説明

商品情報提供装置及び商品情報提供方法

【課題】 販売する商品のリッチコンテンツ情報を店舗が容易に得られる商品情報提供装置及び商品情報提供方法を提供する。
【解決手段】 商品情報管理サーバは、店舗端末装置から送信された商品名情報を含むリッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報をサーバ検索サーバに送信する。サーバ検索サーバは、リッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報に対応するリッチコンテンツ情報を管理しているリッチコンテンツ管理サーバのサーバ識別情報をサーバ情報データベースから検索して商品情報管理サーバに送信する。商品情報管理サーバは、店舗端末装置から、商品情報登録要求情報を受信すると、受信した商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報、当該サーバ識別情報に基づいて付与したリッチコンテンツ情報識別情報を含む商品情報を商品情報データベースに商品識別情報に対応させて記憶させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、店舗が販売する商品の商品情報を、携帯電話機やパソコン等の端末装置に提供(配信)可能な商品情報提供装置及び商品情報提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの普及により、インターネットを介した商品取引(「電子取引」という)が行われている。このような電子取引を行う場合、店舗は、Webサイト(「ホームページ」)を開設する。そして、店舗は、店舗が販売する商品の商品名、商品価格、商品の写真等の商品情報をWebサイトに掲載する。顧客(消費者)は、パソコンや携帯電話機等の端末装置用いてWebサイトにアクセスし(Webサイト画面を閲覧し)、希望する商品を選択し、支払方法や配達方法等を設定することによって商品の購入手続を行う。
なお、商店街のWebサイトを開設し、この商店街のWebサイトに、複数の店舗が販売している商品の商品情報を掲載するようにした電子取引システムも提案されている。(特許文献1参照)
【特許文献1】特開2004−46682号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、Webサイトの魅力を向上させるために、商品関連情報として、アニメーション画像、3D画像や動画等の使用が要望されている。これらの、アニメーション画像、3D画像や動画等を表示するための情報は、テキスト情報や写真情報に比べてデータ量が多く、「リッチコンテンツ情報」と呼ばれている。
ここで、Webサイトを管理するWebサーバにリッチコンテンツ情報を記憶するためには、大容量の記憶装置が必要となり、Webサイトの管理コストが高くなる。
また、リッチコンテンツ情報を作成するには専門知識を要するため、店舗がリッチコンテンツ情報を利用する場合にはリッチコンテンツ作成事業者に依頼することになる。しかしながら、リッチコンテンツ作成事業者は、得意とする商品の分野や得意とするリッチコンテンツ情報の種類を有している。このため、店舗は、販売する商品のリッチコンテンツ情報を得るのが困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、Webサイトの管理コストを抑えながら、店舗が、販売する商品の商品関連情報をWebサイトに容易に掲載することができる商品情報提供装置及び商品情報提供方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載された構成を備える商品情報提供装置である。
本発明は、店舗端末装置と、商品情報管理サーバと、商品情報記憶装置と、複数の商品関連情報管理サーバと、各商品関連情報管理サーバに対応して設けられた商品関連情報記憶装置と、サーバ検索サーバと、サーバ情報記憶装置を備えている。
商品情報記憶装置は、商品名情報、商品関連情報を示す商品関連情報識別情報、商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報を含む商品情報を商品識別情報に対応させて記憶する商品情報データベースを有している。
商品関連情報記憶装置には、商品関連情報が記憶されている。
サーバ情報記憶装置には、各商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報に係る商品名情報が、各商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報に対応させて記憶されている。
店舗端末装置は、入力された商品名情報を含む商品関連情報検索要求情報や入力された商品名情報を含む商品情報登録要求情報を商品情報管理サーバに送信する。
商品情報管理サーバは、店舗端末装置から受信した商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報を含む商品関連情報管理サーバ検索要求情報をサーバ検索サーバに送信し、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報に基づいて商品関連情報識別情報を付与する。そして、店舗端末装置から受信した商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報と、付与した商品関連情報識別情報を含む商品情報を、商品情報データベースに商品識別情報に対応させて記憶する。
また、商品情報管理サーバは、購入者端末装置から受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品識別情報に対応する商品名情報と商品関連情報識別情報を商品情報データベースから読み出し、読み出した商品名情報と商品関連情報識別情報を含む商品画面情報を、商品情報送信要求情報を送信した購入者端末装置に送信する。
さらに、商品情報管理サーバは、購入者端末装置から受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報に対応する商品名情報とサーバ識別情報を商品情報データベースから読み出し、読み出した商品名情報と、商品関連情報送信要求情報を送信した購入者端末装置を示す購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、読み出したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに送信する。
サーバ検索サーバは、商品情報管理サーバから受信した商品関連情報管理サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報に対応する商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を、サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ識別情報の中から検索し、検索したサーバ識別情報を商品情報管理サーバに送信する。
商品関連情報管理サーバは、商品情報管理サーバから受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報に対応する商品関連情報を商品関連情報データベースから読み出し、読み出した商品関連情報を、商品関連情報送信要求情報に含まれている購入者端末装置識別情報で示される購入者端末装置に送信する。
「商品関連情報」としては、商品に関連する情報、好適には、商品の外観や内部の状態、商品の使用方法等を表示する「商品詳細情報」が用いられる。また、「商品関連情報」として用いられる「商品詳細情報」としては、写真情報に比べて情報量が多く、広告効果が高い、アニメーション画像情報、3D画像情報、動画情報等のいわゆる「リッチコンテンツ情報」を用いるのが好ましい。
「商品関連情報識別情報」としては、店舗が登録した商品関連情報を識別可能な情報、例えば、商品関連情報IDが用いられる。商品関連情報識別情報として商品名情報を用いることもできるが、登録した店舗を判別可能な商品名情報を用いる必要がある。
「サーバ識別情報」としては、商品関連情報管理サーバ及び当該商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報を識別可能な情報、例えば、サーバのアドレス情報等が用いられる。
「商品識別情報」としては、商品を識別可能な情報、例えば、商品IDや商品名情報等が用いられる。
「商品情報データベース」や「サーバ情報記憶装置」には、商品名情報に加えて他の情報、例えば、商品の分類情報(カテゴリ情報)、商品関連情報の種別情報(例えば、3D画像や動画)等を記憶することもできる。この場合、商品名情報とこれらの情報を用いて、商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を検索することができる。
商品名情報に基づいてサーバ検索サーバで検索したサーバ識別情報を商品情報データベースに記憶する態様としては、検索したサーバ識別情報の中から選択されたサーバ識別情報のみを商品情報データベースに記憶する態様や、検索したサーバ識別情報全てを商品情報データベースに記憶する態様を用いることができる。商品名情報に基づいて検索した複数のサーバ識別情報を商品情データベースに記憶する場合には、複数のサーバ識別情報に対して同じ商品関連情報識別情報を付与するのが好ましい。また、商品名情報に基づいて検索した複数のサーバ識別情報の全てを商品情報データベースに記憶する場合には、商品名情報を含む商品関連情報検索要求情報と商品名情報を含む商品情報登録要求情報を同時に送信する方法を用いることができる。
サーバ識別情報に対して商品関連情報識別情報を付与する時期は、サーバ識別情報を受信した時点から、商品情報を商品情報データベースに記憶するまでの間の任意の時期を選択することができる。
また、商品登録要求情報を受信した際に、商品情報データベースに記憶する「受信したサーバ識別情報」や「付与した商品関連情報識別情報」は、店舗端末装置から受信したものを用いることもできる。この場合には、商品情報管理サーバから、サーバ識別情報や商品関連情報識別情報を、商品関連情報検索要求情報を送信した店舗端末装置に送信し、店舗端末装置から、商品名情報とともにサーバ識別情報及び商品関連情報識別情報を含む商品情報登録要求情報を送信するように構成する。このような態様も、本発明の、「受信した商品登録要求情報に含まれている商品名情報と、受信したサーバ識別情報と、付与した商品関連情報識別情報を商品情報データベースに登録する」構成に含まれる。
本明細書では、「店舗端末装置」は、店舗が使用する端末装置を表している。
本明細書では、「購入者端末」は、購入者(消費者)が使用する端末装置を表している。
「購入者端末装置識別情報」としては、購入者端末装置を識別可能な情報、例えば、購入者端末装置のアドレス情報が用いられる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載された構成を備える商品情報提供装置である。
本発明は、店舗端末装置と、商品情報管理サーバと、商品情報記憶装置と、複数の商品関連情報管理サーバと、各商品関連情報管理サーバに対応して設けられた商品関連情報記憶装置と、サーバ検索サーバと、サーバ情報記憶装置と、Webサーバを備えている。
商品情報記憶装置、商品関連情報記憶装置、サーバ情報記憶装置は、請求項1と同様の情報を記憶している。
店舗端末装置は、第1発明と同様に、商品関連情報検索要求情報や商品情報登録要求情報を商品情報管理サーバに送信する。
商品情報管理サーバは、第1発明と同様に、店舗端末装置から受信した商品登録要求情報に含まれている商品名情報と、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報と、サーバ識別情報に基づいて付与した商品関連情報識別情報を含む商品情報を、商品情報データベースに商品識別情報に対応させて記憶する。
また、商品情報管理サーバは、Webサーバから受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品識別情報に対応する商品名情報と商品関連情報識別情報を商品情報データベースから読み出し、読み出した商品名情報と商品関連情報識別情報をWebサーバに送信する。
さらに、商品情報管理サーバは、Webサーバから受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報に対応する商品名情報とサーバ識別情報を商品情報データベースから読み出し、読み出した商品名情報とサーバ識別情報をWebサーバに送信する。
サーバ検索サーバは、第1発明と同様に、商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を検索して商品情報管理サーバに送信する。
Webサーバは、購入者端末装置から受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品識別情報を含む商品関連情報識別情報を商品情報管理サーバに送信し、商品情報管理サーバから受信した商品名情報と商品関連情報識別情報を含む商品画面情報を、商品情報送信要求情報を送信した購入者端末装置に送信する。
さらに、Webサーバは、購入者端末装置から受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を商品情報管理サーバに送信し、商品情報管理サーバから受信した商品名情報と、商品関連情報送信要求情報を送信した購入者端末装置を示す購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、商品情報管理サーバから受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに送信する。
商品関連情報管理サーバは、第1発明と同様に、商品関連情報を購入者端末装置に送信する。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載された構成を備える商品情報提供装置である。
本発明では、商品情報管理サーバは、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに、商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報と、商品関連情報送信要求情報を送信した店舗端末装置を示す店舗端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を送信し、商品関連情報送信要求情報を商品関連情報管理サーバに送信した後、店舗端末装置から商品情報登録要求情報を受信すると、受信した商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、前記検索サーバから受信したサーバ識別情報と、前記付与した商品関連情報識別情報を含む商品情報を商品情報データベースに記憶する。
商品関連情報管理サーバは、商品情報管理手段から受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報に対応する商品関連情報を、商品情報管理手段から受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている店舗端末装置識別情報で示される店舗端末装置に送信する。
店舗端末装置は、商品関連情報管理サーバから受信した商品関連情報を表示手段に表示する。
「店舗端末装置識別情報」としては、店舗端末装置を識別可能な情報、例えば、店舗端末装置のアドレス情報が用いられる。
また、商品登録要求情報を受信した際に、商品情報データベースに記憶する「受信したサーバ識別情報」や「付与した商品関連情報識別情報」は、店舗端末装置から受信したものを用いることもできる。この場合には、商品名情報と店舗端末装置識別情報とともに商品関連情報識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を商品情報管理サーバから商品関連情報管理サーバに送信し、商品関連情報とともに商品関連情報識別情報と商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報を店舗端末装置に送信し、店舗端末装置から、商品名情報とともに、商品関連情報識別情報とサーバ識別情報を含む商品情報登録要求情報を送信するように構成する。このような態様も、本発明の、「受信した商品登録要求情報に含まれている商品名情報と、受信したサーバ識別情報と、付与した商品関連情報識別情報を商品情報データベースに登録する」構成に含まれる。
サーバ検索サーバで複数のサーバ識別情報を検索された場合、検索されたサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに商品関連情報送信要求情報を送信する態様としては、例えば、店舗端末装置から次候補送信要求情報が送信される毎に、順次送信する態様を用いるのが好ましい。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載された構成を備える商品情報提供装置である。
本発明では、商品関連情報作成サーバを備えるとともに、サーバ情報記憶装置は、商品関連情報作成サーバが作成する商品関連情報に係る商品の商品名情報を、当該商品関連情報作成サーバを示すサーバ識別情報に対応させて記憶している。
店舗端末装置は、入力された商品名情報を含む商品関連情報作成サーバ検索要求情報をサーバ検索サーバに送信し、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報作成サーバに、入力された商品名情報と商品関連情報作成情報を送信する。
サーバ検索サーバは、店舗端末装置から受信した商品関連情報作成サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報に対応する商品関連情報を作成する商品関連情報作成サーバのサーバ識別情報を、サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ識別情報の中から検索して店舗端末装置に送信する。
商品関連情報作成サーバは、店舗端末装置から受信した商品関連情報作成情報を用いて商品関連情報を作成し、作成した商品関連情報と、店舗端末装置から受信した商品名情報を含む商品関連情報登録要求情報を商品関連情報管理サーバのいずれかに送信する。
商品関連情報作成情報を送信する商品関連情報作成サーバは、種々の方法を用いて選択することができる。
商品関連情報管理サーバは、商品関連情報作成サーバから受信した商品関連情報登録要求情報に含まれている商品名情報と商品関連情報を商品関連情報記憶装置に記憶する。
商品関連情報作成サーバで作成した商品関連情報を商品関連情報管理サーバのいずれかに送信する方法としては、予め定められている商品関連情報管理サーバに送信する方法や、作成した商品関連情報に係る商品名で示される商品の商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバをサーバ検索サーバを用いて検索し、検索した商品関連情報管理サーバに送信する方法等を用いることでもきる。
また、本発明の第5発明は、請求項5に記載された構成を備える商品情報提供装置である。
本発明では、サーバ情報記憶装置は、商品関連情報管理サーバが作成する商品関連情報に係る商品の商品名情報を、当該商品関連情報作成サーバを示すサーバ識別情報に対応させて記憶している。
店舗端末装置は、入力された商品名情報を含む商品関連情報作成サーバ検索要求情報をサーバ検索サーバに送信し、サーバ検索サーバから受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報作成サーバに、入力された商品名情報と商品関連情報作成情報を送信する。
検索サーバは、店舗端末装置から受信した商品関連情報作成サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報に対応する商品関連情報作成サーバのサーバ識別情報を、サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ識別情報の中から検索して店舗端末装置に送信する。
サーバ情報記憶装置は、商品名情報に他の情報、例えば、商品の分類情報(カテゴリ情報)、商品関連情報の種別情報等を記憶することもできる。この場合、商品名情報とこれらの情報を用いて、商品関連情報を作成する商品関連情報作成サーバのサーバ識別情報を検索することができる。
また、本発明の第6発明は、請求項6に記載された構成を備える商品情報提供装置である。
本発明の商品情報提供方法は、以下の手順を実行する。
商品関連情報検索要求情報を、店舗端末装置から商品情報管理サーバに送信する。
商品情報管理サーバで受信した商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報を含む商品関連情報管理サーバ検索要求情報を、商品情報管理サーバからサーバ検索サーバに送信する。
サーバ検索サーバで受信した商品関連情報管理サーバに含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を、サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ情報に基づいて検索し、検索したサーバ識別情報をサーバ検索サーバから商品情報管理サーバに送信する。
商品情報登録要求情報を、店舗端末装置から商品情報管理サーバに送信する。
商品情報管理サーバにより、店舗端末装置から送信された商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、サーバ検索サーバが検索したサーバ識別情報と、当該サーバ識別情報に対して付与した商品関連情報識別情報を、商品情報管理サーバが管理している商品情報記憶装置に記憶する。
購入者端末装置から商品関連情報送信要求情報が送信されると、商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報に対応する商品名情報とサーバ識別情報を商品情報記憶装置から読み出し、読み出した商品名情報と、商品関連情報送信要求情報を送信した購入者端末装置を示す購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、商品情報記憶装置から読み出したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに送信する。
商品関連情報送信要求情報を受信した商品関連情報管理サーバから、受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を、受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている購入者端末装置識別情報で示される購入者端末装置に送信する。
商品名情報に基づいて商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を検索する態様には、商品名情報と他の情報、例えば、商品の分類情報(カテゴリ情報)、商品関連情報の種別情報等を用いて商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を検索する態様が含まれる。
商品名情報に基づいて検索されたサーバ識別情報を商品情報記憶装置に記憶する態様としては、検索したサーバ識別情報の中から選択されたサーバ識別情報のみを商品情報記憶装置に記憶する態様や、検索したサーバ識別情報全てを商品情報記憶装置に記憶する態様を用いることができる。商品名情報に基づいて検索した複数のサーバ識別情報の全てを商品情報記憶装置に記憶する態様を用いる場合には、商品名情報を含む商品関連情報検索要求情報と商品名情報を含む商品情報登録要求情報を同時に送信することができる。
購入者端末装置から商品関連情報送信要求情報を商品情報管理サーバに送信する方法としては、購入者端末装置から商品情報管理装置に送信する方法を用いることもできるし、Webサーバ等の他の装置を介して送信する方法を用いることもできる。
同様に、商品名情報と購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を商品関連情報管理サーバに送信する方法としては、商品情報管理サーバから商品関連情報管理サーバに送信する方法を用いることもできるし、Webサーバ等の他の装置を介して送信する方法を用いることもできる。
【発明の効果】
【0005】
請求項1に記載の商品情報提供装置では、商品関連情報を含む商品情報をWebサイトに形成するため、店舗及び購入者にとって魅力あるWebサイトを開設することができる。
本発明では、商品関連情報として、商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報を用いているため、Webサイト側に商品関連情報を記憶させる記憶装置を設ける必要がなく、Webサイトの管理コストを抑えることができる。特に、商品関連情報としてリッチコンテンツ情報を用いる場合には、Webサイト側の管理コストの抑制効果及び広告効果をより高めることができる。
また、本発明では、サーバ検索サーバを用いて、店舗が提供する商品の商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバを検索する。これにより、店舗は、自己が提供する商品の商品関連情報を作成する手間や、自己が提供する商品の商品関連情報を作成する商品関連情報作成事業者を探す手間等が不要となり、商品関連情報をWebサイトに容易に掲載することができる。
特に、商品情報管理サーバの商品情報管理処理としてWebサービスを用いることにより、店舗端末装置での入力操作が容易となる。また、商品関連情報管理サーバの商品関連情報管理処理としてWebサービスを用いることにより、商品情報管理サーバと商品関連情報管理サーバとを容易に連携することができるため、Webサイトに掲載する商品関連情報として商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報を使用可能な本発明の構築が非常に容易となる。
請求項2に記載の商品情報提供装置は、請求項1に記載の商品情報提供装置と同様の効果を有している。
請求項3に記載の商品情報提供装置を用いれば、サーバ検索サーバによって検索された商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報を店舗端末装置に送信するため、店舗は、検索された商品関連情報を確認することができる。
ここで、サーバ検索サーバによって検索された複数の商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報を店舗端末装置に順次送信して表示手段に表示させるように構成することにより、店舗は、検索された複数の商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報を確認しながら、好みの商品関連情報を登録することができる。
請求項4に記載の商品情報提供装置では、店舗は、提供する商品の商品関連情報を店舗端末装置を用いて作成することができるため、商品関連情報を容易に、短時間で作成することができる。この場合、店舗が作成した商品関連情報を商品関連情報管理サーバに登録することにより、店舗が作成した商品関連情報を有効に利用することができる。
請求項5に記載の商品情報提供装置では、店舗は、提供する商品の商品関連情報を作成するのに適した商品関連情報作成サーバを簡単に選択することができる。
請求項6に記載の商品情報管理方法は、請求項1に記載の商品情報提供装置と同様の効果を有している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
ここで、近年、異なるコンピュータに分散して配置されているソフトウェアをインターネットを介して利用可能なシステムの開発が要望されている。この場合、インターネットを介してアプリケーション(ソフトウェア)同士を連係させる必要がある。
そこで、インターネットを介してアプリケーション同士を連係させる技術として、「Webサービス」が開発されている。
Webサービスでは、SOAP(Simple Object Access Protocol)、WSDL(Web Service Description Language)、UDDI(Universal Description and Integration)が用いられている。
SOAPは、Webサービスで使用されるメッセージのフォーマットや処理ルールを定めた通信規約である。SOAP規格に対応したXML(eXtensible Markup Language)形式のメッセージを「SOAPメッセージ」という。SOAPメッセージは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のインターネット通信プロトコルを用いて送受信される。
WSDLは、Webサービスのインターフェースを記述するための記述言語である。WSDLで記述したXML形式の文章を「WSDL文章」という。
UDDIは、Webサービスを効果的に利用するために、Webサービスを登録・公開する仕様である。UDDIには、Webサービスの内容、Webサービスの提供者名、分類、Webサービスを利用するためのアドレス(URLやIPアドレス)、Webサービスの仕様、WebサービスのWSDLを取得するためのアドレス等の情報が含まれている。UDDIを登録する場所を「UDDIレジストリ」という。UDDIとの間の通信は、XML形式の文章により行われる。
Webサービスを利用する場合には、UDDIレジストリから、利用するWebサービスについての情報を検索する。そして、利用するWebサービスのアドレスにアクセスし、利用するWebサービスの仕様が記述されたWSDLを取得する。
Webサービスでは、XML形式の文章を用いるため、端末装置での入力処理が容易である。また、Webサービスの仕様を記述したWSDLを取得するのみで、ソフトウェアを変更する必要がないため、アプリケーション(ソフトウェア)同士の連係が容易である。
本実施の形態では、このWebサービスを利用している。
【0007】
本発明の第1の実施の形態の概略構成図を図1に示す。本実施の形態では、商品関連情報としてリッチコンテンツ情報を用い、商品情報記憶装置としてリッチコンテンツ情報記憶装置を用い、商品関連情報管理サーバとしてリッチコンテンツ管理サーバを用いている。
本実施の形態は、概略、店舗端末装置10、商品情報管理サーバ20、Webサーバ40、リッチコンテンツ管理サーバ50、サーバ検索サーバ70、購入者端末装置80、決済サーバ90等により構成されている。各装置は、インターネット100を介して接続されている。
また、商品情報管理サーバ20がアクセス可能な商品情報記憶装置30、リッチコンテンツ管理サーバ50がアクセス可能なリッチコンテンツ情報記憶装置51、サーバ検索サーバ70がアクセス可能なサーバ情報記憶装置71が設けられている。なお、商品情報記憶装置30、リッチコンテンツ情報記憶装置51、サーバ情報記憶装置71は、対応するサーバがアクセス可能であればよく、インターネット100に接続されていてもよい。
【0008】
店舗端末装置10は、店舗端末処理手段10a、商品情報管理Webサービス用文章処理手段10b、商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段10cを有している。各手段は、ハードウェアで構成することもできるし、ソフトウェアで構成することもできる。なお、図示は省略しているが、店舗端末装置10は、これ以外に、キーボード、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る読取装置等の入力手段(店舗側入力手段)や、表示手段(店舗側表示手段)、処理プログラム等が記憶されている記憶手段(店舗側記憶手段)、送信手段(店舗側送信手段)、受信手段(店舗側受信手段)等を有している。
商品情報管理Webサービス用文章処理手段10b、商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段10cは、商品情報管理サーバ20が提供する商品情報管理Webサービスを店舗端末装置10が利用可能とするためのものであり、商品情報管理サーバ20に設けられている商品情報管理Webサービス用文章処理手段20b、商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段20cと同様の構成である。
商品情報管理Webサービス用文章処理手段10b、20bは、相手方に送信する情報(送信情報)を、商品情報管理サーバ20が提供する商品情報管理Webサービスで定義される記述形式で記述した文章(商品情報管理文章)に変換する変換処理、あるいは、逆に、文章(商品情報管理文章)から、相手方から送信された送信情報(受信情報)を抽出する抽出処理を実行する。
商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段10c、20cは、商品情報管理Webサービス用文章処理手段10b、20bで変換された文章(商品情報管理文章)を、商品情報管理サーバ20が提供する商品情報管理Webサービスで定義されるフォーマットを有するメッセージ(商品情報管理メッセージ)に変換する変換処理、あるいは、逆に、受信したメッセージ(商品情報管理メッセージ)から文章(商品情報管理文章)を抽出する抽出処理を実行する。
本実施の形態では、商品情報管理Webサービス用文章処理手段は、前述したWSDLを用いて変換処理あるいは抽出処理を実行する。また、商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段は、前述したSOAPを用いて変換処理あるいは抽出処理を実行する。
【0009】
店舗端末処理手段10aは、店舗側入力手段で入力された送信情報を店舗側送信手段から送信させる処理、店舗側受信手段で受信した情報から受信情報(相手側から送信された送信情報)を抽出する処理を各手段に実行させる処理を管理する。
本実施の形態では、店舗側送信手段として、メッセージ(例えば、商品情報管理メッセージ)をHTTP等のインターネットプロトコルを用いてインターネットに送信する処理を実行する送信手段を用い、店舗側受信手段として、インターネットから受信した情報からHTTP等のインターネットプロトコルを用いてメッセージ(例えば、商品情報管理メッセージ)を抽出する処理を実行する受信手段を用いている。
【0010】
商品情報管理サーバ20は、商品情報管理手段20a、商品情報管理Webサービス用文章処理手段20b、商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段20c、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段20d、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段20eを有している。各手段は、ハードウェアで構成することもできるし、ソフトウェアで構成することもできる。なお、図示は省略しているが、商品情報管理サーバ20は、これ以外に、キーボード、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る読取装置等の入力手段(商品管理側入力手段)や、表示手段(商品管理側表示手段)、処理プログラム等が記憶されている記憶手段(商品管理側記憶手段)、送信手段(商品管理側送信手段)、受信手段(商品管理側受信手段)等を有している。
【0011】
商品情報管理Webサービス用文章処理手段20b、商品情報管理Webサービス用メッセージ処理手段20cは、前述したように、商品情報管理サーバ20が商品情報管理Webサービスを提供するために設けられている。
リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段20d、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段20eは、リッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスを商品情報管理サーバ20が利用可能とするためのものであり、リッチコンテンツ管理サーバ50に設けられているリッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段50b、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段50cと同様の構成である。
リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段20d、50bは、相手方に送信する情報(送信情報)を、リッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスで定義される記述形式で記述した文章(リッチコンテンツ管理文章)に変換する変換処理、あるいは、逆に、文章(リッチコンテンツ管理文章)から受信情報(相手方から送信された送信情報)を抽出する抽出処理を実行する。
リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段20e、50cは、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段20d、50bで変換された文章(リッチコンテンツ管理文章)を、リッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスで定義されるフォーマットを有するメッセージ(リッチコンテンツ管理メッセージ)に変換する変換処理、あるいは、逆に、受信したメッセージ(リッチコンテンツ管理メッセージ)から文章(リッチコンテンツ管理文章)を抽出する抽出処理を実行する。
本実施の形態では、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段20d、50bは、前述したWSDLを用いて変換処理あるいは抽出処理を実行する。また、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段20e、50cは、前述したSOAPを用いて変換処理あるいは抽出処理を実行する。
【0012】
商品情報記憶装置30は、商品情報データベース30a、店舗情報データベース30b、会員情報データベース30c、売上情報データベース30dを有している。
商品情報データベース30aは、店舗が提供した商品情報を記憶する。商品情報データベース30aの実施例を図3に示す。
図3に示す商品情報データベースには、商品を提供した店舗を示す店舗識別情報(例えば、店舗ID)、商品名情報、価格情報、商品のカテゴリを示すカテゴリ情報(分類を示す分類情報)、商品に関するコメント情報、商品の写真情報、商品のリッチコンテンツ情報を示すリッチコンテンツ識別情報(例えば、リッチコンテンツID)、リッチコンテンツ情報を管理しているリッチコンテンツ管理サーバ50を示すサーバ識別情報(例えば、サーバのアドレス情報、サーバ名情報、サーバID)等を含む商品情報が、商品を示す商品識別情報(例えば、商品ID)に対応させて記憶されている。
【0013】
店舗情報データベース30bは、商品情報を提供する店舗の店舗情報を記憶する。
店舗情報データベースの実施例を図4に示す。
図4に示す店舗情報データベースには、店舗名情報、店舗の住所情報、店舗パスワード情報等の店舗情報が、店舗を示す店舗識別情報(例えば、店舗ID)に対応させて記憶されている。
図5に示す会員情報データベースは、会員制を採用する場合に用いられ、会員の氏名情報、住所情報、購入履歴情報等の会員情報を、会員を示す会員識別情報(例えば、会員ID)に対応させて記憶されている。
売上情報データベース30dは、各店舗が提供した商品の売上情報を記憶する。売上情報データベースの実施例を図6に示す。
図6に示す売上情報データベースは、売上情報を店舗毎に記憶する店舗別売上情報データベースと、購入者毎に記憶する購入者別売上情報データベースを有している。
店舗別売上情報データベースには、売上商品を示す売上商品識別情報(例えば、商品ID)、売上個数情報、売上金額情報等の売上情報が、店舗を示す店舗識別情報(例えば、店舗ID)に対応させて記憶されている。図6に示す店舗別売上情報データベースは1ヶ月分の売上情報を集計したものである。勿論、日毎や週毎の売上情報を記憶させてもよい。
購入者別売上情報データベースには、購入者名情報、購入日時情報、購入した商品を示す商品識別情報(例えば、商品ID)、商品名情報、購入個数情報、購入金額情報、決済方法情報等の売上情報が、購入者を示す購入者識別情報(例えば、購入者ID)に対応させて記憶されている。購入者IDとしては、会員IDを用いることもできる。
【0014】
本実施の形態では、商品情報管理手段20aは、商品管理側受信手段で受信した情報を商品情報記憶装置30のデータベースに記憶させる処理、商品管理側受信手段で受信した要求情報に基づいて、商品情報記憶装置30のデータベースに記憶されている情報を読み出し、商品管理側送信手段から送信する処理等を管理する。
本実施の形態では、商品管理側送信手段として、メッセージ(例えば、リッチコンテンツ管理メッセージ)をHTTP等のインターネットプロトコルを用いてインターネットに送信する処理を実行する送信手段を用い、商品管理側受信手段として、インターネットから受信した情報からHTTP等のインターネットプロトコルを用いてメッセージ(例えば、リッチコンテンツ管理メッセージ)を抽出する処理を実行する受信手段を用いている。
【0015】
リッチコンテンツ管理サーバ50は、リッチコンテンツ管理手段50a、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段50b、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段50cを有している。各手段は、ハードウェアで構成することもできるし、ソフトウェアで構成することもできる。なお、図示は省略しているが、リッチコンテンツ管理サーバ50は、これ以外に、キーボード、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る読取装置等の入力手段(リッチコンテンツ管理側入力手段)や、表示手段(リッチコンテンツ管理側表示手段)、処理プログラム等が記憶されている記憶手段(リッチコンテンツ管理側記憶手段)、送信手段(リッチコンテンツ管理側送信手段)、受信手段(リッチコンテンツ管理側受信手段)等を有している。
リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段50b、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段50cは、前述したように、リッチコンテンツ管理サーバ50がリッチコンテンツ管理Webサービスを提供するために設けられている。
【0016】
リッチコンテンツ情報記憶装置51は、リッチコンテンツ管理サーバ50に対応して設けられ、リッチコンテンツ管理サーバ50が管理するリッチコンテンツ情報を記憶する。
リッチコンテンツ情報記憶装置51は、リッチコンテンツ情報データベース51aを有している。
リッチコンテンツ情報データベース51aの実施例を図7に示す。図7に示すリッチコンテンツ情報データベースは、リッチコンテンツ情報、リッチコンテンツ情報に係る商品の商品名情報、カテゴリ情報(分類情報)、リッチコンテンツ情報の種別情報等が、リッチコンテンツ情報を示すリッチコンテンツ識別情報(例えば、リッチコンテンツID)に対応させて記憶されている。
なお、リッチコンテンツ情報データベース51aのリッチコンテンツIDは、リッチコンテンツ情報データベース51a用のものである。
本実施の形態では、リッチコンテンツ管理手段50aは、リッチコンテンツ管理側受信手段で受信した要求情報に基づいて、リッチコンテンツ情報データベース51aに記憶されているリッチコンテンツ情報を読み出し、リッチコンテンツ管理側送信手段から送信する送信処理や、リッチコンテンツ管理側受信手段で受信したリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ情報データベース51aに書き込む(記憶させる)書込処理等を実行する。
本実施の形態では、リッチコンテンツ情報が本発明の「商品関連情報」に対応し、リッチコンテンツ管理サーバ50が本発明の「商品関連情報管理サーバ」に対応し、リッチコンテンツ情報記憶装置51が本発明の「商品関連情報記憶装置」に対応する。
【0017】
サーバ検索サーバ70は、サーバ検索手段70aを有している。なお、図示は省略しているが、サーバ検索サーバ70は、これ以外に、キーボード、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る読取装置等の入力手段(サーバ検索側入力手段)や、表示手段(サーバ検索側表示手段)、処理プログラム等が記憶されている記憶手段(サーバ検索側記憶手段)、送信手段(サーバ検索側送信手段)、受信手段(サーバ検索側受信手段)等を有している。
また、サーバ検索サーバ70がアクセス可能なサーバ情報記憶装置71は、サーバ情報データベース71aを有している。
本実施の形態では、サーバ情報データベース71aとして、Webサービスの検索を行うためのUDDIレジストリを用いている。UDDIレジストリとの通信は、XML形式で行うため、Webサービスを利用する必要がない。
サーバ情報データベース71aの実施例を図8に示す。図8に示すサーバ情報データベースには、サーバが提供しているWebサービスのWebサービス名情報、Webサービスのカテゴリ情報(分類情報)、Webサービスの仕様を記述したWSDLを取得するためのアドレス情報(IPアドレスやURL)等のサーバ情報が記憶されている。
なお、サーバ情報には、サーバが提供するWebサービスの内容に応じて種々の情報が含まれる。例えば、リッチコンテンツ管理Webサービスを提供するリッチコンテンツ管理サーバ50に対しては、リッチコンテンツ管理サーバ50が管理しているリッチコンテンツ情報に係る商品の商品名情報、商品のカテゴリ情報、リッチコンテンツ情報の種別情報等が含まれる。
本実施の形態では、サーバ情報に含まれているアドレス情報を、当該サーバを示すサーバ識別情報として用いている。
これらのサーバ情報は、Webサービスを検索するための検索情報として用いられる。
本実施の形態では、サーバ検索手段70aは、サーバ検索側受信手段で受信した検索情報(例えば、商品名情報)に基づいて、Webサービスのアドレス情報(Webサービスを提供しているサーバのアドレス情報)を検索し、検索したWebサービスのアドレス情報(Webサービスを提供しているサーバのアドレス)をサーバ検索側送信手段から送信する処理等を実行する。
なお、本実施の形態では、各Webサービス用メッセージ処理手段はSOAPを用いているため、各Webサービスを利用する場合には、各Webサービスを利用するためのWSDL(各Webサービス用文章処理手段を構成するための情報)のみを取得すればよい。
【0018】
本実施の形態では、店舗は、商品情報を商品情報管理サーバ20に登録する際(商品情報を商品情報記憶装置30の商品情報データベース30aに記憶する際)、リッチコンテンツ情報に関しては、リッチコンテンツ管理サーバ50が管理している(リッチコンテンツ管理サーバ50に対応するリッチコンテンツ情報データベース51aに記憶されている)リッチコンテンツ情報を商品情報管理サーバ20に登録する。
このため、リッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に登録する(リッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に対応するリッチコンテンツ情報記憶装置51に記憶する)ための構成を図2を参照して説明する。なお、図2には、リッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ情報管理サーバ50に登録する際に用いられる構成のみを示している。
図2には、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ情報作成情報を用いてリッチコンテンツ情報を作成し、作成したリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に登録する(リッチコンテンツ情報データベース51aに記憶する)際に用いられるリッチコンテンツ作成サーバ60、リッチコンテンツ作成事業者に依頼して作成したリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ作成事業者がリッチコンテンツ管理サーバ50に登録する(リッチコンテンツ情報データベース51aに記憶する)際に用いられるリッチコンテンツ事業者端末装置110が示されている。
【0019】
リッチコンテンツ作成サーバ60は、リッチコンテンツ作成管理手段60a、リッチコンテンツ作成手段60b、リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段60c、リッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段60d、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段60e、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段60fを有している。各手段は、ハードウェアで構成することもできるし、ソフトウェアで構成することもできる。なお、図示は省略しているが、リッチコンテンツ作成サーバ60は、これ以外に、キーボード、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る読取装置等の入力手段(リッチコンテンツ作成側入力手段)や、表示手段(リッチコンテンツ作成側表示手段)、処理プログラム等が記憶されている記憶手段(リッチコンテンツ作成側記憶手段)、送信手段(リッチコンテンツ作成側送信手段)、受信手段(リッチコンテンツ作成側受信手段)等を有している。
【0020】
リッチコンテンツ作成手段60bは、リッチコンテンツ作成情報を用いてリッチコンテンツ情報を作成する。
リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段60c、リッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段60dは、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを店舗端末装置10が利用可能とするためのものである。
リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段60cは、相手方に送信する情報(送信情報)を、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスで定義される記述形式で記述した文章(リッチコンテンツ作成文章)に変換する変換処理、あるいは、逆に、文章(リッチコンテンツ作成文章)から受信情報(相手方から送信された送信情報)を抽出する抽出処理を実行する。
リッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段60dは、リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段60cで変換された文章(リッチコンテンツ作成文章)を、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスで定義されるフォーマットを有するメッセージ(リッチコンテンツ作成メッセージ)に変換する変換処理、あるいは、逆に、受信したメッセージ(リッチコンテンツ作成メッセージ)から文章(リッチコンテンツ作成文章)を抽出する抽出処理を実行する。
リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段60e、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段60fは、前述した、リッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスをリッチコンテンツ作成サーバ60が利用可能とするためのものである。
【0021】
本実施の形態では、リッチコンテンツ作成管理手段60aは、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ情報作成情報を用いてリッチコンテンツ作成手段60bにリッチコンテンツ情報を作成させる処理、リッチコンテンツ作成手段60bで作成したリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に送信して登録する処理(リッチコンテンツ管理サーバ50に対応するリッチコンテンツ情報データベース51aに記憶する処理)を実行する。
【0022】
リッチコンテンツ事業者端末装置110は、事業者端末処理手段110a、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段110b、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段110cを有している。なお、図示は省略しているが、リッチコンテンツ事業者端末装置110は、これ以外に、キーボード、マウス、記憶媒体に記憶されている情報を読み取る読取装置等の入力手段(事業者側入力手段)や、表示手段(事業者側表示手段)、処理プログラム等が記憶されている記憶手段(事業者側記憶手段)、送信手段(事業者側送信手段)、受信手段(事業者側受信手段)等を有している。
リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段110b、リッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段110cは、前述した、リッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスをリッチコンテンツ事業者端末装置110が利用可能とするためのものである。
本実施の形態では、事業者処理手段110aは、事業者側入力手段により入力された、リッチコンテンツ作成事業者が作成したリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に送信して登録する処理(リッチコンテンツ情報データベース51aに記憶させる処理)を実行する。
【0023】
また、店舗端末装置10には、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを店舗端末装置10が利用可能とするための、リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段10f、リッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段10gが設けられている。
【0024】
まず、リッチコンテンツ作成サーバ60を用いて、リッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に登録する(リッチコンテンツ情報データベース51aに記憶する)動作を図26の動作フロー図を用いて説明する。リッチコンテンツ作成サーバ60を用いてリッチコンテンツを作成する動作は、図26の(A)に示されている。
ここで、店舗端末装置10にリッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを利用するためのクライアントソフトウェアがインストールされている場合(リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段10f、リッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段10gが構成されている場合)には、店舗の担当者は、例えば、店舗端末装置10の店舗側表示手段に表示されているリッチコンテンツ作成アイコンを選択する。これにより、店舗端末装置20は、リッチコンテンツ作成サーバ60にリッチコンテンツ作成Webサービスの利用要求情報を送信する。(図26の(3)参照)
【0025】
一方、店舗端末装置10にリッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを利用するためのクライアントソフトウェアがインストールされていない場合には、リッチコンテンツ作成サーバを検索させるための検索情報を入力手段により入力し、入力された検索情報を含むリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報をサーバ検索サーバ70に送信する。例えば、店舗が作成するリッチコンテンツ情報に係る商品の商品名情報「電磁調理機用鍋」、商品のカテゴリ情報[オール電化グッズ]、リッチコンテンツ情報種別情報[3D画像]を検索情報として含むリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報を送信する。(図26の(1)参照)
サーバ検索手段70aは、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報に含まれている検索情報に該当するWebサービスのアドレス情報(サーバアドレス情報)をサーバ情報データベース71aから検索する。そして、検索したサーバアドレス情報を、リッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報を送信した店舗端末装置10に送信する。例えば、リッチコンテンツ作成サーバ60のアドレス情報を送信する。(図26の(2)参照)
店舗の担当者は、店舗端末装置10により、受信したアドレス情報で示されるリッチコンテンツ作成サーバ60にアクセスし、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを利用するためのクライアントソフトウェアをダウンロードする。これにより、店舗端末装置10に、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを利用するためのリッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段10fとリッチコンテンツ作成Weサービス用メッセージ処理手段10gが形成される。
そして、前記と同様に、店舗端末装置10の店舗側表示手段に表示されているリッチコンテンツ作成アイコンを選択し、店舗端末装置10から、リッチコンテンツ作成サーバ60にリッチコンテンツ作成Webサービスの利用要求情報を送信させる。
なお、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを利用するためのクライアントソフトウェアをインストールする方法はこれに限定されない。
【0026】
以上のように、店舗端末装置10が、リッチコンテンツ作成サーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスを利用する場合には、リッチコンテンツサーバ60が提供するリッチコンテンツ作成Webサービスのクライアントソフトウェアをインストールし、端末装置10にリッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段10fとリッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段10gを形成する。これにより、リッチコンテンツ作成Webサービス用文章処理手段60c、10fとリッチコンテンツ作成Webサービス用メッセージ処理手段60d、10gを用いて、店舗端末装置10とリッチコンテンツ作成サーバ60との間で、リッチコンテンツ作成のための情報が送受信される。
これは、他のWebサービスを利用する場合も同様である。
以下では、Webサービス用文章処理手段やWebサービス用メッセージ処理手段の処理に関する動作説明は省略する。
【0027】
リッチコンテンツ作成サーバ60は、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ作成Webサービスの使用要求情報を受信すると、店舗端末装置10にリッチコンテンツ種別入力画面情報を送信する。
これにより、店舗端末装置10の店舗側表示手段には、例えば、図9に示す[リッチコンテンツ種別入力画面]210が表示される。図9に示す[リッチコンテンツ種別入力画面]210は、商品名情報入力部210aと、作成するリッチコンテンツの種別情報を入力する「動画」種別入力部210bと「3D画像」入力部210cを有している。なお、[リッチコンテンツ種別入力画面]210で、商品のカテゴリ情報等の他の情報も入力可能にしてもよい。
店舗の担当者は、店舗端末装置10の店舗側表示手段に表示されている[リッチコンテンツ種別入力画面]210の商品情報入力部210aに商品名情報、例えば「電磁調理器用鍋」を入力し、リッチコンテンツ情報入力部、例えば、「3D画像」入力部210cを選択する。これにより、店舗端末装置10は、商品名情報「電磁調理器用鍋」と「3D画像」種別情報をリッチコンテンツ作成サーバ60に送信する。
リッチコンテンツ作成サーバ60は、店舗端末装置10から送信された商品名情報「電磁調理器用鍋」と「3D画像」種別情報を受信すると、3D画像情報を作成するリッチコンテンツ作成手段60bを作動させる。リッチコンテンツ作成手段60bは、3D画像情報を作成するのに必要なリッチコンテンツ情報作成情報の入力指示画面を店舗端末装置10に送信する。
これにより、店舗の担当者は、店舗側入力手段(例えば、読取装置)からリッチコンテンツ情報作成情報を入力する。店舗端末装置10は、店舗側入力手段により入力されたリッチコンテンツ情報作成情報をリッチコンテンツ作成サーバ60に送信する。(図26の(4)参照)
リッチコンテンツ作成手段60bは、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ情報作成情報を用いてリッチコンテンツ情報を作成する。そして、作成したリッチコンテンツ情報を店舗端末装置10に送信する。(図26の(5)参照)
これにより、店舗端末装置10の店舗側表示手段には、例えば、図10に示す[確認画面]220が表示される。図10に示す[確認画面]220では、リッチコンテンツ情報表示部220aに、リッチコンテンツ作成サーバ60で送信されたリッチコンテンツ情報(この場合、3D画像)が表示される。店舗の担当者は、[確認画面]220のリッチコンテンツ情報表示部220aに表示されたリッチコンテンツ情報でOKであれば[OK]部220bを、NGであれば[NG]部220cを選択する。
店舗端末装置10は、[OK]部220bが選択された場合には、「OK」情報(登録要求情報)をリッチコンテンツ作成サーバ60に送信する。(図26の(7)参照)
一方、[NG]部220cが選択された場合には「NG」情報(再作成要求情報)をリッチコンテンツ作成サーバ60に送信する。(図26の(6)参照)
リッチコンテンツ作成サーバ60は、「OK」情報を受信した場合には、リッチコンテンツ登録画面情報を店舗端末装置10に送信する。これにより、店舗端末装置10の店舗側表示手段には、例えば、図11に示す[リッチコンテンツ登録画面]230が表示される。図11に示す[リッチコンテンツ登録画面]230では、商品名情報表示部に、受信した商品名情報「電磁調理器用鍋」が表示されるとともに、リッチコンテンツID(リッチコンテンツ情報識別情報)表示部230bに、作成したリッチコンテンツ識別を示すリッチコンテンツID(リッチコンテンツ情報識別情報)「H1111」が表示される。なお、[リッチコンテンツ登録画面]230に表示されるリッチコンテンツIDは、後述する、商品情報管理サーバが付与するリッチコンテンツIDとは異なる。
一方、リッチコンテンツ作成サーバ60は、「NG」情報(再作成用要求情報)を受信した場合には、リッチコンテンツ情報の作成を繰り返す。
【0028】
リッチコンテンツ作成サーバ60で作成されたリッチコンテンツ情報は、商品名情報とともにリッチコンテンツ管理サーバ50に送信されて登録される(リッチコンテンツ管理サーバ50に対応するリッチコンテンツ情報記憶装置51のリッチコンテンツ情報データベース51aに記憶される)。(頭26の(8)参照)
商品名情報とリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に登録する際には、リッチコンテンツ作成サーバ60は、リッチコンテンツ管理Webサービス用文章処理手段60eとリッチコンテンツ管理Webサービス用メッセージ処理手段60fを用い、リッチコンテンツ管理サーバ60が提供しているリッチコンテンツ管理Webサービスを用いる。
リッチコンテンツ作成サーバ60で作成したリッチコンテンツ情報を登録するリッチコンテンツ管理サーバ50(リッチコンテンツ情報を記憶するリッチコンテンツ情報データベース51a)は、適宜の方法で決定することができる。
例えば、リッチコンテンツ作成サーバ60に対応するリッチコンテンツ管理サーバ50を予め定めておく方法を用いることができる。この場合には、定められたリッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスに対するクライアントソフトのみインストールすればよい。
あるいは、サーバ検索サーバ70を用いて、作成したリッチコンテンツ情報の管理に適切なリッチコンテンツ管理サーバ50を検索する方法を用いることができる。
例えば、リッチコンテンツ作成サーバ60からサーバ検索サーバ70に、作成したリッチコンテンツ情報に係る商品の商品名情報([リッチコンテンツ種別入力画面]210で入力されたもの)を含むリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報を送信する。
サーバ検索サーバ70は、リッチコンテンツ作成サーバ70から送信されたリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ作成サーバ検索要求情報で示される商品名情報で示される商品の商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報をサーバ情報データベースから検索し、検索したサーバ識別情報をリッチコンテンツ作成サーバ60に送信する。
リッチコンテンツ作成サーバ60は、サーバ検索サーバ70から送信されたサーバ識別情報を受信すると、受信したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバ50にアクセスし、リッチコンテンツ管理サーバ50が提供しているリッチコンテンツ管理Webサービスを利用するためのクライアントソフトウェアをダウンロードする。
そして、リッチコンテンツ作成サーバ60は、商品名情報と、作成したリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ管理サーバ50に送信する。
【0029】
次に、リッチコンテンツ作成事業者がリッチコンテンツ情報を作成し、リッチコンテンツ事業者端末装置110からリッチコンテン管理サーバ50に送信して登録する動作を図26を用いて説明する。リッチコンテンツ事業者端末装置110を用いてリッチコンテンツ情報を登録する動作は、図26の(C)に示されている。
リッチコンテンツ事業者は、作成したリッチコンテンツ情報を送信するリッチコンテンツ管理サーバ50を選択する。
リッチコンテンツ管理サーバ50を選択する方法としては種々の方法を用いることができる。
例えば、リッチコンテンツ事業者端末装置110にリッチコンテンツ管理サーバ50を予め定めておく方法を用いることができる。この場合には、定められたリッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスに対するクライアントソフトウェアのみインストールすればよい。
あるいは、サーバ検索サーバ70を用いて、作成したリッチコンテンツ情報の管理に適切なリッチコンテンツ管理サーバ50を検索し、検索したリッチコンテンツ管理サーバ50に送信する方法を用いることができる。
この場合には、リッチコンテンツ事業者端末装置110からサーバ検索サーバ70に、例えば、商品名情報を含むリッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報を送信する。
そして、サーバ検索サーバ70で検索されたサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバ50が提供するリッチコンテンツ管理Webサービスに対するクライアントソフトウェアをダウンロードする。その後、リッチコンテンツ事業者端末装置110から、リッチコンテンツ管理サーバ50に商品名情報とリッチコンテンツ情報を送信して登録する。(図26の(21)、(22)参照)
【0030】
また、店舗が作成したリッチコンテンツ情報を、店舗端末装置10からリッチコンテンツ管理サーバ50に送信して登録する方法を用いることもできる。店舗端末装置10を用いてリッチコンテンツ情報を登録する動作は、図26の(B)に示されている。
店舗端末装置10からリッチコンテンツ情報を送信するリッチコンテンツ管理サーバ50を決定する方法や店舗端末装置10からリッチコンテンツ管理サーバ50にリッチコンテンツ情報を送信する方法としては、リッチコンテンツ事業者端末装置110からリッチコンテンツ情報を送信して登録する場合と同様の方法を用いることができる。
【0031】
リッチコンテンツ管理サーバ50にリッチコンテンツ情報を登録した場合には、リッチコンテンツ管理サーバ50に登録された(リッチコンテンツ管理サーバ50が管理している)リッチコンテンツ情報を店舗が利用できるようにするために、登録したリッチコンテンツ情報に関するサーバ情報(例えば、リッチコンテンツ情報に関する商品の商品名情報、カテゴリ情報、リッチコンテンツ種別情報、当該リッチコンテンツ情報を管理しているリッチコンテンツ管理サーバを示すサーバ識別情報)をサーバ情報データベース71aに記憶させる必要がある。
リッチコンテンツ管理サーバ50に登録したリッチコンテンツ情報に関するサーバ情報をサーバ情報データベース71aに記憶させる方法としては、係員等が、端末装置を用いてサーバ情報をサーバ検索サーバ70に送信する方法を用いることもできるが、リッチコンテ管理サーバ50が、サーバ情報をサーバ検索サーバ70に送信する方法を用いるのが好ましい。例えば、リッチコンテンツ管理サーバ50は、新しいリッチコンテンツ情報を登録すると、当該登録したリッチコンテンツ情報に関するサーバ情報をサーバ検索サーバ70に送信するように構成する。これにより、係員の処理負担が軽減される。
【0032】
次に、本実施の形態の、商品登録時の動作及び購入者がWebサイト(Webショップ)をアクセスした時の動作を、図12〜図25に示す表示画面及び図27に示す動作フローを用いて説明する。なお、以下では、店舗端末装置10には、商品情報管理サーバ20が提供する商品情報管理Webサービスを利用するためのクライアントプログラムがインストールされているものとする。
【0033】
店舗からWebショップに商品情報を掲載する場合(商品情報を登録する場合)には、店舗の担当者(以下、単に「店舗」という)は、例えば、店舗端末装置10の表示手段に表示されているアイコン「Webショップ」を選択する。これにより、店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20に商品情報管理Webサービスの利用要求情報を送信する。
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信されたWebサービスの利用要求情報を受信すると、認証情報入力画面情報を店舗端末装置10に送信する。
店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20から送信された認証情報入力画面情報を受信すると、例えば、図12に示す[認証情報入力画面]240を店舗側表示手段に表示する。
店舗は、[認証情報入力画面]240で認証情報を入力する。例えば、店舗ID入力部240aに店舗ID[AA1111]を、パスワード入力部240bにパスワード[******]を入力した後、「確定」部240cを選択する。これにより、店舗端末装置10は、店舗IDとパスワードにより構成される認証情報を商品情報管理サーバ20に送信する。
【0034】
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信された店舗IDとパスワードを用いて認証処理を行う。例えば、受信した店舗IDとパスワードの組み合わせが、商品情報記憶装置30の店舗情報データベース30bに記憶されているか否かを判別する。
受信した店舗IDとパスワードの組み合わせが店舗情報データベース30bに記憶されている場合(認証がOKの場合)には、商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10にメニュー画面情報を送信する。これにより、店舗端末装置10の店舗側表示手段には、例えば、図13に示す[メニュー画面]250が表示される。図13に示す[メニュー画面]250には、商品情報を登録する際に選択する「商品登録」部250a、店舗別の商品名一覧を表示させる場合に選択する「商品一覧」部250b、店舗別の売上情報等の管理情報を表示させる際に選択する「管理情報表示」部250cが設けられている。
受信した店舗IDとパスワードの組み合わせが店舗情報データベース30bに記憶されていない場合(認証がNGの場合)には、商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10にNG画面情報を送信する。これにより、店舗端末装置10の表示手段には、パスワードが相違していることを示すNG画面が表示される。
【0035】
店舗は、商品情報の登録を行うため、メニュー画面250の「商品登録」部250aを選択する。これにより、店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20に商品情報入力要求情報(商品登録画面情報送信要求情報)を送信する。(図27の(1)参照)
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信された商品情報入力要求情報を受信すると、商品情報入力画面情報を店舗端末装置10に送信する。(図27の(2)参照)
店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20から送信された商品情報入力画面情報を受信すると、例えば、図14に示す[商品登録画面]260を店舗側表示手段に表示する。[商品登録画面]260は、商品名情報表示部260a、コメント情報入力部260b、写真情報入力部260c、商品価格情報入力部260d、カテゴリ情報(分類情報)入力部260e、リッチコンテンツ情報入力部260fを有している。
店舗は、[商品登録画面]260で商品情報を入力する。例えば、商品名情報入力部260aに商品名情報[電磁調理器用鍋]、コメント情報入力部260bにコメント情報、写真情報入力部260cに商品の写真情報、商品価格情報入力部260dに商品価格情報[2000円]、カテゴリ情報入力部260eに商品のカテゴリ情報[オール電化グッズ]を入力する。
【0036】
また、Webショップに当該商品のリッチコンテンツ情報を掲載する場合には、「リッチコンテンツ情報入力部」260fを選択する。
「リッチコンテンツ情報入力部」260fが選択されると、例えば、図15に示す[リッチコンテンツ種別入力画面]270が表示手段に表示される。図15に示す[リッチコンテンツ種別入力画面]270は、「動画」指示部270aと「3D画像」指示部270bを有している。店舗は、[リッチコンテンツ種別入力画面]270でリッチコンテンツ情報の種別を選択する。
これにより、店舗端末装置10は、検索情報を含むリッチコンテンツ情報検索要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図27の(3)参照)
検索情報としては、少なくとも商品名情報が用いられる、例えば、[商品登録画面]260で入力された情報、例えば、[商品登録画面]260の商品名入力部260aに入力された商品名情報[電磁調理器用鍋]とカテゴリ入力部260eに入力されたカテゴリ情報[オール電化グッズ]と、[リッチコンテンツ種別入力画面]270で選択されたリッチコンテンツ種別情報を用いることができる。
あるいは、「リッチコンテンツ入力部」260fが選択された時に、検索情報入力画面を表示させ、検索情報入力画面の検索情報入力部に入力された情報を検索情報として用いることもできる。検索情報入力部に入力する情報としては、サーバ情報データベース71aに記憶されているサーバ情報に含まれている情報を用いる。例えば、サーバ情報データベース71aとしてUDDIレジストリを用いる場合には、UDDIレジストリに記憶されている、Webサービス名情報、企業名情報、Webサービスの内容情報、Webサービスの分類情報、アドレス情報(IPアドレスやURL)、リッチコンテンツの種別情報、商品名情報等を用いることができる。
【0037】
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ情報検索要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ情報検索要求情報に含まれている検索情報を含むリッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報(サーバ検索要求情報)をサーバ検索サーバ70に送信する。(図27の(4)参照)
サーバ検索サーバ70は、商品情報管理サーバ20から送信されたリッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報に含まれている検索情報に該当するサーバ識別情報をサーバ情報データベース71aから検索する。例えば、リッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報、カテゴリ情報、リッチコンテンツ種別情報と同じ商品名情報、カテゴリ情報、リッチコンテンツ種別情報がサーバ情報として記憶されている、リッチコンテンツ管理サーバのサーバ識別情報を検索する。そして、検索したサーバ識別情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図27の(5)参照)
本実施の形態では、検索したリッチコンテンツ管理サーバのアドレス情報をサーバ識別情報として用いている。
【0038】
商品情報管理サーバ20は、サーバ検索サーバ70から送信されたサーバ識別情報を受信すると、受信したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバ50に対して、店舗端末装置10が要求したリッチコンテンツ情報を当該店舗端末装置10に送信することを指示する。例えば、店舗端末装置10から送信されたリッチコンテンツ情報検索要求情報に含まれている検索情報と、当該店舗端末装置10を示す端末装置識別情報(例えば、店舗端末装置のアドレス情報)を含むリッチコンテンツ情報送信要求情報を、サーバ検索サーバ70から受信したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバ50に送信する。(図27の(6)参照)
サーバ検索サーバで複数のサーバ識別情報が検索された場合には、サーバ識別情報を順に選択し、選択したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバにリッチコンテンツ情報送信要求情報を送信する。
【0039】
リッチコンテンツ管理サーバ50は、商品情報管理サーバ20から送信されたリッチコンテンツ情報送信要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ情報送信要求情報に含まれている検索情報に該当するリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ情報データベース51aから読み出し、読み出したリッチコンテンツ情報を含むリッチコンテンツ表示画面情報を、受信したリッチコンテンツ情報送信要求情報に含まれている店舗端末装置識別情報で示される店舗端末装置10に送信する。(図27の(7)参照)
【0040】
店舗端末装置10は、リッチコンテンツ管理サーバ50から送信されたリッチコンテンツ表示画面情報を受信すると、例えば、図16に示す[リッチコンテンツ表示画面]280を店舗側表示手段に表示する。図16に示す[リッチコンテンツ表示画面]280では、「リッチコンテンツ表示部」280aにリッチコンテンツ情報が表示される。
店舗は、「リッチコンテンツ表示部」280aに表示されるリッチコンテンツ情報を確認し、表示されたリッチコンテンツ情報が気にいらない場合には「NEXT」部280cを選択する。この場合、店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20に次候補送信要求情報を送信する。(図27の(8)参照)
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信された次候補送信要求情報を受信すると、サーバ検索サーバ70から受信したサーバ識別情報の中に未選択のサーバ識別情報があるか否かを判断する。そして、未選択のサーバ識別情報がある場合には、未選択のサーバ識別情報の中から任意のサーバ識別情報を選択し、選択したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバ50に、前述したリッチコンテンツ情報送信要求情報を送信する。未選択のサーバ識別情報がない場合には、商品情報管理サーバ20は、次候補の該当するリッチコンテンツ情報がないことを表示する画面の画面情報を店舗端末装置10に送信する。あるいは、選択済みのサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバにリッチコンテンツ情報送信要求情報を送信する。
なお、サーバ識別情報が複数検索された場合には、例えば、[リッチコンテンツ表示画面]280に、検索されたサーバ識別情報の数と、任意のサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバが管理しているリッチコンテンツ情報を選択可能に表示するのが好ましい。
一方、店舗は、表示されたリッチコンテンツ情報を登録する場合には「OK」部280bを選択する。この場合、店舗端末装置10は、例えば、図14に示す[商品登録画面]260を表示手段に表示する。
そして、商品情報の入力が終了すると、店舗は、[商品登録画面]260の「確定」部260gを選択する。これにより、店舗端末装置10は、[商品登録画面]260で入力された情報を含む商品情報登録要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図26の(9)参照)
なお、商品情報としては、少なくとも商品名情報が含まれていればよく、種々の情報を登録することができる。
【0041】
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信された商品情報登録要求情報を受信すると、受信した商品情報登録要求情報に含まれている情報と、最新にリッチコンテンツ情報送信要求情報を送信したリッチコンテンツ情報管理サーバ50を示すサーバ識別情報(例えば、アドレス情報)と、当該サーバ識別情報に基づいて(当該サーバ識別情報に対して)付与したリッチコンテンツ識別情報(リッチコンテンツID)を含む商品情報を、当該商品を示す商品識別情報(商品ID)に対応させて、商品情報記憶装置30の商品情報データベース30aに記憶させる。この時、商品情報データベース30aには、商品情報の登録日時(例えば、商品情報管理サーバ20が商品情報登録要求情報を受信した日時)も記憶させるのが好ましい。
【0042】
なお、サーバ識別情報に基づいてリッチコンテンツ情報識別情報を付与する時期は、商品情報管理サーバ20がサーバ検索サーバ70からサーバ識別情報を受信した時点から、商品情報データベースに商品情報を記憶するまでの間であればよい。
また、商品情報データベース30aに記憶するサーバ識別情報やリッチコンテンツ情報識別情報は、商品情報管理サーバ20がサーバ検索サーバ70から受信して記憶しているサーバ識別情報や、商品情報管理サーバ20が、受信したサーバ識別情報に基づいて付与して記憶しているリッチコンテンツ情報識別情報あるいは、商品情報管理サーバ20が、商品情報を記憶する際に、受信したサーバ識別情報に基づいて付与したリッチコンテンツ情報識別情報を用いることができるが、店舗端末装置10から受信したサーバ識別情報やリッチコンテンツ識別情報を用いることもできる。
店舗端末装置10から受信したサーバ識別情報やリッチコンテンツ情報識別情報を用いる場合には、商品情報管理サーバ20から、商品名情報と店舗端末装置識別情報とともに、受信したサーバ識別情報に基づいて付与したリッチコンテンツ情報識別情報を含むリッチコンテンツ情報送信要求情報を、受信したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバ50に送信する。また、リッチコンテンツ管理サーバ50から、リッチコンテンツ情報とともに、リッチコンテンツ情報識別情報とリッチコンテンツ管理サーバ50を示すサーバ識別情報を、店舗端末装置識別情報で示される店舗端末装置10に送信する。さらに、店舗端末装置10から、商品名情報とともに、リッチコンテンツ情報識別情報とサーバ識別情報を含む商品情報登録要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。商品情報管理サーバ20は、商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報、リッチコンテンツ情報識別情報、サーバ識別情報を商品情報として商品情報データベースに記憶する。
なお、サーバ識別情報とリッチコンテンツ情報識別情報を、商品情報管理サーバ20から店舗端末装置10に送信してもよい。
この方法を用いると、商品情報管理サーバ側でサーバ識別情報や商品関連情報識別情報を管理が簡単となり、処理負担が軽減される。
【0043】
店舗が、商品情報を削除する場合あるいはWebショップに掲載している商品を確認する場合には、図13に示す[メニュー画面]250で、「商品一覧」部250bを選択する。これにより、店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20に店舗別商品一覧情報送信要求情報を送信する。
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信された店舗別商品一覧情報送信要求情報を受信すると、店舗ID(図12の[認証情報入力画面]240で入力された店舗ID)に対応する店舗がWebショップに掲載している商品名情報を商品情報データベース30aから検索する。そして、検索した商品名情報が表示されている店舗別商品一覧画面の画面情報(店舗別商品一覧表示画面情報)を店舗端末装置10に送信する。
店舗端末装置10は、商品情報管理サーバ20から送信された店舗別商品一覧情報画面情報を受信すると、例えば、図17に示す[店舗別商品一覧表示画面]290を店舗側表示手段に表示する。図17に示す[店舗別商品一覧表示画面]290は、店舗名情報「A店」が表示される店舗名表示部290a、商品名情報が表示される商品名表示部290b、各商品情報の登録日時情報が表示される登録日時表示部290cを有している。
店舗は、登録されている商品を削除する場合には、[店舗別商品一覧表示画面]290に表示されている商品名を選択し、「削除」部290dを選択する。これにより、店舗端末装置10は、選択された商品を示す商品識別情報(例えば、商品名情報や商品ID)を含む商品情報削除要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。
商品情報管理サーバ20は、店舗端末装置10から送信された商品情報削除要求情報を受信すると、受信した商品情報削除要求情報に含まれている商品識別情報に対応する商品情報を商品情報データベース30aから削除する。
なお、図17に示す[店舗別商品一覧表示画面]290の「登録」部290eが選択されると、店舗端末装置10は、前述した商品登録画面送信要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。これにより、店舗端末装置10の表示手段には、図14に示す[商品登録画面]260が表示される。
また、店舗が、図17に示す[店舗別商品一覧表示画面]290の「戻る」部290fを選択すると、店舗端末装置10の店舗側表示手段には、図13に示す[メニュー画面]250が表示される。
【0044】
以上のようにして、商品情報データベース30aに、商品名情報、カテゴリ情報、リッチコンテンツ情報種別情報、サーバ識別情報(サーバのアドレス情報)、リッチコンテンツ識別情報(リッチコンテンツID)が記憶される(登録される)。
ところで、リッチコンテンツ情報を管理しているリッチコンテンツ情報管理サーバ50のアドレス情報が変更される場合がある。この場合、商品情報データベース30aに記憶されているサーバのアドレス情報を変更しないと、店舗が登録したリッチコンテンツ情報を利用することができなくなる。
ここで、前述したように、Webサービスに関する情報はUDDIレジストリに登録される。
したがって、定期的に、商品情報管理サーバ20からサーバ検索サーバ70に、商品情報データベース30aに記憶されている商品名情報等の検索情報を含むリッチコンテンツ管理サーバ検索要求情報を送信することによって、商品情報データベー30aに、当該商品名情報に対応して記憶されているリッチコンテンツ管理サーバのアドレス情報の変更を判別し、変更することができる。
これにより、より魅力のあるWebサイトを開設することができる。
【0045】
以上のようにして、商品情報データベース30aに商品情報が記憶されている(登録されている)状態で、購入者(商品者)が購入者端末装置80を用いてWebショップに掲載されている商品情報を閲覧する場合の動作を以下に説明する。
購入者は、Webサーバ40が管理しているWebサイト(Webショップ)にアクセスする場合には、購入者端末装置80の入力手段により、Webサイト(Webショップ)のWebサイト識別情報(例えば、WebサイトのURL)を入力する。これにより、購入者端末装置80は、入力されたWebサイト識別情報を含む商品一覧情報送信要求情報をインターネット100に送信する。(図27の(11)参照)
Webサーバ40は、自己が管理しているWebサイトのWebサイト識別情報を含む商品一覧情報送信要求情報を受信すると、Webサイトに掲載している商品の商品一覧情報の送信を要求する商品一覧情報送信要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図27の(12)参照)
商品情報管理サーバ20は、Webサーバ40から送信された商品一覧情報送信要求情報を受信すると、Webサーバ40が管理しているWebサイトに掲載している商品の商品名情報を商品情報データベース30aから読み出す。そして、読み出した商品名情報を含む商品一覧情報をWebサーバ40に送信する。(図27の(13)参照)
Webサーバ40は、商品情報管理サーバ20から送信された商品一覧情報を受信すると、受信した商品一覧情報に含まれている商品名情報を表示する商品一覧画面情報を、Webサイト識別情報を含む商品一覧情報送信要求情報を送信した購入者端末装置80に送信する。(図27の(14)参照)
この場合、Webサーバ40は、購入者端末装置80に設けられているWebブラウザが処理可能な形式の商品一覧画面情報を送信する。
【0046】
購入者端末装置80は、Webサーバ40から送信された商品一覧画面情報を受信すると、例えば、図18に示す[商品一覧画面]300を店舗側表示手段に表示する。図18に示す[商品一覧画面]300は、Webサイト名情報(Webショップ名情報)[○○○ショップ]が表示されるWebサイト(webショップ)表示部300a、Webサイトに掲載されている(Webサイトで提供している)商品のカテゴリを示すカテゴリ情報が表示されるカテゴリ表示部300b、最新に登録された8つの商品の商品名情報が表示される新着商品表示部300cを有している。購入者端末装置80の端末側表示手段に図18に示す[商品一覧画面]300を表示する場合には、商品情報管理サーバ20からWebサーバ40に、商品名情報と、カテゴリ情報(例えば、カテゴリID)を送信し、Webサーバ40から購入者端末装置80に商品名情報とカテゴリ情報を含む商品一覧画面情報を送信する。
新着商品表示部300cに表示される商品名情報は、商品情報が登録される毎に変更される。例えば、新着の商品1〜8の中で商品1に係る商品情報の登録時期が最も古い状態で、商品9に係る商品情報が登録されると、新着商品として商品1〜8が表示されている[商品一覧画面]300Aから、新着商品として商品2〜9が表示されている[商品一覧画面]300Bに変更される。
なお、商品情報管理サーバ20からWebサーバ40に、商品名情報に代えて商品IDあるいは商品IDと商品名情報を送信することもできる。商品IDのみを送信する場合には、Webサーバ40に商品IDに対応する商品名情報を記憶させる。また、カテゴリ情報に代えてカテゴリIDあるいはカテゴリIDとカテゴリ情報を送信することもできる。カテゴリIDのみを送信する場合には、カテゴリIDに対応するカテゴリ情報をWebサーバ40に記憶させる。
【0047】
購入者が、[商品一覧画面]300のカテゴリ表示部300bに表示されているカテゴリ情報のいずれかを選択すると、購入者端末装置80は、選択されたカテゴリ情報を含むカテゴリ別商品一覧情報送信要求情報をWebサーバ40に送信する。(図27の(15)参照)
Webサーバ40は、購入者端末装置80から送信されたカテゴリ別商品一覧情報送信要求情報を受信すると、受信したカテゴリ別商品一覧情報送信要求情報に含まれているカテゴリ情報を含むカテゴリ別商品一覧情報送信要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図27の(16)参照)
商品情報管理サーバ20は、Webサーバ40から送信されたカテゴリ別商品一覧情報送信要求情報を受信すると、受信したカテゴリ別商品一覧情報送信要求情報に含まれているカテゴリ情報が記憶されている商品情報の商品名情報を商品情報データベース30aから読み出す。そして、読み出した商品名情報を含むカテゴリ別商品一覧情報をWebサーバ40に送信する。(図27の(17)参照)
Webサーバ40は、商品情報管理サーバ20から送信されたカテゴリ別商品一覧情報を受信すると、受信したカテゴリ別商品一覧情報に含まれている商品名情報が表示されるカテゴリ別商品一覧画面のカテゴリ別商品一覧画面情報を、カテゴリ別商品一覧情報送信要求情報を送信した購入者端末装置80に送信する。(図27の(18)参照)
【0048】
購入者端末装置80は、Webサーバ40から送信されたカテゴリ別商品一覧画面情報を受信すると、例えば、図19に示す[カテゴリ別商品一覧画面]310を表示手段に表示する。図19に示す[カテゴリ別商品一覧画面]310は、カテゴリ情報[オール電化グッズ]が表示される選択カテゴリ表示部310a、Webサイトに掲載されている商品のカテゴリを示すカテゴリ情報が表示されるカテゴリ表示部310b、選択されたカテゴリの商品の商品名情報が表示される商品名表示部310cを有している。
購入者端末装置80の購入者側表示手段に図19に示す[カテゴリ別商品一覧画面]310を表示させる場合には、商品情報管理サーバ20からWebサーバ40に、商品名情報(例えば、商品名ID)と、カテゴリ情報(例えば、カテゴリID)を送信し、Webサーバ40から購入者端末装置80に商品名情報とカテゴリ情報を含むカテゴリ別商品一覧画面情報を送信する。
商品名表示部310cに表示される商品名情報は、商品情報が登録される毎に変更される。例えば、カテゴリ「オール電化グッズ」の商品a〜fが登録されている状態で、カテゴリ「オール電化グッズ」の商品gが登録されると、商品a〜fが表示されている[カテゴリ別商品一覧画面]310Aから、商品a〜gが表示されている[カテゴリ別商品一覧画面]310Bに変更される。
【0049】
購入者は、Webサイト(Webショップ)に掲載されている商品の商品情報を取得する場合には、購入者端末装置80の表示手段に[商品一覧画面]300(図18)あるいは[カテゴリ別商品一覧画面]310(図19)が表示されている状態で、所望の商品名を選択する。これにより、購入者端末装置80は、選択された商品名に対応する商品名情報(あるいは、商品ID)を含む商品情報送信要求情報をWebサーバ40に送信する。(図27の(19)参照)
Webサーバ40は、購入者端末装置80から送信された商品情報送信要求情報を受信すると、受信した商品情報画面情報に含まれている商品名情報(あるいは、商品ID)を含む商品情報送信要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図27の(20)参照)
商品情報管理サーバ20は、Webサーバ40から送信された商品情報送信要求情報を受信すると、受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品名情報(あるいは、商品ID)に対応する商品情報を商品情報データベース30aから読み出す。例えば、商品名情報、商品金額情報、コメント情報、写真情報、リッチコンテンツ識別情報(リッチコンテンツID)を含む商品情報データベース30aから読み出す。そして、読み出した商品情報をWebサーバ40に送信する。(図27の(21)参照)
【0050】
Webサーバ40は、商品情報管理サーバ20から送信された商品情報を受信すると、受信した商品情報を含む商品画面情報を、商品名情報(あるいは、商品ID)を含む商品情報送信要求情報を送信した購入者端末装置80に送信する。(図27の(22)参照)
購入者端末装置80は、Webサーバ40から送信された商品画面情報を受信すると、例えば、図20に示す[商品画面]320を購入者側示手段に表示する。図20に示す[商品画面]320は、商品名情報「電磁調理器用鍋」が表示される商品名情報表示部320a、電磁調理器用鍋の写真情報が表示される写真情報表示部320b、電磁調理器用鍋に関するコメント情報が表示されるコメント情報表示部320c、商品金額情報「2000円」が表示される商品金額情報表示部320d、リッチコンテンツ情報を表示させるためのリッチコンテンツ指示部320eを有している。
【0051】
購入者は、商品のリッチコンテンツ情報(例えば、動画画像や3D画像)を見たい場合には、[商品画面]320のリッチコンテンツ指示部320eを選択する。
これにより、購入者端末装置80は、リッチコンテンツIDを含むリッチコンテンツ情報送信要求情報をWebサーバ40に送信する。(図27の(23)参照)
Webサーバ40は、購入者端末装置80から送信されたリッチコンテンツ情報送信要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ情報送信要求情報に含まれているリッチコンテンツIDを含むリッチコンテンツ情報送信要求情報を商品情報管理サーバ20に送信する。(図27の(24)参照)
【0052】
商品情報管理サーバ20は、Webサーバ40から送信されたリッチコンテンツ情報送信要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ情報送信要求情報に含まれているリッチコンテンツIDに対応する商品情報とサーバ識別情報(例えば、サーバのアドレス情報)を商品情報データベース30aから読み出す。ここで、商品情報データベース30aから読み出す商品情報は、商品情報登録時に、店舗が選択したリッチコンテンツ情報を検索するために用いられる。したがって、商品情報データベース30aから読み出す商品情報には、少なくとも商品名情報が含まれている。なお、商品情報データベースから読み出す検索情報が多い方が、店舗が登録したリッチコンテンツ情報をより正確に検索することができる。したがって、商品情報データベース30aからは、商品名情報だけでなく、カテゴリ情報やリッチコンテンツ種別情報等の多くの商品情報を読み出して、検索情報として用いるのが好ましい。
そして、商品情報管理サーバ20は、商品情報データベース30aから読み出した商品情報(少なくとも、商品名情報を含む商品情報)とサーバ識別情報を、Webサーバ40に送信する。(図27の(25)参照)
Webサーバ40は、商品情報管理サーバ20から送信された少なくとも商品名情報を含む商品情報とサーバ識別情報を受信すると、受信した、少なくとも商品名情報を含む商品情報と、リッチコンテンツ情報送信要求情報を送信した購入者端末装置80を示す購入者端末装置識別情報(例えば、購入者端末装置80のアドレス情報)を含むリッチコンテンツ情報送信要求情報を、商品情報管理サーバ20から受信したサーバ識別情報で示されるサーバ(この場合、受信したアドレス情報を有するリッチコンテンツ管理サーバ50)に送信する。(図27の(26)参照)
【0053】
リッチコンテンツ管理サーバ50は、Webサーバ40から送信されたリッチコンテンツ情報送信要求情報を受信すると、受信したリッチコンテンツ情報送信要求情報に含まれている商品情報(少なくとも、商品名情報)に対応するリッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ情報データベース51aから読み出す。そして、読み出したリッチコンテンツ情報を含むリッチコンテンツ画面情報を、Webサーバ40から受信したリッチコンテンツ情報送信要求情報に含まれているアドレス情報を有する購入者端末装置80に送信する。(図27の(27)参照)
購入者端末装置80は、リッチコンテンツ管理サーバ50から送信されたリッチコンテンツ画面情報を受信すると、例えば、図21に示す[リッチコンテ画面]330を表示手段に表示する。図21に示す[リッチコンテンツ画面]330は、リッチコンテンツ画像の内容「電磁調理器の省エネ利用法」が表示される内容表示部330a、「電磁調理器の省エネ利用法の動画」(リッチコンテンツ情報)が表示されているリッチコンテンツ表示部330bを有している。
なお、リッチコンテンツ情報の登録時に、サーバ検索サーバ70によって検索された複数のサーバ識別情報を登録する場合には、登録されているサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバが管理しているリッチコンテンツ情報を順次表示するように構成するのが好ましい。例えば、購入者が[商品画面]320のリッチコンテンツ指示部320eを選択すると、登録されているサーバ識別情報の中から選択したサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバが管理しているリッチコンテンツ情報を表示し、購入者が次候補を要求すると、未選択のサーバ識別情報の中からサーバ識別情報で示されるリッチコンテンツ管理サーバが管理しているリッチコンテンツ情報を表示するように構成する。
購入者が[リッチコンテンツ画面]330の「戻る」部330cを選択すると、購入者端末装置80の表示手段には、図20に示す[商品画面]320が表示される。
【0054】
購入者は、[商品画面]320に表示されている商品を購入する場合は、「買い物かご」部(購入指示部)320fを選択する。これにより、購入者端末装置80から、Webサーバ40を介して商品情報管理サーバ20に、商品名情報を含む購入要求情報が送信される。
また、購入者は、購入を終了する場合には、[商品画面]320に表示されている「買い物終了」部(購入終了指示部)320gを選択する。これにより、購入者端末装置80からWebサーバ40を介して商品情報管理サーバ20に購入終了要求情報が送信される。
そして、購入者端末装置80の購入者側表示手段には、例えば、図22に示す[買い物かご画面]340が表示される。図22に示す[買い物かご画面]340では、購入情報表示部340aに、購入者が購入する商品名情報、購入個数情報、購入金額情報等の購入情報が表示される。
購入者が、[買い物かご画面]340に表示されている「注文画面に進む」部(注文指示部)340bを選択すると、購入者端末装置80から、Webサーバ40を介して商品情報管理サーバ20に注文要求情報が送信される。
そして、購入者端末装置80の購入者側表示手段には、例えば、図23に示す[注文画面]350が表示される。[注文画面]350は、購入した商品の配達先を入力する「配達先入力部」350aと、購入金額の支払い方法を入力する「支払い方法入力部」350bを有している。
なお、[買い物かご画面]340の「戻る」部340cを選択すると、購入者端末装置80の購入者側表示手段には、[カテゴリ別商品一覧画面]310あるいは[商品一覧画面]300が表示される。
【0055】
購入者が[注文画面]350の「支払い方法表示部」350bに表示されている支払い方法のいずれかを選択すると、購入者端末装置80の購入者側表示手段に、決済方法に対応した決済情報を入力する、[決済情報入力画面]360が表示される。例えば、支払い方法として「クレジットカード」を選択すると、図24に示す[決済情報入力画面]360が表示される。図24に示される[決済情報入力画面]は、カードの種類情報を入力する「カード種類入力部」360a、カードの番号情報を入力する「カード番号入力部」360b、カードの名義情報を入力する「カード名義入力部」360cを有している。
[決済情報入力画面]360の「確定」部360dを選択すると、購入者端末装置80の表示手段には、[注文画面]350及び[決済情報入力画面]360で入力された情報を確認するための[確認画面](図示省略)が表示される。そして、[確認画面]の「確認」部を選択すると、商品の購入が終了し、購入者端末装置80の表示手段には、例えば、図25に示す[終了画面]370が表示される。
なお、決済に関する処理は、決済サーバによって90によって実行され、決済情報(商品の購入に対する購入者に請求される購入代金、商品の販売に対して店舗に支払う売上金、リッチコンテンツ情報の利用に対するリッチコンテンツ管理事業者やリッチコンテンツ作成事業者に支払う使用料等)は決済情報記憶装置91の決済情報データベース91aに記憶される。
なお、購入者が「買い物かご」に入れた買い物情報、購入した商品に関する購入情報、決済方法に関する決済情報の管理は、Webサーバ40、商品情報管理サーバ20、決済サーバ80等のいずれで行ってもよい。
また、購入者が購入した商品名、金額、個数等の購入情報を店舗別あるいは購入者別に、商品情報記憶装置30の売上情報データベース30dに記憶する。
この場合、各店舗は、図13に示す[メニュー画面]250に表示されている「管理情報表示」部250cを選択することによって、店舗別の売上情報を得ることができる。
【0056】
以上のように、本実施の形態では、店舗は、Webサイト(Webショップ)を開設しているWebサイト運営会社が管理している商品情報管理サーバ20に、自己が販売する商品の商品情報を登録するだけでよいため、Webサイトの運用に関する専門的知識を必要としない。
また、複数の店舗が提供する商品情報を共通のWebサイトに掲載するため、各店舗が個々にWebサイトを開設する場合に比べて、品揃えが豊富な、魅力あるWebサイトを開設することができる。
また、リッチコンテンツ管理サーバ50が管理しているリッチコンテンツ情報をサーバ検索サーバ70により検索可能とし、店舗が、自己が提供する商品のリッチコンテンツ情報としてリッチコンテンツ管理サーバ50が管理しているリッチコンテンツ情報を用いることができるように構成している。これにより、店舗は、リッチコンテンツ情報を作成する手間や、リッチコンテンツ作成事業者を検索する手間をかけることなく、自己が提供する商品に関するリッチコンテンツ情報を容易に得ることができ、リッチコンテンツ情報を用いた効果的な宣伝を行うことができる。Webサイト運営管理者は、Webサイト側の商品情報記憶装置30にリッチコンテンツ情報を記憶させる必要がないため、Webサイトの管理費の増加を抑制することができる。
また、本発明では、商品情報管理サーバの商品情報管理処理、リッチコンテンツ管理サーバのリッチコンテンツ情報管理処理、リッチコンテンツ作成サーバのリッチコンテンツ情報作成処理をWebサービスとして提供するため、リッチコンテンツ管理サーバが管理しているリッチコンテンツ情報をWebサイトに掲載可能とする本発明を容易に構築することができる。さらに、店舗端末装置での入力操作も容易となる。
【0057】
第1の実施の形態では、商品情報管理サーバ20と、Webサーバ40を設けたが、商品情報管理サーバとWebサーバを兼用させることもできる。
商品情報管理サーバとWebサーバを兼用させた第2の実施の形態を以下に説明する。
第2の実施の形態の概略構成図を図28に示す。
本実施の形態では、商品情報管理サーバ520に、商品情報管理手段520aとWebサイト管理手段520bを設けることにより、商品情報管理サーバにWebサーバの処理機能を持たせている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
また、本実施の形態の動作を図29に示す。図29に示す動作フローから明らかなように、本実施の形態では、第1の実施の形態における、Webサーバを介した商品情報管理サーバ間での情報の送受信が省略されている。
本実施の形態では、購入者端末装置からの要求情報は商品情報管理サーバ520で受信され、購入者端末装置への画像情報は商品情報管理サーバ520から送信され、リッチコンテンツ管理サーバへの要求情報は商品情報管理サーバ520から送信される。
本実施の形態を用いることにより、第1の実施の形態に比べて少ない処理数で、第1の実施の形態と同様の効果を達成することができる。
【0058】
また、第1の実施の形態では、リッチコンテンツ管理サーバと、リッチコンテンツ作成サーバを別々に設けたが、リッチコンテンツ管理サーバとリッチコンテンツ作成サーバを兼用させることもできる。
リッチコンテンツ管理サーバとリッチコンテンツ作成サーバを兼用させた第3の実施の概略構成図を図30に示す。
本実施の形態では、リッチコンテンツ管理サーバ650にリッチコンテンツ管理手段650aとリッチコンテンツ作成手段650bを設けることにより、リッチコンテンツ管理サーバにリッチコンテンツ作成サーバの処理機能を持たせ、また、商品情報管理サーバ620に、商品情報管理手段620aとWebサイト管理手段620bを設けることにより、商品情報管理サーバにWebサーバの処理機能を持たせている。
本実施の形態では、リッチコンテンツ情報の作成処理及びリッチコンテンツ情報の登録処理はリッチコンテンツ情報管理サーバ650で実行され、購入者端末装置からの要求情報は商品情報管理サーバ620で受信され、購入者端末装置への画面情報は商品情報管理サーバ620から送信され、リッチコンテンツ管理サーバへの要求情報は商品情報管理サーバ620から送信される。
本実施の形態を用いることにより、第1及び第2の実施の形態に比べて少ない処理数で、第1の実施の形態と同様の効果を達成することができる。
【0059】
本発明は、実施の形態に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、各データベースの構成は種々変更可能である。
また、リッチコンテンツ管理サーバが管理しているリッチコンテンツ情報を検索する検索情報としては、少なくとも商品名情報を用いていればよいが、カテゴリ情報、リッチコンテンツ種別情報等も用いてもよい。この場合には、より適切なリッチコンテンツ情報を検索することができる。
また、店舗端末装置10や購入者端末装置80の表示手段に表示する表示画面の構成や表示画面に表示する情報の種類等は適宜変更可能である。
また、リッチコンテンツ情報を用いる場合について説明したが、本発明は、商品関連情報管理サーバが管理している種々の商品関連情報を用いる場合に適用することができる。
また、各Webサービスを利用するためのWebサービス用文章処理手段やWebサービス用メッセージ処理手段の構成(記述言語やメッセージフォーマット等)は適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成図である。
【図2】リッチコンテンツ情報をリッチコンテンツ情報記憶装置に記憶させるための構成を示す図である。
【図3】商品情報データベースの実施例を示す図である。
【図4】店舗情報データベースの実施例を示す図である。
【図5】会員情報データベースの実施例を示す図である。
【図6】売上情報データベースの実施例を示す図である。
【図7】リッチコンテンツ情報データベースの実施例を示す図である。
【図8】サーバ情報データベースの実施例を示す図である。
【図9】[リッチコンテンツ種別入力画面]の実施例を示す図である。
【図10】[確認画面]の実施例を示す図である。
【図11】[リッチコンテンツ登録画面]の実施例を示す図である。
【図12】[認証情報入力画面]の実施例を示す図である。
【図13】[メニュー画面]の実施例を示す図である。
【図14】[商品登録画面]の実施例を示す図である。
【図15】[リッチコンテンツ種別入力画面]の実施例を示す図である。
【図16】[リッチコンテンツ表示画面]の実施例を示す図である。
【図17】[店舗別商品一覧画面]の実施例を示す図である。
【図18】[商品一覧画面]の実施例を示す図である。
【図19】[カテゴリ別商品一覧画面]の実施例を示す図である。
【図20】[商品情報画面]の実施例を示す図である。
【図21】[リッチコンテンツ表示画面]の実施例を示す図である。
【図22】[買い物かご表示画面]の実施例を示す図である。
【図23】[注文画面]の実施例を示す図である。
【図24】[決済情報入力画面]の実施例を示す図である。
【図25】[終了画面]の実施例を示す図である。
【図26】本発明の第1の実施の形態のリッチコンテンツ情報を登録する際の動作を説明する動作フロー図である。
【図27】本発明の第1の実施の形態の商品情報登録時及び購入者アクセス時の動作を説明するための動作フロー図である。
【図28】本発明の第2の実施の形態の概略構成図である。
【図29】本発明の第2の実施の形態の商品情報登録時及び購入者アクセス時の動作を説明するための動作フロー図である。
【図30】本発明の第3の実施の形態の概略構成図である。
【符号の説明】
【0061】
10、610 店舗端末装置
20、520、620 商品情報管理サーバ
30、530、630 商品情報記憶装置
40 Webサーバ
50、650 リッチコンテンツ管理サーバ
51、651 リッチコンテンツ情報記憶装置
60 リッチコンテンツ作成サーバ
70 サーバ検索サーバ
71 サーバ情報記憶装置
80 購入者端末装置
90 決済サーバ
91 決済情報記憶装置
100 インターネット
110 リッチコンテンツ事業者端末装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
店舗端末装置と、商品情報管理サーバと、商品情報記憶装置と、複数の商品関連情報管理サーバと、各商品関連情報管理サーバに対応して設けられた商品関連情報記憶装置と、サーバ検索サーバと、サーバ情報記憶装置を備え、
前記商品情報記憶装置は、商品の商品名情報、当該商品の商品関連情報を示す商品関連情報識別情報、当該商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報を含む商品情報を、当該商品を示す商品識別情報に対応させて記憶する商品情報データベースを有し、
前記商品関連情報記憶装置は、商品の商品関連情報を記憶し、
前記サーバ情報記憶装置は、前記各商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報に係る商品の商品名情報を、当該商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報に対応させて記憶し、
前記店舗端末装置は、
店舗側入力手段と、
店舗側送信手段と
店舗端末処理手段を有し、
前記店舗端末処理手段は、前記店舗側入力手段により入力された商品名情報を含む商品関連情報検索要求情報を前記店舗側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、また、前記店舗側入力手段により入力された商品名情報を含む商品情報登録要求情報を前記店舗側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記商品情報管理サーバは、
商品管理側受信手段と、
商品管理側送信手段と、
商品情報管理手段を有し、
前記商品情報管理手段は、
前記店舗端末装置から送信された商品関連情報検索要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報を含む商品関連情報管理サーバ検索要求情報を前記商品管理側送信手段から前記サーバ検索サーバに送信し、
前記サーバ検索サーバから送信されたサーバ識別情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信したサーバ識別情報に基づいて商品関連情報識別情報を付与し、
前記店舗端末装置から送信された商品情報登録要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、前記受信したサーバ識別情報と、前記付与した商品関連情報識別情報を含む商品情報を、前記商品情報記憶装置の商品情報データベースに商品識別情報に対応させて記憶し、
購入者端末装置から送信された、商品識別情報を含む商品情報送信要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品識別情報に対応する商品名情報と商品関連情報識別情報を前記商品情報記憶装置の商品情報データベースから読み出し、前記読み出した商品名情報と商品関連情報識別情報を含む商品画面情報を、前記商品情報送信要求情報を送信した購入者端末装置に前記商品管理側送信手段から送信し、
購入者端末装置から送信された、商品関連情報識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報に対応する商品名情報とサーバ識別情報を前記商品情報記憶装置の商品情報データベースから読み出し、前記読み出した商品名情報と、前記商品関連情報送信要求情報を送信した購入者端末装置を示す購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、前記読み出したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに前記商品管理側送信手段から送信し、
前記サーバ検索サーバは、
サーバ検索側受信手段と、
サーバ検索側送信手段と、
サーバ検索処理手段を有し、
前記サーバ検索処理手段は、前記商品情報管理サーバから送信された商品関連情報管理サーバ検索要求情報を前記サーバ検索側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報管理サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を前記サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ識別情報の中から検索し、前記検索したサーバ識別情報を前記サーバ検索側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記商品関連情報管理サーバは、
商品関連情報管理側受信手段と、
商品関連情報管理側送信手段と、
商品関連情報管理手段を有し、
前記商品関連情報管理手段は、前記商品情報管理サーバから送信された商品関連情報送信要求情報を前記商品関連情報管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を前記商品関連情報記憶装置から読み出し、前記読み出した商品関連情報を、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている購入者端末装置識別情報で示される購入者端末装置に前記商品関連情報管理側送信手段から送信する、
ことを特徴とする商品情報提供装置。
【請求項2】
店舗端末装置と、商品情報管理サーバと、商品情報記憶装置と、複数の商品関連情報管理サーバと、各商品関連情報管理サーバに対応して設けられた商品関連情報記憶装置と、サーバ検索サーバと、サーバ情報記憶装置と、Webサーバを備え、
前記商品情報記憶装置は、商品の商品名情報、当該商品の商品関連情報を示す商品関連情報識別情報、当該商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報を含む商品情報を、当該商品を示す商品識別情報に対応させて記憶する商品情報データベースを有し、
前記商品関連情報記憶装置は、商品に関連する商品関連情報を記憶し、
前記サーバ情報記憶装置は、前記各商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報に係る商品の商品名情報を、当該商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報に対応させて記憶し、
前記店舗端末装置は、
店舗側入力手段と、
店舗側送信手段と
店舗端末処理手段を有し、
前記店舗端末処理手段は、前記店舗側入力手段により入力された商品名情報を含む商品関連情報検索要求情報を前記店舗側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、また、前記店舗側入力手段により入力された商品名情報を含む商品情報登録要求情報を前記店舗側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記商品情報管理サーバは、
商品管理側受信手段と、
商品管理側送信手段と、
商品情報管理手段を有し、
前記商品情報管理手段は、
前記店舗端末装置から送信された商品関連情報検索要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報を含む商品関連情報管理サーバ検索要求情報を前記商品管理側送信手段から前記サーバ検索サーバに送信し、
前記サーバ検索サーバから送信されたサーバ識別情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信したサーバ識別情報に基づいて商品関連情報識別情報を付与し、
前記店舗端末装置から送信された商品情報登録要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、前記受信したサーバ識別情報と、前記付与した商品関連情報識別情報を含む商品情報を、前記商品情報記憶装置の商品情報データベースに商品識別情報に対応させて記憶し、
前記Webサーバから送信された、商品識別情報を含む商品情報送信要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品識別情報に対応する商品名情報と商品関連情報識別情報を前記商品情報記憶装置の商品情報データベースから読み出し、前記読み出した商品名情報と商品関連情報識別情報を前記Webサーバに前記商品管理側送信手段から送信し、
前記Webサーバから送信された、商品関連情報識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報に対応する商品名情報とサーバ識別情報を前記商品情報記憶装置の商品情報データベースから読み出し、前記読み出した商品名情報とサーバ識別情報を前記商品管理側送信手段から前記Webサーバに送信し、
前記サーバ検索サーバは、
サーバ検索側受信手段と、
サーバ検索側送信手段と、
サーバ検索処理手段を有し、
前記サーバ検索処理手段は、前記商品情報管理サーバから送信された商品関連情報管理サーバ検索要求情報を前記サーバ検索側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報管理サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を前記サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ識別情報の中から検索し、前記検索したサーバ識別情報を前記サーバ検索側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記Webサーバは、
Web側受信手段と、
Web側送信手段と、
Webサイト管理手段を有し、
前記Webサイト管理手段は、
購入者端末装置から送信された、商品識別情報を含む商品情報送信要求情報を前記Web側受信手段で受信すると、前記受信した商品情報送信要求情報に含まれている商品識別情報を含む商品情報送信要求情報を、前記Webサイト側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記商品情報管理手段から送信された商品名情報と商品関連情報識別情報を前記We側受信手段で受信すると、前記受信した商品名情報と商品関連情報識別情報を含む商品画面情報を、前記商品情報送信要求情報を送信した購入者端末装置に前記Web側送信手段から送信し、
購入者端末装置から送信された、商品関連情報識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を前記Web側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を前記Web側送信手段から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記商品情報管理サーバから送信された商品名情報とサーバ識別情報を前記Web側受信手段で受信すると、前記受信した商品名情報と、前記受信した商品関連情報送信要求情報を送信した購入者端末装置を示す購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、前記受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに前記Web側送信手段から送信し、
前記商品関連情報管理サーバは、
商品関連情報管理側受信手段と、
商品関連情報管理側送信手段と、
商品関連情報管理手段を有し、
前記商品関連情報管理手段は、前記Webサーバから送信された商品関連情報送信要求情報を前記商品関連情報管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を前記商品関連情報記憶装置から読み出し、前記読み出した商品関連情報を、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている購入者端末装置識別情報で示される購入者端末装置に前記商品関連情報管理側送信手段から送信する、
ことを特徴とする商品情報提供装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の商品情報提供装置であって、
前記商品情報管理サーバの商品情報管理手段は、
前記サーバ検索サーバから送信されたサーバ識別情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報と、前記受信した商品関連情報検索要求情報を送信した店舗端末装置を示す店舗端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、前記受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに前記商品管理側送信手段から送信し、
前記商品関連情報送信要求情報を前記商品関連情報管理サーバに送信した後、前記店舗端末装置から送信された商品情報登録要求情報を前記商品管理側受信手段で受信すると、前記受信した商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、前記受信したサーバ識別情報と、前記付与した商品関連情報識別情報を含む商品情報を、前記商品情報記憶装置の商品情報データベースに商品識別情報に対応させて記憶し、
前記商品関連情報管理サーバの商品関連情報管理手段は、前記商品情報管理手段から送信された商品関連情報送信要求情報を受信すると、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を前記商品関連情報記憶装置から読み出し、前記読み出した商品関連情報を、前記受信した商品関連情報送信要求情報に含まれている店舗端末装置識別情報で示される店舗端末装置に前記商品関連情報管理側送信手段から送信し、
前記店舗端末装置は、表示手段を有し、
前記店舗端末装置の店舗端末処理手段は、前記商品関連情報管理サーバから送信された商品関連情報を受信すると、前記受信した商品関連情報を前記表示手段に表示する、
ことを特徴とする商品情報提供装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の商品情報提供装置であって、
商品関連情報作成サーバを備え、
前記店舗端末装置の店舗端末処理手段は、前記店舗側入力手段で入力された商品名情報と商品関連情報作成情報を前記商品関連情報作成サーバに前記店舗側送信手段から送信し、
前記商品関連情報作成サーバは、
商品関連情報作成側受信手段と、
商品関連情報作成側送信手段と、
商品関連情報作成手段と、
商品関連情報作成管理手段を有し、
前記商品関連情報作成管理手段は、前記店舗端末装置から送信された商品名情報と商品関連情報作成情報を前記商品関連情報作成側受信手段で受信し、前記受信した商品関連情報作成情報を用いて前記商品関連情報作成手段により商品関連情報を作成し、前記作成した商品関連情報と前記受信した商品名情報を含む商品関連情報登録要求情報を前記商品関連情報管理サーバのいずれかに送信し、
前記商品関連情報管理サーバの商品関連情報管理手段は、前記商品関連情報作成サーバから送信された商品関連情報登録要求情報を受信すると、前記受信した商品関連情報登録要求情報に含まれている商品名情報と商品関連情報を前記商品関連情報記憶装置に記憶する、
ことを特徴とする商品情報提供装置。
【請求項5】
請求項4に記載の商品情報提供装置であって、
前記サーバ情報記憶装置は、商品関連情報作成サーバが作成する商品関連情報に係る商品の商品名情報を、当該商品関連情報作成サーバを示すサーバ識別情報に対応させて記憶し、
前記店舗端末装置の店舗端末処理手段は、
前記店舗側入力手段で入力された商品名情報を含む商品関連情報作成サーバ検索要求情報を前記店舗側送信手段から前記サーバ検索サーバに送信し、
前記サーバ検索サーバから送信されたサーバ識別情報を受信すると、前記受信したサーバ識別情報で示される商品関連情報作成サーバに前記店舗側入力手段で入力された商品名情報と商品関連情報作成情報を前記店舗側送信手段から送信し、
前記検索サーバのサーバ検索処理手段は、前記店舗端末装置から送信された商品関連情報作成サーバ検索要求情報を前記サーバ検索側受信手段で受信すると、前記受信した商品関連情報作成サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報で示される商品の商品関連情報を作成する商品関連情報作成サーバのサーバ識別情報を前記サーバ情報記憶装置に記憶されているサーバ識別情報の中から検索し、検索したサーバ識別情報を前記商品関連情報作成サーバ検索要求情報を送信した店舗端末装置に前記サーバ検索側送信手段から送信する、
ことを特徴とする商品情報提供装置。
【請求項6】
店舗端末装置からの登録要求により登録された商品情報を購入者端末装置に提供する商品情報提供方法であって、
商品名情報を含む商品関連情報検索要求情報を、前記店舗端末装置から商品情報管理サーバに送信し、
前記商品関連情報検索要求情報に含まれている商品名情報を含む商品関連情報管理サーバ検索要求情報を、前記商品情報管理サーバからサーバ検索サーバに送信し、
商品関連情報管理サーバが管理している商品関連情報に係る商品の商品名情報と当該商品関連情報管理サーバを示すサーバ識別情報を記憶しているサーバ情報記憶装置の記憶情報に基づいて、前記サーバ検索サーバにより、前記商品関連情報管理サーバ検索要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を管理している商品関連情報管理サーバのサーバ識別情報を検索し、検索したサーバ識別情報を前記サーバ検索サーバから前記商品情報管理サーバに送信し、
商品名情報を含む商品情報登録要求情報を、前記店舗端末装置から前記商品情報管理サーバに送信し、
前記商品情報管理サーバにより、前記商品情報登録要求情報に含まれている商品名情報と、前記サーバ検索サーバが検索したサーバ識別情報と、当該サーバ識別情報に対して付与した商品関連情報識別情報を、前記商品情報管理サーバが管理している商品情報記憶装置に記憶し、
購入者端末装置から商品関連情報送信要求情報が送信されると、前記商品関連情報送信要求情報に含まれている商品関連情報識別情報に対応する商品名情報とサーバ識別情報を前記商品情報記憶装置から読み出し、前記読み出した商品名情報と前記商品関連情報送信要求情報を送信した購入者端末装置を示す購入者端末装置識別情報を含む商品関連情報送信要求情報を、前記読み出したサーバ識別情報で示される商品関連情報管理サーバに送信し、
前記商品関連情報送信要求情報に含まれている商品名情報で示される商品に係る商品関連情報を、前記商品関連情報送信要求情報を受信した商品関連情報管理サーバから、前記商品関連情報送信要求情報に含まれている購入者端末装置識別情報で示される購入者端末装置に送信する、
ことを特徴とする商品情報提供方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【公開番号】特開2006−119964(P2006−119964A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−308000(P2004−308000)
【出願日】平成16年10月22日(2004.10.22)
【出願人】(000213297)中部電力株式会社 (811)