説明

嚢胞性線維症および他の慢性疾患の治療のための組成物

本発明は、上皮型ナトリウムチャネル活性の阻害剤を、式I、式II、または式IIIの少なくとも1つの化合物と組み合わせて含む医薬組成物に関する。本発明はまた、固体形態およびその医薬製剤、ならびにこのような組成物を、薬学的組合せの組成物を使用したCFTR媒介性疾患、特に嚢胞性線維症の治療において使用する方法にも関する。本発明の組成物は、上記阻害剤として、アミロリド、ベンザミル、またはジメチルアミロリドを含みうる。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
A.上皮型ナトリウムチャネル(ENaC)阻害剤と、
B.下記のI、II、またはIIIのうちの少なくとも1つ
を含む医薬組成物:
I.式Iの化合物または薬学的に許容されるその塩
【化122】

[式中、
WRW2およびWRW4のそれぞれは、独立して、CN、CF、ハロ、C2〜6直鎖または有枝鎖状アルキル、C3〜12員の脂環式、フェニル、5〜10員のヘテロアリールまたは3〜7員の複素環式から選択され、該ヘテロアリールまたは複素環式は、O、SまたはNから選択される3個までのヘテロ原子を有し、前記WRW2およびWRW4は、−OR’、−CF、−OCF、SR’、S(O)R’、SOR’、−SCF、ハロ、CN、−COOR’、−COR’、−O(CHN(R’)、−O(CH)N(R’)、−CON(R’)、−(CHOR’、−(CH)OR’、−CHCN、必要に応じて置換されているフェニルもしくはフェノキシ、−N(R’)、−NR’C(O)OR’、−NR’C(O)R’、−(CHN(R’)、または−(CH)N(R’)から選択される3つまでの置換基で独立して必要に応じて置換されており、
WRW5は、水素、−OCF、−CF、−OH、−OCH、−NH、−CN、−CHF、−NHR’、−N(R’)、−NHC(O)R’、−NHC(O)OR’、−NHSOR’、−CHOH、−CHN(R’)、−C(O)OR’、−SONHR’、−SON(R’)、または−CHNHC(O)OR’から選択され、
各R’は、独立して、C1〜8脂肪族基、または窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される0〜3個のヘテロ原子を有する3〜8員の飽和、部分的に不飽和、もしくは完全に不飽和の単環式環、または窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される0〜5個のヘテロ原子を有する8〜12員の飽和、部分的に不飽和、もしくは完全に不飽和の二環式環系から選択される、必要に応じて置換されている基から選択されるか、あるいは2つのR’が、これらが結合している原子(複数可)と一緒になって、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有する、必要に応じて置換されている3〜12員の飽和、部分的に不飽和、または完全に不飽和の単環式環または二環式環を形成するが、
ただし、
i)WRW2およびWRW4が、両方とも−Clであることはなく、
WRW2、WRW4およびWRW5は、−OCHCHPhでも、−OCHCH(2−トリフルオロメチル−フェニル)でも、−OCHCH−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イル)でも、置換1H−ピラゾール−3−イルでもない]
II.式IIの化合物もしくは薬学的に許容されるその塩
【化123】

[式中、
Tは、−CH−、−CHCH−、−CF−、−C(CH−、または−C(O)−であり、
’は、H、C1〜6脂肪族、ハロ、CF、CHF、O(C1〜6脂肪族)であり、
D1またはRD2は、Zであり、
は、結合、CONH、SONH、SON(C1〜6アルキル)、CHNHSO、CHN(CH)SO、CHNHCO、COO、SO、またはCOであり、Rは、H、C1〜6脂肪族、またはアリールである]
III.式IIIの化合物もしくは薬学的に許容されるその塩
【化124】

[式中、
各Rは、独立して、H、OH、もしくはOCHであるか、または2つのRが一緒になって、−OCHO−または−OCFO−を形成し、
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり、
は、HまたはFであり、
は、HまたはCNであり、
は、H、−CHCH(OH)CHOH、−CHCH(CH、または−CHCHOHであり、
は、H、OH、−CHCH(OH)CHOH、もしくは−CHOHであるか、またはRおよびRは一緒になって5員環を形成する]。
【請求項2】
上皮型ナトリウムチャネル阻害剤と式Iの化合物とを含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
前記式Iの化合物において、WRW2およびWRW4のそれぞれが、独立して、CN、CF、ハロ、C2〜6直鎖または有枝鎖状アルキル、C3〜12員の脂環式、またはフェニルから選択され、該WRW2およびWRW4が、−OR’、−CF、−OCF、−SCF、ハロ、−COOR’、−COR’、−O(CHN(R’)、−O(CH)N(R’)、−CON(R’)、−(CHOR’、−(CH)OR’、必要に応じて置換されているフェニル、−N(R’)、−NC(O)OR’、−NC(O)R’、−(CHN(R’)、または−(CH)N(R’)から選択される3つまでの置換基で独立して必要に応じて置換されており、WRW5が、水素、−OCF、−CF、−OH、−OCH、−NH、−CN、−NHR’、−N(R’)、−NHC(O)R’、−NHC(O)OR’、−NHSOR’、−CHOH、−C(O)OR’、−SONHR’、または−CHNHC(O)O−(R’)から選択される、請求項1または2のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記式Iの化合物において、WRW2およびWRW4のそれぞれが、独立して、−CN、−CF、C2〜6直鎖または有枝鎖状アルキル、C3〜12員の脂環式、またはフェニルから選択され、該WRW2およびWRW4のそれぞれが、−OR’、−CF、−OCF、−SCF、ハロ、−COOR’、−COR’、−O(CHN(R’)、−O(CH)N(R’)、−CON(R’)、−(CHOR’、−(CH)OR’、必要に応じて置換されているフェニル、−N(R’)、−NC(O)OR’、−NC(O)R’、−(CHN(R’)、または−(CH)N(R’)から選択される3つまでの置換基で独立して必要に応じて置換されており、WRW5が、−OH、−CN、−NHR’、−N(R’)、−NHC(O)R’、−NHC(O)OR’、−NHSOR’、−CHOH、−C(O)OR’、−SONHR’、または−CHNHC(O)O−(R’)から選択される、請求項1から3のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項5】
前記式Iの化合物において、WRW2が、−OR’、−CF、−OCF、−SR’、−S(O)R’、−SOR’、−SCF、ハロ、−CN、−COOR’、−COR’、−O(CHN(R’)、−O(CH)N(R’)、−CON(R’)、−(CHOR’、−(CH)OR’、−CHCN、必要に応じて置換されているフェニルもしくはフェノキシ、−N(R’)、−NR’C(O)OR’、−NR’C(O)R’、−(CHN(R’)、または−(CH)N(R’)から選択される3つまでの置換基で必要に応じて置換されているフェニル環であり、WRW4が、C2〜6直鎖または有枝鎖状アルキルであり、WRW5が−OHである、請求項1から4のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項6】
前記式Iの化合物において、WRW2およびWRW4のそれぞれが、独立して、−CF、−CN、またはC2〜6直鎖または有枝鎖状アルキルである、請求項1から5のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項7】
前記式Iの化合物において、WRW2およびWRW4のそれぞれが、−OR’、−CF、−OCF、−SR’、−S(O)R’、−SOR’、−SCF、ハロ、−CN、−COOR’、−COR’、−O(CHN(R’)、−O(CH)N(R’)、−CON(R’)、−(CHOR’、−(CH)OR’、−CHCN、必要に応じて置換されているフェニルもしくはフェノキシ、−N(R’)、−NR’C(O)OR’、−NR’C(O)R’、−(CHN(R’)、または−(CH)N(R’)から独立して選択される3つまでの置換基で必要に応じて置換されている、C2〜6直鎖または有枝鎖状アルキルである、請求項1から6のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項8】
前記式Iの化合物において、WRW2およびWRW4のそれぞれが、必要に応じて置換されているn−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル、1,1−ジメチル−2−(エトキシカルボニル)−エチル、1,1−ジメチル−3−(t−ブトキシカルボニル−アミノ)プロピル、またはn−ペンチルから独立して選択される、請求項1から7のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項9】
前記式Iの化合物において、WRW5が、−CN、−NHR’、−N(R’)、−CHN(R’)、−NHC(O)R’、−NHC(O)OR’、−OH、−C(O)OR’、または−SONHR’から選択される、請求項1から8のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項10】
前記式Iの化合物において、WRW5が、−CN、−NH(C1〜6アルキル)、−N(C1〜6アルキル)、−NHC(O)(C1〜6アルキル)、−CHNHC(O)O(C1〜6アルキル)、−NHC(O)O(C1〜6アルキル)、−OH、−O(C1〜6アルキル)、−C(O)O(C1〜6アルキル)、−CHO(C1〜6アルキル)、または−SONHから選択される、請求項1から9のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項11】
前記式Iの化合物において、WRW5が、−OH、−CHOH、−NHC(O)OMe、−NHC(O)OEt、−CN、−CHNHC(O)O(t−ブチル)、−C(O)OMe、または−SONHから選択される、請求項1から10のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項12】
前記式Iの化合物において、
a.WRW2がC2〜6直鎖または有枝鎖状アルキルであり、
b.WRW4が、C2〜6直鎖または有枝鎖状アルキルであるか、または単環式もしくは二環式の脂肪族であり、
c.WRW5が、−CN、−NH(C1〜6アルキル)、−N(C1〜6アルキル)、−NHC(O)(C1〜6アルキル)、−NHC(O)O(C1〜6アルキル)、−CHC(O)O(C1〜6アルキル)、−OH、−O(C1〜6アルキル)、−C(O)O(C1〜6アルキル)、もしくは−SONHから選択される、
請求項1から11のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項13】
前記式Iの化合物において、
a.WRW2が、C2〜6アルキル、−CF、もしくは−CNであるか、またはC1〜4アルキル、−O(C1〜4アルキル)、もしくはハロから選択される3つまでの置換基で必要に応じて置換されているフェニルであり、
b.WRW4が、−CF、C2〜6アルキル、またはC6〜10脂環式であり、
c.WRW5が、−OH、−NH(C1〜6アルキル)、または−N(C1〜6アルキル)である、請求項1から12のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項14】
前記式Iの化合物において、WRW2がtert−ブチルである、請求項1から13のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項15】
前記式Iの化合物において、WRW4がtert−ブチルである、請求項1から14のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項16】
前記式Iの化合物において、WRW5が−OHである、請求項1から15のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項17】
前記式Iの化合物が化合物1
【化125】

を含む、請求項1から16のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項18】
上皮型ナトリウムチャネル阻害剤と、式IIの化合物
【化126】

または薬学的に許容されるその塩[式中、
Tは、−CH−、−CHCH−、−CF−、−C(CH−、または−C(O)−であり、R’は、H、C1〜6脂肪族、ハロ、CF、CHF、O(C1〜6脂肪族)であり、RD1またはRD2は、Zであり、
は、結合、CONH、SONH、SON(C1〜6アルキル)、CHNHSO、CHN(CH)SO、CHNHCO、COO、SO、またはCOであり、Rは、H、C1〜6脂肪族、またはアリールである]と
を含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項19】
前記式IIの化合物が、化合物2
【化127】

を含む、請求項18に記載の医薬組成物。
【請求項20】
上皮型ナトリウムチャネル阻害剤と、式IIIの化合物
【化128】

または薬学的に許容されるその塩[式中、
各Rは、独立して、H、OH、もしくはOCHであるか、または2つのRが一緒になって−OCHO−または−OCFO−を形成し、
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり、
は、HまたはFであり、
は、HまたはCNであり、
は、H、−CHCH(OH)CHOH、−CHCH(CH、または−CHCHOHであり、
は、H、OH、−CHCH(OH)CHOH、−CHOHであるか、またはRおよびRは一緒になって、5員環を形成する]と
を含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項21】
前記式IIIの化合物が、化合物3
【化129】

を含む、請求項20に記載の医薬組成物。
【請求項22】
前記ENaC阻害剤が、アミロリド、ベンザミル、ジメチル−アミロリド、PCT/EP2006/003387;PCT/EP2006/012314およびPCT/EP2006/012320のENaC阻害剤化合物、式IVの1つの化合物、または薬学的に許容されるその塩、エナンチオマーおよび互変異性体から選択される、請求項1から21のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項23】
前記ENaC阻害剤がアミロリドである、請求項22に記載の医薬組成物。
【請求項24】
化合物1、化合物2、または化合物3のうちの少なくとも1つと、式IVの少なくとも1つの化合物
【化130】

または薬学的に許容されるその塩(式中、
、R、R、R、R10およびR11は、それぞれ独立して、H;SO16;1つもしくは複数のZ基で必要に応じて置換されているアリール;1つもしくは複数のZ基で必要に応じて置換されているC〜C10炭素環式基;1つもしくは複数のZ基で必要に応じて置換されているC〜C14複素環式基;あるいは、アリール基、1つもしくは複数のZ基で必要に応じて置換されているC〜C10炭素環式基、または1つもしくは複数のZ基で必要に応じて置換されているC〜C14複素環式基で必要に応じて置換されているC〜Cアルキルから選択される)と
を含む医薬組成物。
【請求項25】
表Iに記載のA欄、B欄およびC欄からの少なくとも1つの成分と、表IのD欄からの少なくとも1つの成分とを含む医薬組成物。
【表1−4】

【請求項26】
前記A欄の成分が化合物1であり、前記B欄の成分が化合物2であり、前記C欄の成分が化合物3であり、前記D欄の成分が式IVの化合物である、請求項25に記載の医薬組成物。
【請求項27】
化合物1と、式IVの化合物とを含む、請求項25または26のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項28】
化合物2と、式IVの化合物とを含む、請求項25から27のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項29】
化合物3と、式IVの化合物とを含む、請求項25から28のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項30】
ヒトにおけるCFTR媒介性疾患を治療する方法であって、請求項1から29のいずれかに記載の医薬組成物の有効量を、該ヒトに投与するステップを含む方法。
【請求項31】
前記CFTR媒介性疾患が、嚢胞性線維症、喘息、煙誘発性COPD、慢性気管支炎、鼻副鼻腔炎、便秘、膵炎、膵臓不全、先天性両側精管欠損症(CBAVD)によって引き起こされる男性不妊、軽度の肺疾患、特発性膵炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)、肝疾患、遺伝性肺気腫、遺伝性血色症、凝固−線溶欠乏症、例えばプロテインC欠乏症、1型遺伝性血管性浮腫、脂質処理欠損症、例えば家族性高コレステロール血症、1型カイロミクロン血症、無βリポタンパク質血症、脂肪蓄積症、例えばI−細胞病/偽ハーラー症候群、ムコ多糖体代謝異常、サンドホフ/テイサックス、クリグラー−ナジャーII型、多腺性内分泌障害/高インスリン血症、糖尿病、ラロン小人症、ミエロペルオキシダーゼ欠損症、原発性副甲状腺機能低下症、メラノーマ、グリカノシスCDG1型、先天性甲状腺機能亢進症、骨形成不全症、遺伝性低フィブリノゲン血症、ACT欠損症、尿崩症(DI)、神経身体的DI、腎性DI、シャルコー−マリーツース症候群、ペリツェウスメルツバッハー病、神経変性疾患、例えばアルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、ピック病、数種のポリグルタミン神経障害、例えばハンチントン病、脊髄小脳失調症I型、脊髄性および延髄性筋萎縮症、歯状核赤核淡蒼球ルイ体、および筋緊張性ジストロフィー、ならびに海綿状脳症、例えば遺伝性クロイツフェルトヤコブ病(プリオンタンパク質プロセシング欠陥が原因)、ファブリ病、ストロイスラー−シャインカー症候群、COPD、ドライアイ疾患、またはシェーグレン症候群、骨粗鬆症、骨減少症、骨癒合および骨増殖(骨修復、骨再生、骨吸収の減少および骨沈着の増加を含む)、ゴーハム症候群、クロライドチャネル病、例えば先天性ミオトニー(トムソンおよびベッカー型)、バーター症候群III型、デント病、驚愕過剰症、てんかん、びっくり病、リソソーム蓄積症、アンジェルマン症候群、ならびに内臓逆位を伴うPCD(カールタジュナー症候群としても公知)、内臓逆位を伴わないPCDおよび毛様体形成不全を含む繊毛の構造および/または機能の遺伝性障害に対する用語である原発性線毛機能不全(PCD)から選択される、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記CFTR媒介性疾患が嚢胞性線維症、COPD、肺気腫、または骨粗鬆症である、請求項30または31のいずれかに記載の方法。
【請求項33】
前記CFTR媒介性疾患が嚢胞性線維症である、請求項30から32のいずれかに記載の方法。
【請求項34】
前記患者が、ヒトCFTRの変異である、ΔF508、R117H、およびG551Dのうちの1つまたは複数を保有する、請求項30から33のいずれかに記載の方法。
【請求項35】
ヒトCFTRの前記ΔF508変異を保有する患者において、嚢胞性線維症を治療するまたは嚢胞性線維症の重症度を低めるステップを含む、請求項30から34のいずれかに記載の方法。
【請求項36】
ヒトCFTRの前記G551D変異を保有する患者において、嚢胞性線維症を治療するまたは嚢胞性線維症の重症度を低めるステップを含む、請求項30から35のいずれかに記載の方法。
【請求項37】
少なくとも1つの対立遺伝子上に、ヒトCFTRの前記ΔF508変異を保有する患者において、嚢胞性線維症を治療するまたは嚢胞性線維症の重症度を低めるステップを含む、請求項30から36のいずれかに記載の方法。
【請求項38】
両方の対立遺伝子上に、ヒトCFTRの前記ΔF508変異を保有する患者において、嚢胞性線維症を治療するまたは嚢胞性線維症の重症度を低めるステップを含む、請求項30から37のいずれかに記載の方法。
【請求項39】
少なくとも1つの対立遺伝子上に、ヒトCFTRの前記G551D変異を保有する患者において、嚢胞性線維症を治療するまたは嚢胞性線維症の重症度を低めるステップを含む、請求項30から38のいずれかに記載の方法。
【請求項40】
両方の対立遺伝子上に、ヒトCFTRの前記G551D変異を保有する患者において、嚢胞性線維症を治療するまたは嚢胞性線維症の重症度を低めるステップを含む、請求項30から39のいずれかに記載の方法。
【請求項41】
表Iに記載のA欄、B欄、およびC欄のうちの少なくとも1つの化合物と、D欄の少なくとも1つの化合物とを含む医薬組成物を含むキット。
【請求項42】
化合物1と、式IVの化合物とを含む、請求項41に記載のキット。
【請求項43】
化合物2と、式IVの化合物とを含む、請求項42に記載のキット。
【請求項44】
化合物3と、式IVの化合物とを含む、請求項43に記載のキット。

【公表番号】特表2013−508414(P2013−508414A)
【公表日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−535433(P2012−535433)
【出願日】平成22年10月22日(2010.10.22)
【国際出願番号】PCT/US2010/053852
【国際公開番号】WO2011/050325
【国際公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(598032106)バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (414)
【氏名又は名称原語表記】VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】130 Waverly Street, Camridge, Massachusetts 02139−4242, U.S.A.
【Fターム(参考)】