説明

地図表示装置およびナビゲーション装置

【課題】駅関連画像を表示することができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】道路地図に表示されている駅表示マークを押圧すると、画像入力画面50が表示される。画像入力画面50の画像入力欄51に手書きで駅前ロータリの拡大地図を描く。そして、登録ボタン55を押圧する。次回からは道路地図に表示されている駅表示マークを押圧すると、画像入力欄51に描いた駅前ロータリの拡大地図が表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駅関連画像を表示する地図表示装置およびナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両が鉄道の駅周辺に到達したとき、駅周辺の交通規制情報を示す拡大地図に切り替わるナビゲーション装置が従来技術として知られている(特許文献1)。
【特許文献1】特開平10−122879号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1のナビゲーション装置では、駅前ロータリの拡大地図を予めCD−ROMに記録している。しかし、駅の数は無数にあるので、全ての駅について駅前ロータリの拡大地図を予め記録すると記録容量がかなり大きくなる。一方、記録容量を少なくするため、主要な駅について駅前ロータリの拡大地図のみを記録した場合には、ユーザが使用したい駅前ロータリの拡大地図が記録されない場合が生じるという問題点がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(1)請求項1の発明の地図表示装置は、表示モニタに表示された地図上の駅が選択されると、駅関連画像入力画面を表示する表示制御手段と、駅関連画像入力画面上で駅関連画像を入力する入力手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の地図表示装置において、表示モニタの表示画面にタッチパネルが設けられ、表示制御手段は、駅の駅表示マークまたは駅の駅名の表示範囲が押圧されると駅関連画像入力画面を表示することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2に記載の地図表示装置において、入力手段は、タッチパネル上に設定された駅関連画像入力画面上に描かれた線図を駅関連画像として入力することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地図表示装置において、表示制御手段は、予め記録された駅関連画像の有無に応じて、地図上の駅表示マークを変更する変更手段を含み、表示制御手段は、駅関連画像がないことを示す駅表示マークの駅が選択されると、駅関連画像入力画面を表示することを特徴とする。
(5)請求項5の発明のナビゲーション装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の地図表示装置を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、駅前ロータリなどの駅関連画像を作成して表示させることができるので、ユーザが必要とする駅の駅関連画像を用意することができ、ユーザの利便性が向上する。また、全ての駅について駅前ロータリなどの駅関連画像を用意する必要がないので、地図データの記憶容量を少なくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の第1の実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。図1のナビゲーション装置1は、タッチパネル18を備え、タッチパネル18上で描いた線図をナビゲーション装置1に入力することができる。ナビゲーション装置1は、タッチパネル18のほかに制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17、データ記憶部110およびディスクドライブ111を有している。
【0007】
タッチパネル18は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル18を通して表示される。タッチパネル18は、タッチパネル18上の操作位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部19に送出し、タッチパネルコントロール部19はタッチパネル18の押圧位置を算出する。
【0008】
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11が、DVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が推奨経路として表示モニタ16に表示される。
【0009】
現在地検出装置14は、車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、車両の進行方向を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS( Global Positioning System )衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14cなどから成る。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
【0010】
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはディスクドライブ111によって読み込まれるDVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示など行う。
【0011】
ディスクドライブ111は、装填されたDVD−ROM112から、表示モニタ16へ地図を表示するための地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。これらのデータには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM112以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
【0012】
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の道路地図などの各種情報を画面表示としてユーザに提供する。入力装置17は、ユーザが各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、リモコンなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ16の表示画面の指示にしたがって入力装置17を手動で操作することにより、目的地を選択して目的地を設定する。また、入力装置17を操作することにより、表示モニタ16に表示された道路地図をスクロールすることができる。
【0013】
上述したとおり、タッチパネル18は表示モニタ16のモニタ画面上に設けられた透明パネルである。表示モニタ16に表示した表示画面はタッチパネル18を通して表示され、表示モニタ16の表示画面を押圧するとタッチパネル18が押圧される。タッチパネル18は、入力装置17と同様に入力機能を有する。表示モニタ16に表示された各種ボタンや表示メニューなどを指で押圧するとタッチパネル18が押圧され、各種ボタンや表示メニューに対応する処理を実行する。また、タッチパネル18の押圧操作により、道路地図上に目的地を設定したり、道路地図をスクロールしたりすることができる。さらに、タッチパネル18を押圧しながら線図を描くと、描いた線図がナビゲーション装置1に入力され、表示モニタ16に表示される。
【0014】
目的地がユーザにより設定されると、ナビゲーション装置1は、GPSセンサ14cにより検出された現在地を出発地として、所定のアルゴリズムに基づいて目的地までのルートを経路演算する。このようにして求められたルート(以下、推奨経路という)は、表示形態を、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路と区別して表示される。これにより、ユーザは、地図上の推奨経路を認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、推奨経路にしたがって車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
【0015】
データ記憶部110は、メモリやハードディスクなどの書き換え可能な記録媒体によって構成され、ナビゲーション装置1の機能に必要なデータを記憶する。データ記憶部110に記憶された情報は、制御回路11によって適宜読み出されて利用される。また、タッチパネル18上に描かれた線図を画像データとして記憶する。
【0016】
次に、本発明の実施形態のナビゲーション装置1における駅周辺の拡大地図表示操作について、図2〜7を参照して説明する。ここで、ユーザは、○×駅の駅前ロータリの拡大地図と△□駅の駅前ロータリの拡大地図とを表示するものとする。
【0017】
図2は、本発明の実施形態における道路地図を説明するための図である。道路地図20には、○×駅の駅表示マーク21と△□駅の駅表示マーク22とが表示されている。○×駅の駅表示マーク21は太く縁取りされており、○×駅の駅表示マーク21を押圧すると、図3に示すように、DVD−ROM112に予め記憶されている○×駅のロータリを示した拡大地図30が表示される。ここで、太い縁取りは、駅表示マークに係る駅に拡大地図など駅関連画像が関連付けられて記憶されていることを示す。
【0018】
ユーザは、拡大地図30を参照することによって駅前ロータリに進入するときの車線や、駅前で一時駐車する位置を判断できる。拡大地図30には、更新ボタン31と戻るボタン32とが表示される。更新ボタン31が押圧されると、後述する画像入力画面50が表示され、拡大地図30を新たな拡大地図に更新することができる。戻るボタンが押圧されると、表示画面が拡大地図30から道路地図20に切り替わる。
【0019】
図2に示すように、△□駅の駅表示マーク22は太く縁取りされておらず、△□駅の駅表示マーク22を押圧しても△□駅の駅前ロータリの拡大地図は表示されない。その代わり、図4に示すように、拡大地図作成確認画面40が表示される。拡大地図作成確認画面40には、「この駅には、駅周辺の拡大地図のデータがありません。拡大地図を作成しますか?」という問合せ文41とともにYESボタン42aとNOボタン42bとが表示される。YESボタン42aが押圧されると、図5に示す画像入力画面が表示される。NOボタン42bが押圧されると画像入力画面40は消去される。
【0020】
図5に示すように、画像入力画面50には、画像入力欄51、色分けパレット52、アイコンボタン53、取消ボタン54および登録ボタン55が表示される。画像入力欄51は、タッチパネル18を押圧しながら線図を描く領域である。画像入力欄51に駅前ロータリの拡大地図を手書きで描くことができる。
【0021】
色分けパレット52は、一般車両ボタン52a、一時駐車可能ボタン52b、バス専用ボタン52cおよびタクシー専用ボタン52dから構成される。それぞれのボタンには色彩が定義されており、色分けパレット52を押圧してアクティブ表示にした後に画像入力欄51に線図を描くと、アクティブ表示のボタンに定義された色彩で線図は描かれる。たとえば、一般車両ボタン52aを赤色と定義した場合、図5に示すように、一般車両ボタン52aをアクティブ表示にした後に画像入力欄51に線図56を描くと、赤色の線図56が描かれる。アクティブ表示のボタンを押圧すると非アクティブ表示になる。すべてのボタン52a〜52dが非アクティブ表示の場合は黒色で線図は描かれる。
【0022】
一般車両ボタン52aをアクティブ表示にした後に一般車両が進行可能な進路56を描き、一時駐車可能ボタン52bをアクティブ表示にした後に一般車両が一時駐車可能な領域57を描き、バス専用ボタン52cをアクティブ表示にした後にバスの進路であるバス専用レーンやバスの停留所におけるバスの停車位置を描き、タクシーの進路である専用ボタン52dをアクティブ表示にした後にタクシーのタクシー専用レーンやタクシー乗り場におけるタクシーの停車位置を描くことによって、線図の色彩の違いにより一般車両の進行が禁止されている位置や一時停車が不可能な位置などロータリの交通規制の状態を容易に把握することができる。
【0023】
アイコンボタン53は、車両進入禁止アイコン53aおよび駐車アイコン53bを含む。アイコンボタン53を押圧した後、画像入力欄51を押圧すると、押圧した位置にアイコンボタン53が表示される。たとえば、車両進入禁止アイコン53aを押圧した後に画像入力欄51を押圧すると、押圧した位置に車両進入禁止のアイコンが表示される。
【0024】
取消ボタン54は、描いた線図を取り消すためのボタンである。登録ボタン55は、画像入力欄51に描かれた線図を画像データとして、押圧された駅表示マーク22に係る△□駅に関連付けてデータ記憶部110に記憶するためのボタンである。また、登録ボタン55を押圧すると、画像入力画面50から図6に示す道路地図20の表示画面に切り替わる。
【0025】
画像データが△□駅に関連付けてデータ記憶部110に記憶されると、図6に示すように、△□駅の駅表示マーク22も太く縁取りされる。そして、△□駅の駅表示マーク22を押圧すると、図7に示すように、画像入力欄51に描かれた拡大地図71が表示画面に表示される。ユーザは、拡大地図71を参照することによって駅前ロータリの一般車両が進行可能な車線および一時駐車可能な位置などを把握することができる。
【0026】
表示画面には、拡大地図71が表示されるとともに更新ボタン72と戻るボタン73とが表示される。更新ボタン72を押圧すると、画像入力画面50が表示され、新たな拡大地図を入力することができる。戻るボタン73を押圧すると拡大地図71は消去される。
【0027】
次に、図8のフローチャートを参照して、拡大地図表示処理について説明する。図8の処理は、制御回路11において表示モニタ16に道路地図20が表示されるとスタートするプログラムを実行して行われる。
【0028】
ステップS801では、タッチパネル18が押圧された位置に基づいて、道路地図20に表示された駅表示マーク21,22が押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS801が肯定判定され、ステップS802へ進む。押圧されていない場合はステップS801を繰り返す。ステップS802では、押圧された駅表示マーク21,22に係る駅に関連付けられた拡大地図30,71がDVD−ROM112またはデータ記憶部110に記憶されているか判定する。記憶されている場合はステップS802が肯定判定され、ステップS803へ進む。記憶されていない場合はステップS802が否定判定され、ステップS804へ進む。ステップS803では、押圧された駅表示マーク21,22に係る駅に関連付けられた拡大地図30,71を表示モニタ16の表示画面に表示する。
【0029】
ステップS804では、表示モニタ16の表示画面に拡大地図作成確認画面40を表示する。ステップS805では、タッチパネル18が押圧された位置に基づいて、YESボタン42aが押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS805が肯定判定され、ステップS806へ進む。押圧されていない場合はステップS805が否定判定され、ステップS809へ進む。
【0030】
ステップS806では、画像入力画面50を表示モニタ16の表示画面に表示する。ステップS807では、タッチパネル18の押圧位置に基づいて、登録ボタン55が押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS807が肯定判定され、ステップS808へ進む。押圧されていない場合はステップS807を繰り返す。ステップS808では、押圧された駅表示マーク22に係る駅に関連付けて、画像入力欄51に描かれた線図を拡大地図71の画像データとしてデータ記憶部110に記憶する。そして、ステップS801へ戻る。
【0031】
ステップS809では、タッチパネル18が押圧された位置に基づいて、NOボタン42bが押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS809が肯定判定され、拡大地図表示処理は終了する。押圧されていない場合はステップS809が否定判定され、ステップS805へ戻る。
【0032】
以上の本発明の実施の形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
(1)駅前ロータリなどの拡大地図71を作成して表示させることができるので、ユーザが必要とする駅の拡大地図71を用意することができ、ユーザの利便性が向上する。また、全ての駅について駅前ロータリなどの拡大地図30を用意する必要がないので、地図データの記憶容量を少なくすることができる。
【0033】
(2)手書きで拡大地図71を描くので、ユーザの好みの態様で駅前ロータリの拡大地図を描くことができる。
【0034】
(3)色分けして拡大地図71を描くことができるので、線図の色彩の違いにより一般車両の進行が禁止されている場所や一時停車が不可能な場所など駅前ロータリの交通規制の状態を容易に把握することができる。
【0035】
(4)拡大地図が表示される駅の駅表示マーク21は太く縁取りされるので、拡大地図を作成すべき駅が容易に把握でき、拡大地図の作成し忘れを防止することができる。
【0036】
(5)道路地図20に表示されている駅表示マーク21,22を押圧すると駅前ロータリの拡大地図を表示することができるので、駅前ロータリの進入方向や駐車可能な位置などの情報を速やかに得ることができる。
【0037】
以上の実施の形態のナビゲーション装置1を次のように変形することができる。
(1)データ記憶部110において駅に関連付けられて記憶される駅前ロータリの拡大地図は手書きで作成した拡大地図に限定されない。たとえば、既に作成してある駅前ロータリの拡大地図の画像データを記録媒体や通信手段を利用してナビゲーション装置1に入力し、入力した画像データを駅に関連付けて記憶させ、表示させるようにしてもよい。あるいは、デジタルカメラで駅前ロータリを撮影し、これを記憶するようにしてもよい。
【0038】
(2)駅関連画像であれば駅に関連付けて記憶させる画像は駅前ロータリの拡大地図に限定されない。たとえば、駅前ロータリの拡大地図に代えて、駅舎の外観を表示するようにしてもよい。駅舎の外観を目印にすることによって駅に到達することができ、ユーザの利便性が向上する。駅舎の外観は拡大地図71と同様に手書きで描いてもよいし、既に作成してある駅舎の外観の画像データでもよい。また、デジタルカメラで撮影した駅舎の画像データでもよい。
【0039】
(3)拡大地図が表示される駅表示マーク21であることがわかれば、駅前ロータリの拡大地図が表示される駅表示マーク21を太く縁取りすることに限定されない。たとえば、駅前ロータリの拡大地図が表示される駅表示マークの表示色を変えてもよい。
【0040】
(4)道路地図20に表示されている駅の駅表示マーク21,22を押圧することによって駅前ロータリの拡大地図30,71を表示する駅を選択したが、駅名の表示範囲を押圧することによって選択してもよい。また、選択手段もタッチパネル18の押圧に限定されず、入力装置17によって選択してもよい。
【0041】
(5)地図表示装置であれば、ナビゲーション装置に限定されない。たとえば、携帯電話やPDA( Personal Digital Assistance )などでもよい。
【0042】
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本願発明の表示制御手段は制御回路11に対応し、入力手段は制御回路11およびタッチパネル18に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素の対応関係になんら限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施形態のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】駅表示マークを説明するための図である。
【図3】太く縁取りされている駅表示マークを押圧したときに表示される駅周辺の拡大図を説明するための図である。
【図4】太く縁取りされていない駅表示マークを押圧したときに表示される拡大地図作成確認画面を説明するための図である。
【図5】画像入力画面を説明するための図である。
【図6】画像入力画面より拡大地図を作成した後の駅表示マークを説明するための図である。
【図7】画像入力画面より拡大地図を作成した後の駅表示マークを押圧したときに表示される表示画面を説明するための図である。
【図8】拡大地図表示処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0044】
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
16 表示モニタ
18 タッチパネル
21,22 駅表示マーク
30,71 拡大地図
110 データ記憶部
112 DVD−ROM

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示モニタに表示された地図上の駅が選択されると、駅関連画像入力画面を表示する表示制御手段と、
前記駅関連画像入力画面上で駅関連画像を入力する入力手段とを備えることを特徴とする地図表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の地図表示装置において、
前記表示モニタの表示画面にタッチパネルが設けられ、
前記表示制御手段は、前記駅の駅表示マークまたは前記駅の駅名の表示範囲が押圧されると前記駅関連画像入力画面を表示することを特徴とする地図表示装置。
【請求項3】
請求項2に記載の地図表示装置において、
前記入力手段は、前記タッチパネル上に設定された駅関連画像入力画面上に描かれた線図を駅関連画像として入力することを特徴とする地図表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地図表示装置において、
前記表示制御手段は、予め記録された駅関連画像の有無に応じて、地図上の駅表示マークを変更する変更手段を含み、
前記表示制御手段は、前記駅関連画像がないことを示す駅表示マークの駅が選択されると、前記駅関連画像入力画面を表示することを特徴とする地図表示装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の地図表示装置を備えることを特徴とするナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−199329(P2007−199329A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−17197(P2006−17197)
【出願日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【出願人】(591132335)株式会社ザナヴィ・インフォマティクス (745)
【Fターム(参考)】