哺乳動物の薬物誘導性肝障害の抑制薬
【課題】ハロタンなどの各種薬物による肝障害誘導のメカニズムを明らかにする。
【解決手段】ハロタン誘導性肝障害の発症にはTh1とTh2のバランスの変動およびIL−17を介したMIP−2の誘導による好中球の肝臓への浸潤が関与しており、これらの変動はPGE1の投与によって抑制されることを明らかにした。
【解決手段】ハロタン誘導性肝障害の発症にはTh1とTh2のバランスの変動およびIL−17を介したMIP−2の誘導による好中球の肝臓への浸潤が関与しており、これらの変動はPGE1の投与によって抑制されることを明らかにした。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロスタグランジンEを含む、哺乳動物の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項2】
前記プロスタグランジンEが、プロスタグランジンE1である、
請求項1記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項3】
前記薬物誘導性の肝障害が、アレルギー性肝障害である、
請求項1または2記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項4】
前記薬物誘導性肝障害が、好中球浸潤性肝障害である、
請求項1または2記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項5】
前記肝障害が、ハロタンによって誘導される肝障害である、
請求項1乃至4いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項6】
前記肝障害が、インターロイキン17によって誘導される肝障害である、
請求項1乃至4いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項7】
前記肝障害が、CXCケモカインによって誘導される肝障害である、
請求項1乃至4いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項8】
前記CXCケモカインが、MIP−2である、
請求項7記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項9】
プロスタグランジンEを含む、インターロイキン17発現抑制剤。
【請求項10】
抗インターロイキン17抗体を含む、哺乳動物の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項11】
前記抗インターロイキン17抗体が、モノクローナル抗体である、
請求項10記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項12】
前記肝障害が、アレルギー性肝障害である、
請求項10または11記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項13】
前記肝障害が、好中球浸潤性肝障害である、
請求項10または11記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項14】
前記肝障害が、ハロタンによって誘導される肝障害である、
請求項10乃至13いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項15】
前記肝障害が、インターロイキン17によって誘導される肝障害である、
請求項10乃至14いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項16】
前記肝障害が、CXCケモカインによって誘導される肝障害である、
請求項10乃至14いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項17】
前記CXCケモカインが、MIP−2である、
請求項16記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項18】
医薬品の候補化合物のアレルギー性薬物誘導性肝障害の予測をする方法であって、
前記候補化合物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるインターロイキン17の発現量を測定する工程と、
を含む、予測方法。
【請求項19】
医薬品の候補化合物のアレルギー性薬物誘導性肝障害の予測をする方法であって、
前記候補化合物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるCXCケモカインの発現量を測定する工程と、
を含む、予測方法。
【請求項20】
アレルギー性薬物誘導性肝障害の治療における医薬品の候補化合物のスクリーニング方法であって、
前記アレルギー性薬物誘導性肝障害を誘導するアレルギー性薬物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記候補化合物を、前記哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるインターロイキン17の発現量を測定する工程と、
を含む、スクリーニング方法。
【請求項21】
アレルギー性薬物誘導性肝障害の治療における医薬品の候補化合物のスクリーニング方法であって、
前記アレルギー性薬物誘導性肝障害を誘導するアレルギー性薬物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記候補化合物を、前記哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるCXCケモカインの発現量を測定する工程と、
を含む、スクリーニング方法。
【請求項1】
プロスタグランジンEを含む、哺乳動物の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項2】
前記プロスタグランジンEが、プロスタグランジンE1である、
請求項1記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項3】
前記薬物誘導性の肝障害が、アレルギー性肝障害である、
請求項1または2記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項4】
前記薬物誘導性肝障害が、好中球浸潤性肝障害である、
請求項1または2記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項5】
前記肝障害が、ハロタンによって誘導される肝障害である、
請求項1乃至4いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項6】
前記肝障害が、インターロイキン17によって誘導される肝障害である、
請求項1乃至4いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項7】
前記肝障害が、CXCケモカインによって誘導される肝障害である、
請求項1乃至4いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項8】
前記CXCケモカインが、MIP−2である、
請求項7記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項9】
プロスタグランジンEを含む、インターロイキン17発現抑制剤。
【請求項10】
抗インターロイキン17抗体を含む、哺乳動物の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項11】
前記抗インターロイキン17抗体が、モノクローナル抗体である、
請求項10記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項12】
前記肝障害が、アレルギー性肝障害である、
請求項10または11記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項13】
前記肝障害が、好中球浸潤性肝障害である、
請求項10または11記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項14】
前記肝障害が、ハロタンによって誘導される肝障害である、
請求項10乃至13いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項15】
前記肝障害が、インターロイキン17によって誘導される肝障害である、
請求項10乃至14いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項16】
前記肝障害が、CXCケモカインによって誘導される肝障害である、
請求項10乃至14いずれかに記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項17】
前記CXCケモカインが、MIP−2である、
請求項16記載の薬物誘導性肝障害の抑制薬。
【請求項18】
医薬品の候補化合物のアレルギー性薬物誘導性肝障害の予測をする方法であって、
前記候補化合物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるインターロイキン17の発現量を測定する工程と、
を含む、予測方法。
【請求項19】
医薬品の候補化合物のアレルギー性薬物誘導性肝障害の予測をする方法であって、
前記候補化合物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるCXCケモカインの発現量を測定する工程と、
を含む、予測方法。
【請求項20】
アレルギー性薬物誘導性肝障害の治療における医薬品の候補化合物のスクリーニング方法であって、
前記アレルギー性薬物誘導性肝障害を誘導するアレルギー性薬物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記候補化合物を、前記哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるインターロイキン17の発現量を測定する工程と、
を含む、スクリーニング方法。
【請求項21】
アレルギー性薬物誘導性肝障害の治療における医薬品の候補化合物のスクリーニング方法であって、
前記アレルギー性薬物誘導性肝障害を誘導するアレルギー性薬物を、哺乳動物に投与する工程と、
前記候補化合物を、前記哺乳動物に投与する工程と、
前記哺乳動物の体内におけるCXCケモカインの発現量を測定する工程と、
を含む、スクリーニング方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開2010−229041(P2010−229041A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−75280(P2009−75280)
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 平成21年2月18日 金沢大学大学院自然科学研究科薬学系発行の「金沢大学大学院自然科学研究科(博士前期課程)生命薬学専攻・医療薬学専攻 平成20年度 修士論文要旨集」に発表
【出願人】(504160781)国立大学法人金沢大学 (282)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り 平成21年2月18日 金沢大学大学院自然科学研究科薬学系発行の「金沢大学大学院自然科学研究科(博士前期課程)生命薬学専攻・医療薬学専攻 平成20年度 修士論文要旨集」に発表
【出願人】(504160781)国立大学法人金沢大学 (282)
【Fターム(参考)】
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