商品管理システム
【課題】 大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、商品の実物を消費者の目と手で直に確認させることを可能とし、これにより消費者の利便性の向上および販売店の売り上げ向上などが図れる商品管理システムを提供する。
【解決手段】 端末１でＰＲスタジオが選定されると、その選定されたＰＲスタジオにおいて営業可能な販売店が、端末１で表示される。表示された各販売店のうち、端末１で選定される販売店の詳細情報が、ＰＲスタジオへの“招待状発行”釦を含めて、端末１で表示される。“招待状発行”釦がオン指定されると、ＰＲスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面が、端末１で表示される。この入力用画面への入力情報に基づいて、ＰＲスタジオへの招待状が発行される。
【解決手段】 端末１でＰＲスタジオが選定されると、その選定されたＰＲスタジオにおいて営業可能な販売店が、端末１で表示される。表示された各販売店のうち、端末１で選定される販売店の詳細情報が、ＰＲスタジオへの“招待状発行”釦を含めて、端末１で表示される。“招待状発行”釦がオン指定されると、ＰＲスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面が、端末１で表示される。この入力用画面への入力情報に基づいて、ＰＲスタジオへの招待状が発行される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、消費者による商品の購入を支援するための商品管理システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
メーカで製造される商品は、販売店を経由して消費者に販売される。これが、商品の一般的な流通形態である。ただし、ベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのいわゆるインテリア商品については、形状が大きいため、大きな展示スペースが必要になる。しかしながら、店舗によっては、そのような大きな展示スペースを確保できないところもある。
【０００３】
一方、消費者の利便性の向上や販売力の強化といった観点から、メーカや販売店が提供するインターネット上のホームページで製品を紹介するなどの営業が盛んになっている。このような営業であれば、展示スペースを確保できない店舗であっても、製品の販売が可能である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、ベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのいわゆるインテリア商品については、素材や風合いなど特有の要素がある。消費者心理としては、実物を自身の目と手で直に確認してからでなければ、商品の購入を決め難いというのが実情である。
【０００５】
この発明は、上記の事情を考慮したもので、大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、商品の実物を消費者の目と手で直に確認させることを可能とし、これにより消費者の利便性の向上および販売店の売り上げ向上などが図れる商品管理システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に係る発明の商品管理システムは、消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能である。そして、処理装置は、商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオにおいて営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、上記選定された販売店の端末に送る制御手段と、を備えている。
【０００７】
請求項２に係る発明の商品管理システムは、消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能である。そして、処理装置は、商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオの一般公開日を同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された一般公開日のうち、任意の一般公開日が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された一般公開日に営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、記消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、上記選定された販売店の端末に送る制御手段と、を備えている。
【発明の効果】
【０００８】
この発明の商品管理システムによれば、プレゼンテーションスタジオの利用により、大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、商品の実物を消費者の目と手で直に確認させることが可能となる。これにより、消費者の利便性の向上および販売店の売り上げ向上などが図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図１に示すように、消費者宅にパーソナルコンピュータ等の端末１が設置され、販売店にパーソナルコンピュータ等の端末２が設置されている。これら端末１，２は、通信ネットワーク３を介して、メーカの本社などに設置されている処理装置たとえばサーバ４への接続が可能である。通信ネットワーク３には、端末１，２が契約している通信会社のサーバ等が含まれているものとする。
【００１０】
サーバ４には、記憶部５，６，７，８が付属して設けられている。記憶部５には、複数のプレゼンテーションスタジオ（ＰＲスタジオという）に関する情報が、ＰＲスタジオデータベースという形で登録されている。ＰＲスタジオは、当該メーカの各地の工場に併設された建物で、それぞれの工場で製造された商品を広いスペースに展示している。記憶部６には、各販売店が加盟するネットビジネス倶楽部に関する情報が、ネットビジネス倶楽部データベースという形で登録されている。記憶部７には、商品の展示会に関する情報が、展示会データベースとして登録されている。記憶部８には、商品のカタログに関する情報が、ネットカタログデータベースとして登録されている。
【００１１】
サーバ４は、主要な機能として、次の（１）〜（７）の手段を有している。
（１）商品が展示されているＰＲスタジオの紹介情報を、端末１からのアクセスに応じて同端末１で表示させる制御手段。
【００１２】
（２）端末１で表示されたＰＲスタジオの紹介情報のうち、任意のＰＲスタジオが同端末１で選定された場合に、その選定されたＰＲスタジオの一般公開日を同端末１で表示させる制御手段。
【００１３】
（３）端末１で表示された一般公開日のうち、任意の一般公開日が同端末１で選定された場合に、その選定された一般公開日に営業可能な販売店の紹介情報を同端末１で表示させる制御手段。
【００１４】
（４）端末１で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同端末１で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、上記選定されたＰＲスタジオへの“招待状発行”釦（招待状発行依頼の情報）を含めて、同端末１で表示させる制御手段。
【００１５】
（５）端末１で表示された“招待状発行”釦が同端末１でオン指定された場合に、上記選定されたＰＲスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同端末１で表示させる制御手段。
【００１６】
（６）上記選定されたＰＲスタジオへの招待状を、端末１で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同端末１で発行させる制御手段。
【００１７】
（７）端末１で表示された入力用画面への入力情報を、上記選定された販売店の端末２に送る制御手段。
【００１８】
つぎに、上記の構成の作用を図２のフローチャートを参照しながら説明する。
消費者がメーカの商品の購入を検討する場合、消費者は端末１からメーカのサーバ４にアクセスする。これにより、端末１がサーバ４にネットワーク接続され、サーバ４から端末１にホームページ画像情報が取り込まれる。ホームページ画像情報は先頭のトップページ画面とそれに続く複数枚の画面とで構成されており、先ずはトップページ画面が端末１に取り込まれてディスプレイ表示される（ステップ１０１）。
【００１９】
トップページ画面には、図３に示すように、商品の紹介やメーカからのお知らせに関する種々の情報が記載されているとともに、主要な機能として、下部に“ＰＲスタジオ”釦、“ネットビジネス倶楽部”釦、“展示会のご案内”釦、“ネットカタログ”釦の表示が含まれている。消費者のカーソル操作によって“ＰＲスタジオ”釦がオン指定されると（ステップ１０２のＹＥＳ）、ＰＲスタジオの紹介情報が端末１でディスプレイ表示される（ステップ１０３）。この表示画面を図４に示している。
【００２０】
すなわち、ＰＲスタジオの紹介情報は、ＰＲスタジオについての説明文、各地の“ＰＲスタジオの名称”釦、“展示商品の確認”釦などで構成されている。消費者のカーソル操作によって“展示商品の確認”釦がオン指定されると、各ＰＲスタジオの現在の展示状況を示す画面が表示される。消費者のカーソル操作によって“ＰＲスタジオの名称”釦がオン指定されると、対応するＰＲスタジオが選定され（ステップ１０４のＹＥＳ）、選定されたＰＲスタジオの詳細情報が表示される（ステップ１０６）。この表示画面の例を図５に示している。
【００２１】
すなわち、東京ＰＲスタジオの詳細情報は、東京ＰＲスタジオに関する説明文、東京ＰＲスタジオの写真、東京ＰＲスタジオの一般公開日とイベント開催日、東京ＰＲスタジオへのアクセスについての説明文や地図などで構成されている。消費者は、東京ＰＲスタジオへ行くのに都合がよい一般公開日をカーソル操作により選定する。
【００２２】
一般公開日が選定されると（ステップ１０７のＹＥＳ）、その一般公開日に東京ＰＲスタジオにおいて営業可能な販売店の紹介情報が、選定元の端末１で表示される（ステップ１０９）。この表示画面を図６に示している。
【００２３】
すなわち、販売店の紹介情報は、多数の店舗名とその住所を並べた一覧表により構成されている。消費者は、一覧表の中から、最寄りの販売店、あるいは交通便利な販売店、あるいは好みの販売店を選び、その店舗名をカーソル操作により選定する。
【００２４】
店舗名が選定されると（ステップ１１０のＹＥＳ）、選定された販売店の詳細情報が、選定元の端末１で表示される（ステップ１１２）。この表示画面を図７に示している。
【００２５】
すなわち、販売店の詳細情報は、販売店の写真、販売店の住所、販売店の電話番号、販売店のＦＡＸ番号、販売店の電子メールアドレス、販売店の営業時間、販売店の定休日、販売店のホームページアドレス（Ｗｅｂサイトアドレスともいう）、上記選定された東京ＰＲスタジオへの“招待状発行”釦などで構成されている。消費者のカーソル操作により、“招待状発行”釦がオン指定されると（ステップ１１３のＹＥＳ）、東京ＰＲスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面いわゆる招待状請求フォーム画面が、指定元の端末１で表示される（ステップ１１５）。この招待状請求フォーム画面を図８に示している。消費者は、招待状請求フォーム画面に必要事項を入力する。入力が完了すると（ステップ１１６のＹＥＳ）、その入力された消費者情報に基づき、上記選定された東京ＰＲスタジオへの招待状が、入力元の端末１で発行される（ステップ１１８）。発行される招待状の例を図９に示している。この発行と同時に、入力された消費者情報が、上記選定された販売店の端末２に送られる（ステップ１１９）。送られた消費者情報は、新規顧客情報として、端末２でディスプレイ表示される。
【００２６】
消費者は、発行された招待状を持ち、あらかじめ選定した一般公開日に東京ＰＲスタジオへ出かける。東京ＰＲスタジオには、隣の工場などで生産されたベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのインテリア商品が展示されている。消費者は、招待状を提示してスタジオに入り、展示されている商品をその素材や風合いを自身の目と手で直に確認することができる。
【００２７】
東京ＰＲスタジオには、あらかじめ消費者から選定されていた販売店の担当係員が待機している。スタジオ内で希望の商品を見つけた消費者は、担当係員を通じて、希望の商品を購入することができる。この場合、担当係員は、あらかじめ店舗に送られている消費者情報から消費者の住所等を把握することが可能であり、商品の配送などに関わる手続き作業をスタジオ内で迅速に済ますことができる。
【００２８】
したがって、大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、ＰＲスタジオを自店の展示スペースとして有効に活用することができ、商品の実物を消費者に直に確認させることが可能となる。消費者にとっては利便性が向上し、販売店にとっては顧客の獲得および売り上げ向上などが図れる。
【００２９】
なお、ＰＲスタジオの紹介情報の表示画面（図４）、ＰＲスタジオの詳細情報の表示画面（図５）、販売店の紹介情報の表示画面（図６）、販売店の詳細情報の表示画面（図７）には、トップページ画面への戻り釦があり、その戻り釦がカーソル操作によってオン指定された場合には（ステップ１０５のＹＥＳ、ステップ１０８のＹＥＳ、ステップ１１１のＹＥＳ、ステップ１１４のＹＥＳ）、各表示画面がトップページ画面（図３）に切り替わる。
【００３０】
招待状請求フォーム画面（図８）には、リセット釦がある。このリセット釦がカーソル操作によってオン指定された場合には（ステップ１１７のＹＥＳ）、招待状請求フォーム画面が販売店の詳細情報の表示画面（図７）に切り替わる。
【００３１】
一方、端末１でトップページ画面（図３）が表示されているとき、画面中の“ネットビジネス倶楽部”釦が消費者によりオン指定されると、図１０に示すようなネットビジネス倶楽部の紹介情報が端末１で表示される。ネットビジネス倶楽部の紹介情報は、ネットビジネス倶楽部についての説明文、最寄り検索の“検索”釦、店舗名の“検索”釦、エリア検索の“検索”釦などで構成されている。消費者のカーソル操作によって例えば店舗名の“検索”釦がオン指定されると、図６に示したような販売店の紹介情報が端末１で表示される。その表示の中から、最寄りの販売店、あるいは交通便利な販売店、あるいは好みの販売店を選び、その店舗名をカーソル操作により選定することで、図７に示した販売店の詳細情報が端末１で表示される。
【００３２】
また、トップページ画面（図３）には、“展示会のご案内”釦が含まれている。この“展示会のご案内”釦が消費者によりオン指定されると、図１１に示すような展示会案内情報が端末１で表示される。展示会案内情報は、カレンダー、開催日、展示会名などで構成されている。消費者のカーソル操作によって任意の展示会名がオン指定されると、図１２に示すような展示会の詳細情報が端末１で表示される。展示会の詳細情報は、展示に関する具体的な情報、および展示会場への“招待状発行”釦などで構成されている。この“招待状発行”釦がカーソル操作によりオン指定されると、展示会場への招待に必要な消費者情報の入力用画面いわゆる招待状請求フォーム画面が、指定元の端末１で表示される。この招待状請求フォーム画面を図１３に示している。消費者は、招待状請求フォーム画面に必要事項を入力する。入力が完了すると、その入力された消費者情報に基づき、展示会への招待状が、入力元の端末１で発行される。この発行と同時に、入力された消費者情報が、展示会を主催する販売店の端末２に送られる。送られた消費者情報は、新規顧客情報として、端末２でディスプレイ表示される。
【００３３】
消費者は、発行された招待状を持ち、望みの展示会へ出かける。展示会には、ベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのインテリア商品が展示されている。消費者は、招待状を提示して展示会場に入り、展示されている商品をその素材や風合いを自身の目と手で直に確認することができる。
【００３４】
さらに、トップページ画面（図３）には、“ネットカタログ”釦が含まれている。この“ネットカタログ”釦が消費者によりオン指定されると、図１４に示すようなカタログ請求案内情報が端末１で表示される。カタログ請求案内情報には、“カタログ請求”釦が含まれている。この“カタログ請求”釦がカーソル操作によりオン指定されると、カタログの発送に必要な情報の入力用画面いわゆるカタログ請求フォーム画面が、指定元の端末１で表示される。このカタログ請求フォーム画面を図１５に示している。請求人は、カタログ請求フォーム画面に必要事項を入力する。入力が完了すると、その入力された請求人情報に基づき、メーカの担当部署でカタログ発送の作業が実施される。
【００３５】
なお、上記実施形態では、商品としてベッド、マットレス、インテリア品などを例に説明したが、それ以外の商品にも同様に適用可能である。
【００３６】
その他、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【００３７】
【図１】一実施形態の構成を示すブロック図。
【図２】同実施形態の作用を説明するためのフローチャート。
【図３】同実施形態におけるホームページ画像情報のトップページ画面を示す図。
【図４】同実施形態におけるＰＲスタジオの紹介情報の表示画面を示す図。
【図５】同実施形態におけるＰＲスタジオの詳細情報の表示画面を示す図。
【図６】同実施形態における販売店の紹介情報の表示画面を示す図。
【図７】同実施形態における販売店の詳細情報の表示画面を示す図。
【図８】同実施形態におけるＰＲスタジオへの招待状請求フォーム画面を示す図。
【図９】同実施形態における招待状を示す図。
【図１０】同実施形態におけるネットビジネス倶楽部の紹介情報の表示画面を示す図。
【図１１】同実施形態における展示会案内情報の表示画面を示す図。
【図１２】同実施形態における展示会の詳細情報の表示画面を示す図。
【図１３】同実施形態における展示会への招待状請求フォーム画面を示す図。
【図１４】同実施形態におけるカタログ請求案内情報の表示画面を示す図。
【図１５】同実施形態におけるカタログ請求フォーム画面を示す図。
【符号の説明】
【００３８】
１…端末、２…端末、３…通信ネットワーク、４…サーバ（処理装置）、５，６，７，８…記憶部
【技術分野】
【０００１】
この発明は、消費者による商品の購入を支援するための商品管理システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
メーカで製造される商品は、販売店を経由して消費者に販売される。これが、商品の一般的な流通形態である。ただし、ベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのいわゆるインテリア商品については、形状が大きいため、大きな展示スペースが必要になる。しかしながら、店舗によっては、そのような大きな展示スペースを確保できないところもある。
【０００３】
一方、消費者の利便性の向上や販売力の強化といった観点から、メーカや販売店が提供するインターネット上のホームページで製品を紹介するなどの営業が盛んになっている。このような営業であれば、展示スペースを確保できない店舗であっても、製品の販売が可能である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、ベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのいわゆるインテリア商品については、素材や風合いなど特有の要素がある。消費者心理としては、実物を自身の目と手で直に確認してからでなければ、商品の購入を決め難いというのが実情である。
【０００５】
この発明は、上記の事情を考慮したもので、大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、商品の実物を消費者の目と手で直に確認させることを可能とし、これにより消費者の利便性の向上および販売店の売り上げ向上などが図れる商品管理システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に係る発明の商品管理システムは、消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能である。そして、処理装置は、商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオにおいて営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、上記選定された販売店の端末に送る制御手段と、を備えている。
【０００７】
請求項２に係る発明の商品管理システムは、消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能である。そして、処理装置は、商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオの一般公開日を同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された一般公開日のうち、任意の一般公開日が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された一般公開日に営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、記消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、上記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、上記選定された販売店の端末に送る制御手段と、を備えている。
【発明の効果】
【０００８】
この発明の商品管理システムによれば、プレゼンテーションスタジオの利用により、大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、商品の実物を消費者の目と手で直に確認させることが可能となる。これにより、消費者の利便性の向上および販売店の売り上げ向上などが図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図１に示すように、消費者宅にパーソナルコンピュータ等の端末１が設置され、販売店にパーソナルコンピュータ等の端末２が設置されている。これら端末１，２は、通信ネットワーク３を介して、メーカの本社などに設置されている処理装置たとえばサーバ４への接続が可能である。通信ネットワーク３には、端末１，２が契約している通信会社のサーバ等が含まれているものとする。
【００１０】
サーバ４には、記憶部５，６，７，８が付属して設けられている。記憶部５には、複数のプレゼンテーションスタジオ（ＰＲスタジオという）に関する情報が、ＰＲスタジオデータベースという形で登録されている。ＰＲスタジオは、当該メーカの各地の工場に併設された建物で、それぞれの工場で製造された商品を広いスペースに展示している。記憶部６には、各販売店が加盟するネットビジネス倶楽部に関する情報が、ネットビジネス倶楽部データベースという形で登録されている。記憶部７には、商品の展示会に関する情報が、展示会データベースとして登録されている。記憶部８には、商品のカタログに関する情報が、ネットカタログデータベースとして登録されている。
【００１１】
サーバ４は、主要な機能として、次の（１）〜（７）の手段を有している。
（１）商品が展示されているＰＲスタジオの紹介情報を、端末１からのアクセスに応じて同端末１で表示させる制御手段。
【００１２】
（２）端末１で表示されたＰＲスタジオの紹介情報のうち、任意のＰＲスタジオが同端末１で選定された場合に、その選定されたＰＲスタジオの一般公開日を同端末１で表示させる制御手段。
【００１３】
（３）端末１で表示された一般公開日のうち、任意の一般公開日が同端末１で選定された場合に、その選定された一般公開日に営業可能な販売店の紹介情報を同端末１で表示させる制御手段。
【００１４】
（４）端末１で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同端末１で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、上記選定されたＰＲスタジオへの“招待状発行”釦（招待状発行依頼の情報）を含めて、同端末１で表示させる制御手段。
【００１５】
（５）端末１で表示された“招待状発行”釦が同端末１でオン指定された場合に、上記選定されたＰＲスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同端末１で表示させる制御手段。
【００１６】
（６）上記選定されたＰＲスタジオへの招待状を、端末１で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同端末１で発行させる制御手段。
【００１７】
（７）端末１で表示された入力用画面への入力情報を、上記選定された販売店の端末２に送る制御手段。
【００１８】
つぎに、上記の構成の作用を図２のフローチャートを参照しながら説明する。
消費者がメーカの商品の購入を検討する場合、消費者は端末１からメーカのサーバ４にアクセスする。これにより、端末１がサーバ４にネットワーク接続され、サーバ４から端末１にホームページ画像情報が取り込まれる。ホームページ画像情報は先頭のトップページ画面とそれに続く複数枚の画面とで構成されており、先ずはトップページ画面が端末１に取り込まれてディスプレイ表示される（ステップ１０１）。
【００１９】
トップページ画面には、図３に示すように、商品の紹介やメーカからのお知らせに関する種々の情報が記載されているとともに、主要な機能として、下部に“ＰＲスタジオ”釦、“ネットビジネス倶楽部”釦、“展示会のご案内”釦、“ネットカタログ”釦の表示が含まれている。消費者のカーソル操作によって“ＰＲスタジオ”釦がオン指定されると（ステップ１０２のＹＥＳ）、ＰＲスタジオの紹介情報が端末１でディスプレイ表示される（ステップ１０３）。この表示画面を図４に示している。
【００２０】
すなわち、ＰＲスタジオの紹介情報は、ＰＲスタジオについての説明文、各地の“ＰＲスタジオの名称”釦、“展示商品の確認”釦などで構成されている。消費者のカーソル操作によって“展示商品の確認”釦がオン指定されると、各ＰＲスタジオの現在の展示状況を示す画面が表示される。消費者のカーソル操作によって“ＰＲスタジオの名称”釦がオン指定されると、対応するＰＲスタジオが選定され（ステップ１０４のＹＥＳ）、選定されたＰＲスタジオの詳細情報が表示される（ステップ１０６）。この表示画面の例を図５に示している。
【００２１】
すなわち、東京ＰＲスタジオの詳細情報は、東京ＰＲスタジオに関する説明文、東京ＰＲスタジオの写真、東京ＰＲスタジオの一般公開日とイベント開催日、東京ＰＲスタジオへのアクセスについての説明文や地図などで構成されている。消費者は、東京ＰＲスタジオへ行くのに都合がよい一般公開日をカーソル操作により選定する。
【００２２】
一般公開日が選定されると（ステップ１０７のＹＥＳ）、その一般公開日に東京ＰＲスタジオにおいて営業可能な販売店の紹介情報が、選定元の端末１で表示される（ステップ１０９）。この表示画面を図６に示している。
【００２３】
すなわち、販売店の紹介情報は、多数の店舗名とその住所を並べた一覧表により構成されている。消費者は、一覧表の中から、最寄りの販売店、あるいは交通便利な販売店、あるいは好みの販売店を選び、その店舗名をカーソル操作により選定する。
【００２４】
店舗名が選定されると（ステップ１１０のＹＥＳ）、選定された販売店の詳細情報が、選定元の端末１で表示される（ステップ１１２）。この表示画面を図７に示している。
【００２５】
すなわち、販売店の詳細情報は、販売店の写真、販売店の住所、販売店の電話番号、販売店のＦＡＸ番号、販売店の電子メールアドレス、販売店の営業時間、販売店の定休日、販売店のホームページアドレス（Ｗｅｂサイトアドレスともいう）、上記選定された東京ＰＲスタジオへの“招待状発行”釦などで構成されている。消費者のカーソル操作により、“招待状発行”釦がオン指定されると（ステップ１１３のＹＥＳ）、東京ＰＲスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面いわゆる招待状請求フォーム画面が、指定元の端末１で表示される（ステップ１１５）。この招待状請求フォーム画面を図８に示している。消費者は、招待状請求フォーム画面に必要事項を入力する。入力が完了すると（ステップ１１６のＹＥＳ）、その入力された消費者情報に基づき、上記選定された東京ＰＲスタジオへの招待状が、入力元の端末１で発行される（ステップ１１８）。発行される招待状の例を図９に示している。この発行と同時に、入力された消費者情報が、上記選定された販売店の端末２に送られる（ステップ１１９）。送られた消費者情報は、新規顧客情報として、端末２でディスプレイ表示される。
【００２６】
消費者は、発行された招待状を持ち、あらかじめ選定した一般公開日に東京ＰＲスタジオへ出かける。東京ＰＲスタジオには、隣の工場などで生産されたベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのインテリア商品が展示されている。消費者は、招待状を提示してスタジオに入り、展示されている商品をその素材や風合いを自身の目と手で直に確認することができる。
【００２７】
東京ＰＲスタジオには、あらかじめ消費者から選定されていた販売店の担当係員が待機している。スタジオ内で希望の商品を見つけた消費者は、担当係員を通じて、希望の商品を購入することができる。この場合、担当係員は、あらかじめ店舗に送られている消費者情報から消費者の住所等を把握することが可能であり、商品の配送などに関わる手続き作業をスタジオ内で迅速に済ますことができる。
【００２８】
したがって、大きな展示スペースを確保できない販売店であっても、あるいは展示スペースが無い販売店であっても、ＰＲスタジオを自店の展示スペースとして有効に活用することができ、商品の実物を消費者に直に確認させることが可能となる。消費者にとっては利便性が向上し、販売店にとっては顧客の獲得および売り上げ向上などが図れる。
【００２９】
なお、ＰＲスタジオの紹介情報の表示画面（図４）、ＰＲスタジオの詳細情報の表示画面（図５）、販売店の紹介情報の表示画面（図６）、販売店の詳細情報の表示画面（図７）には、トップページ画面への戻り釦があり、その戻り釦がカーソル操作によってオン指定された場合には（ステップ１０５のＹＥＳ、ステップ１０８のＹＥＳ、ステップ１１１のＹＥＳ、ステップ１１４のＹＥＳ）、各表示画面がトップページ画面（図３）に切り替わる。
【００３０】
招待状請求フォーム画面（図８）には、リセット釦がある。このリセット釦がカーソル操作によってオン指定された場合には（ステップ１１７のＹＥＳ）、招待状請求フォーム画面が販売店の詳細情報の表示画面（図７）に切り替わる。
【００３１】
一方、端末１でトップページ画面（図３）が表示されているとき、画面中の“ネットビジネス倶楽部”釦が消費者によりオン指定されると、図１０に示すようなネットビジネス倶楽部の紹介情報が端末１で表示される。ネットビジネス倶楽部の紹介情報は、ネットビジネス倶楽部についての説明文、最寄り検索の“検索”釦、店舗名の“検索”釦、エリア検索の“検索”釦などで構成されている。消費者のカーソル操作によって例えば店舗名の“検索”釦がオン指定されると、図６に示したような販売店の紹介情報が端末１で表示される。その表示の中から、最寄りの販売店、あるいは交通便利な販売店、あるいは好みの販売店を選び、その店舗名をカーソル操作により選定することで、図７に示した販売店の詳細情報が端末１で表示される。
【００３２】
また、トップページ画面（図３）には、“展示会のご案内”釦が含まれている。この“展示会のご案内”釦が消費者によりオン指定されると、図１１に示すような展示会案内情報が端末１で表示される。展示会案内情報は、カレンダー、開催日、展示会名などで構成されている。消費者のカーソル操作によって任意の展示会名がオン指定されると、図１２に示すような展示会の詳細情報が端末１で表示される。展示会の詳細情報は、展示に関する具体的な情報、および展示会場への“招待状発行”釦などで構成されている。この“招待状発行”釦がカーソル操作によりオン指定されると、展示会場への招待に必要な消費者情報の入力用画面いわゆる招待状請求フォーム画面が、指定元の端末１で表示される。この招待状請求フォーム画面を図１３に示している。消費者は、招待状請求フォーム画面に必要事項を入力する。入力が完了すると、その入力された消費者情報に基づき、展示会への招待状が、入力元の端末１で発行される。この発行と同時に、入力された消費者情報が、展示会を主催する販売店の端末２に送られる。送られた消費者情報は、新規顧客情報として、端末２でディスプレイ表示される。
【００３３】
消費者は、発行された招待状を持ち、望みの展示会へ出かける。展示会には、ベッド、マットレス、家具、応接品、ダイニング品などのインテリア商品が展示されている。消費者は、招待状を提示して展示会場に入り、展示されている商品をその素材や風合いを自身の目と手で直に確認することができる。
【００３４】
さらに、トップページ画面（図３）には、“ネットカタログ”釦が含まれている。この“ネットカタログ”釦が消費者によりオン指定されると、図１４に示すようなカタログ請求案内情報が端末１で表示される。カタログ請求案内情報には、“カタログ請求”釦が含まれている。この“カタログ請求”釦がカーソル操作によりオン指定されると、カタログの発送に必要な情報の入力用画面いわゆるカタログ請求フォーム画面が、指定元の端末１で表示される。このカタログ請求フォーム画面を図１５に示している。請求人は、カタログ請求フォーム画面に必要事項を入力する。入力が完了すると、その入力された請求人情報に基づき、メーカの担当部署でカタログ発送の作業が実施される。
【００３５】
なお、上記実施形態では、商品としてベッド、マットレス、インテリア品などを例に説明したが、それ以外の商品にも同様に適用可能である。
【００３６】
その他、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【００３７】
【図１】一実施形態の構成を示すブロック図。
【図２】同実施形態の作用を説明するためのフローチャート。
【図３】同実施形態におけるホームページ画像情報のトップページ画面を示す図。
【図４】同実施形態におけるＰＲスタジオの紹介情報の表示画面を示す図。
【図５】同実施形態におけるＰＲスタジオの詳細情報の表示画面を示す図。
【図６】同実施形態における販売店の紹介情報の表示画面を示す図。
【図７】同実施形態における販売店の詳細情報の表示画面を示す図。
【図８】同実施形態におけるＰＲスタジオへの招待状請求フォーム画面を示す図。
【図９】同実施形態における招待状を示す図。
【図１０】同実施形態におけるネットビジネス倶楽部の紹介情報の表示画面を示す図。
【図１１】同実施形態における展示会案内情報の表示画面を示す図。
【図１２】同実施形態における展示会の詳細情報の表示画面を示す図。
【図１３】同実施形態における展示会への招待状請求フォーム画面を示す図。
【図１４】同実施形態におけるカタログ請求案内情報の表示画面を示す図。
【図１５】同実施形態におけるカタログ請求フォーム画面を示す図。
【符号の説明】
【００３８】
１…端末、２…端末、３…通信ネットワーク、４…サーバ（処理装置）、５，６，７，８…記憶部
【特許請求の範囲】
【請求項１】
消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能な商品管理システムにおいて、
前記処理装置は、
商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、前記消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオにおいて営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、前記選定された販売店の端末に送る制御手段と、
を備えていることを特徴とする商品管理システム。
【請求項２】
消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能な商品管理システムにおいて、
前記処理装置は、
商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、前記消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオの一般公開日を同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された一般公開日のうち、任意の一般公開日が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された一般公開日に営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、前記選定された販売店の端末に送る制御手段と、
を備えていることを特徴とする商品管理システム。
【請求項１】
消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能な商品管理システムにおいて、
前記処理装置は、
商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、前記消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオにおいて営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、前記選定された販売店の端末に送る制御手段と、
を備えていることを特徴とする商品管理システム。
【請求項２】
消費者の端末、販売店の端末、およびメーカの処理装置の相互間で情報の伝送が可能な商品管理システムにおいて、
前記処理装置は、
商品が展示されているプレゼンテーションスタジオの紹介情報を、前記消費者の端末からのアクセスに応じて同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示されたプレゼンテーションスタジオの紹介情報のうち、任意のプレゼンテーションスタジオが同消費者の端末で選定された場合に、その選定されたプレゼンテーションスタジオの一般公開日を同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された一般公開日のうち、任意の一般公開日が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された一般公開日に営業可能な販売店の紹介情報を同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された販売店の紹介情報のうち、任意の販売店が同消費者の端末で選定された場合に、その選定された販売店の詳細情報を、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状発行依頼の情報を含めて、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された招待状発行依頼の情報が同消費者の端末で指定された場合に、前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待に必要な消費者情報の入力用画面を、同消費者の端末で表示させる制御手段と、
前記選定されたプレゼンテーションスタジオへの招待状を、前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報に基づいて、同消費者の端末で発行させる制御手段と、
前記消費者の端末で表示された入力用画面への入力情報を、前記選定された販売店の端末に送る制御手段と、
を備えていることを特徴とする商品管理システム。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【図１３】
【図１４】
【図１５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図１１】
【図１２】
【図１３】
【図１４】
【図１５】
【公開番号】特開２００６−４８５１３（Ｐ２００６−４８５１３Ａ）
【公開日】平成１８年２月１６日（２００６．２．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−２３１０８１（Ｐ２００４−２３１０８１）
【出願日】平成１６年８月６日（２００４．８．６）
【出願人】（００００１００３２）フランスベッド株式会社 (95)
【公開日】平成１８年２月１６日（２００６．２．１６）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年８月６日（２００４．８．６）
【出願人】（００００１００３２）フランスベッド株式会社 (95)
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