説明

固有アドレスにより電化製品の設定を行う設定方法、及びシステム

【課題】ネットワーク機器や電化製品の設定において、ローカル接続された端末に限定されずに、固有アドレスにより設定を可能とする方法、システムを提供する。
【解決手段】スマートフォン100が、テレビ10−aの設定のために割り当てられた固有アドレスにアクセスをして、このアクセスに応じて、固有アドレスに対応したWebサーバ200が応答し、ガイダンスが表示されることで、ユーザの入力操作を受付ける。そして、スマートフォン100からの入力操作に基づいて、テレビ10−aの設定に関する設定データを生成し、記憶しておく。次に、受信した設定データに基づいて、テレビ10−aの設定を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電化製品の設定を行うための設定方法、及びシステムに関し、特に、設定のための固有アドレスにより、電化製品の設定を行う設定方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ルータ等の電化製品に対して、ローカルネットワークで通信可能に接続された端末からアクセスすることで、当該ルータを設定することが知られている。
【0003】
例えば、通信事業者が、提供する回線を利用するために、ユーザのルータやモデム等の設定を、端末のウェブブラウザから行うことが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】東日本電信電話株式会社、“ブロードバンドルータ接続方法”、[online]、[平成22年8月24日検索]、インターネット<URL:http://flets.com/square/multisession_router.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1の方法では、設定を行う電化製品に対して、ローカルネットワークからアクセス可能な端末が必要である。さらに、ローカルに接続された端末からWebブラウザでアクセスして、電化製品の設定を行うが、ユーザにとっては、電化製品の設定のためには、ローカルネットワークに限定されずに、インターネット網などから設定が可能であることが望ましい。
【0006】
また、非特許文献1では、設定される電化製品が、ルータやモデム等であるが、一般的には、ルータやモデム等のネットワーク機器に限らず、これらのネットワーク機器により形成されているローカルネットワーク内の電子機器に対しても、同じような方法で、設定が可能であることが望ましい。
【0007】
そこで、本発明は、ネットワーク機器や電化製品の設定において、ローカル接続された端末に限定されずに、設定を可能とする方法、システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0009】
第1の特徴に係る発明は、ローカルネットワークで接続された電化製品(電化製品10)の設定を、インターネット網を介して行う方法であって、端末(スマートフォン100)が、前記電化製品の設定のために割り当てられ、グローバルIPアドレスと対応付けられた固有アドレスに、インターネット網を介してアクセスをするステップと、前記固有アドレスに対応したWebサーバ(Webサーバ200)が、前記端末からのアクセスに応じて応答し、ガイダンスを表示することで、前記端末から、前記電化製品の設定のための入力操作を受付けるステップと、前記Webサーバが、前記端末からの入力操作に基づいて、前記電化製品の設定に関する設定データを生成し、記憶するステップと、前記Webサーバが、前記設定データに基づいて、前記電化製品に対して設定を行うステップと、を備える方法。
【0010】
第1の特徴に係る発明によれば、端末が、電化製品の設定のために割り当てられ、グローバルIPアドレスと対応付けられた固有アドレスに、インターネット網を介してアクセスし、前記固有アドレスに対応したWebサーバが、端末からのアクセスに応じて応答し、ガイダンスを表示することで、端末から、電化製品の設定のための入力操作を受付け、Webサーバが、端末からの入力操作に基づいて、電化製品の設定に関する設定データを生成し、記憶する。そして、受信した設定データに基づいて、電化製品に対して設定を行う。
【0011】
したがって、端末から固有アドレスに対応したWebサーバへアクセスすることで、電化製品の設定を、ガイダンスにより受付けてローカルネットワークで接続された電化製品の設定を、所定のタイミングで行うことができるさらに、ユーザは、電化製品対して、設定のための特別な操作を行う必要がない。すなわち、電化製品の設定が自動的に行われるため、電化製品に対して、設定のための特別な操作をユーザに必要としない。
【0012】
第1の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいて方法のみならず、システムにおいても同様の作用・効果を奏する。
【0013】
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、前記電化製品の設定のために割り当てられた固有アドレスとは、前記Webサーバのアドレスであって、前記Webサーバが、さらに、電化製品を特定するための識別IDの入力を受付け、前記端末から、前記電化製品の設定のための入力操作を受付ける。
【0014】
この場合は、端末が利用するアドレスに、Webサーバに固有のアドレスが割り当てられる。そして、識別IDを電化製品毎に設け、識別IDの入力を受信して、設定すべき電化製品を特定することができる。したがって、アドレスがWebサーバに固有であるため、多数のアドレスを用意する必要がない。
【0015】
第3の特徴に係る発明は、さらに、前記設定を行うステップとは、前記電化製品の設定を行う文章を解析し、入力タグを抽出して、設定データを入力することで、設定を行う。
【0016】
第4の特徴に係る発明は、さらに、電化製品の設定のために割り当てられた固有アドレスとは、前記電化製品に固有のアドレスである。
【0017】
この場合は、電化製品に、固有のアドレスが割り当てられていることで、電化製品をローカルネットワークに接続し、ゲートウェイ装置と通信可能に接続しておけば、端末から、その固有アドレスにアクセスするだけで、当該電化製品の設定を行うことができるので、有用である
【発明の効果】
【0018】
本願発明によれば、ネットワーク機器や電化製品の設定において、ローカル接続された端末に限定されずに、設定を可能とする方法、システムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は、システム構成を示す図である。
【図2】図2は、システムを構成する機能ブロックを示す図である。
【図3】図3は、ゲートウェイ装置50の設定処理フローを示す図である。
【図4】図4は、電化製品10の設定処理フローを示す図である。
【図5】図5は、スマートフォン100からWebサーバへのアクセス時の画面イメージを示す。
【図6】図6は、スマートフォン100からWebサーバへのアクセス時(識別ID利用時)の画面イメージを示す。
【図7】図7は、設定ガイダンスの一例を示す図である。
【図8】図8は、アドレス対応テーブルを示す図である。
【図9】図9は、設定項目対応テーブルを示す図である。
【図10】図10は、グローバルIP対応テーブルを示す図である。
【図11】図11は、識別ID対応テーブルを示す図である。
【図12】図12は、設定データ設定処理フローを示す図である。
【図13】図13は、スマートフォン100の画面イメージを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
【0021】
[システム構成]
図1を参照して、本実施例のシステム構成について説明する。設定システム1は、少なくとも、スマートフォン100、移動体通信網2、インターネット網3、Webサーバ200、ゲートウェイ装置50、電化製品10(テレビ10−a、パソコン10−b)から構成される。
【0022】
スマートフォン100は、アクセス時には、無線通信により移動体通信網2に接続され、インターネット網3を介して、Webサーバ200に接続される。Webサーバ200とゲートウェイ装置50は、それぞれ、インターネット網3内で固有のグローバルIPアドレスを有することで、通信を可能にする。
【0023】
移動体通信網2は、第3世代移動通信システムを構成する通信網のみならず、ワイヤレスLANの通信網を含んでいてよい。ゲートウェイ装置50は、インターネット網3と接続されている。ゲートウェイ装置50と電化製品10は、ローカルネットワーク5により有線又は無線で接続されている。すなわち、ゲートウェイ装置50と電化製品10が、ローカルネットワーク5内で区別されるプライベートアドレスを有し、通信可能に接続されている。
【0024】
[各機器の機能説明]
図2は、Webサーバ200、スマートフォン100、ゲートウェイ装置50の最低限の機能を説明するための機能ブロック図である。図2を参照して説明する。
【0025】
Webサーバ200は、いわゆる、スマートフォン100等の端末からのWebブラウザからのアクセスに対して、Webサーバとして応答を行う。DNS(Domain Name Server)サーバが、スマートフォン100から入力されたURL(Uniform Resource Locator)に対して、名前解決を行い、グローバルIPアドレスを利用して、スマートフォン100をWebサーバ200にアクセスさせる。
【0026】
Webサーバ200は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、インターネット網3と通信可能にする有線・無線対応通信デバイスを備え、記憶部として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)のいずれか又は双方を備える。
【0027】
Webサーバ200は、少なくとも設定受付手段201と、設定データ記憶手段202を備える。上述の制御部、記憶部、通信部、モニタ等の表示部、キーボード等の入力部により、これらの手段が実現される。Webサーバ200の記憶部には、図8から図11に示す各テーブルが記憶される。
【0028】
なお、Webサーバ200の一部が、他のサーバにより実現されていてもよい。すなわち、設定データ記憶手段202が、設定サーバのような他のハードウェアにより実現され、Webサーバ200からの設定データを受信して、設定データを記憶し、ゲートウェイ装置50からの要求により、設定データを逐次、送信してもよい。
【0029】
固有アドレスとは、URLアドレスであってよく、Webサーバ200のグローバルIPアドレスと対応付けられている。固有アドレスは、インターネット網3内で固有のアドレスであるが、この固有アドレスは、ユーザIDやゲートウェイ装置50又は電化製品10を識別するための識別子を一部に含んでもよい。
【0030】
スマートフォン100は、ユーザが使用する端末であって、下記の機能を備えれば、例えば、携帯電話、携帯情報端末、コンピュータ(パソコン)、テレビ、電話機に加えて、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末等であってよい。
【0031】
スマートフォン100は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、移動体通信網2と通信可能にする有線・無線対応通信デバイスを備え、記憶部として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)のいずれか又は双方を備える。さらに、画像を表示する液晶モニタ等の表示部を備え、ユーザからの入力を受付けるタッチパネル、キーボード等の入力部を備える。スマートフォン100は、制御部が所定のプログラムを読み込み、各種データの入力、出力を行う。
【0032】
スマートフォン100は、設定手段101を少なくとも備え、上述の制御部、記憶部、通信部、表示部、入力部により、これらの手段が実現される。
【0033】
ゲートウェイ装置50は、ローカルネットワーク5とインターネット網3との終端に備えられるネットワーク機器であって、ゲートウェイ、ルータ、モデムのみならず、交換機等であってよい。ゲートウェイ装置50は、グローバルIPが割り振られている機器であって、インターネット網3にアクセスし、所定のサーバへデータを問い合わせて、所定のデータを受信することが可能な装置である。ゲートウェイ装置50は、好適な実施形態では、NAT(Network Address Translation)の機能を有し、電化製品10が外部ネットワーク(公衆回線網)に接続するときには、その通信を管理する装置である。ゲートウェイ装置50は、グローバルIPが割り振られている機器であれば、例えば、携帯電話であってもよい。
【0034】
ゲートウェイ装置50は、制御部51として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信デバイス55として、インターネット網3及び電化製品10と通信可能にする有線・無線対応通信デバイスを備え、記憶部として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)のいずれか又は双方を備える場合もある。さらに、画像を表示する液晶モニタ等の表示部を備えてもよい。ユーザからの入力を受付けるタッチパネル、キーボード等の入力部を備えていてもよい。
【0035】
ゲートウェイ装置50は、制御部51及び通信デバイス55との協働により実現する手段として、設定データ受信手段52、設定実行手段53を少なくとも備える。
【0036】
ゲートウェイ装置50の設定は、ユーザが当該ゲートウェイ装置50に一般的なコンピュータ端末からアクセスして、当該端末に表示されるWebブラウザに設定情報を入力することで、この設定を受信したゲートウェイ装置50が設定されるといった形態が、好適な実施形態である。
【0037】
電化製品10は、ゲートウェイ装置50とローカルネットワーク5により通信可能に接続される家電製品、業務用製品であってよく、テレビ10−a、パソコン10−b、プリンタ、電話機、FAX機、コピー機、スキャナ機、MFP(多機能周辺装置、多機能プリンタ)、デジタル・カメラ、携帯電話、携帯情報端末に加えて、スマートフォン、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ、オーディオコンポ、コンテンツ再生・録画プレーヤ等であってよい。業務用製品としては、電化製品10は、デジタルサイネージ用のテレビや、高性能の自動販売機であってもよい。
【0038】
なお、以下の説明において、電化製品10は、グローバルIPを持たず、インターネット網3とローカルネットワークとの終端部として機能しない点で、ゲートウェイ装置50とは区別するが、電化製品10が、ゲートウェイ装置50自身であってもよい。すなわち、ゲートウェイ装置50が、自ら設定データを受信し、自らの設定を実行してもよい。
【0039】
電化製品10は、同様に、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、有線・無線対応通信デバイスを備え、記憶部として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)のいずれか又は双方を備えてもよい。さらに、画像を表示する液晶モニタ等の表示部を備え、サポート者から入力を受付けるマウスやタッチパネル等の入力部を備えてよい。
【0040】
電化製品10の設定は、ユーザが当該電化製品10に一般的なコンピュータ端末からアクセスして、当該端末に表示されるWebブラウザに設定情報を入力することで、この設定を受信した電化製品10が設定されるといった形態が、好適な実施形態である。
【0041】
[ゲートウェイ装置50の設定処理フロー]
図3は、ゲートウェイ装置50の設定処理を示すフローチャートである。図3に基づいて、ゲートウェイ装置50の設定を実行する処理について説明する。以下では、ゲートウェイ装置50の設定処理を説明するが、ここで設定されるゲートウェイ装置50は、制御部、記憶部、通信部を有し、グローバルIPが割り当てられたネットワーク機器であってよく、例えば、携帯電話機、スマートフォンであってよい。以下では、好適な実施例として、設定される対象が、ゲートウェイ装置50について説明するが、設定される対象は、ローカルネットワーク5とインターネット網3との終端として機能するゲートウェイ機能を有していることに限定されない。
【0042】
最初に、ゲートウェイ装置50の設定の変更を望むユーザが、スマートフォン100の設定手段101を用いて、Webアクセスを行う(ステップS01)。Webアクセスとは、スマートフォン100のWebブラウザにより、Webサーバ200のURLを指定して、Webサーバ200にアクセスする処理である。
【0043】
ここで、スマートフォン100からWebアクセスするための固有アドレスは、設定を行うゲートウェイ装置50に固有のURLアドレス(http://support/ken・・)である。すなわち、図8に示すように、ゲートウェイ装置50の種類は、無線ルータ「PC−01」であって、このゲートウェイ装置50を所有するユーザは、ユーザID「KEN」で区別される。詳細は、図8に基づいて説明する。
【0044】
ユーザIDは、ゲートウェイ装置50の所有者を特定するための識別子であって、ユーザであることに限定されず、例えば、ローカルネットワーク5を区別するためのローカルネットワークIDであってもよい。
【0045】
Webサーバ200の設定受付手段201は、スマートフォン100の設定手段101からのアクセスに応答し、Webページで構成されるガイダンスを表示する(ステップS02)。Webサーバ200は、図8に示すアドレス対応テーブルを記憶しており、アクセスのあったURLアドレスから、ゲートウェイ装置50の機種名「PC−01」を特定して、設定項目対応テーブルを参照し、設定される項目を特定する。設定される項目が特定されると、Webサーバ200に予め記憶された、対応するWebページで構成されるガイダンスを、順次、表示する。
【0046】
例えば、設定項目対応テーブルによれば、「PC−01」であれば、SSID(IEEE802.11の無線LANにおけるアクセスポイントの識別子)の入力と、PPPoE(PPP over Ethernet)の設定と、省電力設定が設定項目である。したがって、ガイダンスは、図7に示すように、「PC−01 無線ルータの設定を行います」、「設定対象をお聞きします。ネットワーク設定の場合は「1」を、省電力設定の場合は「2」を、クリックしてください。」等のガイダンスが表示される。
【0047】
次に、上述のガイダンスに対して、スマートフォン100の設定手段101がユーザから設定を行うための入力操作を受付ける(ステップS03)。すなわち、ユーザが、スマートフォン100から設定操作を入力することで、ガイダンスに対する選択指示を行う。Webサーバ200は、この設定操作を受けて、設定処理を進める。
【0048】
Webサーバ200の設定受付手段201は、受信した設定情報から設定データを生成する(ステップS04)。設定データとは、スマートフォン100から受信した設定情報に基づいて生成されるゲートウェイ装置50を設定するためのデータであって、設定する内容となるファイルとともに、このファイルを所定のディレクトリに格納するためのスクリプトを含んでいてもよい。そして、この設定データを、設定データ記憶手段202に記憶する。この際に、設定データは、設定が反映されるゲートウェイ装置50のグローバルIPと、ユーザIDのいずれか又は両方と対応づけて記憶される(図10のグローバルIP対応テーブル)。なお、各ゲートウェイ装置50のグローバルIPは、予め、Webサーバ200に記憶されている。
【0049】
次に、ゲートウェイ装置50の設定データ受信手段52が、Webサーバ200にアクセスし、設定データを要求する(ステップS05)。すなわち、ゲートウェイ装置50が、1日に1回など、所定時間毎に、定期的に、Webサーバ200に設定データを要求するようにしておく。ゲートウェイ装置50による要求を受けて、Webサーバ200は、グローバルIP対応テーブルを参照し、自らのグローバルIPに、設定データが記憶されているか否かを確認する。
【0050】
ゲートウェイ装置50の設定データ受信手段52は、設定データを受信し(ステップS07)、設定実行手段53が、設定データの設定処理を実行する(ステップS08)。設定データの設定処理は、図12に基づいて後述する。
【0051】
なお、上述の説明では、スマートフォン100からアクセスするURLアドレスは、ゲートウェイ装置50に固有のアドレスであった。この点について好適な実施例を説明する。
【0052】
ユーザは、スマートフォン100からアクセス可能な所定のサーバ(所有物管理サーバ)にアクセスし、ユーザIDで認証し、設定を行うゲートウェイ装置50の種類を選択する。ここでは、「PC−01」の設定をユーザが所望し、選択する(図5の(a))。
【0053】
そして、所有物管理サーバが、このユーザのゲートウェイ装置50に対して、固有のURLアドレスを割り当てる。例えば、ユーザIDとゲートウェイ装置の機種名「PC−01」を組み合わせた、URLアドレスを割り当てる。Webサーバ200側の当該URLアドレスの宛先には、雛型となるゲートウェイ装置50である「PC−01」の設定のためのHTML文章が保存されている。
【0054】
所有物管理サーバは、固有のURLアドレスを割り当てると、Webサーバ200のアドレス対応テーブルに、割り当てたURLアドレス、割り当てたユーザID、割り当てたゲートウェイ装置50である機種名を記憶する。さらに、所有物管理サーバは、スマートフォン100からのWebアクセスを受けるために、割り当てたURLアドレスをスマートフォン100へ送信し、スマートフォン100がこれを表示する(図5の(b))。
【0055】
一方、ゲートウェイ装置50の設定のために割り当てられたURLアドレスが、Webサーバ200に固有のURLアドレスである場合について説明する。Webサーバ200に固有のURLアドレスとは、Webサーバ200を識別するためのURLアドレスであって、Webサーバ200にアクセスするスマートフォン100は、全て、このURLアドレスとなる。したがって、この場合は、スマートフォン100からWebサーバ200にアクセスしても、スマートフォン100から設定しようとするユーザIDも判別できないし、ゲートウェイ装置50の種類も特定できない。
【0056】
そこで、図6に示すように、ユーザIDと、識別IDを用いる。予め、Webサーバ200には、図11に示す識別ID対応テーブルが記憶されている。識別ID対応テーブルは、識別IDと、対応するゲートウェイ装置50の機種名が対応づけられたテーブルである。ユーザは、ゲートウェイ装置50の種類を選択する。これに応じて、Webサーバ200が、識別ID対応テーブルを参照して、対応する識別IDをスマートフォン100に表示する。
【0057】
ユーザが識別IDを入力することで、入力された識別IDに基づいてゲートウェイ装置50の種類が特定される。そして、特定されたゲートウェイ装置50の種類から、設定項目対応テーブルが参照されて、設定項目が判断され、設定項目に適したガイダンスがウィザードとして表示される。そして、いずれかのタイミングで、ユーザIDの入力をユーザに促し、ユーザIDの入力を受付ける。このユーザIDに基づいて、グローバルIP対応テーブルを参照し、対応するユーザIDに、設定データを対応づける。以降の処理は、上述と同様である。このように、識別IDとユーザIDにより、Webサーバ200に固有のURLアドレスとすることも可能である。
【0058】
[電化製品10の設定処理フロー]
次に、電化製品10の設定処理について、図4に基づいて、電化製品10の設定を実行する処理について説明する。
【0059】
最初に、電化製品10の設定の変更を望むユーザが、スマートフォン100の設定手段101を用いて、Webアクセスを行う(ステップS10)。
【0060】
ここで、スマートフォン100からWebアクセスするためのURLアドレスは、設定を行う電化製品10に固有のアドレスである。すなわち、電化製品10の種類は、テレビ「TV100」であって、この電化製品10のユーザは、ユーザID「KEN」で区別される。
【0061】
ユーザIDは、電化製品10の所有者を特定するための識別子であって、ユーザであることに限定されず、例えば、ローカルネットワーク5を区別するためのローカルネットワークIDであってもよい。
【0062】
Webサーバ200の設定受付手段201は、スマートフォン100の設定手段101からのアクセスに応答し、ガイダンスを表示する(ステップS11)。Webサーバ200は、アドレス対応テーブルを記憶する。アドレス対応テーブルは、図8の機種名が、電化製品10の機種名に対応したテーブルである。アクセスのあったURLアドレスから、電化製品10の機種名「TV100」を特定して、設定項目対応テーブルを参照し、設定される項目を特定する。設定される項目が特定されると、Webサーバ200に予め記憶された、対応するガイダンスを、順次、表示する。
【0063】
例えば、設定項目対応テーブルによれば、「TV100」であれば、省電力設定が設定項目である。したがって、ガイダンスは、「省電力設定を行います。画面の輝度の設定を行う場合は、「1」を押してください。」等のガイダンスが表示される。
【0064】
次に、上述のウィザード形式でのガイダンスに対して、スマートフォン100の設定手段101がユーザから設定を行うための入力操作を受付ける(ステップS12)。すなわち、ユーザが、スマートフォン100に入力操作をすることで、ガイダンスに応じた選択指示を行う。Webサーバ200は、この入力操作に応じて、設定処理を進める。
【0065】
Webサーバ200の設定受付手段201は、受信した設定情報から設定データを生成する(ステップS13)。設定データとは、スマートフォン100から受信した設定情報に基づいて生成される電化製品10を設定するためのデータである。すなわち、受信した省電力の設定情報を、設定データとして生成する。そして、この設定データを設定データ記憶手段202に記憶する。この際に、設定データは、電化製品10がローカルネットワーク5で通信可能に接続されているゲートウェイ装置50のグローバルIPと、ユーザIDとの両方又は一方と対応づけて記憶される(図10のグローバルIP対応テーブル)。なお、各ゲートウェイ装置50のグローバルIPは、予め、Webサーバ200に記憶されている。
【0066】
次に、ゲートウェイ装置50の設定データ受信手段52が、Webサーバ200に設定データを要求する(ステップS14)。これに応じて、Webサーバ200は設定データを送信する(ステップS15)。すなわち、ゲートウェイ装置50が、1日に1回など、定期的にアクセスし、Webサーバ200に設定データを要求するようにしておく。ゲートウェイ装置50による要求を受けて、Webサーバ200は、グローバルIP対応テーブルを参照し、自らのグローバルIPに、設定データが記憶されているか否かを確認する。
【0067】
ゲートウェイ装置50の設定データ受信手段52は、設定データを受信し(ステップS16)、記憶する。そして、電化製品10が、ゲートウェイ装置50へ所定のタイミングでアクセスする。この場合は、電化製品10がインターネット網3等の外部ネットワークにアクセスする際に、ゲートウェイ装置50にアクセスする(ステップS17)。
【0068】
このタイミングで、ゲートウェイ装置50の設定実行手段53が、電化製品10に対して、設定データの送信とともに、設定処理を実行する(ステップS18)。これに応じて、電化製品10も、設定処理を実行する(ステップS19)。
【0069】
なお、上述の説明では、スマートフォン100からアクセスするURLアドレスは、電化製品10に固有のアドレスであった。この点について好適な実施例を説明する。
【0070】
ユーザは、スマートフォン100からアクセス可能な所定のサーバ(所有物管理サーバ)にアクセスし、ユーザIDで認証し、設定を行う電化製品10の種類を選択する。すなわち、予め電化製品10がユーザIDと関係づけられて記憶されている。ここでは、「TV100」の設定をユーザが所望し、選択する。
【0071】
そして、所有物管理サーバが、この電化製品10に対して、固有のURLアドレスを割り当てる。例えば、ユーザIDと電化製品10の機種名「TV100」を組み合わせた、URLアドレスを割り当てる。Webサーバ200側の当該URLアドレスの宛先には、雛型となる電化製品10である「TV100」の設定のためのHTML文章が保存されている。
【0072】
次に、所有物管理サーバは、固有のURLアドレスを割り当てると、Webサーバ200のアドレス対応テーブルに、割り当てたURLアドレス、割り当てたユーザID、割り当てた電化製品10の機種名を記憶する。さらに、所有物管理サーバは、スマートフォン100からのWebアクセスを促すために、割り当てたURLアドレスをスマートフォン100へ送信し、スマートフォン100が、これを表示する。
【0073】
一方、電化製品10の設定のために割り当てられたURLアドレスが、Webサーバ200に固有のURLアドレスであって、ユーザIDと電化製品10を識別しないアドレスである場合について説明する。Webサーバ200に固有のURLアドレスとは、Webサーバ200を識別するためのURLアドレスであって、Webサーバ200にアクセスするスマートフォン100は、全て、このURLアドレスとなる。したがって、この場合は、スマートフォン100からWebサーバ200にアクセスしても、スマートフォン100から設定しようとするユーザIDも判別できないし、電化製品10の種類も特定できない。
【0074】
そこで、図6に示すように、ユーザIDと、識別IDを用いる。予め、Webサーバ200には、図11に示す識別ID対応テーブルが記憶されている。識別ID対応テーブルは、識別IDと、対応する電化製品10の機種名が対応づけられたテーブルである。これに応じて、ユーザが、図13(b)に示すように、電化製品10の種類を選択し、Webサーバ200が、識別ID対応テーブルを参照して、対応する識別IDをスマートフォン100に表示する。
【0075】
ユーザは、スマートフォン100からアクセスした後に、Webサーバ200に識別IDを入力する。入力された識別IDに基づいて電化製品10の種類が特定され、設定項目対応テーブルが参照されて、設定項目が判断され、設定項目に適したガイダンスが表示される。
【0076】
そして、いずれかのタイミングで、ユーザIDの入力をユーザに促し、ユーザIDの入力を受付ける。このユーザIDに基づいて、グローバルIP対応テーブルを参照し、対応するユーザIDに、設定データを対応づける。以降の処理は、上述と同様である。このように、識別IDとユーザIDにより、Webサーバ200のURLアドレスであって、ユーザIDと電化製品10を識別しないアドレスであるとすることも可能である。
【0077】
なお、識別IDとは、上述の例では、電化製品10の種類を特定するためにのみ用いられているが、ユーザIDが含まれた識別IDであってもよいし、スマートフォン100を識別するなどの他の要素が含まれていてもよい。
【0078】
[設定データ設定処理フロー]
図12に基づいて、電化製品10及びゲートウェイ装置50への設定データの設定処理について説明する。まず、ゲートウェイ装置50がWebサーバ200から設定データを受信して、自らを設定する場合について説明する。
【0079】
ゲートウェイ装置50は、受信した設定データの設定方法がスマートフォン100等の端末からのWebブラウザによる設定であるか否かを判断する(ステップS30)。すなわち、受信した設定データをゲートウェイ装置50に反映させる項目が、Webブラウザにより設定することが可能であるか否かを判断する。例えば、Webサーバ200が、設定データを生成した際に、当該設定項目がWebブラウザで設定される項目であるか否かのフラグを起動しておき、ゲートウェイ装置50が、このフラグの有無で、Webブラウザで設定される項目であるか否かを判断する。
【0080】
設定方法がブラウザによる設定である場合には(ステップS30:「YES」)、ステップS31に処理を移す。設定方法がブラウザによる設定でない場合には、設定データを、所定のディレクトリに保存して処理を終了する(ステップS34)。この場合は、設定項目によっては、所定のディレクトリに設定データを保存するのみで、設定が反映される場合がある。Webサーバ200は、設定項目に応じて、このことを事前に判断し、保存するのみで設定が反映されるように、設定データを生成する。所定のディレクトリに設定データを保存するのみでは、設定が反映されない場合は、処理を終了して、ユーザに設定を促すウィザードを出力する。
【0081】
ステップS31にて、ゲートウェイ装置50は、設定を行うためのWebブラウザに表示されるHTML(Hyper Text Markup Language)文章を取得する(ステップS31)。具体的には、設定を行うHTML文章を記憶されているファイルの中から検索する。
【0082】
次に、取得したHTML文章を解析し、この設定Webページでユーザから入力される項目を定義している入力タグを抽出する(ステップS32)。例えば、「SSIDの設定」という文字検索と、「INPUT」のタグを抽出することで、SSIDが設定されるタグであることが解析される。
【0083】
この入力タグに対して、設定データを入力する(ステップS33)。この例では、スマートフォン100より入力された「SSIDの値」が設定データであり、設定Webページを擬似的に起動して、これを、SSIDの入力タグに入力するスクリプトが起動し、設定を実行する。
【0084】
このような処理により、ゲートウェイ装置50の設定をユーザの入力なしで、自動で行うことが可能である。
【0085】
電化製品10の設定を、ゲートウェイ装置50が実行する場合について説明する。電化製品10は、インターネット網3にアクセスする際に、ゲートウェイ装置50にアクセスする。このタイミングで、ゲートウェイ装置50の設定実行手段53が、電化製品10に対して、設定データの送信とともに、設定処理を実行する。
【0086】
ゲートウェイ装置50は、電化製品10に対する当該設定データの設定項目が、Webブラウザによる設定であるか否かを判断する(ステップS30)。すなわち、受信した設定データを電化製品10に反映させる項目が、ゲートウェイ装置50からWebブラウザで電化製品10にアクセスすることにより設定する項目であるか否かを判断する。具体的には、例えば、Webサーバ200が、設定データを生成した際に、当該設定項目がWebブラウザで設定される項目であるか否かのフラグを起動しておき、ゲートウェイ装置50がこのフラグの有無で判断する。
【0087】
設定方法が、Webブラウザによる設定である場合には(ステップS30:「YES」)、ステップS31に処理を移す。設定方法がWebブラウザによる設定でない場合には、設定データを、電化製品10の所定のディレクトリに保存して処理を終了する(ステップS34)。上述と同様に、この場合は、設定項目によっては、所定のディレクトリに設定データを保存するのみで、電化製品10の設定が反映される場合がある。Webサーバ200は、設定項目に応じて、このことを事前に判断し、保存するのみで設定が反映されるように、設定データを生成する。所定のディレクトリに設定データを保存するのみでは、設定が反映されない場合は、処理を終了して、ユーザに設定を促すウィザードを出力する。
【0088】
ステップS31にて、ゲートウェイ装置50は、設定を行うためのWebブラウザに表示される電化製品10のHTML(Hyper Text Markup Language)文章を取得する(ステップS31)。具体的には、設定を行うHTML文章を検索する。
【0089】
次に、取得したHTML文章を解析し、この設定Webページでユーザから入力される項目を定義している入力タグを抽出する(ステップS32)。例えば、「SSIDの設定」という文字検索と、「INPUT」のタグを抽出することで、SSIDが設定されるタグであることが解析される。
【0090】
次に、この入力タグに対して、設定データを入力する(ステップS33)。この例では、スマートフォン100より入力された「SSIDの値」が設定データであり、設定Webページを擬似的に起動して、これを、SSIDの入力タグに入力するスクリプトが起動し、電化製品10に設定を実行する。このようにして、入力された設定データに対して、電化製品10が自ら、所定の設定ファイルの記載を変更することで、設定を完了する。
【0091】
このような処理により、電化製品10の設定をユーザの入力なしで、自動で行うことが可能である。
【0092】
次に、スマートフォン100がWebアクセスを行うまでのユーザインターフェースについて説明する。すなわち、図5(a)、図6がスマートフォン100の表示部に表示されるまでに、例えば、図13(a)、(b)のような画面を表示して、ユーザを誘導する。すなわち、電化製品10の設定アイコンを、スマートフォン100の起動アプリケーション選択画面に表示し、ユーザから「電化製品設定アプリ」の起動を受付ける(図13(a))。次に、電化製品設定アプリケーションが起動すると、予め記憶されたユーザIDにより、所有物管理サーバがユーザ認証を行い、ユーザIDに対応するユーザが所有する電化製品10を読み出す。そして、ユーザが所有する電化製品10を表示し、設定対象となる電化製品10の種類の選択をユーザから受付ける。ここで、電化製品10の種類の選択を受けて、図5(a)、図6の画面を表示する処理へ移行する。上記の説明では、電化製品10の設定について説明したが、ゲートウェイ装置50の設定についても、同様に処理される。
【0093】
なお、電化製品10は、携帯電話のように、電化製品10が屋内のローカルネットワークに設置される機器に限定されない。すなわち、スマートフォン100からWebアクセスをすることで、他のスマートフォンが設定されてもよいし、Webアクセスするスマートフォン100自体が設定されてもよい。この場合には、ゲートウェイ装置50が、交換機であってもよく、また、屋外や公衆の施設等に設置されたルータ、アクセスポイント等であることにより実現する。
【0094】
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,ゲートウェイ装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。アプリケーションプログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からアプリケーションプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0095】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0096】
10 電化製品
10−a テレビ
10−b パソコン
50 ゲートウェイ装置
100 スマートフォン
200 Webサーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローカルネットワークで接続された電化製品の設定を、インターネット網を介して行う方法であって、
端末が、前記電化製品の設定のために割り当てられ、グローバルIPアドレスと対応付けられた固有アドレスに、インターネット網を介してアクセスをするステップと、
前記固有アドレスに対応したWebサーバが、前記端末からのアクセスに応じて応答し、ガイダンスを表示することで、前記端末から、前記電化製品の設定のための入力操作を受付けるステップと、
前記Webサーバが、前記端末からの入力操作に基づいて、前記電化製品の設定に関する設定データを生成し、記憶するステップと
前記Webサーバが、前記設定データに基づいて、前記電化製品に対して設定を行うステップと、を備える方法。
【請求項2】
前記電化製品の設定のために割り当てられた固有アドレスとは、前記Webサーバのアドレスであって、前記Webサーバが、さらに、電化製品を特定するための識別IDの入力を受付け、前記端末から、前記電化製品の設定のための入力操作を受付ける請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記設定を行うステップとは、前記電化製品の設定を行う文章を解析し、入力タグを抽出して、設定データを入力することで、設定を行う請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記電化製品の設定のために割り当てられた固有アドレスとは、前記電化製品に固有のアドレスである請求項1から3の何れかに記載の方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2013−102439(P2013−102439A)
【公開日】平成25年5月23日(2013.5.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−259887(P2012−259887)
【出願日】平成24年11月28日(2012.11.28)
【分割の表示】特願2010−202469(P2010−202469)の分割
【原出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ETHERNET
【出願人】(500521522)株式会社オプティム (73)
【Fターム(参考)】