説明

哺乳動物のCH1欠失ミメティボディ、組成物、方法および使用

本発明は少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディまたは特定部分またはバリアントをコードする単離された核酸を含む少なくとも1つの新規ヒトCH1欠失ミメティボディまたは特定部分またはバリアント、CH1欠失ミメティボディまたは特定部分またはバリアント、ベクター、宿主細胞、トランスジェニック動物もしくは植物、および治療用組成物、方法およびデバイスを含むそれらの作成および使用法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
(V1(n)−Pep(n)−Flex(n)−V2(n)−pHinge(n)−CH2(n)−CH3(n))(m)
[式中、V1は免疫グロブリン可変領域のN−末端の少なくとも1つの部分であり、Pepは少なくとも1つの生物活性ペプチドであり、Flexはミメティボディが代替的な方向性および結合特性を有することを可能にすることにより構造的柔軟性を提供するポリペプチドであり、V2は免疫グロブリン可変領域のC−末端の少なくとも1つの部分であり、pHingeは免疫グロブリン可変ヒンジ領域の少なくとも一部であり、CH2は免疫グロブリンCH2定常領域の少なくとも一部であり、CH3は免疫グロブリンCH3定常領域の少なくとも一部であり、nおよびmは1から10の間の整数であることができる]
のポリペプチドをコードする少なくとも1つのポリヌクレオチドを含んでなる少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディ核酸。
【請求項2】
式(I):
(V1(n)−Pep(n)−Flex(n)−V2(n)−pHinge(n)−CH2(n)−CH3(n))(m)
[式中、V1は免疫グロブリン可変領域のN−末端の少なくとも1つの部分であり、Pepは配列番号43−518から選択された少なくとも1つの生物活性ペプチドであり、Flexはミメティボディが代替的な方向性および結合特性を有することを可能にすることにより構造的柔軟性を提供するポリペプチドであり、V2は免疫グロブリン可変領域のC−末端の少なくとも1つの部分であり、pHingeは免疫グロブリン可変ヒンジ領域の少なくとも一部であり、CH2は免疫グロブリンCH2定常領域の少なくとも一部であり、CH3は免疫グロブリンCH3定常領域の少なくとも一部であり、nおよびmは1から10の間の整数であることができる]
のポリペプチドを含んでなる少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディポリペプチド。
【請求項3】
式(I):
(V1(n)−Pep(n)−Flex(n)−V2(n)−pHinge(n)−CH2(n)−CH3(n))(m)
[式中、V1は免疫グロブリン可変領域のN−末端の少なくとも1つの部分であり、Pepは配列番号519−1110から選択された少なくとも1つの生物活性ペプチドであり、Flexはミメティボディが代替的な方向性および結合特性を有することを可能にすることにより構造的柔軟性を提供するポリペプチドであり、V2は免疫グロブリン可変領域のC−末端の少なくとも1つの部分であり、pHingeは免疫グロブリン可変ヒンジ領域の少なくとも一部であり、CH2は免疫グロブリンCH2定常領域の少なくとも一部であり、CH3は免疫グロブリンCH3定常領域の少なくとも一部であり、nおよびmは1から10の間の整数であることができる]
のポリペプチドを含んでなる少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディポリペプチド。
【請求項4】
上記ポリペプチドが少なくとも1つのPepポリペプチドの少なくとも1つの活性を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の(n)CH1欠失ミメティボディ核酸またはCH1欠失ミメティボディポリペプチド。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれかに記載の少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディポリペプチドに特異的に結合するモノクローナルもしくはポリクローナル抗体、融合タンパク質またはそのフラグメントを含んでなるCH1欠失ミメティボディ抗体。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれかに記載の少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディポリペプチドまたはCH1欠失ミメティボディ抗体をコードするCH1欠失ミメティボディ核酸。
【請求項7】
請求項6に記載の少なくとも1つの単離された核酸を含んでなるCH1欠失ミメティボディベクター。
【請求項8】
請求項7に記載の単離された核酸を含んでなるCH1欠失ミメティボディ宿主細胞。
【請求項9】
上記宿主細胞が、COS−1、COS−7、HEK293、BHK21、CHO、BSC−1、HepG2、653、SP2/0、293、NSO、DG44CHO、CHOK1、HeLa、骨髄腫細胞もしくはリンパ腫細胞、またはそれらの任意の誘導体、不死化または形質転換した細胞から選択される少なくとも1つである、請求項8に記載のCH1欠失ミメティボディ宿主細胞。
【請求項10】
CH1欠失ミメティボディまたは抗体が検出可能もしくは回収可能な量で発現されるように、in vitro、in vivoもしくはin situの条件下で、請求項6に記載の核酸を翻訳することを含んでなる、少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディポリペプチドまたはCH1欠失ミメティボディ抗体の生産法。
【請求項11】
請求項1ないし5のいずれかに記載のCH1欠失ミメティボディ核酸、CH1欠失ミメティボディポリペプチドまたはCH1欠失ミメティボディ抗体の少なくとも1つを含んでなる組成物。
【請求項12】
上記組成物が、少なくとも1つの製薬学的に許容され得る担体または希釈剤をさらに含んでなる請求項11に記載の組成物。
【請求項13】
少なくとも1つの検出可能な標識もしくはレポーター、TNFアンタゴニスト、抗感染薬、心血管系(CV)薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、気道薬、胃腸管(GI)薬、ホルモン薬、流体もしくは電解質バランスのための薬剤、血液製剤、抗腫瘍薬、免疫調節薬、目、耳もしくは鼻の薬、局所薬、栄養剤、サイトカインまたはサイトカインアンタゴニストから選択される、治療的に有効量の少なくとも1つの化合物、組成物またはポリペプチドを含んで成る少なくとも1つの組成物をさらに含んでなる、請求項11に記載の組成物。
【請求項14】
液体、ガスまたは乾燥物、溶液、混合物、懸濁液、乳液もしくはコロイド、凍結乾燥調製物もしくは粉末から選択される少なくとも1つの形態である、請求項11に記載の組成物。
【請求項15】
細胞、組織、器官または動物のCH1欠失ミメティボディリガンド関連状態を診断または処置する方法であって、
(a)有効量の請求項1ないし5のいずれかに記載の少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディ核酸、ポリペプチドまたは抗体を含んでなる組成物を、該細胞、組織、器官または動物に接触または投与することを含んでなる上記方法。
【請求項16】
上記の有効量が、上記細胞、組織、器官または動物1キログラムあたり0.001〜50mgのCH1欠失ミメティボディ抗体;0.000001〜500mgの該CH1欠失ミメティボディ;または0.0001〜100μgの該CH1欠失ミメティボディ核酸である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
上記接触または上記投与が、非経口、皮下、筋肉内、静脈内、網内、気管支内、腹内、嚢内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜腔内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊椎内、滑液包内、胸内、子宮内、膀胱内、病変内局所、ボーラス、膣、直腸、頬内、舌下、鼻内または経皮から選択される少なくとも1つの様式による、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
上記(a)の接触または投与の前、同時または後に少なくとも1つの検出可能な標識もしくはレポーター、TNFアンタゴニスト、抗感染薬、心血管系(CV)薬、中枢神経系(CNS)薬、自律神経系(ANS)薬、気道薬、胃腸管(GI)薬、ホルモン薬、流体もしくは電解質バランスのための薬剤、血液製剤、抗腫瘍薬、免疫調節薬、目、耳もしくは鼻の薬、局所薬、栄養剤、サイトカインまたはサイトカインアンタゴニストから選択される、有効量の少なくとも1つの化合物またはポリペプチドを含んで成る少なくとも1つの組成物を投与することをさらに含んでなる、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
請求項1ないし5のいずれかに記載の少なくとも1つの単離されたCH1欠失ミメティボディポリペプチド、抗体または核酸を含んでなるデバイスであって、該デバイスが該少なくとも1つの該CH1欠失ミメティボディポリペプチド、抗体または核酸を、非経口、皮下、筋肉内、静脈内、網内、気管支内、腹内、嚢内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜腔内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊椎内、滑液包内、胸内、子宮内、膀胱内、病変内局所、ボーラス、膣、直腸、頬内、舌下、鼻内または経皮から選択される少なくとも1つの様式により接触または投与するために適する上記デバイス。
【請求項20】
包装材料および請求項1ないし5のいずれかに記載の少なくとも1つの単離されたCH1欠失ミメティボディポリペプチド、抗体または核酸を含んでなる容器を含んでなる、ヒトの製薬学的または診断的使用のための製品。
【請求項21】
上記容器が非経口、皮下、筋肉内、静脈内、網内、気管支内、腹内、嚢内、軟骨内、洞内、腔内、小脳内、脳室内、結腸内、頸管内、胃内、肝臓内、心筋内、骨内、骨盤内、心膜内、腹腔内、胸膜腔内、前立腺内、肺内、直腸内、腎臓内、網膜内、脊椎内、滑液包内、胸内、子宮内、膀胱内、病変内局所、ボーラス、膣、直腸、頬内、舌下、鼻内または経皮送達デバイスまたはシステムの構成要素である、請求項20に記載の製品。
【請求項22】
検出可能または回収可能な量の上記ポリペプチド、抗体または核酸を発現することができる少なくとも1つの宿主細胞、トランスジェニック動物、トランスジェニック植物、植物細胞を準備することを含んでなる、請求項1ないし5のいずれかに記載の少なくとも1つの単離されたCH1欠失ミメティボディポリペプチド、抗体または核酸の生産法。
【請求項23】
請求項22に記載の方法により生産された少なくとも1つのCH1欠失ミメティボディポリペプチド、抗体または核酸。

【公表番号】特表2006−504406(P2006−504406A)
【公表日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−517981(P2004−517981)
【出願日】平成15年6月27日(2003.6.27)
【国際出願番号】PCT/US2003/020347
【国際公開番号】WO2004/002417
【国際公開日】平成16年1月8日(2004.1.8)
【出願人】(503054122)セントカー・インコーポレーテツド (74)
【Fターム(参考)】