説明

圧縮空気の吹き出しによる洋式便器の飛沫防止。

【課題】本特許は、洋式便器に男性が立ったまま放尿すると、小水が便器内の水面に当たり其の飛沫が飛び散り外部の床を汚す等のため、主婦に座って小用をと言われるが、男の沽券に係わると中々承知しません。
【解決手段】洋式便器1に圧縮空気ポンプ7を取り付け、便座2の内周下面3に斜め下方に穴4を開けたパイプ5を取り付け、圧縮空気をパイプ5の中に送り、パイプ5の穴4より高圧空気10を斜め下方に吹き出させ、水面8及び便器1の内面9に当たり飛散する飛沫を、吹き出した高圧空気10にて防ぐようにした、圧縮空気の吹き出しによる洋式便器の飛沫防止。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本特許は、洋式便器に男性が放尿したとき、便器内の水面から小水が飛散し、床に飛び散るのを防ぐ事を目的とする。
【背景技術】
【0002】
従来男性が、洋式便器で立ったまま放尿すると、目には見えないが飛沫が床に飛散するため、家庭の主婦からの苦情が男性に寄せられる。
【特許の開示】

【特許が解決しようとする課題】
【0003】
主婦が男性に、座って小用をと言われるが、男の沽券に係わると中々応じる気配がない。男性が立ったまま放尿しても、床に飛沫が飛散させないようにする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本特許は、洋式便器の便座の内周下面に、斜め下方に向けて多数の穴を開けたパイプを設け、便座後部に取り付けた高圧の圧縮空気ポンプにて圧縮空気を送り、パイプの穴より斜め下方に吹き出させ、放尿時に跳ね返る飛沫を吹き出した空気により防ぐ。
【特許の効果】
【0005】
上記のように便座の内周下面より高圧空気を斜め下に吹き出させる事により、男性が立ったまま放尿する時、水面又は便器の内面に当たった飛沫が跳ね返っても、斜め下方に吹き出された空気により阻まれ、外部の床面等に飛び散る事がない。
又便座よりの空気の吹き出しで、便座に座って用便した時の跳ね返りがなく臀部に当たる事がない。
【特許を実施するための最良の形態】
【0006】
洋式便器に高圧の圧縮空気ポンプを内設し、便座蓋を上げるとポンプが作動し、便座又は便座受けの下面より圧縮空気が斜め下方に吹き出し、便器内の水面又は便器面に当たった尿の飛沫が、吹き出した空気に阻まれる。
【実施例】
【0007】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
洋式便器1の便座2の内周下面3に、斜め下方に向けた多数の穴4を開けたパイプ5を取り付け、便座蓋6を上げると便器1の圧縮空気ポンプ7が作動し、圧縮空気がパイプ5に送られ、パイプの穴4より斜め下方の便器の水面8及び便器の内面9に放出し、放尿時のの便器内からの飛沫を、放出された圧縮空気10により阻まれ、飛散するのを防ぐ。
【0008】
洋式便器1の便座受け11の内周下面12に、斜め下方に多数の穴13を開けた空洞14を設け、圧縮空気ポンプ7より空洞14に圧縮空気を送り、穴13より圧縮空気10を便器の水面8及び便器の内面9に放出し、放尿時の飛沫を放出された圧縮空気10により防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】 便器内に圧縮空気ポンプを設けた側面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 図2のAーA’の一部断面図
【図4】 便器内に圧縮空気ポンプを設け便座を上げた側面図
【図5】 図4の平面図
【図6】 図5のB−B’の一部断面図
【符号の説明】
1 洋式便器
2 便座
3 便座2の下面
4 穴
5 パイプ
6 便座蓋
7 圧縮空気ポンプ
8 便器の水面
9 便器の内面
10 圧縮空気
11 便座受け
12 便座受けの下面
13 穴
14 空洞

【特許請求の範囲】
【請求項1】
洋式便器の便座の内周下面に、斜め下方に向けて多数の穴を開けたパイプを設け、便器内に圧縮空気ポンプを取り付け、斜め下方に多数開けたパイプの穴より圧縮空気を斜め下方に吹き出し、放尿時の飛沫を斜め下方に吹き出した空気により防ぐ、圧縮空気の吹き出しによる洋式便器の飛沫防止。
【請求項2】
洋式便器の便座が乗る面の内周下面に、パイプ状の空洞を設け、斜め下方に多数の穴を開け、圧縮空気ポンプから空洞に圧縮空気を送り、空洞に開けた穴より空気を斜め下方に吹き出し、放尿時の飛沫を吹き出した空気により防ぐ請求項1記載の、圧縮空気の吹き出しによる洋式便器の飛沫防止。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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