説明

地図データ管理システム

【課題】排他制御の設定される領域を減らすことで効率的に地図データを更新・整備することのできる地図データ管理システムを提供する。
【解決手段】オブジェクト読み出し部15は、端末装置12から指定されたメッシュ内に存在するオブジェクトをハードディスク14から読み出すとともに、存在メッシュ番号を参照してメッシュに跨っており、メッシュの周囲に存在する他のメッシュで管理されている境界オブジェクトを読み出す。制御部17は、オブジェクト読み出し部15によって読み出されたオブジェクトおよび境界オブジェクトを読み出し要求を出した端末装置12にイントラネット13を介して送信するとともに、当該オブジェクトおよび境界オブジェクトについては、排他制御を設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物等を表現するためのオブジェクトを含んでおり、複数のメッシュに区切られている地図データを整備して管理する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、建物や道路の変更が直ちに反映されている高鮮度の地図提供が求められていることから、地図データの更新間隔が短くなっている。そのため、地図データを迅速に更新・整備するための作業効率化が求められる。
地図データは、通常、地図全体をメッシュとよばれる区画に分割されて管理されている。ここで、メッシュとは全領域に対応する地図データを緯度経度等で構成される所定の区画で細分化した領域である。
この地図データには、建物等の地物の形状を表わすオブジェクトが含まれている。そして、地図データを更新・整備する場合には、1単位のメッシュに含まれているオブジェクトを読み出して、当該メッシュ単位で更新・整備が行われている。これは、複数人で分担することができるため、更新・整備作業が効率的に実施できるからである。
【0003】
このように、メッシュ単位で地図データを整備する場合に問題となるのが、複数のメッシュに跨って存在するオブジェクト(以下、「境界オブジェクト」ともいう。)である。境界オブジェクトを分割して管理したのでは、当該境界オブジェクトのデータ量が増大し、データ操作も複雑化するためである。
こうした問題を解消すべく、例えば、特許文献1には、複数のメッシュに跨っているオブジェクトの外接矩形を算出するとともに、その外接矩形における左上隅の座標が位置するメッシュを当該オブジェクトの格納先として選択することで、境界オブジェクトを分割することなく管理する技術について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−324228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、以下の問題点がある。
図5に示す地図データにおいて、メッシュごとに地図データを更新・整備する場合、例えばメッシュM05に含まれている地図データを更新・整備する場合には、当然、メッシュM05に跨る境界オブジェクトAAA,CCC,DDDについても更新・整備の対象となる。しかしながら、これら境界オブジェクトAAA,CCC,DDDは、例えば左上隅の座標が位置するメッシュで管理されている。したがって、メッシュM05で管理されていない(対応付けられていない)境界メッシュAAA,CCCについてはメッシュM05を読み出しただけでは読み出し対象から漏れることになる。
【0006】
そこで、メッシュM05の周囲にある8つのメッシュM01〜M04,M06〜M09についても読み出し対象とする必要がある。このように、従来技術では更新・整備の対象ではないメッシュも含めて、9つのメッシュを同時に読み出さなければならない。そのため、メッシュM01〜M04,M06〜M09には排他制御が設定されて、他のオペレータが更新・整備することはできない。つまり、一度に更新・整備することが可能なメッシュの数が制限されるために地図データ全体として効率的に更新・整備することができなくなる。
本発明は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされた発明である。その目的は、排他制御の設定される領域(メッシュ)を減らすことで効率的に地図データを更新・整備することのできる地図データ管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、地図の構成要素であるオブジェクトを含んでおり、複数のメッシュで区切られている地図データが記憶されている地図データ記憶部と、複数のメッシュに跨って存在する境界オブジェクトに関するオブジェクト情報が記憶されているオブジェクト情報記憶部と、編集対象のメッシュである編集メッシュに属しているオブジェクトを読み出すとともに、前記オブジェクト情報記憶部を参照して前記編集メッシュに跨る境界オブジェクトを読み出すオブジェクト読み出し部と、前記境界オブジェクトの前記編集メッシュ以外の編集を制限する編集制限設定部と、読み出されたオブジェクトおよび境界オブジェクトを編集するオブジェクト編集部と、編集されたオブジェクトおよび境界オブジェクトによって、前記地図データ記憶部内の対応するオブジェクトおよび境界オブジェクトをそれぞれ更新するオブジェクト更新部とを備えることを特徴とする。
なお、上述した特徴は、本発明の特徴のすべてを列挙したものではなく、これらを要部とする構成(または方法)もまた発明となり得る。
【0008】
ここで、オブジェクトとは、物理的または機能的な概念のまとまりを表わす、地図を構成する要素のデータである。例えば、建物の形状を表わすデータや、湖沼等の領域を表わす図形データ等が挙げられる。また、円や線、面等の形状データに限られず、文字データも含まれる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、更新・整備の対象であるメッシュ内のオブジェクトおよび当該メッシュの境界に位置する境界オブジェクトのみが排他制御の対象となるため、排他制御が設定される領域を小さくすることができる。その結果として、同時に更新・整備できる範囲を増加させることができるため、効率的に地図データを更新・整備することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本実施例における地図データ管理システムの構成図。
【図2】オブジェクト情報の説明図。
【図3】ステータス情報の説明図。
【図4】オブジェクト更新・整備処理のフローチャート。
【図5】地図データの概要図。
【図6】境界オブジェクト更新処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を具体化した実施例について説明する。
図1に示すように、本実施例における地図データ管理システムは、地図データ管理装置11と複数の端末装置12とを備える。地図データ管理装置11と複数の端末装置12とは、通信回線であるイントラネット13を介して通信可能に接続されている。
地図データ管理装置11は、地図データ記憶部およびオブジェクト情報記憶部としてのハードディスク14、オブジェクト読み出し部15、オブジェクト更新部16、制御部17を備える。
【0012】
ハードディスク14には、複数のメッシュで区切られて管理されている地図データが記憶されている。この地図データには、地図の構成要素である、建物形状等を表現したオブジェクトが含まれている。また、ハードディスク14には、複数のメッシュに跨って存在する境界オブジェクトに関するオブジェクト情報が記憶されている。
図2に示すように、オブジェクト情報には、オブジェクトID21、存在メッシュ番号22、管理メッシュ番号23が含まれている。
【0013】
オブジェクトID21は、すべてのオブジェクトに付与されている固有の番号である。本実施例では、便宜上、このオブジェクトIDを、複数のメッシュに跨って存在する境界オブジェクトを識別するための番号として利用する。存在メッシュ番号22は、境界オブジェクトが跨っているすべてのメッシュの番号である。管理メッシュ番号23は、境界オブジェクトが管理されているメッシュの番号である。本実施例では、境界オブジェクトの左上端が位置しているメッシュを、管理メッシュとして規定している。
【0014】
さらに、ハードディスク14には、対応する境界オブジェクトが編集可能であるか否かを識別するためのステータス情報も記憶されている。
図3に示すように、ステータス情報24は、境界オブジェクトのオブジェクトID21と対応付けられている。
ステータス情報24欄に書き込まれる情報は、以下のとおりである。
「EP」・・・対応する境界オブジェクトが編集可能(EditPossible)な場合
「DL」・・・端末装置12からダウンロード(Download)されている状態
「LK」・・・端末装置12で編集中のためロック(Lock)されている状態
「RW」・・・更新待ち(RenewWaiting)状態
【0015】
オブジェクト読み出し部15は、編集対象のメッシュである編集メッシュに属しているオブジェクトを読み出す機能を有する。また、オブジェクト読み出し部15は、オブジェクト情報を参照して編集メッシュ以外のメッシュに属しており、かつ編集メッシュに跨って存在する境界オブジェクトを読み出す機能も有する。
さらに、オブジェクト読み出し部15は、境界オブジェクトを読み出すにあたり、ハードディスク14に記憶されているステータス情報24を参照して境界オブジェクトを読み出すか否かを判断する機能を有する。例えば、ステータスが「EP」である場合には、当該境界オブジェクトは編集可能であるとして、オブジェクト読み出し部15は当該境界オブジェクトを読み出す。
【0016】
オブジェクト更新部16は、編集されたオブジェクトおよび境界オブジェクトによって、ハードディスク14内の対応するオブジェクトおよび境界オブジェクトをそれぞれ更新する機能を有する。
また、オブジェクト更新部16は、編集された境界オブジェクトをハードディスク14または地図データ管理装置11が備える図示しないフラッシュメモリー等に一時的に記憶しておく。そして、オブジェクト更新部16は、境界オブジェクトが属するメッシュについて、オブジェクト編集が可能である場合にその境界オブジェクトを編集された境界オブジェクトに更新する機能を有する。
【0017】
制御部17は、地図データ管理装置11が備える各部14〜16の動作を、メモリ等に記録されている所定のプログラムに基づいて制御する。また、制御部17は、境界オブジェクトについて、編集メッシュ以外の編集を制限する編集制限設定部としての機能も有する。
端末装置12は、オブジェクト編集部18を備える。オブジェクト編集部18は、読み出されたオブジェクトおよび境界オブジェクトを編集する機能を有する。なお、オブジェクトおよび境界オブジェクトは、イントラネット13を介して、地図データ管理装置11から端末装置12へ送信される。
【0018】
次に、本実施例における地図データ管理システムを用いて、地図データを編集・整備する方法について説明する。
図4、図5に示すように、まず、オブジェクト読み出し部15は、オペレータによって所定の端末装置12から指定されたメッシュ内に存在するオブジェクトをハードディスク14から読み出す(ステップS41)。本実施例においては、図5に示すメッシュM05を読み出し対象のメッシュとして説明する。
【0019】
次に、オブジェクト読み出し部15は、オブジェクト情報における存在メッシュ番号22を参照してメッシュM05に跨っており、当該メッシュM05の周囲に存在する他のメッシュで管理されている境界オブジェクトが存在するか否かを確認する。そして、存在している場合には、管理メッシュ番号23を参照して該当する境界オブジェクトがどのメッシュで管理されているかを認識するとともに、当該メッシュから境界オブジェクトを読み出す(ステップS42)。
【0020】
本実施例の場合、オブジェクト情報の存在メッシュ番号22を参照すると、メッシュM05に跨って存在している境界メッシュは、メッシュAAA,CCC,DDDであることがわかる。このうち、メッシュM05以外のメッシュで管理されているメッシュは、管理メッシュ番号23を参照することでメッシュAAA,CCCであることがわかる。したがって、オブジェクト読み出し部15は、メッシュM01から境界オブジェクトAAAを、メッシュM04から境界オブジェクトCCCをそれぞれ読み出し対象の境界オブジェクトとして設定する。
【0021】
この際、オブジェクト読み出し部15は、ステータス情報24を参照して、読み出し対象となっている境界オブジェクトAAA,CCCが編集可能な状態であるか否かを確認する。そして、境界オブジェクトが編集可能な状態である場合には、オブジェクト読み出し部15は、当該境界オブジェクトを読み出す。一方、境界オブジェクトが編集不可能な状態である場合には、オブジェクト読み出し部15は、当該境界オブジェクトについての読み出し処理を保留する。この場合、制御部17は、読み出し要求を出した端末装置12に対して、編集不可能な状態の境界オブジェクトの情報をメッセージ等で報知するようにしてもよい。さらに、制御部17は、編集不可能な状態の境界オブジェクトが編集可能となった時点で、当該境界オブジェクトを端末装置12に送信するようにしてもよい。
【0022】
制御部17は、オブジェクト読み出し部15がメッシュM05に跨っている境界オブジェクトを読み出しているときに、ステータス情報24を「EP」(編集可能)から「DL」(ダウンロード)へと更新する。
次に、制御部17は、オブジェクト読み出し部15によって読み出されたオブジェクトおよび境界オブジェクトを読み出し要求を出した端末装置12にイントラネット13を介して送信するとともに、ステータス情報24を「DL」(ダウンロード)から「LK」(ロック)へと更新する(ステップS43)。なお、制御部17は、どの端末装置12がオブジェクトおよび境界オブジェクトを編集中であるかという情報をオブジェクト情報に登録するようにしてもよい。
【0023】
ステータス情報24が「LK」である境界オブジェクトについては、制御部17によって排他制御が設定されている。すなわち、当該境界オブジェクトについては、他の端末装置12から参照することは可能であるが、編集・整備することができなくなる。これは、端末装置12に読み出されて編集・整備されているオブジェクトについても同様である。つまり、制御部17は、境界オブジェクトについて編集メッシュ以外の編集を制限する排他制御を設定する。
【0024】
要求したメッシュのオブジェクトおよび境界オブジェクトを受信した端末装置12では、オブジェクト編集部18によって、当該オブジェクトおよび境界オブジェクトに対して編集・整備作業が実行される(ステップS44)。実際の編集・整備作業は、実地調査によって得られた調査結果に基づいてオペレータによって実行される。例えば、個々のオブジェクト(建物)の形状を変更したり、新たにオブジェクトを追加したり、オブジェクトを削除したりといった作業が実行される。
【0025】
オブジェクト編集部18での編集・整備処理が終了した場合、編集・整備されたオブジェクトおよび境界オブジェクトは端末装置12から地図データ管理装置11にイントラネット13を介して送信される(ステップS45)。
次に、制御部17は、端末装置12に送信されたオブジェクトのうち、実際に編集・整備されたオブジェクトを抽出する(ステップS46)。次に、オブジェクト更新部16は、抽出されたオブジェクトで、メッシュM05に含まれているオブジェクトを更新する(ステップS47)。このとき、制御部17は、メッシュM05で管理されているオブジェクトに対して設定されている排他制御を解除する。
【0026】
次に、制御部17は、端末装置12に送信された境界オブジェクトのうち、実際に編集・整備された境界オブジェクトを抽出する(ステップS48)。そして、抽出された境界オブジェクトは、制御部17によってハードディスク14に一時的に記憶される(ステップS49)。このとき、制御部17は、抽出された境界オブジェクトのステータス情報24を「LK」(ロック)から「RW」(更新待ち)へと更新する。
なお、制御部17は、新に追加された境界オブジェクトについては、オブジェクト情報に追加する。また、制御部17は、削除された境界オブジェクトについては、当該境界オブジェクトに対応するオブジェクト情報を削除する。
【0027】
次に、一時記憶されている境界オブジェクトの更新処理について説明する。
図6に示すように、制御部17は、所定のメッシュについて、更新処理が実行されるか否かを確認する(ステップS61)。更新処理が実行される場合には、制御部17は、当該更新処理が実行されるメッシュで管理されている境界オブジェクトがハードディスク14に一時記憶されているか否かを判断する(ステップS62)。
【0028】
更新処理が実行されるメッシュで管理されている境界オブジェクトが一時記憶されていると判断された場合、オブジェクト更新部16は、ハードディスク14から該当する境界オブジェクトをすべて抽出するとともに、当該境界オブジェクトをメッシュで管理されている他のオブジェクトとともに一括して更新する(ステップS63)。このとき、制御部17は、ハードディスク14に一時記憶されている境界オブジェクトを削除するとともに、当該境界オブジェクトのステータス情報24を「RW」(更新待ち)から「EP」(編集可能)に変更する(ステップS64)。
一方、更新処理が実行されるメッシュで管理されている境界オブジェクトが一時記憶されていないと判断された場合、オブジェクト更新部16は、メッシュで管理されているオブジェクトのみを更新する(ステップS65)。
【0029】
以上のように、本実施例に係る地図データ管理システムによれば、以下の効果が得られる。
・複数のメッシュに跨って存在する境界オブジェクトについては、オブジェクト情報およびステータス情報により管理するようにした。端末装置12は、編集対象であるメッシュ内のオブジェクトと、そのメッシュに跨る境界オブジェクトのみ、換言すれば必要最小限のオブジェクトのみをハードディスク14から読み出して、編集・整備処理を実行する。したがって、排他制御の設定されるメッシュおよびオブジェクトを削減することが可能となり、複数の端末装置12で効率的に編集・整備処理を実行することができる。
【0030】
・地図データについて、すべてをオブジェクト単位で管理するのではなく、他のメッシュに跨らないオブジェクトについてはメッシュ管理としつつ、他のメッシュに跨る境界オブジェクトのみをオブジェクト単位で管理するようにした。したがって、地図データの大半がメッシュ単位での管理となり、地図データの版数管理が容易となる。
【0031】
(変形例)
・地図データ管理装置11と端末装置12との間での、オブジェクトおよび境界オブジェクトデータの受け渡しは、持ち運び可能な各種記憶媒体(CD−ROMや、フラッシュメモリ等)によって実行してもよい。
【符号の説明】
【0032】
11…地図データ管理装置
12…端末装置
13…通信回線としてのイントラネット
14…地図データ記憶部およびオブジェクト情報記憶部としてのハードディスク
15…オブジェクト読み出し部
16…オブジェクト更新部
18…オブジェクト編集部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
地図の構成要素であるオブジェクトを含んでおり、複数のメッシュで区切られている地図データが記憶されている地図データ記憶部と、
複数のメッシュに跨って存在する境界オブジェクトに関するオブジェクト情報が記憶されているオブジェクト情報記憶部と、
編集対象のメッシュである編集メッシュに属しているオブジェクトを読み出すとともに、前記オブジェクト情報記憶部を参照して前記編集メッシュに跨る境界オブジェクトを読み出すオブジェクト読み出し部と、
前記境界オブジェクトの前記編集メッシュ以外の編集を制限する編集制限設定部と、
読み出されたオブジェクトおよび境界オブジェクトを編集するオブジェクト編集部と、
編集されたオブジェクトおよび境界オブジェクトによって、前記地図データ記憶部内の対応するオブジェクトおよび境界オブジェクトをそれぞれ更新するオブジェクト更新部と
を備えることを特徴とする地図データ管理システム。
【請求項2】
前記オブジェクト更新部は、
編集された前記境界オブジェクトを一時記憶部に記憶しておき、前記境界オブジェクトが属するメッシュにおけるオブジェクト編集が可能である場合に該境界オブジェクトを更新することを特徴とする請求項1に記載の地図データ管理システム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−215717(P2011−215717A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−81088(P2010−81088)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(597151563)株式会社ゼンリン (155)
【Fターム(参考)】