
該仕切り部に設けられ、内容物から圧力が伝わってきたときに変形し、内容物が閉じ込められている空間の容積を一時的に増加させる変形部と、を備え、
前記仕切り部は、
前記外筒の内側に配置され、内周壁と底板とからなる有底筒状の内筒と、
該内筒の上端部と外筒の内周面とを全周に亘って連結する環状のフランジ部と、で形成され、
前記フランジ部は、変形自在な蛇腹状に形成され、前記変形部として機能することを特徴とする吐出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−35605(P2013−35605A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−209636(P2012−209636)
【出願日】平成24年9月24日(2012.9.24)
【分割の表示】特願2008−143626(P2008−143626)の分割
【原出願日】平成20年5月30日(2008.5.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】