説明

噴霧装置

【課題】 噴霧時に生じ得る不具合を解消することができる噴霧装置を提供する。
【解決手段】 初期動作において発光ダイオードを高速点滅表示して噴霧剤の噴霧を予告し(S1)、4秒経過後に(S2)、モータを駆動してスプレー缶のノズルを押し下げ噴霧剤を噴出する(S3)。そして、発光ダイオードを低速点滅して自動噴霧制御実行中であることを表示し(S4)、1195秒経過後に(S5)、ステップS1へ移行して各ステップS1〜S5を繰り返す。これにより、20分おきの噴霧を繰り返すとともに、噴霧直前では、発光ダイオードの点滅間隔を可変する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スプレー缶から噴霧剤を自動的に噴霧させる噴霧装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ケースにセットされたスプレー缶から噴霧剤を自動的に噴霧させる噴霧装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
この噴霧装置は、予め設定した時間になるとセットされたスプレー缶のノズルを操作して、当該スプレー缶の噴霧剤を噴霧するように構成されている。
【特許文献1】特開平10−328590号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の噴霧装置にあっては、噴霧剤を自動的に噴霧させる構造上に、人が近くに居るにも関わらず、噴霧剤が突然噴霧してしまい、人を驚かしたり、手や被覆にかかって汚してしまう等の問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、噴霧時に生じ得る不具合を解消することができる噴霧装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために本発明の請求項1の噴霧装置にあっては、セットされたスプレー缶から噴霧剤を自動的に噴霧する噴霧装置において、前記スプレー缶から噴霧剤を噴霧する前に噴霧することを表示して予告する予告手段を備えている。
【0007】
すなわち、セットされたスプレー缶から噴霧剤を噴霧する際には、その前に噴霧することを表示して予告する。
【0008】
ここで、この表示方法としては、可動体を可動したり、絵や文字を表示したり、発光手段を発光する方法が挙げられる。
【0009】
これにより、この噴霧装置の近くに居るに人は、前記表示を目視することで、視覚を通して噴霧剤が噴霧されることを確認することができる。
【0010】
また、請求項2の噴霧装置においては、前記予告手段が、視覚を通じて認識できるものである。
【0011】
さらに、請求項3の噴霧装置では、前記予告手段が、発光手段である。
【0012】
そして、請求項4の噴霧装置にあっては、前記発光手段が、前記噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御運転中であることを示す状態と、前記噴霧剤を噴霧する前に前記状態と異なる状態に変化させて予告を行う。
【0013】
また、請求項5の噴霧装置においては、前記噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御実行中であることを発光手段を点滅して表示する自動制御中表示手段を備え、前記予告手段は、前記噴霧剤を噴霧する前に前記発光手段の点滅間隔を変化させて前記予告を行う。
【0014】
すなわち、噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御実行中には、発光手段が点滅する。このため、当該噴霧装置から噴霧剤が自動的に噴霧されることが認識される。
【0015】
そして、前記噴霧剤を噴霧する際には、その前に前記発光手段の点滅間隔が変化する。このため、前記自動噴霧制御実行中であることを示す前記発光手段によって噴霧の予告が行われる。
【0016】
なお、前述した請求項2では、前記予告手段は、視覚を通じて認識できるものであれば良く、前述した請求項3では、前記予告手段は、発光手段で構成される。
【0017】
そして、前述した請求項4では、噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御運転中であることを示す状態と、前記噴霧剤を噴霧する前とでは、発光手段による発光状態を可変する。
【0018】
このとき、前記発光手段の発光状態としては、点滅のみならず、点灯状態も含まれる。このため、前記自動噴霧制御運転中の状態では発光手段を連続点灯状態とし、前記噴霧前においては前記発光手段を点滅させる表示方法や、前記自動噴霧制御運転中の状態では発光手段を点滅状態とし、前記噴霧前においては前記発光手段を連続点灯させる表示方法等も可能となる。
【発明の効果】
【0019】
以上説明したように本発明の請求項1の噴霧装置にあっては、セットされたスプレー缶から噴霧剤を噴霧する際には、その前に噴霧することを表示して予告することができる。これにより、近くに居るに人には、もうすぐ噴霧剤が噴霧されることを視覚を通して認識させることができる。
【0020】
したがって、人が近くに居るにも関わらず、噴霧剤を予告無しに突然噴霧してしまう従来と比較して、人を驚かしたり、噴霧剤を手や被覆にかけて汚してしまうといった問題を解消することができる。
【0021】
また、請求項2〜4の噴霧装置においても、同様の効果を得ることができる。
【0022】
そして、請求項5の噴霧装置においては、噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御実行中に、発光手段が点滅する。このため、この点滅によって当該噴霧装置から噴霧剤が自動的に噴霧されることを認識することができる。
【0023】
そして、前記噴霧剤を噴霧する際には、その前に前記発光手段の点滅間隔が変化する。このため、前記自動噴霧制御実行中であることを示す前記発光手段を利用して、噴霧の予告を行うことができる。
【0024】
これにより、前記発光手段の有効利用を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の一の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる噴霧装置1を示す図であり、該噴霧装置1は、芳香剤や消臭剤や殺虫剤などの噴霧剤を自動的に噴霧する装置である。
【0026】
この噴霧装置1のケース11は、本体部12と、該本体部12の下端部に支持された蓋部13とによって構成されており、該蓋部13を前記本体部12に沿って起立することで、当該本体部12の前方開口部を閉鎖できるうように構成されている。
【0027】
前記蓋部13は、図2から図4にも示すように、上端部が先細りした形状に形成されており、当該上端部は、先端に向かうに従って後方へ傾斜するように構成されている(図3参照)。この蓋部13前面21の上端部には、前記噴霧剤を放出する為の放出口22が設けられており、該放出口22は、前記蓋部13に取り付けられた放出口構成部材23によって構成されている。
【0028】
該放出口構成部材23は、図5にも示すように、前記蓋部13の内側に後退したお椀形状に形成されており、前記ケース11の側面より内側に没入した没入部31を構成している。該没入部31の開口縁部には、側方に延出するフランジ32が形成されており、該フランジ32には、前記蓋部13に設けられた取付穴33の開口縁部に係合する係合爪34が設けられている。
【0029】
前記没入部31は、図2に示したように、縦長の楕円形状に形成されており、当該没入部31の壁面41は湾曲面で構成され、その縦断面形状は、図5に示したように、内側に突出した円弧状に形成されている。この没入部31の奥側には、図1及び図2並びに図5に示すように、前記放出口22から噴霧剤を噴霧する為の縦長楕円形状の開口部42が開設されており、該開口部42の開口縁の下縁からは、断面円弧状の垂れ防止部43が内側へ向けて延出している。
【0030】
前記没入部31の前記壁面41には、当該没入部31の幅方向の中央部であって、前記開口部42より低い位置に当該ケース11内に連通する連通穴45が開設されており、該連通穴45は、前記放出口22の開口縁近傍に設けられている。この放出口構成部材23は、上方へ向かうに従って後方に傾斜した面に沿って取り付けられており、図5に示したように、円弧状を成す縦断面形状において、最も低い位置が前記放出口22の開口縁より内側に位置するように設定され、この最も低い低位置に前記連通穴45が設けられている。
【0031】
また、前記蓋部13前面21には、前記放出口22より下側に位置する部位に内側に延出する液受け部51が設けられており、該液受け部51は、前記蓋部13の内側面に沿って延設されている。そして、この液受け部51の突出量は、前記連通穴45の下部位置まで延出する長さに設定されており、前記連通穴45より垂下した仮想線52と交差するように構成されている。
【0032】
前記放出口22の上部には、発光手段としての発光ダイオード61が設けられており、図2から図4に示したように、当該噴霧装置1の側部に設けられたスイッチ62を操作したオン状態では、前記発光ダイオード61の点灯状態から当該噴霧装置1の作動状態を確認できるように構成されている。
【0033】
前記本体部12は、図6に示すように、その背面71に矩形状の凹部72が設けられており、該凹部72の上部には、三角形状のフック係止穴73が設けられている。該フック係止穴73の頂点部には、上方へ向けて延在する切欠部74が設けられており、部屋の壁面に設けられたフックを当該切欠部74に係止することで、当該噴霧装置1を前記壁面に掛けられるように構成されている。
【0034】
この本体部12の下端には、図1に示したように、前方に張り出した支持板81が設けられている。該支持板81は、図5及び図7に示したように、スプレー缶82の底面83より大きく設定されており、当該スプレー缶82の底面83を下方から支持できるように構成されている。この支持板81の上部には、前記スプレー缶82を保持する保持部84が形成されている。前記支持板81に対向した部位には、図5及び図7並びに図8に示すように、缶取付部85が設けられており、該缶取付部85にスプレー缶82を交換自在にセットできるように構成されている。
【0035】
ここで、このスプレー缶82は、図5及び図7に示したように、噴霧剤が収容された円筒容器状の缶本体91を備えており、該缶本体91の上部には、上方へ向かうに従って縮径する首部92が前記缶本体91上縁に上部カシメ部93を介して固定されている。前記首部92の上部開口部は、図外の缶蓋部によって閉鎖されており、該缶蓋部は、その周縁が前記首部92の上縁を外嵌するように折曲された状態で固定されている。これにより、前記首部92の上縁には、折返し部94が形成されており、該折返し部94と前記首部92との間には、内側に後退した括れ部95が全周に渡って形成されている。
【0036】
前記缶蓋部の中央には、前記缶本体91内に連通したパイプ101が後退可能に立設されており、当該パイプ101を下方に押圧して後退させた際には、図外の弁部を解放して前記缶本体91内の噴霧剤を外部へ噴出できるように構成されている。このパイプ101には、ノズル102が嵌着されており、該ノズル102からは、前記噴霧剤を噴霧する為の噴霧口が設けられた前方延出部103が前方へ向けて延出している。
【0037】
前記缶取付部85は、図5及び図7並びに図8に示すように、前記本体部12の前記背面71に前記凹部72を形成する為に設けられた前方に突出する中空状の突出部111と、該突出部111の先端より前方へ向けて延出した前方延出部112とによって構成されている。この前方延出部112の前端には、前記スプレー缶82の上部に設けられた前記折返し部94が抜き差し自在に挿入される前方開口状の挿入溝113が形成されている。
【0038】
この挿入溝113の上部に残存する上板部121には、前記挿入溝113に前記折返し部94が挿入された前記スプレー缶82のノズル部分、具体的には前記パイプ101及び前記ノズル102を上方へ延出する為の前方開口状の上方挿通部122が形成されており、前記ノズル102の前記前方延出部103を前記放出口22へ向けて延出できるように構成されている。
【0039】
また、前記挿入溝113の下部に残存した下板部131には(図8参照)、前記挿入溝113に前記折返し部94が挿入された前記スプレー缶82の前記首部92を挿通する為の前方開口状の下方挿通部132が円弧状に形成されている。この下方挿通部132の開口縁部には、前記スプレー缶82の前記折返し部94と前記首部92間に形成された前記括れ部95に挿入され、前記折返し部94を下方から支持する支持爪133が全域に渡って形成されている。
【0040】
前記保持部84に位置する前記本体部12の前記背面71には、図7に示したように、一対の縦リブ141,141と、両縦リブ141,141と交差する一対の横リブ142,142とが設けられており、該横リブ142,142は、前記保持部84にセットされた前記スプレー缶82の缶本体91に沿って湾曲した円弧状に形成されている。前記保持部84の両脇には、電池収容部143,143が設けられており、両電池収容部143,143に乾電池を収容できるように構成されている。
【0041】
前記保持部84の上部には、図1及び図5に示したカバー151で覆われた制御部空間152が形成されており、該制御部空間152には、図7に示すように、前記電池収容部143,143の乾電池で作動する電子回路が形成された電子基板153と、該電子基板153からの信号で作動するモータを備えた機構部154とが設けられている。該機構部154には、複数のギアと該ギアで駆動されるノズル操作部155とが設けられており、前記モータの駆動力で前記ノズル操作部155が作動した際に、該ノズル操作部155に設けられた凸部156が前記保持部84に保持された前記スプレー缶82のノズル102を下方に押し下げ、該ノズル102から噴霧剤を噴出するように構成されている。
【0042】
図9は、当該噴霧装置1を示すブロック図であり、前記電子基板153に形成された電子回路は、IC等で形成された制御部161を中心に構成されている。
【0043】
この制御部161には、前記電池収容部143,143に収容された乾電池171が、前記スイッチ62を介して接続されており、該スイッチ62のオン操作に伴って前記乾電池171から電源が供給されて作動するように構成されている。この制御部161には、前記機構部154を作動する前記モータ172と、前記発光ダイオード61とが接続されており、前記制御部161からの信号に従って、前記モータ172が作動するとともに、前記発光ダイオード61が点灯するように構成されている。
【0044】
以上の構成にかかる本実施の形態の動作を、図10に示すフローチャートに従って説明する。
【0045】
すなわち、ケース11に設けられたスイッチ171をオン操作して制御部161に電源を供給すると該制御部161が作動する。すると、初期動作として発光ダイオード61の点灯及び消灯を、例えば0.5秒間隔で繰り返して高速点滅表示することによって、スプレー缶82から噴霧剤を噴霧することを、その直前に予告し(S1)、この予告を開始してから所定時間、例えば4秒が経過するまで前記高速点滅を継続する(S2)。
【0046】
このステップS2にて前記所定時間経過したと判断した際には、機構部154のモータ172を駆動してノズル操作部155を作動し、該ノズル操作部155の凸部156で当該噴霧装置1にセットされたスプレー缶82のノズル102を押し下げて該ノズル102から噴霧剤を噴出する(S3)。このとき、前記モータ172による噴霧動作としては、前記ノズル操作部155が前記ノズル102を押し下げる為に必要な時間、例えば1秒間前記モータ172を駆動する方法が挙げられる。
【0047】
これにより、前記スプレー缶82から噴霧剤を噴霧する4秒前に、噴霧することを前記発光ダイオード61の高速点滅表示によって予告することができる。
【0048】
そして、前記発光ダイオード61の点灯を3秒おきに繰り返して低速点滅表示を行うことで、当該噴霧装置1が噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御実行中であることの表示を開始するとともに(S4)、この表示を開始してから所定時間、例えば20分(1200秒)から前記高速点滅時間である4秒と前記モータ駆動時間である1秒を減算した値である1195秒経過するまで前記低速点滅を繰り返す(S5)。
【0049】
このステップS5の判断において前記所定時間経過した際には、前記ステップS1へ移行して、各ステップS1〜S5を繰り返す。これにより、初期動作として噴霧剤の噴霧を行った後は、20分毎に噴霧剤を噴霧することができる。また、この定期的な噴霧を繰り返す自動噴霧制御中に前記低速点滅を繰り返す前記発光ダイオード61は、噴霧直前の4秒間は高速点滅する。これにより、噴霧直前において、前記発光ダイオード61の点滅間隔を可変することができる。
【0050】
このように、セットされたスプレー缶82から噴霧剤を噴霧する際には、その直前に噴霧することを発光ダイオード61の高速点滅として表示して予告することができる。これにより、近くに居るに人に対しては、もうすぐ噴霧剤が噴霧されることを視覚を通して認識させることができる。
【0051】
したがって、人が近くに居るにも関わらず、噴霧剤を予告無しに突然噴霧してしまう従来と比較して、人を驚かすといった問題を解消することができる。特に、噴霧剤が側方へ向けて噴霧される場合には、当該噴霧装置1の前に立つ人の服を噴霧剤で汚すといった事態を回避することができる。
【0052】
また、噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御実行中には、発光ダイオード61が低速点滅する。このため、この低速点滅によって噴霧装置1が作動中であり、当該噴霧装置1から噴霧剤が定期的に自動噴霧されることを認識することができる。
【0053】
そして、前記噴霧剤を噴霧する際には、その4秒前に前記発光ダイオード61が高速点滅する。このため、前記自動噴霧制御実行中であることを示す前記発光ダイオード61を利用して、噴霧の予告を行うことができる。これにより、前記発光ダイオード61を有効活用することができる。
【0054】
このとき、前記発光ダイオード61において、待機時の1195秒間は3秒おきに低速点滅する一方、噴霧予告時の4秒間は0.5秒おきに高速点滅するように構成されている。このため、噴霧予告時より長い待機時での点滅を高速に設定する場合と比較して、消費電力を抑えることができ、作動時間を延長することができる。
【0055】
なお、噴霧予告する為の表示方法としては、発光ダイオード61の点滅に限定されるものではなく、発光体の色が変わる等の方法でも良い。更には、例えば、羽形状等の可動体を可動したり、モニターに絵や文字を表示したり、本体を振動させたりする方法等も挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態を示す正面図である。
【図3】同実施の形態を示す側面図である。
【図4】同実施の形態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線に沿った断面図である。
【図6】同実施の形態を示す背面図である。
【図7】同実施の形態の本体部からカバーを外した状態を示す図である。
【図8】図7のB−B線に沿った断面図である。
【図9】同実施の形態を示すブロック図である。
【図10】同実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0057】
1 噴霧装置
61 発光ダイオード
82 スプレー缶
102 ノズル
161 制御部
172 モータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セットされたスプレー缶から噴霧剤を自動的に噴霧する噴霧装置において、
前記スプレー缶から噴霧剤を噴霧する前に噴霧することを表示して予告する予告手段を備えたことを特徴とする噴霧装置。
【請求項2】
前記予告手段が、視覚を通じて認識できるものであることを特徴とした請求項1記載の噴霧装置。
【請求項3】
前記予告手段が、発光手段であることを特徴とした請求項1又は2記載の噴霧装置。
【請求項4】
前記発光手段が、前記噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御運転中であることを示す状態と、前記噴霧剤を噴霧する前に前記状態と異なる状態に変化させて予告を行うことを特徴とした請求項3記載の噴霧装置。
【請求項5】
前記噴霧剤を自動的に噴霧する自動噴霧制御実行中であることを発光手段を点滅して表示する自動制御中表示手段を備え、
前記予告手段は、前記噴霧剤を噴霧する前に前記発光手段の点滅間隔を変化させて前記予告を行うことを特徴とした請求項1記載の噴霧装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−326513(P2006−326513A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−154909(P2005−154909)
【出願日】平成17年5月27日(2005.5.27)
【出願人】(000102544)エステー化学株式会社 (127)
【Fターム(参考)】