説明

地下収納庫

【課題】本体内への水の侵入を防止することができる地下収納庫を提供する。
【解決手段】地下収納庫Cは、地中に埋設される地下収納庫Cであって、地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体1と、この本体1の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部3と、本体1に回動自在に支持され、開口部3を開閉する蓋5と、本体1内に設けられ、一端を開口部3に、他端を開口部3より低い位置にある本体1の内部に、それぞれ臨むように設けられたダクト8と、本体1内に設けられ、ダクト8内に本体1内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファン8Aとを備えているものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地下収納庫に係り、特に、本体内への水の侵入を防止することができる地下収納庫に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、地中に収納庫を埋設するようにした地下収納庫がある(例えば、特許文献1参照)。
この地下収納庫は、地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、前記開口部を開閉する蓋とを備えている。上述の特許文献1記載の蓋にあっては、本体内の換気について、具体的な記載がなく、例えば、本体内から本体外へ突出するダクトを設けた場合、通常時は、それ程支障を生じない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3545862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、地震、津波等の災害時、ダクトが損傷を受けた場合、損傷したダクトを介して水が本体内に侵入し、地下収納庫内の収納物が損傷を受けるという問題点が生じる。
【0005】
本発明は、前記問題点を考慮してなされたもので、地下収納庫内の収納物が損傷を受けないようにした地下収納庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の地下収納庫は、地中に埋設される地下収納庫であって、地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、前記本体に回動自在に支持され、前記開口部を開閉する蓋と、前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられたダクトと、前記本体内に設けられ、前記ダクト内に前記本体内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファンとを備えているものである。
【0007】
また、請求項2記載の地下収納庫は、地中に埋設される地下収納庫であって、地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、前記本体に回動自在に支持され、前記開口部を開閉する蓋と、前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられたダクトと、前記本体内に設けられ、前記ダクト内に外気を導き、本体内へ供給すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する給気ファンとを備えているものである。
【0008】
また、請求項3記載の地下収納庫は、地中に埋設される地下収納庫であって、地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、前記本体に回動自在に支持され、前記開口部を開閉する蓋と、前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられた排気ダクトと、前記本体内に設けられ、前記排気ダクト内に前記本体内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファンと、前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられた給気ダクトと、前記本体内に設けられ、前記給気ダクト内に外気を導き、本体内へ供給すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する給気ファンとを備えているものである。
【0009】
また、請求項4記載の地下収納庫は、請求項1〜3の何れか1項記載の地下収納庫において、開口部を蓋で閉めているとき、排気ファンの動作をオフ、前記開口部を前記蓋で開けているとき、前記排気ファンの動作をオンさせるスイッチを設けているものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の地下収納庫によれば、ダクトは本体内に設けられているため、地震、津波等の災害時、損傷を受けにくく、ダクトを介して水が本体内に侵入することが防止され、しかも、ダクト内に本体内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファンを設けているため、排気ファンの動作に伴い、本体内の空気が本体外へと導かれると共に、外気が開口部を介して本体内に導かれ、本体内の酸欠を防止することができる。
【0011】
また、請求項2記載の地下収納庫によれば、ダクトは本体内に設けられているため、地震、津波等の災害時、損傷を受けにくく、ダクトを介して水が本体内に侵入することが防止され、しかも、ダクト内に外気を導き、本体内へ供給すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する給気ファンを設けているため、給気ファンの動作に伴い、本体内へ外気が導かれると共に、本体内の空気が開口部を介して本体外へと導かれ、本体内の酸欠を防止することができる。
【0012】
また、請求項3記載の地下収納庫によれば、排気ダクト及び給気ダクトは本体内に設けられているため、地震、津波等の災害時、損傷を受けにくく、排気ダクト又は給気ダクトを介して水が本体内に侵入することが防止され、しかも、排気ダクト内に本体内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファンと、給気ダクト内に外気を導き、本体内へ供給すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する給気ファンとを設けているため、本体内の空気を換気して、本体内の酸欠を防止することができる。
【0013】
また、請求項4記載の地下収納庫によれば、前述した請求項1〜3の何れか1項記載の発明の効果に加え、開口部を蓋で閉めているとき、排気ファンの動作をオフ、開口部を蓋で開けているとき、前記排気ファンの動作をオンさせるスイッチを設けているため、蓋の開閉に伴って、排気ファンが自動的に動作するため、排気ファンの動作スイッチの投入忘れに伴う本体内の酸欠を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の一実施例の地下収納庫の概略的断面図である。
【図2】図2は、図1の概略的平面図である。
【図3】図3は、図1の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。
【図4】図4は、図3の蓋を開いた状態の概略的断面図である。
【図5】図5は、図1の地下収納庫と異なる他の実施例の地下収納庫の概略的平面図である。
【図6】図6は、図5の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。
【図7】図7は、図5の地下収納庫と異なる他の実施例の地下収納庫の概略的平面図である。
【図8】図8は、図7の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の一実施例の地下収納庫を図面を参照して説明する。
[第1の実施例(図1乃至図4)]
図1乃至図4に示すCは、地中に埋設される地下収納庫で、地下収納庫Cは、地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体1を有する。
本体1は、例えば、鋼製で、直径約2.1m、長さ約3.6mの略円筒形状のもので、内部は、日常生活用品(例えば、米、味噌、調味料、酒、飲料、乾物等)の備蓄庫、重要書類(例えば、保険証書、権利書、株券等)の保管場所、防災備蓄庫(例えば、飲料水、非常食、テント、寝袋、懐中電灯、ラジオ、救急箱等)、不要不急品(例えば、季節品、レジャー用品、趣味の品、コレクション等)の倉庫として、利用でき、また、本体1の上は、例えば、駐車場Pとしても利用することができるものである。そして、本体1の下部は、打設したコンクリート2に接続され、本体1の浮き上がりを防止している。
【0016】
また、図4に示す3は開口部で、開口部3は、本体1の天井面に設けられ、人の出入りを許容するものである、人は、開口部3を介して、梯子4を使って、本体1の出入りを行うことができる。
開口部3は、蓋5により開閉されるもので、蓋5は本体1に回動自在に支持されている。蓋5と本体1とは、シール部材(図示せず)により、気密性が保たれるようになっている。
蓋5は地表面Gの近傍に設けられ、蓋5の本体1の回動部位5Aより遠い側の蓋5の先端5Bは、地表面に設けた排水溝6に臨む位置に設けられている(図1及び図3参照)。
【0017】
また、図1乃至図4に示す8はダクト(排気ダクト)で、ダクト8は、本体1内に設けられ、一端を開口部3に、他端を開口部3より低い位置にある本体1の内部1Aに、それぞれ臨むように設けられ、空気通路となっている。8Aは、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する排気ファンで、排気ファン8Aは、本体1内に設けられ(より具体的には、排気ファン8Aは、ダクト8の他端に近い側のダクト8内部に設けられている。)、ダクト8内に本体1内の空気を導き、外気に向かって排気するようになっている。ダクト8は、開口部3に近い側はフレキシブルダクト81、開口部3に遠い側は直線状ダクト82で構成され、ダクト8の開口部3に近い側の一端には、ダクト8内へのごみ等の異物の浸入を防ぐ金網8Bが設けられている。
【0018】
また、図3に示すS1はスイッチで、スイッチS1は、開口部3を蓋5で閉めているとき、排気ファン8Aの動作をオフ、開口部3を蓋5で開けているとき、排気ファン8Aの動作をオンさせるもので、具体的には、開口部3を蓋5で閉められ、作動部材S11が蓋5の裏面に当接した状態で、排気ファン8Aの動作がオフ、蓋5により開口部3が開けられ、作動部材S11が蓋5の裏面から離間した状態で、排気ファン8Aの動作がオンとなるように制御される。
即ち、スイッチS1は開口部3を蓋5で閉めているとき(図3参照)、排気ファン8Aの動作をオフ、開口部3を蓋で開けているとき(図4参照)、排気ファン8Aの動作をオンさせるため、蓋5の開閉に伴って、排気ファン8Aが自動的に動作するため、排気ファン8Aの動作スイッチの投入忘れに伴う本体1内の酸欠を防止することができる。
【0019】
従って、上述した地下収納庫Cによれば、ダクト8は本体1内に設けられているため、地震、津波等の災害時、損傷を受けにくく、ダクト8を介して水が本体1内に侵入することが防止され、しかも、ダクト8内に本体1内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する排気ファン8Aを設けているため、排気ファン8Aの動作に伴い、本体1内の空気が本体1外へと導かれると共に、外気が開口部3を介して本体1内に導かれ、本体1内の酸欠を防止することができる。
また、人の出入りを許容する開口部3の蓋5は地表面Gに設けて、蓋5が露出する地表面Gを、例えば、駐車場P等として利用でき、しかも、蓋5は地表面Gの近傍に設けられ、蓋5の先端5Bは、地表面Gに設けた排水溝6に臨んでいる。なお、蓋5の先端5Bに対向する溝6との間隔は、手が入るスペースがあれば良い。その結果、蓋5の先端5Bを掴んで蓋5の開閉作業を容易に行うことができる。
【0020】
[第2の実施例(図5及び図6)]
上述した第1の実施例(図1乃至図4)においては、ダクト8と排気ファン8Aのみを設けたが、本願発明はこれに限らず、ダクト9及び給気ファン9Aを設けるようにしても良い。
即ち、図5及び図6に示す9はダクト(給気ダクト)で、ダクト9は、本体1内に設けられ、一端を開口部3に、他端を開口部3より低い位置にある本体1の内部に、それぞれ臨むように設けられ、空気通路となっている。9Aは、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する給気ファンで、給気ファン9Aは、本体1内に設けられ(より具体的には、給気ファン9Aは、ダクト9の一端に近い側のダクト9内部に設けられている。)、ダクト9内に外気を導き、本体1内へ供給するようになっている。
ダクト9は、開口部3に近い側はフレキシブルダクト91、開口部3に遠い側は直線状ダクト92で構成され、ダクト9の開口部3に近い側の一端には、ダクト9内へのごみ等の異物の浸入を防ぐ金網9Bが設けられている。
なお、図6に示すS2はスイッチで、スイッチS2は、開口部3を蓋5で閉めているとき、排気ファン8Aの動作をオフ、開口部3を蓋5で開けているとき(図6参照)、排気ファン8Aの動作をオンさせるもので、具体的には、開口部3を蓋5で閉められ、作動部材S21が蓋5の裏面に当接した状態で、給気ファン9Aの動作がオフ、蓋5により開口部3が開けられ、作動部材S21が蓋5の裏面から離間した状態で、給気ファン9Aの動作がオンとなるように制御される。
即ち、スイッチS2は開口部3を蓋5で閉めているとき、給気ファン9Aの動作をオフ、開口部3を蓋で開けているとき、給気ファン9Aの動作をオンさせるため、蓋5の開閉に伴って、給気ファン9Aが自動的に動作するため、給気ファン9Aの動作スイッチの投入忘れに伴う本体1内の酸欠を防止することができる。
【0021】
従って、上述した地下収納庫Cによれば、ダクト9は本体1内に設けられているため、地震、津波等の災害時、損傷を受けにくく、ダクト9を介して水が本体1内に侵入することが防止され、しかも、ダクト9内に外気を導き、本体1内へ供給すると共に、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する給気ファン9Aを設けているため、給気ファン9Aの動作に伴い、本体1内へ外気が導かれると共に、本体1内の空気が開口部3を介して本体1外へと導かれ、本体1内の酸欠を防止することができる。
なお、第2の実施例(図5及び図6)においては、第1の実施例(図1乃至図4)と同一部分に同一符号を付してその説明を一部省略する。
【0022】
[第3の実施例(図7及び図8)]
上述した第1の実施例(図1乃至図4)においては、ダクト8と排気ファン8Aのみを設け、第2の実施例(図5及び図6)においては、ダクト9と給気ファン9Aのみを設けるようにしたが、本願発明はこれに限らず、排気ダクト8、排気ファン8A、給気ダクト9及び給気ファン9Aを設けるようにしても良い。
即ち、図7に示す8は排気ダクトで、排気ダクト8は、本体1内に設けられ、一端を開口部3に、他端を開口部3より低い位置にある本体1の内部1Aに、それぞれ臨むように設けられ、空気通路となっている。8Aは、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する排気ファンで、排気ファン8Aは、本体1内に設けられ(より具体的には、排気ファン8Aは、排気ダクト8の他端に近い側の排気ダクト8内部に設けられている。)、排気ダクト8内に本体1内の空気を導き、外気に向かって排気するようになっている。排気ダクト8は、開口部3に近い側はフレキシブルダクト81、開口部3に遠い側は直線状ダクト82で構成され、排気ダクト8の開口部3に近い側の一端には、排気ダクト8内へのごみ等の異物の浸入を防ぐ金網8Bが設けられている。
なお、図7に示すS1はスイッチで、スイッチS1は、開口部3を蓋5で閉めているとき、排気ファン8Aの動作をオフ、開口部3を蓋5で開けているとき、排気ファン8Aの動作をオンさせるもので、具体的には、開口部3を蓋5で閉められ、作動部材S11が蓋5の裏面に当接した状態で、排気ファン8Aの動作がオフ、蓋5により開口部3が開けられ、作動部材S11が蓋5の裏面から離間した状態で、排気ファン8Aの動作がオンとなるように制御される。
また、図7に示す9は給気ダクトで、給気ダクト9は、本体1内に設けられ、一端を開口部3に、他端を開口部3より低い位置にある本体1の内部に、それぞれ臨むように設けられ、空気通路となっている。9Aは、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する給気ファンで、給気ファン9Aは、本体1内に設けられ(より具体的には、給気ファン9Aは、給気ダクト9の一端に近い側の給気ダクト9内部に設けられている。)、給気ダクト9内に外気を導き、本体1内へ供給するようになっている。
給気ダクト9は、開口部3に近い側はフレキシブルダクト91、開口部3に遠い側は直線状ダクト92で構成され、給気ダクト9の開口部3に近い側の一端には、ダクト9内へのごみ等の異物の浸入を防ぐ金網9Bが設けられている。
なお、図7に示すS2はスイッチで、スイッチS2は、開口部3を蓋5で閉めているとき、排気ファン8Aの動作をオフ、開口部3を蓋5で開けているとき、排気ファン8Aの動作をオンさせるもので、具体的には、開口部3を蓋5で閉められ、作動部材S21が蓋5の裏面に当接した状態で、給気ファン9Aの動作がオフ、蓋5により開口部3が開けられ、作動部材S21が蓋5の裏面から離間した状態で、給気ファン9Aの動作がオンとなるように制御される。
【0023】
従って、上述した地下収納庫Cによれば、排気ダクト8及び給気ダクト9は本体1内に設けられているため、地震、津波等の災害時、損傷を受けにくく、排気ダクト8又は給気ダクト9を介して水が本体1内に侵入することが防止され、しかも、排気ダクト8内に本体1内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する排気ファン8Aと、給気ダクト9内に外気を導き、本体1内へ供給すると共に、図示しない商用電源又は図示しないバッテリーで動作する給気ファン9Aとを設けているため、本体1内の空気を換気して、本体1内の酸欠を防止することができる。
なお、図8に示すFは、地表面Gと略同面のカバーで、カバーFは、蓋5と排水溝6の隙間を塞いで、該隙間に足を挟んだり、二輪車の車輪等が挟まるのを防ぐものである。
また、図8に示す60は操作部を覆う操作部カバーであり、70は、カバーFを持ち上げる際、使用するカバー用取っ手である。
【符号の説明】
【0024】
C 地下収納庫
1 本体
3 開口部
5 蓋
8 ダクト
8A 排気ファン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地中に埋設される地下収納庫であって、
地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、
この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、
前記本体に回動自在に支持され、前記開口部を開閉する蓋と、
前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられたダクトと、
前記本体内に設けられ、前記ダクト内に前記本体内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファンとを備えている
ことを特徴とする地下収納庫。
【請求項2】
地中に埋設される地下収納庫であって、
地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、
この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、
前記本体に回動自在に支持され、前記開口部を開閉する蓋と、
前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられたダクトと、
前記本体内に設けられ、前記ダクト内に外気を導き、本体内へ供給すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する給気ファンとを備えている
ことを特徴とする地下収納庫。
【請求項3】
地中に埋設される地下収納庫であって、
地中に埋設され、内部に収納部を有した空間を備えた本体と、
この本体の天井面に設けられ、人の出入りを許容する開口部と、
前記本体に回動自在に支持され、前記開口部を開閉する蓋と、
前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられた排気ダクトと、
前記本体内に設けられ、前記排気ダクト内に前記本体内の空気を導き、外気に向かって排気すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する排気ファンと、
前記本体内に設けられ、一端を前記開口部に、他端を前記開口部より低い位置にある前記本体の内部に、それぞれ臨むように設けられた給気ダクトと、
前記本体内に設けられ、前記給気ダクト内に外気を導き、本体内へ供給すると共に、商用電源又はバッテリーで動作する給気ファンとを備えている
ことを特徴とする地下収納庫。
【請求項4】
開口部を蓋で閉めているとき、排気ファンの動作をオフ、前記開口部を前記蓋で開けているとき、前記排気ファンの動作をオンさせるスイッチを設けている
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の地下収納庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−40457(P2013−40457A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−176479(P2011−176479)
【出願日】平成23年8月12日(2011.8.12)
【出願人】(505423380)株式会社アースシフト (3)