説明

地下水位低下装置

【課題】 装置重量が小さく、地下水位の影響を受けない減圧手段を備えた、簡便かつ経済的に有利であるバキュームディープウェル工法による地下水位低下装置を提供する。
【解決手段】 通水部4が形成される井戸ケーシング管3と、揚水手段5と、減圧手段6と、水位計測管7と、フィルター層8とを備えた地下水位低下装置1で、減圧手段6が、真空ポンプ18と、下端の吸気口19aが井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面より下に位置し、浸水した状態になっている吸気管19とで構成され、井戸ケーシング管3の内部3bを減圧することができるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、地下水を地上に排出し、地下水位を低下させる地下水位低下装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来からの地下工事における地下水対策としてディープウェル工法及びバキュームディープウェル工法がある。ディープウェル工法は通水部が形成された井戸ケーシング管を地盤に挿入し、井戸ケーシング管の内部に集水した地下水を井戸ケーシング管の内部に設置した揚水手段で排水し、地下水位を低下させる工法である。この工法では自然水位と井戸ケーシング管の内部の水位との水頭差に依存し、透水係数の低い土質では地下水位を集水する能力に限界があった。また、バキュームディープウェル工法はディープウェル工法における井戸ケーシング管の内部を減圧手段により減圧し、気圧差により強制的に地下水を集水する工法である。この工法では透水係数の低い土質でも効果的に集水できるが、井戸ケーシング管に形成された通水部よりも地下水位が低くなると、通水部を通して地盤中の空気が井戸ケーシング管の内部に流入し、集水能力が低下する問題があった。この対策として、井戸ケーシング管の内部に内管を挿入して、内管の内部を減圧することにより、内管の下端部より内管の内部に流入する地下水を排水する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
【特許文献1】国際公開第02/012637号パンフレット
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、揚水手段を内側に収容できるだけの内径を有し、外管とほぼ同じ長さを有する内管を用意する必要があり、地下水位低下装置全体の重量が大きくなる問題があった。また、既存の地下水位低下装置を改良する場合、一度、井戸ケーシング管を除くすべての装置を取り外した後、内管を建て込み、その他の装置を再設置する必要があった。
【0004】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、装置重量が小さく、地下水位の影響を受けない減圧手段を備えた、簡便かつ経済的に有利であるバキュームディープウェル工法による地下水位低下装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、上端部を地上に露出させて地盤に埋設され、下部に通水部が形成される井戸ケーシング管を備え、埋設された前記井戸ケーシング管の前記通水部から内部に流入した地下水を、揚水手段により地上に排出して地下水位を低下させる地下水位低下装置であって、前記井戸ケーシング管の内部を減圧する減圧手段の吸気管の先端の吸気口が、少なくとも前記井戸ケーシング管の内部の地下水位より低い位置で、前記通水部を高さ方向で三等分したうちの最下部の範囲に位置することを特徴としている。
【0006】
この発明に係る地下水位低下装置によれば、減圧手段にて井戸ケーシング管の内部の地下水位より低い位置で吸気することにより、強制的に地下水を井戸ケーシング管の内部に集水している。また、揚水手段による揚水作業により、地下水位が徐々に低下し、地下水位が通水部の範囲に達しても、吸気口を地下水位より低く設定していて、地盤中の空気が減圧手段に流れ込まないので、井戸ケーシング管の内部に強制的に集水することができる。吸気口の位置は少なくとも地下水より低い位置でなければならないが、地下水位は地盤から井戸ケーシング内部に集水する集水量と揚水手段による揚水量とによって変動する。しかし、吸気口の位置が前記通水部を高さ方向で三等分したうちの最下部の範囲に位置しているので、変動する地下水位の影響を受けにくい。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の地下水位低下装置において、前記減圧手段の前記吸気管が前記井戸ケーシング管の前記上端部を閉塞する蓋体を貫通し、前記井戸ケーシング管の内部に配置されることを特徴としている。
【0008】
この発明に係る地下水位低下装置によれば、減圧手段として、井戸ケーシング管の上端部を閉塞する蓋体から井戸ケーシング管内部へ吸気管を挿入し、吸気口が地下水位以下になるように挿入することで、強制的に地下水を集水する。このため、ディープウェル工法に吸気管を挿入するだけでよいので、簡便かつ経済的にも有利に、地下水位の変動に影響を受けない減圧手段を提供できる。既設の地下水位低下装置にも、吸気管を増設するだけで対応することができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の地下水位低下装置において、前記吸気管が前記井戸ケーシング管の外周部より外側に配置され、前記吸気口の高さで前記吸気管の下部が側方に折り曲げられ、前記井戸ケーシング管の側面を貫通して、該井戸ケーシング管の内部に連通されることを特徴としている。
【0010】
この発明に係る地下水位低下装置によれば、吸気管を井戸ケーシング管の外周部より外側に配置するので、井戸ケーシング管の内部の省スペース化が図れる。また、地下水位低下装置の稼動中に、揚水手段に故障等のトラブルがあった際も、井戸ケーシング管の内部の配管等を最小限としているので、容易に点検作業が行える。
【0011】
請求項4に係る発明は、上端部を地上に露出させて地盤に埋設され、下部に通水部が形成される井戸ケーシング管を備え、埋設された前記井戸ケーシング管の前記通水部から内側に流入した地下水を、揚水手段により地上に排出して地下水位を低下させる地下水位低下装置であって、前記揚水手段は、少なくとも前記井戸ケーシング管内部の地下水位より低い位置で、前記通水部を高さ方向で三等分したうちの最下部の範囲に位置する集水口を有する箱体と、前記箱体の内部に設置された水中ポンプと、前記水中ポンプと接続し、前記箱体の上部を貫通し、地上部に接続される揚水管と、前記箱体の内部を減圧することが可能な減圧手段とを備えていることを特徴としている。
【0012】
この発明に係る地下水位低下装置によれば、箱体の内部を減圧することにより、地下水を井戸ケーシング管内部から箱体内部へと強制的に集水することが可能である。水中ポンプを箱体の内部に設置しているので、強制的に集水された地下水を効果的に排水することができる。また、地下水位が低下して、通水部の上端より地下水位が低下して井戸ケーシング管の内部に地盤内部の空気が流入しても、箱体に形成される集水口が地下水位以下に位置しているので、減圧効果が弱まることが無い。
【発明の効果】
【0013】
本願発明によれば、簡便かつ経済的に有利に、地下水位の低下による影響を受けること無く、減圧手段による強制的な集水作用を期待することができる。また、既設の地下水位低下装置を改良する場合にも、吸気管の設置あるいは揚水手段の交換のみで可能なので最小限の作業で改良することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る第1の実施形態を示している。図1に示すように、この実施形態の地下水位低下装置1は、上端部3aを地上に露出させて地盤2に鉛直に埋設され、下部に通水部4が形成される井戸ケーシング管3と、井戸ケーシング管3の内部3bに集水される地下水を排水するための揚水手段5と、井戸ケーシング管3の内部3bを減圧するための減圧手段6と、井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面の位置を計測するための水位計測管7と、井戸ケーシング管3の外周部3cと地盤2の間に充填され、砕石等で形成されるフィルター層8とを備えている。
【0015】
井戸ケーシング管3は上端部3aを蓋体9で閉鎖されている。蓋体9には開口部10、11、12、13が形成され、この開口部10、11,12,13を介して井戸ケーシング管3の内部3bと地上との配管が可能となっている。また、井戸ケーシング管3の下端部3dは底蓋14で閉塞されている。井戸ケーシング管3の通水部4は地盤2中の地下水を井戸ケーシング管3の内部3bに通水させ、その際に、地盤2及びフィルター層8の粒子が井戸ケーシング管3の内部3bに流入しないようにするフィルターの機能を有している。揚水手段5は井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面より下に位置する水中ポンプ15と、水中ポンプ15で吸水した地下水を地上まで排水するための揚水管16と、揚水量を調整するための揚水バルブ17とで構成される。揚水管16は蓋体9に形成されている開口部10を貫通して地上部と接続している。また、減圧手段6は、真空ポンプ18と、上端が開口部11と接続し、下端の吸気口19aが井戸ケーシング管3の通水部4の高さHを3等分したうちの最下部4aの範囲に位置し、内部3bの地下水面より下になっている吸気管19と、開口部11、12と各々吸気バルブ20、21を介して真空ポンプ18と接続する接続管22と、真空ポンプ18から大気に排気するための排気管23とで構成される。水位計測管7は開口部13から井戸ケーシング管3の内部3bに配管され、下端部7aが井戸ケーシング管の下端部3dに位置する。
【0016】
次に、本実施形態の使用方法について説明する。地下水面H2は地下水位低下装置1を設置して、稼動していない状態での自然水位を表す。この状態で揚水バルブ17を開くと、水中ポンプ15から吸水された井戸ケーシング管3の内部3bの地下水は揚水管16を通過して、地上に排水される。これにより、井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面は低下して地下水面H1となる。井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面H1と自然水位である地下水面H2との水頭差により、地盤2中の地下水は井戸ケーシング管3に形成される通水部4を介して内部3bに集水される。この作用により、順次井戸ケーシング管3の内部3bに集水される地下水を揚水手段5にて排水することにより、地盤2中の地下水面H2は低下して、曲線状の地下水面H3が形成される。ここで、地盤2中の透水係数が低いと井戸ケーシング管3の内部3bに集水される地下水量が少なく、上述のように地下水位が低下しない。この際は、真空ポンプ18を稼動し、吸気バルブ20、21を開いて、井戸ケーシング管3の内部3bを減圧する。この減圧で生じる気圧差により、集水量を増大させて、地盤2中の地下水位H2の低下を図る。また、井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面H1が通水部4の上端4bよりも低下して地下水面がH4のようになると、地盤2中の空気が井戸ケーシング管3の内部3bに通水部4を介して進入し、真空ポンプの減圧効果が減少し、地下水の集水量が低下する。この際は、吸気バルブ21を閉じて、もう一方の吸気バルブ20のみを開けば良い。吸気バルブ20が接続される吸気管19の吸気口19aは井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面H4より下部まで接続されているので、井戸ケーシング管3の内部3bに進入する空気の影響を受けない。このようにして、地下水位の低下の状況、揚水量の状況を確認し、吸気バルブ20、21を調整することで、揚水手段5及び減圧手段6により効果的に地盤2中の地下水位低下を図ることができる。なお、井戸ケーシング管3の内部3bの地下水位の変動を確認するには、前述の水位計測管7を使用すれば良い。
【0017】
このように、吸気管19を地下水面以下まで接続し、吸気バルブ20,21により切替え操作が可能になるだけで、効果的に地盤の地下水位を低下することができる地下水低下装置を実現できる。また、従来のバキュームディープウェル工法と比較して、吸気管19とバルブ20を増設するだけでよいので、既設の装置の取り外し等が無く、簡単に増設することができ、経済的にも有利である。
【0018】
(第2の実施形態)
図2は本発明に係る第2の実施形態を示している。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、説明を省略する。本実施形態の地下水位低下装置24では吸気管25が井戸ケーシング管3の外周部3cの外側に配置され、井戸ケーシング管3の下端部3dで、井戸ケーシング管3の側部3eを貫通して内部3bに連通され、上端側は地上部において吸気バルブ26を介して、接続管22と接続される。吸気管25は地下水面H4よりも下部に接続されていて、吸気バルブ26を開くことにより、図1の吸気管19と同様に、井戸ケーシング管3の内部3bを減圧することができる。これにより、第一の実施形態と同様の操作方法で、吸気バルブ21,26を調整することで、揚水手段5及び減圧手段6によって効果的に地盤2中の地下水位低下を図ることができる。
本実施形態では、吸気管25の配置を井戸ケーシング管3の外周部3cの外側にすることで内部3bの省スペース化が図れる。また、地下水位低下装置24の稼動中に、揚水手段5に故障等のトラブルがあった際も、井戸ケーシング管3の内部3bの配管等を最小限としているので、容易に点検作業が行える。
【0019】
(第3の実施形態)
図3は本発明に係る第3の実施形態を示している。この実施形態において、前述した実施形態で用いた部材と共通の部材には同一の符号を付して、説明を省略する。
この実施形態の地下水位低下装置27は、井戸ケーシング管3と、井戸ケーシング管3の内部3bに集水される地下水を排水するための揚水手段28と、フィルター層8とを備えている。
揚水手段28は集水口29と吸気口30が形成された箱体31と、箱体31の内部31aに位置する水中ポンプ32と、水中ポンプ32に接続され、箱体31の上部31b及び蓋体9の開口部10を貫通し地上部と接続する揚水管33と、揚水量を調整するための揚水バルブ34と、箱体31の吸気口30に接続される減圧手段35とを備えていて、一体となっている。集水口29は井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面H4よりも下側に位置している。減圧手段35は真空ポンプ18と、上端が開口部11と接続し、下端が吸気口30と接続される吸気管36と、開口部11、12と各々吸気バルブ37,38を介して真空ポンプ18と接続する接続管22と、真空ポンプ18から大気に排気するための排気管23とで構成される。
【0020】
次に、本実施形態の使用方法について説明する。第一の実施形態と同様に揚水バルブ34を開くと、井戸ケーシング管3の内部3bの地下水は箱体31の集水口29から箱体31の内部31aに進入し、水中ポンプ32に吸水される。水中ポンプ32に吸水された地下水は揚水管33を通過して、地上に排水される。さらに、真空ポンプ18を稼動して、吸気バルブ37、38を開くと、井戸ケーシング管3の内部3b及び箱体31の内部31aを減圧する。この減圧で生じる気圧差により、集水量を増大させて、地盤2中の地下水面H2の低下を図る。また、井戸ケーシング管3の内部3bの地下水面H1が通水部4の上端4bよりも低下した際は、吸気バルブ38を閉じて、もう一方の吸気バルブ37のみを開く。吸気バルブ37は吸気管36で箱体31の内部31aと接続されているので、井戸ケーシング管3の内部3bに進入する空気の影響を受けない。このようにして、地下水位の低下の状況、揚水量の状況を確認し、吸気バルブ37、38を調整することで、揚水手段28により効果的に地盤2中の地下水位低下を図ることができる。
本実施形態は既存の工法の水中ポンプを揚水手段28と交換するだけで実施可能なので、既設のディープウェル工法あるいはバキュームディープウェル工法の装置を改造して、容易に実現することができる。
【0021】
なお、本実施形態において、揚水手段28は一体品として記述したが、箱体31、水中ポンプ32、揚水管33、揚水バルブ34、減圧手段35は各々分離したものとしても構わない。
【0022】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0023】
なお、井戸ケーシング管3の下端部3dは底蓋14で閉塞されるとしたが、下端部3dに砂溜りを設置しても良い。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】この発明の第1の実施形態の地下水位低下装置を示す断面図である。
【図2】この発明の第2の実施形態の地下水位低下装置を示す断面図である。
【図3】この発明の第3の実施形態の地下水位低下装置を示す断面図である。
【符号の説明】
【0025】
1 地下水位低下装置(第一の実施形態)
2 地盤
3 井戸ケーシング管
3a 上端部
3b 内部
3c 外周部
3d 下端部
3e 側部
4 通水部
4a 最下部
4b 上端
5 揚水手段
6 減圧手段
9 フランジ
15 水中ポンプ
16 揚水管
18 真空ポンプ
19 吸気管
19a 吸気口
24 地下水位低下装置(第二の実施形態)
25 吸気管
27 地下水位低下装置(第三の実施形態)
28 揚水手段
29 集水口
30 吸気口
31 箱体
32 水中ポンプ
33 揚水管
35 減圧手段
36 吸気管
H1 地下水面(井戸ケーシング管内部揚水時)
H2 地下水面(自然水位)
H3 地下水面(地盤中揚水時)
H4 地下水面(井戸ケーシング管内部揚水時)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上端部を地上に露出させて地盤に埋設され、下部に通水部が形成される井戸ケーシング管を備え、埋設された前記井戸ケーシング管の前記通水部から内部に流入した地下水を、揚水手段により地上に排出して地下水位を低下させる地下水位低下装置であって、
前記井戸ケーシング管の内部を減圧する減圧手段の吸気管の先端の吸気口が、少なくとも前記井戸ケーシング管の内部の地下水位より低い位置で、前記通水部を高さ方向で三等分したうちの最下部の範囲に位置することを特徴とする地下水位低下装置。
【請求項2】
請求項1に記載の地下水位低下装置において、
前記減圧手段の前記吸気管が前記井戸ケーシング管の前記上端部を閉塞する蓋体を貫通し、前記井戸ケーシング管の内部に配置されることを特徴とする地下水位低下装置。
【請求項3】
請求項1に記載の地下水位低下装置において、
前記吸気管が前記井戸ケーシング管の外周部より外側に配置され、前記吸気口の高さで前記吸気管の下部が側方に折り曲げられ、前記井戸ケーシング管の側面を貫通して、該井戸ケーシング管の内部に連通されることを特徴とする地下水位低下装置。
【請求項4】
上端部を地上に露出させて地盤に埋設され、下部に通水部が形成される井戸ケーシング管を備え、埋設された前記井戸ケーシング管の前記通水部から内側に流入した地下水を、揚水手段により地上に排出して地下水位を低下させる地下水位低下装置であって、
前記揚水手段は、少なくとも前記井戸ケーシング管内部の地下水位より低い位置で、前記通水部を高さ方向で三等分したうちの最下部の範囲に位置する集水口を有する箱体と、
前記箱体の内部に設置された水中ポンプと、
前記水中ポンプと接続し、前記箱体の上部を貫通し、地上部に接続される揚水管と、
前記箱体の内部を減圧することが可能な減圧手段とを備えていることを特徴とする地下水位低下装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−100401(P2007−100401A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−292117(P2005−292117)
【出願日】平成17年10月5日(2005.10.5)
【出願人】(502352195)株式会社泉ポンプ製作所 (2)
【Fターム(参考)】