説明

吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法

【課題】酸性液体急結剤の急結性を向上させ、長期強度における強度促進効果が高く、急結材をセメントコンクリートに事前添加することが可能となる、吹付け材料および吹付け工法を提供する。
【解決手段】(1)カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類を含有してなり、カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類の質量混合比が1:1〜3である混和材を配合したセメントコンクリートに、イオウ、アルミニウム、及びリチウムを含有してなる酸性液体急結剤を合流混合した吹付け材料、(2)(1)の混和材を配合したセメントコンクリートをポンプ搬送し、(1)の酸性液体急結剤と合流混合することを特徴とする吹付け工法、である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、道路、鉄道、及び導水路等のトンネルや法面等において露出した地山面へ吹付ける吹付け材料、及びそれを用いた吹付け工法に関する。
【背景技術】
【0002】
トンネル掘削等露出した地山の崩落を防止するために急結剤をコンクリートに配合した急結コンクリートの吹付工法が行われている。この工法は、通常、掘削工事現場に設置した、セメント、骨材、及び水の計量混合プラントで吹付コンクリートを調製し、アジテータ車で運搬し、コンクリートポンプで圧送し、途中に設けた合流管で、他方から圧送した急結剤と混合し、急結性吹付コンクリートとして地山面に所定の厚みになるまで吹付ける工法である。
急結剤としては、カルシウムアルミネートとアルカリ炭酸塩との混合物、カルシウムアルミネートと3CaO・SiOとの混合物、カルシウムアルミネート、アルカリ金属アルミン酸塩、及びアルカリ炭酸塩等との混合物、並びに、仮焼明バン、アルミン酸塩、炭酸塩の混合物、消石灰、アルミン酸ナトリウム、炭酸ナトリウムの混合物等が知られている(特許文献1、2、3、4、5)。
急結剤は、セメントコンクリートと混合して地山面に吹付けられる。急結剤の添加方法は、通常、空気輸送による粉体混合のために、粉塵量が多くなる方法であった。そのため、作業環境が悪化する場合があり、吹付け時には保護眼鏡や防塵マスクなどを着用して作業する必要があり、粉塵量のより少ない工法が求められていた。
粉塵発生量が少ない工法として、急結剤をスラリー化してセメントコンクリートに添加混合した後、さらに、アルカリ金属アルミン酸塩の溶液を別途圧送し、混合し、吹付け施工する方法が提案されている(特許文献6)。この方法は、高アルカリの液体を使用するため、取り扱いにくく、吹付け時には保護眼鏡や手袋等が必要となり、作業性が低下するという課題があった。これに対して、急結剤をスラリー化し、かつ、セメントコンクリートにミョウバン類を配合することにより、作業環境を改善する急結施工方法が提案されている(特許文献7)。近年、作業性、粉塵低減効果をさらに良くし、工期短縮の面で、急結性を向上した急結施工方法が提案されている(特許文献8)。
【0003】
しかしながら、カルシウムアルミネートにアルカリ金属アルミン酸塩やアルカリ金属炭酸塩等を混合した急結剤よりも低pH値のもので、弱アルカリ性、好ましくは、中性または弱酸性の急結剤が求められており、この問題を解決するため液体急結剤として、塩基性アルミニウム塩や有機カルボン酸を主成分とするもの(特許文献9)、硫酸アルミニウムやアルカノールアミンを主成分とするもの(特許文献10)、並びに、アルミニウムの塩基性水溶液、ケイ酸リチウム、及びアルミン酸リチウムを主成分とするもの(特許文献11)等が用いられている。一方、この液体急結剤は、初期強度発現性が得られ難く、従来のカルシウムアルミネートを主成分とする急結剤と比較してトンネル坑内で厚吹きした場合には剥落する危険性があった(特許文献12、13)。
そこで、アルミニウムやイオウを主成分とする酸性液体急結剤と粉末の硫酸アルミニウム、硫酸塩、アルミン酸塩、水酸化物からなる無機化合物の群から選ばれる何れか一種または二種以上を添加することを特徴とする吹付け材料が開発された(特許文献14)。粉末はセメントとの反応性が強く、セメントコンクリートを調整する際に混和することができないため、セメントコンクリートを吹付ける直前に酸性液体急結剤と粉末を添加することが必要となり、機械が2台必要となるため、施工が煩雑になることがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特公昭60−4149号公報
【特許文献2】特開昭64−051351号公報
【特許文献3】特公昭56−27457号公報
【特許文献4】特開昭61−026538号公報
【特許文献5】特開昭63−210050号公報
【特許文献6】特開平5−139804号公報
【特許文献7】特開平5−097491号公報
【特許文献8】特開2003−81664号公報
【特許文献9】特表2001−509124号公報
【特許文献10】特開平10−087358号公報
【特許文献11】特開2001−130935号公報
【特許文献12】特開2002−047048号公報
【特許文献13】特開2003−246659号公報
【特許文献14】特開2007−55831号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、酸性液体急結剤の急結性を向上させ、かつ、長期強度における強度促進効果が高く、急結材をセメントコンクリートに事前添加することが可能となり、吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明は、(1)カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類を含有してなり、カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類の質量混合比が1:1〜3である混和材を配合したセメントコンクリートに、イオウ、アルミニウム、及びリチウムを含有してなる酸性液体急結剤を合流混合した吹付け材料、(2)(1)の混和材を配合したセメントコンクリートをポンプ搬送し、(1)の酸性液体急結剤と合流混合することを特徴とする吹付け工法、である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法を採用することによって、急結材をセメントコンクリートに事前に配合することが可能となり、粉末を配合するための設備が不要となり、かつ、トンネル等の吹付け作業で発生する粉塵の発生を抑えるため、作業性を向上させ、湧水や地山面が悪化した状況下においても、高い急結性が得られ、しかも、長期的な強度発現性を求められる箇所への適用が可能となる効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明における部や%は特に規定しない限り質量基準で示す。
【0009】
本発明で使用するカルシウムアルミネート類とは、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料等を混合して、キルンでの焼成や、電気炉での溶融等の熱処理をして得られ、CaOとAlとを主たる成分とする、水和活性を有する物質の総称である。CaOやAlの一部が、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化鉄、アルカリ金属ハロゲン化物、アルカリ土類金属ハロゲン化物、アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ土類金属硫酸塩等と置換した化合物、あるいは、CaOとAlとを主成分とするものに、これらが少量固溶した物質である。
鉱物形態としては、12CaO・7Al(以下、C12という)、3CaO・Al(以下、CAという)、CaO・Al(以下、CAという)の組成に対応するCaO/Alモル比1.20〜2.60までの熱処理物が該当する。カルシウムアルミネート類の粒度は、急結性や初期強度発現性の面で、ブレーン比表面積(以下、ブレーン値という)3,000cm/g以上が好ましく、5,000cm/g以上がより好ましい。3,000cm/g未満では、初期強度発現性が低下する場合がある。
【0010】
本発明で使用するカルシウムアルミノフェライト類とは、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料と、フェライトを含む原料等を混合して、キルンでの焼成や、電気炉での溶融等の熱処理をして得られ、CaO、Al、Feとを主たる成分とする、水和活性を有する物質の総称である。CaO、Al、Feの一部が、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、酸化チタン、アルカリ金属ハロゲン化物、アルカリ土類金属ハロゲン化物、アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ土類金属硫酸塩等と置換した化合物、あるいは、CaOとAlとFeとを主成分とするものに、これらが少量固溶した物質である。
鉱物形態としては、例えば、4CaO・Al・Fe(以下、CAFという)組成に相当するものや、6CaO・2Al・Fe(以下、CFという)組成に相当するものが、該当する。
【0011】
カルシウムアルミノフェライト類をカルシウムアルミネート類に配合することで、カルシウムアルミネート類の急激な水和反応を抑える働きがあり、急結材をセメントコンクリートに事前に混和しても、セメントコンクリートの練置きに伴う急激なスランプダウンを防止することが可能となる。
【0012】
本発明で使用する混和材は、カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類の質量混合比が1:1〜3が好ましく、1:2の混合がより好ましい。カルシウムアルミネート類の量が該条件よりも増えてしまうと、セメントコンクリートの練置きが持たずに作業性が著しく低下する場合があり、該条件よりもカルシウムアルミネート類が少ないと、初期強度発現性が低下する場合がある。カルシウムアルミノフェライト類の量が該条件よりも増えると、初期強度発現性が低下する場合がある。
【0013】
本発明の混和材の使用量は、セメント100部に対して、2〜10部が好ましく、4〜8部がより好ましい。混和材使用量が少ないと、優れた急結性や強度発現性が発揮されない場合があり、混和材使用量が多いと、長期強度発現性が低下する場合がある。
【0014】
本発明で使用する混和材は、カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類の他に、例えば、アルカリ金属硫酸塩、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ土類金属硫酸塩、アルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属アルミン酸塩、遅延剤、減水剤、繊維、発泡剤、消泡剤等の含有することが可能である。
【0015】
本発明で使用する酸性液体急結剤のイオウの供給原料は、特に限定されるものでもなく、硫黄や硫黄華のような元素状態の硫黄の他に、硫化物、硫酸または硫酸塩、亜硫酸または亜硫酸塩、チオ硫酸またはチオ硫酸塩、並びに、有機硫黄化合物等が挙げられ、これらのうちの一種または二種以上が使用可能である。これらの中でも、水への溶解性が高く、製造コストが安く、かつ、急結性状が優れる面から硫酸または硫酸塩が好ましい。
【0016】
本発明で使用する酸性液体急結剤のアルミニウムの供給原料は、特に限定されるものでもなく、アルミニウムを含有する、非晶質もしくは結晶質の水酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸塩およびその他の無機アルミニウム化合物、有機アルミニウム化合物、並びに、アルミニウム錯体等の化合物が挙げられ、これらのうちの一種または二種以上が使用可能である。これらの中でも、イオウの供給原料ともなる硫酸アルミニウムの使用が好ましい。
【0017】
本発明で使用する酸性液体急結剤のリチウムの供給原料は、特に限定されるものでもなく、リチウムを含有する、無機リチウム化合物、有機リチウム化合物が挙げられ、これらのうちの一種または二種以上が使用可能である。これらの中でも、強度発現性、溶解性、低温時の析出防止の観点から硫酸リチウム1水和物の使用が好ましい。
【0018】
本発明の酸性液体急結剤は、pHで6以下が好ましい。pHが高いと、酸性液体の安定性が損なわれる場合がある。
【0019】
本発明の酸性液体急結剤の使用量は、セメント100部に対して、2〜11部が好ましく、4〜9部がより好ましい。酸性液体急結剤の使用量が少ないと、優れた急結性が発揮されない場合があり、酸性液体急結剤の使用量が多いと、長期強度発現性が悪くなる場合がある。
【0020】
本発明の酸性液体急結剤は、10〜40℃の範囲の温度で加熱してセメントコンクリートに混和させることにより急結性を向上させることが可能である。
【0021】
本発明の酸性液体の固形分の濃度は、20〜60%であることが好ましく、25〜50%であることがより好ましい。固形分の濃度が低いと、優れた急結性状が得られない場合があり、固形分濃度が高いと、液の粘性が高く、ポンプでの圧送性が悪くなる場合がある。
【0022】
本発明で使用するセメントは、特に限定されるものではなく、普通、早強、超早強、中庸熱、及び低熱の各種ポルトランドセメントや、これらポルトランドセメントに高炉スラグ、フライアッシュ、及び石灰石微粉末を混合したフィラーセメント、並びに、都市ゴミ焼却灰や下水汚泥焼却灰を原料として製造された環境調和型セメント(エコセメント)等が挙げられ、これらを微粉末化して使用することも可能である。混合セメントにおける混合物とセメントの割合は、特に限定されるものではなく、これら混和材をJISで想定する以上に混合したものも使用可能である。
【0023】
本発明で使用するセメントコンクリートは、セメントと骨材とを含有するものである。骨材は、吸水率が低くて、骨材強度が高いものが好ましい。骨材の最大寸法は、吹付けできれば特に限定されるものではない。細骨材としては、川砂、山砂、海砂、石灰砂、及び珪砂等が使用可能であり、粗骨材としては、川砂利、山砂利、及び石灰砂利等が使用可能であり、砕砂、砕石の使用も可能である。
【0024】
本発明の吹付け材料を用いた吹付け工法としては、要求される物性、経済性、及び施工性等に応じた種々の吹付け工法が可能である。中でも、酸性液体急結剤を用いる代表的な吹付け施工方法として、一方より、セメントコンクリートをコンクリートポンプにより搬送し、他方より、酸性液体急結剤をポンプ搬送し、吹付ける直前に、セメントコンクリートと酸性液体急結剤を圧縮空気と合流混合する方法が、吹付け時に使用する圧縮空気量が少なく、トンネル坑内の粉じん対策、作業性や吹付け材料の性能の面で好ましい。
【実施例】
【0025】
「実験例1」
セメント800g、細骨材2000g、水480g、表1に示す種類、混合比(質量比)の混和材をセメント100部に対して6部を配合し、モルタルを調製し、モルタル練上がりから30分毎のモルタルフローを練置き90分まで測定した。なお、比較として、混和材を加えないベースモルタルについても同様に試験した。
【0026】
<使用材料>
カルシウムアルミネート類A:CA組成、結晶質、ブレーン値4,600cm/g
カルシウムアルミネート類B:CA組成、結晶質、ブレーン値4,500cm/g
カルシウムアルミノフェライト類a:CAF組成、結晶質、化学成分Al:19.8%、CaO:47.3%、Fe:32.9%、ブレーン値4,300cm/g
カルシウムアルミノフェライト類b:CF組成、結晶質、化学成分Al:28.7%、CaO:47.3%、Fe:23.9%、ブレーン値4,800cm/g
セメント:普通ポルトランドセメント、市販品、ブレーン値3,200cm/g、比重3.16
細骨材:新潟県糸魚川市姫川水系川砂、表乾状態、比重2.62、F.M(粗粒率):2.85
【0027】
<製造原料>
CaO原料:生石灰、CaO98%
Al原料:ボーキサイト、Al84.54%
Fe原料:試薬、Fe99.9%
【0028】
<カルシウムアルミネート類、カルシウムアルミノフェライト類の製造方法>
製造原料を混合、粉砕し、電気炉で溶融し、徐冷し、粉砕して各種クリンカー製造を行った。
【0029】
【表1】

【0030】
表1の結果より、カルシウムアルミネート類A、Bを単独でモルタルへ配合した場合、練置きが持たない結果となった。カルシウムアルミネート類Aの方がセメントへの活性が強く、練置きが取れにくいが、カルシウムアルミノフェライト類を用いることで、モルタルフローがダウンせずに、混和材を加えないものと同等の状態となった。
ベースモルタルと同等の値を示す実験No.をピックアップし、次の実験例2で酸性液体急結剤を加えて初期の凝結や強度などの比較試験を実施した。
【0031】
「実験例2」
実験例1でピックアップしたモルタルに酸性液体急結剤をセメント8部混和し、急結モルタルを調製し、酸性液体急結剤を加えてからの凝結試験と強度発現性試験を行った。
【0032】
<使用材料>
酸性液体急結剤α:pH2.5、硫酸アルミニウム27%水溶液に硫酸リチウム1水和物を内割りで10%溶解した。
【0033】
<測定方法>
凝結時間:土木学会基準「吹付けコンクリート用急結剤品質規格(JSCE D−102)」に準じて測定
圧縮強度:JIS R 5201に準じて測定。
【0034】
【表2】

【0035】
表2より、カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミナフェライト類は混合比1:1〜3の範囲内であれば、比較例に比べ、良好な凝結と圧縮強度発現性が確認された。カルシウムアルミノフェライト類の混合比を増やしていくと、初期強度が低下する傾向にあることが確認された。
次に、酸性液体急結剤にリチウムを加えない比較例を用いたモルタル試験を実施した(実験例3)。
【0036】
「実験例3」
実験例2で良好であったモルタル配合を選定し、同じ混和材を加えたモルタルに、液体急結剤βをセメントに対して8部混和した急結モルタルと比較した。
【0037】
<使用材料>
酸性液体急結剤β:pH2.6、硫酸アルミニウム27%水溶液
【0038】
<測定方法>
凝結時間:土木学会基準「吹付けコンクリート用急結剤品質規格(JSCE D−102)」に準じて測定
圧縮強度:JIS R5201に準じて測定。
【0039】
【表3】

【0040】
表3より、酸性液体急結剤にリチウムを加えない場合、凝結の始発、終結ともに遅れ、圧縮強度1日強度も低い結果となり、本発明の酸性液体急結剤にはリチウムが必須であることが分かる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明の吹付け材料およびそれを用いた吹き付け工法によれば、現状の酸性液体急結剤の物性を向上でき、かつ、長期強度における強度促進効果が高く、セメントコンクリートに事前添加することが可能となるので、土木分野等で広範に使用することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類を含有してなり、カルシウムアルミネート類とカルシウムアルミノフェライト類の質量混合比が1:1〜3である混和材を配合したセメントコンクリートに、イオウ、アルミニウム、及びリチウムを含有してなる酸性液体急結剤を合流混合した吹付け材料。
【請求項2】
請求項1に記載の混和材を配合したセメントコンクリートをポンプ搬送し、請求項1に記載の酸性液体急結剤と合流混合することを特徴とする吹付け工法。

【公開番号】特開2012−56795(P2012−56795A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−202015(P2010−202015)
【出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【出願人】(000003296)電気化学工業株式会社 (1,539)
【Fターム(参考)】