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地図表示装置およびプログラム
説明

地図表示装置およびプログラム

【課題】地図をスクロールさせた後に所定の機能を素早く実行させることができる地図表示装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】地図20を表示モニタに表示し、地図20の中心付近22の表示状況を検出し、検出された地図の中心付近22の表示状況に基づいて、メニューの項目23a〜23hを決定し、決定された項目23a〜23hを地図20の中心付近を囲うように配置させてメニューを地図20に重ねて表示するようにし、地図20がスクロールされると、メニューを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示モニタに表示された地図をスクロールすることができる地図表示装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、表示モニタに表示された地図をスクロールさせることができるナビゲーション装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−108000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているような従来のナビゲーション装置では、地図をスクロールした後、地図上の所定の位置に目的地を設定するなど、地図をスクロールした後の所定の機能の実行が素早くできないという問題点がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明の地図表示装置は、表示モニタと、地図を表示モニタに表示させる地図表示制御手段と、表示モニタに表示されている地図をスクロールするスクロール手段と、スクロール手段による地図のスクロールが終了したとき、表示モニタ上に表示されている地図の中心付近の表示状況を検出する検出手段と、検出手段によって検出された地図の中心付近の表示状況に基づいて、複数のメニュー項目を選択する選択手段と、選択手段によって選択された複数のメニュー項目を表す複数のボタンを地図の中心付近を囲うように配置させて地図に重ねて表示するメニュー表示制御手段と、メニュー項目の複数のボタンの中から1つのボタンを指定する指定手段と、指定手段によって指定されたボタンに対応する機能を実行する機能実行手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9の発明のプログラムは、地図を表示モニタに表示させる表示制御処理と、表示モニタに表示されている地図をスクロールするスクロール処理と、スクロール処理による地図のスクロールが終了したとき、表示モニタ上に表示されている地図の中心付近の表示状況を検出する検出処理と、検出処理によって検出された地図の中心付近の表示状況に基づいて、複数のメニュー項目を選択する選択処理と、選択処理によって選択された複数のメニュー項目を表す複数のボタンを地図の中心付近を囲うように配置させて地図に重ねて表示するメニュー表示制御処理と、メニューの複数のボタンの中から1つのボタンを指定する指定処理と、指定処理によって指定されたボタンに対応する機能を実行する機能実行処理とをコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、地図をスクロールさせた後に所定の機能を素早く実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の一実施形態におけるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における地図のスクロールを説明するための図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるサークルメニューを説明するための図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるサークルメニュー表示処理を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1を参照して、本発明の一実施形態によるナビゲーション装置1の構成を示す。このナビゲーション装置1は、地図が表示された表示モニタ16の画面を押圧することにより、地図をスクロールさせることができる。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、タッチパネル19およびディスクドライブ111を有している。ディスクドライブ111には、地図データを記憶したDVD−ROM112が装填されている。
【0009】
制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなる。この制御回路11は、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。制御回路11は、DVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行い、その処理結果を経路として表示モニタ16に表示させる。
【0010】
現在地検出装置14は、車両の現在地を検出する装置である。現在地装置14は、振動ジャイロ14a、車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)センサ14cなどからなる。振動ジャイロ14aは、車両の進行方向を検出し、車速センサ14bは車速を検出する。GPSセンサ14cは、GPS衛星から送信されるGPS信号に基づいて現在地を検出する。現在地検出装置14は、これらの装置14a〜14cが検出した情報を使用して車両の現在地を検出する。ナビゲーション装置1は、現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲などを決定する。また、ナビゲーション装置1は地図上の現在地に自車位置マークを表示する。
【0011】
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示させるための画像データを格納する。この画像データは、地図描画用データや各種の図形データからなり、DVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって表示モニタ16に地図などを表示することができる。
【0012】
タッチパネル19は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル19を透過して表示される。表示モニタ16に表示されたボタンやメニュー画面の項目などをユーザが指などで押圧すると、タッチパネル19が押圧される。タッチパネル19は、押圧位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部110に出力する。タッチパネルコントロール部110はタッチパネル19から出力された信号に基づいてタッチパネル19の押圧位置を算出し、その算出結果を制御回路11に出力する。そして、制御回路11は、押圧された各種ボタンやメニュー画面の項目などに定義された機能が実行されるように処理を行う。
【0013】
ディスクドライブ111は、装填されたDVD−ROM112から、表示モニタ16に地図を表示するための地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM112以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどから地図データを読み出してもよい。
【0014】
表示モニタ16は、車両の現在地周辺の地図やメニュー画面などの各種情報を表示する。スピーカ17は、ユーザに操作案内したり、経路誘導したりするための音声を出力する。入力装置18は、ユーザが各種コマンドの設定などするための操作キーを有し、操作パネル上のボタンスイッチなどによって実現される。
【0015】
ユーザは、表示モニタ16の画面の指示やスピーカ17からの音声指示にしたがって入力装置18やタッチパネル19を操作することにより、目的地を設定することができる。
【0016】
目的地がユーザによって設定されると、現在地に経路探索の開始点が設定され、目的地に経路探索の終了点が設定される。そして、開始点から終了点までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このようにして求められた経路は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して表示モニタ16に表示される。これにより、ユーザは地図上の探索された経路を表示モニタ16上で認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、探索された経路にしたがって車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行指示を行い、車両を経路誘導する。
【0017】
図2を参照して、地図のスクロール操作を説明する。図2(a)に示すように、ユーザが地図20が表示されている表示モニタ16の画面の位置21を押圧すると、図2(b)に示すように、押圧された位置21が地図の中心に移動するように地図20がスクロールされる。また、地図20のスクロールが開始すると、地図の中心付近にカーソル22が表示される。表示モニタ上の押圧を続けると、地図20のスクロールを継続して行うことができる。
【0018】
図3を参照して、サークルメニューを説明する。ユーザが表示モニタ上の押圧を止め、地図のスクロールが停止すると、図3(a)に示すように、カーソル22の周囲にサークルメニュー23a〜23hが表示される。サークルメニューとは、メニューの項目指定ボタンがカーソルを囲うように配置されたメニューである。サークルメニュー23a〜23hは、サークルメニュー23a〜23hの中の1つの項目指定ボタンがユーザによって押圧されると、押圧されたボタンに対応した機能が実行される。
【0019】
「目的地」の項目指定ボタン23aが押圧されると、カーソル22が表示されている位置に目的地が設定される。「地点登録」の項目指定ボタン23bが押圧されると、カーソル22が表示されている位置が登録地点として登録される。登録地点として登録されると、今後、その位置を簡単な操作で呼び出すことができ、目的地や経由地としてその位置を設定する操作が容易になる。「追加目的地」の項目指定ボタン23cが押圧されると、カーソル22が表示されている位置に次の目的地が設定される。「鳥瞰図表示」の項目指定ボタン23dが押圧されると、平面地図から鳥瞰図表示の地図に、地図の表示が切り替わる。
【0020】
「施設情報」の項目指定ボタン23eが押圧されると、カーソル22が表示されている位置の施設の情報が表示される。「座標」の項目指定ボタン23fが押圧されると、カーソル22が表示されている位置の緯度経度の座標が表示される。「新規目的地」の項目指定ボタン23gが押圧されると、設定された目的地が取り消され、カーソル22が表示されている位置に新たな目的地が設定される。「現在地」の項目指定ボタン23hが押圧されると、現在地を中心とした地図が表示される。
【0021】
次に、図4のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態におけるサークルメニュー表示処理を説明する。図4の処理は、表示モニタ16に地図が表示されるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
【0022】
ステップS101では、表示モニタ16の画面の中心の座標を検出する。ステップS102では、タッチパネルコントロール部110によって算出されたタッチパネル19の押圧位置に基づいて、表示モニタ16の画面が押圧されたか否かを判定する。画面が押圧された場合はステップS102が肯定判定され、ステップS103へ進む。画面が押圧されていない場合はステップS102を繰り返す。ステップS103では、画面の中心にカーソルを表示する。ステップS104では、押圧された位置から画面の中心に向けて画面に表示されている地図をスクロールさせる。
【0023】
ステップS105では、画面が押圧されたか否かを判定する。画面が押圧された場合はステップS105が肯定判定され、ステップS104に戻る。画面が押圧されていない場合はステップS105が否定判定され、ステップS106へ進む。
【0024】
ステップS106では、カーソル周辺の地図の表示状況を検出する。たとえば、カーソルが表示されている位置に施設があるか否か、カーソルが表示されている位置は海であるか否か、カーソルが表示されている位置に渋滞している道路があるか否か、カーソルが表示されている位置は市街地であるか否か、カーソルが表示されている位置は郊外であるか否か、カーソルが表示されている位置に高速道路があるか否か、カーソルが表示されている地図は広域地図か、あるいは詳細地図かなどを検出する。
【0025】
ステップS107では、ステップS106で検出したカーソル周辺の地図の表示状況に基づいて、サークルメニューとして表示する項目を選択する。まず、「座標」および「現在地」を基本的に表示するサークルメニュー項目とする。
【0026】
次に、カーソルが表示されている位置に施設がある場合は、「施設情報」をサークルメニューの項目として選択する。カーソルが表示されている位置に施設がない場合は、「施設情報」はサークルメニューの項目として選択しない。カーソルが表示されている位置が海である場合は、画面中心が自車位置となるように地図をスクロールする「現在地」をメニュー項目として選択するが、「目的地」、「地点登録」、「追加目的地」および「新規目的地」をサークルメニューの項目として選択しない。一方、カーソルが表示されている位置が海でない場合は、「目的地」、「地点登録」、「追加目的地」および「新規目的地をサークルメニューの項目として選択する。
【0027】
カーソルが表示されている位置に渋滞している道路である場合は、「交通情報表示」をサークルメニューの項目とし、カーソルが表示されている位置に渋滞している道路がない場合は、「交通情報表示」をサークルメニューの項目に含めない。カーソル上の道路の地点に渋滞が発生している必要はなく、カーソルが重なっている道路上のいずれかの地点に渋滞が発生している場合、あるいは、カーソルの周囲の道路に渋滞が発生している場合にも、「交通情報表示」をメニュー項目とする。カーソルが表示されている位置が市街地である場合は、「詳細地図表示」と「鳥瞰図表示」とをサークルメニュー項目とし、カーソルが表示されている位置が市街地でない場合は、「詳細地図表示」と「鳥瞰図表示」とをサークルメニューの項目に含めない。なお、「鳥瞰図表示」に代えて、「3D表示」の項目を用いてもよい。
【0028】
カーソルが表示されている位置が郊外である場合は、「詳細地図表示」をサークルメニューの項目から除去し、カーソルが表示されている位置が郊外でない場合は、「詳細地図表示」をサークルメニューの項目から除外しない。カーソルが表示されている位置が高速道路である場合は、「高速道路誘導」をサークルメニューの項目とし、カーソルが表示されている位置が高速道路でない場合は、「高速道路誘導」をサークルメニューの項目に含めない。カーソルが表示されている地図が広域地図である場合は、「詳細地図表示」をサークルメニューの項目とし、カーソルが表示されている地図が詳細地図である場合は「広域地図表示」をサークルメニューの項目に含める。
【0029】
ステップS108では、ステップS107で決定されたメニュー項目を表す複数のボタンから成るサークルメニューをカーソルの周りに表示する。
【0030】
ステップS109では、画面が押圧されか否かを判定する。画面が押圧された場合はステップS109が肯定判定され、ステップS110へ進む。画面が押圧されていない場合はステップS109を繰り返す。ステップS110では、タッチパネルコントロール部110によって算出されたタッチパネル19の押圧位置に基づいて、項目指定ボタンが押圧されたか否かを判定する。項目指定ボタンが押圧された場合はステップS110が肯定判定され、ステップS111へ進む。項目指定ボタンが押圧されていない場合はステップS110が否定判定され、ステップS113へ進む。
【0031】
ステップS111では、サークルメニューを消去する。ステップS112は、押圧された項目指定ボタンに対応する機能を実行する。たとえば、「座標」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルが表示されている位置の緯度経度の座標を表示させる。「現在地」の項目指定ボタンが押圧されると、現在地を中心とした地図を表示させる。「施設情報」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルが表示されている位置の施設の情報を表示させる。
【0032】
「目的地」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルが表示されている位置に目的地を設定する。「地点登録」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルが表示されている位置を登録地点として登録する。「追加目的地」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルが表示されている位置に次の目的地を設定する。「新規目的地」の項目指定ボタンが押圧されると、設定された目的地を取り消して、カーソルが表示されている位置に新たな目的地を設定する。
【0033】
「交通情報表示」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルが重なる道路の渋滞情報を道路に沿って表示する矢印などによって表示させる。渋滞は赤色、混雑は橙色、順調は緑色の矢印で表示し、矢印の長さで混み具合を表示する。「詳細地図表示」の項目指定ボタンが押圧されると、表示されている地図に比べて縮尺を詳細側に一段階変更された地図を表示させる。「鳥瞰図表示」の項目指定ボタンが押圧されると、平面地図から鳥瞰図表示の地図に、地図の表示を切り替える。
【0034】
「高速道路誘導」の項目指定ボタンが押圧されると、カーソルの位置に対応する地図上の地点に最も近い高速道路の入口を検索し、現在地から検索された高速道路の位置口までの経路を探索し、探索された経路の経路誘導を開始する。「広域地図表示」の項目指定ボタンが押圧されると、表示されている地図に比べて縮尺を広域側に一段階変更された地図を表示させる。
【0035】
ステップS113では、サークルメニューを消去する。そして、ステップS104に戻る。
【0036】
以上の実施形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
(1)表示モニタ16上の地図のスクロールが終了したとき、地図の中心付近の表示状況を検出し、検出された地図の中心付近の表示状況に基づいて、複数のメニュー項目を選択し、選択されたメニュー項目を表すボタンを地図の中心付近を囲うように地図に重ねて表示するようにした。これにより、地図をスクロールさせた後に適切な機能を素早く実行させることができる。
【0037】
(2)地図の中心付近に施設があることを検出すると、地図の中心付近の施設の情報を表示するメニュー項目を選択してそのボタンを表示するようにした。これにより、地図をスクロールさせた後に適切な施設の情報を素早く表示することができる。
【0038】
(3)地図の中心付近が海であることを検出すると、自車位置を画面中心とするメニュー項目を選択し、そのボタンを表示するようにした。これにより、地図をスクロールさせた後に、自車位置を素早く確認することができる。
【0039】
(4)地図の中心付近に渋滞している道路があることを検出すると、道路の渋滞情報を表示するメニュー項目を選択し、そのボタンを表示するようにした。これにより、地図をスクロールさせた後に道路の渋滞情報を素早く確認することができる。
【0040】
(5)地図の中心付近が市街地であることを検出すると、地図の縮尺を詳細地図側に変更するメニュー項目を選択し、そのボタンを表示するようにした。これにより、スクロール後に詳細地図により市街地の道路の確認が素早く行うことができる。
【0041】
(6)地図の中心付近が市街地であることを検出すると、地図の表示を鳥瞰図表示に変更するメニュー項目を選択し、そのボタンを表示するようにした。これにより、スクロール後に鳥瞰図表示の地図により市街地の道路を素早く確認することができる。
【0042】
(7)地図の中心付近が高速道路であることを検出すると、高速道路の入口まで経路誘導を行うメニュー項目を選択し、そのボタンを表示するようにした。これにより、スクロール後に高速道路の入口までの経路誘導を素早く実行させることができる。
【0043】
以上の実施形態のナビゲーション装置1を次のように変形することができる。
(1)スクロール後の地図画面中心にカーソルを表示しないで、サークルメニューを表示するようにしてもよい。この場合、表示された地図の中心付近を中心にサークルメニューを表示する。また、サークルメニューの項目も、地図の中心付近の表示状況に基づいて決定される。
【0044】
(2)サークルメニューの項目をアイコンで表示するようにしてもよい。
【0045】
(3)サークルメニューを半透明で表示するようにしてもよい。サークルメニューと重なる地図の部分もユーザが認識することができ、便利である。サークルメニューの項目をアイコンで表示するときもアイコンを半透明で表示するようにしてもよい。
【0046】
(4)図4のステップS107で、サークルメニューの項目として選択されなかった項目についても、サークルメニューの項目として決定された項目とは表示態様を異なるようにして、表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、サークルメニューの項目として選択されなかった項目についても認識することができ、便利である。たとえば、サークルメニューの項目として選択されなかった項目のみグレーアウト表示する。
【0047】
(5)サークルメニューの項目として「縮尺最適化」を選択し、そのボタンが押圧されると、車両の現在地と、カーソルの位置に対応する地図上の地点とが同時に表示される縮尺に地図の縮尺が変更されるようにしてもよい。
【0048】
(6)地図をスクロールさせたときの履歴を記憶するようにし、サークルメニューの複数のメニュー項目の中から所定のボタンを押圧することによって、記憶された履歴に基づいて、地図のスクロールで地図の中心付近が通過した行政区画の履歴、たとえば、通過した都道府県や、ヨーロッパ地域の場合は通過した国家などを表示するようにしてもよい。
【0049】
(7)車両の現在地と、スクロール後の画面中心付近の位置との関係に基づいて、サークルメニューの項目を決定するようにしてもよい。たとえば、車両の現在地と、スクロール後の画面中心付近の位置との間の距離が所定以上になったとき、上述の「現在地」のメニュー項目をサークルメニューの項目として選択するようにしてもよい。スクロール後に表示されている地図が現在地に近い場合は、現在地まで地図をスクロールさせることは容易であるので、「現在地」の項目を設ける必要がなく、却って表示されない方が他の項目を選ぶとき迷わず、都合がよい。一方、スクロールされた地図が現在地から遠い場合は、現在地まで地図をスクロールさせることは困難であるので、「現在地」の項目を設けると便利である。
【0050】
本発明は、地図表示装置であれば、ナビゲーション装置に限定されない。たとえば、ナビゲーション機能付きのゲーム機や携帯電話でもよい。
【0051】
本発明は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置で実施される電子地図にも適用することができる。
【0052】
実施形態と変形例の一つ、もしくは複数を組み合わせることも可能である。変形例同士をどのように組み合わせることも可能である。
【0053】
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
【符号の説明】
【0054】
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
16 表示モニタ
19 タッチパネル
20 地図
22 カーソル
23a〜23h サークルメニュー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示モニタと、
地図を前記表示モニタに表示させる地図表示制御手段と、
前記表示モニタに表示されている地図をスクロールするスクロール手段と、
前記スクロール手段による地図のスクロールが終了したとき、前記表示モニタ上に表示されている地図の中心付近の表示状況を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記地図の中心付近の表示状況に基づいて、複数のメニュー項目を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された複数のメニュー項目を表す複数のボタンを前記地図の中心付近を囲うように配置させて前記地図に重ねて表示するメニュー表示制御手段と、
前記メニュー項目の複数のボタンの中から1つのボタンを指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定されたボタンに対応する機能を実行する機能実行手段とを備えことを特徴とする地図表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の地図表示装置において、
前記検出手段により前記地図の中心付近に施設があることが検出されると、
前記選択手段は、前記施設の情報を表示するメニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の地図表示装置において、
前記検出手段により前記地図の中心付近に海があることが検出されると、
前記選択手段は、前記表示モニタの画面中心付近に自車位置が位置するように地図をスクロールするメニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地図表示装置において、
前記検出手段により前記地図の中心付近に渋滞している道路があることが検出されると、
前記選択手段は、渋滞情報を表示するメニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の地図表示装置において、
前記検出手段により前記地図の中心付近が市街地であることが検出されると、
前記選択手段は、前記地図の縮尺を詳細地図側に変更するメニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の地図表示装置において、
前記検出手段により前記地図の中心付近が市街地であることが検出されると、
前記選択手段は、前記地図の表示を鳥瞰図または3D表示に変更するメニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の地図表示装置において、
前記検出手段により前記地図の中心付近に高速道路があることが検出されると、
前記選択手段は、自車両を前記高速道路の入口まで経路誘導するためのメニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の地図表示装置において、
前記選択手段は、自車位置と、スクロール終了時の地図の中心付近の位置との関係に基づいて、前記メニュー項目を選択することを特徴とする地図表示装置。
【請求項9】
地図を表示モニタに表示させる表示制御処理と、
前記表示モニタに表示されている地図をスクロールするスクロール処理と、
前記スクロール処理による地図のスクロールが終了したとき、前記表示モニタ上に表示されている地図の中心付近の表示状況を検出する検出処理と、
前記検出処理によって検出された前記地図の中心付近の表示状況に基づいて、複数のメニュー項目を選択する選択処理と、
前記選択処理によって選択された複数のメニュー項目を表す複数のボタンを前記地図の中心付近を囲うように配置させて前記地図に重ねて表示するメニュー表示制御処理と、
前記メニューの複数のボタンの中から1つのボタンを指定する指定処理と、
前記指定処理によって指定されたボタンに対応する機能を実行する機能実行処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−50305(P2013−50305A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−284797(P2009−284797)
【出願日】平成21年12月16日(2009.12.16)
【出願人】(000001487)クラリオン株式会社 (1,722)
【Fターム(参考)】