説明

地中熱ヒートポンプ装置

【課題】ヒートポンプユニットのコンパクト化を図り、結露によるポンプ故障がない地中熱ヒートポンプ装置を提供する。
【解決手段】圧縮機4、負荷側熱交換器5、減圧手段6、熱源側熱交換器7を環状に接続したヒートポンプ回路9を有するヒートポンプユニット1と、地中熱交換器11と熱源側熱交換器7の間を環状に接続した地中熱循環回路13と、地中熱循環回路13に熱媒を循環させる地中熱循環ポンプ14と、負荷端末15と負荷側熱交換器5の間を環状に接続した負荷側循環回路17と、負荷側循環回路17に循環液を循環させる負荷側循環ポンプ18とを備え、熱源側熱交換器7を蒸発器、負荷側熱交換器5を凝縮器として機能させ負荷側を加熱するものにおいて、ヒートポンプユニット1内に備えた地中熱循環ポンプ14と負荷側循環ポンプ18を上下2段に積み上げ、上段に負荷側循環ポンプ18を配置させると共に、下段に地中熱循環ポンプ14を配置させた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、年間を通じて温度が比較的安定している地中熱をヒートポンプを介して利用する地中熱ヒートポンプ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来この種の地中熱ヒートポンプ装置においては、図4に示すように、圧縮機101、負荷側熱交換器102、膨張弁103、熱源側熱交換器104を冷媒配管105で環状に接続したヒートポンプ回路106を有するヒートポンプユニット107と、地中に埋設された地中熱交換器108と、地中熱交換器108と熱源側熱交換器104との間を熱媒配管109で環状に接続した地中熱循環回路110と、地中熱循環回路110に熱媒を循環させる地中熱循環ポンプ111と、被空調空間を加熱する床暖房パネル等の負荷端末112と、負荷端末112と負荷側熱交換器102との間を循環液配管113で環状に接続した負荷側循環回路114と、負荷側循環回路114に循環液を循環させる負荷側循環ポンプ115とを備え、年間を通じて温度が比較的安定している地中熱を地中熱交換器108により採熱し、熱源側熱交換器104を蒸発器、負荷側熱交換器102を凝縮器として機能させて、負荷側で被空調空間の空気を加熱する暖房運転や給湯水を加熱する沸き上げ運転等の負荷運転を行うものがあった。(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−30708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この従来の地中熱ヒートポンプ装置において、ヒートポンプユニット107内には、圧縮機101、負荷側熱交換器102、膨張弁103、熱源側熱交換器104、地中熱循環ポンプ111、負荷側循環ポンプ115といった部品が収納されており、ヒートポンプユニット107のコンパクト化を実現するためには、ヒートポンプユニット107内に備えられる各部品の配置に留意した設計が必要となってくる。
【0005】
そこで、本願発明者らはヒートポンプユニット107内に備えられた地中熱循環ポンプ111と負荷側循環ポンプ115とを上下2段に積み上げて配置させ、ヒートポンプユニット107内における両循環ポンプ111、115の設置スペースを小さくしてコンパクト化するという考えに至った。
【0006】
ここで、上段に地中熱循環ポンプ111を配置すると共に、下段に負荷側循環ポンプ115を配置して前記負荷運転を行ってみたところ、前記負荷運転中は、地中熱循環回路110を循環する熱媒は地中の温度と同等で5℃〜15℃と温度が低く、負荷側循環回路114を循環する循環液は30℃〜50℃と温度が高いため、負荷側循環ポンプ115を配置した下部側で温められた空気は上昇し、地中熱循環ポンプ111を配置した上部側で冷やされて、地中熱循環ポンプ111の通水部を構成するケーシングに結露を生じた。
【0007】
前記地中熱循環ポンプ111の通水部を構成するケーシングに生じた結露は、地中熱循環ポンプ111に対しては問題となることはなかったが、結露が成長すると地中熱循環ポンプ111の下部に位置する負荷側循環ポンプ115に向かって落下するため、負荷側循環ポンプ115の電子部品であるモータや電気配線が濡れてショートし、故障してしまうおそれがあることを本願発明者らは知見した。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、圧縮機、負荷側熱交換器、減圧手段、熱源側熱交換器を冷媒配管で環状に接続したヒートポンプ回路を有するヒートポンプユニットと、地中に埋設された地中熱交換器と、該地中熱交換器と前記熱源側熱交換器との間を熱媒配管で環状に接続した地中熱循環回路と、該地中熱循環回路に熱媒を循環させる地中熱循環ポンプと、負荷端末と、該負荷端末と前記負荷側熱交換器の間を循環液配管で環状に接続した負荷側循環回路と、該負荷側循環回路に循環液を循環させる負荷側循環ポンプとを備え、前記地中熱交換器により地中熱を採熱し、前記熱源側熱交換器を蒸発器として機能させると共に、前記負荷側熱交換器を凝縮器として機能させて負荷側を加熱する負荷運転を行う地中熱ヒートポンプ装置において、前記ヒートポンプユニット内に前記地中熱循環ポンプと前記負荷側循環ポンプとを備え、前記地中熱循環ポンプと前記負荷側循環ポンプとを上下2段に積み上げ、上段に前記負荷側循環ポンプを配置させると共に、下段に前記地中熱循環ポンプを配置させたものとした。
【発明の効果】
【0009】
この発明の請求項1によれば、地中熱循環ポンプと負荷側循環ポンプとを上下2段に積み上げることで、ヒートポンプユニット内における地中熱循環ポンプおよび負荷側循環ポンプの設置スペースを小さくして、ヒートポンプユニットをコンパクト化することができ、上段に負荷側循環ポンプを配置させると共に、下段に地中熱循環ポンプを配置させたことで、地中熱循環ポンプに結露が生じたとしても、負荷側循環ポンプは地中熱循環ポンプより上方にあるので、その結露が負荷側循環ポンプに悪影響を及ぼすことはなく負荷側循環ポンプが故障することがないものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明の地中熱ヒートポンプ装置の一実施形態の概略構成図。
【図2】同一実施形態のヒートポンプユニットの筐体構成図。
【図3】同一実施形態の地中熱循環ポンプと負荷側循環ポンプの設置状態を示す図。
【図4】従来の地中熱ヒートポンプ装置の概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、この発明の地中熱ヒートポンプ装置の一実施形態について図面に基づき説明する。
図1のように、本実施形態の地中熱ヒートポンプ装置は、大きく分けてヒートポンプユニット1と、地中熱交換部2と、負荷熱交換部3とから構成されるものである。
【0012】
前記ヒートポンプユニット1は、冷媒を圧縮する能力可変の圧縮機4と、圧縮機4から吐出された高温冷媒を流通させ、この高温冷媒と負荷熱交換部3の負荷側の熱媒との熱交換を行う凝縮器としての負荷側熱交換器5の冷媒流路5aと、負荷側熱交換器5の冷媒流路5aから流出する冷媒を減圧する減圧手段としての膨張弁6と、膨張弁6によって減圧された低温冷媒と地中熱交換部2の熱源側の熱媒との熱交換を行う蒸発器と支点の熱源側熱交換器7の冷媒流路7aとを備え、これらを冷媒配管8で環状に接続してヒートポンプ回路9を形成しているものである。なお、ヒートポンプユニット1の冷媒としては、二酸化炭素冷媒やHFC冷媒等の任意の冷媒を用いることができるものである。また、10は膨張弁6から圧縮機4に至るまでの熱源側熱交換器7側の冷媒配管8、つまり低圧側の冷媒配管8に設けられ、低圧側の冷媒の温度を検出する冷媒温度検出手段としての冷媒温度センサである。
【0013】
前記負荷側熱交換器5および前記熱源側熱交換器7はプレート式熱交換器で構成され、プレート式熱交換器は複数の伝熱プレートが積層され、冷媒を流通させる流路と流体を流通させる流路とが各伝熱プレートを境にして交互に形成されているものである。なお、本実施形態では前記負荷側熱交換器5および前記熱源側熱交換器7にプレート式熱交換器を用いているが、前記負荷側熱交換器5および前記熱源側熱交換器7はプレート式熱交換器に限定されるものではない。
【0014】
また、前記地中熱交換部2は、熱源側熱交換器7の熱媒流路7bと地中に設置され互いに並列に接続された複数の地中熱交換器11と熱媒配管12で環状に接続する地中熱循環回路13と、地中熱循環回路13に熱媒として不凍液を循環させる回転数可変の地中熱循環ポンプ14とを備えているものである。
【0015】
ここで、前記地中熱交換部2では、後述する負荷運転を行う際に、地中熱交換器11によって地中から地中熱を採熱し、その熱を帯びた不凍液が地中熱循環ポンプ14により熱源側熱交換器7の熱媒流路7bに供給される。そして、熱源側熱交換器7にて冷媒流路7aを流通する冷媒と熱媒流路7bを流通する不凍液とが対向して流れて熱交換が行われ、地中熱交換器11にて採熱された地中熱がヒートポンプユニット1の冷媒側に汲み上げられて冷媒が加熱され、熱源側熱交換器7は蒸発器として機能するものとなる。
【0016】
また、前記負荷熱交換部3は、負荷側熱交換器5の熱媒流路5bと被空調空間を加熱する床暖房パネル等の負荷端末15とを循環液配管16で環状に接続した負荷側循環回路17と、負荷側循環回路17に循環液を循環させる負荷側循環ポンプ18と、負荷端末15毎に分岐した負荷側循環回路17に各々設けられ、その開閉により負荷端末15への循環液の供給を制御する熱動弁19(19a、19b)とを備えているものである。なお、20は負荷側循環回路17に設けられ負荷端末15から負荷側熱交換器5の熱媒流路5bに流入する循環液の温度を検出する負荷温度検出手段としての負荷温度センサである。
【0017】
前記負荷端末15によって加熱される被空調空間には、リモコン(図示せず)が各々設置されており、このリモコンにより被空調空間の加熱の指示がなされると、圧縮機4および地中熱循環ポンプ14および負荷側循環ポンプ18の駆動が開始され、熱源側熱交換器7を蒸発器として機能させると共に、負荷側熱交換器5を凝縮器として機能させて負荷側を加熱する負荷運転としての暖房運転が行われる。この暖房運転の際、負荷側熱交換器5では、負荷側熱交換器5の冷媒流路5aを流通する冷媒と負荷側熱交換器5の熱媒流路5bを流通する循環液とが対向して流れて熱交換が行われて循環液が加熱され、加熱された循環液が熱動弁19を介して負荷端末15に送られ、リモコンにより指示された被空調空間を加熱するものである。
【0018】
21は冷媒温度センサ10、負荷温度センサ20の入力や前記リモコンからの信号を受けて、圧縮機4、膨張弁6、地中熱循環ポンプ14、負荷側循環ポンプ18の各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを有する制御手段である。
【0019】
前記制御手段21は、暖房運転中、負荷温度センサ20の検出する循環液の温度が設定された目標暖房温度になるように圧縮機4の周波数を制御し、例えば、負荷温度センサ20の検出する循環液の温度が設定された目標暖房温度よりも低下すると、圧縮機4の周波数を増加するよう制御するものである。
【0020】
また、前記制御手段21は、暖房運転中、冷媒温度センサ10の検出する低圧側の冷媒温度が設定された目標蒸発温度になるように地中熱循環ポンプ14の回転数を制御し、例えば、冷媒温度センサ10の検出する低圧側の冷媒温度が設定された目標蒸発温度よりも低下すると、地中熱循環ポンプ14の回転数を増加させるよう制御するものである。
【0021】
また、図2に示すように、ヒートポンプユニット1の筐体は、板金製の前面板22、背面板23、天面板24、底面板25、左側面板26、右側面板27で構成され、ヒートポンプユニット1内には圧縮機4や地中熱循環ポンプ14や負荷側循環ポンプ18等の機能部品が備えられており、図3に示すように、ヒートポンプユニット1の底面板25上には圧縮機4やポンプ熱交取付台28が固定されているものである。なお、図3において、冷媒配管8等の配管類は省略するものとする。
【0022】
前記ポンプ熱交取付台28上には、負荷側熱交換器5および熱源側熱交換器7が固定されると共に、第1ポンプ設置板29を介して地中熱循環ポンプ14が固定され、また、地中熱循環ポンプ14を跨ぐように設置されたポンプ固定台30上に、第2ポンプ設置板31を介して負荷側循環ポンプ18が固定されているものであり、地中熱循環ポンプ14および負荷側循環ポンプ18は上下2段に積み上げられ、上段に負荷側循環ポンプ18が配置されていると共に、下段に地中熱循環ポンプ14が配置されているものであり、地中熱循環ポンプ14と負荷側循環ポンプ18とを上下2段に積み上げることで、ヒートポンプユニット1内における両循環ポンプ14、18の設置スペースを小さくして、ヒートポンプユニット1をコンパクト化することができ、さらに、上段に負荷側循環ポンプ18を配置させると共に、下段に地中熱循環ポンプ14を配置させたことで、地中熱循環ポンプ14に結露が生じたとしても、負荷側循環ポンプ18は地中熱循環ポンプ14より上方にあるので、その結露は負荷側循環ポンプ18に悪影響を及ぼすことはなく、ポンプ熱交取付台28から底面板25側に流れるだけであり、負荷側循環ポンプ18が故障することがないものである。
【0023】
また、地中熱循環ポンプ14は負荷側循環ポンプ18よりも前面板22寄りに配置されており、これによって、地中熱循環ポンプ14に接続される熱媒配管12や負荷側循環ポンプ18に接続される循環液配管16の取り付けや取り外しを容易に行うことができ、作業性を向上することができるものである。
【0024】
次に、一実施形態の地中熱ヒートポンプ装置の動作について説明する。
前記負荷端末15によって加熱される被空調空間に設置された前記リモコンにより被空調空間の加熱の指示がなされると、前記制御手段21は圧縮機4、地中熱循環ポンプ14、負荷側循環ポンプ18の駆動を開始させ、負荷運転としての暖房運転が開始される。
【0025】
前記暖房運転時に、地中熱交換部2では、地中熱交換器11によって地中と熱交換して地中熱を採熱し、その熱を帯びた不凍液が地中熱循環ポンプ14により熱源側熱交換器7の熱媒流路7bに供給される。そして、熱源側熱交換器7にて冷媒流路7aを流通する冷媒と熱媒流路7bを流通する不凍液とが対向して流れて熱交換が行われ、地中熱交換器11にて採熱された地中熱が冷媒側に汲み上げられて冷媒が加熱され熱源側熱交換器7は蒸発器として機能するものとなる。
【0026】
また、負荷熱交換部3では、負荷側熱交換器5の冷媒流路5aを流通する冷媒と負荷側熱交換器5の熱媒流路5b流通する循環液とが対向して流れて熱交換が行われて、負荷側熱交換器5は凝縮器として機能して負荷側循環回路17を循環する循環液が加熱され、加熱された循環液が熱動弁19を介して負荷端末15に送られ、リモコンにより指示された被空調空間を加熱するものである。
【0027】
また、前記暖房運転時は、冷媒温度センサ10の検出する低圧側の冷媒温度が設定された目標蒸発温度になるように地中熱循環ポンプ14の回転数を可変制御しており、略一定速で駆動している負荷側循環ポンプ18に対して地中熱循環ポンプ14は振動のバリエーションが多くなる。このように、回転数の変化により振動が変化する地中熱循環ポンプ14を上下2段に積み上げたポンプうちの下段側、すなわち、剛性の強い底面板25側に配置させたことで、振動による騒音を抑えることができるものである。
【0028】
なお、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものでなく、本実施形態では、地中熱交換器11は地中に複数設置され互いに並列に接続されているが、複数の地中熱交換器11を互いに直列に接続してもよく、また、地中熱交換器11を複数設置せず、地中から所望の採熱ができるのであれば、地中熱交換器11を1本だけ設置したものであってもよい。
【0029】
また、本実施形態では、地中熱交換器11を地中に設置するものとし、地中熱交換器11は地中に直接埋設され地中熱を採熱しているが、地中熱交換器11を井戸の中に設置し、地中熱によって温められた井戸水から採熱するものも地中熱交換器11を地中に設置するものに含まれるものである。
【0030】
また、本実施形態では、床暖房パネル等の負荷端末15により被空調空間である室内を加熱する熱媒循環式の暖房運転を負荷運転としたが、負荷端末15を給湯等に使用する湯水を貯湯する貯湯タンク(図示せず)とし、貯湯タンク内の湯水を沸き上げる沸き上げ運転を負荷運転としてもよいものである。
【符号の説明】
【0031】
1 ヒートポンプユニット
4 圧縮機
5 負荷側熱交換器
6 膨張弁
7 熱源側熱交換器
8 冷媒配管
9 ヒートポンプ回路
11 地中熱交換器
12 熱媒配管
13 地中熱循環回路
14 地中熱循環ポンプ
15 負荷端末
16 循環液配管
17 負荷側循環回路
18 負荷側循環ポンプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮機、負荷側熱交換器、減圧手段、熱源側熱交換器を冷媒配管で環状に接続したヒートポンプ回路を有するヒートポンプユニットと、地中に埋設された地中熱交換器と、該地中熱交換器と前記熱源側熱交換器との間を熱媒配管で環状に接続した地中熱循環回路と、該地中熱循環回路に熱媒を循環させる地中熱循環ポンプと、負荷端末と、該負荷端末と前記負荷側熱交換器の間を循環液配管で環状に接続した負荷側循環回路と、該負荷側循環回路に循環液を循環させる負荷側循環ポンプとを備え、前記地中熱交換器により地中熱を採熱し、前記熱源側熱交換器を蒸発器として機能させると共に、前記負荷側熱交換器を凝縮器として機能させて負荷側を加熱する負荷運転を行う地中熱ヒートポンプ装置において、前記ヒートポンプユニット内に前記地中熱循環ポンプと前記負荷側循環ポンプとを備え、前記地中熱循環ポンプと前記負荷側循環ポンプとを上下2段に積み上げ、上段に前記負荷側循環ポンプを配置させると共に、下段に前記地中熱循環ポンプを配置させたことを特徴とする地中熱ヒートポンプ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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