説明

呼吸ガスを供給する装置およびその装置の中に設けられる空気伝導構造

本発明は呼吸ガスを供給する装置、特にCPAP装置に関し、上記装置の中に設けられた空気伝導構造にも関する。本発明の目的は呼吸ガスを供給するこの種の装置を提供することであり、本発明の目的は静かな動作により特徴付けられ、組立方法、およびこの種の従来の装置を超える衛生状態の観点から複数の効果をもつ。これは呼吸ガスを供給する装置により達成され、外気圧を超える圧力レベルにおける上記ガスの輸送用の輸送ユニット、輸送装置受入ハウジング、輸送装置から排気口領域に呼吸ガスを案内する空気伝導構造を備え、上記空気伝導装置は、呼吸ガスチャネルを備えるモジュール化された発泡部により較正される。これにより呼吸ガス供給装置、特にCPAP装置の提供が可能になり、空気伝導装置は、音吸収、相互交換できる発泡部材、または分解して洗える発泡部材により形成される。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は呼吸ガスを供給する装置、特にCPAP装置に関し、本発明は、そのようなCPAP装置の中に設けられる空気伝導管にも本質的に関する。
【背景技術】
【0002】
CPAP装置では、典型的に、患者に供給される呼吸ガスが、周囲圧力を超える圧力レベルにおいて、運搬装置により運搬される。この運搬装置は、具体的には、軸流羽根車、準軸流羽根車、または遠心羽根車の形でモータ駆動の羽根車を備えた送風機として実現できる。CPAP装置の設計により、適切な反対圧力が与えられると、運搬装置が、そこを通る流れを、同様にある段階の運搬方向に対抗させることができる。したがって、患者への空気伝導システムが、外気に開放された空気伝導システムよりも高圧であることにより、基本的に運搬装置が圧力ゲートを形成する。呼気の段階の間の空気の逆流の程度は、誘導効果だけでなく吸入体積により本質的に決定される。ユーザへの呼吸ガスの供給は、呼吸マスク経由で行うことができ、呼吸マスク装置は、可撓性のあるホースを用いてCPAP装置に結合されている。運搬装置により呼吸ガスの中に含まれるどの音響成分も吸収するために、CPAP装置の内部に迷路部分が設けられてもよい。これらの迷路部分は、迷路の音吸収能力を増すために、音吸収材料で内側を覆われている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、極端に静かな動作により特徴付けられ、この種の従来の装置に対して、衛生状態だけでなく組立の観点で効果を提供する呼吸ガスを供給するための元となるタイプの装置を造ることである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、呼吸ガスを供給する装置、具体的には、周囲圧力より高い圧力レベルの呼吸ガスを運搬する運搬装置、運搬装置受入ハウジング装置、および運搬装置から排気口領域に呼吸ガスを伝導する空気伝導構造を備えたCPAP装置により、本発明にしたがって達成され、空気伝導構造は、発泡材料からできた成形発泡部として実現される。
【0005】
運搬装置受入ハウジング装置、および運搬装置から排出口領域に呼吸ガスを伝導する空気伝導構造により、本発明にしたがって達成され、空気伝導構造が、呼吸ガス導管をその中に備えた成形発泡部分により形成される。
【0006】
結果として、呼吸ガス供給装置、具体的には、空気伝導構造が、交換可能であるかまたは分離して洗い落とせる音吸収発泡部材により直接形成されるCPAP装置を有利に作ることができるようになる。
【0007】
好ましくは、成形発泡部は、成形部分の第1の部分および成形部分の第2の部分に分割される。成形部分の2つの部分は、互いに補完的である境界面を介して一緒に設置できるように、好ましくはここで設計される。成形部分の2つの部分は、互いに噛み合う部分を有してもよく、互いに噛み合う部分は、互いに関連する部分の位置決めを可能にするか、または導管のある壁部も区画できる。成形部分の2つの部分も、共通の中間構造に取り付けられてもよい。
【0008】
空気伝導管は、好ましくは、音吸収経路を形成するように実現される。音吸収経路は、成形部分の第1の部分と成形部分の第2の部分とが連携すると形成でき、導管壁の種々の部分は、成形部分の2つの部分の対応する壁部により交互に形成されるか、互いに補完する。気道の第1の部分が成形部分の第1の部分により形成され、次に成形部分の第2の部分により引き続いて一部で形成されるように空気伝導構造を実現することもできる。
【0009】
好ましくは、成形発泡部分を補強するために支持構造が設けられる。これらの支持構造は、プレート状、管状、ピン状、または針状の部材の形で、成形発泡部分またはその中に設けられた凹所を貫通し、成形発泡部を固定および補強する。
【0010】
成形発泡部を着脱式に支持構造に組み合わせることは可能である。これにより、メンテナンス作業の間、成形発泡部を単純な方法で交換できる。成形発泡部が使い捨ての部材として有利に交換できるように、CPAP装置と成形発泡部の両方を実現することもできる。
【0011】
成形発泡部は、支持構造に堅固に結合されるように、例えば支持構造と一体的に実現されるように、または支持構造に一体的に成形されるか接着されるように実現できる。したがって、支持構造と共に設けられた成形発泡部は、交換できる、具体的には使い捨てのコンポーネントとしても実現できる。支持構造は、成形発泡部を固定またはその内側を覆う等の追加の機能を持ってもよく、追加の機能は、呼吸ガスライン経路のコンポーネント、または結合構造のコンポーネントを形成してもよい。
【0012】
本発明の特別な形態では、成形発泡部は、弾性的に運搬装置を受けるための受け部を区画するように実現される。結果として、運搬装置は、音響的に密閉された方法で、成形発泡部と有利に組み合わすことができ、具体的にはそのような方法で格納できる。
【0013】
運搬装置が遊びなしで、わずかな圧入をもって受けられるように、受け部が実現されてもよい。運搬装置は、モータと連携して、運搬装置のコンポーネントを形成するハウジング装置の領域により、弾性的に静止でき、補強でき、格納できる。運搬装置と接触する成形発泡部の接触面は、運搬装置の中に組み込まれた、運搬装置の一部の外形に適合する。運搬装置を全表面積で受けることは可能である。成形発泡部と運搬装置との間の接触範囲の領域で、凹部、くぼみ、または導管の溝を設けることができ、ある部分では、成形発泡部と運搬装置との間で直接接触しないようになる。隙間がこうやって形成されることにより、冷却空気の流れが確定できる。これらの領域を通って流れる冷却空気は、呼吸ガス経路の過圧領域を迂回できる。電気または電子コンポーネントに接触してしまうので、好ましくは呼吸ガス経路のコースへの冷却空気または空気の吸引または逆流が起こらないように、冷却空気の伝導が達成される。
【0014】
成形発泡部内への運搬装置の格納は、その過程の中に支持構造を含むことによっても実現できる。これらの支持構造は成形発泡部の中に実現できる。
【0015】
成形部分の第1の部分および成形部分の第2の部分が異なる材料特性をもつように、成形発泡部を実現できる。結果として、材料特性を適応させることにより、特に好ましい音吸収効果を達成できるようになる。成形発泡部により、加湿ダイアフラムとして適切な材料の成形部分の一部の少なくとも1つを構成することにより、加湿器を実現する。
【0016】
成形発泡部と共に、成形部分の一部の少なくとも1つを使用して、フィルタ壁を形成することにより、フィルタ装置も実現できる。フィルタ層(例えば繊維、フィルタ紙、またはセルロース等)または別の発泡体を、成形発泡部にサンドイッチにするような方法で取り付けることもできる。
【0017】
本発明の特に好ましい実施の形態では、発泡体は、CPAP装置が表面の上で補強されて、構造により発生する音の伝達を最少にする観点で有利である方法で設置されることにより、設置部分を形成する。設置部分は、わずかに下方向に貫く脚部の範囲により形成できる。脚部の範囲の寸法は、好ましくは、CPAP装置の固有の重量下で、定められた圧縮、つまり発泡材料のプレストレスが生じるように適応される。圧縮応力を与える程度は、CPAP装置に典型的な残りの振動が、高い確率または高い効果で打ち消すことができ、隔離することができる。
【0018】
本発明の特に好ましい実施の形態では、CPAP装置はハウジング装置をもち、受入ベルの形で実現され、発泡体の上にぴったりと配置され、発泡体を囲む。
【0019】
成形発泡部、またはそれにより形成される発泡体を、空気伝導管の少なくともいくつかが、発泡体の外部表面領域により形成されるように設計できる。音吸収経路は、好ましくは、幾重にも曲がりくねった経路をもつ。音吸収経路を囲み、発泡体またはその上に設けられた被膜により形成される導管の内部壁は、音吸収断面を備える。呼吸ガス、細菌抑制添加剤、衛生的な材料、使い捨てインレー、抗菌性材料、特に微小銀添加物と接触する、発泡材料または少なくとも壁領域を備えることもできる。
【0020】
手始めに述べた目的は、CPAP装置によっても達成でき、コアモジュールおよびコアモジュールを受けるように設けられた外部モジュールを含み、コアモジュールは発泡体を有し、空気伝導経路は発泡体の中に実現され、呼吸ガス運搬装置と通じている。
【0021】
呼吸ガス運搬装置は、好ましくは発泡体の中に実現される。発泡体は、好ましくは複数の部分の中に実現される。機能コンポーネントは発泡体の中に有利に挿入できる。特に、伝導構造コンポーネントを発泡体の中に組み込めるかまたは挿入できる。伝導構造コンポーネントは、特に、呼吸ホース結合構造コンポーネントとして実現できる。
【0022】
発泡体を用いて、運搬装置および/または他の機能コンポーネント、特にCPAP装置のパワーパックを少なくとも部分的に吊す固定装置を備え付けることはできる。
【0023】
成形発泡部に支えられた別の機能コンポーネントを、呼吸ガスの圧力および/または呼吸ガスの容積測定の流れを検出するセンサ装置の形で、挿入することができる。
【0024】
成形発泡部に少なくとも部分的に挿入された他の装置および機能コンポーネントは、バルブ装置でもありうり、スイッチ装置でもありうり、他の種類のセンサ装置でもありうる。
【0025】
空気伝導経路は、挿入概念(insert concepts)またはシェル概念(shell concepts)に基づいて実現できる。インタフェースは成形発泡部またはその中に挿入された構造により形成できる。
【0026】
送風機のハウジングの部分、底部ユニット、センサ装置部分、センサキャリア装置、およびライン接続部分などのある機能コンポーネントが、成形発泡部が取り付けられた後で、呼吸ガス経路システムの対応する部分と通じるように、または、位置的に正確に補強されるか、固定されるか、または成形発泡部によりある他の方法で吊られるように、実現される。
【0027】
成形発泡部は、発泡スチロールに似た発泡材料、高分子弾性体発泡材料、特に、LSR(液状シリコーンゴム)、ネオプレン材料、熱可塑性プラスティック、および発泡ゴムまたは天然ゴム材料、特にシリコーンゴム材料から出来ていてもよい。成形発泡部は、開放気泡または独立気泡により実現できる。気孔の大きさは概して一様であるか、または所定の耐力性能を達成するために不均一である。成形発泡部は、例えば呼吸ガスライン部分の領域内の局所的に、または全表面にわたる膜によっても実現できる。膜の利用は、フィルム、浸し、噴霧、または型の中の被膜を利用することにより行われる。成形発泡部は、概して堅い部分または堅い発泡体状の柔らかい部分として実現できる。
【0028】
超小型プロファイル、特に超小型ドームは、音吸収のために、呼吸ガス経路の領域の中に実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、本発明の詳細と特徴は、添付の図を参照して発明の実施の形態から明らかになる。
【0030】
図1は成形発泡部の分解斜視図を示し、成形部分の第1の部分1、および空気伝導管3を備える成形部分の第2の部分2に分割される。
【0031】
送風機4は成形部分の第1の部分1に挿入され、その第1の部分を通って、呼吸ガスが、吸気口ライン部分3aを経由して吸引され、所定の過圧力レベルで空気伝導管の排出口部分3bの中に運ばれる。
【0032】
吸入口ライン部分3aおよび排出口部分3bは幾重にも曲がりくねった経路をもち、結果として特に高い音吸収性能が得られるようになる。2つの部分の成形発泡部は、結合構造コンポーネント5に結合でき、結合構造コンポーネントは、呼吸ガスホースと結合するために、インタフェース装置を形成するように実現される。
【0033】
支持構造6は、成形発泡部の中に挿入でき、一方では、それにより成形発泡部を強化し、他方では、成形発泡部のある範囲を、増加した気密性により、互いから分割する。プラグインモジュール7も、成形発泡部に挿入でき、それにより、監視、制御、およびフィルタ機能などの特別な追加機能が実現できる。
【0034】
成形部分の第1の部分1および成形部分の第2の部分2は、相補的な方法で統合でき、必要とされる機能に関連する隙間、特に呼吸ガス導管を残したままにする。
【0035】
図2aは、本発明の成形発泡部の成形部分の第1の部分を製造する第1の成形型8の斜視図を示す。
【0036】
図2bは、成形発泡部の発泡部分の第2の部分を製造する成形型9の斜視図を示す。モールディングの壁構造は、2つの成形型8、9により実現され、それらにより、呼吸ガス運搬装置を受けるため、および呼吸ガスライン経路を形成するために必要な凹部が、型の中に配置される発泡材料の中の成形部分の各部分の中に形成される。図2a、図2bの各々の中に示された型の壁部8a、9aは、各々、送風機4を受けるように意図された凹部を形成するように機能する(図1参照)。一方では、壁部8b、8cおよび9b、9cは、連結カフを受ける成形部分の各部分の中の凹部を形成するように機能する。
【0037】
壁部8d、9dは、成形発泡部の中に延在する空気伝導管の排出口ライン部分を形成するように機能する。壁部8e、9eは、空気運搬導管の吸入口ライン部分を形成するように機能する。空気運搬導管は、吸引側および圧縮側の両方に幾重にも曲がりくねった経路を有する。
【0038】
展開図の形の図3は、図1と合わせて既に説明したコンポーネントと、それらを受けるように意図されたハウジングベル10を示す。ハウジングベル10は、成形発泡部にわずかに圧入されて配置できるように、寸法を決められ、成形部分の第1の部分1および成形部分の第2の部分2の形状を成す。別の挿入部材11が、ハウジングベル10の頂部と、成形発泡部との間に区画された隙間の中に設けられ、この挿入部材は、例えばCPAP装置の電気コンポーネントであり、特に制御回路基板およびパワーパック装置である。具体的には、別の挿入部材が制御コンポーネントとして設計されると、関係のある制御パラメータを検出するセンサ装置11aと共にその制御コンポーネントを装備する。フィルタ本体11bも前記の隙間の中に受けられる。
【0039】
概略図の図4はCPAP装置12を示し、本発明の成形発泡部を基準にして、モジュール方式で製造される。CPAP装置12は、コンポーネントユニットAを含み、エアパスモジュールと呼ばれ、本質的に成形発泡部およびその中に受入られたコンポーネントを備え、ここでカバーモジュールと呼ぶコンポーネントユニットBは、ハウジングベル(図3)および、その中に受入られた電気回路装置(図示されていない)の両方を含む。エアパスモジュールの上に適切にカバーモジュールを配置することにより、CPAPデバイスが適切に構成できるように、モジュールAおよびBが実現できる。
【0040】
本発明の成形発泡部を用いて、CPAP装置の底部構造も、図5に示されているように実現できる。
【0041】
成形発泡部の成形部分の第1の部分1を用いて、CPAP装置12が、設置される表面上に伸縮自在にまたは弾性的に設置できることにより、設置される構造が実現できる。設置される構造14は、ここに示されている典型的な実施の形態では、周囲の玉縁として実現される。
【0042】
図6は、本発明の成形発泡部の中に挿入でき、呼吸ガスライン部分5aおよび圧力計測ホース結合部5bをもつ結合構造コンポーネント5の好ましい実施の形態を示す。結合構造コンポーネント5は、本発明の成形発泡部の中のある部分に組み込むことができる。結合構造コンポーネント5の上にフローセンサ装置15も設けられ、それにより、呼吸ガス流の信号が計算できることに基づいて、ライン部分5aからの圧力信号が取得できる。
【0043】
図7は、CPAP装置の機能コンポーネント受入成形発泡部の中に実現される空気運搬導管および隙間の両方を実現する他の可能性を説明する基本的略図である。図7に示された改良型では、発泡材料の形状を成す中核体16は、成形部分の第1の部分1’および成形部分の第2の部分2’の両方に挿入され、空気伝導管3を区画する。
【0044】
図8は、本発明の成形発泡部と、その中に実現された異なる断面の寸法の空気伝導管3との略図を示す。この典型的な実施の形態では、空気伝導管3は、鞘17と共に設けられ、ここでは、鞘は同様に発泡材料からできていて、成形部分の第1の部分1’および第2の部分2’の中に挿入される。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】送風機、結合構造コンポーネント、吸引フィルタ、および支持壁挿入部の形の、2つの部分が成形発泡部とそれと共に動作する機能コンポーネントの斜視展開図
【図2a】本発明の成形発泡部の成形部分の第1の部分を製造する第1の成形型の斜視図
【図2b】成形発泡部の成形部分の第2の部分を製造する第2の成形型の斜視図
【図3】外部ハウジングベルと組み合わせた図1のコンポーネントの斜視展開図
【図4】本発明にしたがって実現できるモジュール概念を説明する図
【図5】成形発泡部により形成される底部を説明するための図4のCPAP装置の下からの斜視図
【図6】圧力計測ポートおよび呼吸フローセンサ部と共に成形発泡部のある部分に組み込まれた結合構造コンポーネントを説明する略図
【図7】複数の部分の成形発泡部を用いて呼吸ガスライン部分を装備する構造概念を説明する略図
【図8】発泡導管インレーにより形成される種々の導管断面を説明する略図
【符号の説明】
【0046】
1 成形部分の第1の部分
1’ 成形部分の第1の部分
2 成形部分の第2の部分
2’ 成形部分の第2の部分
3 空気伝導管
3a 吸気口ライン部分
3b 排出口部分
4 送風機
5 結合構造コンポーネント
6 支持構造
7 プラグインモジュール
8 成形型
8a、8b、8c、8d、8e 型の壁部
9 成形型
9a、9b、9c、9d、9e 型の壁部
10 ハウジングベル
11 挿入部材
11a センサ装置
11b フィルタ本体
12 CPAP装置
14 設置される構造
15 センサ装置
16 中核体
17 鞘

【特許請求の範囲】
【請求項1】
CPAP装置などの呼吸ガスを供給する装置であって、
周囲圧力を超える圧力レベルにおいて上記呼吸ガスを運ぶ運搬装置、
上記運搬装置受入ハウジング装置、
上記運搬装置から排出口領域へ上記呼吸ガスを伝導する空気伝導構造、
を備え、
上記空気伝導構造が、発泡材料からできた成形発泡部として実現される装置。
【請求項2】
請求項1に記載の装置であって、上記成形発泡部が空気伝導管を区画することを特徴とする装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の装置であって、
上記成形発泡部が、上記成形部分の第1の部分と、上記成形部分の第2の部分とに分割されることを特徴とする装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の装置であって、上記空気伝導構造が、音吸収経路を形成するように実現されることを特徴とする装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形部分の上記第1の部分が上記成形部分の上記第2の部分と連携して、上記音吸収経路が形成されることを特徴とする装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の装置であって、上記音吸収経路が、ある部分の中で上記成形部分の上記第1の部分により、ある部分の中で上記成形部分の上記第2の部分により、形成されることを特徴とする装置。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形発泡部を補強するために支持構造が設けられることを特徴とする装置。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形発泡部が、上記支持構造に取り外し自在に連結されることを特徴とする装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形発泡部が上記支持構造に射出成形されていることを特徴とする装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形発泡部が、伸縮自在にまたは弾性的に上記運搬装置受入受け部を区画することを特徴とする装置。
【請求項11】
請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の装置であって、上記運搬装置が、上記受け部に遊びなしに、わずかに圧入されて受けられるように、上記受け部が実現されることを特徴とする装置。
【請求項12】
請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形部分の上記第1の部分および上記成形部分の上記第2の部分が異なる材料特性をもつことを特徴とする装置。
【請求項13】
請求項1から請求項12のいずれか1つに記載の装置であって、上記成形部分の上記部分の少なくとも1つがフィルタ装置を形成することを特徴とする装置。
【請求項14】
請求項1から請求項13のいずれか1つに記載の装置であって、フィルタ装置が上記発泡体に連結されることを特徴とする装置。
【請求項15】
請求項1から請求項14のいずれか1つに記載の装置であって、上記発泡体が、設置される一部を形成することを特徴とする装置。
【請求項16】
請求項1から請求項15のいずれか1つに記載の装置であって、ハウジング装置が、受入ジャケットを形成し、上記発泡体の上に配置されることを特徴とする装置。
【請求項17】
請求項1から請求項16のうちいずれか1つに記載の装置であって、上記空気伝導管の少なくともいくつかが、上記発泡体の外部表面領域により形成されることを特徴とする装置。
【請求項18】
請求項1から請求項17のいずれか1つに記載の装置であって、上記音吸収経路が、幾重にも曲がりくねった経路をもつことを特徴とする装置。
【請求項19】
請求項1から請求項18のいずれか1つに記載の装置であって、上記音吸収経路を囲み、上記発泡体またはその上に設けられた被膜により形成される上記導管の上記内部壁が、音吸収断面を備えることを特徴とする装置。
【請求項20】
CPAP装置であって、コアモジュールおよび上記コアモジュールを受けるために設けられた外部モジュールを含み、上記コアモジュールが発泡体を含み、音吸収能力を持つ呼吸ガス伝導部を装備するために、空気伝導経路が、上記発泡体の中に実現され、呼吸ガス運搬装置と通じていることを特徴とするCPAP装置。
【請求項21】
請求項20にかかるCPAP装置であって、上記呼吸ガス運搬装置が上記発泡体の中に実現されることを特徴とするCPAP装置。
【請求項22】
請求項20または請求項21に記載のCPAP装置であって、上記発泡体が複数の部分の中に実現されることを特徴とするCPAP装置。
【請求項23】
請求項20から請求項22のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、機能コンポーネントが上記発泡体の中に挿入されることを特徴とするCPAP装置。
【請求項24】
請求項20から請求項22のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、伝導構造コンポーネントが上記発泡体の中に挿入されることを特徴とするCPAP装置。
【請求項25】
請求項24に記載のCPAP装置であって、上記伝導構造コンポーネントが、呼吸ホース結合構造コンポーネントおよび/または空気加湿器結合構造コンポーネントとして実現されることを特徴とするCPAP装置。
【請求項26】
請求項20から請求項25のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、上記発泡体が、上記運搬装置および/または上記CPAP装置の他の機能コンポーネントを吊る固定装置を形成することを特徴とするCPAP装置。
【請求項27】
請求項20から請求項26のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、上記他の機能コンポーネントがパワーパックであることを特徴とするCPAP装置。
【請求項28】
請求項20から請求項27のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、上記他の機能コンポーネントがセンサ装置である(圧力および/または容積測定流用の)ことを特徴とするCPAP装置。
【請求項29】
請求項20から請求項28のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、上記他の機能コンポーネントが制御ユニットであることを特徴とするCPAP装置。
【請求項30】
請求項20から請求項29のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、上記他の機能コンポーネントがバルブ装置であることを特徴とするCPAP装置。
【請求項31】
請求項20から請求項30のいずれか1つに記載のCPAP装置であって、上記他の機能コンポーネントがスイッチ装置であることを特徴とするCPAP装置。
【請求項32】
請求項20から請求項31の少なくとも1つに記載のCPAP装置であって、上記発泡部の形状がプラスティックの射出成形により定められ、上記発泡部が、プラスティック材料の射出成形操作を用いて製造されることを特徴とするCPAP装置。

【図1】
image rotate

【図2a】
image rotate

【図2b】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公表番号】特表2007−510481(P2007−510481A)
【公表日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538752(P2006−538752)
【出願日】平成16年11月5日(2004.11.5)
【国際出願番号】PCT/EP2004/012565
【国際公開番号】WO2005/044356
【国際公開日】平成17年5月19日(2005.5.19)
【出願人】(506153697)エムアーペー・メディツィーン−テヒノロギー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (10)
【氏名又は名称原語表記】MAP Medizin−Technologie GmbH