回避エリア生成装置及びその方法、並びに回避エリアを生成するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

【課題】イベント開催時における、イベント開催位置周辺の車両走行を回避すべき回避エリアを生成する装置及びその方法を提供する。
【解決手段】イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成する方法であって、該イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存し、地図データ保存部から、該イベントの開催位置を特定し、該車両の通行規制に関する情報を参照して、該イベントに関連付けられ、かつ、該通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定し、特定された該開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定し、特定された該乗降位置及び該規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、該車両が回避すべき回避エリアとする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イベント開催時における、イベント開催位置周辺の車両走行を回避すべき回避エリアを生成する装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ナビゲーション装置の普及はめざましく、多くの車両運転者がナビゲーション装置によって案内されたルートを走行している。そして、従来のナビゲーション装置では、車両の渋滞情報や交通規制情報を考慮して、混雑の少ない、よりスムーズに走行可能なルートを車両運転者に提供している。
しかしながら、花火大会やお祭りなどのイベント開催時において、イベント会場周辺や、イベント会場から最寄の公共交通機関や駐車場までの道のりは、車両のみならず多数の歩行者で混雑することが多い。このような現状に加えて、イベント会場周辺に交通規制が行われることはあっても、イベント会場から最寄の公共交通機関等までの道のりに交通規制が行われることが少ないという現状もある。
このような現状において、渋滞や事故を回避する観点から、車両渋滞の道路に加えて歩行者渋滞の道路を考慮し、当該渋滞道路を除外したルートを案内することが望まれていた。
このような技術として特許文献1では、イベントの開催情報とイベントの開催時に混雑が予想される混雑情報とに基づいて作成された渋滞予測情報を考慮したルート探索を行うナビゲーション装置等が提案されている。
本件発明に関連する従来技術を開示する特許文献2も参照されたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−226977号公報
【特許文献2】特開2009−251969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らは、イベントの開催位置の周辺において、より実際に即した回避エリアを生成すべく鋭意検討を重ねてきた。その結果、イベント開催位置から所定距離内に設けられた交通手段の乗降位置と、車両の通行規制が付された規制エリアとに基づくことにより、実際に即して、車両が回避すべき回避エリアを生成可能なことに想到した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その第1の局面は次のように規定される。即ち、
イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成する装置であって、
前記イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存する車両規制情報保存部と、
地図データ保存部から、前記イベントの開催位置を特定する開催位置特定部と、
前記車両規制情報保存部を参照して、前記イベントに関連付けられ、かつ、前記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する規制エリア特定部と、
前記開催位置特定部で特定された前記開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する乗降位置特定部と、
特定された前記乗降位置及び前記規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、前記車両が回避すべき回避エリアとする回避エリア生成部と、
を備える回避エリア生成装置。
【0006】
このように規定される第1の局面の回避エリア生成装置によれば、イベントに関連付けられたエリアであって通行規制の付されたエリアとしての規制エリア、上記イベントの開催位置から所定距離内に設けられた交通手段の乗降位置に基づいて、車両が回避すべき回避エリアを生成する。したがって、乗降位置からイベント会場周辺までの道のりにおいて、車両による混雑及び歩行者による混雑のいずれをも考慮した、より実際に即した回避エリアを生成可能となる。
ここで、車両の通行規制に関する情報としては、通行止めや一方通行に関する情報等が挙げられる。また、当該情報と関連付けて通行規制の付される日時に関する時間情報を備えていても良く、この場合、当該時間情報に基づいて、日時ごとの回避エリアを生成することとできる(第5の局面)。
【0007】
この発明の第2の局面は次のように規定される。即ち、
第1の局面に規定の回避エリア生成装置において、前記開催位置が前記第1のエリア内に位置するか否かを判定する判定部、を更に備え、
前記判定の結果に基づき、前記開催位置が前記第1のエリア外に位置するとき、前記回避エリア生成部は、前記乗降位置、前記規制エリア及び前記開催位置を含むよう生成される第2のエリアを前記回避エリアとする。
【0008】
この発明の第3の局面は次のように規定される。即ち、
第1又は第2の局面に規定の回避エリア生成装置において、前記開催位置を含む第2の距離内に存在する混雑道路を特定する混雑道路特定部、を備え、
前記回避エリア生成部は、更に、前記混雑道路に基づいて前記回避エリアを生成する。
このように規定される第3の局面の回避エリア生成装置によれば、イベント開催位置から所定距離内において混雑する道路を特定し、当該道路についても回避エリアの対象とするため、より実際に即した回避エリアを生成することができる。
上記混雑道路特定部は、移動体端末からのGPS情報に基づいて前記混雑道路を特定することとできる(第4の局面)。
また、上記交通手段の乗降位置としては、公共交通機関の駅、バス停、駐車場又はタクシー乗降場の少なくとも一の位置とすることができる(第6の局面)。
【0009】
また、この発明の第7の局面は次のように規定される。即ち、
イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成する方法であって、
前記イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存する車両規制情報保存ステップと、
地図データ保存部から、前記イベントの開催位置を特定する開催位置特定ステップと、
前記車両規制情報保存ステップで保存された前記情報を参照して、前記イベントに関連付けられ、かつ、前記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する規制エリア特定ステップと、
前記開催位置特定ステップで特定された前記開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する乗降位置特定ステップと、
特定された前記乗降位置及び前記規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、前記車両が回避すべき回避エリアとする回避エリア生成ステップと、
を備える回避エリア生成方法。
このように規定される第7の局面の発明によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
【0010】
この発明の第8の局面は次のように規定される。即ち、
第7の局面に規定の方法において、前記開催位置が前記第1のエリア内に位置するか否かを判定する判定ステップ、を更に備え、
前記判定の結果に基づき、前記開催位置が前記第1のエリア外に位置するとき、前記回避エリア生成ステップは、前記乗降位置、前記規制エリア及び前記開催位置を含むよう生成される第2のエリアを前記回避エリアとする。
このように規定される第8の局面の発明によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
【0011】
この発明の第9の局面は次のように規定される。即ち、
第7又は第8の局面に規定の方法において、前記開催位置を含む第2の距離内に存在する混雑道路を特定する混雑道路特定ステップ、を備え、
前記回避エリア生成ステップは、更に、前記混雑道路に基づいて前記回避エリアを生成する。
このように規定される第9の局面の発明によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
【0012】
この発明の第10の局面は次のように規定される。即ち、
第9の局面に規定の方法において、前記混雑道路特定ステップは、移動体端末からのGPS情報に基づいて前記混雑道路を特定する。
このように規定される第10の局面の発明によれば、第4の局面と同等の効果を奏する。
【0013】
この発明の第11の局面は次のように規定される。即ち、
第7〜第10のいずれかの局面に規定の方法において、前記車両規制情報保存ステップは前記通行規制の時間情報を更に保存し、
前記回避エリア生成ステップは該時間情報に基づいて前記回避エリアを生成する。
このように規定される第11の局面の発明によれば、第5の局面と同等の効果を奏する。
【0014】
この発明の第12の局面は次のように規定される。即ち、
第7〜第11のいずれかの局面に規定の方法において、前記交通手段の乗降位置は公共交通機関の駅、バス停、駐車場又はタクシー乗降場の少なくとも一の位置である。
このように規定される第12の局面の発明によれば、第6の局面と同等の効果を奏する。
【0015】
更に、この発明の第13の局面は次のように規定される。即ち、
イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
前記イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存する車両規制情報保存手段と、
地図データ保存部から、前記イベントの開催位置を特定する開催位置特定手段と、
前記車両規制情報保存手段で保存された前記情報を参照して、前記イベントに関連付けられ、かつ、前記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する規制エリア特定手段と、
前記開催位置特定手段で特定された前記開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する乗降位置特定手段と、
特定された前記乗降位置及び前記規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、前記車両が回避すべき回避エリアとする回避エリア生成手段、
として機能させるコンピュータプログラム。
このように規定される第13の局面の発明によれば、第1の局面と同等の効果を奏する。
【0016】
この発明の第14の局面は次のように規定される。即ち、
第13の局面に規定の方法において、前記開催位置が前記第1のエリア内に位置するか否かを判定する判定手段、を更に備え、
前記判定の結果に基づき、前記開催位置が前記第1のエリア外に位置するとき、前記回避エリア生成手段は、前記乗降位置、前記規制エリア及び前記開催位置を含むよう生成される第2のエリアを前記回避エリアとする。
このように規定される第14の局面の発明によれば、第2の局面と同等の効果を奏する。
【0017】
この発明の第15の局面は次のように規定される。即ち、
第13又は第14の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記開催位置を含む第2の距離内に存在する混雑道路を特定する混雑道路特定手段、を備え、
前記回避エリア生成手段は、更に、前記混雑道路に基づいて前記回避エリアを生成する。
このように規定される第15の局面の発明によれば、第3の局面と同等の効果を奏する。
【0018】
この発明の第16の局面は次のように規定される。即ち、
第15の局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記混雑道路特定手段は、移動体端末からのGPS情報に基づいて前記混雑道路を特定する。
このように規定される第16の局面の発明によれば、第4の局面と同等の効果を奏する。
【0019】
この発明の第17の局面は次のように規定される。即ち、
第13〜第16のいずれかの局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記車両規制情報保存手段は前記通行規制の時間情報を更に保存し、
前記回避エリア生成手段は該時間情報に基づいて前記回避エリアを生成する。
このように規定される第17の局面の発明によれば、第5の局面と同等の効果を奏する。
【0020】
この発明の第18の局面は次のように規定される。即ち、
第13〜第17のいずれかの局面に規定のコンピュータプログラムにおいて、前記交通手段の乗降位置は公共交通機関の駅、バス停、駐車場又はタクシー乗降場の少なくとも一の位置である。
このように規定される第18の局面の発明によれば、第6の局面と同等の効果を奏する。
【0021】
第13〜第18のいずれかの局面に規定されるコンピュータプログラムを記録する記録媒体が第19の局面として規定される。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施の形態の回避エリア生成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の回避エリア生成部13が生成する回避エリアの例を示す模式図である。
【図3】本発明の他の実施の形態の回避エリア生成装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の回避エリア生成部23が生成する回避エリアの例を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の回避エリア生成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態の回避エリア生成装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の回避エリア生成部35が生成する回避エリアの例を示す模式図である。
【図8】本発明の他の実施の形態の回避エリア生成装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の回避エリア生成部45が生成する回避エリアの例を示す模式図である。
【図10】本発明の実施の形態の回避エリア生成装置を構成するコンピュータプログラムを示す。
【図11】本発明の実施の形態の回避エリア生成装置で生成された回避エリアを利用するナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
この発明の実施の形態の回避エリア生成装置を説明する。
図1に、回避エリア生成装置1の概略構成を示す。適宜、図2に示す模式図を用いて、以下に説明する。
図1に示すように、この回避エリア生成装置1は、地図データ保存部3、イベント情報保存部4、車両規制情報保存部5、乗降位置情報保存部6、開催位置特定部7、開催位置保存部8、規制エリア特定部9、規制エリア保存部10、乗降位置特定部11、乗降位置保存部12、回避エリア生成部13及び回避エリア保存部14を備えている。
【0024】
地図データ保存部3には地図情報が保存される。地図情報にはリンクやノードなど地図情報を規定するための道路要素に関する情報と地図に描画される情報等が含まれる。
イベント情報保存部4にはイベント情報が保存される。イベント情報としては、イベントの開催位置に関する情報が挙げられ、当該開催位置に関する情報としては、開催位置の座標情報やイベント会場のPOI(Point Of Interest)等が挙げられる。また、イベント情報保存部4は、他にも、開催日あるいは開催期間、開催時間、開催位置の最寄駅、開催位置周辺の常設又は臨時の駐車場、イベント名等のイベント情報を保存することとしても良い。
車両規制情報保存部5には、イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報が保存される。当該情報として、例えば、通行止めや一方通行に関する情報等が挙げられる。車両規制情報保存部5は、当該情報と関連付けて通行規制の付される日時に関する時間情報を備えていても良く、この場合、後述する回避エリア生成部は当該時間情報に基づいて、日時ごとの回避エリアを生成することとできる。また、当該情報はイベント情報と関連付けて保存されていることが好ましい。
【0025】
乗降位置情報保存部6には、交通手段の乗降位置に関する情報が保存されている。当該交通手段の乗降位置としては、例えば、公共交通機関の駅、バス停、駐車場、タクシー乗降場等が挙げられる。
開催位置特定部7は、地図データ保存部3及びイベント情報保存部4を参照して、イベントの開催位置を特定する。当該イベント開催位置の特定方法としては、特に限定されないが、例えば、所定領域内に位置するイベントの開催位置を自動的に特定することとできる。また、別の方法として、オペレータの手動による上記イベント開催位置の特定を許容するよう設計することとできる。この場合、後述する入力部を用いて、イベント名、イベント会場、あるいは、イベント開催位置の座標を入力することにより、イベント開催位置の特定が可能となる。また、特定されるイベントの数は一であっても良く、二以上であっても良い。特定された当該開催位置は、上記イベント情報と関連付けて開催位置保存部8に保存される。
【0026】
規制エリア特定部9は、イベント情報保存部4及び車両規制情報保存部5を参照して、開催位置特定部7で特定された開催位置のイベントに関連付けられ、かつ、上記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する。当該規制エリアの特定は、特に限定されないが、例えば、オペレータの手動により、又は自動で行うこととできる。当該イベントに関連付けられた規制エリアとしては、上記イベントに直接的に関連付けられている規制エリアであっても良く、また、上記開催位置特定部7で特定されたイベントの開催位置に基づき、当該開催位置を含む所定領域内における通行規制が付されたエリアを規制エリアとしても良い。ここで、上記車両規制情報保存部5に保存される情報が、通行規制の付される日時に関する時間情報を備えている場合には、当該時間情報に基づき時間帯毎の規制エリアを特定することとできる。特定された当該規制エリアは、上記イベント情報と関連付けて規制エリア保存部10に保存される。
【0027】
乗降位置特定部11は、乗降位置情報保存部6を参照して、開催位置特定部7で特定された開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する。当該特定された乗降位置は、交通手段を利用して上記イベントへ出向く人が、イベント開催位置周辺において上記交通手段に乗降する位置を示すこととなる。当該乗降位置の特定は、特に限定されないが、例えば、オペレータの手動により、又は自動で行うこととできる。また、当該第1の距離としては、例えば1kmとすることとできる。また、上記イベント情報として、開催位置の最寄駅や、開催位置周辺の常設又は臨時の駐車場に関する情報を備えている場合には、当該最寄駅や駐車場を乗降位置と特定しても良い。特定された当該乗降位置は、上記開催位置と関連付けて乗降位置保存部12に保存される。また、当該乗降位置は、上記イベント情報と関連付けて保存されていても良い。
回避エリア生成部13は、乗降位置特定部11で特定された乗降位置及び規制エリア特定部9で特定された規制エリアに基づいて、イベント開催位置周辺において車両が回避すべき回避エリアを生成する。また、規制エリア特定部9において時間帯毎に規制エリアが特定されている場合には、当該時間帯毎に回避エリアを生成することとできる。生成された当該回避エリアは、イベント情報と関連付けて回避エリア保存部14に保存される。
【0028】
図2を用いて、回避エリアの生成方法の一例を説明する。
図2において、符号Xはイベント開催位置を、符号Yは規制エリアを、符号A〜Cは交通手段の乗降位置を示す。図2(A)の場合、交通手段の乗降位置としての電車の駅Aと、規制エリアY1及びY2とを含むよう生成されるエリアP1を回避エリアとすることができる。この場合、規制エリアY1及びY2の端点のうち乗降位置Aにより近い2つの端点と、乗降位置Aとを繋ぐ線が夫々エリアP1の外縁の一部を構成することとなる。当該回避エリアはエリアP1’に示されるように生成しても良い(図2(B)参照)。また、図2(E)に示すように、符号A〜Cに示すように複数の乗降位置が特定された場合には、エリアP1に加えて、乗降位置Bと規制エリアY1及びY2とから生成されるエリアP2(図2(C)参照)、乗降位置Cと規制エリアY1及びY2とから生成されるエリアP3(図2(D)参照)を併せたエリアの外縁から形成されるエリアP4を回避エリアとすることができる。
また、一の道路(リンク)であっても、エリアを形成する外縁によってエリア内外に分かれる場合には、当該道路をエリア内に含むよう、当該道路に沿って回避エリアを生成することとしても良い。
【0029】
図3に、他の実施の形態の回避エリア生成装置21を示す。図3において、図1と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
図3に示すのは、上記イベント開催位置を考慮して回避エリアを生成可能な回避エリア生成装置21である。すなわち、図1に示す装置1において、回避エリア生成部13及び回避エリア保存部14に代えて、回避エリア生成部23及び回避エリア保存部24を備えている。
回避エリア生成部14は、第1生成部233、判定部234、第2生成部235及び特定部236を備えている。
第1生成部233は、乗降位置保存部12及び規制エリア保存部10を参照し、乗降位置及び規制エリアを含むように第1のエリアを生成する。
判定部234は、開催位置保存部8を参照して、第1生成部233で生成された第1のエリアに開催位置が含まれるか否かを判定する。
第2生成部235は、判定部234において第1のエリア外に開催位置位置すると判定されたとき、上記乗降位置、規制エリア及び開催位置を含む第2のエリアを生成する。
特定部236は、判定部235の判定結果に基づき、第1のエリアに開催位置が含まれるときは第1のエリアを、含まれないときは第2のエリアを回避エリアと特定する。特定された当該回避エリアは、イベント情報と関連付けて回避エリア保存部24に保存される。
【0030】
図4を用いて、回避エリアの生成方法の一例を説明する。
図4において、図2と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
図4(A)の場合、乗降位置Aと規制エリアY1及びY2とから生成されるエリアP1内に、イベント開催位置X2が位置していない。この場合、イベント開催位置X2と、規制エリアY1及びY2とを含むエリアP5を生成し、当該エリアP5とエリアP1とを併せた外縁から形成されるエリアP6を回避エリアとすることができる。図4(B)〜(D)の場合も同様にして、夫々エリアP8、P10、P12を回避エリアとすることができる。また、回避エリアP12は、P12’のように生成しても良い。図4(E)に示すのは、複数の乗降位置が存在する場合の回避エリアの生成方法である。この場合、イベント開催位置X2、規制エリアY1及びY2及び符号A〜Cで示される乗降位置に基づき生成されるエリアP1、P2、P3、P5を併せた外縁から形成されるエリアP13を回避エリアとすることとできる。また、回避エリアP13は、開催位置X2と乗降位置A、開催位置X2と乗降位置Bを繋ぐ夫々の直線を外縁の一部として形成される回避エリアP13’としても良い。
【0031】
図5を用いて、図3に示す回避エリア生成装置21の動作の一例を説明する。適宜、図4(A)に示す模式図を用いて、以下に説明する。
まず、ステップ1では、開催位置特定部7は、地図データ保存部3及びイベント情報保存部4を参照して、イベントの開催位置X2を特定し、保存する。
ステップ3では、規制エリア特定部9は、イベント情報保存部4及び車両規制情報保存部5を参照して、ステップ1で特定された開催位置X2のイベントに関連付けられ、かつ、通行規制の付されたエリアY1、Y2を規制エリアと特定し、保存する。
ステップ5では、乗降位置特定部11は、乗降位置情報保存部6を参照して、ステップ1で特定された開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置Aを特定し、保存する。
【0032】
ステップ7では、第1生成部233は、ステップ3で特定された規制エリア及びステップ5で特定された乗降位置Aを含むようにエリアP1を生成し、保存する。
ステップ9では、判定部234は、開催位置X2がステップ7で生成されたエリアP1内に位置するか否か判定する。当該判定の結果、X2がエリアP1内に位置するとき(ステップ9:Yes)、ステップ11へ進み、特定部236は、ステップ7で生成されたエリアP1を回避エリアと特定し、保存する(ステップ11)。
一方、図4(A)に示すように、開催位置X2がエリアP1外に位置するとき、すなわち、ステップ9においてNoのとき、第2生成部235は、規制エリアY1、Y2の端点のうち開催位置X2により近い2つの端点と、開催位置X2とを繋いだエリアP5と、ステップ7で生成されたエリアP1とに基づきエリアP6を生成する(ステップ13)。当該エリアP6は、エリアP1とP5とを併せたエリアの外縁から形成することとできる。
ステップ15では、特定部236は、ステップ13で生成されたエリアP6を回避エリアと特定し、保存する。
【0033】
図6に、他の実施の形態の回避エリア生成装置31を示す。図4において、図1及び図3と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
図6に示すのは、上記イベント開催位置周辺の混雑道路を考慮して回避エリアを生成可能な回避エリア生成装置31である。すなわち、図3に示す装置21において、混雑道路特定部33及び混雑道路保存部34を更に備え、回避エリア生成部23及び回避エリア保存部24に代えて、回避エリア生成部35及び回避エリア保存部36を備えている。
【0034】
混雑道路特定部33は、上記開催位置を含む第2の距離内(例えば、2km内)に存在する混雑道路を特定する。当該混雑道路は、当該道路の歩行者や車両の乗車者に基づいて特定することができる。当該混雑道路の特定方法としては、特に限定されないが、例えば、歩行者が所持する移動体端末のGPS情報と道路情報とに基づき、当該道路における人口密度を算出し、当該人口密度が所定閾値以上の道路を混雑道路とすることができる。混雑道路か否かはリンク毎に特定しても良いし、また、リンク内の所定範囲毎に混雑エリアを特定することとしても良い。特定された当該混雑道路は、開催位置と関連付けて混雑道路保存部34に保存される。
この装置31において、回避エリア生成部35は、乗降位置、開催位置、規制エリアに加えて、混雑道路特定部33で特定された混雑道路に基づいて、回避エリアを生成する。生成された当該回避エリアは回避エリア保存部36に保存される。
【0035】
図7を用いて、回避エリアの生成方法の一例を説明する。図7において、図2及び図4と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
図7において、符号Jは混雑エリアを示す。図5(A)の場合、混雑エリアJ1の一部及びJ2の全部は、イベント開催位置X2と、規制エリアY1及びY2と、乗降位置A〜Cとを含んで形成されるエリアP14の範囲外に存在している。この場合、回避エリア生成部35は、混雑エリアJ1及びJ2を包含するエリアP15を回避エリアとすることとできる。また、別の例を図7(B)に示す。図7(B)では、乗降位置A〜Cと規制エリアY1及びY2とに基づいて形成されるエリアP1、P2、P3のうち、エリアP1は混雑エリアJ3を、エリアP2は混雑エリアJ4を含んでいる。この場合、混雑エリアを含まないエリアP3を除く、エリアP1、P2及びP5に基づくエリアP16を回避エリアとすることとできる。
【0036】
図8に、他の実施の形態の回避エリア生成装置41を示す。図8において、図1、図3及び図6と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
図8に示すのは、規制エリアの通行規制が部分的に解除された場合における回避エリアを生成可能な回避エリア生成装置41である。すなわち、図3に示す装置21において、解除エリア特定部43及び解除エリア保存部44を更に備え、回避エリア生成部23及び回避エリア保存部24に代えて、回避エリア生成部45及び回避エリア保存部46を備えている。
解除エリア特定部43は、所定時間毎に規制エリア保存部10を参照し、規制エリア特定部9で特定された規制エリアのうち、規制が解除されたエリアを解除エリアと特定する。特定された当該解除エリアは解除エリア保存部44に保存される。
この装置41において、回避エリア生成部45は、乗降位置と、開催位置と、解除エリアを除く規制エリアとに基づいて、回避エリアを生成する。生成された当該回避エリアは回避エリア保存部46に保存される。
【0037】
図9を用いて、回避エリアの生成方法の一例を説明する。図9において、図2、図4及び図7と同一の要素には同一の符号を付して、その説明を部分的に省略する。
図9において、斜線で示すエリアは解除エリアを示す。図9(A)において、規制解除前の回避エリアをエリアP1で示している。また、規制エリアY1については、7月30日(金)22:00〜8月2日(月)12:00まで、規制エリアY2については、7月30日(金)22:00〜8月2日(月)07:00まで、車両通行止めの通行規制が敷かれている。規制エリアY2の規制が解除された8月2日(月)7:00〜12:00の間の回避エリアの生成方法の一例を、図9(B)及び(C)に示す。図9(B)の場合、乗降位置A、開催位置X1、規制エリアY1に基づいて形成されるエリアP17を回避エリアとすることとできる。また、別の例を図9(C)に示す。図9(C)では、乗降位置Aと、規制エリアY1の端点のうち乗降位置Aに最も近い端点nと、解除エリアY2と規制エリアY1との交点mとを繋ぐエリアP18を形成し、当該エリアP18と規制エリアY1とを併せた外縁から形成されるエリアP19を回避エリアとすることとできる。また、他の方法として、乗降位置Aと、規制エリアY1の端点のうち乗降位置Aに最も近い端点と、開催位置Xとを繋いでエリアP18’を形成し、当該エリアP18’と規制エリアY1とに基づき形成されるエリアP19’を回避エリアとしても良い。
【0038】
図10は回避エリア生成装置31のハード構成を示すブロック図である。
この装置31のハード構成は、一般的なコンピュータシステムと同様に中央制御装置221に対してシステムバス222を介して各種の要素が結合されたものである。
中央制御装置221は汎用的なCPU、メモリ制御装置、バス制御装置、割り込み制御装置更にはDMA(直接メモリアクセス)装置を含み、システムバス222もデータライン、アドレスライン、制御ラインを含む。システムバス222にはRAM(ランダムアクセスメモリ)223、不揮発メモリ(ROM224,CMOS−RAM225等)からなるメモリ回路が接続されている。RAM223に格納されるデータは中央制御装置221や他のハードウエア要素によって読み取られたり、書き換えられたりする。不揮発メモリのデータは読み取り専用であり、装置をオフとしたときにもそこのデータは喪失されない。このハードウエアを制御するシステムプログラムはハードディスク装置227に保存されており、また、RAM223に保存されており、ディスクドライブ制御装置226を介して適宜中央制御装置221に読みこまれて使用される。このハードディスク装置227には、汎用的な構成のコンピュータシステムを回避エリア生成装置31として動作させるためのコンピュータプログラムを保存する領域が確保される。
【0039】
このハードディスク装置227の所定の領域が、開催位置特定部7、規制エリア特定部9、乗降位置特定部11、混雑道路特定部33及び回避エリア生成部35で特定あるいは生成された情報を保存する保存部用に割り付けられる。
ハードディスク装置227の他の領域が地図データ保存部3、イベント情報保存部4、車両規制情報保存部5、乗降位置情報保存部6用に割り付けられる。
システムバス222には、フレキシブルディスク232に対してデータの読み込み及び書き込みを行うフレキシブルドライブ制御装置231、コンパクトディスク234に対してそれからデータの読み取りを行うCD/DVD制御装置233が接続されている。この例ではプリンタインターフェース237にプリンタ238を接続させている。
システムバス222にはキーボード・マウス制御装置241が接続され、キーボード242及びマウス243からのデータ入力を可能としている。モニタ245がモニタ制御装置244を介してシステムバス222に接続されている。モニタ245にはCRTタイプ、液晶タイプ、プラズマディスプレイタイプなどを利用することができる。
各種の要素(モデムなど)の増設を可能とするため空きのスロット251が準備されている。
【0040】
この装置31はネットワークアダプタ261を介して、ネットワークNに接続されている。そして、このネットワーク(インターネット)Nを介して、所定又は任意の情報源から、イベント情報保存部4、車両規制情報保存部5及び乗降位置保存部6に保存される情報を取得する。また、このネットワークNにはプローブカーが連結されていてもよい。当該プローブカーからセンター(装置31)へプローブ情報を定期的に送信している場合、当該プローブ情報による渋滞情報等も考慮した回避エリアの生成が可能となる。
このコンピュータシステムからなる回避エリア生成装置31を稼動させるために必要なプログラム(OSプログラム、アプリケーションプログラム(本発明のものも含む))は、各種の記録媒体を介してシステムの中にインストールされる。例えば非書き込み記録媒体(CD−ROM、ROMカード等)、書き込み可能記録媒体(FD、DVD等)、更にはネットワークNを利用して通信媒体の形式でインストールすることも可能である。勿論、不揮発メモリ224、225やハードディスク装置227に予めこれらのプログラムを書きこんでおくこともできる。
【0041】
図11に示すのは、図6に示す装置31で生成された回避エリアを用いてルート探索を行うナビゲーション装置51である。
このナビゲーション装置51は、制御部410、メモリ部411、入力部412、出力部413、インターフェース部414、自車位置特定部415、探索部418、ナビゲーション情報保存部419及び案内ルート保存部420を備えている。
制御部410はCPU、バッファメモリその他の装置を備えたコンピュータ装置であり、ナビゲーション装置51を構成する他の要素を制御する。
メモリ部411にはコンピュータプログラムが保存され、このコンピュータプログラムはコンピュータ装置である制御部410に読み込まれて、これを機能させる。このコンピュータプログラムはDVD等の汎用的な媒体へ保存できる。
【0042】
入力部412は出発地や目的地の設定、上述のイベント開催位置の特定等に用いられる。入力部412としてディスプレイの表示内容と協働するタッチパネル式の入力装置を用いることができる。
出力部413はディスプレイを含み、ナビゲーションに必要な地図情報、その他の情報を表示する。また、地図上において回避エリアを認識できるよう表示しても良い。この出力部413は音声案内装置を含むこともできる。
インターフェース部414はナビゲーション装置51を無線ネットワーク等へ連結させる。
自車位置特定部415はGPS装置やジャイロ装置を用いて車両の現在の位置を特定する。
探索部418は指定された出発地から目的地までの経路を探索する。車両利用者が目的地を設定すると、ナビゲーション装置が作動して目的地までの案内ルートが探索される。このナビゲーション装置51において、当該探索部418は、特にナビゲーション情報保存部419内の回避エリア保存部36を参照し、上記車両の通行規制や道路の混雑状況を考慮した案内ルートを探索する。当該探索された案内ルートは、後述する案内ルート保存部420に保存される。
【0043】
ナビゲーション情報保存部419は、地図情報保存部423、道路情報保存部424、回避エリア保存部26を備える。
地図情報保存部423には地図情報が保存される。地図情報にはリンクやノードなど地図情報を規定するための道路要素に関する情報と地図に描画される情報等が含まれる。
道路情報保存部424には道路や交差点など各道路要素の特性を規定する道路情報が保存される。例えば、道路(リンク)の特性を規定する道路情報として、道路種別、道路幅、車線数、走行規制及びその他がある。
回避エリア保存部36には、上述したように、イベント開催位置周辺における車両走行を回避すべきエリアが、当該イベント情報と関連付けて保存されている。
案内ルート保存部420には、上述したように、探索部418で探索された経路が保存される。当該案内ルートには、リンク等の形状が併せて保存されていることが好ましい。
【0044】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。さらには、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
【0045】
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
【符号の説明】
【0046】
1 21 31 41 回避エリア生成装置
3 地図データ保存部
4 イベント情報保存部
5 車両規制情報保存部
6 乗降位置情報保存部
7 開催位置特定部
9 規制エリア特定部
11 乗降位置特定部
13 23 35 45 回避エリア生成部
33 混雑道路特定部
43 解除エリア特定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成する装置であって、
前記イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存する車両規制情報保存部と、
地図データ保存部から、前記イベントの開催位置を特定する開催位置特定部と、
前記車両規制情報保存部を参照して、前記イベントに関連付けられ、かつ、前記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する規制エリア特定部と、
前記開催位置特定部で特定された前記開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する乗降位置特定部と、
特定された前記乗降位置及び前記規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、前記車両が回避すべき回避エリアとする回避エリア生成部と、
を備える回避エリア生成装置。
【請求項2】
前記開催位置が前記第1のエリア内に位置するか否かを判定する判定部、を更に備え、
前記判定の結果に基づき、前記開催位置が前記第1のエリア外に位置するとき、前記回避エリア生成部は、前記乗降位置、前記規制エリア及び前記開催位置を含むよう生成される第2のエリアを前記回避エリアとする、
請求項1に記載の回避エリア生成装置。
【請求項3】
前記開催位置を含む第2の距離内に存在する混雑道路を特定する混雑道路特定部、を備え、
前記回避エリア生成部は、更に、前記混雑道路に基づいて前記回避エリアを生成する、
請求項1又は2に記載の回避エリア生成装置。
【請求項4】
前記混雑道路特定部は、移動体端末からのGPS情報に基づいて前記混雑道路を特定する、
請求項3に記載の回避エリア生成装置。
【請求項5】
前記車両規制情報保存部は前記通行規制の時間情報を備え、
前記回避エリア生成部は該時間情報に基づいて前記回避エリアを生成する、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の回避エリア生成装置。
【請求項6】
前記交通手段の乗降位置は公共交通機関の駅、バス停、駐車場又はタクシー乗降場の少なくとも一の位置である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の回避エリア生成装置。
【請求項7】
イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成する方法であって、
前記イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存する車両規制情報保存ステップと、
地図データ保存部から、前記イベントの開催位置を特定する開催位置特定ステップと、
前記車両規制情報保存ステップで保存された前記情報を参照して、前記イベントに関連付けられ、かつ、前記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する規制エリア特定ステップと、
前記開催位置特定ステップで特定された前記開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する乗降位置特定ステップと、
特定された前記乗降位置及び前記規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、前記車両が回避すべき回避エリアとする回避エリア生成ステップと、
を備える回避エリア生成方法。
【請求項8】
前記開催位置が前記第1のエリア内に位置するか否かを判定する判定ステップ、を更に備え、
前記判定の結果に基づき、前記開催位置が前記第1のエリア外に位置するとき、前記回避エリア生成ステップは、前記乗降位置、前記規制エリア及び前記開催位置を含むよう生成される第2のエリアを前記回避エリアとする、
請求項7に記載の回避エリア生成方法。
【請求項9】
前記開催位置を含む第2の距離内に存在する混雑道路を特定する混雑道路特定ステップ、を備え、
前記回避エリア生成ステップは、更に、前記混雑道路に基づいて前記回避エリアを生成する、
請求項7又は8に記載の回避エリア生成方法。
【請求項10】
前記混雑道路特定ステップは、移動体端末からのGPS情報に基づいて前記混雑道路を特定する、
請求項9に記載の回避エリア生成方法。
【請求項11】
前記車両規制情報保存ステップは前記通行規制の時間情報を更に保存し、
前記回避エリア生成ステップは該時間情報に基づいて前記回避エリアを生成する、
請求項7〜10のいずれか一項に記載の回避エリア生成方法。
【請求項12】
前記交通手段の乗降位置は公共交通機関の駅、バス停、駐車場又はタクシー乗降場の少なくとも一の位置である、請求項7〜11のいずれか一項に記載の回避エリア生成方法。
【請求項13】
イベントの開催位置の周辺における回避エリアを生成するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータを、
前記イベントの開催に伴う車両の通行規制に関する情報を保存する車両規制情報保存手段と、
地図データ保存部から、前記イベントの開催位置を特定する開催位置特定手段と、
前記車両規制情報保存手段で保存された前記情報を参照して、前記イベントに関連付けられ、かつ、前記通行規制の付されたエリアを規制エリアと特定する規制エリア特定手段と、
前記開催位置特定手段で特定された前記開催位置から第1の距離内に設けられた、交通手段の乗降位置を特定する乗降位置特定手段と、
特定された前記乗降位置及び前記規制エリアに基づいて生成される第1のエリアを、前記車両が回避すべき回避エリアとする回避エリア生成手段、
として機能させるコンピュータプログラム。
【請求項14】
前記開催位置が前記第1のエリア内に位置するか否かを判定する判定手段、を更に備え、
前記判定の結果に基づき、前記開催位置が前記第1のエリア外に位置するとき、前記回避エリア生成手段は、前記乗降位置、前記規制エリア及び前記開催位置を含むよう生成される第2のエリアを前記回避エリアとする、
請求項13に記載のコンピュータプログラム。
【請求項15】
前記開催位置を含む第2の距離内に存在する混雑道路を特定する混雑道路特定手段、を備え、
前記回避エリア生成手段は、更に、前記混雑道路に基づいて前記回避エリアを生成する、
請求項13又は14に記載のコンピュータプログラム。
【請求項16】
前記混雑道路特定手段は、移動体端末からのGPS情報に基づいて前記混雑道路を特定する、
請求項15に記載のコンピュータプログラム。
【請求項17】
前記車両規制情報保存手段は前記通行規制の時間情報を更に保存し、
前記回避エリア生成手段は該時間情報に基づいて前記回避エリアを生成する、
請求項13〜16のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項18】
前記交通手段の乗降位置は公共交通機関の駅、バス停、駐車場又はタクシー乗降場の少なくとも一の位置である、請求項13〜17のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項19】
請求項13〜18のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを記録する記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−113709(P2013−113709A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−260055(P2011−260055)
【出願日】平成23年11月29日(2011.11.29)
【出願人】(501271479)株式会社トヨタマップマスター (56)
【Fターム(参考)】