土壌改良及び不陸整正を目的とする油圧ショベルアタッチメント
【課題】グランドやゴルフ場などにおいて、異なる条件の土壌や大きな不陸が存在した場合、その場所の程度や条件に合わせ、自由自在にあるいは集中的に土壌を改良し、同時にこれまで排出されていた土を利用して地表面の不陸を整正すること、さらに、芝生地においては破棄される芝生を皆無とすることの出来る油圧ショベルアタッチメントを提供することにある。
【解決手段】上記目的を達成する為に、本発明の油圧ショベルアタッチメントは、土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5、を備えることを特徴とする。
【解決手段】上記目的を達成する為に、本発明の油圧ショベルアタッチメントは、土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5、を備えることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、グランドやゴルフ場などの土壌を改良し、同時に地表面の不陸を整正することを目的とした油圧ショベルアタッチメントに関する。
【背景技術】
【0002】
グランドやゴルフ場など芝生地の日常管理としては、トラクターが牽引する芝生更新機械により排水改善や土壌固結改善、あるいは目土散布による不陸整正などが行われている。
また、根本的な排水改善には、一例として、ブルドーザに取り付けた排水暗渠形成装置により地中を切開し透水材を充填する、排水暗渠を形成する工法が知られている。
【特許文献1】特許第3215804号
【発明の表示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
グランドなどでは、僅かな地表面の不陸や土壌条件の違いにより、雨天時には所々水溜りが出来、長年使用していると不陸の程度が顕著となり、トラクターが牽引する芝生更新機械では土壌改良や不陸整正の対応が困難な箇所ができてしまう。
従来の排水暗渠形成装置は、排水暗渠を形成する際、地表面の高さを変えないことが特徴の一つで、透水材を充填することにより発生する残土を効率よく排出するものである。また、排水暗渠幅を最小とし、破棄する芝生を最小限としている。
トラクターが牽引する更新機械やブルドーザに取り付けた排水暗渠装置は、土壌改良の深さ、程度、間隔など、設定の条件において画一的あるいは均一的に土壌改良作業を行うものである。
【0004】
本発明は、場所により異なる土壌条件や大きな不陸を、その場所の程度や条件によって自由自在にあるいは集中的に土壌改良し、同時にこれまで排出された残土部分の土を利用して地表面の不陸を整正すること、さらに、芝生地においては破棄される芝生を皆無とすることの出来る油圧ショベルアタッチメントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成する為に、本発明の油圧ショベルアタッチメントは、土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の油圧ショベルアタッチメントを使用することにより、不均一な条件の土壌や凸凹のある地表面を、必要な箇所を自由自在にあるいは重点的に土壌改良および不陸を整正できることから、経済的かつ効率的な作業が可能となる。
【0007】
凸凹がある地表面の凹部を重点的に土壌改良し、砂や砕石の充填に伴う土壌表面の隆起により地表面の凸凹を修正するので残土は発生しない。また、不陸の程度に合わせ砂や砕石の量や投入深さなどを調整するので、特に芝生地においては既存の芝生をそのままに、凸凹のない平坦な地表面に不陸整正することができる。
【0008】
本発明の油圧ショベルアタッチメントは、地表面を一旦広げ、砕石や砂などの投入後は、同じ状態に戻すことを特徴としている。特に芝生地においては、刃4で芝根を一旦切開し、一連作業が終了した後は開いた切断面を元の状態に塞ぐので、既存の芝生を破棄する必要がない。
【0009】
地中の開削および砕石や砂の投入は突起部2の上下運動により進むので、突起部2の壁面摩擦により固結した土壌を柔軟化する効果がある。これにより、土壌の排水改善、土壌の柔軟化、三相構造の改善が同時に一連作業で行うことができる。
【0010】
本発明の油圧ショベルアタッチメントは、油圧ショベル本体のブームやアームの移動や回転の機能を利用しているので、突起部2の傾斜、深さ、振りの強弱などを操作することにより、砕石や砂の投入量、投入深さ、投入回数など自由自在に対応することができる。また、これらの機能はアタッチメント自体には必要ないので、構造的に単純で安価に製作することができる。
【0011】
土壌中に投入する疎水材に単粒の砕石を使用した場合は、土壌中の自由水を水平方向に導くことが出来る。また、投入する疎水材に砂を使用した場合は、水の毛細管現象により水分を鉛直方向に導くことが出来るので、土壌中の余分な水分を脱水し土壌の強化が期待できる。さらに砂による鉛直方向の排水とした場合、地表面に排水するため既存の排水路へ導く必要がない。砂や砕石の他にも、土壌改良材や肥料も単独あるいは混合して使用できる。
【0012】
芝生地以外の軟弱地盤改良で、石灰やセメントなどの改良材が使用出来ない場合や暗渠排水の接続先が無い場合、疎水材に砂を使用した場合、簡単に毛細管現象による軟弱土の脱水および地盤を強化が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、実施の形態について図1〜図10を参照しながら説明する。
図1は、本発明の油圧ショベルアタッチメントの実施例を示す側面図である。図2は図1の状態でのB−B方向の平面図であり、図3はC−C方向、D−D方向の各断面図である。図4は、図1の状態でのE−E方向の断面図であり、図5はF−F方向の正面図である。図6は、図2におけるG−G方向の断面図である。
【0014】
本発明の油圧ショベルアタッチメントは、土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5、を備えている。
【0015】
突起部2は、土壌を切開しながら挿入し、砂や砕石を投入するための空間を確保するため前部が鋭角な刃状となっている。土壌に空間が出来た後に砂や砕石を下部より投入する為、後部は開放されている。砂や砕石の投入量、投入深さは突起部2の傾斜と油圧ショベルの振りの強弱で調整する。
【0016】
ホッパ部3は、鉄板5を利用し掬い取った砕石や砂を一旦保持する。内部は突起部2に向け、漏斗状になっており突起部2で土壌に空間が確保された後、突起部2およびホッパ部3の傾斜と油圧ショベルの振りで突起部2へ砂や砕石を誘導する。
【0017】
刃4は、グランドやゴルフ場などの芝生地で使用するもので、芝根を痛めずに切断するもので、鋭利な刃状となっている。
【0018】
鉄板5は、ホッパ部3に砂や砕石を掬い入れる目的と、土壌内部の土壌改良が完了した後、凸凹に隆起した地表面を転圧し、切断された芝生面を合わせると同時に不陸を整正するためのものである。
【0019】
図7、図8、図9、図10は本発明の使用例を示している。
【0020】
図7に示すように、地表面またはダンプトラック荷台に仮置きした砂や砕石を、鉄板5を利用しホッパ部3に掬い入れる。
【0021】
図8は、刃4を使用して芝根を切断する様子を示す。(A)は断面図、(B)は正面図である。ホッパ部の平面部を芝生面に軽く押さえながら芝生面と平行に切断することにより、芝根の引きちぎりが無く、芝生の損傷を少なくする。
【0022】
図9は、突起部2および鉄板5を使用した一連の作業を示す正面側からの断面図であり、図10はその側面側からの断面図である。
突起部2を刃4で切断した箇所に鉛直に立て図9(A)、地中を開削、挿入する図9(B)。
この時、土壌の固結や石の混入の度合いにより、突起部2の角度を調整しながら挿入する。図10(A)
刃4で切断した一定区間について突起2を上下させながら進み図9(B)、図9(C)、図10(C)同時に突起部2の後方より砂や砕石を投入する。このとき、砂や砕石の投入量は、突起部2の傾斜や振りの強弱で調整する。図10(B)
一定区間について地中の開削と砂や砕石の投入が完了後、図10(C)同じ箇所をさらに突起部2を圧入し、砂や砕石を投入する。 これは、一回のみの開削と砂や砕石の投入では溝に近い部分でのみ地表面が盛り上がるため、開削下部で複数回突起部2の圧入と砂や砕石の投入を行うことにより、地表面の広い範囲で緩やかに隆起させる為である図9(D)、図9(E)。また、開削上部は芝生面を元に戻すので、砂や砕石は芝生面までは投入しない。
上記の作業が完了後、地中より突起部2を引き上げる。図10(D)、図10(E)
地表面に隆起した土は、上下運動による突起部2の側面摩擦により膨軟化しているので、鉄板5を使用して隆起した地表面の転圧と、開かれた芝生面をもとの状態に戻しながら不陸を整正する。図9(F)、図10(F)
上記は1つの溝についての作業であるが、複数の溝が完了したのち、一定面積の不陸を整正し、一枚の面に仕上げる。図9(G)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧ショベルアタッチメントの実施例を示す側面図である。
【図2】図1の状態でのB−B方向の平面図である。
【図3】図1の状態でのC−C方向、D−D方向の各断面図である。
【図4】図1の状態でのE−E方向の断面図である。
【図5】図1の状態でのF−F方向の正面図である。
【図6】図2におけるG−G方向の断面図である。
【図7】鉄板5の使用例を示している断面図である。
【図8】刃4を使用して芝根を切断する様子を示す(A)断面図、(B)正面図である。
【図9】突起部2、鉄板5を使用した一連の作業を示す正面側からの断面図である。
【図10】突起部2、鉄板5を使用した一連の作業を示す側面側からの断面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル本体
2 突起部
3 ホッパ部
4 芝根切断用刃
5 地表隆起部転圧用鉄板
6 砂または砕石(土壌改良材、肥料)
7 芝生および芝根
8 土壌または地中
【技術分野】
【0001】
本発明は、グランドやゴルフ場などの土壌を改良し、同時に地表面の不陸を整正することを目的とした油圧ショベルアタッチメントに関する。
【背景技術】
【0002】
グランドやゴルフ場など芝生地の日常管理としては、トラクターが牽引する芝生更新機械により排水改善や土壌固結改善、あるいは目土散布による不陸整正などが行われている。
また、根本的な排水改善には、一例として、ブルドーザに取り付けた排水暗渠形成装置により地中を切開し透水材を充填する、排水暗渠を形成する工法が知られている。
【特許文献1】特許第3215804号
【発明の表示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
グランドなどでは、僅かな地表面の不陸や土壌条件の違いにより、雨天時には所々水溜りが出来、長年使用していると不陸の程度が顕著となり、トラクターが牽引する芝生更新機械では土壌改良や不陸整正の対応が困難な箇所ができてしまう。
従来の排水暗渠形成装置は、排水暗渠を形成する際、地表面の高さを変えないことが特徴の一つで、透水材を充填することにより発生する残土を効率よく排出するものである。また、排水暗渠幅を最小とし、破棄する芝生を最小限としている。
トラクターが牽引する更新機械やブルドーザに取り付けた排水暗渠装置は、土壌改良の深さ、程度、間隔など、設定の条件において画一的あるいは均一的に土壌改良作業を行うものである。
【0004】
本発明は、場所により異なる土壌条件や大きな不陸を、その場所の程度や条件によって自由自在にあるいは集中的に土壌改良し、同時にこれまで排出された残土部分の土を利用して地表面の不陸を整正すること、さらに、芝生地においては破棄される芝生を皆無とすることの出来る油圧ショベルアタッチメントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成する為に、本発明の油圧ショベルアタッチメントは、土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の油圧ショベルアタッチメントを使用することにより、不均一な条件の土壌や凸凹のある地表面を、必要な箇所を自由自在にあるいは重点的に土壌改良および不陸を整正できることから、経済的かつ効率的な作業が可能となる。
【0007】
凸凹がある地表面の凹部を重点的に土壌改良し、砂や砕石の充填に伴う土壌表面の隆起により地表面の凸凹を修正するので残土は発生しない。また、不陸の程度に合わせ砂や砕石の量や投入深さなどを調整するので、特に芝生地においては既存の芝生をそのままに、凸凹のない平坦な地表面に不陸整正することができる。
【0008】
本発明の油圧ショベルアタッチメントは、地表面を一旦広げ、砕石や砂などの投入後は、同じ状態に戻すことを特徴としている。特に芝生地においては、刃4で芝根を一旦切開し、一連作業が終了した後は開いた切断面を元の状態に塞ぐので、既存の芝生を破棄する必要がない。
【0009】
地中の開削および砕石や砂の投入は突起部2の上下運動により進むので、突起部2の壁面摩擦により固結した土壌を柔軟化する効果がある。これにより、土壌の排水改善、土壌の柔軟化、三相構造の改善が同時に一連作業で行うことができる。
【0010】
本発明の油圧ショベルアタッチメントは、油圧ショベル本体のブームやアームの移動や回転の機能を利用しているので、突起部2の傾斜、深さ、振りの強弱などを操作することにより、砕石や砂の投入量、投入深さ、投入回数など自由自在に対応することができる。また、これらの機能はアタッチメント自体には必要ないので、構造的に単純で安価に製作することができる。
【0011】
土壌中に投入する疎水材に単粒の砕石を使用した場合は、土壌中の自由水を水平方向に導くことが出来る。また、投入する疎水材に砂を使用した場合は、水の毛細管現象により水分を鉛直方向に導くことが出来るので、土壌中の余分な水分を脱水し土壌の強化が期待できる。さらに砂による鉛直方向の排水とした場合、地表面に排水するため既存の排水路へ導く必要がない。砂や砕石の他にも、土壌改良材や肥料も単独あるいは混合して使用できる。
【0012】
芝生地以外の軟弱地盤改良で、石灰やセメントなどの改良材が使用出来ない場合や暗渠排水の接続先が無い場合、疎水材に砂を使用した場合、簡単に毛細管現象による軟弱土の脱水および地盤を強化が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、実施の形態について図1〜図10を参照しながら説明する。
図1は、本発明の油圧ショベルアタッチメントの実施例を示す側面図である。図2は図1の状態でのB−B方向の平面図であり、図3はC−C方向、D−D方向の各断面図である。図4は、図1の状態でのE−E方向の断面図であり、図5はF−F方向の正面図である。図6は、図2におけるG−G方向の断面図である。
【0014】
本発明の油圧ショベルアタッチメントは、土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5、を備えている。
【0015】
突起部2は、土壌を切開しながら挿入し、砂や砕石を投入するための空間を確保するため前部が鋭角な刃状となっている。土壌に空間が出来た後に砂や砕石を下部より投入する為、後部は開放されている。砂や砕石の投入量、投入深さは突起部2の傾斜と油圧ショベルの振りの強弱で調整する。
【0016】
ホッパ部3は、鉄板5を利用し掬い取った砕石や砂を一旦保持する。内部は突起部2に向け、漏斗状になっており突起部2で土壌に空間が確保された後、突起部2およびホッパ部3の傾斜と油圧ショベルの振りで突起部2へ砂や砕石を誘導する。
【0017】
刃4は、グランドやゴルフ場などの芝生地で使用するもので、芝根を痛めずに切断するもので、鋭利な刃状となっている。
【0018】
鉄板5は、ホッパ部3に砂や砕石を掬い入れる目的と、土壌内部の土壌改良が完了した後、凸凹に隆起した地表面を転圧し、切断された芝生面を合わせると同時に不陸を整正するためのものである。
【0019】
図7、図8、図9、図10は本発明の使用例を示している。
【0020】
図7に示すように、地表面またはダンプトラック荷台に仮置きした砂や砕石を、鉄板5を利用しホッパ部3に掬い入れる。
【0021】
図8は、刃4を使用して芝根を切断する様子を示す。(A)は断面図、(B)は正面図である。ホッパ部の平面部を芝生面に軽く押さえながら芝生面と平行に切断することにより、芝根の引きちぎりが無く、芝生の損傷を少なくする。
【0022】
図9は、突起部2および鉄板5を使用した一連の作業を示す正面側からの断面図であり、図10はその側面側からの断面図である。
突起部2を刃4で切断した箇所に鉛直に立て図9(A)、地中を開削、挿入する図9(B)。
この時、土壌の固結や石の混入の度合いにより、突起部2の角度を調整しながら挿入する。図10(A)
刃4で切断した一定区間について突起2を上下させながら進み図9(B)、図9(C)、図10(C)同時に突起部2の後方より砂や砕石を投入する。このとき、砂や砕石の投入量は、突起部2の傾斜や振りの強弱で調整する。図10(B)
一定区間について地中の開削と砂や砕石の投入が完了後、図10(C)同じ箇所をさらに突起部2を圧入し、砂や砕石を投入する。 これは、一回のみの開削と砂や砕石の投入では溝に近い部分でのみ地表面が盛り上がるため、開削下部で複数回突起部2の圧入と砂や砕石の投入を行うことにより、地表面の広い範囲で緩やかに隆起させる為である図9(D)、図9(E)。また、開削上部は芝生面を元に戻すので、砂や砕石は芝生面までは投入しない。
上記の作業が完了後、地中より突起部2を引き上げる。図10(D)、図10(E)
地表面に隆起した土は、上下運動による突起部2の側面摩擦により膨軟化しているので、鉄板5を使用して隆起した地表面の転圧と、開かれた芝生面をもとの状態に戻しながら不陸を整正する。図9(F)、図10(F)
上記は1つの溝についての作業であるが、複数の溝が完了したのち、一定面積の不陸を整正し、一枚の面に仕上げる。図9(G)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧ショベルアタッチメントの実施例を示す側面図である。
【図2】図1の状態でのB−B方向の平面図である。
【図3】図1の状態でのC−C方向、D−D方向の各断面図である。
【図4】図1の状態でのE−E方向の断面図である。
【図5】図1の状態でのF−F方向の正面図である。
【図6】図2におけるG−G方向の断面図である。
【図7】鉄板5の使用例を示している断面図である。
【図8】刃4を使用して芝根を切断する様子を示す(A)断面図、(B)正面図である。
【図9】突起部2、鉄板5を使用した一連の作業を示す正面側からの断面図である。
【図10】突起部2、鉄板5を使用した一連の作業を示す側面側からの断面図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル本体
2 突起部
3 ホッパ部
4 芝根切断用刃
5 地表隆起部転圧用鉄板
6 砂または砕石(土壌改良材、肥料)
7 芝生および芝根
8 土壌または地中
【特許請求の範囲】
【請求項1】
土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、 砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5 を備えた油圧ショベルアタッチメント。
【請求項1】
土壌を切開し砂や砕石を土壌中に投入する突起部2と、 砂や砕石を保持し突起部2へ誘導するホッパ部3と、芝根を切断する刃4と、隆起した地表面を転圧する鉄板5 を備えた油圧ショベルアタッチメント。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【公開番号】特開2009−281123(P2009−281123A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−157194(P2008−157194)
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【出願人】(597143018)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【出願人】(597143018)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]